長沼町では、農村民泊(のうそんみんぱく)というかたちで、農家の皆さんが本州方面の学生を受け入れています。 さて、わたしたちが最初に訪れたのは、窪田さんの長ネギ畑。 畑に足を踏み入れる前から、ネギ特有のツンとした香りが漂います。 ピンピンしてるぞ〜ネギ。立派だなぁ。
階段を登り切ると、そこは広場になっていて、ここでもダーガバを発見。 アムバスタレー大塔。 周りに石の柱があるので、昔は屋根があって建物のようになっていたんじゃないかんぁと思います。
一緒に写っているのは、ガイドのサナットさん。 旅行期間中は全部、このサナットさんがガイドしてくれました。 サナットさんは、日本語がとっても上手で、びっくりしました。 「ササキサン、ゼンブ、ノンデネ」 と言われたので、イエローココナッツをがぶ飲み。
飲み干すと、お店の方が、 「そのココナッツをよこせ」と言ってきた。 なんだ?なんだ?と思った直後、 なたでココナッツをパカっ!!! な!?な!?な!?なにを!? すると、まっぷたつになったココナッツを持って、 「中は、天然のナタデココだよ」と教えてくれました。 ココナッツの皮の部分で、ガリガリ削り取ると、ぷるぷるんのナタデココが! なんて、南国っぽいんだー! あっ、ぽいじゃない、ここはスリランカ、南国だ! ココナッツ一つで、だいぶお腹いっぱいになってしまいました。(驚きと満腹で、いい笑顔)
石の柱だけが残っている建物跡もいっぱい。 屋根や壁は、木で造られていたとか。 階段の横には、ガードストーンと呼ばれる彫刻があり、とても丁寧に掘られています。 ガードストーンは、日本でいう神社のこまいぬみたいな感じでしょうか。 必ず、両側にありました。
また、建物の入り口には、ムーンストーンという半月型の石があります。 そこには、動物や蓮の花などが掘られていて、これまた見事。 ガードストーンやムーンストーンは、遺跡巡りの楽しみの一つでもあります。 時代によって、その模様が違っているので、注目して見てみました。
菩提樹の分け木に触ると、願いが叶うそうで・・・ わたしも、地元の子どもたちに混ざって、スリスリ触ってみました。 あのう・・・わたしが訪れた日は、“ポヤ・デー”という満月の日でして、学校やお店、役所などはお休み。 ちなみに、ポヤ・デーは、お酒も飲めません。
労働もお休みで、朝から晩まで、参拝する日ということで、寺院は、ごった返していました。 沢山の人が集まっているのに、 日本人は、ほぼいません!! どんな国に行っても、日本人観光客っているもんだよなぁと思っていたわたしですが、スリランカは違った・・・。 どこを見渡しても、日本人はいない!! 世界遺産であり、観光地でもある場所ですが、この日は1組の日本人しか会いませんでした。
さて、本堂に横たわる仏像は、涅槃像(ねはんぞう)。 アジアでは、こういった仏像をいくつも見て来ましたが、スリランカの場合、この涅槃の周りにも、様々な仏像が沢山あって、どこを見たらいいのか迷ってしまうくらい。 仏像以外にも、壁や天井にある壁画が素晴らしく、目を奪われてしまいました。 信仰深い皆さんが、手を合わせ祈りを捧げていました。