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2016年07月30日(土) | ♯393 全国から注文殺到!月形町の変わり種スイカ編
2016年07月30日(土) | スイカの特徴的なシマシマがない!?
2016年07月30日(土) | 情熱をかけた品種改良
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2016年07月30日(土) |  ♯393 全国から注文殺到!月形町の変わり種スイカ編

「ゴジラのたまご」
「おつきさま」 「ダイナマイト」

実はこれらの名前、
ある同じ農作物の商品名なんです。
突然ですが、この一風変わったネーミングの
農作物、一体何かわかりますか?

街頭インタビュー
「…見当もつかない!」
「大きな卵でおつきさまのように丸くて…
カブラ(カブ)!違う?」
「全然分かんない…コーンとかですか?」
「カボチャ?」「ジャガイモ?」

今週のあぐり王国ネクストは、
月形町で収穫のピークを迎えた
農作物に注目!
全国から注文が殺到する、
そのブランド作物とは!?
暑い夏を爽やかに乗り切る!
みんな大好きな農作物の正体に迫ります。

憧れ
「今日は札幌から車で1時間!
月形町にやってきました」

森崎「ジャーン!夏服を着ました」

憧れ
「久しぶりの小橋さんとリーダーに
クイズを用意してきました」

憧れ
「こちらなんですけど、
 実は3つとも同じ農作物の商品名なんです。
 さてその農作物とは何でしょうか」

小橋
「水田の前ということは“米”

憧れ「ゴジラのたまごってどんなお米?」

小橋
「ゴツゴツした米でね…
 なんでしょ、この食味?!って。
 でも美味しいっていうね…」

では元気なあぐりっこを呼びましょう!

ごはんはいつもおかわり!
食べ盛りの今井椋河(リョウガ)君と、
好き嫌いがない五十嵐太一(タイチ)君の
小学4年生コンビ。
2人にも同じ質問をしてみますが…

リョウガ「うーん…お米

タイガ「お米だと思う」

小橋「リョウガ!タイチ!気が合うな

憧れ「どうしてお米と思ったの?」

リョウガ
「こっち側にお米があるから!」

小橋
「自分だったら何にこの名前つける?」

リョウガ「映画の名前とか」

タイチ「ゲームソフトとか!」

森崎
「そうだね!タイトルっぽいよね」

答えは果たして「お米」…、なのか?
早速、生産者のもとへ―

「こんにちは~」

こちらが気になる名前の農作物を育てている
柳彰憲さん。いよいよ、その謎が明らかに…

憧れ「その農作物は、旬は?」

柳さん「です」

憧れ
「それにしてもハウスがたくさんありますね」

柳さん
30棟くらいありますね。
 そこを見ていただければ…」

憧れ「見せてもらおっか!」

森崎「さあ何だ何だ?」

ハウスの中に入ってみると…

あぐりっこ「スイカ!!」

森崎「うわ~でかい!!」

タイチ「でかい!」

憧れ「これスイカなんですね!」

森崎
「この形といえば??」

リョウガ「ゴジラのたまご!」

柳さん「そう!正解!」

憧れ
「そのまんまですね」

森崎
「…いや?!
 そのまんまかどうかは
 わからない!!見たことないから(笑)」

…ということで月形町で
収穫最盛期を迎えていたのは「スイカ」!

こちらの楕円形のスイカが、ゴジラのたまご。
その見た目と美味しさから、
全国のデパートなどでも販売される、
人気のブランドスイカなんです!


2016年07月30日(土) |  スイカの特徴的なシマシマがない!?

森崎
「普通のスイカと比べてどこが違う?」

タイチ
「大きさとか皮の厚さとか?」

リョウガ「色が違う!」

森崎
「スイカと言えばさ、
緑色に稲妻のような黒いの
入るじゃない?」

憧れ「が入りますよね。模様がないですよね」

小橋「中は普通の赤い色?」

柳さん「赤い果肉ですよ」

憧れ
「1玉どれくらいの重さですか?」

柳さん
「これは小さいんですけど…」

憧れ「これで小っちゃいんですか?」

柳さん
「これで9kgくらいあるんじゃないですかね」

憧れ「そんなスイカあるんですね!」

憧れ
「柳さんは毎日どれくらいのスイカを
 収穫しているんですか?」

柳さん
30棟で1か月かかるんですよ。
 1日1棟ずつ収穫して、
 だいたい1ヶ月かかる」

小橋「何個とれるんですか?」

柳さん
「これで300~400玉くらいですかね」

あぐり一行「すごいねえ~」

森崎
「1個10キロ…3~4トン」

憧れ「大きいものだと…?」

柳さん「14Kgとか!」

あぐり一行「ええ~~」

そしてスイカの近くには、なぜか、あの野菜が…

あぐりっこ「ネギ??」

森崎「ネギに見えるよね」

柳さん
「スイカはすごく病気に弱いので
ユウガオ(かんぴょう)に挿して
こっから繋げているわけ!」

森崎「接ぎ木のような?」

柳さん「接ぎ木です」

柳さん
「そうするとネギの根から出る分泌物を
 かんぴょうを侵す病原菌が嫌いらしくて
 一緒に伸びる事で病原菌を抑える!
 という役目が分かったんです」

このようにネギを一緒に植えることで、
ムダな農薬を使わずに病害虫の予防ができ、
安全安心なスイカになるんです。

そして「ゴジラのたまご」以外にも…


2016年07月30日(土) |  情熱をかけた品種改良

森崎
「これが“おつきさま”?」

柳さん「そうです!」

森崎「ちょっとちっちゃめですね」

あぐりっこ「黒いスイカ??」

柳さん
「これ黒いけども、中は何色は分かる?」

タイチ「中?うーん?」

柳さん「おつきさまから連想して…」

タイチ「黄色??」

柳さん「そう!黄色!」

森崎「黄色スイカなんだ!」

柳さん
「皮が黒くて中が黄色。
 そして丸い!

 つきがた町なので、
 それにかけ合せて“おつきさま”!」

小橋「なるほど~」

憧れ「オシャレ!」

柳さん
「皮が黒くて中が赤いスイカは
 たくさんあったんですけど
 中が黄色のは無かったんですよ。
 それで自分で品種改良をやろうという事で
 約7年かかりました!」

森崎「うわっやっぱりかかるんだ…」

小橋「初期の頃は失敗もあって…」

柳さん「はい…」

森崎
品種改良ってすごいんだよ。
 失敗ってすぐに分からないんですよね。
 年を越えないと!」

小橋「すごいな」

なんと自ら品種改良を行い、
新たなスイカを生み出しているという柳さん。

黒皮で黄色い果肉の「おつきさま」の場合、
黒皮でオレンジ色の果肉と、
縞模様の黄色い果肉をかけあわせ、
安定して同じ品質のスイカができるまで、
7年かけて作りあげたんです。

そんな柳さんの品種改良から生まれたスイカは、
まだまだあるんです!

箱から出てきたスイカは?

小橋「すごい!」

森崎「導火線的なものがついてるよ!」

柳さん
「これは月形町イチオシの
 ダイナマイトスイカ!」

タイチ「すっごいでかい!」

ダイナマイトスイカを叩いてみると―

ポンポンポンポン

小橋「すごい良い音してる」

柳さん
「バッチリ詰まっています!」

憧れ
「これを切ると中は真っ赤なんですよね」

柳さん「そうです」

森崎
「あ~切ってみたい…
 切ったら今度は食べてみたい!」

小橋「それ催促(笑)!」

じゃじゃん!もんすけです。
月形町で生産されている様々なスイカ。

現在この「ダイナマイト」が、
町の主力品種として、
いっぱい収穫されているんだよ~

JA月形町 河原芳一さん
「月形町内11戸の生産者で
 年間約1万ケールを出荷しております。
 出荷の基準は大きく分けて秀品・優品、
 サイズはLから6Lまで。糖度は11度以上!
 道内のデパートやスーパーに出てます。
 一部、東京に出荷となっています。
 8月のお盆時期まで出荷しております」

「うまさ爆発!」がキャッチコピーの
ダイナマイトスイカ!
どんな味なのか早く食べてみたいな~


2016年07月30日(土) |  ビックリスイカ登場!収穫作業に…

森崎
「月形町ならではのスイカが
ダイナマイトスイカ!もう1個は??」

柳さん「見てみる??」

タイチ
「何かすごい!三角…
 ピラミッドみたい!」

小橋「何これ??」

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タイチ「ピラミッド型??」

柳さん
「これはピラミッドスイカ!」

憧れ「こんなスイカないですよ普通!」

小橋「なんでこうなるの?」
 
柳さん「いや面白いだろうと…」

森崎「いや…面白いですけど!」

柳さん
「一応観賞用なので食味は普通のスイカより
 落ちますけど、食べられる熟度まで置いて
 収穫していますので食べられます!」

観賞用として百貨店や
有名フルーツショップなどにも
出荷される「ピラミッドスイカ」。
その作り方は企業秘密なのですが、
スイカの成長に合わせて、
特製の型にはめて育てる、
熟練の技が必要な栽培法なのだとか…

柳さん
「札幌の市場からもう注文が入っていて
 出来上がる前から行く所が決まっています」

小橋「人気者!」

森崎「割ってみることは…」

柳さん
「今日はもうこれ1玉しか残っていないので…
 全部出荷しちゃったので…」

森崎「出来ないんだ」

憧れ「もう来年なんですね…」

柳さん「しかも高いから…」

森崎
「高い…?
 いくらくらいですが?」

柳さん「これは…●万円です」

あぐり一行「うわああああ~」

憧れ「リーダー!どうにかして下さい」

森崎「絶対ムリです!」

バラエティに富んだ様々なスイカを学んだ
あぐり一行。その中でも大きさと形が特徴的な
「ゴジラのたまご」の収穫をお手伝い!

柳さん
「取って運搬車に運んでもらおうと思います」

さて収穫にチャレンジするリョウガが
選んだゴジラのたまごは…

森崎
「この大きいゴジラのたまごの中でも
 これは大きいですねえ」

憧れ「おっきいいい」

ツルをカットして持ち上げますが…

森崎「いけるか?」

ぐいっと持ち上げ、
足を使ってスイカを抱えます。

リョウガ「よいしょっ!」

運搬車に置く時も慎重に…。

森崎「どうだった?」

リョウガ
「ものすごく重い!」

森崎「実感こもってる!」

お次はタイチ。

タイチ「よいしょ…はあ…」

ちょっとフラフラですよ…

なんとか運搬車まで持ち込んで―

タイチ「重い…」

よく頑張った!…ところがタイチに異変が!


2016年07月30日(土) |  熱い夏に最高!あま~いスイカ!

1個のスイカを収穫したあぐりっこ。
すると…

タイチ
「はあ…」


「はあ…」


……(沈黙)

小橋
「あなた達、
 一気に疲れているでしょ!!」

憧れ「大丈夫?」

憧れ「あと何個ぐらいお手伝いできそう?」

タイチ「あと2個…」

小橋「2個かいなあ~(笑)」

重たいもので14キロもあるゴジラのたまごに、
大人もヘトヘト…。
収穫の大変さを肌で感じた一行は、
このあと「おつきさま」も収穫し、
お待ちかねの食べ比べをしてみることに!

まずはゴジラのたまごをカット!

森崎
「行きますよ!これが月形町の
 ゴジラのたまごです!オープン」

あぐりっこ「うわ~すごい!」

憧れ「香り!香り!」

リョウガ「見た目でおいしそう!」

ではいただきまーす!

シャリシャリ…

リョウガ
うまい!
 今まで食べた中で最高!甘い!」

シャリシャリシャリシャリ…

憧れ「タイチ!黙々と食べてるけど」

森崎「そんなチョボチョボ食べるの?」

タイチ「うん!(ニコッ)」

さてリーダーも一口。

森崎
うまい!甘い!
 ゴジラのたまご甘い!
 食感もシャリシャリ!
 やわらかい感じの果肉だね。
 いや旨いね」

続いておつきさまも…

森崎「せーのっ!うわ~」

憧れ「眩しいくらい!」

森崎
「ぽっかりと満月が浮かびました」

憧れ「キレイな黄色…」

さてお味は?

小橋「なまら甘いね」

憧れ「砂糖かけた?ってくらい甘い」

小橋
「さっきのは滑らかな感じだったけど
 おつきさまはサクサク感が楽しめるね」

そして月形町の主力品種
「ダイナマイト」は?

タイチ「すごい!輝いている!」

森崎「汁がすごいなあ」

リョウガ「あま~い!」
タイチ「あま~い!」

森崎
「すごい甘みですね」

小橋
「果汁がまとわりつく感じ。
 三者三様のあま味だね。驚いた」

柳さんが作るスイカ「ゴジラのたまご」!
今や日本だけでなく
海外からも発注が来るほど、
注目されているんだって。

中でも品質の高いものは、
檻に入ったタマゴみたいに、
木箱で出荷されるんだよ!
細かい部分まで徹底的にこだわる、
柳さんのスイカ愛を感じるよね!


2016年07月30日(土) |  スイカでみんなを驚かせたい!

月形町で収穫最盛期を迎えたスイカ!
様々な種類のスイカを生産する柳さんから、
最後にうれしいデザートが…。

柳さん
「月形の名産品を利用したフルーツポンチ!」

あぐり一行
「うわああああ~すごおおおい!」

巨大な「ゴジラのたまご」をくり抜き、
そのまま器にして、
「おつきさま」と「ダイナマイト」の果肉、
さらには月形町の特産品「メロン」や
「カンロ」も加えた贅沢フルーツポンチ。

果物の種類が豊富な月形町ならではの一品です。

ではいただきま~す!

リョウガ「うまい!」

森崎「それは月形メロンだよ」

タイチはカンロ。

タチチ「うまいっ!甘い」

憧れ
「美味しすぎて止まらない!
  あれタイチ!
 もう完食していたのね!おかわりする?」

タイチ「うん!」

そのおいしさに大満足のあぐり一行に、
スイカ名人の柳さんから、
現在品種改良中だという変わったスイカが…

柳さん
「これは種を赤くしようと思っています」

森崎「赤いわ!」
小橋「小豆みたい!」

柳さん
「(名前は)タネアカシにしようかと思って!」
 
小橋「なんで?なんで?」

柳さん
種赤し種明かし!」

憧れ
「どうして種が赤くなるのか
 種明かししてほしい!」

柳さん
「タネアカシの
種明かしは出来ない!」

さらに…

森崎「白いスイカだああ~」

柳さん
「白いスイカに赤い種が来れば
 もっと面白いんじゃないかなって。
 将来は白い果肉赤い種を入れたい!」

小橋「みんなの驚く顔が見たい?」

柳さん「そういうのが1番たのしみ!」

森崎
スイカの演出家ですね。
 1個1個がね、サプライズを仕掛ける!」
柳さん
「なかなか実現するのは難しいんですけど
 スイカ屋としては色々なスイカを出して
 驚かせたい!」

小橋
「いや~今度は
 “酔”“果”《酔果スイカ》というのを
 作ってください!
 食べると酔っぱらうような…」

柳さん
スイカのワインって出ていますよ!」

小橋「あっ!そうか…そっちの方でね…」


ここでJA月形町さんよりお知らせ!
7月31日(日)皆楽公園で
つきがた夏まつり
開催されますよ!
スイカやメロンに代表される夏の月形の
特産品を数多く用意していますよ。
ぜひ遊びにきてくださいね~

みなさん、こんにちは!
今日はJAグループ北海道から
北海道の食と農を楽しめるアプリ、
「ジェイエイ・ジャンプ」の紹介だよ!

このアプリを使えば道内各地の直売所から
発信するオススメ農畜産物情報や
農業イベントがチェックできるんだって。

また直売所やイベントに出向いたときに
アプリのチェックインボタンを押すと、
道産のおいしい農畜産物が当たるプレゼントに
応募できるポイントもたまるんだよ。

是非「ジェイエイ・ジャンプ」をダウンロードして
道内各地にでかけてみてね。

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!

最後にお・ま・け!

みんなでゴジラのたまごのリレーが
始まったぞい!

小橋
「ほれ!渡していくからリレーで行くよ。
 はいっ!ほれ。次タイチ。リョウガ」

憧れ→タイチ ※もうここで半分倒れる

タイチ→リョウガ ※背中丸めてやっと持つ

リョウガ→リーダー ※ウロチョロしだす

森崎
「はいはい!はい!
 憧れ!(って戻るし!」

憧れ「戻ってこないで。あっち!」

森崎
「はいリョウガ。」

リーダー→リョウガ→運搬車へ(やっと)

森崎
「リレーする距離じゃないんだよ。
 ここでぐるぐるしてるだけだよ」

7月23日のクイズ
「東川町が生産するブランド野菜の総称は、
 何だったかな?」

正解は「ひがしかわサラダ」


2016年07月23日(土) |  ♯392 高品質で安全安心なひがしかわサラダに注目編

私たちの食卓には欠かせない野菜。

道内各地で安全安心な品質、
鮮度と美味しさにこだわった生産が
行われています。

中でも「畑そのものをサラダボールに!」
という大胆なスローガンを掲げ、
清らかな水と肥沃な大地を利用しながら、
多種多様な野菜を生産する産地があるんです!

そのブランド野菜の総称が
ひがしかわサラダ!

今週のあぐり王国ネクストは、
旭岳の麓にある
“名水のまち”東川町へ―

ミネラル豊富な地下水と
厳しい栽培管理のもと生産する、
種類豊富なブランド野菜に注目!

全国トップクラスの品質と美味しさで
評判を集めているという、
「ひがしかわサラダ」の魅力に迫ります…

憧れ
「今日は晴れ男リーダーの故郷
 東川町にやってきましたが…
 外はあいにくの大雨で~す!」
森崎
「雨が降っていますが
 東川町は優れた水の町なんですよ!
 上水道がなくて全戸が地下水を利用!」
森崎
「旭岳のてっぺんまで東川町なんですよ。
 で!東川町では50年前の雪解け水を
 飲んでいるとされています!」
森崎
「すっごく水がキレイな場所だから
 水がキレイ=お米がキレイ!
 野菜もキレイ!
 人もキレイ!
 (シャキーン★)  」
北川・憧れ「苦笑…」

森崎
「ここは大雪遊水公園という場所で
 流れている水はすべて天然水なんです。
 すごくきれいな場所なんです…
 子どもたちがね…遊んでいる風景がね…」

北川「ざんね~ん!雨だから…」

森崎
「こんな雨の中でもあぐりっこが来てます!
 呼びましょう!あぐりっこ~」

今回参加してくれたあぐりっこは
何でもチャレンジしたい!
小学4年生の小澤愛花(ナナ)ちゃんと、
料理が大好きな小学5年生の
宮田愛子(アイコ)ちゃん。
元気いっぱいの二人の女の子です。

森崎
「東川町の事を知ってますか?」

ナナ「知りません!」

森崎
「でも今近くで聞いてたもんね(笑)」

憧れ「何が美味しい町ですか?」

アイ「水です!」

森崎
「東川町何度も来たけど…
 今日は何ですか?」

憧れフリップを出して…
憧れ「あぐりっこ!これ読んで」

あぐりっこ「ひがしかわサラダ!」

憧れ
「東川町がおよそ30種類の野菜を
 清らかな水で育てて
 高い品質と鮮度にこだわって
 栽培しているんですよね」

森崎
「商品じゃなくて
 野菜がひがしかわサラダという
 ブランドとして流通しているんだ」

憧れ
「そして東川町ならではの
 栽培方法もありながら
 どうやら珍しい野菜も栽培している!
 ということで…」

森崎
「どこ行きますか?
 何条何丁目ですか?
 東川町は何条何丁目って言わないけど…」

ということでリーダーのふるさと東川町で、
およそ30種類からなるブランド野菜、
“ひがしかわサラダ”の中の、
ある野菜を育てる生産者のもとへ―


2016年07月23日(土) |  実は苦手なピーマンだった!

憧れ
「もしかしたらその野菜は…
 苦手な子がいるかもしれないですね…」

森崎「嫌いな野菜とかある?」

アイ「ナスとか…ピーマンとか…」

ナナ「ピーマン!」

森崎「ピーマン苦手??」

憧れ「2人とも?」

森崎
「2人ともピーマン苦手??」

“ひがしかわサラダ”のある野菜を
育てる生産者の中田英貴さん。
早速その栽培ハウスを覗かせていただくと…

憧れ
「何の野菜でしょ~か?」

あぐりっこ「ピーマン…」

森崎「ピーマンだったなあ」

北川
「すごいグリーンの香りがする」

憧れ「すごいピーマンの香り!」

中田
「これは“さらら”という品種です。
 緑色がすごく濃くて
 果肉が柔らかく苦味が少なめです!
 いま収穫が始まってきた所ですよ」

森崎
「この白い糸は何ですか?」

中田さん
「ピーマンはどんどん伸びるので
 糸を吊るしています。
 いっぱい収穫するためのものです。
 人間の背丈以上になりますよ」

森崎
「そんなに伸びるの??」

およそ350株もの苗が植えられているハウス。
収穫期間は6月から10月までの5ヶ月間ですが、
1株の苗から大量のピーマンが収穫されます。

中田さん
「ひとつの苗から…
500個くらいとれます!」

森崎「500個もとれるの!!すごい」

森崎
「ひがしかわサラダは生で食べても
 おいしいと聞いていますが…?」

中田さん
「ピーマン独特の青臭さが少ないので
 そのまま生で食べられる品種として
 有名なんですよ」

憧れ
「2人はピーマンのどんなとこが苦手なの?」

ナナ「ちょっと苦い気がするから…」

森崎「でもこれ苦味が少ないんだって」

アイ「食べて…みたい…かな…」
ナナ「食べられるかな…」

森崎「挑戦する気持ちはある?」

あぐりっこ「あります!」

森崎「すごいね!」

まずはピーマンの収穫作業を見学!

中田さん
「ヘタを持って上にあげれば
 ポキッととれます!」

森崎「かんたん!」

北川「ハサミとか使わないんですね」

森崎「どのくらいの大きさ?」

中田さん
「握りこぶしくらいの長さと太さのものを
 収穫します」

ということで収穫体験!

あぐりっこも上手に収穫できました。

森崎
「苦手なピーマンとりました!」


2016年07月23日(土) |  厳しいルールのもとで作る!

道具を一切使わず、
一つ一つ丁寧に収穫するピーマンですが、
生産者ともなると…

森崎
「金井さんが1つとっている間に
 中田さんは3つもとっちゃったよ!」

中田さん
「1日に3000個くらい収穫しますから…」

ちなみに、お邪魔する前のわずかな時間で、
中田さんが収穫したのは…コチラ!

あぐい一行「うわ~すごい量!」

憧れ「何分くらいで収穫したんですか?」

中田さん「5分か10分くらいです!」

北川「すごい艶やか…」

森崎
「まずは故郷のピーマンを食べさせて下さい!
 いただきます!ムシャムシャ…
 うま~い!すごいみずみずしい。
 ピーマンジュースをごくごく飲んでる気分」

憧れ「おいしい!」

北川
「あんまり苦味は感じられないですよね!
 (あぐりっこを見て)甘いよ!大丈夫」

ピーマンが苦手なあぐりっこの二人も挑戦!

ムシャ…

アイ「うん!!甘い!」

ナナ
「いつものピーマンなら苦いんだけど…
 そんなに苦味がなくてみずみずしい!」

森崎
「このみずみずしさの元は何ですか?」

中田さん
「地下水が飲める水ですので同様に
 ピーマンもおいしい地下水
 吸っているので
 ピーマンもおいしく出来上がる!」

憧れ
「ひがしかわサラダって
 どんな種類の野菜があって
 どんな育て方をしているのを
 言うんですか?」

中田さん
トマト・ピーマン・長ネギ
 主力野菜として
 ホウレン草・チマサンチュなど
 30種類程度を東川町では栽培しています」

中田さん
「JAひがしかわ独自のサラダギャップという
 厳しい基準をクリアしたものだけ
 ひがしかわサラダとして出荷できます」

そのひがしかわGAPを見てみると…

森崎
「ほら…
 トイレ後は手を洗って作業してますかとか

憧れ「学校にも書いてありそうなことですね」

森崎
「これすごい!育苗時に使用する水は
 飲用水と同じ基準に適合しているもの!
 これ東川っぽいですね。
 これを自分で○するんですね」

中田さん
「自分で確認して
 またさらに農協にも提出して
 再度確認してもらっています」

森崎「それはすごいよね」

憧れ
「あと珍しい野菜があると聞いたんですが…」

中田さん
「ありますよ!
 見た目のインパクトが抜群の野菜!

憧れ「インパクト抜群?」

ということで一行は見た目のインパクト抜群!
という野菜を育てる生産者のもとへ―

森崎
「珍しい野菜と言っても僕らは詳しいですよ」

北川
「スーパーに良く行きますけど
 もう珍しい野菜なんてないですよ」

ひがしかわサラダのうち、
5種類の野菜を育てている生産者の堀部祥広さん。
いったい珍しい野菜の正体とは!?

堀部さん
「このハウスの中にインパクトのある
 野菜がありますのでご紹介します!」

森崎
「よしっ行こう行こう!」

森崎「うわ~広い!なんだなんだ?」

ナナ「パセリかな?」

堀部さん「これはパセリです!」

森崎「これがインパクトある野菜?」

堀部さん「いえ違います」

アイ「これは…サンチュ?」

森崎「これがインパクトある野菜?」

堀部さん「ではありません!」

野菜を見ながら進んでいくと…

憧れ「ん?ん?コレ何??」

あぐり一行が見つけたものとは?


2016年07月23日(土) |  ピンク・黄色・赤…インパクト大な野菜?

インパクトのある野菜を見つけにきた
あぐり一行。ハウスの中で出会ったのは-

ナナ「色がすごい!」

森崎
「コレなんだ!みたい!」

あぐりっこ
「おもしろ~~い!」

憧れ「すごいビビットですね」

あぐりっこ
「何これ?キレイ!」「かわいい~」

森崎
「茎の色が1本1本違う」

北川「キレイ…」

憧れ
「これがインパクトある野菜ですね!」

堀部さん
「そうです!
 こちらがスイスチャードです」
スイスチャードは地中海沿岸が原産といわれる
アカザ科の野菜で、
フダンソウという和名を持ち、
カラフルな色彩が特徴なんです。
堀部さん
「ホウレン草によく似ているんですけど
 生でも食べられてサラダや煮浸しなど
 色々な料理に使われていています。
 アメリカやヨーロッパではサラダで
 食べられているポピュラーな野菜です」

憧れ
「スイスチャードもサラダギャップに従って
 栽培なさっているんですよね」

堀部さん
「スイスチャードも厳しい基準で栽培して
 出荷しています」

森崎
「いろいろな色がありますが
 規則性とかはないんですか?」

堀部さん
「種によっていろいろな色が出てくるので
 何色が出てくるのかは
 植えてからのお楽しみです!」

憧れ「面白い~♪色によって味は違う?」

堀部さん
「黄色が甘くておいしいと思います」

じゃじゃん!もんすけです。
鮮やかな色が特徴的な野菜スイスチャード。
ほうれん草の仲間ということだけど、
どんな栄養価があるのかな?

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「ホウレン草に特徴的な体の中で 
 ビタミンAに変るβカロテンやビタミンC、
 これらが豊富に含まれています。
 特にミネラルの鉄分とかカリウムは
 ホウレン草の2倍も含まれています。
 茎の部分が赤や黄色なのは
 赤色はベタシアニンという色素で
 黄色はベタキサンチンという色素で
 抗酸化作用が強いと分かってきてます。
 ということで例えば
 動脈硬化を予防してくれる、
 アレルギーを抑えるなど分かってきた。
 葉もの野菜で茹でたりすると思うんですが
 ゆでると(栄養価が)損失してしまうので
 ゆでる時間を短くしたりスープにして
 煮汁を逃がさずまるごと利用すると
 効果的だと思います」

スイスチャードは見た目のインパクトだけではなく、
栄養価にも優れた野菜なんだね!

さてハウスに戻って…

森崎「これの収穫は?」

堀部さん「1本1本かくように手で収穫します」

ということで収穫してみると…

森崎
「うわ~色すごくない?この色!」

あぐりっこ「とれました~」

森崎
「ナナの色すごい!信じらんない!
 こんなのあった?今まで??」

カラフルなスイスチャードを
収穫させていただいたところで、
色によって変わるという、
微妙な味の違いを確かめてみることに…

ナナ「甘い!トウモロコシみたい!」

憧れ
「ちょっとフルーツっぽい!」




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