こちらは、王のプール。 今は、静かな風だけが吹いていました。
王の気持ちになって、瞑想してみました。 風の音かヒューヒュー言っていました。 見渡すは、360度ジャングル。 ため息が出るほど、美しい眺め。 父を殺害して、王になりあがったカーシャパ。 こんな高いところに、宮殿を築くなんて。 どんな気持ちだったのでしょうか・・・。 野望に満ちた、この悲しくも、寂しい歴史が、現代にこうやって残っているのだと思うと、胸が苦しくなりました。
ここでも、写真をとって、上へ参ります!
この階段が、1番スリルあったかなぁ。 ホント、高所恐怖症の人は登れないんじゃないかと思います。 手すりにしがみついている人も、何人か見ました。 でも、せっかくここまで来たんだし、登らないわけにはいかない! さぁ、頂上まであと少し!
さて、このシーギリヤ・ロック、岩肌を登るだけじゃない! なんと、岩の中腹に、なんとも美しい壁画がキレイに残っているのです。 これは、美女のフレスコ画と言われていて、王のカーシャパが、殺害してしまった父の霊を鎮めるために画かせたものだとか。
階段を上って行くと、目の前には岩肌が見えてきます。 近くで見上げると、ものすっごい迫力! すごいなぁ、この岩。 というか、この階段、急なんですっ!!
エレファントロックと呼ばれる岩。 なんとなーく、ぞうさんの横顔に見えます。 巨大です。 でも、まだこんなの序の口。
石で作られた塀は、崩れないように、ピラミッドのように積まれています。 1500年以上も前の遺跡です。 機械なんてない時代。 人の力ってすごいなぁ。