松坂 「こんにちはあぐり王国です。 今回は2009年度・最後の 放送と言う事で 大々的にやっちゃいますよ!」
森崎 「5時間スペシャルです」
松坂 「いえいえ30分ですが…題して、 あぐりっこ隊 勝ち抜きクイズ選手権です」
森崎 「本日は大勢のあぐりっこ隊に 集まっていただきました! みんながんばるぞー」
あぐりっこ隊 「おおお~~」
森崎 「クイズ王になりたいか~!?」
あぐりっこ隊 「おお~~」
森崎 「シンキングタイム終了~ ○か×に分かれて下さい!」
あぐりっこ隊 一斉に×に移動-。
松坂 「正解は×です! 牛の胃袋は4つあります!」
森崎 「すごい優秀です。 参加チーム10チーム、 全員がリーチです」
2問目は- 大根は場所によって 味が違うのですが、 一番辛いのは先端部分である。 ○か×どちらでしょうか!?
森崎 「では問題… これは難しい問題です。 これは分かったらすごいよ。 JA帯広大正の主要野菜の キャラクター 【大正野菜三兄弟】、・・・」 (問題を読み終えない内に あぐりっこ隊が反応!)
森崎 「う~~~正解!」
藤尾 「すっげー リョウ、カッコイイ」
こうして次々と勝ち抜け、 ネクストステージへ進む 5チームがきまりました。
森崎 「第2ステージもがんばろう!」
あぐりっこ隊 「おお~~」 惜しくも第1ステージで敗退した 5チーム15人には ミルクランド牛乳贈答券が プレゼントされました。
松坂 「札幌の玉ネギ生産者 大萱生(おおがゆ)さんの ビニールハウスに来ました!」
第2ステージでは 獲得ポイントの多い上位 3チームがファイナルステージに すすめます。
松坂 「こちらのビニールハウスには 玉ネギ何個分の種が育てられて いるでしょうか?」
(ヒント) 玉ネギの種は 「ポット」というシートで、 1つずつ育てています。 こちらのハウスでは、 2000枚のポットで育苗しています。
日高馬チーム 「10000です!」
さくらんぼチーム 「4億…」 大萱生 勝さん 「正解は、 982016個の玉ネギです!」
5チーム中、 3チームが同点という接戦に-
次は倉庫に移動- 森崎 「ドキドキ!玉ネギリレー対決~!!」
バトンに代わり 玉ネギを優しく丁寧に 運ぶリレー対決。 早くゴールしたチームから クイズに答えることができます。
森崎 「よーいスタート」
松坂 「がんばって~」
藤尾 「玉ネギを傷つけないでね~」
森崎 「各チームほぼ横並びです」
藤尾 「真ん中の人は 反復横飛びですね」
リレーで回答権を ゲットした各チーム。 さて、問題は-
さくらんぼチーム 「きゅうり!」
松坂 「正解で~す」
さくらんぼチーム 「やったー」
森崎 「ファイナルステージ 進出決定~!!」
いよいよ3チームが ファイナルステージへ- 第2ステージ敗退の 2チーム6人全員には 北海道米「ふっくりんこ」2kgを プレゼント。
ファイナルステージは、 石狩にある ホクレンパールライス工場。 こちらは玄米を精米して 出荷する工場で、 ごはんをもっと 好きになってもらおうと お米にまつわる展示物も 充実しています。
ここではお米に関する クイズを3問出題! 多くポイントを獲得した チームが優勝です! ★ホクレンパールライス工場 石狩市新港西2丁目792番地 TEL:0133-76-2777 見学が可能です! 毎週月曜日から土曜日 (1)10:00~11:00の部 (2)13:30~14:30の部 (3)15:30~16:30の部 ・申込方法 3日前までに電話にて、ご予約ください。 受付 土・日・祝日は除く。 受付時間 9:00~17:00(見学は無料) 詳しくはホクレンホームページで。
あぐりっこ 「せい・のう・でー」
森崎 「3人でチョット浮くぐらいだよ」
もち米・チーズチームは55キロ、 さくらんぼチームは40キロと回答。
さて正解は-
松坂 「正解はおよそ60キロです」
さすがファイナルまで 勝ち残ったチーム。 お互い一歩も譲りません。
第二問。 お米1俵60キロを 収穫するためには、 どれだけの広さの 田んぼが必要でしょうか?
①サッカーコートの半分 ②バレーボールコートの半分 ③卓球台の半分
松坂 「正解は②番、 バレーボールコート半分です」
森崎 「今みんなの前にある 白いタイルの広さが バレーボールコートの 半分の広さなんだ。 60キロのお米を作るって 大変なんだね」
森崎 「いよいろ最終問題です。 勝ったチームに100ポイント入ります」
河野 「最後の問題に勝った チームがチャンピオンになる!」
最終問題- 河野君の体重は115キロです。 では115キロ分のお米で いったい何個のおにぎりが 出来るのでしょうか? 1個のおにぎりが 何グラムくらいか予想するのが このクイズの鍵です。
もち米チーム 「60個です」
さくらんぼチーム 「58個!」
チーズチーム 「7590個」
答えが出揃いました… 正解は…
松坂 「1045個です」
森崎 「優勝はもち米チーム!」
優勝賞品として 北海道米 「ゆめぴりかブレンド」一年分(60kg)、 「はこだて和牛」800gが 3名それぞれにプレゼント! 準優勝の2チーム6人全員にも 十勝・幕別町特産長いも「和稔じょ」と よつ葉乳業バター詰め合わせが プレゼントされました。
優勝したチームはもちろん 参加したあぐりっ子全員が 大人顔負けの北海道人に なっていました! 北海道の未来は明るい!!
河野 「ユッコちゃん! 卒業おめでとうございました」
藤尾 「お疲れ様でした」
森崎 「今まで楽しくできました。 本当にありがとう。 春からは新しい仲間が 登場してくれます」
河野 「今リーダーが 話そうとした瞬間に パッと仕切ったから 今後はこういう雰囲気に なるんだなって!」
森崎 「しっかり 尻に敷かれて まいりたいと思います!」
佐々木 「今、チョット 噛みましたよね!」
森崎 「(ヒョー)」
藤尾 「厳しいですよ!」
松坂 「ハイ!春からも あるぐり王国北海道…」
一同 「え~~」
藤尾 「最後にあるぐり王国って言った?」
河野 「ハラホレヒレハレ… みたいになったよ」
森崎 「ありがとうユッコちゃん! 泣いてるの? 最後、噛んで泣いてるの?」
松坂 「ホンドニ、イババデ、 アリガドウ、ゴダイマジタ…ぐすん… (本当に今まで ありがとうございました)」
松坂 「こんにちはあぐり王国です。 今回は鹿追町にやってきました」」
藤尾 「鹿追、景色いいですねえ」
森崎 「すごいキレイな町だなあ!」
藤尾 「晴れていたら太平洋まで 見渡せるみたいですよ」
森崎 「イイ町だね! しかも鹿追と言ったら 今日はそばでしょ?」
松坂 「町内には乳牛が19000頭、 肉牛が9200頭もいるんですよ」
森崎 「そんなにいるんだあ!」
森崎 「とかち鹿追牛って 一言で言うと どんな牛ですか?」
JA鹿追町 猪俣 敏之さん 「鹿追で生まれた子牛が このセンターで育てられ、 肉として出荷される- 生まれも育ちも鹿追町と 言うのが特徴です」
猪俣さん 「しかも鹿追牛は2種類います。 1つはホルスタインのオス。 もう1つは交雑種です」
交雑種とは (鹿追町の場合) ホルスタイン種のメスと 黒毛和種のオスを交配させたもの。 こうすることで 肉専用種より早く大きく、 そして乳用種よりおいしくなり、 低コストで良質なお肉が 生産できるのです。
森崎 「あの~ 生まれも育ちも鹿追町ですが、 例えば神戸牛とか松阪牛とか 生まれも育ちも神戸では ないのですか?」
猪俣さん 「違うんですよ。 市場で取引されて 北海道から兵庫県に行ったり… という流れになってます」
森崎 「ではずっと地元にいる牛って 珍しいのでは?」
猪俣さん 「たぶん全国でも 鹿追だけだと思います。 以前は酪農家の方が自由に 牛を売っていたのですが、 付加価値を付けられないまま 安く取引されるコトがあるので、 このセンターに集約し、 鹿追で生まれた牛は全部、 鹿追で育てようとなったんです」
藤尾 「ちゃんと耳や首のところに 番号がついているんですね」
猪俣さん 「人間でいうと戸籍と住民登録が 一緒になって、生まれたところも 育ったところも分かるように なっているんですよ」
早速、出荷直前の牛を見学-。
松坂 「うわあーおっきい~」
猪俣さん 「18ヶ月を超えましたよ。 大きい牛だと1tを 超えるんですよ」
森崎 「迫力あるなあ」
森崎 「うわーこれはナンですか?! 山に囲まれたちょっとした 盆地ができていますよ」
猪俣さん 「ここではたい肥を 作っているんです」
森崎 「煙が出てますね! どうやって発酵 させているんですか?」
猪俣さん 「あの機械見えますか! 今ドリルが回っていますよね」
猪俣さん 「空気を入れて、 かき混ぜることによって 発酵を促進させているんです」
森崎 「材料はなんですか?」
猪俣さん 「木の皮なんです」
猪俣さん 「木の皮を最初は牛の寝床に使うんです。 すると尿やウンチもしますよね。 それをココに持ってきて、 かき混ぜてたい肥にするんです」
森崎 「使用済みのものが 再利用されて、 また畑に還元されるんですね」
森崎 「すべてが町の中で できていますね」
藤尾 「町の名前を【牛追町】に した方がいいんじゃないですか!」
有限会社 大平畜産工業 川合 昭夫さん 「鹿追町の交雑種は お母さんがホルスタイン、 お父さんが黒毛和牛です。」
森崎 「色々と見てみたいですね」
早速牛舎を覗いてみると-
一同 「うわーこれはかわいい~~」
藤尾 「めちゃくちゃお父さん似!」
川合さん 「元々はお産を楽にするために 交雑がはじまったんです。 お父さんの黒毛は ホルスタインよりも小さいので、 子供が小さいんですよ。 今ではみんな育てるようになって どんどん増えてきています」
藤尾 「スミマセン 川合さん、 チョット待ってくださいね。」
藤尾 「リーダー 話聞いてください!!」
森崎 「んっ・・・ すんごい、なつっこい」
森崎 「オレ、どんだけ好かれてるの? チョットずつ どつかれてるんだよね!」
川合さん 「牛っておっぱいを吸うとき 本能的に乳房を刺激して 母親のミルクを飲もうと するんで、突っつくんです」
森崎 「こちらは?」
川合さん 「出荷寸前の牛です。 26ヶ月ですね。 入ってみますか?」
森崎 「えー牛大騒ぎですよ」
ピュヒュヒュー (軽くかすれた口笛・・・) 藤尾の作戦は-
何気なーーく 近づいて…
松坂 「触りました~!どうでした」
藤尾(小声で…) 「ホルスタインより 毛が、 チョット、 ふかふか、 シテイル!!」
森崎 「あれ、チョット藤尾! 狙われているよ今!」
川合さん 「あーこれは 闘牛のように襲ってくるかも しれないですねえ」
森崎 「藤尾! いつまでワシのシマに いるんじゃい! (牛の気持ちを代弁中)」
藤尾 「あの鼻息とかアニメでしか 見ない感じですよおお」
森崎 「あれっ見たことある人が…」
川合さん 「一応、ココのお店の オーナーもやっています!」
一行が訪れたのは、 地元の食材にこだわる 「森のキッチンかわい」。 今回は特別に とかち鹿追牛の2種類を 食べ比べさせて頂きました。
まずはホルスタインのお肉-
川合さん 「ホルスタインは 赤味が多いのが特徴です。 通常当店は交雑種のみですが 今回は特別に用意しました!」
森崎 「ホルスタインです、 よいしょ~~」
藤尾 「いやーツバが止まんない!」
あぐりっこ 「おいしい!ジューシー」
藤尾 「すごいですね!!」
あぐりっこ 「さっきより 肉汁が出ておいしい!」
藤尾 「牛を食べた!って感じが すごくしますね」
森崎 「おいしく安全に育てて 提供しようという想いが、 とかち鹿追牛の名を上げて、 町全体にハッピーが 広がっていくのではないでしょうか!」 ■森のキッチン かわい 鹿追町瓜幕西28線27 TEL:01566-7-2327 営業時間:AM10:00~PM8:00 定休日:火曜日(5月~10月無休)
じゃーん、もんすけです! ホルスタインのオスと 交雑種では味わいに どのような違いがあるのでしょうか?
JA鹿追町 成田 雅規さん 「おいしいと評判の とかち鹿追牛ですが、 ホルスタイン・交雑種 にはそれぞれ味に 特徴があります。 ホルスタインのオスは やわらかい赤味が持ち味で クセが無く噛むほどに うま味を感じるのが特徴で 主に近畿地方に出荷してます」
成田さん 「交雑種は サシと呼ばれる脂身が 赤味に程よく入っており 味わい深いのが評判です。 こちらは神奈川県を中心に 販売をしており 好評を頂いております」
ご購入はこちら- 《とかち鹿追牛》 ■Aコープ鹿追店 住所:鹿追町新町4-51 電話:0156-66-2250 ※とかち鹿追牛(ホルスタインのみ)は 下記ホームページでも購入できます ■北海道牛肉市場 http://www.hokkaidogyunikuichiba.jp/