先日、札幌の中心部に、いわゆる「都会のオアシス」を見つけました。
「北海道知事公館」です。
「おいおい、『見つけた』って、知事公館!?何を今さら…そんなの札幌市民の常識では?」そういった声がハッキリと聞こえてきます。
そのお声、分かります、分かります。本当に「今さら」ですよね。皆さまのお声を「支持」します。皆さまのお声に「同感」です(支持・同感…しじどうかん…ちじこうかん…)。
思わずブルッとしてしまう寒さ厳しいダジャレはさておき、そうなんです。私、札幌に移り住んで間もなく20年になろうというのに、知事公館の庭園に入ったのは今回が初めて。振り返れば、最初の3年間に住んでいた部屋と知事公館は歩いてたった3分ほどの距離だったんですけどね…。
何でもっと早く来なかったんだよ〜!
自分に対する怒り、悲しみ、嘆き、呆れ、etc…。そんな言葉と感情が次々と浮かんできました。
ただ庭園内の散策路を歩けば、やがて心は癒しの空気に包まれ、負の感情はその姿を消します。11月の、多くの木々が葉を落とし、やや寂しさが漂う庭園だったとしても…です。
ああ、これが新しい芽が顔を出す春だったなら…。緑がまぶしい夏だったなら…。赤や黄色に色づく秋だったなら…。 どれほどの詩人になれたでしょうか。 芝生の上でお弁当を広げて、子供と走り回って、どれだけ楽しめたでしょうか。
自分に対する不甲斐なさ、情けなさ、etc…。そんな負の感情が再び浮かんで…って、ずいぶんと心が荒んでいるなぁ、オレ。
いやいや、本当にもったいない。年単位、季節単位でもっと早く足を運んでいればよかったなと思う場所でした。 ならば、「今から」どんどん行こうではありませんか!きっと、これからやってくる冬本番、雪の季節もステキでしょう!!そんな夢を思い描ける場所でもありました。
が、しかし!夢はやはり夢のまま…。よくよく見てみると、冬の間は一般開放されず。ありゃ〜ぁ!
年内は今月末までということですので、なんとか「今なら」間に合います。もう1回くらい行っておこうかな。
11月1日(日)J2第39節の千葉戦(札幌ドーム)。
「10年に1度」と言っても大袈裟ではない劇的な逆転勝利でした。
ラストのプレーが頭の中にしっかりと刻み込まれています。
2-2の状況でロスタイムも残りわずか。
最後のワンプレーと思われたコーナーキックの場面で、GKのク・ソンユン選手が千葉ゴール前へ攻め上がる。
一旦、福森選手のコーナーキックのボールが跳ねかえされ、こぼれ球を中原選手が拾う。
再び右サイドの福森選手にパス、ワントラップしてゴール前へクロスボール。
上原選手のヘディングシュート・・・。
決勝点を決めた上原選手が輪の中心になり、ベンチ前で控え選手も含めて喜びを分かち合う。
歓喜の興奮状態でホイッスルが鳴っていたことに自分は気が付かず、そのまま試合終了。
その瞬間に、その場にいることが出来て本当に幸せでした。
写真は、試合終了直後にわれに返って撮った1枚です。
11月7日(土)第40節の徳島戦(札幌ドーム)も宮澤選手と都倉選手のゴールで2対0の勝利。
写真は、都倉選手が17試合ぶりに11点目を決めた直後の場面です。
ウォーリーをさがせ!並みに分かりづらいですが、遠くで札幌の選手が固まっています。
ユース出身の3年目、DF永坂選手のリーグ戦初スタメン初出場を勝利で飾りました。
彼がボール際で体を張ったプレーを見せると自然と拍手が広がり、ゴール裏から「永坂コール」も起きました。
「デビュー戦を勝利で」
選手たちだけでなく、サポーターも同じ気持ちで後押ししていた一体感がありました。
親世代のサポーターは、きっと我が子を見守る気持ちだったのかもしれません。
今季もラスト2試合。
得失点差を考えると正直厳しいですが、J1昇格プレーオフ進出に望みがある幸せをかみしめながら応援したいと思います。
写真は、十勝千年の森にて。 酒場詩人・吉田類さんとセグウェイに乗って十勝の大自然を満喫です。 『吉田類 北海道ぶらり街めぐり』十勝編の放送は 11月29日(日)午後3時から。 十勝と一言に言っても広いので・・・ 今回のロケは移動にも時間がかかりました。 清水町、帯広市、鹿追町に、新得町。 でも、お酒好きの方も、そうでない方も、 番組を見てきっと、十勝へ行こうと思っていただけるはず! お楽しみに〜♪