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2019年03月09日(土) |  リーダー馴染みの工房に挨拶回り!?
森アナ
「こちらには道内のチーズ工房が並んでまして
 チーズを買う事ができるんです。
 見ていきましょう」

森崎リーダー
「中標津ですよ~お世話になっております!
 中標津これまで何度も取材に行ってます。
 東京どうですか?」
売り場
「道に迷います(笑)。
 北海道の乳製品をPRできるように頑張ります」
森崎リーダー
「これ!取材しました。足寄のチーズ!
 行きました。お世話になりました!
 なんか…チーズの“こまい”みたいな」
売り場
「おつまみ感!ホタテの貝柱みたいな!」
リーダー
「そうそう!水分を抜くだけ抜いてくれた。
 美味しいですよ。
 水分抜いてるから日持ちもしますよ」

売り場「一か月くらい日持ちします」
リーダー
「共働学舎さん。
 こちらも取材させて頂きました」
リーダー
「ファットリアビオ…札幌ですね。
 以前取材させて頂きました。
 カチョカバロをフライパンであぶって
 いただきました。チョーうまかった」
リーダー
「旭川!ワックスコーティング?」

森アナ「色がすごいですね」

リーダー「赤いよ赤い!」

試食してみると…

リーダー「うまい!」
リーダー
「半田ファーム!
 以前取材させてもらいました…
 おれ挨拶回りみたくなってるな」

森アナ
「半田ファームさんはどちらにある工房ですか?」
半田ファーム 半田康朗さん
「十勝の大樹町です。
 僕の兄が生乳を搾っていて
 僕がチーズの加工・販売をしています」

2019年03月09日(土) |  半田ファームのこだわりのチーズ作り
十勝南部にある酪農が盛んな町、大樹町。
そこに牧場とチーズ工房が
併設されている半田ファームがあります。
チーズの原料は、もちろん
牧場で搾ったミルクです。
半田さん
「今日の朝絞った牛乳を殺菌して
 中に乳酸菌をいれた状況です。
 時間がかかってないということは
 牛乳に対するストレスが軽減されていて
 生乳をそのまま使えるのは
 大事なことになっています。
 その中に豆腐でいうところの“にがり”
 みたいな凝固剤のレンネットを入れて
 液体から固体に変わります」
中学生の頃からチーズ作りの手伝いを
していたという半田さん。

高校卒業後、フランスの大学で4年間、
チーズの作り方を学びました。
半田さん
「だんだんとチーズっぽくなってきます」
半田さん
「これの中に入っている水分の量…
 握って固まるか?結着するか?」
半田さん
「これって菌で動かしているので
 生き物みたいな感じですね」
牛乳から分離された固形分がチーズの素。
脂肪やたんぱく質など、
牛乳の栄養分が凝縮されています。
200リットルのタンクから、
わずか20キロの固形分を抽出。

これを型にはめ、機械などで圧力をかけて
さらに水分を抜くと固くなり形が整います。
その固まったモノを塩漬けにして、
熟成庫で熟成させます。
半田さん
「だいたい1週間くらい経つと乾いてきます。
 これが1か月くらい経ってくると
 少しずつ外皮ができ始めます。
 2~3か月たつと…こうなります。
 これが今販売しているやつで
 ちょうど8か月! 
 2~3日中には出荷されますね」
種類ごとに適した熟成期間を経て、
チーズが出来上がります。

主力商品の名前、
「チモシー」「オチャード」「ルーサン」は、
牧草の名前。
父が始めたチーズ作り、兄が営む牧場。
半田ファームにしか作れない味わいが、
そこにはあります。
半田さん
「1996年からこのチーズ工房は動いています。
 これをできるだけ長く!
 それでいて生産量が伸びていって
 多くのお客さんにチーズが届けられるように
 なっていけたらと思います」

2019年03月09日(土) |  北海道チーズを待っていたファンの方も!
リーダー
「今日はどういういの持ってきたんですか?」

半田さん
「チモシー・オチャード・ルーサンありますが
 今回は食べ比べに出店させてもらったのが
 チモシーです」
リーダー「チモシーって分かります?」

森アナ「わからないです」

リーダー「牧草の名前」

森アナ「牧草がチーズになっている?」

半田さん
「そうじゃなくて牧草の名前です…」
ではお味は…?

リーダー
「うわっ!弾力があります。
 噛んでいくと生乳の風味が広がる~!
 牧草地帯を風が吹き抜けました…」
森アナ
「けっこうしっかりしてますね。
 噛んでいくと生乳の味わいがしっかり感じる」

リーダー
「口の中でもう一度牛乳に戻っていくような…」
 
と、あぐりチームが
チーズを味わっていたタイミングで、
一般のお客さんが入場する時間となりました。
すると…

お客さま
「買いに来たのよ~映っちゃ困る…」

リーダー
「映っちゃ困るって割に
 すごい入ってきましたね」
お客さま
「だって私、この人に会いに来たんだもん…
 その3つ買います!」

半田さん「ありがとうございます」

リーダー
「東京でチーズ売っているところは
 たくさんあると思うんですけど
 こうやって北海道フェアって 
 どんな印象ですか?」

お客さま
「大好きだから買うの!
 以前別なイベントで知って覚えたの」
リーダー「今日は楽しみいしていたの?」

お客さん「そう!」

リーダー
「オープンと同時に走ってきたもんね」

お客さん「そう!」

リーダー
「収録中にもかかわらず立ち位置すごい!」
さあ賑わってきましたよ~

森アナ「お話を伺ってみましょう」
リーダー「今日はどちらかな?」

お客さま「東京です!」

リーダー「チーズの感想は?」

お客さま「まろやかで美味しいです」

リーダー「北海道に行ってみたいですか?」

お客さま
「行きたいです。
 北海道でチーズ食べたいです!」
こちらの二人組は神奈川県から!
早速食べてみると…
「うまっ!!」「おいしい」
リーダー
「北海道って酪農王国で
 チーズ王国でもあるんです。
 そういう印象ありましたか?」

お客様
「北海道=チーズのイメージありました。
 十勝(行ってみたい)」
じゃじゃん!もんすけです!
北海道地チーズ博!
大勢の人でにぎわっているね。 
道民としては、なんだか誇らしくて嬉しいな!
このイベントを、どんな目的で開催したのか、
主催するホクレンの瀧澤副会長に
お話を聞いてみたよ!

ホクレン 瀧澤義一副会長
「TPPイレブン・EPAが発効されたことで
 チーズで今後海外製品との
 さらなる競合が想定されるので
 北海道は国産チーズの生産量の
 大部分を担っているため
 競争力を更に高めて需要を確保する。
 酪農・乳業関係者が将来にわたって
 安定的に生産に取り組めるようにするのが目的で
 北海道産チーズを継続的に
 消費者の皆様にご愛顧いただくと共に
 さらなる普及・価値向上を目指し
 大消費地である東京で初めて開催しました」

北海道地チーズ博は、道産チーズの
今後を見据えたイベントだったんだね!
東京をはじめ、全国の皆さんにも、
もっと北海道のチーズが広まるといいな!

2019年03月09日(土) |  チーズと中華のコラボ!
北海道産のチーズで盛り上がっている
表参道ヒルズ。
地チーズ博の会場以外でも飲食店7軒が
「北海道地チーズメニュー」というフェアを開催。
期間中、道産チーズを使った
特別メニューを提供しているとのこと…
ということで、あぐりチームは、
モダンチャイニーズレストラン
「蔭山樓(かげやまろう)」に、
おじゃましました。

■蔭山樓
住所)東京都渋谷区表参道ヒルズ3階
リーダー
「きた!うわ~チーズin麻婆豆腐!?
 グツグツしてますねえ~
 麻婆豆腐には見えないんですけど」

森アナ「グラタンみたい」

リーダー
「焼けるチーズの香りです」
森アナ
「どういうチーズが入っているんですか?」

蔭山樓 伊藤達哉さん
「中の北海道のカマンベールチーズが
 豆腐のようにサイコロ状に切って
 入っています。
 上に3種のチーズが乗っていて
 バーナーで一度炙っています。
 香ばしさを足しています」
森アナ
「トロトロトロトロ…うわ~」
チーズと麻婆豆腐という、
意外な組み合わせ。その味は?
森アナ
「けっこう辛い!
 でもこの辛みとチーズがよく合う!
 最初ガツンと辛みが来るんですけど
 チーズがマイルドにしてくれる。
 炙ってるから香ばしいですよね!
 ガツン!チーズ!山椒!みたいな…
 口の中が色んなことが起きてる!
 チーズと麻婆豆腐って合うんだ!」

リーダー
「うまい!合う~
 山椒とチーズの相性がいい!」
リーダー
「初めて!パンに麻婆豆腐乗っけてる。
 う~ん…
 麻婆豆腐とパンって相性が良いって
 思わなかったんですけど
 仲良しにしているのがチーズの存在!
 見事にチーズのジョイントで合ってる」

リーダー
「チーズが麻婆豆腐を引き立ててる。
 フェア中だけじゃなくって
 定番になっていくんじゃないですか?」

伊藤さん
「リクエストがあれば
 ぜひやらせて頂きたいです」
森アナ「反応はどうですか?」

伊藤さん
「すごく良いです!
 チーズ好きな方が喜んで
 食べてくださっています」

リーダー
「皆さんの思いが北海道に向いているような
 気がして嬉しいですね」

森アナ
「北海道を離れても
 北海道のチーズがこれだけ活躍してくれてると
 嬉しいですよね。
 チーズ博や中華を食べた方が
 これ何だろうっていうところから
 北海道のチーズに魅力を持ってもらえると
 それはまた嬉しいことですよね」
伊藤さん
「こういうイベントをやって頂いたことにも
 感謝していますし、自分たちの知らない
 北海道のチーズを使わせていただいて
 また新たな一品ができたと思います」

リーダー
「美味しいコラボ料理ありがとうございました」
みなさん、こんにちは!
今日は「さっぽろ農学校」から、
受講生募集についてのお知らせだよ!

サッポロさとらんどにある、
野菜の栽培を学ぶ教室、
「さっぽろ農学校」では、
今年4月から9月まで開催される
「入門コース」の受講生を募集しています。
ご覧の要領でドシドシご応募ください!
詳しい情報は、サッポロさとらんどの
ホームページからチェックしてね!

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!

【さっぽろ農学校 受講生募集】
申込期限:3月22日(金)必着
申込先:サッポロさとらんど
    「札幌農学校入門コース」係

詳しくは
http://www.satoland.com/publics/index/15/

----------------------------------
3月2日のクイズ
「遠軽町白滝の
 ジャガイモ料理コンテストの名前は、
 なんだったかな~?」

正解は「じゃがリンピック」でした。
お・ま・け

半田ファーム取材中に仔牛が誕生!
お母さんペロペロ舐めます。

生まれてきてありがとう! 

元気に育ってね~

2019年03月02日(土) |  ♯513 郷土愛と農業愛の結晶!白滝じゃがリンピック編
白く美しい滝があることから、
そう名付けられました。

遠軽町白滝地区。旧白滝村。

畑作と酪農を基幹産業とする、
人口700人ほどの集落。

1912年、和歌山県の人々が入植。
1946年、遠軽町から分かれて白滝村となります。
2005年、近隣のマチと合併して遠軽町となり、
現在に至ります。
旧白滝村は、ジャガイモの産地でした。
「白滝じゃが」と呼ばれるそのジャガイモは、
全国的、全道的な知名度こそ低いものの、
甘くてホクホクした美味しさが、
地域の人々に深く愛されていました。
白滝じゃがをブランド化することで、
白滝の名前を残したい。
そう願う人たちがいました。
「JAえんゆう白滝じゃが・生産部会・加工班」。
白滝の農家の女性たちで構成されたグループです。
2006年、そのグループが中心となって、
ジャガイモ料理コンテスト
「じゃがリンピック」が開催されました。
白滝及び白滝じゃがのPR、
ジャガイモの消費拡大、
ジャガイモ料理の普及などを目的に、
年に1度開かれるこのイベント。

今年2月には14回目の開催を迎え、
大きく盛り上がりました。
ここに2冊の本があります。
「じゃがリンピックのじゃがいも料理」。

過去のじゃがリンピックの入賞レシピが
まとめられた、料理ブック。
「白滝じゃが・生産部会・加工班」の
自費出版によるものです。

2012年に1冊目、2018年に2冊目を発行。
これまでに、合計9000部以上を売り上げ、
2013年からは遠軽町の
「ふるさと納税返礼品」にもなるなど
大きな反響を呼んでいます。
また白滝じゃがは、地元の小中学校の
地域学習や食育の題材にもなるなど、
着実に地域に根付いてきています。

「白滝じゃが・生産部会・加工班」は、
夢見ています。

白滝がいつか、
ジャガイモ料理の聖地になる日を…。

今回のあぐり王国ネクストは
遠軽町白滝のジャガイモ料理コンテスト、
じゃがリンピックに注目します!
森結有花アナウンサー
「遠軽町白滝にやってきました!」

森崎博之リーダー
「この辺りは遠軽・湧別エリアは
 えんゆう地区と言われていますね。
 なんでもとれます!
 玉ねぎとか小麦とか…
 北海道の主要作物いろんなものがとれる!」
森崎リーダー
「なかでも、この白滝という地名のついた
 “白滝じゃが”っていう
 有名なジャガイモがあるんです」

森アナ「白滝でとれるじゃがいもですよね」
森崎リーダー
「白滝じゃが!
 それだけで肉じゃがの素材、
 2つ揃っているんじゃないか…」

森アナ「名前だけでも美味しそう」

リーダー
「白滝という村の名前。
 今は遠軽と合併しているんですけど
 白滝という名前のついたジャガです」

そんな遠軽町白滝で行われる、
第14回じゃがリンピック。
果たしてどんなイベントなのか、
さっそく会場へ―

2019年03月02日(土) |  白滝のブランドを残し、町おこしへ!
森アナ「こちらがじゃがリンピック会場です」

森崎リーダー
「おじゃまいたしま~す」
森アナ
「主催者の大久保さんにお話しを
 お聞きしましょう」

大久保 真由美さん
「よろしくお願いします」
白滝じゃがの生産者である大久保さん。
じゃがリンピックでは、
2006年の立ち上げ当初から、
主催者側の中心的な役割を担い、
現在は「JAえんゆう白滝じゃが・生産部会・加工班」の
代表を務めています。
リーダー
「料理コンテストってことですか?」

大久保さん
「そうです。平成18年から始めてまして
 今回で14回目になります」

リーダー
「どうして始めたんですか?」
大久保さん
「平成の大合併…ということで
 白滝村・丸瀬布町・生田原町・遠軽町で
 大きな遠軽町になるっていうことで
 決まっているところで
 白滝村の名前を残していこう!ということで
 もともと“白滝じゃが”は
 この土地でブランドだったんですけども
 それを使って何か町おこしが出来ないか?
 ということで始めました」
白滝じゃが生産者たちの郷土愛が、
そもそもの始まり…。
それが大きなイベントとなっていった
いきさつとは…?

大久保さん
「最初は私達メンバーの家庭料理の持ち寄りで
 レシピ化して、お客さんに配ってましたが
 何年か続けていたら…」
大久保さん
「さすがに自分の家庭料理のネタが尽きて…」

リーダー「それはそうですよね」
大久保さん
「それぞれ持ち寄りに向けて考えだしたんです。
 次の持ち寄り、何もっていこうかな…って。
 それで考えだしたら
 意外とジャガイモってクセのない食材で
 切り方・調理方法・味付けなんかで
 無限に料理ができることに気が付きまして
 だったら一般の地域の方も参加できるような
 イベントにしようということで
 じゃがリンピックが始まりました」
リーダー
「すごいじゃーん。
 意味のある、大義あることですよね。
 今でも14回も続いてるって…。
 すばらしいですね」

大久保さん
「みんなのおかげで14回続いています。
 まだまだ続きます!!」
ところで白滝じゃがには、
どんな特徴があるのでしょうか。

2019年03月02日(土) |  石が多い畑のイモはうまい!?
大久保さん
「標高が400mから500mぐらいと
 道内でもトップクラスの高地に
 なってますので…」

森崎リーダー
「高地ですねえ~!400m、500m!!」

大久保さん
「ここでも400m以上あると思うんですけど…」

リーダー
「したら…寒いしょっ?」
 
大久保さん
「寒くて夏は暑い!
 道内どこでも昼夜の寒暖差が大きいと
 思うのですが
 より寒暖差が大きいというのもあります」
大久保さん
「それとここは
 畑にすごく石が多いところなんですよ。
 まっ川沿い…ですよね。
 昔から石が多い畑のイモはうまい!って
 いうんだそうです」

森アナ「なんでですか?」
大久保さん
「夏場…暑いですよね。
 畑の石が熱を蓄えて
 それがじっくり冷めることで
 デンプンがじっくりたっぷり生成される!」

リーダー「ほーーー」

大久保さん
「すごくでんぷん質の多いジャガイモ。
 ホクホクのジャガイモが育つんです」

リーダー「そうなんだあ」
大久保さん
「甘みが強いジャガイモが育つのが
 白滝じゃがの特徴になってます。
 あとこの辺りは火山灰土壌で
 水はけがいいということで
 ジャガイモの生育に適している!」

リーダー
「湿気が多いとジャガイモによくない…」

大久保さん
「病気ついたりとかしちゃうんで
 水はけが良いってことは大事なことです」

リーダー
「白滝はカラッとして
 暑くて冷え切っているから!
 人にとっては過酷な環境かもしれないけど
 農産物はとっても美味しくなる!」

大久保さん
「そうですね。ここの土地にあった
 ジャガイモなのかなって思います」
その美味しい白滝じゃがを使った、
生産者たちの取り組みは、
着実に実を結んでいるようです。
大久保さん
「ふるさと納税の返礼品として
 “白滝じゃが”と私達が作ったレシピ本を
 セットで使っていただいています」

リーダー「それは嬉しいですね」

大久保さん
「本当にジャガイモが好きな人の所に
 私たちの美味しい白滝じゃがに
 レシピ本も添えて届く…なんて
 私たちにとって願ったり叶ったりで
 すごく良いなと思ってます」
大久保さん
「あと学校教育の一環として
 地域の特産品を学ぶ…ということで
 白滝じゃがに参加してくれている
 子供たちがいまして…。
 けっこう増えてきていまして
 今年は地元の白滝中学2年生と
 遠軽小学生5年生が授業の一環として
 自分たちでジャガイモを植えたりして
 レシピまで自分たちで考えて
 今回参加してくれることになりました」
リーダー
「子供たちが…ですか?」

森アナ
「自分たちでレシピも考える?」

大久保さん「そうです」

森アナ「調理も自分たちで?」

大久保さん「していると思います」

リーダー「へーすごい!」
リーダー
「そうやって大合併があって
 町と村が一緒になる…
 でもそのあとも 
 しっかりと町の名産になる!
 みんなが受け入れてくださっているって
 すごく嬉しいことですね」

大久保さん
「本当にうれしいことです。
 最初は出品者が集まらなくて苦労したけど…」
大久保さん
「今回は16品!
 2品もってきたいという人に
 1品だけにしてください…と
 お願いしたくらい
 いっぱい集まりました!!」

2019年03月02日(土) |  家族一緒にできる仕事…それがここでの農業
大久保さん
「本日はたくさんの方にお集まり頂き
 まことにありがとうございます。
 今年は平成最後のじゃがリンピックです」
 
第14回じゃがリンピック開幕。
今回は16チームがエントリーされています。
それぞれ持ち寄った料理を、
みんなで食べて楽しみつつ、
審査員が、基準に則って審査。
金・銀・銅賞を決めます。
森アナ
「イベント会場とは別の
 審査会場にやってきました。
 後ろには料理も並んでいますが
 ここからは主催者チーム副代表の
 江面(えづら)さんにお話しを伺います」

森崎リーダー
「江面さん!
 どこかでお会いしたことないですか?
 なんかナンパしてるみたいですけど…」

江面さん「う~ん…」
リーダー
「私、この方知ってますよ!
 あなた!CMに出てますよね」

江面さん「はい。あぐり王国の時の…」

リーダー
「あぐり王国の時のコマーシャル!」

江面さん「JAさんの…」

リーダー
「そう、てんてんてんてん(音楽イメージ)」

森アナ「ああああ。そんなすごい方が!」
JAの新規就農促進のコマーシャルに出ている、
江面(えづら)陽子さん。
もともとは東京で会社勤めをしていて、
10年前に北海道へやってきました。
江面さん
「夫と二人に農家になりたい!ということで 
 結婚式の次の日にフェリーに乗って
 北海道に来て3年間修業した後に
 白滝で江面ファームとして生産者になりました」

森アナ「えええ」
リーダー
「新婚旅行で北海道きた訳じゃなく…」

江面さん
「今が新婚旅行10年目です!」

森アナ
「いや~素敵~♪ステキ!!素敵ですね」
リーダー
「でも何で北海道で新規就農しようと思ったの」

江面さん
「東京で働いていた時に
 仕事はすごく充実していたんですけど
 その時、彼(夫)と結婚を考えた時に
 このままだったら
 家族一緒に過ごす時間がとれない!
 家族で一緒にできる仕事がしたいなと思って
 その時に浮かんできたのが農業だったんです」

リーダー
「白滝に来てみてどうですか?」
 
江面さん
「住んで9年目なんですけど
 ここが故郷と思えるくらい気に入ってます!」

リーダー「何が魅力ですか?」

江面さん
「まずは白滝に住む人たちの
 器の大きさというか
 私達、まったく農家でもないのに
 移住してきて農家になった訳ですけど
 こうやってみなさん応援してくれたり
 一緒に活動に参加させてもらっている…
 そういう器の大きさっていうのが
 こっちにはあるのかなと思って!」
江面さんは「白滝じゃが・生産部会・加工班」が
出版している料理ブックの、
デザインや撮影を担当するなど、
今やすっかり白滝になじんでいます。
森アナ
「じゃがリンピックに出品したり
 審査する基準ってあるんですか?」

江面さん
「出品するのはオリジナル料理なら
 なんでも大丈夫なんですけど
 基準は3つで
 おいしい・簡単・作ってみたい!
 こういう料理を項目として審査してます」

リーダー
「審査室も賑わってきましたねえ」
審査員は白滝じゃがの生産者やJA職員など9名。
今年はどんな料理が入賞するのでしょうか?

2019年03月02日(土) |  遠軽小のレシピ開発に密着!
森アナ
「さてこちらの試食コーナー
 10分経ってないんですけど
 ほとんど料理なくなりましたね(笑)」

試食会場では持ち寄った料理
参加者全員で試食します。
アットホームな雰囲気ですが、
料理の争奪戦は、思いの外、
熾烈だったようです…
森崎リーダー
「食べてますね!お邪魔します!
 キレイに食べてますね。
 こちらはチームですか?」

「遠軽小学校で参加してます!」
遠軽町遠軽小学校 太田三菜美先生
「子供たちが一年間かけて
 ジャガイモを勉強して
 それの成果として出品してます」

リーダー「みんな作ったの?」

児童たち「はい!」

リーダー
「ちょーすごいんだけどー。
 めちゃすごいじゃーん」
遠軽町遠軽地区にある遠軽小学校。
ここでも白滝じゃがの普及活動が、
形となっています。
5年生が、江面さんたちから、
種イモをもらい学校で栽培するなど、
1年を通して白滝じゃがを学んできました。
総合的な学習の時間では、
生徒たちが共同でオリジナルレシピを開発して、
じゃがリンピックに出品する料理を作りました。

いくつもメニューを作った中から、
厳選した2品を出品します。
児童
「ジャガイモを生地にしてチーズを包む!」

ひとつはジャガイモを練った生地で
チーズを包み
油で揚げるスナック感覚のおつまみ。

「いい感じです!
 焼き色がついてきたので!!」

そしてもう一品は…
児童
「ジャガイモの食感を少し残して
 ジャガイモアイスにする!」

「ジャガイモを入れたアイスを
 クッキーに挟んでトッピングして食べる」
もうひとつは、
マッシュポテトを混ぜたバニラアイスを、
クッキーで挟むスイーツ。
2品とも何度も試作と改良を重ねて、
ようやくレシピを完成させました。
男児「うまい!」
女児「バッチリ!」
「うん!美味しい~」
担任の太田先生は白滝じゃがを使った授業で、
どんなことを学んでほしかったのでしょうか。

太田先生
「江面さんと一緒に種イモもらって
 家園でも育ててってあったので
 地域っていいな~
 遠軽っていいなあ~という
 郷土愛に繋がれがいいなあっていうのと
 子供たちにとって“食”は身近なので
 “食べることは生きること”になるので
 食を大事にしてほしいな~と思って
 やっていきました」
じゃがリンピックには、
クラスを代表して6人が参加します。
意気込みの程を聞かせてください!

「じゃがリンピックで
 金メダルとるぞ!おおお~!!」

2019年03月02日(土) |  じゃがいも料理をいただきま~す!
では早速試食していきましょう!

遠軽小学校の遠藤さん・辻さん・斎藤さんが
代表して出品した
「白滝じゃがのチーズスティック」!
さてそのお味は?
森崎リーダー
「うまい!甘い!!
 イモの甘みがすごいです。
 イモ団子とかイモ餅とか…
 あのほんのりした甘み!
 イモの甘みが良いね~
 おいしいジャガイモだあ。
 これ本当に小学生が作ったの?」
児童「作りました!」

リーダー
「おばあちゃんが作ったんじゃないの?
 おばあちゃんが作ったかのごとく
 素朴でどこか懐かしい味ですよ」
同じく遠軽小学校の牧島さん・川口さん・影山さん
代表の「ゆめじゃがアイスサンド」!

森アナ
「かわいいですよね。いただきます!
 うん!美味しい~
 アイス美味しいですよね。
 クリーミー!潰し加減なのかな?
 ジャガイモの味がしっかりしていて
 すごいアイスおいしい~♪」
森アナ
「ジャガイモについて勉強してみて
 こういうレシピも作ってどうだった?」

児童
「あま味とか種類とかを
 気にするようになりました」

リーダー
「そうだよね。
 ジャガイモの持っている食感・あま味。
 こういったものをキチンと出すには
 どうすればいいだろうって
 そんなこと考えないもん…
 それを感じ取ってるんだからスゴイ!」
第14回じゃがリンピック、
いよいよ結果発表の時間です。

大久保さん
「続きまして銀賞!遠軽小学校5年生!
 遠藤さん・辻さん・斎藤さんの
 白滝じゃがのチーズスティック!」
なんと、大人の参加者と同じ土俵で、
遠軽小学校5年生が、
見事銀賞に輝きました!
甲乙つけがたい16品のうち
金賞に輝いたのは、
遠軽町の農家・高橋玲子さんの
「豚しゃぶのせ・ポテキャベサラダ」でした。
最後はみんなで記念写真撮影!
森アナ「おめでとう」

リーダー
「すごいすごい!
 白滝には素晴らしいジャガイモがあるって
 みんな詳しくなった訳だからさ
 また美味しいレシピを作り出して下さい」

児童みんな「はい!」

リーダー「お疲れ様!おめでとう」
森アナ
「第14回じゃがリンピックが終わりました。
 お疲れ様でした」

リーダー「盛り上がりましたねえ」

大久保さん
「盛り上がりましたね。
 全部で16品ですもんね。
 おいしかったですよね」

リーダー
「持ち寄りからスタートしたという言葉通り
 他の人が何を作ってきたのか?
 それを楽しみにワイワイ食べているから」

森アナ
「大会でありつつホームパーティみたいな」
リーダー
「今年の参加者をみると
 子供、そして海外の方まで…」

大久保さん
「初めてですね!通訳が必要初めて!」

リーダー
「グローバルですし
 次の世代にしっかり受け渡す事もして
 こういうイベントっていうのが
 町を元気にしていくかと思いました」
大久保さん
「地域の子ども達がこういうことで
 白滝じゃがを食べてもらってね、
 だいたい遠軽って地方都市ですので
 高校まで出たらだいたい進学・就学で
 都会に出ていく方が多いじゃないですか。
 その時にね、
 昔食べた白滝じゃが美味しかったな!って
 思い出してもらえると嬉しいな」

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2月23日のクイズ
「道内で唯一うずらの卵を生産している
 マチはどこだったかな?」

正解は「室蘭市」でした。




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