大晦日から元日にかけて、去年最後の、また、今年最初の出張が、襟裳岬でした! で、襟裳岬なんですが、ご存知のように、風の強い場所でして、全国900箇所以上あるアメダスの中でも、年間通じて最も風の強い場所であろうと思われます。この写真を撮った31日の時点で、瞬間風速は28メートルありました。
今回の出張の目的は、元旦の”初日の出中継”だったのですが、本番直前に瞬間風速が34メートルを超え、危険なレベルに達したため、カメラマンの命や機材を守るために、さまざまな変更が発生しました。 私も、まっすぐに走れないような強い風を体験したのは、札幌市内の街路樹がバタバタと倒れた2004年9月の台風15号以来のことです。
いろんな町にあるのではないでしょうか? 紅葉橋 通勤途中にもあり、ここ数日、まさに、紅葉がきれいな場所に作られている橋なのだなぁ・・・と、実感しています。ところで、1年365日のうち、”紅葉橋”が本領を発揮できる日数はいったい何日なのでしょうか?
10月2日、ファイターズがパ・リーグで”優勝”しましたね。 実は、気象の、といいますか海象の世界にも”ゆうしょう”という言葉があるんです。しかも、この海の”ゆうしょう”は、今回のファイターズの優勝よりも3日ほど前に、起きていたのです。
これが、18号が通過する前の9月28日の海面水温の平年差です。北海道近海が真っ赤です。平年より5℃前後も高いという異常なレベルです。 (画像:気象庁HPより)
久しぶりに、私のミーハー心が目覚めた瞬間です。なんてったって、あのさんまさんですから。 なぜか、天気予報を、さんまさんをはじめとするお笑いの方々を前に伝えるという・・・おそらく、人生で最初で最後の経験でした。この模様は、大阪では、先月放送されたようですが、北海道では、今月の11日深夜(24時56分)に放送されるようです。番組名は、”痛快!明石家電視台”。
あれから1年以上もたってしまいましたが、なかなか行くことができなかった場所へ行ってきました。私が行ってもなにも状況は変わらないのですが、私が変わるかもしれない。4年ぶりの飛行機で東北へ向かいました。 仙台空港はきれいになっていて、何事もなかったかのように機能していましたが、ロビーの柱には、津波が到達した高さ、3メートル2センチが表示されていて、そこに立つことによって、こんなことが起きるなんて!と、起きたことのスケールの大きさを初めて実感たような気がしました。
がれきという言葉が嫌いでした。戦後の日本人が経験したことのない津波災害なのに、本当は、誰も見たことのないスケールの物体の集合体のはずなのに、それを一目みて「がれき」と、反射的に呼んでしまっていることに抵抗がありました。 実際に、その山を目にして考えましたが、がれきに代わるふさわしい言葉は見つかりませんでした。それを構成しているひとつひとつのものがそれぞれ元々の意味があって、それが、たった一度の津波で、場所さえ意味さえ失ってしまったことを感じるだけでせいいっぱいでした。 私にとって、足を運ぶことしかできませんでしたが、とにかく見てみないとわからないことがあるよという声を多くの方から聞いてここまで来ました。私が見たのは被災された地域の、ほんの一部です。ただ、少なくとも、自分がこのことをどう受け止めるのか、どう伝え、どう生きていくのか、その一歩になったと思います。
あの日、北海道で見られた日食を、大通公園で再現実験してみたのが、この写真である。ちなみに、これらの画像は、実際に、「グッチーの今日ドキッ!」の”そらリサーチ”のコーナーで放送されたものである。
このオレンジの円盤と、緑の球体はそれぞれ、太陽と月の7億分の1スケールの模型であって、実際に、これらをスタジオに持ち込むと、太陽の方はこの写真のように、直径は2メートルの大きな円盤で・・・
例えば、大きさが2倍のものであれば、2倍の距離に置けば同じ大きさに見えるのは自明の理。で、400倍だ。400倍離せば同じ大きさに見えますよ・・・って、誰かが、置く場所を選べるならそうするのかもしれない。しかし、”選ぶ”主体はどこにもいないのだ。さらには、地上から、同じ大きさに見える必然性はまったくない。月は、この実験では、214mの間の、1mの位置であっても、10mの位置であってもおかしくない。それが53.5センチなのだ。しかも、プラスマイナス3センチ以内の位置を離れようとしない。こんな偶然あるだろうか?実は、学生時代にこのことを”習ってはいる”のだろうが、このことの不思議さに”気づいた”のは、最近のことである。
次回は、18年後の6月1日。日本列島の中では、北海道でしか見ることができない。しかも、あの美唄焼き鳥で有名な美唄では、ちょうど、まん丸なリング状の日食を見ることができるはず。その日は夕方という時間帯もあって、美唄では焼き鳥片手に日食を楽しむ人もいるかもしれない。そう、美唄焼き鳥といえばもつ串。その中でもひときわ目立つ具の通称も、”キンカン”だ。