前回のアナウンサー日記で「ついにLINEに登録してしまったこと」を書きました。それから約1か月が過ぎましたが、相変わらずほとんど活用していません。
そんな中、今回は“アメブロ”です。
加藤雅章、“アメブロ”に入りました!というか、入ることになってしまいました。
「えっ、アメブロって、オマエは芸能人か!?」 「『入ることになってしまった』って、なら入らなければいいじゃん!」
まぁまぁ、落ち着いて、落ち着いて。これより事の顛末を書きますから…。
あれは、今月の13日(月)のことでした。ボクは“全治約1週間”のケガをしました。場所はしたの方。あっ、「したの方」と書いちゃいましたが、下半身の方ではないですよ。「舌」です。ハッキリ「舌」と書けばよかったですね。
ごはんを食べている時に噛んだのです。噛んだのは自分の舌。牛タンではありません。
痛かったな〜。
その瞬間以降、地獄のような1週間が続きました。
何がツライって、まず、食べものを噛む動作。飲みこむ動作。「噛む」、そして「飲み込む」際に、これほど無意識のうちに舌を使っていたとは、この時初めて知りました。
そして、食べた後の歯みがき。みがいた後の「ペッ」の度に激痛が!言うならば、「カトちゃんなのに、『ペッ!』をできず…」です。
もちろんしゃべることも大苦戦。この時ばかりは不幸なことに、ボクの職業は一応、「滑舌命!」のアナウンサー。でも、そんな状態では当然、「舌を滑らかに動かす」ことなんてできません。
肉体的な痛みに加え、普段通りの生活が出来ないことで精神的にもクタクタに…。
そんな心身を癒そうと、“札幌の奥座敷”・定山渓に向かいました。
しんしんと降る雪を見ながら露天風呂につかる。聞こえてくるのはかけ流しの湯の音のみ…。
「ポツ。ポツ。ポツ。」
…ん?かけ流しの音にしてはあまりにも風情のない響き。しかもその音はお風呂からではなく、上の方、屋根から聞こえてくる…。
そう、僕が定山渓を訪れた日の札幌中心部の最高気温はプラスの7.1℃。雪見風呂で心身を癒すはずが、まさかの“雨風呂”に…。
最初に書いた「“アメブロ”に入ることになってしまった」というのは正しい表現なのです!
しかし、ボクが行った時だけだもんな、大幅なプラスの気温は…。その前後は「降ってくる=間違いなく雪」の図式が成り立つ気温だったのに…。さすがは“THE・雨男”!
いやいや、こうなると単なる雨男と片付けるのは我ながらもったいない。
“雨のプロフェッショナル”、略して“アメプロ”とでも呼んでもらおうか。