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2016年09月24日(土) | ♯401 恵庭・松恵小学校の農園活動に密着編
2016年09月24日(土) | 子ども自身が育てる、教える、責任を持つ。
2016年09月24日(土) | 収穫祭スタート!6年生には野望が…
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2016年09月17日(土) |  幻のおくしり和牛とは…?

紫アスパラについて学んだ一行は、
栽培ハウスを離れ大きな牛舎へ…

海老原さん
「この牛舎には肉牛がいます」

シュンセイ「うわ~睨んでる…」

森崎「睨んでるようみ見える?」

憧れ「こっち見てる!大きいですね」

憧れ「真っ黒!すごい大きい!」

シュンセイ「貫録がある」

森崎「何kgくらいあるんですか?」

海老原さん「約700kgあります」

森崎
「うわっ!しっかり肉付よくて逞しい体だね」

憧れ「ツヤツヤしていますね」

海老原さん
「これは、おくしり和牛です!」

奥尻育ちのブランド和牛、
その名も「おくしり和牛」。

海老原さんが育てている奥尻和牛は50頭。
その繁殖から育成、肥育、そして出荷まで
一貫生産を行っています。

森崎「どれくらいで出荷ですか?」

海老原さん
「普通は30か月で出荷するんですけど
 自分の所は26か月で出荷してます」

憧れ
「おくしり和牛の特徴は?」

海老原さん
肉の甘さやわらかさが特徴。
 ミネラル豊富な牧草を食べることで
 塩分を含んで、それで肉が甘くなる!
 環境ですよね…
 牧草など全部奥尻島で確保できる!」

奥尻島には180ヘクタールもの広大な放牧地と、
牧草を育てる為の採草地が60ヘクタールあります。

潮風を浴びたミネラル豊富な牧草と、
のびのびと暮らせる飼育環境が
他にはない美味しさを生み出しているのです。
そして、さらに…

海老原さん
「年間、約10頭の出荷
 しかしてないんですけど
 【幻のおくしり和牛】ってことで
 ふるさと納税の返戻品として食べれます」

森崎
なんですね!」

憧れ
「じゃあ食べたい場合は?」

海老原さん
奥尻町に納税してください!
 そしたら食べれますから!」

海老原さんが大切に育てるおくしり和牛。
せっかくなので、
生後2週間という子牛への哺乳を、
体験させていただきました!

シュンセイ「飲んでる!飲んでる」

森崎
「1回にどれくらい飲むんですか?」

海老原さん「約4リットルです」

森崎「そんな気持ち?」

シュンセイ
「いや~ツバめっちゃ出ている!」

ミルクを与える手から伝わる
子牛たちの力強さを感じながら、
貴重な哺乳体験が終了!

森崎
一生懸命に生きてたでしょ。
 伝わったでしょ、バケツを持つ手から。
 でもこの子牛たちは、
 いつか人間の口に入る。
 それをいただいてる私たちこそ
 一生懸命に生きなきゃなんない…」

森崎
「今、あの子牛たちに言えることって何だ?」

シュンセイ…じっくり考えて
深々と頭を下げて

シュンセイ
「ありがとうございます!」

森崎
「まだお肉には、なんないけどね。
 まだだけどね」


2016年09月17日(土) |  奥尻の米と水で酒作り!

さて次にやってきたのは…

森崎「こんな風景もあるんですね」

憧れ「田園風景ですね」

森崎「島の田んぼだよ」

海老原さん
「これは吟風(ぎんぷう)という酒米です」

憧れ
「酒米ということは日本酒の原料となるお米」

海老原さん
「自分んとこ1戸だけ作っているんですよ」

海老原さん
「これは奥尻島の地酒“奥尻”になる米」

森崎
「“奥尻”っていう地酒があるんだ!」

奥尻島は海老原さんを含めて18軒の生産者が、
道南の名産米である「ふっくりんこ」、
そして「ゆめぴりか」、
さらには海老原さんのみが栽培する
酒米の「吟風(ぎんぷう)」といった
3品種を育てる米どころでもあるんです。

地元産の原料で作る銘酒「奥尻」は、
島内外から高い人気を誇っています。

海老原さん
「奥尻の米と水で作っている。
 ちなみに去年の酒米の等級

 特等でした」

森崎「すごい!トップ!すごいじゃん」

海老原さん
「そして奥尻島の水を栗山まで持っていく」

奥尻島の酒米と水を
栗山町にある蔵元「小林酒造」まで運び、
銘酒「奥尻」は作られます。

お酒はもちろん、
お米の栽培にも欠かせない奥尻島の水が、
重要な役割を担っているのです。

森崎
「特に高い山があるわけではないので
 どういう水なんだろう?って思って…」


海老原さん「ブナ林から出るんです」

森崎
ブナの林のこと?」

海老原さん
「ブナの木っていうのは日光を浴びて
 水をだす。すごいおいしい水ができるよね。
 ここから数キロ先に大きなため池を作って
 用水路を作って、
 そこから米岡地区の田んぼに
 水を引っ張っているんですよ」

森崎「その水がいいですか?」

海老原さん「いいんです」

一行は、美味しい水が貯められているという、
数キロ先にある溜め池を見学することに!

2016年09月17日(土) |  豊かな水源でワイン畑も…!

海老原さん「これがため池です!」

憧れ「大きいですね」

森崎
「北海道でこれだけのため池ないんですよ」

海老原さん
「ずっと昔…明治時代からあるんでないかい。
 新たに手を加えて作ったため池ではないんで」

明治時代から続くという歴史ある奥尻島の
稲作について学んだあぐり一行。
すると、海老原さんからもう一つ、
見せたい光景があるということで
丘陵地を上っていくと…

森崎「うわすごおおい」

憧れ「すごーい」

森崎「分かるか?あぐりっこ?」

シュンセイ「…うーん、木?」

いえいえ農作物ですよ。

森崎「まあまあ木だね」

ミユ「ブドウ?」

海老原さん「正解です!」

森崎
「奥尻島と言えば…
 ワイン用のブドウ畑ですね」

海老原さん
「広さは18ヘクタール。
 見渡す限りブドウ畑!」

憧れ「本当だ」

森崎
「ため池の向こう側にもある!」

ミユ「あっちにもある!」

森崎
「ずっとブドウ畑。
 こんな景色が(奥尻島に)あったんだね」

海老原さんは、ワイン用ブドウ、メルロー、
リースリンクなど8品種の栽培も行っています。
名産品の奥尻ワインは、秋に収穫したブドウを
地元のワイナリーに運び製造されます。
木の樽でじっくり熟成させて作られる奥尻ワインは、
島を代表する名産品のひとつとして、
味、評判ともに、全国から高い注目を
集めているのです。

ブドウ畑に降りてみてみます。

憧れ「なってますね!」

シュンセイ「すごい!」

海老原さん
「これはまだ熟していない。
 あと一か月くらいかかりますね。

海老原さん
「これはすっぺえよお」

憧れ「そんなに酸っぱいんですか?」

森崎「味見してもいい」

さすがはリーダー!
収穫まで1ヶ月早いというワイン用のブドウを
試食してみることに!どれだけ酸味が強いのか?

森崎
すっぺえ~
 すっぱ~~い」


2016年09月17日(土) |  奥尻の名産にほっぺが落ちちゃう!

奥尻島の名産をいただきましょう♪

ということで、海老原さんに、
奥尻島の名産品をご用意していただきました!
それは…?

海老原さん「はいっ!」

あぐり一行「うわあああ」

海老原さん
「おくしり和牛のサーロインにヒレ」

憧れ「おいしそう」

海老原さん
A5ランクです!」

森崎「うわうわうわ」

憧れ「聞いただけで美味しそう」

森崎「最高ランクじゃん」

幻のブランド牛と言われる名産の「おくしり和牛」。
しかもA5ランクの最上級評価の肉質!
そんなおくしり和牛を炭火焼きで味わいます!
そして、その食べ方は、肉の旨みを引き立てる
海老原さんオススメの生姜醤油で!

ではいただきま~す。

ミユ
「柔らかくておいしいです♪」

※あぐりっこは本当にずっと食べてましたよ(笑)
  

森崎
「プリプリだね
 生姜じょうゆが肉の甘さを引き立てますね。
 うまい~!いや牛うめ~」

憧れ「脂身がすごく上品!」

森崎
「北海道のしかも流通してないっていう
 これを食べさせていただくって
 極上の贅沢ですね!」

さらに、奥尻名産の地酒とワインも!
あぐりっこにはアルコールを飛ばした
ワインで作った子供に大人気という
赤ワインアイスを!

ミユ
ブドウの味がしっかりしていて美味しい」

特別純米奥尻をいただきます。
奥尻のお米と水が100%ですよ。

憧れ「飲みやすい」

森崎「美味しいねえ」

お次はワイン、OKUSHIRI Meriot。

森崎
「島の水で育ってるんだもんね…
 飲みやすいねえ」

憧れ「後味がいいですね」

森崎
奥尻ブランドがたくさん増えましたね」

海老原さん
「そうですね…
 奥尻島に生まれ育った人たちが
 努力して作って…
 奥尻ブランドを作るのは
 奥尻島を愛しているから!
 これからまだまだ広げていきたいです」

森崎
「今回400回ということで
 通常番組なんですけど
 どこかスペシャル感覚でやらせて頂きました。
 本島を眺めながらフィールドの
 でかさを感じています。

 これからも
 北海道の農業の魅力
 伝えていきたいと思います!
 今後ともあぐり王国北海道を
 宜しくお願いしま~す」

最後にJA新はこだてさんから!

JA新はこだて 佐々木斎さん
「奥尻島は北海道ので唯一離島での
 米生産を行っており
 島の気候を最大限に活用し
 ゆっくりんこを中心に丹念に
 育てられています。
 島の内陸部では黒毛和種と
 あか牛の飼育が行われ
 おくしり和牛も生産されており
 島の内外で高い人気となっています。
 奥尻島の生産者は元気に農業を
 頑張っています!
 みなさん美味しい奥尻の農畜産物を
 ぜひ食べてみてくださいね」

9月10日のクイズ
「ダイコンと鮭を使った、
 石狩で人気の加工品は何だったかな?」

正解は「石狩漬け」でした


2016年09月10日(土) |  ♯399 古くからの生産地・石狩の大根!人気の漬け物『石狩漬』とは編

毎日の食事に欠かせない野菜…。
突然ですが、こちらのデータは、
厚生労働省が昨年調査した、
ある1日の「日本人の野菜摂取量ランキング」
ベスト3なんです。
3位にキャベツ
2位にタマネギが並ぶ中、
1位の野菜は何だと思いますか?

街頭インタビュー
「キュウリ?良く食べるから!
 サラダに入れたり漬物に使うから」
「トマト!食べやすくて通年あるイメージ」
「ジャガイモ!みんな食べるよね?」
「レタス?手軽に食べられて料理も簡単」

皆さん自分の食生活を思い浮かべながら、
様々な野菜が出てきましたが、
果たして答えは何なのか!?

今週のあぐり王国ネクストは、
日本人が一番食べている、あの野菜に注目!
古くから生産が行われている石狩へ!

憧れ
「今日は札幌市のお隣石狩市にやってきました」

森崎
「素晴らしい光景です。
 たわわに実って頭を垂れはじめた稲穂」

憧れ
「収穫の秋が近づいていますね~
 さて今日の野菜は古くから
 石狩で栽培されているそうなんですが、
 今日はいつも野菜を調理している
 お母さんにも参加いただいていますよ」

今回参加してくれたのは、笑顔がまぶしい!
明るい性格の桑山心ちゃん(5年)と
お母さんの智子さん、
同じく5年生、野菜を収穫したいという、
都愛美(マナミ)ちゃんとお母さんの朋子さんです!

さてみんなにも冒頭の野菜摂取量1位が
何の野菜かを考えてもらいました。

マナミ
ジャガイモ?カレーとかに入っていて
 いっぱい食べているイメージある」

ココロ
ニンジンかなあ。カレーに入れるから」

森崎
「2人はカレーの中身が気になるんだね」

心のお母さん:智子さん
ジャガイモだと思います。
 料理もお菓子もいっぱい食べてるかな」

森崎「ポテトチップスね!」

愛美のお母さん:朋子さん
「家のある量だとジャガイモが多い!」

憧れ
「1位は何の野菜なのか?そして今日は
 お母さんにオススメレシピもありますよ」

気になるその野菜とは何なのか?
早速、生産者のもとへ…

憧れ「今日お世話になる須藤さんです」

森崎「宜しくお願いしま~~す」

石狩でその野菜をメインに
生産しているという須藤聖治さん。

いよいよ日本人が大好きな野菜の
正体が明らかに!?

森崎
「さあ須藤さんの近くに正解の野菜があります。
 ちょっと顔だしているの、分かるかな?」

ココロ・マナミ「ダイコン?」

森崎「ダイコンなんです!」

憧れ
「実はダイコンが日本人が一番
 消費している野菜なんですね」

智子さん「意外でしたね!」

朋子さん
「そんなに食べられているとは
 思わなかったです!」

須藤さん
「まさかダイコンが一位とは
 思っていませんでした!!」

森崎
「あら?生産者の方も!
 何だと思ってましたか?」

須藤さん
「ニンジンとかブロッコリーとか…」

そうなんです!
日本人が一番食べている野菜は、
「ダイコン」だったんです!
言われてみると、サラダに漬け物、
煮物やみそ汁、さらには大根おろしまで…
様々な用途で食べられる
万能野菜といえるんです!

ではあぐりっこはどうかな?


2016年09月10日(土) |  実は消費量1位だったダイコン!

森崎「ダイコン好き?」

ココロ「うーん…」

森崎「あれ?おっと~!」

雲行きが怪しいですよ。

森崎「マナミはダイコン嫌いなの?」

マナミ
「嫌いってわけではないけど…
 好きまではいかない」

朋子さん
「家で食べる機会は少ないかもしれない…」

ダイコンの”辛み”が苦手だという
マナミちゃんですが、
そんなダイコンを、
まずは1本収穫してみることに!

マナミ
「どうやって抜くの??」

須藤さん
「葉をつかんで抜いてみましょう」

ぐっと引っ張るとスポンと抜けました。

マナミ
「ずっしりしていて
 ちょっと抜きづらかったけど…
 すんなり抜けて良かった!でも重たい!」

森崎「どれくらい重たい?」

マナミ
「えっ!?包丁3本くらい…」

森崎「そんなに重たくなさそう…」

ココロも持ってみると…

ココロ「重たい!」

森崎「どれくらい重たいかな?」

ココロ「包丁…」

森崎
「なんで包丁で数えるの(笑)」

笑いのループが起きましたよ。

須藤さん
「重さは1本1.2~1.3kgくらいの
 おおきさのダイコンだと思います」

須藤さん
「北海道では夏ダイコンという部類の
 ダイコンになるんですけど
 7月中旬から11月上旬
 まで収穫できます」

森崎「そんなに長く!」

北海道では主流の「夏ダイコン」。
その時期が終わると「秋冬ダイコン」、
その次には「春ダイコン」と、
ダイコンは1年中作られるほど、
日本人に愛される野菜でもあるんです。さらに…

須藤さん
「夏ダイコンの中でも
 9品種を使い分けているんですよ」

森崎「9品種??」

憧れ「ダイコンだけで9品種??」

須藤さん「ダイコンだけですね」

憧れ「へ~ココロ知ってた?」

ココロ
「知らない! 知らない!知らない!」

森崎
「すごい知らなそうだね!」

2016年09月10日(土) |  石狩の砂地に秘密が!

こちらのダイコンは「ツユバレ」。
みずみずしく、ほどよい辛みがあるんです。

そして石狩の土壌が生み出す、
さらなる特徴が…

須藤さん
「石狩市は砂地が多いんですよね。
 ダイコンって水が付いてしまうと
 シミができたり、
 色々と障害が起きてしまうんですけど
 水ハケがいい砂地であれば
 サラサラの泥なので
 肌もツヤツヤで素直に育つんです」
 
森崎
「へーなるほど。
 砂地だけに素直なんだって!」

やわらかく水ハケがいい
「砂地」で育つダイコンは、
根がまっすぐ伸び、
細かな土の摩擦で、
つややかな肌質になるのだとか。

須藤さん
「まずツユバレを収穫して、その後に
 面白い色のダイコンも収穫しましょう」

初めてダイコン抜きに挑戦するあぐりっこ。

スポンッ

ココロ「うわ~でかい!!」

お母さんの智子さんも
「思ったより重かったですね!
 でも抜ける瞬間がスポッて言う感じで 
 気持ち良いかんじ!」

引き抜くのは簡単ですが
1本1本が重たいので、
収穫はなかなかの重労働。
そして、こんなダイコンも…

マナミ「太い!」

憧れ「えっ?かわいい!」

須藤さん
「これは“味いちばん”という品種。
 おでんやダイコンサラダが美味しい!
 これを食べると止められないって方も
 いらっしゃるぐらいですよ!」

お次に抜いてみると…

スポッ

ココロ
「あっちょっと軽いかも…」

森崎
「軽いの前に驚くことない!?」

もう素直なリアクションに大爆笑。

ココロ「色!!」

憧れ「色だね~」

ココロ
紫色!薄紫色かな?」

マナミ「赤紫っぽい…」

もう紫がとまりません。
憧れアナウンサーはツボにはまったよう(笑)

森崎「色々な紫色があるね~」

須藤さん
「こちらは先ほどあった
“味いちばん”の紫っていう品種になります」

森崎「同じかあ」

須藤さん
「色が紫ってことで酢のものにすると
 素晴らしい色になりますよ」

じゃじゃん!もんすけです。
日本人が一番食べている野菜ダイコン!
その栄養価について荒川先生に聞いてみたよ。

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「ダイコンにはビタミンCが豊富ですし
 食物繊維やミネラル・カリウムも豊富です。
 辛味成分は先端部分に多く含まれているので
 パンチや辛味を効かせたい時には
 先端部分をおろしにされるのが良い。
 また上に上がると辛味が少なくなるので
 煮物などにするのもいいですね。
 実は根だけではなく葉にも栄養があって
 葉っぱの部分は食物繊維も豊富ですし
 βカロテン(体内でビタミンAに変化)
 ビタミンCも豊富ですね。
 油で炒めると有効に活用できますので
 油炒めなんかにいいですね」 

余すところ無く使えるダイコン!
それぞれ上手に使い分けて食べようね!


2016年09月10日(土) |  生でバリッ!美味しい~♪

ではダイコン食べてみましょう!

ガブリッ

まず「ツユバレ」の葉っぱに近いほうを
食べてみますよ。

リーダー
甘い!!みずみずしい~!
 ちょっと辛くなってきた。
 でも辛味も含めて旨いねえ」

カリッ…

ココロ「あっおいしい!」

森崎「今、甘い?」

ココロ
「でも…甘いというより辛いかも…」

森崎「どんどん辛くなってきた?」

ココロ「あっ!辛い…美味しいけど辛い」

ではツユバレの先端部分の辛い方を試食!

するとリーダー

辛い!うわ~辛い辛い」

憧れ「全然違いますか?」

森崎「全然違いますね!」

森崎
「続いては“味いちばん”です!!」

ガブリッ

森崎
甘い!!ずっと甘い。残ります甘みが…
 あんまり辛くならない!」

朋子さん
「ひとくち目から辛味が全くこない」

そして“味いちばん紫”は?

智子さん
甘いです!でもちょっぴり辛味に後から…」

森崎「そうですね。紫は若干辛味ありますね」

森崎
「今回は手掘りで収穫しましたが…」

須藤さん
「そうです昔は全部手掘りでしたけど
 今はハーベスターという便利な機械で…」

数年前まで行われていた手掘り収穫の大変さを
体感したところで、現在の機械収穫の様子を
見せていただくことに!

森崎「動いた動いた~」

ココロ「すごーい!抜けている!」

憧れ
「1本1本ダイコンが吊られて行きますね」

ココロ「見てて気持ちいい!」

森崎
「エスカレーターのように
 上に登っていきます。上では葉っぱが…」

ココロ「切られている!」

森崎
「それでお母さんが並べているね。
 これは早いわ」

普段は、後ろに3~4人が乗り、
作業していきます。
こうして1日5000本から1万本もの
ダイコンが収穫されていくんです。

須藤さん
「収穫したダイコンは選果場に運ばれて洗われ
 キレイな形で規格ごとに箱詰めされます。
 札幌方面や石川県、愛知県、徳島県にも
 行ってるみたいですね」

須藤さん
「それ以外にはダイコンを利用して
 加工事業を行っています。
 漁師さんがよく食べていたという
 伝統を受け継いだ
 “あるもの”を作っているんです」

憧れ「あるもの?」

ダイコンを加工した漁師の味とは一体、
何なのか…。
早速、教えてもらった加工場へ-

2016年09月10日(土) |  伝統の味…石狩漬け

森崎「お邪魔します!」

あぐりっこ「サケ??」

森崎
「石狩といえばサケですね!
 そしてお母さん方が切ってるのは…

あぐりっこ「ダイコン!!」

JAいしかり 岡崎洋栄さん
「石狩のサケとダイコンを使った
“石狩漬け”という
 漬け物を作っています」

森崎「漬物だったんだねえ」

こちらがJAいしかりの直売所「とれのさと」で
販売している「石狩漬け」。
500gのパックが1日100パックも売れるほど、
大人気の加工品なんです。

●販売情報
JAいしかり地物市場 とれのさと
住所:石狩市樽川120-3
電話:0133-73-4500

岡崎さん
「年末には10リットル樽で予約販売してますが
 すぐに完売してしまう人気商品なんです!

憧れ「すごいですね」

岡崎さん
「おかげさまで!ありがとうございます」

岡崎さん
「もともと地元の漁師さん
 作っていた漬物で
 高齢で体力的にもキツイってことで…
 漬物も生産されないってことになったんです」

岡崎さん
「こんな美味しい漬け物を絶やすのは
 もったいない!
 という思いから
 農協の命を受けまして
 作り方を教えて頂いて!」

森崎「受け継いだわけだ!」

岡崎さん「はい!」

森崎
素晴らしいじゃないですか!」

漁師の味を受け継いだ
石狩ならではの漬け物「石狩漬け」。

まずは塩漬けされてある
鮭とダイコンを塩抜きし、
漬けた時に味が染み込むよう、
適度な大きさにカットしていきます。

ではお母さんたちの石狩漬け作りを
みてみましょう!

森崎
「なんかショータイムが始まるよう。
 たくさんのドラムを叩く人みたい!」

森崎
「キャベツがざくざくと入りました。
 次にサケが入りました」

岡崎さん
「麹と塩と砂糖と鷹の爪を加えます」

分量は企業秘密ですよ~♪

憧れ
「そして石狩のダイコン!」

全部入れたらギュッギュッギュと
押しておきます。

森崎
「ほらお二人、揃うの!なんで?」

もう息ピッタリですよ♪

ザクザクザクザク(2人ピッタリ!)

森崎
「これ韓国とかでショーに
 できるんじゃない?」

石狩の特産品「鮭」と「ダイコン」を使った
漬け物「石狩漬け」!
ダイコンの加工品を作ることは、
産地として大切な役割を果たしているんだって!

JAいしかり 小野裕之さん
「地場農産物で加工品を作ることによって
 石狩産ブランド力がアップ!
 それがヒットすることによりまして
 作付面積の拡大を図ることが期待できます。
 おかげさまで大好評で
 今年からとれのさとで通年販売しています。
 常時販売しておりますので
 ぜひお越しください!」

ご飯のお供にオススメの「石狩漬け」!
ボクも食べてみたいな~


2016年09月10日(土) |  ダイコン料理をいただきま~す

森崎
「せっかく親子できていますから
 石狩漬けを調理体験して頂きます!」

あぐりっこのお母さん達に自宅で作れるよう、
今回特別に石狩漬けの調理体験に挑戦です!

森崎
「漬物作りって家族で出来ますもんね」

岡崎さん
「本来、漬物って家庭の味ですもんね」

森崎
「日本では昔からある光景なんでしょうね」

材料を順番に重ねていき、
中蓋をして重しを載せれば、仕込みは終了。
20日間ほど漬け込めば完成です!

森崎「どうだった?」

マナミ
「楽しかったけど、ずっと低い体勢だったから
 腰とかが痛くなるのがすごく分かった!」

森崎
「どんなやわな腰しているんだ~!
 さっきのお母さんの動き見ただろう(笑)」

憧れ
「須藤さんの畑に戻ってきました。
 目の前には大根料理が並んでます」

森崎
「素晴らしい!今日は1日抜いたり漬けたり
 大変だったですけど
 お腹いっぱい食べて下さい!いただきます」

石狩漬けを食べてみましょう!
ダイコンの辛みが苦手なマナミちゃん。
漬け物はどうかな?

マナミ
「すごく味が染みていて美味しい!
 辛味とか全然感じない!」

朋子さん
「美味しいです!
 塩味もちょうどよくてまろやか!」

智子さん
「サケのうま味がおいしい」

ココロ
「やわらかいし苦くないし
 辛くもないし美味しい!」

続いてじっくりと煮込んだ「ふろふき大根」も。

朋子さん
「う~ん!噛まなくても…!
 歯がなくても大丈夫です!おいしい」

森崎
「ダイコン汁広がるわ。
 生の時バリバリって音したのに
 煮込むとこんなに柔らかくなるって
 大根の特徴だよね」

大根と鮭が入った北海道の郷土料理・三平汁は?
憧れ「濃い!色んなうま味が出ていて
しっかりとしたダシで美味しい!」

マナミ
すごいおいしい!
 大根にもサケのうま味が染みてる」

森崎
「ようやくマナミのすっごく美味しいが
 聞けたね~♪」

憧れ
「すっごい安心しました」

古くから石狩に根付くダイコン、
そして石狩漬け…。
改めて生産者が感じる
「この先」への思いとは…?

須藤さん
「漁師さんの伝統の味を受け継いでいき
 残された生産者としても
 どんどん広めていきたいと思います」

森崎
「いまや石狩と言えばサケとダイコン!
 ふたつが一緒になったのが石狩漬け!
 ありがとうございました!」
 
来週は放送400回!
スペシャルな企画をお送りいたしますよ~

みなさんこんにちは!
今日は来週末に各地で開催される
様々なイベントを紹介するよ!

来週17日(土)、
音更町の「よつ葉乳業・十勝主管工場」で
開催される「よつ葉 ミルクフェスタ2016」!
牛乳やバターの工場見学や釜焼きピザの販売、
乳しぼり体験コーナーなど、
大人も子どもも楽しめるイベントが盛りだくさん!
JAや商工会が農作物や飲食販売をする
ブースもあるんだって!

さらに18日(日)と19日(月・祝)には、
JR岩見沢駅横の駅東市民広場と
イベントホール赤れんがで、
「2016いわみざわ情熱フェスティバル」も開催!
JAいわみざわ産のお米『ななつぼし』と
『牛乳』の消費拡大タイムセールや
野菜の詰め放題など
お得なイベントが目白押し!
どっちのイベントも楽しそうだね!

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!

【よつ葉 ミルクフェスタ2016】
日時:9月17日(土)10:00~15:00
場所:よつ葉乳業 十勝主管工場(小雨決行)
   音更町新通20丁目3番地
電話:0155-42-2121

【2016いわみざわ情熱フェスティバル】
日時:9月18日(日)~19日(月・祝)
場所:JA岩見沢駅東市民広場
    イベントホール赤れんが
電話:0126-23-4111(岩見沢市観光物産振興課)

お・ま・け!

さて大根畑でダイコン早抜きに挑戦する
あぐりっこのココロちゃん。

はいっはいっと合いの手が入り
リズムにのって大根を抜いていきます。

森崎・憧れ「はいっはいっ!」

スポンスポン

森崎「いいじゃん。はい次」

憧れ「ほれ!次、はいっ次、」

ふらふらしだすココロ。
すると突然振り返り、冷静に一言。

ココロ「もう無理だ」

みんな大爆笑♪

ココロ
「ダイコンが重たいからさあ~」

森崎「重たいからさあ~」

もうココロちゃん疲れすぎて
ため口になっちゃいました(笑)。

そのぐらい頑張った一日でしたよ!

9月1日のクイズ
「札幌伝統野菜に選定されている、
 あま~い枝豆の名前は何だったかな?」

正解は「サッポロミドリ」でした




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