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2020年08月15日(土) | 収穫適期の見極めは?
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[+10] >>

2017年01月14日(土) |  極寒という地の利を生かして…

実際に寒さに耐えたホウレン草を触ってみると…

森崎「柔らかいですね

神田さん
「さっきまではカチカチに凍って 
 いましたね」

憧れ
「ええ~ホウレン草が凍っていた?」

神田さん
「強いんですよ寒さに!
 ホウレン草って凍るんですよ」

神田さん
「ホウレン草は凍っても
 日が当たって元に戻って
 また夜になって寒くなって凍って…を
 繰り返すことによって
 糖度を上げていくんですね」

森崎「意外だねえ」

憧れ「不思議不思議~♪」

神田さん
「この前マイナス25℃になった日で
 ハウスの中はマイナス10℃ぐらい!」

森崎
「-10℃のハウスってのが
 言葉自体成り立たない…」

名寄は豪雪地帯なので、
雪よけとして2重構造の
ハウスで栽培しますが、
中に暖房器具はなく、
気温は氷点下になることも。

しかし、その寒さもあって、
病害虫は少なく
低農薬で済むことも特徴的で、
栽培方法には、さらなる秘密が…!

森崎
「肥料はさすがにたくさんあげるんでしょ?」

神田さん
「実はそんなにあげていないんです」

森崎
「え~だって冬の土って栄養が少ないじゃ…」

神田さん
「実はホウレン草を作る前は
 メロンを栽培していたハウスなんです。
 メロンはお盆位に収穫が終わるので
 それから片づけて土壌診断をします。
 土にどれだけ肥料が残っているか?
 必ず残るので!
 それが少なかったら補います」

森崎
「そうか残ってる肥料で十分なんだ」

同じハウスで夏場はメロンやピーマンを
栽培する神田さん。

8月の収穫後、「寒締めホウレン草」の
土づくりが始まり、
9月に種をまき、生育していきます。

そして、名寄の気温が氷点下に近づく11月、
寒締めホウレン草に、
驚きの変化が見られるそうなんです!

神田さん
「地面の温度が5℃を下回ると
 成長を止めて寒さに耐えようとする!」

森崎「自らそうなるのですか?」

神田さん「そうですね」

憧れ「賢いですねえ~」

神田さん
糖度が10度以上になったのを確認したら…」

森崎・憧れ「え?」「え?」

神田さん
「あれ?糖度の話してなかったですか?」

森崎「そんなに甘いんだあ」

森崎
「みんなホウレン草の味のイメージは?」

アヤナ「ちょっと苦い…」

森崎
「苦い!えぐみがね。
 だからしっかりアク抜きをして食べるよね」

神田さん
「そんなアク抜きしなくていいんですよね。 
 うちのは…」

森崎「アク抜きいらないんですか?」

神田さん
「いらないですね~ 
 生でも食べられますんで」

森崎
「パリッてちぎって食べても?」

神田さん「いいですよ!」

森崎「ええええ~~」


2017年01月14日(土) |  甘いっ!!ビックリです!

まずは暖房器具もないハウスの中で行われる、
収穫方法をみていきましょう。

神田さん
「このハサミを使います。
 まず葉っぱをまくり上げて
 ハサミを土に差し込んで
 ぐっと(根を)切ります」

神田さん
「これでとれました」

憧れ「うわ立派!」

森崎「大きいね~葉っぱが!!」

多い時は、1日およそ1000株
収穫するという寒締めホウレン草。
早速、あぐりっこの2人も収穫をお手伝い!

みんな上手に収穫できました。

ナナ
「中心の方がシャキッとしていて
 力強い感じが伝わってくる!」

この日の外気温はマイナス12℃。
ハウス内もプラス2℃と、
厳しい冷え込みのため
収穫時にはこんなハプニングも…。

ナナ
「ハサミが刺さらない!」

神田さん
「刺さらない?凍ってきたかな?」

森崎
「土が凍ってるの?
 聞いたことないな…
 土凍ってるけど作物育ってるって…」

土も凍るほどの厳しい寒さも、
寒締めホウレン草にとっては、
あま味を生み出す大切な要素。

早速、生でも食べられるという
寒締めホウレン草を試食。
すると、一同も衝撃のあま味が…!?

アヤナ
「最初苦いかなって思ったけど
 甘くて食べやすいかった

森崎「苦味は感じる?」

アヤナ「いや感じない!」

大人も食べますが…

森崎
甘っ!味がしっかりしていて
 美味しいですね」

憧れ「すっごく甘いですね!」

憧れ
「本当に好き過ぎて…
 このハウスの全部食べられるかも…」

神田さん「そうですか(笑)」

森崎
「いました。害虫がいました!」

憧れ「ひどい!虫扱い!」

森崎「防虫しましょう!」


2017年01月14日(土) |  ロマンチックなネーミング♪

じゃじゃん!もんすけです!
寒さを利用して栽培される
寒締めホウレン草♪
そのおいしさはもちろん、
栄養価にも、とっても優れているんだって!

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「ホウレン草は冬が旬なので
 普通のホウレン草でも夏に比べると
 ビタミンCの量が2~3倍になります。
 寒締めホウレン草の場合は
 更に寒さを活用してビタミンCが増えるので
 普通のホウレン草やサラダホウレン草より
 高い値を示しますし
 夏に比べると5~6倍の量になりますね。
 冬にビタミンCを供給してくれる
 とても強い味方だと思います」

おいしさも栄養もアップする、
冬の寒締めホウレン草。
子供たちにもいっぱい食べてほしいな。

さてハウスに戻って…。

森崎
「こうやって収穫してからは?」

神田さん「袋詰めをしていきます」

森崎「どっかに移動して?」

神田さん
「このハウスで行います!
 外に持っていっちゃうと…
 凍ってしまうので!」

神田さん
根が付いていると大丈夫なんですが
 収穫後に凍ると、それが解けた時に
 ベチャベチャになって
 売り物にならなくなるんです」

森崎
「つまり土について
 根っこがついた状態だったら
 冷凍解凍を繰り返しても大丈夫なんですね。
 でも収穫しちゃうと…
 外だして冷凍しちゃうとマズイ!」

神田さん「そうですね」

一度収穫した寒締めホウレン草は、
凍ってしまうと溶けた時に、
味も栄養価も落ちてしまうといいます。

このため、収穫から袋詰めまでの作業を
同じハウスの中で一気に行ってしまうんです。

神田さん「はいどうぞ!」

憧れ「うわっ枕にして寝たい!」

さて袋の名前をみてみると…

ナナ
「なよろ…ほしぞらゆきみホウレン草?」

神田さん
「読めたね!ありがとう。
 今年で6年目の栽培になります」

神田さん
「最初は星空雪見法蓮草だったけど
 新たに栽培したいという生産者と
 組合を作ることになった時に
 <なよろ星空雪見法蓮草>って!
 ボクが名前を考えました。
 ちょっと気持ち悪いって言われるんだけど」

森崎「いやいやいや…」

※ネーミングの理由…
 夜、ヘッドライトをつけて
 -20℃のハウスの中で収穫していた時-
 シーンと静まり返ったハウスの天井を
 ふと見上げてみると、
 霜がキラキラと輝き
 まるで星空のように見えたそう。
 それで“星空”と入れたそう。

 うーん神田さんロマンチック♪

2年前に生産組合を設立し、
現在神田さんを含めた、
5名の生産者でつくられる
「なよろ星空雪見(ほしぞらゆきみ)法蓮草」。
もともとは、6年前に神田さんが
独自に栽培を始めたんです。
神田さん
「ホウレン草だけだったら
 冬の仕事にならないんで
 屋根の雪下ろしの仕事もしていた…
 でも“農業だけで生計を立てたい!”
 という思いもあったし、
 一年中、土に触っていたい!
 という思いもあって…何て言うか
 土の香りをかいでいたい!」
森崎
僕ら消費者も嬉しいですよ
 夏から秋は北海道産のものが
 スーパーにたくさん並ぶのに
 冬になるとなくなるもんね」

憧れ
「北海道の冬にこの緑をみると
 元気になりますよね」

森崎
「なるなる寝たいもん!ここで」

ロマンチックな名前の
「なよろ星空雪見法蓮草」。
どんなところで買えるのか、
JAの方に聞いてみたよ。

JA道北なよろ 営農センター長
石山 健一さん
「名寄市内では各スーパー、
 または道の駅もち米の里☆なよろで
 購入可能です。
 また1月から大丸札幌店さんでも
 お取扱い頂いております。
 今年は5軒の生産者で
 年間約12トン、約6万袋を生産予定。
 2月末までの出荷を計画してます」

道産の葉物野菜が減る冬に出回る、
名寄の「寒締めホウレン草」
スーパーで見かけたら、
ボクも買ってみよっと!


2017年01月14日(土) |  絶品♪ホウレン草料理をいただきます

憧れ
「神田さんの奥様と生産者仲間にも
 集まっていただきました」

寒締めホウレン草の料理を作って頂いたのは、
生産組合の皆さんと、その奥様たち。
全員が自信を持ってオススメする
食べ方とは…

“しゃぶしゃぶ”です♪

神田さん
「管理を徹底した安心安全な
 名寄産のSPF豚と一緒にぜひ!
 それと株元の天ぷら!
 一番食べていただきたい!
 捨てては勿体ない!」

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!

ではいただきま~す!

神田さん
「10秒もしゃぶしゃぶすると長いので
 8秒くらいで!」

ではホウレン草投入!

いーち
にーい
さーん…

憧れ
「すごい!色が鮮やかになってます!」

では食べてみましょう!

ナナ
歯ごたえがシャキッとしていて美味しい!」

アヤナ
おいしい!!
 生の時より甘さがあって
 苦味もないしおいしく食べられる」

森崎
「この食感すごい。
 お肉は柔らかくておいしいし
 ホウレン草はしっかり味わいある!」

ナナ「おいしくて止まらない!」

森崎「止まらないぞ…これ」

神田さん
「僕たちメンバーも毎日食べてます」

森崎
「だから男性は大きくて
 女性はキレイなんですね!」

あはははっ!

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!

森崎
「真冬の名寄の“地の利”をうまく利用した
 素晴らしい冬の新鮮野菜ですね」

神田さん
「まずはたくさんとれるようにしたい!
 たくさんとれるようになれば、
 たくさんの方々に食べてもらう機会が
 増えると思うんですよね。
 これから名寄の冬野菜として 
 どんどんPRしたいので頑張りたい!」

森崎
「ホウレン草は好きですか?」

森谷小雪ちゃん「好き!」

森崎
「夏のホウレン草と冬のホウレン草、
 どっちが好きですか?」

小雪ちゃん「冬!!」

森崎
「おおおお~
 よく今日の取材を分かってくれている!」

雪が多く極寒の地…という、
一見、名寄の弱点に見えることを
神田さんは逆転の発想で
「利用」してきました。

病気になったり失敗もあったのですが
その度に「極寒」という地の利が
助けてくれたそうです。

たった一人から始めた寒締めホウレン草も
今では心強い仲間がいます。

これからも期待が高まる
なよろ星空雪見法蓮草!

ぜひみなさんもご賞味くださいね。

お・ま・け

パッケージを読んでみたナナちゃん。
ナナちゃん
「マイナス10度
 無防弾(むぼうだん)!!」

森崎
「む…むぼうだん??
 無暖房ですね!」

神田さん大爆笑♪

憧れ「無防弾!カッコイイね」

森崎
「無防弾ってジャックバウワーみたいな。
 防弾チョッキ着ないぜ!みたいな」

ここで冷静になったリーダー。

森崎
「改めてすごいね。
 商品に無暖房って初めてみました!」

1月7日のクイズ
「都倉選手が豊富町で学んだ農業は、
 なんだったかな~?」

正解は「酪農」でした!


2017年01月07日(土) |  ♯413 ゲスト企画!北海道コンサドーレ札幌・都倉選手が北海道の酪農に触れる編

森崎・憧れ
「新年あけまして…
 おめでとうございます!」

森崎
「本年も北海道農業の魅力を
 たっぷりとお伝えしていきます!
 よろしくお願いします」

憧れ
「さて新年初ロケは道北の豊富町
 やってきました!」

森崎
「豊富駅からスタートということは…」

憧れ
「今回はゲスト企画第5弾となります!」

様々なゲストを招いて、
北海道の農業や食の魅力に触れていただく、
ゲスト企画・第5弾!
果たして今回あぐり王国に参加してくれた
ゲストとは…。

憧れ
「今回は道民を大いに沸かせてくれた
 スペシャルなイケメンさん!
 さっそく、お呼びしましょう。
 どうぞ~~!」

トントントントン…

憧れ「なかなか前に進まない!」

トントン…パンパン…

憧れ
「見事J2優勝を果たした
 コンサドーレ札幌のエース!
 都倉賢(とくら・けん)選手です!」

森崎「いええええ~い」

昨年、見事J2優勝を果たした、
北海道コンサドーレ札幌
背番号9、都倉 賢選手。
チームトップの19得点をあげ、
J2得点ランキングでも2位という実績も残した、
Jリーグ屈指のエースストライカーです。

森崎
「野球もそうだけど、
 昨年はスポーツが北海道を盛り上げて、
 コンサドーレ札幌も見事でした!」

都倉選手「ありがとうございました」

森崎
「コンサドーレ札幌は
北海道の農業応援
 してくれてるけど…」

都倉選手
「コンサドーレ札幌自体が
 農園を持っていて、
 そこでジャガイモを
 2個くらい収穫しました!
 この3年で(収穫したのが)2個ですね」
地域に根ざしたチームを目指す
コンサドーレ札幌は、2009年から
「コンサ・土・農園(コンサドファーム)」
という農園を開設。

選手が食べる農産物の生産を自ら体験して、
“食”“農”について考える…
という取り組みなど、
様々な食育活動を行っているのです。

そんなコンサドーレ札幌の都倉選手に、
触れていただく農業とは…

憧れ「北海道の酪農です!」

森崎
「町と密着した酪農が道内各地にあります。
 乳製品はそうなんですけど
 酪農北海道の産業として
 重要
なんです。
  酪農家の思いなどを見てもらいたいな~」

憧れ
「乳牛の体格コンテストで
 日本一に輝いた牛がいる!
 という牧場へ行くんです」

森崎
「乳牛の体格コンテスト?」

憧れ
「では実際に会いにいきましょうか」

都倉選手「行きましょう」

森崎
「じゃあ…プレーボール!」

…????野球??

都倉選手「こんな感じなんですか?」

憧れ「わははは(笑)」


2017年01月07日(土) |  日本一に輝いた牛は?
ということで一行は、
日本一に輝いた乳牛がいるという
町内の酪農家のもとへ-

今回、都倉選手へ酪農について教えていただく、
佐藤牧場3代目の佐藤道寛(みちひろ)さん。

祖父の代から酪農を営み、
およそ130頭の乳牛を飼育しながら、
生乳の生産を行なっています。

森崎
「日本一に輝いた牛がいると聞きましたよ」

佐藤さん
「牛に点数をつける体格審査というのが
 あるんです!」

森崎「へえええ」

佐藤さん
「100点満点で牛の骨の構造の正確さ
 乳房の質や形状の良さなど
 色んな細かな基準があるんですけど…」

佐藤さん
「うちの牛が国内最高得点の96点
 取りました!
 今までは95点が最高だったんです」

森崎
史上最高の点数なんですね!!」

佐藤さん
「そうです。日本で1頭しかいない!」

森崎「うおおお~すげええ」

ということで一行はさっそく、牛舎の中へ…

佐藤さん「どうぞ~♪」

都倉選手「うおお~すごっ!」

森崎「キレイ~!!」

都倉選手
「毛並みがキレイじゃないですか?」

憧れ
体格が立派ですねえ~」

佐藤さん「ありがとうございます」

森崎「どうですか?」

都倉選手
「デカくて…もう一歩がいけない…」

綺麗に毛刈りをした乳牛を、
衛生的でクリーンな牛舎
飼育する佐藤牧場。
ここで、日本一に輝いた牛を、
リーダーと都倉選手が当ててみることに!

都倉選手
「僕だいたい分かりました。 
 アスリートもそうなんですけど
 やっぱり姿勢なんですよね」

佐藤さん
「ちなみに日本一に輝いた牛は
 15歳のおばあちゃん。
 (人間に例えると約100歳!!)
 それがヒントです」

森崎「オレは見てきているからねえ~」

リーダー、都倉選手、ともに自信満々の様子。
2人が選んだのは…

森崎「4頭目」
都倉選手「5頭目」

佐藤さん「答えはありますっ!」

さてどっちだ?


2017年01月07日(土) |  あえて機能性より手作業でチェック!

佐藤さん
「答えは…4頭目です!」

森崎「うおおおおおお」

メッチャ本気で喜んでいます♪

佐藤さん
「この牛は足が丈夫で寝起きがスムーズ!
 乳房も下がらず!」

森崎
「人間で言うと高齢ですけども
 しっかりしているんですね」

佐藤さん
ハーゲンという血統の牛なんです」

ハーゲンとはアメリカで誕生した乳牛の血統で、
丈夫で体格が良く、生乳の生産能力も
非常に優れている牛のこと。

佐藤牧場は、そのハーゲンの血統だけを飼育。

一般的な酪農家同様、
早朝から様々な作業を行いますが、
良質な生乳を生産するために、
こだわっていることがあるんです。
佐藤さん
「児童でミルカーが外れるものが多いですが
 機械で自動的に外すのではなくて
 自分たちで確認してOKだったら
 外すようにしているんです」

森崎
「酪農家さんの負担を軽減させる
 素晴らしい機能ですけど
 それをあえて使わないんですか?」

佐藤さん
「自動で外れる機能をOFFにしています」

乳牛の状態を確認しながら行うという
佐藤牧場の搾乳作業。せっかくなので、
都倉選手も体験させていただくことに!

森崎
「ドンドンとミルクが出てますよ~」

初めての搾乳に都倉選手も…

都倉選手「いえ~い(パチパチパチ)」

佐藤さん
「機械が自動で外れる機能を使えば
 もっと早いんですけど…」

森崎「そうだよ!!」

佐藤さんはしっかり乳房を触ってチェック!

佐藤さん
「まだ搾乳できるかを確認!
 搾り残りがないか?とか…」

森崎
「最後にボタンを押して自動的に外れました。
 本当はここまでを自動でやってくれる機械!」

そしてさらに、
佐藤牧場ではエサやりにもこだわりが…


2017年01月07日(土) |  都倉選手の本気のお手伝い!
佐藤さん
「エサを与える機械をつけているけど
 “どれだけ食べているか”とか
 全自動だとチェックできないので
 1種類だけ手作業でエサを与えています」
 
森崎
また1つオートを辞めたんですか?」

まずはこだわりのエサを見てみると-

森崎「見たことないかもしれません…」

佐藤さん「これはビートパルプです」

森崎
「普通は固く圧縮してあるものですが…」

佐藤さん
「固い状態じゃなくて
 水を含ませてフワッとした状態で
 あげるようにしているんです。
 どの牛も喜んで食べたんですよ!!」

ココはもちろん、持久力とパワーは
誰にも負けない都倉選手が挑戦!
水をたっぷり含んだエサは、
かなり重たそうですが…
都倉選手
「台車史上、一番重い!」

さあ坂にきました。

都倉選手「ここ…辛いですね」

佐藤さん「その坂が一番辛いですね」

都倉選手
「上りながらのこのカーブ。
 本当に重い!!」

台車を移動させるだけでも、一苦労の様子。
エサは1頭ずつ、
スコップに山盛りにして与えます。

森崎
「すごい食いついている!」

都倉選手
「エサも…ふやかした分、めっちゃ重い!」

都倉選手
「いつも朝の何時にエサやりでしたっけ?」

佐藤さん「エサやりは5時半くらい」

都倉選手
「5時半のテンションでは出来ないです

酪農家の苦労を感じながら、
一頭一頭にエサを与える都倉選手。
しかしエサをのせたスコップの重さは、
約15キロ。
体力には自信のある都倉選手でも、
さすがにキツイ表情が…

そして、プロサッカー選手としての
意地と根性で、なんとか終了!!

森崎・憧れ「お疲れ様でした~」

無言の都倉選手

佐藤さん「本当に汗かいてる!」

64頭のエサやりを終えた都倉選手。
コレも乳牛を思いやる佐藤さんの大切な仕事…

佐藤さん
「重労働ですけど
 牛のために全てやっています!」

森崎
「全部やると思わなかったっしょ?」

都倉選手
「そうですね…なんかテレビとかって…
 そういうのあるじゃないですか?」

森崎「あはははは」

憧れ
「この番組はないんです!」


2017年01月07日(土) |  牛乳の製造工場へ!

酪農の仕事に触れたあぐり一行は、
酪農家が生産した生乳が、
どのように製品となるのかを学ぶため、
町内にある「豊富牛乳公社」へ-

コチラでは、豊富町で生産される生乳、
年間6万トンのうち、
およそ4万トンを乳製品に加工しています。

憧れ
「豊富牛乳公社の中にやってきました」

森崎
「目の前にすごい巨大なタンク!!」

豊富牛乳公社 萩原雄介さん
「手前から一般的な牛乳成分調整牛乳、
 低脂肪牛乳コーヒー牛乳です」

森崎
「色々違うんだ。何リットル入るの?」

萩原さん「え~10トンですね」

憧れ「10トン??」

酪農家から受け入れた生乳は、
厳しい品質検査が行われたあと、
1時間に12トンを処理できるという殺菌機を通り、
130度の高温で2秒間
しっかり殺菌します。

そして、脂肪分を均一化する機械を通って、
先ほどのタンクに蓄えられるのです。

萩原さん
「こちらが充填質になっております」

森崎
「あんな一瞬で牛乳が入っているの?」

都倉選手
「いやすごいっすね!」

森崎「ゆったりしてらんないよ」

憧れ「鮮度が大事ですからね」

森崎
「あんなにエサやり時間かけちゃダメなんだよ」

じぃぃぃぃぃぃぃ(都倉選手の視線)

森崎
「都倉選手。ピッチでも見ない顔は
 やめてください…」

製造される低脂肪牛乳や成分調整牛乳など
4種類の牛乳は、主に道内の
コンビニエンスストアに出荷しています。
その数、一日最大で1リットルパック、
およそ9万本、年間では3000万本を製造。
さらに…

萩原さん
「生クリームとバターも製造しています」

低脂肪牛乳と成分調整牛乳を製造する際に
発生する乳脂肪分を原料に、
業務用バターや生クリームも製造している
コチラの工場。

乳脂肪分をバターチャーンと呼ばれる
機械に入れて作る出来立てバターを、
今回特別に、試食させていただくことに!

「うわ~すごおおおい」

森崎「布団みたい!」

都倉選手「想像を越えましたね…」

森崎「いい香りだねえ~」

都倉選手「いい香り!!」

ひと口いただくと…

都倉選手「めっちゃなめらか!」

憧れ
「口当たりが滑らかでスーッと解けますね」

森崎
「うーんメルティー!
 ビックリしました。こんなに美味しいんだ」

都倉選手
感動します!
 同じものから製法を変えただけで
 全く別のものになるなんて…」

2017年01月07日(土) |  サッカーしながらアイス作り♪

さてあぐり一行がやって来たのは、
おしゃれな小物雑貨や地元産牛乳を
使った料理が楽しめるカフェ「フェルム」。
コチラのお店で、
絶品のミルク料理をいただくのですが…

■ミルクカフェ&雑貨「ferme(フェルム)」
 住所:豊富町大通9丁目
 HP:http://toyotomi-ferme.com/

憧れ
「都倉選手にも牛乳を使ったデザートを
 作っていただこうと思います」

都倉選手
「つくるの?
 ボク料理とか全くできないよ!」

憧れ
「地元の小学生が手伝いに来てくれてます」

ということで外にでてみると…
「こんにちは~!」

集まってくれたのは、
豊富町ジュニアサッカークラブの小学生。
都倉選手と小学生が作るデザートとは…

憧れ
「こちらの特製ボールを10分間蹴り合って
 アイスクリームを作ってもらいます」

子供たち「え~どういうこと?」

憧れ
「ボールの中に缶が入っていて
 牛乳と生クリームと砂糖を入れて
 周りに塩と氷が入っています。
 それを10分間蹴り続けると
 アイスクリームが出来るそうです」

森崎
「都倉選手とサッカーできるって!」

子供たち「きゃーーー!」

ということで、都倉選手と小学生が
自由にボールを蹴りあいながら、
「缶蹴りアイスクリーム」を作ります!

※詳しい作り方はレシピコーナーへ。

憧れのプロサッカー選手と
ふれあう貴重な時間。
夢中でボールを蹴り続け、10分が終了!
 
カフェに戻って、試食タイムです。

店長の白田明美さんに作って頂いたのは
地元産牛乳と味噌を合わせたスープで味わう
「ミルクそば」!
今回お世話になった、酪農家の佐藤さんも
一緒にいただきます。

都倉選手
うんま!!合ったんですね」

佐藤さん
「おいしい~~」

森崎
「おかわりください!
 牛乳のこってりした所が味噌と合う」

※詳しい作り方はレシピコーナーへ。

そして都倉選手と地元小学生で作った
「缶蹴りアイスクリーム」も。
手作りデザートをいただきながら、
今回学んだ酪農をふり返ります。

都倉選手「おいしいっす!」

佐藤さん
「牛乳の味がすごく濃くて
 蹴っただけで出来たと思えないですね」

森崎
「料理をするにあたって、この町の牛乳は?」

白田さん
「すごく濃厚、でも後味がさっぱりなんです。
 何杯でもいけます!」

森崎
「今日みてきて何か変わりそうですか」

都倉選手
「ほとんど全て変わったというか…
 牛乳という物として
 届くという考えしかなかったけど
 すごい大変な思いをしながら
 愛情を込めて
 僕らの元に届くんだなって
 再確認できて、いい機会でした」

森崎
酪農っていうのは町の基幹産業です。
 酪農家の方が牛乳を搾るだけじゃなく
 工場で大型の機械が使われれば
 雇用が生まれる。
 すごく大事な産業として
 酪農は重要なんですよね」

憧れ「佐藤さんはどうでしたか」

佐藤さん
「帰ってから多くの消費者に
 こんなに大切に飼育して愛情を込めて
 牛乳ができていることを
 一人でも多くの人に伝えてもらえたら
 一番の幸せです!」

森崎
「エサやり、重い作業…
 本当に全部やってくださいました」

佐藤さん
「なかなか最近の若い人で、
 あそこまで根性ある人はいないので…」

佐藤さん
「本当に…ちょっとこれから
 もしサッカーができなくなったら…」

大爆笑。

都倉選手
セカンドキャリアいただきました!」

みなさん、こんにちは!
今日は「おむすびの日」にちなんだ
キャンペーンのお知らせだよ。

おいしい北海道米をもっと食べてもらおう!と
ホクレンでは1年を通して、
色々なお米の食べ方を発信しています。

第5弾となる今回は、
1月17日の「おむすびの日」。

この日は“阪神淡路大震災”が起きた日で、
食べ物の大切さを忘れないために
決められたんだよ。
北海道米を100パーセント使用した
いろいろな種類のおむすびが
道内のコンビニエンスストアやスーパーなど
およそ3300店舗で販売されているよ。
みんな食べてみてね。

以上、もんすけのあぐりニュースでした。

12月24日のクイズ
「ユリ根の生産量日本一の村の名前は、
 何だったかな?」

正解は「真狩村」でした。




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