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2018年08月30日(木) |  甲子園は人生の教科書です
 
水野 善公
夏の甲子園100回記念大会、準々決勝を観戦してきました。

これまで、甲子園には取材で何度か行ったことはありましたが、「一観客」として見たのは、これが初めて。もともと私も高校球児(実力はさっぱりでしたが・・・)で、100回の記念大会の雰囲気をどうしても体感したく、行ってしまいました。

中でも、今大会で一躍ヒーローとなった吉田輝星投手要する金足農対近江のゲームを見ることができたのは、幸運としかいいようがありませんでした。まさか、サヨナラ2ランスクイズが見られるとは・・・

印象的だったのは、そのスクイズの前、9回裏 無死1塁で、バッターが送りバント失敗で追い込まれた際、金足農・中泉監督が、「ボールを上から叩け」というようなジェスチャーを見せ、バッターに指示。見事に高めの変化球を態勢をやや崩しながらも、「叩いて」レフト前へヒットし、チャンスを広げた場面でした。

いかに、ピンチに瀕した際、的確なアドバイスを送ることができるか・・・ これこそが、「信頼関係から生まれた指導」であり、普段から選手を観察し、コミュ二ケーションをとっているからこそできるものだと感じました。
私も普段の生活や職場などにおいての在り方について、大いに考えさせられるものでした。
やはり甲子園は「人生の教科書」でした。
そして、噂には聞いていましたが、やはり甲子園には魔物がいたと感じました。
近江高校には本当に気の毒でしたが、東北勢の悲願、公立校、吉田投手が何度もピンチを凌ぎ、逆転につなげようとする戦い・・・それらが自然と「金足農応援ムード」を作り上げ、9回裏の攻撃前には、「ドゥワァー」っと、歓声が上がり、球場一帯が異様な空気に・・・

もちろん、金足農のミラクルは見事でしたが、敗れた近江のキャッチャーがしばらく立ち上がれなかった光景は忘れられません。
勝者も敗者も称え、落とした影に光を照らすことのできる放送をしたいと胸に誓った夏でした。

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