今日は「1月11日」。「1」が並ぶこの日に、この選手のお話をするのも運命なのか・・・ 2017年12月25日、クリスマス、大谷翔平が北海道に別れを告げた。 「アナウンサーは、出会いによって成長する・・・」。語り手の先輩から聞いた言葉だ。 自分のアナウンサー生活はいつまであるかわからないが、振り返る時が来た時、間違いなく大谷翔平との出会いを語ることになるだろう。 「高卒即メジャー挑戦」から一転、ファイターズ入団となった6年前の岩手・奥州市での冬。 現地で取材をさせてもらった。 「迷惑をかけた」と心の底から入団の喜びを表現できないように思えたが、会場へ入る際と帰る際にみせた、当時、見ず知らずの私たちにも、深々と頭を下げる姿に、今と変わらない「真っ直ぐさ」を感じた。 そこからは、言うまでもない「二刀流」での大車輪の活躍。 インタビューでは「鉄のカーテン」を敷いていたようにも思うが、普段の様子を見ていると「人懐っこい青年」の印象が・・・ 大谷選手とも関わりもある方の結婚式の司会をした際、テーブルスピーチを頼もうと、事前に伝えようと向かうと「危険を察知」し、「絶対に振らないでくださいよ。しゃべりませんからね」と。 ただ、いざマイクを向けると拍手喝采の完璧なスピーチ!