あぐりっこから卒業手紙が届きましたよ〜 「あぐり王国で気づいたこと」 吉村摩耶(よしむら・まや)ちゃん
食べることは美しい、 育つことは美しい、 そして生きる事ができるのは、 もっと美しい。 これはあぐり王国に出会い、 初めて教わった事です。
食べる場所、食べる物は 皆それぞれ違うけれど、 食べる時に感じる事は皆同じ 「おいしい」という事、 それが素晴らしいと思いました。 でも私が一番好きなのは、 人がおいしいと感じる時の笑顔です。 食べ物は人を幸せにします。 私はその幸せをつくり出してくれている たくさんの命に感謝します。 そして、それを教えてくれた あぐり王国に本当に感謝します。
さらに、あぐり王国はもう一つ 大切な事に気づかせてくれました。 それは「挑戦するチャンスを逃さない」 という事です。
私の初めての企画は 「野菜嫌いを克服する」という企画でした。 ですがこれは、企画というより、 一つの挑戦でした。 私はよっぽどの野菜嫌いで 周りを驚かせていたほどでした。 そして、あぐり王国はそんな私に 一つの挑戦するチャンスを与えてくれました。 それは「自分で育てた野菜を食べ克服する」 という事でした。私はトマトが苦手で 酸味のある野菜としか見ていませんでした。 ですが自ら育てた事によって、 「甘い」「色々な種類がある」など たくさんの発見がありました。
私は物事を一点からしか 見つめていませんでした。 たくさんの方向から見つめる事で 自分のそれに対しての気持ちが 変わるということ、 それは野菜克服だけではなく 社会に対しても大切な事なので 本当に良い経験になりました。
結果がどうだったかは 私以外の人しか分かりませんが、 人生の中で私を変えた 大きな出来事になりました。
私は、そんなあぐり王国を これからもずっと応援し続けます。 あぐり王国へ、本当にありがとうございました。 ------------- 忙しい中学校生活の中で 時間を見つけて書いてくれて まずはありがとう。 毎度ロケではマヤの言葉に ハッとさせられることが たくさんたくさんありました。 静内で素牛を取材した時の 「牛は食べられて可哀そうじゃない。 大切に育てられて牛も幸せ、 幸せな牛を見て生産者も幸せ、 それを食べ人も幸せ。 おいしく食べれば牛はきっと 喜んでくれるはず…」 摩耶が教えてくれたこの言葉を 我々は一生忘れては いけないと思っています。 食べる事は美しい… 素直にそういえる摩耶が 一番ステキで美しいです! -------------