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2020年09月05日(土) | ♯584 北海道の新たな特産物・レッドビート編
2020年09月05日(土) | まさに手探りで挑戦中!
2020年09月05日(土) | レッドビートの生育過程とは…
2020年09月05日(土) | 鮮やかな赤に感動!!
2020年09月05日(土) | 収穫体験!
2020年09月05日(土) | レッドビートをいただきます!
2020年08月29日(土) | ♯583 札幌市・大浜みやこカボチャ編
2020年08月29日(土) | 特徴その1…砂の熱!
2020年08月29日(土) | 特徴その2…葉っぱが日傘に!?
2020年08月29日(土) | 特徴その3…畑で完熟できる!
2020年08月29日(土) | 特徴その4…検査官の目が光る!

[+10] >>

2017年09月30日(土) |  鮮度を維持する秘密兵器とは?
一行は収穫したスイートコーンの
出荷作業が行なわれている
JA木野とうもろこし選果施設へ―
詳しいお話をJA木野・光澤啓幸さんに
教えていただきます。
リーダー
「すごいいっぱいあるよ~!
 カゴに入った状態で畑から運ばれました」
光澤さん
「実は畑でとれたとうもろこしは…
 熱を持っているんです。
 特に芯に熱が残っているので
 真空冷却装置で冷やしてから
 こちらに持ってきています」

スイートコーンは、
高温になると劣化が進むため、
畑から運ばれてすぐに、
真空冷却装置で30分かけて0℃に冷やします。

そして、選別が始まるのですが…

リーダー
「トウモロコシが流れてる~
 んん?これ何を見てるの?あれX線?」

光澤さん
「そうです。とうもろこしの先端に
 実が入ってないものがたまにあるので
 皮を剥かずに見る事ができるんです」

リーダー
「そんなの見えるんですかああ」

X線検査装置の判別で、
先端部分に1cm以上
実が入っていなければ、
規格外品となります。
高速で流れるスイートコーンを
瞬時に判別できる画期的な装置なんです!

そしてX線検査を終えたスイートコンは、
重量を測ったあと、規格外品のほか、
3つのサイズに選別されて箱詰めされます。


「この作業が終わった後は
 どこに出荷されるんですか?」

光澤さん
「まだ作業は終了ではなくて
 違う作業が残っています!!」

ということで一行は敷地内にある別の施設へ。
中では、いったいどんな作業が
行われているのでしょうか?
一行が光澤さんから説明を聞き始めた、
その時…

あぐりっこ「うわああああ」

光澤さん
「こちらでは鮮度を保つために
 氷を入れております」
氷を敷き詰めることで品質低下を防いでいる
JA木野の白いスイートコンは、
「木野シャイニングコーン」というブランドで、
遠くは沖縄まで届けられています。


「出荷システムもスゴイんですが
 JA木野では加工品販売で
 すごい技術があるらしいんです」

光澤さん
“すぐ食べレンジ”
 という袋を用意してます」

リーダー「なんだそれ?」

「すぐ食べレンジ」の正体とは?


2017年09月30日(土) |  すぐ食べレンジとは?


「私達の前にはスイートコーンを使った
 加工品が並んでいます!」

リーダー
「これが…“すぐ食べレンジ”!」

光澤さん
「袋自体が『鮮度保持袋』になってまして
 スーパーでも鮮度を保持するために
 袋に加工をしています」

リーダー
「なるほど。こう売っているんだ」

光澤さん
「袋には無数のミクロの穴が開いていて
 呼吸ができる状態になっています。
 他の袋から比べると
 3~4日は長持ちします!」

特殊なミクロの穴によって
野菜の鮮度を守る画期的な袋ですが、
驚くのは、それだけじゃないんです!


「すぐ食べレンジってことは
 袋のまま電子レンジに入れられるって事?」

光澤さん
「そうです!お湯でゆでると
 あま味が逃げてしまいますから
 充分なあま味を堪能していただくために
 鮮度保持袋で食べていただく!」

森「ラップとも違うんですか?」

光澤さん
「ラップは若干の隙間がでてきますので
 鮮度保持袋は完全に密封されてます」

リーダー
「ノンノンノンノン… 
 無数の穴があいております!」

光澤さん
「いやそれがまた特殊な加工なんですね」

リーダー
「普段は無数の穴が開いているけど
 電子レンジに入れたらどうなるの?」

光澤さん
「全く空気は出てきません!」

リーダー
「そんな都合のいい穴あります?」

森「あはははははは」

さっそく「すぐ食べレンジ」の実力を確かめるため、
袋に入ったホワイトショコラを電子レンジの中へ。
加熱時間は500ワットで4分ほど。
「すぐ食べレンジ」で旨味を逃さずに加熱した、
その美味しさとは…?
リーダー
「できあがりました。
 では食べてみましょう」

ユージ「すごく甘い!」

ヒム「普段のより美味しい!」

リーダー「甘い!」

森「うま味や甘みは逃げてませんか?」

リーダー
「逃げてないね!よりうま味が濃縮された
 うま味に変わっているんじゃないかな。
 とうもろこしの美味しさを
 しっかりと閉じ込めてくれる
 この工夫とアイデア素晴らしい!
 全ては消費者のためにやってくれてる!」

白いスイートコーンを原料とした、
様々な加工品を販売しているJA木野では、
独特の風味や食感を炊きたてのご飯と混ぜて
手軽に味わうというアイデア溢れる商品も。
旬の時期ならではの美味しさを守る工夫はもちろん、
その食べ方など、産地一丸となって
ブランドの維持と普及に取り組んでいるのです。

【白いとうもろこし 飯の素】
(ラクレットチーズ味)
200g 880円(税込)


2017年09月30日(土) |  スイートコーン料理をいただこう

「スイートコーンを使ったお料理を
 JA木野フレッシュミズの皆さんに
 作っていただきました~!」
ということで白いスイートコーンを使った、
生産者ならではの料理をいただきます!

リーダー「すごく美味しそう」

畔木淳子さん
「いなりの皮にギョウザの具を入れて
 作ってみました!」

リーダー
「見たことない!こんなお料理。春巻は?」
 
中井美由紀さん
「スイートコーンとじゃがバターを
 春巻で巻いたものです」

リーダー
「いや~音更町の木野地区は
 包み上手!!!
 とにかく包んじゃう」

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20170930&selectmonthforcal=201709

リーダー
「北海道を代表する
 この甘いあま~い白いとうもろこしに
 感謝して…いただきま~す」

ヒム「うーーーーん!!おいしい」

ヒム
「初めて食べたけれど
 すごく美味しい!!」
リーダー
「つぶつぶのコーンが入っていて
 歯ごたえが楽しいですね。
 あま味が主張していますね。
 ホワイトショコラだから
 こうなるんじゃないかなあ」


「春巻いただきますね~
 あっ!ジャガイモのホクホク感と
 コーンのつぶつぶ感が楽しいです。
 ゴールデンコンビですよ」

リーダー「チャンピオンだよ!」

クロエ
「春巻きはすごくおいしくて
 皮の食感が好きです。
 お母さんにも作ってほしい」
ユージ
「香港にも同じような料理があるけど
 作ってくれたお母さん達の心
 料理にこもっている感じがする!」

畔木さん
「いっぱい心を込めました!」

リーダー
「ありがとうございます。
 世界各国おいしさは真心なんですね」


2017年09月30日(土) |  香港あぐりっこが見た北海道農業とは?
日本のタマネギ栽培発祥の地である札幌と、
壮大なスケールで農業が営まれる、
十勝・音更町を訪れた香港の子ども達。
消費者を第一に考え、
安全安心かつ高品質な農作物生産を
行っている北海道が誇る農業は、
彼らの目にどのように映ったのでしょうか?
ユージ
「すごく魅力的で面白かった!
 収穫したあと選別やX線検査をしたり
 たくさんの過程がある事にとても驚いた!」
ヒム
「収穫作業や日本全国に出荷する方法に
 とても感動した。
 すごく大変な作業だけど
 『もう嫌だ~!』って
 ならないのかなと思った!!」

リーダー
「嫌になってないですか?」

関根さん「ちょっと…(笑)」

クロエ
「スイートコーン畑が
 こんなに広いものだと思わなかったのと
 機械ではなく手作業で収穫するのに
 とても驚きました!
 料理も香港のものとは違ったけど
 私は香港の料理より日本の料理が好き!」

リーダー
「嬉しいねえ~。
 こうやって外国の子ども達が
 すごく喜んでいます」

関根さん
「遠い所からはるばる北海道に来てくれて
 北海道農業に触れてくれた事は
 本当に嬉しいと思います。
 手作業が大変だって話してましたけど
 本当に大変で、そういうのを食べる時に
 思い出してくれたら嬉しいですし
 僕たちが作っているコーンも国内だけですし
 いつかは香港の子供たちに食べてもらえるように
 世界を目指して頑張っていきたいです!」

雄大な自然環境を舞台に
繰り広げられる北海道農業。
そして、農作物生産に関わる
様々な人たちとの出会いは、
子ども達それぞれの心に、
深く刻まれたことでしょう!

リーダー
「北海道が誇るとうもろこしを
 香港の子供たちのためにも
 世界進出できるような
 とうもろこしを私達も応援してます」

関根さん
「頑張ってこれからも作っていきます!」

リーダー
「私達の愛する野菜が
 遠く香港のフレンズたちに届くように
 祈りを込めまして…
 北海道農業!
 バンザイ~バンザイ~バンザイ~」


「この締め方はどうしたんですか?」

リーダー
「ジャパニーズのエンディングはこうだよ」

みなさん、こんにちは!
今日は、空知の農産物が大集合する
「空知フェア」のお知らせだよ!

来月24日火曜日まで、JR札幌駅1階の、
「北海道どさんこプラザ札幌店」で
開催されている「空知フェア」。
米どころ空知の新米のほか、
空知地方ならではの魅力ある農作物や加工品が
いっぱいあるよ。みんなも行ってみてね!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした。

『空知産農作物販売イベント 空知フェア』
日時:~10月24日(火)まで8:30-20:00
場所:北海道どさんこプラザ札幌店
   (JR札幌駅1F)
問い合わせ:
空知総合振興局 ℡0126-20-0200

-----------------------------------
9月23日のクイズ
「札幌発祥のタマネギの名前は何だったかな?」

正解は「札幌黄」でした。


2017年09月23日(土) |  ♯446 北海道農業を香港の小学生が体感 札幌編

森アナウンサー
「札幌市街が一望できる
 旭山記念公園にやってきました!」

森崎リーダー
わが町札幌きれいだね!
 景色もそうだけど…
 農産物も大変おいしい時期だね」


「北海道ではおいしい初物が
 出回る時期になりました」

リーダー
「あれもこれもどれもこれも…
 おいしいだろうね…
 あ~畑行きたい!!」


「勿論今回も畑に行くのですが
 北海道の農作物にとって
 すごいいい季節ということで
 今回はスペシャル企画です!
 北海道の農業の魅力を
 世界に知ってもらおうと
 あぐりっこを海外から呼んでいます!」

今回のあぐり王国ネクストは、
2週にわたってお送りするスペシャル企画!
収穫の秋を迎えた北海道の農業を、
世界有数の観光都市から招いた
子どもたちに触れていただきます!

リーダー
「今や北海道の農産物は北海道だけではなく
 全国・世界にまで発信している!
 我らが誇る北海道の農産物なんです!
 今、海外からも引く手あまたでしょ。
 そこで海外の子供たちを畑につれていく…
 オレは待ちに待った企画です!
 番組が始まって10年目!
 ようやくこの企画が実現したか!! 
 オレはこの日を顔をでかくして待ってました」

森「いや、もとからです!」

スペシャル企画、前編はおよそ190万人が住む
札幌発祥の野菜生産にふれます!


「では海外のあぐりっこを呼びましょう」

リーダー
「OK!英語で呼びますよ、
 Come on!(カモン)」

森「簡単だなあ」

香港あぐりっこ「いえええええい」

あぐりっこ「こんにちは!」

リーダー「Where are you come from?」

「Hong Kong!!」

リーダー「香港!いえええ~い」

あぐりっこテンション上がってます。

リーダー
「Ah~え~~
 Pardon?(もう一度お願いします)」

あぐりっこ「わはははは」

香港から参加してくれたあぐりっこは、
8歳の「ウォン・ユージ」くんと、
10歳の「チュン・チャック・ヒム」くん。
そして13歳の「チュン・クロエ」ちゃん。
3人とも今回初めて北海道にやって来ました!

リーダー
「え~You Came from Hong Kong.
 (香港から来たんだ)」

あぐりっこ「はい!ぼくら全員!」

リーダー
「えと~あと~え~
 札幌どうですか?」

ユージ
「札幌はね~すごい所!
 北海道で1番すごい所だと思う!」

リーダー
「そうか。ユージはあれjapanese?」

ユージ
「ぼくは日本人と中国人のハーフです」

ヒム「ここは美しい場所で~す」

クロエ
とても美しいところ!
 人口は少ないけど
 住んでいる人がとてもフレンドリー!」

初めて訪れた札幌に感激している3人。
彼らにとって北海道は、
憧れの場所でもあるんです!


2017年09月23日(土) |  香港の食事情をリポート


「実は香港で“小農夫大作物”と言う名前で
 あぐり王国が放送されているんです」

リーダー
「そうなんです。3年半前から香港で
 レギュラー放送されているんです。
 Do you know TV program?」

あぐりっこ「はい!」

リーダー
「Have you watched?」

あぐりっこ
「もちろん見てる!」
「面白い!」

リーダー
「実は皆が北海道に来てくれる前に
 以前ぼく達が香港に行きました。
 あぐりっこの自宅を訪ねて
 香港の食事情について聞きました」

アジアを代表する都市・香港
札幌とほぼ同じ面積でありながら、
人口は札幌の3倍以上の700万人を超える
人々が暮らしています。
高層マンションが建ち並ぶ近代都市「香港」。
そこで暮らすあぐりっこたちの食生活とは
どんなものなのか。
リーダーと森アナが探ってきました。


「香港にやってきました~!」

リーダー
「いえ~い!とにかく暑いね」

収録日の気温は31度湿度は85%!!

森「まずはお家にいきましょう」

リーダー
「海外の家庭の中に入る事って
 ないですから楽しみです!」

ということで、まず二人が向かったのは、
香港ならではの高層マンションに住んでいる
ヒムくんの自宅。

リーダー・森「こんにちは~」

ヒム君一家「こにちは~」

ちょうど夕食中だったヒム君ファミリー。
この日は、普段から料理をするという
お父さん自慢の手料理が並んでいました。
野菜・肉・魚など、バランスのとれたメニュー。
折角なので二人も一緒に食べさせていただき、
香港家庭の食についてリサーチ!

リーダー
「味付けも我々にも馴染むお味です。
 おいしい~」

森「これは香港では一般的な家庭料理?」

お父さん(チュン・ベンジャミンさん)
「香港では一般的に食べられています。
 調理も簡単ですから!」

おかずのほかタイ米を炊いたごはんも!

リーダー
「あっ!おいしいお米です。
 粘りがあってあまみもあって…
 タイ米もおいしい」

お母さん(セン・アントラさん)
「たまに(日本の)スーパーで 
 日本の米を買うこともありますが
 香港だと日本の米は高いんです」


「普段お買いものするときに
 どこの国のものかは気にしますか?」

お父さん
『食の安全』はとても重要な事だと考えていて
 子供の健康のためにも産地は気にしてます」

リーダー
「へえFor you!(あなたのためだって)」

ヒム君「Foe me!!」


2017年09月23日(土) |  香港のスーパーに北海道が…!
ヒムくんファミリーの食事情にふれたところで、
二人は続いてクロエちゃんの自宅にも
お邪魔させていただきました!

クロエちゃんと
お母さん(チャン・マン・ツェさん)
「こんにちは~!どうぞ!」

少しだけ日本語が話せるというお母さんが
快く出迎えてくれました。

お邪魔したときは、
夕食の下ごしらえをしていたそうで、
その料理は、北海道と同じく
香港でもポピュラーな豚肉料理と言われる
「ポークチャップ」。
お母さんの調理も落ち着き、
食材についてのお話を伺ってみると、
なんともうれしい事実が…

リーダー「どこの豚肉ですか?」

チャン・マン・ツェさん「北海道!!」

「品質が高く・美味しい!」ということで、
北海道産の食材は定期的に購入しているという
クロエちゃんファミリー。
しかもちょうどこの日は…

お母さん
「いまから食料をいくつか
 スーパーに買いに行きます!」

リーダー
「スーパーマーケット!
 香港のスーパーマーケット見たい!」

ということでお母さんの買い物に
同行させていただき、
香港の食事情を探ってみることに!

森「香港のイオンです!」

リーダー
「果物コーナー!
 あ~この字この字!三笠メロン!」

森「富良野メロンもある!」

お母さん
「(北海道産メロンは)香港で有名!」

北海道産の食品は、
香港で非常に人気が高い 
ということですが、もうひとつ、
注目を集めている売り場も…

森「有機って書いてますね」

リーダー「これサヤインゲンですね」

森「100%香港って書いてる」

お母さん
「香港は場所はとても小さい。
 野菜は少しだけ作られています」

観光や金融などのサービス業が
基幹産業の香港は、
食料自給率、わずか1%ほどと言われ、
ほとんどの食品を輸入品でまかなっています。

そのなか食に対する意識が高い香港では、
高層ビルの屋上などを活用した
「都市型菜園」による有機農法が、
少しずつ増えているそうなんです。
今回は、そんな香港の食事情を踏まえ、
3人の子どもたちに北海道農業の魅力に
たっぷりふれていただきます!

2017年09月23日(土) |  都会なのに…札幌のオニオン!

一行は札幌の中心部を離れ、
まず最初にふれる農産物が育てられている畑へ。


「丘珠空港の近くにある畑にやってきました。
 生産者の大作さんです。こんにちは」

東区丘珠で農業を営む生産者の大作康浩さん。
都市部に近いこの場所で、
一体どんな農作物を育てているのでしょうか。

リーダー
「大作さんの後ろに畑が見えてるよ?
 あれは何かな?」

クロエ「poteto?」

ヒム「glass 草?」

ユージ「onions?」

リーダ「何かな?」

大作さん
「これは“札幌黄”と言うタマネギです」

畑で育てられていたのは、
「札幌黄(さっぽろき)」と呼ばれるタマネギ。
大作さんは3ヘクタールの畑で、
札幌黄を含め4品種のタマネギを生産しています。


「このようにタマネギが畑でなってるのを
 見た事はありますか?」

クロエ「ない!初めてみた!」

リーダー
「じゃあタマネギがどこになってると思った?」

クロエ「木の上!!」

リーダー
「札幌黄という札幌発祥の
 有名なブランド野菜ですけど
 どういう特徴がありますか?」

大作さん
「食べた時は甘く、その後に辛みが来る!
 加熱したらその辛みが甘みへと変わる!
 それが札幌黄の大きな特徴です」

札幌は日本におけるタマネギ栽培の
発祥の地であり、
ルーツとなる品種が「札幌黄」なんです。
その歴史は古く、今から130年以上前
明治時代に栽培が始まった品種で、
一時は日本一の生産量を誇るまでになりました。
しかし人口増加に伴う宅地開発や
栽培の難しさなどにより、年々、生産量が減少し
今では幻のタマネギとも呼ばれているのです。

リーダー「130年前なんだって!」

ユージ「What!!(なんだって~!)」

札幌黄の栽培から始まり、
今では道内各地で様々な品種が生産され、
日本一のタマネギ産地となっている北海道。
生産量だけではなく、
品質を高める工夫も行っています。

2017年09月23日(土) |  初めての収穫体験!
大作さん
「このタマネギは根を切った状態
 なってます。
 なんで根を切るかというと、
 まずタマネギの茎を枯らすため。
 もう1つはタマネギに色を付け
 品質を均等にするためです」
根切り作業は専用の機械で行われます。
色艶を良くするほか、
一定期間畑で乾燥させるので、
タマネギ自体が硬くなり、
収穫時の損傷も軽減させることができるのです。
すでに作業は終わっていますが、
その機械を男の子二人が乗ってみることに…

ユージ「本当の車みたい!」

リーダー「ユージ似合うね」

続いて、ヒムくんも!

リーダー「めっちゃ似合うな」

ヒム「♪タララ~ン♪(歌い出す)」

そしてさらにタマネギの収穫機も
見せていただけるということで、
香港の子どもたちが、
どんな機械なのか予想してみることに。

クロエ「根切り機のような…」

ヒム「操縦するラジコンみたいな…」

リーダー「では見れますか?」

大作さん「今から持ってきます!!」

ブルルルルルー
エンジン音と共に収穫機がやってきます。

あぐりっこ「わおおおお~」

ユージ
「思ってたよりすごく大きい!」

ヒム
「こんなに大きいと思わなかった。
 Oh my God!!」

コチラの巨大な収穫機は、
その名も「オニオンハーベスター」。
想像をはるかに超える大きさと、
初めて見る収穫機の仕組みに、
香港の子どもたちも興味津々の様子。

ユージ
「ここから上にいって中に入って…」

残念がならこの日は、
前日に降った雨の影響で、
収穫機が畑に入れないそうなんです。

ちなみに、実際の収穫作業がコチラ。

オニオンハーベスターは、
大量のタマネギを拾い上げながら進み、
自動で枯れた茎を取り除いたあと…

後ろの箱へと集められます。
1時間で収穫できる量はおよそ5トン!
日本一の生産量を誇るタマネギ産地には、
欠かせないマシンなんです!

大作さん「どうぞ収穫してください!」

リーダー「Let`s harvest!!」

ということで、タマネギの手収穫を体験!

ヒム「1、2、3、4、5!!」

リーダー
「いまのように手収穫だと
 どれくらいの時間でできますか?」

ヒム「3時間!!」

リーダー
「Realy? only 3hour??」

リーダー
You try!!(やってみて!)」

ヒム「バイバイ」

あれー笑顔でヒム君逃げちゃったよ~!


2017年09月23日(土) |  香港のビルの上に野菜庭園が!
じゃじゃん、もんすけです!
商業が盛んな近代都市「香港」で、
少しずつ増えてきている、
ビルの屋上などを活用した都市型菜園。
いったいどんなものなのか?
野菜の栽培や研究を行なっているという
地元の香港大学にお邪魔して、
その様子を覗いてきたよ。

リーダー「さあ屋上です」

森「屋上に作物って新鮮ですね」

リーダー「奥までいっぱいあるよ」

香港大学のスタッフ・セレステさん。
屋上の菜園は、大学と企業が運営していて、
スイートコーンやカボチャ、ネギ…
およそ110種類の野菜を学生グループと
大学スタッフのみんなが育てているんだって。


「香港に畑ってあまりないんですか?」

スタッフ・セレステさん(香港大学)
「実際には香港の北部には今も畑があります。
 何十年か前までは野菜の約30%は
 自給していました」


「野菜や食に対しての関心って
 変わってきていますか?」

セレステさん
「はい。近年食の安全へと関心が高まり
 栽培課程でどんな農薬や化学肥料が
 使用されているのか知りたくなりました。
 香港の人達は有機野菜を求めるようになり
 この傾向はより強まると思います」

リーダー
「地元産の野菜をもっと多く食べたい!
 安全に心がけているって思いは
 万国共通だと思います」

そんな食への関心が高い香港では、
アジア最大級の食の祭典
「フードエキスポ」が開催されていて、
様々な地域の食品が一同に集められるなか、
安全安心な農産物を生産する
我らが北海道の食品も出品されていたんだよ。

リーダー
「北海道の文字ありましたよ~
 Nice to meet you…」

ホクレン通商食料物質部 久保俊一さん
「久保でございます!」

リーダー「良かった日本語通じる人いた!」

牛乳のほか、お米などを出品している
北海道ブース。香港の消費者は、
北海道ブランドの食品について、
どのようなイメージを持っているのかなー?
久保さん
「北海道というのが
 広大な自然と安全安心なイメージ!
 北海道の生産者が丹精込めてつくった
 クオリティの高い商品だってことは
 香港のみなさんに認知されています」
  
リーダー
「世界のみなさんが認めてる…
 誇りですね」
北海道の安全安心な農産物の美味しさを、
世界の人たちに、
もっともっと知ってもらえたら嬉しいね!



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