今月
2019年10月
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031
       
ページ内検索

RSS
『RSSで最新投稿を配信中!』
携帯はこちら
   表示:2017年12月24日(1件)
<< [1] >>

2017年12月24日(日) |  札幌ディープ 94 粋幸庵
 
鎌田 強

 鉄板焼き粋幸庵は友人のなじみの店だ。その店内は、わたしには大阪の風格ある居酒屋さんのたたずまいに感じる。女将さんの如才ない応対や、親父さんのきびきびした調理姿をみていると、それだけで満足な気分になる。

 そんな粋幸庵が映画「探偵はBARにいる3」に出てきてびっくりした。いや出てきたといっても明かりがついていない看板のみだ。ただその看板がラスト前のパートで探偵と助手の横でいやに長く映っていた。
 鉄板焼きとお茶漬けの粋幸庵は開業68年になる。はじめ南5西4にあったというが先代のときにいまの場所に移ったという。奥には4人掛けのテーブルも2卓あるのだができればカウンターがいい。カウンターにある鉄板のサイズがいい。もし熱くなければほほずりしたくなるほど可愛い。これぞマイ鉄板といえるのではないか。さて、ここで問題。目玉おやじが入るお風呂のようなものは何だろう。目玉おやじは茶碗風呂だっか・・・かつてお客がこのお湯で鉄板焼きの肉をしゃぶしゃぶにしたという逸話があるが。
 それはちがう。ほんとうの使い方はこうだ。ちろりに350年の歴史がある清酒菊正宗をいれ燗をつける。適当に暖まったら冷めないように置いておく。酒飲みの心情を見事にくみ取っているではないか。
 親父さんが職人らしく、しかし愛嬌のある面持ちで鉄板焼きをつくる。
 冬はやっぱり牡蠣ですよ。キャベツとバターとたまごと牡蠣。この絶妙のハーモニーは他にない。
 そして、鉄板焼きの素材は当然新鮮そのもの。こちらは自分の好みで焼く。
 さらに、しめは親父さんの卵焼きダブル。これがバターを使っているのにさっぱりとしている。出汁の具合をこの作り方に合わせているんだろうね。
 ほんとに、粋で幸せな気分になっちゃいました。でも鉄板焼きだと値段が気になりますよね。まあ思い切って入ってみたら・・・
鉄板焼きとお茶漬 粋幸庵

札幌市中央区南6条西3丁目
電話 011-511-7474

<< [1] >>

TOP(全件表示)