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キャスター日記“ここだけの話”



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2013年01月15日(火) |  新キャップランプ(9)「年の初めに」
2013年01月15日21時33分45秒更新
須田浩
▽新しい年を迎えた。正月休みの何も考えなくても良いはずの時間に、短い言葉が浮かんできた。

▽「人は後ろ向きに未来へ入っていく」。フランスの詩人・ヴァレリーの言葉。何年か前に、某紙のコラムに教わった。あたかも湖に浮かべたボートを漕ぐように、目に映るのは過去の風景ばかり。明日の景色は誰も知らない…。しかし、未来は確実にやってくる。だからこそ、人は謙虚に過去に学び、しっかり現在を見据えて備えなければならない。ヴァレリーの言は、ヒトラーが台頭し、熱狂する隣国のナチズムに世界が脅かされ始めていた時代のものとか。おととしの東日本大震災と福島第一原発の事故を経験した今、再びこの短い一節の重みを知らされる。

▽「世界は“使われなかった人生”であふれてる」。沢木耕太郎さんの映画時評集のタイトルだ。10年以上も前に読んだはずだが、時折ふとこのタイトルがよみがえってくる。たった一度きりの人生、どこかの決断やちょっとした選択で全く違う人生が展開したかもしれない。だから人生は楽しいのかもしれない。だから人生は後悔してしまうのかもしれない。ノンフィクションライターである著者が、映画というフィクションを題材にしながら、使われなかった人生の意味を浮かび上がらせ、時に温かく包みこむ。著者の鋭い視点に感心させられる。

▽2つの言葉。ふと思うと20数年前、自分がこの世界に入った理由とも重なってくるようだ。テレビ・メディアの端くれに連なりながら、自分なりに時代の足元を見つめ、行く末を探りたい。いろいろな人々の生き様を掘り起こして、ともに笑い、泣き、考え時に怒りたい。言わば、初心を思い起こさせてくれる言葉なのかもしれない。

▽今年は巳年。干支の「巳」を使った四字熟語に『已己巳己』(いこみき)がある。「互いに似ているもののたとえ」の意とのこと(「岩波四字熟語辞典」より)。混沌とした時代、ますます似て非なるものを峻別するのが困難になってきた。もとより、絶対の正解なんてないだろう。鈍ってきた自らを戒め、2つの言葉を胸に今年も始めることにしよう。




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