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2012年03月02日(金) | 
 
鎌田 強
飲食店の好立地条件の一つは路面店です。
二階よりは地下一階の方がお客が入りやす
いという話も聞いたことがあります。
 そういう意味でもフレンチのルファルは
果敢なる挑戦者かも知れません。
札幌ディープ7
地下鉄円山公園駅付近。このあたりは旨
くて洒落たお店が多いんです。また、以前
札幌ディープの一回目で紹介した「焼肉新
光園」という超ディープなお店があったり
と飲食店の層が厚い地域です。
 そんな中でほのかな光を放ち、着実に
ファンを増やしているのがルファルです。
ファッションビルの三階まで続く細い階
段は京都南禅寺の山門を思わせるくらいに
急で、酔っぱらいの身にはかなりこたえま
すが日頃の運動不足を反省しつつ辿り着け
ばこそ煩悩を満たせるのです。
ルファルとの出会いは昨年7月の「裏参
道まつり」でした。25丁目通りの角で何
種類かのキッシュを売っている透明感の際
立つ女性に興味津々で店の名前を尋ねると
そこがルファルだったというわけです。
 シェフの佐々木真人さんは栃木県出身で
東京とフランスで修業し、北海道に魅せら
れて2008年12月にルファルを開業し
ました。肩の凝らないビストロです。ひと
り飲みも良いし、昨年は貸切でボージョレ
ーパーティーを開かせていただきました。
 いろんな企画もやっていて札幌在住のジ
ャズシガー玉村優香さんのコンサートはし
っとりしていたよかったなあ〜。

たまにはキッシュやガレットをつまみに
シードルもいいもんです。
 フランス語で灯台という意味の店名にシェ
フの思いが強く感じられるルファルです。

札幌市中央区南2条西25丁目1-1
クラスAビル3F
http://lephare.jp/home.html


2012年02月05日(日) |  札幌ディープ6 カステッリ
 
鎌田 強
身内が飲食店をやっていたこともあり
その店を持続させる苦労は並大抵では
ないことをよく知っているつもりです。
だから長く続いているお店にはいつも
尊敬の念を抱いています。
立地条件、メニュー、接客、コストパ
フォーマンス。さまざまな条件の絡み
合いが店を存続させていくのでしょう
そんな意味で、今後応援していきたい
イタリア料理店を北24条界隈で見つけ
ました。

宮の森北24条通り北区役所付近

カステッリ。イタリア語でお城という
意味だそうです。お城と言っても勇壮
なヨーロッパの巨城ではなく、夫婦二
人っきりで作り上げたぬくもりのある
ちっちゃな城です。
カウンターに5人、テーブルに3人が
精一杯です。
旦那が厨房で奥さんが接客担当という
のが飲食店の基本形と聞いたことがあ
りますが、まさにカステッリはその形。
オーナーシェフの上野さんは紋別生ま
れ。消防署勤務の後、料理の道を目指
します。ホースを持つ手をナイフに変
えた訳は、まず料理好きだったという
ことと、ほかの世界を観たかったからと
いうことでした。
東京で修業し、のちイタリアのトリノ
へ。冬季オリンピック開会式の直前に
帰国。いくつかの店で腕を磨き2011年
ついに自分の城を持ったのでした。

サラダのドレッシングは少し甘い気が
するけれどこれがイタリア流。肉料理
との相性がいいそうです。
圧力鍋を使ってゆで上げるパスタは
もちもち感のアルデンテ。ほかの店と
はちょっと食感が違います。このパス
タが自慢のカステッリです。

札幌市北区北23条西6丁目2−47


2012年01月09日(月) |  札幌ディープ 5 おむすび通り
 
鎌田 強
 新年そうそう紹介するのにふさわしい
ディープな店というのもなかなか難し
く、それなりにプレッシャーを感じつ
つ、この店を選びました。
 「え!ついにこの店紹介しちゃうの?」
という常連の皆様方も多数いらっしゃる
と思いますが新年にふさわしいディープ
ということでご容赦ください。
 カップルの後ろ姿にもなんだか郷愁を
感じてしまうこの通り。バーにいる探偵
が活躍しそうなすすきの秘密めいた通り
にも見えますが実は大通りです。
 地下鉄の西18丁目の出口にほど近い
赤ちょうちんには「もっきり」の文字が・・
 この文字には女将が手書きしたもので
この店にかける女将の気持ちが込められ
ています。
 それまで美容関係の仕事をしていた女
将は飲食業をやってみたいという衝動に
かられます。自分が小さい時から食べて
いた田舎料理を出してお客さんとわきあ
いあいの時間をすごせるような店が理想
だったといいます。
 いろんな物件をあたるなか、おにぎり
屋さんだったこの店に出会います。とて
も狭いけれど地下鉄の出口すぐ近くとい
う立地の良さもあって決めたといいます。
 理想を具現化するためにはどんな店づ
くりをしたらいいかと悩んでいたある夜
「もっきり」という言葉が頭に浮かびま
した。
 そうだ!立ち飲みにしたらお客さんと
の距離も近いしにぎやかになりそうだと
お店の繁盛をねがい赤ちょうちんに「も
っきり」と自分の手で書いたのでした。
 それから23年。今では会社帰りのサ
ラリーマンや近所の人たちでいつも賑わ
っています。女将手づくりのおばんざい
もかわらず旨い。
 大通りというメジャーな道沿いにある
ディープで温か、そして人と人を結ぶ魅
力ある「おむすび通り」です。

2011年12月13日(火) |  札幌ディープ4 のどか
 
鎌田 強
 ディープといってはこのところかなりメジャー
になってしまった感のあるお店を紹介します。
 札幌市中央区南6条西3丁目、五条通の一
本南側の通りを「新宿通り」といいます。
 ○○銀座という商店街や飲食街は全国各地
にありますが通り名に新宿を冠したところは
そんなにないんじゃないでしょうか?
 
 たしかに銀座という華やかさとは一味違うな
にか、欲と人情が複雑に絡み合った感のある
通りです。
 札幌駅から南にまっすぐ伸びる駅前通りの
角の湯気をもくもくあげている肉まん屋さんを
目印に東に曲がります。全国的に有名になっ
たラーメン店けやきの前を通りすぎると見えて
くるアサクラビルの5階にその店はあります。
  秋田比内地鶏と旬の料理 のどか。
 5年ほど前まではさらにディープなビルの地下、
しかも奥の奥にあったのでディープ感たっぷりだ
ったのですが今はこのビルの5階に上がる勇気
さえあれば良いいのでディープ感が半分ぐらい
になりました。
 ここの名物は秋田の比内地鶏。デパートの肉
屋さんで買ったら100g600円ぐらいはするでし
ょうね。歯ごたえがあり、油がたっぷりあるもの
のあっさりした後味はキングオブチキンだと思い
ます。この比内地鶏を惜しみなく食べさせてくれ
るのです。しかもあまり懐を気にせずに・・・
 秋田の地酒も充実しています。日本酒好き
だったら3種類のお酒が楽しめるセットがいい
と思います。好みのお酒があったら単品で頼
んでみましょう。正味一合たっぷり楽しめます
よ。いろんなお酒を楽しみたいというのであれ
ば五石でも。
 秋田料理といえば「きりたんぽ鍋」今が旬
といったところか。比内地鶏のガラでじっくり
とった出汁にきりたんぽ、鶏肉、ゴボウ、長
ネギ、マイタケ、そして忘れてならないセリ
。このセリが入っていないものを「きりたん
ぽ鍋」と呼んでほしくない。だから秋田では
セリがない時期にきりたんぽ鍋は食べない。
セリの代わりにみつ葉を入れるところもある
けれど・・
 で、鎌田はのどかできりたんぽ鍋を食べる
かというと食べない。
もっとおいしくここでしか食べられない
ものがあるからです。それは・・・
 比内地鶏のしゃぶしゃぶ。ポン酢と
鶏肉の見事なマッチング。最後に投入
する稲庭うどんも絶品なんです。

2011年11月16日(水) |  札幌ディープ3 花夢あん
 
ディープな店にはいろいろ解釈がある。
見た目みすぼらしい店、行き方がわかり
づらい店、何を食べさせてくれるかわか
りづらい店。踏み込んではいけないよう
な場所にある店。というところか・・・
いくらディープでも不潔なのは困る。
 店は古くてもテーブル、カウンターは
もちろん店の隅々まで掃除が行き届いて
いなくてはならない。コップに口紅の跡
が残っているなんてもってのほかだ。
 まあ以上ざっくりした自分なりの規範
をもってこの札幌ディープを書いている。
さて、今回のディープな店はうまい日
本酒が飲める店だ。
 なにがディープかというとビジネスビ
ルの5階にあるというディープだ。
 飲食店ビルの5階に飲食店があるのは
当たり前なのだが、ここは南1条電車通
りに面したビジネスビルの中にある。
なかなか見つけづらいという点でディー
プだ。自らも「隠れ酒庵 花夢あん」と
名乗っている。見つけづらいとはいって
もホームページもあるので見つけづらい
とも言い難い。
僕は一階にあるスープカレー屋さんに
行ったおりビル内の看板で偶然この店を
見つけた。
 数日後、日本酒好きの友人と連れ立っ
て飛び込んでみた。以来気に入って何度
かお邪魔している。
 なぜか一見さんお断りの雰囲気を醸し
ているが、店主はとても気さくなので
ゆったりと飲める。
カウンターに座ると必ず「今日は何杯飲
みます?」と尋ねられる。
何杯飲むか決めて居酒屋に行くことはな
いけれど、ここに行く時ぐらいは「今日
は○杯にしよう」と心にきめてもいいと
思う。店主は客が何杯飲むかで出す酒の
順番を考えているらしい。
自分の好みを伝えてもいい。それに沿っ
て店主が順番を考えてくれる。
最初に行ったときには、店主がこの店
がどんなコンセプトなのか丁寧に教えて
くれるのでしっかりおつきあいいただき
たい。日本酒に関するうんちくは聞くに
値する。
 なので自分が生半可な日本酒知識を持
ち合わせていてもひけらかしてはならな
い。
 ただ素直に店主の話を聞き、日本酒
を利くのがこの店の流儀だと思う。
 日本酒好き以外は来てもらいたくない!
というような気持ちでやっているという。
気構えがすごい。
 お酒も肴も適正値段。〆に塩やきそば
もいい。
そしてお手伝いのMICHKOさんが美人だ。
追伸
ファンクラブとして始まった不肖鎌田強の
「北海道鎌ちゃん会」が今年20周年を迎
えました。
12月3日(土)ノボテル札幌で20周年
記念パーティーを開きます。
興味おありの方はss@minuet.plala.or.jp
にメールをお送りください。

2011年10月20日(木) |  札幌ディープ3
 
鎌田 強

昔がよかったというわけではないけれど
僕がHBC北海道放送に入社した30年ほど
前は、週末ともなればすすきのの歩道は
人があふれんばかりで、すれ違うにも容易
ではなかった。そんな光景は、もはや年末
の数日に限られていると嘆くタクシーの
運転手さんの話をよく聞く。確かにかつて
に比べたら人出は少なくなったかもしれない。
しかし今でも駅前通りを北から歩いてすすき
の交差点のきらびやかなネオンの輝きが見え
ると胸がときめいてしまう

さらにすすきのの懐深く南下すると南6
条西4丁目に「すすきのゼロ番地」があ
る。0番地なのかゼロ番地なのか定かで
はない。看板だって二種類ある・・・
大正11年に公設市場としての歴史をス
タートし、今では一階がすすきの市場と
して20件ほどの店舗があり2階から5
階は公団住宅となっている。
地下一階部分が「すすきのゼロ番地」。
昭和40年に入り(株)北海道振興が
一括賃貸しすることになり、それまで
営業不振だった雑貨屋や歯科、医院が
あった地下を飲食店街としてリニュー
アルさせた。
細い急な階段を下りるとそこは昭和の
香りが漂っている。僕が通う野武士は
今年開業31年、ゼロ番地では古株に
なったという。年代を感じさせるカウ
ンター、素朴なアテに素朴な酒は今風
ではないけれど親父が手酌するには
しっくりと納まる。僕のファンクラブ
ステッカーも健在だ。ここは時間が止
まっている。

しかし「すすきのゼロ番地」はどんど
ん変わりつつある。若者向けの飲食店
も増えたし、人気のホステスさんが
独立して店を開き、結構な賑わいらし
い。評判のいい蕎麦屋「朱月庵」も
ここにある。
古き良きすすきのを訪ねて今宵も
「すすきのゼロ番地」に潜航したい。

PSこの文を書くに当たり「すすすきの
ゼロ番地飲食店HP」「なぜなに札幌の
不思議100(荒井宏明著)」を参考
にさせていただきました。


2011年09月23日(金) |  札幌ディープ2
 
鎌田 強
大通公園に獣道のような小道があったら楽しい」
と語っていたのは作家の東直己さんだったと思う。
10数年前僕が担当していたラジオ番組に何度か
出演してくれた時の発言だったと記憶している。
東直己さんといえば今上映中の映画「探偵はBAR
にいる」の原作者として全国的に注目されている。
知り合いが有名になったり、いきいきと活躍している
姿を見たり聞いたりするのは本当に嬉しい。

さて、大通り公園に獣道のような小道は今もって計
画すらないと思うがススキノには獣道といっては大
変失礼だが魅せられる小路がたくさんある。
5・6ビル近くの五條新町もそのひとつだ。提灯や
行灯がボーっと白く浮かび上がる小路はいつも冒険
心をそそる。

そんな五條新町の南側に「焼肉白さんの店」が
ある。開店まもない4年前韓国人の知人の紹介
で行くようになった。あまり懐を気にせず美味しい
肉を堪能できるがなんといってもここのウリは
「虎マッコリ」だと思う。
日本でも人気のマッコリはなんだか甘くて薄くて僕と
しては料理の友としていかがかと思う味だが「虎マッ
コリ」はちがう。まず甘くない。酸味があってとろみが
あってプチプチと発泡していてあきが来ないのみ口
だ。日本酒でいえばどぶろくそのものだがアルコー
ル度数6〜8%と軽い。さがりの脂っこさをさらりと
流してくれる。しかもこのマッコリは福島県の酒蔵が
造っている純国産。サッカーが趣味という白さんの
話を聞きながらキムチと肉と虎マッコリ。至福のひ
とときだ。
因みに白さんはサッカーチームオッサンドーレ札幌
で活躍中とのこと。

2011年08月27日(土) |  札幌ディープ
 
鎌田 強
5年ぶりに復帰しました。よろしくお願いします。この6月までは大阪支社長としていろいろな方々と仕事をさせていただきました。いい出会いに感謝します。大阪は各観光地に行くには大変便利なところで神戸、京都、奈良に30〜40分で行くことができます。僕も休みを利用しあちこちと出かけました。四季折々に風情があり、歴史の重さを肌で感じることができる関西は興味の尽きない地域です。鎮魂を目的に始まった神戸のルミナリエ、雪の金閣寺、醍醐寺の桜など今でも脳裏に焼きついています。
2011年正月 雪の金閣寺(北山鹿苑寺)

豊臣秀吉の醍醐の花見で有名な京都醍醐寺の桜

また大阪は食い倒れの街。高級割烹から立ち飲み屋までさまざまな飲食店が軒を連ねています。お酒好きの僕は仲間と「居酒屋放浪団」を組織し(とはいってもメンバーは4人)それぞれ月一回まだ行ったことのない店を探し出してメンバーを連れて行くという結構「店探し」という点でハードルの高い飲み会を開いていました。中でも店主が料理の鉄人にも出演したことのある本町の「福の根」、酒屋さんが経営している南船場の「まゆのあな」、珍しい日本酒が50種はある福島の「夥汲(くわぐみ)」は出色の居酒屋だと思います。それぞれネットで検索できますので機会があればぜひ出かけてみてください。

さてここからが本題です。一ヶ月に一回巡ってくるこの日記に何を書こうかいろいろ考えた末「札幌ディープな飲食店」という縛りを課すことにしました。入りたくても入れない店、路地裏にひっそり佇む店、やっているのかやっていないのかわからない店などを紹介して行こうと思います。僕自身いま情報をふんだんに持っているのかと問われたら「否」と即座に答えてしまう状況ですがなんとか一年12回は続ける意気込みでがんばります。
記念すべき一回目は円山地区にある「焼肉新光園」。見た目からも大丈夫か?と疑われてしまいそうなこのお店。名の知れた通り沿いにあります。破れたテントが一見客を拒否する威圧感がありアリです。一歩中入ると常連さんにジロリと見られますが臆せずカウンターに座り上タンとサガリなんかを注文してみましょう。ここのタンはすごい。噛み切れないぐらい厚くてうまい。店主が絶対の自信を持っていると言っていました。300円のナムルやキムチも自家製とのこと。これだけでジョッキ2杯はいけます。人のいいご夫婦が支えあいながらがんばっている感のある焼肉新光園。妙にしっくりくるんです。財布の中身をあまり気にせず行ける焼肉屋さんです。臭いがついても気にならない服装でお出かけください。なお店内、メニューなどはご自分の目でお確かめください。


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