佐々木 「こんにちは!あぐり王国です! 今日は実は“呼ばれて”いるんです…」
森崎 「“呼ばれて”いる??何?」
と遠くから男性の声 「こんにちは~~!」
河野 「なんか低い声が聞こえてきましたよ」
広場にいたのはJAふらの青年部の方々。
JAふらの青年部 「カレー作って待ってました! おいで!おいで!」
な~んと大きい鍋にカレーを作って お迎えしてくれました!
ではカレー鍋をオープン!
一斉に「うわ~~」
河野 「具材でっかっ!イモ丸ごと!?」
JAふらの青年部 南富良野支部 支部長 大竹秀明さん 「このカレーの中に南富良野の特産の野菜が 入っているんです!」
森崎 「イモ・ニンジン・玉ネギ全部…南富良野! なんぷカレーですね! 南富良野のこと“なんぷ”って言うんだよ」
やってきたのは南富良野。 おいしい農産物がいっぱいの農業天国!
大竹さん 「南富良野の特産の野菜を知ってもらいたくて カレーを用意しました! ごはんは富良野のお米を使ってます」
河野 「なんでも取れちゃうんですね~」
さてお味は?
ハヤト君 「すごく野菜のうま味も出ていて… おいしいカレーだと思います!」
大竹さん 「じゃがいもは100個ぐらい入ってます」 佐々木 「100個??」
森崎 「100個入れたんですか? じゃあオレ30個ぐらい食っていいな」
森崎 「富良野ってなんかカレーのイメージありますよね」
大竹さん 「富良野・美瑛カレー街道といって カレーを使った町おこしをしてます!」
じゃーん もんすけです。 富良野や美瑛周辺の地域では ご当地カレーで町おこしを進めています。
その名も”富良野・美瑛カレー街道ネットワーク”
富良野オムカレーや美瑛カレーうどんなど それぞれの地域で地元の農産物や特産品を使って 工夫を凝らしたカレーを提供しています。
ちなみに南富良野のメニューは エゾシカ肉のカツが乗った”エゾカツカレー”。 高タンパクで低カロリー! 観光客はもちろん地元の皆さんにも 人気なんだって~~~
《南富良野エゾカツカレー撮影協力》 ■なんぷてい 住所:南富良野町幾寅966
ここ南富良野ではさまざまな加工製品も 充実しています。
佐々木 「コチラは地元のJAふらので出している 加工製品の数々です! 野菜をおいしく食べてもらおうと加工製品にして 付加価値をアップしているんですね」
佐々木 「この中でも特に最近注目を集めているのが コチラなんです」
ジャーン!それはポテトチップス~~!
河野「みんな好き?」
あぐりっこ「すき~~」
佐々木 「2年前から原料になるジャガイモの生産が スゴク盛んになっているんです!」
ということで向かったのは 2年前に完成した こちらの工場「シレラ富良野」。 安全安心な地元のジャガイモを使って ポテトチップスを製造しています。
まずは原料の貯蔵庫を見学-
シレラ富良野 副工場長 及川真也さん 「ここが今年収穫されたジャガイモが 保管されている倉庫です」
巨大な扉の前に立つあぐり一行。
では貯蔵庫の扉を開けてみると…
一斉に「うわ~~~」
河野「スゴイ!」
コウタ君にジャガイモが入った コンテナの前に立ってもらいました。
森崎 「人が立つと余計にこのスゴさがわかる」
河野 「上にもズラ~~っと並んでいる…」
ジャガイモの量を上から見てみると-
サヤカちゃん「ギッシリ…」
ジャガイモは “生食用”“デンプンの原料用”“加工用”と 用途によって大きく3つに分類されます。
こちらには加工用がドッサリ! 冬の間もポテトチップスを製造するための 大切な貯蔵庫なのです。
河野 「ほな計算させてもらってよろしいでっか? イモ…でっけどね、 全部で何個あるかっちゅう話なんですけどね… “1つのコンテナに” 10,000個× “この部屋にコンテナが” 600基× “この部屋と同じものが” 6室…
ということで…出ました」
さてさてポテトチップス1袋ですが 製品になるまでには どのくらいの時間がかかるのでしょうか?
シレラ富良野 及川さん 「このジャガイモが工場の中で 40分でポテトチップスになります!」
森崎「たった40分で??速っ!」
本日できたてのポテトチップスを ご用意いただきました…
河野 「ちょっと温かいなって感じる?」
コウタ君「温かい!」
森崎「ウソ~~」
河野「若干、若干あるでしょ?」
河野 「アツアツじゃないけど…ハヤトどう?」
ハヤト君 「若干だけど…(温かさ)ある!」
ポテトチップスの製造工程。 まずは原料となるジャガイモを洗浄。 機械の中でブラシをかけ キレイに泥を落としてピカピカに!
そしてお次の工程へ-
森崎 「皮をむいたジャガイモがゴロゴロ 転がっていますが、こちらの工程は?」
及川さん 「ここでは不適合なモノを取り除いたり 大きさを揃えてカットする作業をしています」
クルクル回転することによって裏も表も まんべんなく傷みなどがないか みることができます。
サイズを調整したり 緑になった部分はカットします。
森崎 「キレイでおいしいポテトチップスになれよって 気持ちになりますね~」
及川さん 「みなさんそういう気持ちで作業しています」
森崎 「震えているぞ~チップス!!」
180℃の油からでてきたので まだ100℃ぐらいのあります。
森崎「まだ冷めてないんだあ~」
あぐりっこ「温か~い!」
河野 「食べちゃいたいぐらいの 魅力がありますけど… ダメですよね?」
及川さん 「ダメです!」
森崎 「ポテチが飛んでる!」
河野「フライングポテチ!」
佐々木 「スキーのジャンプみたいな感じ!」
森崎 「こういうモノは製品にならないんだって!」
及川さん 「“コゲ”ですね」
チェックを経たポテトチップスは エレベーターのような機械に乗って 2階へ運ばれていきます。
及川さん 「2階で味付けの工程をしています」
及川さん 「2階にあがったポテトチップスが降りてきて 袋に入ります!」
河野 「だから味付け2階でやって… 落としてきた方が楽ですもんね!」
さて出来立てのポテトチップスは温かい?
河野 「これ温かいわ!」
コウタ君 「うん!さっきの“若干”より温かい!」
ハヤト君 「ホントだ! もう“若干”じゃない!」
さあ出来立てのポテトチップスを いただいてみましょう!
森崎 「(袋を開けて)におい嗅いで!」
ハヤト君 「イイにおい!」
及川さんも- 「最高ですね!」
お皿にもってみましょう!
森崎 「美しい~ね~」
ではいただきま~す!
森崎「たまんね~」
河野「おいしい!」
1日に36万袋もの製品を製造できる 大規模工場があることで、 原料を作る生産者の安全安心への意識も向上。 さらに地元の雇用を創出し 地域経済を活性化するなど、 生産者はもちろん地元の皆さんが工場へ 愛着を持っているのです。
富良野の魅力タップリ、 生産者直伝お料理いただきます!
教えていただくのはJAふらの女性部、 岩永かずえさん、千葉美紀さん、磯野信子さん。
詳しい作り方はレシピコーナーを ご覧くださいね!
地元食材をふんだんに使ったお料理を堪能! ニンジンが苦手なあぐりっこも大絶賛でした…
森崎 「全部野菜のチカラよ! 南富良野の大地のチカラなのよ」
河野「なんでオネエになるのよ…」
さらに地元食材を使った加工食品もいっぱい! なかでも大人気なのが地元ブランドのこちら! なんとココでしか買えない、 幻のポテトチップスなんだって!
■フラノ・マルシェ 住所:富良野市幸町13-1 電話:0167-22-1001 営業時間:午前10時~午後7時まで WEBからも一部購入できます! (http://shop.furanomarche.jp/)
こんにちは週刊あぐりニュースです。 今日は「農業や田舎暮らしに興味がある」 という人へのお知らせです。 来週の土曜日、札幌市白石区の 「札幌コンベンションセンター」で 「新・農業人フェア2011」が開催されます。
農業に役立つ情報が満載なのはもちろん、 家族で楽しめる農畜産物の直売会や ステージイベントもあります。 来場者やブースを訪問した方に 「牛乳」や「お米」などの プレゼントもあるそうです。 入場は無料で入退場も自由ですので、 お気軽にお出かけになってみては いかがでしょうか? 以上、週刊あぐりNEWSでした。 それでは また来週!
《新・農業人フェア2011》 日時)11月19日(土)10:30~16:00 場所)札幌コンベンションセンター (白石区東札幌6条1丁目)
お問い合わせは- ■財団法人北海道農業開発公社 北海道農業担い手育成センター 電話)0570-044-055 ※詳しくは「新・農業人フェア2011」のHPへ!