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キャスター日記“ここだけの話”



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2012年07月31日(火) |  新キャップランプ(3)「だから今夜も“寝てはならぬ”?」
2012年07月31日23時05分16秒更新
須田 浩
▽プッチーニのオペラアリア「誰も寝てはならぬ」をバックに銀盤で荒川静香選手が世界を魅了した。2006年冬に開かれたイタリアのトリノ五輪だった。各選手のフリー演技は日本時間の未明から始まり、荒川選手がイナバウアーを披露して日本女子フィギュア初の金メダルを獲得したとき、すでに朝になっていた。テレビの前で一睡も出来なかった。

▽先週末、夏のロンドン五輪が開幕した。日本サッカーは、「なでしこ」がワールドカップ優勝の勢いそのままに、男子も優勝候補・スペインを破って共に決勝進出を決めた。幸先が良い。イギリスとの時差はイタリアよりさらに1時間多い8時間、節電と寝不足に気をつけながらテレビ応援が続きそうだ。

▽それにしても、柔道の判定がくるくる変わるのには眠気も吹き飛んで驚かされた。主審が一度は判定を下したのに、直後に取り消したり改めたりするのは茶飯事。これでは、畳の上で真剣勝負をしている選手は大いに戸惑い、集中力も切れるだろう。ついには、延長後の旗判定さえも、やり直して勝者と敗者が逆になった。畳の外にいるジュリーと呼ばれる審判委員が、試合をビデオで確認しながらイヤホンで主審に耳打ちしていた。審判の判定が、ジュリーの判断・助言で左右されているのだ。たびたび試合が中断され、選手も主審もジュリー席を呆然と見つめる姿が印象的だった。

▽2000年夏のシドニー五輪の柔道。100キロ超級で日本の篠原信一選手が疑惑の判定に涙した。フランスのドゥイエ選手との決勝で、返し技の「内股すかし」が認められず、逆に有効負けとなった。日本側の猛抗議を受けた国際柔道連盟が、後日試合のビデオを確認して誤審を認めたものの、判定は覆らなかった。ジュリー制度はこうしたことを教訓に、明らかな判定ミスを防ぐために始まったという。

▽確かに、誤審は困る。この日のために全てをかけてきたアスリートにとっては悔やんでも悔やみきれない話だろう。正確なジャッジが求められるのは当然だが、と言って過剰なまでのジュリーの介入はいかがなものか。単純に記録だけで優劣が決まるスポーツと違って採点式のものでは、どうしたって審判の判断で差が出てくることはあるだろうし、勝負はそれを含めてのものだろう。ジュリー制度も、一つひとつの技の有効性までを判断するものではなかったはずだ。奇しくも、今大会の男子柔道の監督はシドニー五輪の誤審で涙した篠原さん。その篠原監督も「あまりにも選手の動揺が大きい今の制度はどうなのかと思う」と疑問を呈している。

▽体操競技の男子団体でも、日本チームの抗議で審判団が内村選手の採点をし直して、銀メダルが決まった。五輪は選手だけでなく審判にとっても4年に一度の祭典のはずだが…。テレビの前の“にわか審判”は、選手たちが存分に発揮する技や力に加え、判定の行方が気になってしまう。やっぱり今夜も、寝られない。




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