佐々木 「私たちはルスツリゾートに来ています! 今回はこの留寿都村を含めた 羊蹄山麓エリアで栽培されている ハイレベルの絶品大根をご紹介します!」
森崎 「上がっちゃうよ!」
森崎 「本日のあぐり王国は ココ、留寿都村で大根の…」
ひぃやー
突然地上60mの上空へ飛んでいく3人…
ひぃやーひぃやーひぃやー
叫び声が遠のいていく… ※3人が乗っているアトラクションは 「スペースショット」。 ショットされると重力がかかって 一気に地上60mの上空へ! そして次の瞬間には急降下! お問い合わせは「ルスツリゾート」まで! TEL(代表)0136-46-3111
スリル満点のアトラクションで 少々お疲れ気味の河野
河野 「早く…大根勉強しに行きましょう… それか、和やかな乗り物に乗りましょ!」
では早速あぐりっこ達も合流!
河野 「では大根を勉強しに元気に参りましょう~」
一同 「おおー!!」
一行が訪れたのは大根生産者の 吉本さんの畑。 大根をはじめ7種類もの農作物を 栽培している達人です!
森崎 「ものすごいキレイな大根畑!」
河野 「丘になっているのはキレイですが 作業するのは大変なんですか?」
森崎 「なぜこの一体は大根の 一大産地になったんですか?」
吉本さん 「大根の栽培に適した気候が 一番の理由ですね! 昼間は温度が高く、夜は寒い。 寒暖の差もあってシャキシャキ感もでる! 洗ったときのツヤも良いですよ」
早速みんなで収穫体験!
森崎 「大根は全部が土に埋まっていると思いきや…」
あぐりっこ 「半分ぐらい土の上に出ている!」
吉本さん 「これは“青首大根”といって 生食向きの大根ですよ」
吉本さん 「抜くときは葉っぱを持って 真上に引いてください!」
さあ引っ張りますよ~~
一斉に リーダー!リーダー!リーダー!
スッポン!
森崎 「とったど~~!!」
佐々木 「すごいおっきい~」
河野 「コレねこうすると… 陽気なサンバみたいな!」 森崎 「ビバ!サンバ!」
あぐりっこ隊も収穫を体験し とれたての大根を生で試食することに-
ナオキ君 「おいしい!」
マヒルちゃん 「ちょっと辛い!」
ナオキ 「でも中の方は甘いよ!」
じゃ~ん! もんすけです! 実は日本で最も消費されている 野菜は大根なんだって!! その大根、場所によって味や食感が 違うんだけど、みんな知ってた!?
葉っぱに近い硬い部分は、炒め物や浅漬け 真ん中の甘い部分は、おろしやサラダ 辛みの強い下の方は、炒めものにオススメ!
大根をよりおいしく食べる参考にしてね!
森崎 「こちらの大根にはルールがあるって 聞いたんですけど…」
吉本さん 「10月の中旬ぐらいまで安定的に 毎日決まった量を市場に出荷しないといけないので 冬の間に“○月○日にアナタは出荷して下さい”と 日にちを決めて、ソレに合わせて農家の人が 逆算して種をまいていくんです」
「羊蹄山麓エリア」で採れる大根は、 出荷量・品質ともにトップレベル! 良質な大根を数多く出荷する秘密、 それはこれら三つの取り決め! 「栽培スケジュールを立てる」 「エコファーマー」「4年以上の輪作」。 生産者全員がこれらを守り栽培しているのです!
吉本さん 「雨が降ろうが暑かろうが 決められた日には必ず出荷するんです」
もんすけです! 厳しい取り決めを守って大根を 作っているJAようていの生産者さん! 皆さんが認証を受けた 「エコファーマー」って…なに!?
後志農業改良普及センター 小形 智子さん 「“エコファーマー”とは 健康な土づくりをして 化学肥料や化学農薬をできるだけ減らした 栽培をしている農業者のことです。 環境にやさしい農業の取り組み、 安心・安全な農産物をつくってます。 JAようてい大根生産組合では 平成18年から136名全員が北海道知事から 認定を受けまして“エコファーマー栽培”に 取り組んでいます」
輪作とは同じ畑で同じ作物を 作り続けないように、 複数の種類の作物を毎年畑を かえながら作る方法! そうすることで土が健康に保たれ、 良質な作物ができるのです。
※1年目に畑①で大根を栽培したら、 2年目は畑②、3年目は畑③、4年目は畑④と 畑をかえて栽培し、同じものを連続して 育てないことです。
こだわりの大根には出荷する直前にも 「厳しいチェック」が! そこでやってきたのは、 村の大根を全国に出荷する「大根洗浄選別施設」。
森崎 「村の大根すべて集まるんですか?」
JAようてい 冨田 貴之さん 「平均しますと18万本の大根が…」
一同 「ええー18万本??」
河野 「しかもチェックが厳しいと聞いたのですが」
冨田さん 「まずコチラに入ってきた大根から 5本選んで取り出して中身の検査をします」
厳しいチェック体制に一同ビックリ!
河野 「残りの大丈夫かもしれない7本とかも含めて 箱全部がダメってコトですか?」
冨田さん 「トラック1台!」
一同 「トラック1台!きびしい~」
実際に検査の様子を見てみると-
トラックの荷台に積まれた大根を 色んな場所から計5本選び出し、 水で洗いながら外側に虫食いなど無いかチェック!
そして大根を半分に切って 中身を見ていきます!
河野 「残り2本ですよ…ドキドキしますね!」
さてどうでしょうか?
森崎 「ジャッジいかがですか?」
検査員 「大丈夫です!」
一同 「やったー、イエーイ」
吉本さん 「いえいえ、まずは第1段階です。 同じ検査がもう1回あるんです」
河野 「コレだけじゃないんですか??」
吉本さん 「同じ検査をもう1回やります!」
一同 「厳しい~」
冨田さん 「これだと上側しか検査できないので 今度は水槽の中に入れて 下側から5本とって検査します!」
因みに規格外の大根は、 肥料などに有効利用されています。 続いては大根がどのように 選別・出荷されているのか、 こちらの施設に潜入!
冨田さん 「ココが受け入れ水槽になります!」
一同 「うわースゴイ数だあ~」
やって来たのは大根洗浄選別施設。
森崎 「4槽もあるよ! 土とか汚れ落としてるんだ」
あぐりっこ 「細かく洗ってる!」
お次はおいしい大根を使ったお料理を いただきました! 教えていただいたのはJAようてい女性部の 鈴木さん、大友さん、本田さんです!
最初にご馳走になったのは ツナとマヨネーズを和えた「大根サラダ」!
※詳しい内容はレシピコーナーへ
河野 「グルメレポーターになればイイよ!」
負けずに森崎も… 「それぞれの食感が豊かで 歯ごたえの遊園地みたいだね! (反応が薄いので念押しで) ルスツリゾートだからね!」
無反応のあぐりっこ…
河野 「あぐりっこには響かなかった…」
さて続いての大根料理が「マーボ大根」。
料理が登場し飛び上がって喜ぶハヤテくん 食べてみると… ハヤテ君 「うまっい~!! 色んな食べ物が手と手を取り合っている感じ!」
佐々木 「味の評論家ですね!」
河野 「詩人ですか?」
森崎 「畑・工場を見て大根も頂いて… みんなどうだったかな?」
ハヤテ君 「食べる人の気持ちを考えて作ってくれているから とってもありがたいって思う!」
河野 「我々3人よりあぐりっこ4人の方が しっかりしたコト、言ってます!」
森崎 「ボクは今日一日、 おだってたな、と」
藤尾仁志の週刊あぐりNEWS
こんにちは週刊あぐりニュースです。 以前もお伝えしたアノ農業テーマパークが ついにグランドオープンです。
“食と農のつながり”がテーマの 【ホクレン 食と農のふれあいファーム くるるの杜】が 昨日札幌の隣、北広島市にグランドオープンしました。
札幌ドーム3個分以上もの広大な敷地には ジャガイモや玉ネギなどの収穫体験ができる農場や とれたて野菜を調理して食べられる 調理体験施設もあり、ここだけで生産から消費までを まるごと体感することができるんです。
さらにとれたての恵みをバイキング方式で楽しめる 農村レストランも開業しました。 また先行オープンしていた農産物直売所は 新鮮な野菜を買い求めるお客さんで 連日大盛況ということです。
夏休みは家族みんなであぐりっこ隊! 子供も大人も楽しめる“くるるの杜”へ みんなも出かけてみてはいかがでしょう! ■くるるの杜 住所)北広島市大曲377-1 電話)011-377-8700
【農畜産物直売所 営業時間】 6月~10月:午前10時~午後5時 (8月いっぱいは午後6時まで延長) 11月~5月:午前10時~午後3時
【農村レストラン 営業時間】 ランチ 11:30~15:00 ディナー 17:30~21:00(6月~10月のみ)