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[+10] >>

2015年09月19日(土) |  タイムロスなし!スピーディーな収穫!

ここからは機械での収穫作業を
見せていただくことに―

森崎
「デカイデカイ。さあ行った~」

ハーベスタ―が勢いよく
畑の中に入っていきます。

森崎「上見える?」

森崎
「枝豆が飛んでる!」

河野
「フライング枝豆だ」

佐々木
「茎と葉っぱを外して房の部分だけだ!」

山本さん
「実は上に、葉っぱは横に…というシステム。
 茎はほ場にそのまま残っています」

河野
「えっ?茎残る?」

ということで畑に残ったものを
見てみると…

森崎
「刈ってるんじゃなくて
 こそいでいたんだ!」

ユウスケ
「キレイじゃないですか!」

河野「房が残っていないよ」

収穫は3台のハーベスターによって
スピーディーに行われ、
1日最大180トンの収穫が可能です。
そしてハーベスターのオペレーターは、
生産者に代わってJA職員が24時間体制で
行っています。

山本さん
「“花が咲いて50日!”これを守る為には
 『いち早く収穫する』ことが
 原則ですね。
 難しい機械じゃないんですよ。
 素人でも誰でも乗れるんですから」

河野「そんなことないでしょう?」

山本さん
「コンピューターですから!
 ぜひ一度乗ってみてください」

ということで、あぐりっこが
枝豆ハーベスターの収穫作業を体験!
ハイテク技術を駆使した機械に、
あぐりっこの二人も興奮を隠せない様子。
15分程度の体験を終え、
収穫した枝豆はトラックへ…すると!
ハーベスターに横付けしたトラック。
するとハーベスターの荷台部分が
ぐぐぐっと持ちあがり
中に入っていた枝豆が出てきました。

「うわ~~~」

森崎「枝豆の滝です~~~」

佐々木「ハイテクだああ」

トラックに山積みされた枝豆は、
すぐに加工場へと運ばれるのですが、
ここでとれたての鮮度を守る為の秘密が―

山本さん
「(枝豆を乗せた)ダンプが5~6分で
 工場に着きます。
 そっから茹でるなどの加工が終わるまで
 3時間かかりません!」

あぐりっこ「えっ?」

まさにキョトン状態。
どうやって3時間で加工されるのでしょうか…


2015年09月19日(土) |  収穫から加工までたったの3時間!

収穫から3時間以内で加工が行われる枝豆。
一行が収穫された枝豆を追って訪れたのは、
JA中札内村の農産物加工処理施設。
お話を伺うのはJA中札内村の馬場孝憲さん。

馬場さん
「ちょうど畑からトラックが到着しました」

森崎
「もぎたての枝豆ですね」

馬場さん
「一番最初はホッパーに枝豆を入れる作業です」

するとトラックの荷台が傾き
大量の枝豆がホッパーに入ってきました。

森崎「すげ~量だね」

馬場さん
「ゆっくりベルトが動いているんですが
 枝豆を一定量施設内に運びます」

森崎
「収穫してから数十分です!」

ユウスケ
「30分くらいしか経ってない!」

工場ではまず枝豆に付いた汚れや毛を
落とす作業が行われ、
ベルトコンベヤーで屋内の施設へ送られます。

 

そしていよいよ加工処理が施されるのですが…

ユウスケ
「なんか煙出てる~!」

馬場さん
「これが美味しさの秘密です」

ユウスケ「冷たい!冷たい!」

森崎「この煙、寒い!」

馬場さん
「これが私達の最大の特徴である
 マイナス196℃の液体窒素冷凍の機械」

白い煙に包まれた加工施設で行われているのは、
マイナス196度の液体窒素で、
枝豆の鮮度と美味しさを閉じ込める作業。

洗浄された枝豆は加熱した後
塩水で味付けされ、
25メートルのレーン
およそ7分半かけて瞬間冷凍されているのです。

森崎
「畑の美味しさ、
 そのまま箱に入れましたって感じ」

馬場さん
「液体窒素を使うと自然解凍したときに
 余分な水分が出ない!
 なので解凍したときに
 茹でたて・とれたての味がキープ出来る!」

冷凍して出荷する中札内村の枝豆。
今回特別に味付け直後の枝豆を
試食させていただきました。

ユウスケ「あっ!おいしい!」

佐々木「豆の美味しさが感じられる」

馬場さん
「色もすごく鮮やかな色だと思いますが
 冷凍して解凍しても色をキープできます。
 それが液体窒素の特徴なんですよね」

瞬間冷凍した枝豆は加工した日時と
生産者番号を印字したダンボールに詰められ、
貯蔵庫へ運ばれます。

その貯蔵庫にお邪魔すると-


2015年09月19日(土) |  マイナスの世界が美味しさをキープする!

森崎
「ここが冷凍保管庫ですね」

さて扉を開いて中に入ると…

「うわあああああ~寒そう~」

「うわ~」「きゃあああ」

真っ白な世界にようこそ…

あぐり一行いっせいに
「寒い!」「寒い!」

入口からどんどん中に入っていくと

河野「何これ??」

馬場さん
「ここが1千トンの保管能力がある
 冷凍倉庫です」

森崎「ずっと奥まであるよね」

馬場さん
「奥には4千トンが保管できます!」

マイナス25度に保たれた貯蔵庫は、
最大5700トンの収納が可能。
収穫から貯蔵まで3時間以内で加工される
中札内村の冷凍枝豆は、
国内はもちろん世界4カ国(オーストラリア、
ドバイ・香港など)に届けられています。

森崎
「工場の敷地もすごく広くて
 それだけたくさん枝豆が作られていて
 全国・世界に届けられている…
 それと…この名前のプレートも驚き!」

馬場さん
「この工場に従事している職員全員が
 食品衛生責任者の講習を受けるという
 取り組みをしています」

馬場さん
「先ほど箱詰め作業をご覧頂いたと思いますが
 枝豆を作っている生産者さんが
 お手伝いに来てくれます。
 畑で作って終わり…じゃなくて
 製品作り(加工)に携わることで
 作付けに対する意識向上もあります。
 生産者とJAが一体となって取り組んでます」

森崎
「雇用を生み出すだけじゃなくて
 色々なエキスパートを産んでいる」

じゃ~ん もんすけです!
高品質な枝豆生産を通じて、
地域を活性化させているJA中札内村。
そのほかにも様々な取り組みを行っているんだよ

JA中札内村 松野安利さん
「JA中札内村では地域貢献の一環として
 JA職員が講師を務める
 『農協学習塾』を展開しております。
 休憩時間には同農協のどらやきや
 枝豆加工食品を食べて頂いて好評を得てます。
 また食農教育の一環として
 枝豆籏争奪少年野球大会を毎年開催し
 選手及び指導者・父兄など
 多くの方々に枝豆を振る舞い
 大変好評を得たております」
 
JA中札内村の枝豆を、
もっともっと知ってもらえたら嬉しいよね!

佐々木
「枝豆の加工品を頂きましょう」

中札内村の枝豆を使った種類豊富な加工品。
枝豆のパウダーを地元産小麦の麺に練りこんだ
「枝豆うどん」など30種類を販売しています。

森崎
「全部中札内村の枝豆を使っているの?」

JA中札内村 木村沙代里さん
「使用しております!
 (枝豆うどんは)香港に輸出しています」

森崎
「香港といればあぐり王国が放送されている」

木村さん
「日本食ブームもありまして
 食べて頂いています」

森崎
「えええ~食べてみたい!」

木村さん「ご用意しております」

ということで、海外でも大人気の
「枝豆うどん」をいただきます!

ヒロト
「うんおいしい!
 普通の麵とはちょっと違う感じがする」

木村さん
「フリーズドライにした枝豆を粉末にして
 練り込んでいます」

河野
「冷凍すると栄養はどうなりますか?」

木村さん
「瞬間凍結をすることで
 (栄養価は)変わらないと思います」

----------------------------------
《えだ豆うどん(140円)販売情報》
JA中札内村産直売所
(中札内店・道の駅店・稲田店)

ほんのり甘くて独特の風味が特徴の枝豆。
いったいどんな栄養があるのかな?

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「大豆と同じような特徴的な成分に加えて
 特に枝豆の場合、ベータカロテンが
 多く含んでいます。
 ビタミンCも多いですね。
 枝豆に含まれているタンパク質は
 お酒を飲むと肝臓に負担がかかりますが
 その時に良いタンパク質をとることが大事。
 ビールのおつまみに枝豆を用いられますが
 相性としてはよいと思います」
 
枝豆は美味しいだけではなくて
栄養価にも優れた野菜なんだね。

佐々木
「これから商品は増えますか?」

木村さん
「増やしていきたいと思います。
 中札内村=枝豆と思ってもらうために
 どんどんPRしていきたいと思います」


2015年09月12日(土) |  ♯352 「国産加工・業務用野菜の安定供給」編

とは魚介類や野菜果物などの
最も味のよい時期。
鮮度が良く値段が安定しており、
なにより美味しい♪
多くの人が好みの作物の旬を
待ち望んでいるでしょう…

例えば、この夏、
この作物の旬を楽しんだ人も多いはず…
その作物はスイートコーン。
スイートコーンは収穫したそばから
美味しさが逃げるという作物。
まさに鮮度が美味しさに直結しています。

しかし!もし!
旬の美味しさをキープしたまま
一年中味わう事が出来たら…
そんな感動的な事がJA東神楽で
行われていたんです!

森崎「気持ちのいい景色だなあ」

河野「最高ですね」

黄色い人「本当ですねえ」

森崎「気持ちいいですね」

黄色い人
「今回は東神楽町にやって来ました!」

森崎「いえ~い♪」

森崎「良い場所だ!」

…??

河野
「ちょっと待って…!
 佐々木さんじゃないよ

黄色い人
「気付いちゃいましたか?」

森崎「佐々木さんじゃないよ!」

河野「どなたですか?」

黄色い人
「HBC新人アナウンサーの
 金城茉里奈(きんじょう・まりな)
 申します。
 北海道のアナウンサーになるということで
 農業について学びたいと思って
 今回参加させて頂きました」

森崎
「初々しいなあ~なんかちょっと
 “きんじょう”(緊張してるんじゃ
 ないですか~?わはははは」

河野「おっさん!おじさん!」

ということで今回は金城アナも驚きの連続。
JAひがしがくらが行っている
スイートコーンの旬を届けるための
こだわりや工夫に迫ります!

では一緒に学んでくれるあぐりっこ!
男子は小学三年生の五十嵐太一(タイチ)君と
笑顔が印象的な中村日向(ヒナタ)君。
女子は小学4年生、
シッカリ者でお姉さんキャラ
石崎朋愛(トア)ちゃんと
心優しい都愛実(マナミ)ちゃんです。

まずはスイートコーンの畑に
みんなでやって来ました。

あぐり一行「おはようございます~」

森崎
「今は何の収穫中ですか?」

バラバラと…
『トウキビ』『スイートコーン』
『トウモロコシ』

森崎
「もうね…子供たちと違って
 全然あいません!」

スイートコーンの収穫は朝早くから行います。
そこで休憩中の皆さんに
ちょっと話を聞いてみると…

河野「何時からやっていたんですか?」
『7時半ぐらい』

河野「2時間半!今は収穫適期?」
『最盛期ですね』

河野「何人でやってるんですか?」
『今日は12~13人いますね』


2015年09月12日(土) |  ゴールドラッシュの収穫だ!

旬の忙しさを伺ったところで 
みなさんとはここでお別れ。
旬真っ盛りの東神楽のスイートコーンについて
勉強していきましょう!

教えてくださるのはスイートコーン生産者の
吉原義順さんです。

森崎
「いやーもうどこまであるのか
 分からないくらいありますね」

河野「みんな向こうまで見えてる?」

あぐりっこ「見えない!」「すごい」

吉原さん
「これはゴールドラッシュという品種の畑」

森崎
「1本の茎からトウモロコシは
 いくつ出来ていますか?」

トア
「3本も生えているものがある!」

吉原さん
「2本から多くて3本です。
 収穫するのはほとんど1本ですね」

吉原さん
「どうしても1本目に栄養が集中して
 2本目が細くなったり先端まで
 実が入っていなかったりするんで
 収穫するのは1本ですね」

トア「うわ~贅沢

森崎「贅沢なんだよ~」

では旬の醍醐味!
あぐりっこ初めての収穫体験!

バギッ

トア「良い音!」

タイチ「パキッて音がした」

吉原さんが取り方を教えてくれました。
スイートコーンの先端の方を持ち
下の部分をもう片方の手で押さえて
横に倒せば、簡単に収穫できますよ~

トアもマナミも上手に収穫できました♪

河野「金城さんもやってみましょうよ」

ということで吉原さんに
手取り足取り…ご指導頂いて

ボギボギ…

金城「とれました~(ニッコリ)」

河野「ものすごいへっぴり腰だったけどな」

森崎
「ものすごい手伝ってもらっていたけどな」

森崎
「中をみせてもらうよ~」

皮をむいていくと…

薄い黄金色に輝くコーンの粒が!!

トア「すごいキレイな色してる!」

このゴールドラッシュという品種
なんと生でも食べられるという事で…

トア「あまいっ!」

マナミ「すっごい甘い」

みんな初めて食べる
生のスイートコーンの甘さにビックリ♪

金城
「東神楽町では別の品種のスイートコーンも
 栽培しているんです」

吉原さん
ハニーバンタムという品種です」


2015年09月12日(土) |  食べ比べてみると…

ということでまたまたバスで大移動して
ハニーバンタムの畑
やってきました!

森崎
「さっきのゴールドラッシュとの
 違いはあるかな?」

あぐりっこ「背が高い!」

並んでみると…

河野「大きいわ!」

さらに‘実’を比べると
もっと大きな違いがあるんです。
それが‘旬’を閉じ込める方法に
関係しているという事で比べてみましょう。

トア
「ハニーバンタムが色が濃くて
 ゴールドラッシュが薄い」

ヒナタ「こっちが粒が大きい!」

ハニーバンタムは黄色味が強く、粒が大きめ。
それと比べるとゴールドラッシュの方が
色が薄く、粒が小さめです
なにやら見た目以上に、
味や食感に違いがあるということで
試食させていただくことに-

トア
「茹でたら色が濃くなった!
 変身した~~」

ではゴールドラッシュを食べましょう。

トア「やわらかい!すっごい甘くなった」

タイチ「もっと美味しくなったりして…」

森崎
「うんまい!うま~い!
 北海道のスイートコーンは美味しい」

続いては旬の秘密を握っているハニーバンタム。
かぶりついた時の音に特徴が表れてます!

マナミ「実がかたい気がする」

トア
ギッシリしている。こっちの方が甘い」

吉原さん
「ハニーバンタムの方が
 トウモロコシらしい味がするかもしれません」

ここでリーダー前歯を粒にひっかけて
食べています。

トア「新しい食べ方?」

森崎
「今の子たちはトウモロコシを
 ガリガリ食べるでしょ。僕らの時は…」

そういって手で粒を列ごとむいていきます。

森崎
「ほらっ!こうやって手でほぐしてね
 ツブツブにして食べたんだ」

あぐりっこ「へええ~」

河野
「そうやって持てるってことは
 1粒1粒がしっかりしているってこと!」

さて現代っ子のあぐりっこ。
リーダーの食べ方が、
実は真似できません。
実が柔らかいトウモロコシを
食べてきているので
どう粒をほぐしていくか、
なかなかコツがつかめないようです…

吉原さんも…
「ツメを立ててグッとやってみてごらん」

あぐりっこ「出来ない!」「難しい」

森崎
「いまの小学生には無理だあ(笑)」

ハニーバンタムは
皮ごと芯から取る事ができるほど
実がしっかりしているんです。
JAひがしかぐらでは 
このハニーバンタムの特徴を生かし、
旬を閉じ込める、ある事を行っています。

吉原さん
「収穫した瞬間から品質や味が落ちていくんで
 加工もJAひがしかぐらではやってます。
 ハニーバンタムは加工向けで 
 鮮度を保つ取り組みを行っています」

2015年09月12日(土) |  旬を閉じ込める方法とは?

鮮度が落ちやすいスイートコーン。
JAひがしかぐらでは、
収穫したての旬の美味しさを食卓に届けるため、
ある加工を行っています。

加工に向いている品種ハニーバンタムは
収穫後すぐにこちらの加工施設に届けられ、
皮をきます 。
そして施設の中へ運ばれるのですが…

森崎
「これから加工場の中に入るということで 
 徹底的な衛生管理をしてます。
 このローラーでほこりなどをとって
 しっかり手を洗いましょう」
ここからは、JAひがしかぐらの
伊藤寛範さんに案内して頂きます!

あぐりっこ「良いにおいする~」

伊藤さん
「畑で収穫した新鮮なスイートコーンを
 加工しています」

森崎
「たくさんのスイートコーンが
 湯気とともに出てきたよ。そのあとは…」

あぐりっこ
「水の中に入っている!」

伊藤さん
「外で皮と芯を取ったスイートコーンを
 100℃の蒸気で12分蒸しあげてます」 
伊藤さん
「それをブランチングと言います。
 これをやることで酵素活性を止めて
 新鮮さを維持しています」

伊藤さん
「そのあとマイナス5度の
 チラー水(すい)という水で冷やします」

河野「もとはどんな水なんですか?」

伊藤さん
「東神楽町の地下水です。
 フィルターに通して電気分解をすることで
 軟水に生まれ変わります」
 

河野
「人間でいうとサウナ後の水風呂みたいな?」

森崎
「そうなるとトウモロコシはどうなる?」

伊藤さん
「食感がしっかりとした固さになります」

ココが旬を閉じ込める加工の第一ステージ!
じっくり蒸し、急激に冷やす事で
美味しさを逃さないのです!

この後は人間が1つ1つ目で見て
サイズごとに分けていきます。

そして、ここからが旬を閉じ込める
加工の第2ステージ!魔法がかかります。


2015年09月12日(土) |  急速冷凍で美味しさを密封!

伊藤さん「瞬間冷凍させます!」

森崎
「いよいよです。
 旬の美味しさをギュッと閉じ込める!」

伊藤さん
「こちらの急速凍結庫というところで
 一晩かけて中の芯までカチカチに凍らせます」

森崎
「入ってみたい!」

ということで急速凍結庫に入ることに…

森崎「オープン」

真っ白な冷気が流れ込みます…

あぐりっこ「寒い寒い」

うわ~っと声を上げながら
入っていきますが…

猛ダッシュで戻るあぐり一行。

森崎「全然ムリムリ」

トア「めちゃくちゃ寒かった!」

タイチ「すごく寒かった!」

出てきた瞬間 
河野君のメガネが曇るのも当然!

この瞬間冷凍室の室内は、
マイナス25℃から35度。
この部屋で冷凍すると、
芯まで素早く冷凍出来ます。
実の美味しさを逃がさないのです!
伊藤さん
「スイートコーンは朝採りが一番
 おいしいと言われています。
 朝は気温が低くて(スイートコーンが)
 暑さにやられていない。
 その中でとれたものを
 急速に冷やすことによって
 おいしさを保つ努力をしています」 

ではみんな楽しみにしていた…
スイートコーンをいただきましょう!
今回は東神楽産の小麦
「キタノカオリ」を使ったラーメンに
冷凍スイートコーンと
冷凍アスパラガスをトッピングして頂きます!

さて冷凍前とどれぐらい違うでしょうか?

森崎「甘いっ!」

ヒナタ「美味しい!」

トア
「冷凍しているとは思えないぐらい
 すごい甘い!」

森崎
「冷凍しているから味が落ちてるかなと
 思って食べたんだけども…」

マナミ
「冷凍前より甘みが増してる感じ!」

森崎
「ちゃんと旬のもぎたての美味しさを
 閉じ込めようという、その技術。
 ここに行き着くための工夫と努力。
 その成果だと思います」

ではラーメンにコーンを乗せましょう!

森崎
「トアどんだけ入れるの?」
 
トア
「ラーメンまだ見えてた!」

森崎
「タイチは十分か?」

タイチ「じゃあもうちょっと!」

ではいただきま~す!

河野「うまい!」

トア
「味がひと味違う感じ」

マナミ
コーンも甘くて麺もモチモチだし
 すごく美味しい!」

うわコーンの色がとっても鮮やかでで
おいしそう!
こんなにおいしそうなのは、
加工に向いている品種を選んで栽培。
そして収穫したてを急速冷凍しているから
なんだね!この取り組みが出来るのは、
JAひがしかぐらが一貫した管理を
しているから。
けど他にも狙いがあるんだって!

JAひがしかぐら 西山 詔章さん
「JAひがしかぐらでは生産者の
 生活安定のため、消費者のみなさまへ
 高品質で安全な農産物をお届けするために
 生産から加工まで一貫してとり行っています。
 加工事業を行う事で地元での雇用の場も
 生まれております。
 生産者と私達JAひがしかぐらは
 安全安心でおいしいスイートコーンが
 1年を通してみなさまにお届けできるよう
 努力しております」

30年ほど前から始められている、この取り組み。
旬の美味しさを閉じ込めたスイートコーンは
全国に出荷されています!  すごいね~

森崎
「まだまだほかにも素敵な街があって
 まだまだ美味しいものがあるんですよ。
 それをめぐる旅をしているんです。
 どうしますか?」

金城
「来週も呼んでいただけたら…」

--------------------------------------
<販売情報>
JAひがしかぐら管内で栽培された小麦
「キタノカオリ」を使用したラーメン・
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もんすけがお伝えする週刊あぐりニュース!
この夏、名古屋で行われた親子料理教室に
ついてお伝えします!


ホクレンでは北海道の農畜産物のファンを
もっと増やすための取組みとして、
2年前から名古屋で親子料理教室を
開いているんだって。
夏休みの子供たちに北海道の旬の食材を
味わってもらえるイベントなんだよ

今年も、先月21日に行われ、
たくさんの小学生とお母さんたちが
参加してくれたよ!
北海道で穫れた新鮮な野菜を使って
いろんな料理を作ったみたい!

なになに~?
カボチャを使ったクリームドリアに
マッシュポテトの卵乗せに
大根くずもち!
おいしそう~!ボクも食べた~い!


北海道の食材は道外でもとっても人気が
あるんだね!
なんだかボクも嬉しいなあ~!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした。


2015年09月05日(土) |  ♯351 とれたて品質を全国に届ける鹿追産キャベツ編

中華に洋食に…
そして和食にも欠かせない食材、
それはキャベツ!

様々な食材と合うだけではなく、
料理の味わいや食感に、
独特のアクセントを与えてくれるキャベツ。
栄養価に優れた野菜としても知られていますが、
栄養成分の効果的な摂取法が、
注目を集めているそうなんです!

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「キャベツに含まれる辛味成分
 “イソチオシアネート”
 抗菌性という体内の悪い菌をやっつける働きや
 抗がん性や抗酸化性という体内の参加を
 抑えてくれる働きなど
 非常に良い効果が出てきています。
 それと●●●にすると
 イソチオシアネートが膨らんで
 たくさん出てくるんです」

ということで今回のあぐり王国は、
栄養満点の万能食材キャベツに注目!
最適な気象条件が生み出す強い甘味、
そしてスピーディなハイテク収穫
画期的な流通システム
十勝の名産地が取り組む、
高品質なキャベツ生産に迫ります!

佐々木
「今回は広大な畑が広がる
 鹿追町にやってきました!」

藤尾「テンション上がる~」

佐々木
「鹿追町では気象条件や土作りや
 生産システムにこだわった
 キャベツを生産しているんです」

藤尾
「鹿追でキャベツ?
 鹿追町といえば“そば”が有名なので…」

ではあぐりっこを紹介しましょう。
小学4年生の2人!
好きな食べ物はキャベツ!野菜大好き
松下起昌(キリマ)君と、
元気いっぱいのスポーツマン!
好奇心旺盛な齊藤柊哉(シュウヤ)君です。

藤尾「どうやって食べているの?」

キリマ「ソース!」

シュウヤ「普通にドレッシングかけて…」

藤尾「生で食べることが多い?」

シュウヤ「たまにボイルして食べたり…」

森崎・藤尾「ボ

藤尾「小学校4年生?今何て言ったの?」

シュウヤ「ボイル!」

今の小学生はスゴイですよ。

佐々木
「さて北海道で作られているキャベツは
 主に3つの種類に分かれています」

キリマ「知らなかった」

キャベツは種類によって形や葉の特性が違います。
これを気にせず買っている方もいると思いますが、
この特性を知ると食卓での食べ方や
料理への取り入れ方など、より一層キャベツを
美味しく味わうことができますよ。

佐々木
「では鹿追町ではどんなキャベツが
 作られているのか?お勉強していきましょう」

あぐり一行はキャベツの収穫が行われている
鹿追町内の生産者のもとへやってきました。

佐々木「キャベツ畑にやってきました」

森崎「すごいよ見て♪」

見渡す限りキャベツ…
どこまで続くのでしょうか!

キリマ「デカイ!」

シュウヤ「すげっ!」

森崎
「そんなものか?ふたりとも!
 このキャベツ畑を見たときの感想は…
 
 うわああああああ~
 
 見てください!一面キャベツッ!
 ダーーーーンッ

 これぐらいビックリするキャベツ畑だろ!」

森崎
「はいやってみよう♪3・2・1どうぞ!」

キリマ
わあああ~でけええ~!」

藤尾「いいね。伝わるよ」

森崎
「(肩を叩いて)あぐり王国へようこそ…」


2015年09月05日(土) |  キャベツをじっくり見てみよう!
広大なキャベツ畑で待ってくれていたのは、
生産者の堀籠(ホリゴメ)崇さん。
さっそく詳しいお話を伺います。

森崎「キャベツと防風林…最高ですね!」

藤尾「どれぐらいの広さで作っていますか?」

堀籠さん
「この畑で2ヘクタールぐらい。
 全部で5ヘクタールぐらい」

森崎
「札幌ドームを超えていますよ…」

藤尾
「大好きなキャベツ。
 札幌ドーム以上の広さで作っているって」

キリマ「すごい…」

5ヘクタールの畑でキャベツを栽培する
堀籠さんですが収穫する玉数に換算すると、
何と16万玉を超える量になるのです。

森崎
「目の前にあるものもキャベツですよね。
 でも普段見ているキャベツと形状が違う…」

堀籠さん
「これはまだ若いんですよね。
 ここからあと1か月半ぐらい成長させます

堀籠さん
中から新しい葉っぱが出てくるんですよ。
 外側の葉っぱは徐々に大きくなって
 中から新しい葉っぱがが
 ギュギュギュギュと増えていって
 最終的に大きなキャベツになるんです」

森崎
「勘違いしていた…
 巻かさっていくんじゃなく
 今でてる赤ちゃんが外側になるんだ」

あぐりチームみんなでキャベツの成り立ちを
体で復習してみます。

リーダーの赤ちゃん葉っぱの下に
藤尾葉っぱが出来てきて
その中に佐々木葉っぱが出てきて
どんどん下から出てくるに従い
最初の葉っぱは成長して大きくなりますね。

森崎「これがキャベツ!!」

佐々木「そうやってキャベツができるんだ」

では収穫できる状態のキャベツというと…

堀籠さん
「まさにこれが収穫しているキャベツ」

森崎「すごいね」

藤尾「みずみずしいね。絶対おいしいね!」

では取れたてのキャベツをいただきましょう。
と、言いたいところですが、
このキャベツの種類を当てることができたら
食べられる!というクイズを、
あぐりっこへ出題することに。

シュウヤ
楕円型…して…固いよね…」

森崎
「楕円形でシッカリしている。つまり?」

シュウヤ「寒玉系?」

堀籠さん「正解です!」

森崎「すげ~」

佐々木「よく特徴を覚えていた!」




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