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2018年06月30日(土) | ♯482 料理研究家がこだわりの北見産白菜にふれる編
2018年06月30日(土) | 灌水システムが完備!
2018年06月30日(土) | 灌水のおかげで育ちが良い!
2018年06月30日(土) | 勢いよく飛び出す水!
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2018年06月16日(土) |  セロリ料理をいただこう!


「セロリを使ったお料理を料理研究家の
 大澄さんに教えてもらいます」

ハーブ&クッキングルームKINA 大澄かほるさん
「よろしくお願いします」

リーダー「以前にも…一度」

大澄さん「ハーブの時に!」

リーダー「あの時ね!場所ね!あそこで…」

大澄さん「あそこで(笑)あの場所で…」

ハーブを中心に、
香味野菜を使った料理を提案する大澄さん。
以前は、北区・篠路にある自身のハーブ畑で、
お手軽料理を披露してくれたんです。
果たして、セロリを使ったレシピとは…?

大澄さん
「今日は春セロリの混ぜごはんです!
 ひき肉の油や味噌のうまみで
 セロリの苦味をえぐみを少なくして
 召し上がっていただきたいというレシピです」

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180616&selectmonthforcal=201806

セロリ料理が完成!
生産者の佐伯さんも交えて試食してみます。


まずはセロリの混ぜご飯です。

セイジ「すんごい美味しい!」

リーダー
うまいっ!
 ハウスで食べたシャキシャキ感が残ってる!
 すげー」

佐伯さん
「セロリの香りが鼻にふわっとくる感じが…
 噛めば噛むほどセロリの甘みと
 ひき肉の肉汁が口の中に広まる感じで…」

大澄さん
「すごい…お上手!!」

乙女のように照れる大澄さんに
大爆笑!
ところが-

リーダー
「でも…
 おいしさは伝わらないな…」

あれ?佐伯さんにジェラシー?

森「伝わりましたよ」

続いては、セロリの水餃子を、
もともと苦手だった森アナと、
今回がセロリ初挑戦だったナナミちゃんが
食べてみると…?

ナナミ「おいしい!」

森「苦味はなくなってる?」

ナナミ
「うん。食感も残ってて美味しい!」


「あっ!おいしい。
 旨みがシッカリ感じられますし
 後からほんのり香りがくる…」

そして、実はもうひと品作ってくれていた大澄さん。
なんと茎をすりおろし、細かく刻んだ葉を使った、
セロリのシャーベット!
ヨーグルトとりんごジャム、
レモン汁を一緒に袋に入れてもみ込み、
冷凍庫に入れるだけと、つくり方も簡単!
果たして、その味は…?

セイジ
おいしいっ!
 ヨーグルトとセロリとリンゴの味がする」

大澄さん「正解です!」

佐伯さん
「リンゴとの相性がすごくいいですね!」

大澄さん「こだわりポイントでした!」

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180616&selectmonthforcal=201806


「あらっ!二人とも完食!」

リーダー
「セイジは分かるけどナナミも全部食べた!」


「苦手だなって子どももいると思うけど
洞爺湖のセロリ是非食べてほしいです。
 変わるかもしれない!」

佐伯さん
「料理の仕方1つで味のレパートリーって
 こんなに広がるんだなって…
 ぜひこういう食べ方を色んな方に知って頂いて
 セロリ好きな人が
 1人でも増えたら嬉しいです」

 

リーダー
「そうですよね~
 みんなが食べて
 1人でもセロリ好きが増えると良いですよね!
 (キラリ♪)」

あれ?佐伯さんに対抗してる?

みなさん、こんにちは!
今日は、来週行われるイベント、
「北海道新規就農フェア」と
「ラワンぶき狩り」のお知らせだよ。


23日(土)に北海道自治労(じちろう)会館で、
「北海道新規就農フェア」が開催されます!
農業を仕事にしたい!という人への相談会や
農業研修の情報提供コーナーがあるよ!
入場無料だから、興味のある人は行ってみてね。


続いては、24日(日)に、
足寄町で開催される「第21回 ラワンぶき狩り」。
足寄町名産のラワンぶきの詰め放題が楽しめる、
人気のイベントだよ!
みんなもおいしいラワンぶきを、
たくさんゲットしに行ってみよう!

----------------------------------
6月9日のクイズ
「ホルスタインクラブがあるのは
 帯広の何という高校だったかな?」

正解は「帯広農業高校」でした。


2018年06月09日(土) |  ♯479 共進会に挑む帯農高の青春!後編

(NA 森結有花アナウンサー)

牛の美人コンテスト「共進会」に、
青春をささげる若者たちがいます。

帯広農業高校ホルスタインクラブ。 
通称ホルクラ。
1年間に7回参加する共進会へ向けて、
牛の手入れや調教を行う、部活動です。

(NA森崎リーダー)
牛が言うことを聞かなくて大変な時も、
よくあるけど…

部員同士でぶつかり合うことも、
たまにあるけれど…

ホルスタインへの愛情と、
仲間との友情が最大の武器!

凄腕の酪農家さんたちと同じ土俵で、
牛の美しさを競い合います!

今回のあぐり王国ネクストは、
前回に引き続きホルクラ奮闘記後編。
十勝最大級の共進会で、
彼らが演じた驚きのドラマとは?!

(森)
4月27日。
ホルスタインクラブは、
今年度1回目の共進会に参加。
結果は振るいませんでしたが、
内容的には大きな手ごたえを得て、
その日を終えました。

ホルスタインクラブ3年
部長 櫻井郁也くん
「惜しかったなあ~」

佐藤柊誠くん「あはは」

櫻井郁也部長
「これは十勝の共進会でも楽しみだよ」

次は5月13日。
十勝最大級の共進会が待っています。

櫻井部長は、5月の共進会へ向けて、
ただならぬ思いを抱いています。

櫻井部長
「普通の共進会は牛がメインなんです。
 リードマンコンテストは
 規模が大きい共進会じゃないとやらない。
 全道とか5月の十勝の大会じゃないとやらない。
 リードマンコンテストは人のひき方を見るので
 1番を狙えるように頑張りたいです!」
リードマンコンテストとは、
牛を誘導する技術の審査会。
出場者は、20歳以下に限られています。
ホルスタインクラブからは、
2年生と3年生全員が出場します。
部長として負けるわけにはいかないのです。

(森崎)
櫻井部長は苫小牧の近くにある厚真町の出身。
高校入学以来、寮で暮らしています。

「いただきま~す」

佐藤柊誠(しゅうせい)君とは、
1年生の時から、酪農科学科、ホルスタインクラブ、
そして寮でも一緒。
同じ時間を長く過ごして、友情を育んできました。

そんな2人は、どうして酪農を学んでいるのかな?

佐藤柊誠君
「実家が酪農家なので!」

櫻井部長
「自分は中学の時の職業体験で
 地元の酪農家さんのもとに行った時に
 惹かれました!」

櫻井部長は、農家の出身ではありませんが、
高校1年から実家を離れて農業を学んでいます。
なかなか大胆な進路選択ですよね。

そんな部長のことを、
ご家族はどう思っているのでしょう。
応援しているのか?心配しているのか…?


2018年06月09日(土) |  離れて暮らす家族と再会

(森)
5月2日。
櫻井部長は、ゴールデンウィークを使って
里帰りをしました。

裕司さん(父)「宜しくお願いします」

裕司さん「おかえり」

櫻井部長
ういっす…
 言ったっけ?(1年生)何人入部したか?」

裕司さん「10何人?」

櫻井部長「17人!!」

裕司さん
「そんなにみんな牛好きなんだ」

厚真町の実家に到着。

「ただいま~」

「おかえりなさ~い」
櫻井部長の家族は、お父さんとお母さんの裕子さん
妹の南実(みなみ)ちゃんと李樺(ももか)さんとの
5人家族。看護師を目指す李樺さんも、
この春から実家を離れ、寮で暮らしているため、
久しぶりの一家団欒です。
櫻井部長「やっぱ うめえや!」

裕子さん
「この間のホルクラの大会どうだった?」

櫻井部長
「良かったよ…4頭中だったけど3位!」

櫻井部長
「最近さあ分解のプロジェクト鶏やってるから
 授業中、卵メッチャ食える!」

裕子さん「良かったね」

親元を離れて、はや3年目。
ご両親は、櫻井部長をどのような目で
見守っているのでしょう。

裕子さん
「私は子供に早いうちに親許を離れて
 厳しい状況の中で成長してほしいなって
 思いはあったので大賛成で!
 なおかつ、やりたいことの為に
 少しでも早く夢に近づくような
 勉強ができるんだったら
 なおさらいいじゃないかなって
 本当に応援する気持ちで送り出しました」

裕司さん
命の大事さとか
 そういうのを一番教えてもらえる学校だと
 思うんですよね。農業高校って…。
 今の息子を観てて、良かったんだろうなと。
 何かあったら…助けようとは思いますけど
 特に出る幕はないかな?

裕子さん「そうですね」

(森崎リーダー)
家族に応援されながら、
大好きな酪農を学ぶ櫻井部長。
今度の共進会で良い成績を出して、
みんなを喜ばせてあげたいね!

2018年06月09日(土) |  いざ共進会へ―そこに学びがある

(森)
5月11日。
共進会を2日後に控え、
ホルスタインクラブが活気づいています。

櫻井部長
「今日小さいバリカン充電しておかないと…」
「頭絡(とうらく)は今日の夜確認して
 明日忘れないように…」

明後日の共進会は、十勝最大級の規模。
ホルクラは明日から泊まり込みで参加します。

ホームグラウンドで調教できるのは、
この日が最後。

「これからリードマンコンテストを始めます。
 エントリーナンバー1。
 キムラ・ヨシヒロさん!」

2年生と3年生全員が出場する
リードマンコンテストに向けて、
調教に熱が入ります。

(森崎リーダー)
これまでの実績では櫻井部長と柊誠君が、
他の部員より一歩リードしているそうです。
そんな二人に意気込みを聞いてみると…

柊誠君
打倒!部長っすかね!?えへへ」

櫻井部長
「部長として…負けたくないなっていうのは
 いつもありますね。リードマンやる時は!」

おっと…
お互いをライバル視しているようですね。
これはこれで盛り上がりそう!
本番が楽しみです!

(森)
5月12日、共進会前日。
帯広の隣・音更町にある共進会場、
アグリアリーナ。ホルスタインクラブは、
この日から泊まり込みで
共進会の準備にかかります。

牛舎の中に、牛の世話をする用意はもちろん、
部員が過ごせるスペースも作り、
これから始まる長丁場に備えます。

ホルクラがエントリーしているのは、
牛の品評会では、
子牛と出産経験のある2才の牛の2頭。
そして、リードマンコンテストに6名。

明日の本番まで一丸となって、
牛の世話と手入れの最終仕上げなどを
行うのですが、部員達には
他に楽しみにしていることがあります。

「こんにちは~」

編田(あみた)尚弘 (酪農家-陸別町)
「今から毛刈りの勉強をします。
 牛の良いところをより美しく見せる!
 そして牛の欠点を隠す!
 という大事なことがあります。
 これは1日で出来ることではなくて
 普段からバリカンを持って
 バリカンを自分のものにしなければ
 すごく練習しなければ上手になりません。
 これから毛刈りの勉強会しますが、
 見るだけでなくてですね、
 今日やったことを高校に帰って牧場で
 とにかく練習する!
 ということをしてください。
 それでは今からやりますんで
 枠の周りにみなさん来てください」

(森崎リーダー)
共進会は、たくさんの酪農家が集まるので、
大切な情報交換の場となっているほか、
若い世代を育てる場でもあるんですね。

編田さん
ドライヤーの使い方!
 まずトップライン立てるんで
 まずドライヤーを全開にして…」

現役バリバリの酪農家が指導してくれる、
貴重な機会です。
ホルクラのみんな存分に学んでいってください!

筥嵜幸さん
「自分これから明日に向けて
 仕上げてがあるんですけど
 ドライヤーの使い方とか
 毛刈りも楽しみながら頑張りたいと思います」


2018年06月09日(土) |  デモンストレーションで力試し!

日も暮れてきました。

ホルクラの夕ご飯は、わあ~バーベキュー。
美味しそうだし楽しそう!

ただ、ホルクラの長い夜は、
まだ始まったばかりです。

場内アナウンス
「みなさんこんばんは。
 今からリードマンコンテストの練習を
 始めたいと思います」
櫻井部長
「忙しい合間を縫って僕たちのために
 こうした指導する時間を作っていただき
 ありがとうございます。
 今日はたくさんのことを学んで
 明日のリードマンコンテストに
 活かしたいと思いますので、
 宜しくお願いします」

アナウンス
「牛の歩幅に合わせて
 人間の歩幅も合わせる」

(森)
夜7時。今度はリードマンコンテストの講習が
始まりました。
牛を引くコツや、コンテストの手順などが
説明されていきます。

アナウンス
「牛の鼻と肩・人間の立っている位置が
 必ず二等辺三角形になるようにリードする」

講習が一通り終わった時、
ある発表がありました。

編田さん
「今から明日のデモストレーションを…
 明日と同じような順位をつけます」

明日に先駆けて、
本番さながらの模擬審査が
行われました。
リードマンコンテストは、
出場者が20歳以下に限られていますが、
大学生など、ホルクラより年上の人も多く
参加しています。

1位を目指し、
部員には絶対に負けたくない
語る櫻井部長。
そして、
その部長に勝つことを目標としている
柊誠(しゅうせい)くん。

デモンストレーションながらも、
緊張感が伝わってきます。

(森崎リーダー)
結果は、部長も柊誠くんも、
順位のつかない下位グループに入りました。
ただ、これはあくまでデモンストレーション。
明日の本番、期待してるよ!

筥嵜さん「よし行こう女子!」

男子「ご就寝だ!ご就寝!!」

(森)
夜9時。
これから交代制で、
夜を通して牛の世話をします。
牛舎に残るグループと、
仮眠をとるグループとに分かれました。


2018年06月09日(土) |  夜も更けて…って夜中から準備が!

(森崎リーダー)

寝床は共進会場の会議室だそうですが…

う~ん…
寝心地はちょっとだけ良く無いかも知れないね。
でもね…。

柊誠君「いいって!いいって!」

他の生徒
「近い近い…」
「起きたら柊誠に抱きついてるかも!」
「先輩死んでるかもしれない!朝起きたら」

ほらほら…
なんだか楽しそうで安心しました。

一方こちらは、夜の牛舎。
牛の寝床がフンなどで汚れないように、
ずっと見張っているんです。
深夜12時に交代するそうですが、
大変そうだなあ
牛舎の外では、
酪農家の皆さんが親睦を深め合っています。
こうして共進会前夜は更けていったのでした。
と、思ったのもつかの間!
深夜というか早朝と言うか、
日が変わって5月13日の午前2時30分!

(森)
ホルクラの闘いは、
すでに始まっていました。

これから本番に向けて、
最後の仕上げ作業に入ります。


2018年06月09日(土) |  一次審査スタート!
美しき乳牛の祭典、
十勝ブラック・アンド・ホワイト・フェスティバル。
十勝最大級の共進会と、
酪農関連の物産展
同時に行われる一大イベント。
十勝の酪農の更なる発展を目指し、
今年で5回目を迎えました。
十勝乳牛改良同志会連合会
吉川 要会長
「酪農家と言っても
 遺伝子を改良するグループと
 乳製品を作って6次産業化するグループがあって
 それぞれでイベントをやっていたんです。
 同じ酪農業としてミックスできるような
 イベントはないかというのが始まりで
 一緒にやるようになりました。 
 一般の消費者にもキレイな牛を見て頂いて
 おいしい乳製品を食べていただくという
 コンセプトで始めました」

来場者
「初めて来てみようかってなって…
 牛を見に来ました。
 あと美味しいもの、あるかな~って」
「美味しいよ~!でも酸っぱかった!」

ディレクター(牛さん見た?)
「しっぽかわいい~♪」
「しっぽフサフサしてすごいかわいい~」

ホルスタインクラブが出場する
クラスの審査が始まりました。

まずは、子牛の部。
部員みんなが、毎日懸命に世話をしてきた牛を
筥嵜(はこざき)さんがリードしましたが、
残念ながら入賞は出来ませんでした。

(森崎)
この後は、いよいよリードマンコンテスト。
親友でもありライバルでもある、
櫻井部長と柊誠くんの対決です!

櫻井部長
「なるべく上位とりたいですけど…
 ホルクラ内では1番とりたいです。
オレ勝つから!」

柊誠くん「どうぞ!あははは」

アナウンス
「ただ今よりリードマンシップコンテストを
 開催いたします。本日は23名のリードマンが
 参加しております」

アナウンス
「L05 帯広市 櫻井郁也さん 高校3年 17歳」
「L06 帯広市 佐藤柊誠さん 高校3年 17歳」

(森)
牛をリードする技術は、
共進会で良い成績を収めるために、
無くてはならないもの。
審査のポイントをお聞きしました。

審査員 角倉 充彦さん
「リードマンコンテストにおいては
牛を審査員に見せる!
 ということが第一なので…
 引っ張っている牛の特徴をとらえながら
 どういう風に引っ張れば審査員によく見えるか?
 審査員との駆け引き
 できるっていうのが
 ポイントになってくるのかなとも思います」

審査の手順は、
まず歩いている牛と人を見て上位から指名。

その順番に並ばせます。

(森崎リーダー)

現在3位まで指名が進んでいます。
続いて指名されたのは…柊誠くん!
まずは1次審査で4位に入りました!
ヤッター!

一方の櫻井部長。
次々と指名が続いているのですが、
なかなかお呼びがかからないな~

2018年06月09日(土) |  二次審査…結果はいかに?

(森)
続いて立ち止まった状態を審査。
ここで順位が入れ替わることもあります。

(森崎リーダー)

審査員が、ちょうど柊誠くんの前に来た時です。

ああっ!牛が動いてしまいました!

これはちょっと気まずいぞ…

果たして、審査にどんな影響が出るのか?
隊列を乱したら、ぐるっと一回りして
元の位置に戻るのがルールなんです。

さあ柊誠くん、気を取り直して頑張ろう!

再び歩きながらの審査。
上位から順に歩き始めます。

1位と2位は、そのまま変わらないようですね。
続いて、現在3位の番…

おや?今の審査員のジェスチャーは何でしょう?

おっと!
なんと柊誠くんが先に行けという事!
ここで4位から3位に繰り上がりました! 
やったね~柊誠くん!
そして見事、
そのまま3位でフィニッシュ! 
おめでとう、柊誠くん!
部長や筥嵜さんは残念ながら上位入賞ならず。
柊誠くん
ビックリする!自分でも。あはは。
 あんな高い順位にいけると思わなかった!」

櫻井部長
「打倒部長されました…」

柊誠くん「あははは」

櫻井部長「もう部長やめます!」

柊誠くん「いやいや。あはは」


2018年06月09日(土) |  ホルスタの挑戦は続く!

(森)

およそ2週間前…

今年度1回目の共進会で、
大いに手応えを感じていた2歳の牛。

この日、いよいよ出番を迎えました…
なのですが-
櫻井部長
「ちょっと(暴れて)うるさいので
 2人でひこうかなって…
 あんまり良くはないんですけど…
 どうしようもないので…」

(森崎リーダー)

実はコンディション調整に失敗したそうで、
乳房が張り過ぎて機嫌が悪いたみたいなんです。

1人ではどうにもならないので、
2人で引くことにしたのですが、
おっとっと…
これは、なかなか厳しそうですね。

体型の美しさには自信があったのですが…

この暴れっぷりが影響してなのか、
入賞に一歩及ばず
6位という結果でした。

柊誠くん
「惜しかったなあ~悔しい!」

櫻井部長
「あと一歩で入賞だったので…」

櫻井部長
「やー暴れてなかったら…
 いけたかもしれない!」

こうして今回の共進会を終えた、
ホルスタインクラブ。
これからも部員一丸となって、
是非がんばってください!

櫻井部長
「柊誠が大学生とかいる中で
 3位に入ってくれたのは
 ホルスタインクラブの部長としては
 嬉しいことですし…」
櫻井部長
「今までだと十勝の農家さん相手に
 入賞できなくて悔しいなって
 思いも出来ないくらい
 もう雲の上の存在だったので。
 酪農家さんたちが戦っている土俵に
 少し上がってこれた実感はあったので
 この調子で次の共進会も頑張っていきたい!

お・ま・け

櫻井部長「これが次の部長です」

2年生 佐藤祐規くん
「あはは!」

カメラマン「ちょっと花みせて?」

佐藤くん「しおれてるんですよ!」

櫻井部長「カワイイ~!あははは」

----------------------------------
6月2日のクイズ
「ホルスタインの美人コンテストのことを
 ○○会と言ったかな?」

正解は「共進会」でした。


2018年06月02日(土) |  ♯478 共進会に挑む帯農高の青春!前編

(森アナウンサー)
突然ですが皆さん、
乳牛の見た目の美しさを競い合う
コンテストがあるのをご存知ですか?
体型や姿勢の美しさは、健康の証とされ、
より良い生乳や、より良い子孫を残す上で
大切な要素となり、
優れた乳牛であることの評価基準となります。

また、牛とのコミュニケーション能力や、
行き届いた飼育管理など、
酪農家の日々の努力を、
一つの作品として披露する場にもなります。

酪農業界で共進会と呼ばれているこのイベント。
古くは明治時代から、
全国各地で開催されています。

(森崎博之)
共進会に青春をささげる若者たちがいます。
帯広農業高校・ホルスタインクラブ。
略してホルクラ。

ホルスタインへ愛情を注ぎ込み
体を張って調教して
仲間たちと寝食を共にして
力を合わせて挑む本番…

ホルクラの共進会にかける青春に密着しました。

(森)
4月18日。
帯広農業高等学校。
放課後、ホルスタインクラブの活動が始まります。
ホルスタインクラブが行う活動は、
共進会に出品する乳牛の手入れや調教など、
共進会向けに専門化した内容。

3年生3名、2年生3名、1年生17名の計23名、
1年間で7回の共進会へ参加する予定です。

(森崎)
いわゆる部活動、って考えると、
ずいぶんユニークな活動内容ですよね。
ねえみんな、数ある部活動の中から、
どうしてホルクラを選んだんですか?

ホルスタインクラブ2年 加藤光希さん
「先輩に誘われて体験に来た時に
 自分は家が農家じゃないので
(授業の)実習だけではなく普段の活動でも
 牛に触れらたらいいなと思ったので…
 将来は酪農とか農業に関係した
 仕事に就きたいので
 今のうちに学べることは学んでおきたいなって
 考えています!」
ホルスタインクラブ1年 下垣春琳さん
「ホルスタインクラブに入ったら
 共進会とかで仲良くなった酪農家さんの所に
 行けるよって言われた時に、
 うちのやり方(実家の酪農)以外でも
 もっと知りたかったんで
 たくさん行けるんだったら行きたい!」

(森崎)
それぞれ明確な志しを持って
入部しているんですね。
ところで、ホルクラはもちろん、
酪農家の皆さんも、手間暇をかけてまで、
どうして共進会に参加するのでしょうか?

ホルスタインクラブ顧問 高橋洋先生
「例えばこの牛が日本一になったとしたら
 この子牛が欲しい…
 採卵して子どもを増やして売る人もいますよ。
 だけどそういう良い牛を作るってことが
 個々の酪農家の…プライドなんですよね」

高橋先生
「これ頭の毛もう刈ったよね?」
「だいぶ毛は硬くなったか?」
(森崎)
ホルクラでは、
共進会に必要な知識や技術の学習を通じて、
将来へ向けて、酪農家としてのプライドを
育んでいるみたいです。

クラブを束ねる櫻井郁也(ふみや)部長。
部長の親友、佐藤柊誠(しゅうせい)君。
同じく3年生、筥嵜幸(はこざき・さち)さん。

これからご覧いただく農高生たちの奮闘記。
酪農王国北海道には、
こんな青春ドラマもあるんです。




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