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2019年11月30日(土) | ♯548 農業と漁業で守る網走川編
2019年11月30日(土) | 漁業者と農業者…何が出来るのか?
2019年11月30日(土) | 次の世代への橋渡しのために一致団結!
>>

2019年11月23日(土) |  トウも抜けない…ヤマゴボウも抜けない!?
相良さんこれを抜きます!」

リーダー
「抽苔止めっていうのは…トウを抜く?」

相良さん「茎を抜きます!」

リーダー「簡単に抜けるものなんですか?」

相良さん「やってみてください!」
ということで、やっぱり森アナから。

森アナ
「全然ビクともしない!!抜けないです!」
さあ頑張って引っ張ると…

ズコッ…抜けた???
森アナ
「抜けないです!切れてる!固いんです」

もう一度やってみますが、やはり抜けません。

相良さん「それだけ根を張ってるんで」
あぐりっこも挑戦してみると…

シオリ「よいしょっ!」

リーダー「上手だねえ~」

シオリ「(森アナを差し置いて)抜けちゃった…」

リーダー「先っぽまでしっかり抜けました」

相良さん「バッチリです」
ミソラも上手に出来ました。

リーダー「はい出来ました~」
森アナ「何で出来た??」
リーダー
「逆に何で出来ないんだ!!!
 いつもいつもっ!!」
除草も抽苔止め(どめ)も全て手作業。
手間のかかる栽培を経て、
10月下旬頃から収穫が始まります。
森アナ
「それでは収穫体験させてもらいましょう。
 普段は機械を使っていますが
 今日は特別に手掘りでさせて頂きます」

普段、相良さんも、
手で掘るということはないそうですが…

ズボッ

あれ?相良さん抜けません。
リーダー
「相良さん…相良さん!!
 そういうのはうち(森アナ)でやりますから!

相良さん「あら??」

もう一度やりますが、相良さんできません!

リーダー
「今日の農産物収穫できません!」

森アナ「生産者さんができないなんて…」

リーダー「こんなの初めて!」
さてリーダーもやってみますが…

見事に途中で切れてしまいます。

リーダー
「全然できない!全然出来ない
 何もついてこない!」

森アナ「あはははは」
森アナ「全然できない(大笑)」

リーダー
「喜んでる…
 オレが出来ないことをめっちゃ喜んでる!」

2019年11月23日(土) |  土を持ち上げて…収穫体験だ!
この茎だけ切れてしまうのは、
実はあながち失敗ではなく、
ヤマゴボウの収穫は、
普段機械で茎を切り落とすことから始まります。
森アナ「葉っぱがなくなってますね」

リーダー「何もなくなっちゃってる」

相良さん
「葉っぱが邪魔なので葉っぱを全部刈って、
 掘りやすい状態を作ってます」

森アナ「その後は手で掘っていくんですか?」

相良さん
「この後に掘りやすいように土を上げる機械をかけて、
 抜けるような状態を作ります」

リーダー「手では掘れない?」

相良さん「やってみて下さい!」
あぐりっこもやってみますが…

「えっ?えっ?」
「出てこない」

みつけたヤマゴボウを掘って抜いてみると…
リーダー「あっ!抜けた!」

相良さん「これが商品です!」
ミソラ「結構深い」

リーダー「これ1本1本掘っていくとしたらどう?」

ミソラ「絶対ムリ!!」
このチョッパーという機械で茎を刈った後、
今度は、別の機械で土を掘り起こします。
ガガガガガガッ

リーダー
「土をものすごい厚さで持ち上げてます!
 これで振るわれていくと…」
リーダー 「さっきとれなかったヤマゴボウが…  とれな~い!まだとれな~い!」
相良さん
「すこしほぐしていって…」

するとかたまりでゴロッと抜けました!

リーダー「4本!すごいいっぱい取れるんだ」

森アナ「スムーズに取れましたね」
リーダー
「1本1本手作業ですか…
 腰曲げての手作業ですよ。
 結構大変だよ。上の土をよけてよけて…」

森アナ
「抜けました!でも気持ちいいですね
 スポッと抜けると…
 とは言ってもまだ土が固いですよね」

リーダー「おい~~~」

ごっそり抜けました!

森アナ&あぐりっこ
「うわああああ。すごい」
リーダー
「こうやってバーッと抜いていくんだね」

森アナ「大変な作業なのは分かりました。」

相良さん
「これから太さの選別をしていきます」

森アナ
「太さも結構まちまちですからね。
 選別作業も農家さんがやるんですか…」

リーダー「大変だなああ」

2019年11月23日(土) |  これは大変!選別作業!
森アナ
「ここからはヤマゴボウの選別作業を
 見せてもらいましょう」

リーダー「すごーい!いっぱいあるねえ」

森アナ
「私達の前にはヤマゴボウ…そして…」
リーダー
「表グラフのようなものがありますね」

相良さん
「ここに書いてあるように
 この規格に全部1本1本分けてもらいます」
ヤマゴボウの選別は、
主に形を基準に「秀品」と「外品」に分けられ、
それぞれをさらに、長さと太さで仕分け。
全部で8つの規格に選別されます。
森アナ
「試しにやってみましょう。
 好きなとっていいよ」

と取ってみたヤマゴボウがいきなり二股!

リーダー
「また難しいのとったねえ」

相良さん
「こういう二股は外品になっちゃいますね」

森アナ
「もうちょっと…真っ直ぐな…やつ…」
さあもう1本を選んで規格定規に合わせて…

リーダー
「長さは随分あるよ。あとは細さかな?
 Lかな?Mかな?ミソラはどっち?」

ミソラ「M」
相良さん「はい!Mです」

森アナ「せいか~い」

パチパチパチパチ

リーダー
「なまら時間かかる!こんなにずっとやってるの?」

相良さん「はい!」
さてお次はシオリちゃんです。

シオリ「2Lかな?」
相良さん「はい!そうですね」

パチパチパチ…

リーダー「こんなに時間かかるの?」
相良さん
「いや熟練になると見た目で判断できちゃうんで」

リーダー「まじか!すごいな」

相良さん
「1日…1万本近く見るので…」

森アナ「ひええええええ」
リーダー
「ヤマゴボウっていうのは
 私初めて知ったんですけど
 こちらでは何年前から作ってらっしゃる?」

相良さん
「30年前くらい前から作ってます。
 愛知県や長野県で作っていたのを
 足りないので厚沢部町で作って下さいって」

リーダー「委託されたの」

相良さん「それがきっかけだと聞いてます」
相良さん
「いま厚沢部町が日本で一番の生産地」

リーダー「すげー!!」
リーダー
「あんまり北海道で食べないじゃないですか。
 消費量はそんなに上がってないですよね。
 でも愛知とかいくとスゴイんでしょ?」

相良さん
「季節の商品として皆さん待っているので
 その人たちの期待に応えるような
 良い物を作りたいなと思ってます」
生産者が規格ごとに箱詰めしたヤマゴボウは、
JAの集出荷場へ。
冷蔵庫で鮮度を保ちつつ、
多くは名古屋、一部は札幌の市場へ出荷されます。
主に東海地方の郷土食として使われています。

2019年11月23日(土) |  ヤマゴボウ料理をいただきましょう!
森アナ
「それではヤマゴボウを使ったお料理を
 いただきましょう」

リーダー「良い香りがしています♪」
森アナ
「お料理を作って下さったのは
 相良さんの奥様真知子さんと
 ヤマゴボウ生産者の奥様の吉田藍さんです」

ご用意いただいたのは
ヤマゴボウの炊き込みご飯や佃煮、みそきんぴら。

※詳しいレシピはこちら
まずはヤマゴボウの炊き込みご飯を
いただきま~す!!
シオリ
「ヤマゴボウの独特の香りがいきてる!」

リーダー
「さっき生で食べたのと違うかい?」

シオリ
「違います!グレードがアップしてます」
さてヤマゴボウの佃煮は…

ミソラ
「シャキシャキして絶対ご飯に合う味!」

リーダー「じゃあご飯といっちゃって下さいよ」

ミソラ
「柔らかくなってシャキシャキして美味しい!」
リーダー
「ご飯いったら次、何いきたいの?」

もちろん、みそきんぴら!!

リーダー
「みそきんぴらも行ってみましょうよ。
 ミソラは食べる事が大好きなんですって!」
パリッパリッパリッ

ミソラ
「すごいシャキシャキしてて
 すごい好きな味です!!」
リーダー
「うわこれサイコウ♪
 ベストオブきんぴらです。
 ちょーうまい!すげー」

森アナ「普通のゴボウとどう違うんですか?」

リーダー
「わっかんない!!めっちゃうまいよ」
真知子さん
「けっこうアクが強い野菜なので
 沸騰したお湯に酢を入れて、ちょっと湯がく!
 ヤマゴボウの嫌な部分がマイルドになる」
さあ1日ヤマゴボウを学んで…

シオリ
「ヤマゴボウの寿司だけじゃない食べ方も
 みんなに知って欲しいと思いました」
ミソラ
「北海道の人はあんまり食べないから
 もっと北海道の人にも食べてほしいと思った」

森アナ
「とにかく二人ともヤマゴボウを色んな人に
 食べてもらいたいと思うくらい、
 今日は美味しい野菜に出会えたってことだね」
相良さん
「もっと有名にしたいんですけど
 これ以上作れないので…
 作ってくれる仲間がいれば
 もっと良いものが出来ると思う」

リーダー
「そうですね!
 素敵なお話、美味しい食材…
 新しい出会いでした。
 ハッピーな気分です。ありがとうございました」

---------------------------------- 
11月9日のクイズ
「しばれほうれん草を生産しているのは、
 なんてマチだったかな」

正解は「東川町」でした。

 

2019年11月09日(土) |  ♯546 東川町しばれほうれん草編
北海道の最高峰、旭岳。
9月の中ごろには、全国各地に先駆け、
初冠雪を迎えます。
その旭岳を町のシンボルとする東川町。

我らがリーダー、
森崎博之さんのふるさとでもあります。

このいち早くしばれるマチ・東川町で、
冬の訪れを待つ、
今の時期に採れる名物野菜があります。
その名も…
しばれほうれん草!

今回のあぐり王国ネクストは、
東川町の“しばれほうれん草”に注目!
森結有花アナウンサー
「東川町にやってまいりました!」

森崎博之リーダー
「森さん全然足りないです。
 東川町ですよ。
 東川町だけは特別バージョンで
 行かせてもらっていいですか?」

森アナ「はい!どうぞ」

森崎リーダー(大声で)
「私のふるさと…東川町に〇△×□♯@」

森アナ
「最後のほうグチャグチャ(笑)」
森崎リーダー「ただいま~~!」

(こだま)「ただいま~~!」

森アナ「返ってきた!!」

リーダー「帰ってきたなあ」
リーダー
「あぐり王国で何回も里帰りさせて頂いてます」  
リーダー
「とにかくね水がキレイ!
 環境がキレイ!
 そして人が良い!!」

森アナ「まあ最後は人によりますけど…」

リーダー
「とにかくみなさん温かくて
 顔がでかくて良い人たちなんです!」

森アナ「みんな大きい訳じゃないです!」
リーダー
「水がキレイということで
 東川で育まれる稲とか野菜とか
 なんでも美味しくみずみずしく育つ町です」

森アナ
「農業が盛んな東川町ですが
 今回はホウレン草に注目します!
 “しばれほうれんそう”という商品名だそうです」

リーダー
「でもまだ寒くなってないですよね」

森アナ
「まだしばれる感じではないですよね。
 ではあぐりっこをよんでみましょう」
 
リーダー「あぐりっこ~~!」

こだま「あぐりっこ~~」

出てくるタイミングを逃すあぐりっこ(笑)

森崎リーダー
「子供たちがエコー待ちして出遅れました」

あぐりっこはホウレン草の味噌汁が大好き、
池田友里(ユウリ)君と、
ホウレン草のおひたしが大好き、
八島凛來(リラ)ちゃんです。
リーダー
「普通のホウレン草としばれほうれん草。
 何が違うと思いますか?」

リラ「味?」

リーダー「どんな味?」

リラ
「普通のホウレン草はちょっと苦めだけど
 しばれほうれん草の方は甘い!」
ユウリ「出来る季節(が違う)」

森アナ「どんな風に?」

ユウリ
「しばれほうれん草は
“しばれる”がついているから冬だけど
 普通のホウレン草は秋とか…」

森アナ
「では普通のホウレン草としばれほうれん草が
 どう違うのか?見せてもらいましょう」
一般的なホウレン草は
主に夏から秋にかけてが出荷シーズン。
初冬から冬に栽培・収穫するホウレン草は、
寒締めホウレン草と呼ばれています。

2019年11月09日(土) |  普通のホウレン草とどう違う?比べてみよう!
一行は普通のホウレン草と寒締めほうれん草、
両方を手掛けている農場へ-
森アナ「生産者の廣田さんです」

リーダー
「宜しくお願いします!
 新しいツナギですねえ。この番組のために…
 ありがとうございます」

森アナ「おろしたてですか?」

廣田さん「今朝おろしました!」

真新しいツナギがお似合いの廣田好彦さん。
まずは普通のホウレン草を見せて頂きます。
森アナ「ハウスの中に移動してきました」

リーダー
「ずっと歩いてますがここまでも
 ホウレン草があったんですよね!
 ありました!」
あぐりっこ「いっぱいだ~」
リーダー
「いっぱいあるねえ。
 地面からピンピンピンって
 上に向かって立ち上がるように
 ホウレン草の葉っぱが茂っています」
森アナ
「ではここで普通のホウレン草と
 しばれほうれん草の違いを探るために
 色々と観察していこうと思います。
 こんなものを用意しました。
 葉の長さ・茎の長さ・地面と茎の角度・株の間隔。
 これらを定規や分度器を使って調べてもらいます」
ということで廣田さんに
平均的な大きさのホウレン草を1枚選んで頂き、
いろいろ測ってみます。

ユウリ「(葉の長さ)15センチ!」
ユウリ「茎は16センチ!」
リーダー「地面と茎の角度!」

森アナ
「どのくらい立ってるか?
 廣田さんには一番ピンと立ってるものを
 選んでいただけけますか」
さて計ってみると…

ユウリ「80°!」
さて株の間隔は?

ユウリ「7センチ!」
森アナ
「普通のホウレン草は
 このような観察になりました!
 ではしばれほうれん草のハウスに移動して
 違いをみていきましょう」

2019年11月09日(土) |  葉っぱはボコボコで寝そべってる!?
ということで、続いては、
しばれほうれん草のハウスにおじゃまします。
リーダー
「さあしばれほうれん草のハウスです!」

ユウリ「うわ~太い!」

リラ「なんかモサモサしてる!」

ユウリ「ボコボコしてる」  
ユウリ
「あっちはピンって立ってたけど
 こっちはあんまり立ってない」

リーダー
「上に向かってピンピンって立ってないね」

森アナ
「ではここでも同じように計っていきましょう」
ここでも廣田さんに平均的なものを選んで頂き、
もろもろ測ってみると…
リラ
「しばれほうれん草は
 葉のほうが大きくて茎のほうが小さい!」

リーダー
「そうだね。茎が短いね。角度はどうかな?」

リラ「10°くらい差がある!」
リーダー
「そうだねえ。印象ですけども
 普通のホウレン草は上に向かって伸びてるけど
 寒締めホウレンソウは
 ぱっかりと開いているイメージがあります」

森アナ「何でこんな違いが生まれるんですか?」

廣田さん「品種の違いですね」

リーダー
「品種というのは、
 お米でいうとゆめぴりか・ななつぼしという
 そういうのが品種名なんですけど
 このホウレン草は何というんですか?」
廣田さん「冬霧7(ふゆぎりセブン)です!」

同じホウレン草でも、
品種の違いでこうも見た目が違うんです。
寒締めホウレン草の「冬霧7(ふゆぎりセブン)」は、
寒さに耐えるため日光を浴びようと、
横に伸びる性質があります。
森アナ「さて最後の株の間隔ですね」

リラ
「自分で思ったことなんですけど
 普通のホウレン草は立ってるから幅が狭くて、
 しばれほうれん草は寝ているから
 株の間隔が大きいんだと思う!」

リーダー
「なるほど!そうですよね。
 こうみると株の間隔に2倍近い違いがある。
 その理由っていうのは、
 今のであってますか?」

廣田さん「あってます!」
実はこのホウレン草、
きっちり等間隔に植えられています。
これは、シーダーテープというものが
道具がつかわれています。

2019年11月09日(土) |  これからもっともっと甘くなる?!
シーダーテープをみてみましょう。

森アナ「すごい!」

ユウリ「何か入っている!」

リラ「何だこれ…?」

森アナ「これ種ですか?」

廣田さん「そうですね」

森アナ
「同じ感覚で青い粒がテープの中に入ってますね」
廣田さん
「これを播くための機械があります。
 土の中をくぐらせる…と言いますか
 機械を動かすだけで、
 シーダーテープが埋まっていきます」
森アナ「これは自分でつくる…??」

リーダー「なんでよ!」

廣田さん「苦笑」

リーダー
「なら植えた方が早いわっっ!
 買うんだよっっ!」
しばれほうれん草の種まきは、
8月末か9月の初めに行われます。
リーダー
「だいたいの作物が収穫適期を迎えてる頃に
 ようやく種をまく!
 そして8月9月に種を播いたものは?」

廣田さん
「10月上旬までにある程度伸ばします。
 それから徐々に寒さに当てて、
 糖度を上げていきます!」  
寒くなるとホウレン草は生長が止まり、
寒さから身を守ろうと糖分を蓄えていきます。

その状態になる、
10月下旬から11月下旬にかけて収穫をします。
この時はまだ、
十分に糖度が上がっていない時期でしたが、
もぎたてを1枚いただきました。

リーダー
「うまっ!うわっ!肉厚!!
 噛んでいくと甘くなっていく!
 食べてすぐ甘いんじゃなくて
 噛むことで口の中が甘く幸せになる。大好き」

森アナ「普通のホウレン草と違いますか?」

リーダー「全然!!違う違う!!」
まだ時期的にしばれほうれん草本来の実力を
発揮していないのに驚きの甘さ。

普通のホウレン草の糖度は3.5度くらいですが、
しばれほうれん草の場合、
8度以上という決まりがあります。
試しに、この時点での糖度を測ってみると…

ユウリ「5.8」

リーダー
「糖度は上がってますが
 JAひがしかわの基準には満たないですね」
リーダー「甘かったけどなあ~~」

森アナ「2度以上上がるってことですよね」

森アナ
「今より2度上がったら
 チョコレート盛り合わせの横に
 ホウレン草あってもいいよ!!」
ユウリ
「こんなに今食べても甘かったけど
 まだ満たしてないということは
 もっと甘くなるんだなと思いました」

リーダー
「もっと甘くなったホウレン草、
 食べてみたくない??」

ユウリ「食べてみたい!!(笑)」

リーダー「そうだよなあ」
リラ
「こんなに甘いのに、
 なんでもっと甘くなきゃダメなのか?と
 思った!!」

リーダー
「ちょっと町のへ批判が入りました(笑)
 でも間違いなくその糖度まで行くんですね?」

廣田さん「そこまで到達します!」

リーダー「楽しみですねえ」

2019年11月09日(土) |  収穫&袋詰め体験!これは大変だあ
そんなしばれほうれん草の
収穫の仕方を教えて頂きます。

廣田さん「株の根本を鎌で切ります」

リーダー
「鎌を差し込んで簡単にできました」
ユウリ君もやってみます!

ユウリ
「一瞬でポロッと取れた!」
さてリラは?

リラ
「あれれれ…
 土に差し込んで切るのは
 見えないから大変だった!!」

リーダー「そうだねえ」
さてお次は森アナ。

ポキッバキッ

リーダー「変な音してますよ」

森アナ
「本当にすごいんですよ。
 ねっ?握ってる感覚じゃない!ねっ?」

リラ「そっとしたらポキッって!」

森アナ「そうそう!そうなんですよ」

リーダー
「あぐりっこに対して
 そうなんですよ~って敬語(笑)
 混乱してます」
森アナ「…できました…」

リーダー「不格好だな」

森アナ
「ちょっと触っただけでもポキポキって
 いってしまいますし、
 横に広がっているから
 隣の葉っぱとも絡まるんですよね。
 だからそれを避けようとすると
 ポキッていっちゃうし…大変ですね」

茎も葉もパリパリとして折れやすいので、
しばれほうれん草の収穫には、
繊細なチカラ加減が求められます。
森アナ
「収穫の後、出荷までにどんな作業をするのか?
 廣田さん教えてください!」

廣田さん「はい」

森アナ
「目の前にビニールの袋があります」

リーダー
「袋詰めですね。
 まずは重さを計りました」

廣田さん
「出荷基準が200グラム以上。
 200以上ならば1株でも2株でも…」
リーダー
「これだけの幅のあるものを
 袋に入れるのは難しいですよ」

透明のファイルで優しく包んで
このファイルごと袋に入れます。
リーダー
「ホウレン草がパキパキ折れる音がしない!」
リーダー
「このクリアファイルの特性を生かして…」

森アナ「滑らす!」

リーダー「最後フィルムを抜く!」

廣田さん
「まだ糖度が満たなくて水分があるので
 くっついてしまいますね」

リーダー
「今回は特別に早い段階の出荷作業を
 みさせてもらってます!」  
リーダー
「最後にテープを止めて…
 できました!顔写真付き~!!」

森アナ「これ廣田さん…髪切りました?」

廣田さん「少し…若いときの…」
この袋詰め作業は、
より一層の繊細さが必要で森アナはもちろん、
あぐりっこのリラちゃんも大苦戦。

生産者は袋詰めまで済ませてからJAに出荷します。
森アナ
「そもそもどうしてこの時期に
 ホウレン草を作ろうってなったんですか?」

廣田さん
「冬は露地野菜もなくなりますし
 収入がなくなりますので
 冬でもできる野菜ということで
 しばれほうれん草を作っています」

リーダー
「他の作物の収穫が終わってから
 種を播くことができる、
 そこからちゃんと育ってくれるって
 すごい優れものですよね」
本格的な寒さを迎える、
少し前に出荷される、しばれほうれん草。
東川町のシンボル・旭岳が、
北海道で一番早く雪が降ることから、
冬の到来を告げる風物詩となるべく、
そう名付けられています。

2019年11月09日(土) |  いただきます&リーダーの過去が…!
森アナ
「しばれほうれん草のお料理!
 JAひがしかわ女性部のみなさんが
 作ってくださいました。
 代表の吉田さんにお話をうかがいましょう」
吉田久美子さん
「今日はしばれほうれん草のドリアと
 ミモザサラダです」

※詳しいレシピはこちら
この美味しそうな料理を早く食べたい! 
ところですが、
話はリーダーのふるさとならではの展開に…

リーダー
「どっかでお会いして…ます?
 なんかすみません。
 ナンパみたいに声かけてしまって…」

吉田さん
「森崎さんは家に来たことがあるんです」

リーダー
「えええええっ
 それはご主人がいない時とか…?」
吉田さん
「学生の時に
 どこかでバイトしてませんでしたか?」

リーダー
「大学生の時にどこかでバイト…??
 なんか…いやな話だな。
 学生の時にバイト?」
吉田さん「東川町でおもちゃ屋さんがあって…」

リーダー「はいはいはいはい」

吉田さん
「そこでクリスマスプレゼントを
 子供たちに買った時に、
 そのお店はサンタクロースが配達していて
 サンタクロースとして
 家に来ていただいたことがあって!」  
リーダー
「そう!そう!そうなの」

吉田さん「写真もあるんです」

リーダー
「本当?そう!僕そうなの。
 夢のあるお仕事してたの。
 町のおもちゃ屋さんで
 プレゼントを届けるっていう」

森アナ
「おうちまでサンタクロースの恰好?」

吉田さん
「おもちゃを持って来てくれたの!」
リーダー
「いやあ恐ろしい過去を暴露されましたね…
 私東川町のサンタクロースでしたから」

といったところで、気を取り直しまして…
「いただきま~す」

リラ
「ほうれん草と具があってて美味しい♪」

ユウリ
「家のお浸しとかお味噌汁に入ってるの違って
 このしばれほうれん草も美味しい!」
 
リーダー
「こうやって食べてことないよね。
 ホウレン草レシピとしても楽しい♪」
吉田さん
「しばれほうれん草は
 糖度が8°以上じゃないとダメなので 
 すごく甘いので私個人としては
 軸を残したまま縦割りにして
 しゃぶしゃぶで食べたりします」
リーダー
「うまそうだなあ。
 まだサンタの恰好でお家行ってもいい?」

吉田さん「いいですねえ」
今日一日を振り返ってみて…

リラ
「取るのも袋に入れるのも大変で
 そういう苦労があるから
 美味しいホウレン草ができるんだなと思った!」
ユウリ
「いつも何気なく食べてるホウレン草が
 農家さんがちゃんと作ってくれて
 いるんだなって分かりました。
 農家さんに感謝して食べようと思います」

リーダー
「たくさんごちそうさまでした。
 ありがとうございました」
※11月16日は特別番組放送のためお休みとなります。  次回の放送は11月23日です。  お間違いなく~~♪  
みなさん、こんにちは!
今日は家族みんなで楽しめるお祭りのお知らせだよ!

JAめむろ
「あぐり王国をご覧のみなさんこんにちは。
 11月23日(土)午前9時40分~午後2時まで
 【収穫感謝祭】をJAめむろで行います。
 豚汁1000食無料配布や、
 馬鈴薯・マチルダの詰め放題、
 美味しい屋台や楽しいアトラクション、
 大抽選会と盛りだくさんです。
 みなさんのお越しをお待ちしております」

【第38回 めむろ収穫感謝祭】
日時:11月23日(土・祝)9:40~14:00
場所:JAめむろ本部事務所敷地内
   芽室町西4条南1丁目1-9

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11月2日のクイズ
「今回取材したシソ油の産地は
 何て町だったかな?」

正解は「滝上町」でした。



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