佐々木 「こんにちは! あぐり王国北海道に 仲間入りします! よろしくお願いします!」
森崎 「では早速ですが今日は一体 どんなテーマですか」
佐々木 「今回のテーマは、 【農業の未来を支える研究所】です!」
佐々木 「実はみんなに美味しく 食べてもらうため 品種改良もして 工夫しているのが 研究所なんです。 どんどん農業は今、 進化しているんです!」
森崎 「今週からのお姉さん 語りがアツイです!」
農業の未来を支える研究所- 一行が向かったのは ホクレン農業総合研究所。
佐々木 「みなさん目の前にあるジャガイモ よ~く見てください」
一同 「(じいーー)」
佐々木 「実は全て農業総合研究所で 品種改良された ジャガイモの品種なんです」
氏家 「春まき小麦の品種改良も 行っています。 【春よ恋】って品種はご存知ですか?」
森崎 「春まき小麦の 道内主力品種でシェアが 9割以上ですよね」
氏家 「主にパン用に使われる 北海道の主力品種ですが、 これも私たちが 開発した品種なんです!」
佐々木 「しかも品種改良 だけではないんです」
氏家さん 「全体で3つの仕事をしてます。 まず【作物生産研究】ですが、 長沼町や恵庭市にも 研究農場がありまして、 品種改良や栽培に関する 試験研究を行っています」
【食料研究】 適切な貯蔵方法や、 それぞれの品種に適した 調理や加工方法を研究して 食品の付加価値向上を目指す分野。
【食品検査分析】 食品の安全性を確保する分野。
食味試験コーナーに 入ってみると-
森崎 「スゴイ雰囲気! 区切られていて一人ずつ 座るようになってます。 ちゃんとお箸もあります」
早速一人ずつ席に座り 小窓をオープン! AとBに分かれた おイモを食べ比べます。
あぐりっこ 「Bのほうが甘い!」
森崎 「Bは黄色みがかってるよ」
氏家さん 「この試験を 10人~15人で何サイクルか 繰り返し行います。 今回は味だけでしたが 普段は【くずれる】【粘る】 などの食感なども みているんですよ」
森崎 「いつでも来ますんで 呼んでください!」
続いては貯蔵方法についてお勉強-
森崎 「みんな袋になんて書いてある?」
あぐりっこ 「よく ねた いも ??」
森崎 「えっ!! そのキャビンアテンダント 貯蔵によって-」
藤尾 「そのCAじゃないでしょ! どっか飛んで行っちゃう じゃないですか」
ジャガイモが甘くなるCA貯蔵。 その試験装置を見に行くと-
森崎 「なんか大きいのがあるよ」
藤尾 「貯蔵庫って書いてある」
森崎 「そもそもCAって何ですか」
ホクレン農業総合研究所 山下耕一郎さん 「英語のControlled Atmosphereと 言いまして-」
森崎 「あーなんだ。コントロールド アトムスフェアかあ」
藤尾 「んな知ってる訳ないでしょ! キャビンアテンダントって 言ってた人があ!」
森崎 「人間で言うとチョット 息苦しい状況ですよね。 わざとそういう状況に ジャガイモを置くことで?」
山下さん 「ジャガイモの芽が 出にくくなって、 糖分を蓄積して甘くなりますよ」
続いて一行が訪れた 岩見沢の中央農業試験場は 北海道の主力品種 “ななつぼし”が誕生した研究施設。 施設を覗いてみると…
森崎 「あれ~まだ外には雪があるのに」
藤尾 「ここ秋じゃないですか!?」
1つ目の品種は-
あぐりっこ 「モチモチして甘い!」
中央農業試験場 木下 雅文さん 「こちら“きらら397”です。 普通にスーパーでも 売られていますが、 牛丼屋でも使われてます。 一粒一粒がしっかりした お米なのでこういった 料理に合うんですよ」
あぐりっこ 「かたーい」
森崎 「イチバン硬い!」
藤尾 「粘ってこないですね」
森崎 「もしやコレは… 食べるお米じゃない!?」
佐々木 「おいしく食べるために 研究に研究を重ねている-。 美味しくしようという 研究者の人がいる限り 美味しく食べなきゃと思いました」
森崎 「見事にしめるなあ~」
藤尾 「まさかのリーダー要らずですか~!」