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2018年03月07日(水) |  ラブレター
 
管野暢昭
年明けから週末を利用して実家マンション内の遺品を整理しています。部屋に残された様々なものには50年以上共に暮らした両親の歴史があり、私を含めた子ども3人の想い出がありました。そんな遺品の中に、日付から推測すると結婚2年目の両親の手紙が数通出てきました。母が主産のため実家へ戻っていた頃、父へ宛てた封書。父も受け取ったと思われる日のうちに返信をしています。万年筆で書かれた文面の中に突如登場する「赤ちゃん」こそ私。名前をどうしようという相談事や家族3人が一緒に暮らせる日を心待ちにしている様子が伺えます。そこには愛情いっぱいに育ててもらった証が描かれているのです。多くの手紙を交換したことと思われますが、なぜこの数通だけが箪笥の抽斗の中に半世紀以上も保管されていたのか…。何度も読み返しながら考え続けています。遺品のひとつではありますが、私にとってはかけがえのない宝物。自宅に持ち帰り、両親の遺影が並ぶ仏壇に供えています。

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