今月9日午前9時に札幌上空1500mで観測された気温が―24.4℃。これは、1957年からの観測開始以来、最も低い気温だった。これが、連日”最強寒気”と報道された根拠である。そのあとも、非常に強い寒気が残ったので”寒波”とも呼ばれた。 この日の札幌の最高気温は―10.1℃。−10℃以下は40年ぶり。しかも、未明の観測だった。日中は―12℃前後の極寒状態がつづき、今日ドキッ!放送中に用意した濡れたジーンズもビールもあっという間に凍ってしまった。
しかしながら、強い冷え込みのおかげで、各地の冬のイベントは盛り上がった。写真の小樽運河も珍しく薄氷が張り、雪あかりの路はいつになくロマンチックだった。 このように、短期的にいつもと違う場所に寒気の中心が移動することで北海道などいつもより寒くなったところは一時的にはあったわけだが、地球の温暖化は進行中であることには変わりないので、情報の受け取り方には注意が必要だ。
今週は最高気温がプラスになるところが多く3月並み。ほっとしている方も多いことでしょう。写真は春を手招きしているかのような我が家の飼い猫の肉球です。
鉄道模型・・・ 小6の頃、新聞配達のアルバイトでためた小遣いで中川ライター店で部品を買い、バルサを削って車体を作り、ラッカーを塗り、金色に光るレールに乗せてパワーパックを切り替えて前進後進を繰り返し、ヘッドライトとテールライトが切り替わるのを屋根裏部屋で楽しんでいた時代が蘇った。 ちなにみ、私がやっていたのはHOゲージ。ここに展示されていたのはNゲージ。
道庁赤れんが庁舎の中で開催されていた鉄道関連のイベントでの一コマ。うれしいことに会場に主催者の一人として和田哲さんが。和田さんは札幌の歴史に詳しいだけでなく、鉄道も研究されている。 かねてから和田さんのファンだったので、私が住むエリアの郷土史について直接話してくださり感激。
それにしてもリアルだ。 車両そのものより、まわりの風景の再現具合に胸の高まりをおさえられなかった。 これなど、おそらく日高昆布の干し場であろう。
札幌軟石の石切り場の模型が、本物の札幌軟石を加工して作られていたのには驚いた。
しかし、この真っ白なジオラマを見て、現実に引き戻された。 そう、北海道に今年も、遅れに遅れはしたが雪の季節が、雪かきの季節が・・・やってきたのだった。 今週は遅い夏休みをいただいていましたが、あさって26日(月)には復帰します。今日ドキッ!の”そらリサーチ”でお会いしましょう。
スイーツの秋である。赤れんがテラス前で行われたスイーツのイベントからは連日の誘惑を受けた。 そして秋はまた、芸術の秋。自然の鑑賞が楽しい季節でもある。
最近は、道庁赤れんがの門の丸いくり抜き部分の内側が夕日を反射することで、宝石のようにきらめく瞬間を楽しんでいる。 仮に”ジュエリー・ゲート”とでも名付けておこう。
先日は、美し過ぎる夕焼けに盛り上がった。こういう状況をなにも”怪しい”などと勘繰ることなどナンセンス。ただ美しい空を正しく楽しむ。それだけでいいのだと思う。
そして、秋の”赤れんがヘンジ”。夕日が八角塔の窓を貫通して灯台のように見える。ことしは、高校の写真部も撮影に来ていた。札幌の風物詩となっていくのだろう。つぎは来年3月に見られるはずだ。