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2020年06月06日(土) | 全ての情報を公開する!
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2020年05月23日(土) | 脈々と続く血統…

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2014年10月11日(土) |  新ジャガいただきま~す♪

佐々木
「みんなで新ジャガをいただきましょう!」

もうみんな大興奮です。

「うわ~~い!」
「ヤッタ~」

みんなでいただきま~す。

タイガ
「う~ん(笑顔)
 ジャガイモの味するわ!本当!」

シュンセイからはグッドジョブ出ました。

マイカ
「すごい柔らかくて食べやすいし
 甘さもあるからすごく美味しい!」

佐々木「甘いですよね」

森崎
「最高の贅沢!掘りたてゆで立てを
 この畑でいただく!北海道最高の贅沢」

多田さん
今年のイモは特に美味しいです。
 デンプン質が高くて
 すごいポロポロするしょ。
 だからすごく美味しんですよね」

シュンセイ
「いや~良いときに来た!」

森崎
「毎日管理して下さって
 こうして美味しいジャガイモができた」

あぐりっこ「ありがとうございます!」
 
多田さん「いいえ、どういたしまして」

あぐりっこも感謝の気持ちでいっぱいです。

さてこっからは
男子チームと女子チームに分かれて、
新ジャガを使ったお手軽料理に挑戦!
教えて下さるのは多田さんの奥様
豊美さんです。

詳しい作り方はレシピコーナーを
ご覧くださいね。

今回作るお料理は
いもソーメンジャガイモピザです。

さてみんなで「いただきま~す」

タイガ「う~~ん!うまいっ

森崎「うまい!」

河野「うまいっ!シャッキシャキ」

森崎
「ジャガイモなんだけど
 ジュンサイみたいな味わい」

ハナ「シャキシャキしてて美味しい」

マイカ
「ジャガイモの味も残っていて美味しい!」

多田さん
「僕も初めて食べました。
 今日食べて美味しいと思った!」

佐々木
「実はですね…
 この半年間お世話になった多田さんのために
 子供たちがもう1品作ったものがあるんです」

多田さん「すご~い!」

あぐりっこが作ったもう一品とは
『いもかりんとう』。
てん菜糖と黒砂糖を煮詰めた蜜に
油で揚げたジャガイモ“とうや”を
絡めたおやつ。農作業で疲れた体を
甘いもので癒してもらいたい…
という願いを込めて、
あぐりっこが心を込めて作りました。


2014年10月11日(土) |  感謝する気持ちが芽生えて…

一人一人お皿をリレーしながら
多田さんにお料理を渡します。

マイカ
「えっと…3回だけだったんですけど
 ジャガイモのことを教えてくれて
 本当にありがとうございました」

多田さん「どうもありがとう」

多田さん
「本当…今日が最後で…
 感動もんです!」

佐々木
「みんなが作ったかりんとうです。
 食べてください♪」

※作り方はレシピコーナーへ!

あぐりっこが作ったかりんとうを食べて…

多田さん
「あっ!イモの食感がきちんと出ていて
 より一層甘くておいしいです!」

するとあぐりっこガッツポーズをして
あぐりっこ
「ヤッター!」「いえ~~い!」

森崎
「美味しいって!良かったねえ」

サプライズ料理の成功に
ホッと一安心のあぐりっこ。
多田さんの畑で学んできた
ジャガイモ栽培は、
彼らにかけがえのないことを
教えてくれたようです…

タイガ
「やっぱり当たり前で食べるより
 感謝をして食べるほうが
 その気持ちが生産者さんに伝わると思う」

森崎
素晴らしい!
 感謝をすると美味しくなる。
 食事が楽しくなる…
 それが分かってくれたって事はスバラシイ」

多田さん
「こういう想いをもっともっとたくさんの人に
 伝えて行ってほしいなあと思う。
 イモの成り立ちとか
 イモが色んな料理に使える事とか
 みんなに教えてくれたら
 やった甲斐があるなあと思います」

佐々木
「タイガ君から多田さんはどう見える?」

タイガ
「もうジャガイモの神様でいいよっ!」

多田さん「うれしいなあ」

ジャガイモのことをたくさん
教えてくれた多田さん。

育てることの大変さだけでなく、
作ることの喜び、
食べることの楽しさ、
食べてもらうことの嬉しさなど
たくさんのことを
あぐりっこに教えてくれました。

大好きになった多田さんとのお別れ…
マイカちゃんがあることを用意してくれました。
なんと「南京玉すだれ!」

マイカ
はいさて…
 さては南京玉すだれ…」

みんなもマイカに合わせて手拍子
「さてさてさて…」。

マイカからどんどん技が繰り出され
みんな大盛り上がり「うわ~すごい!」

芸達者なあぐりっこに
多田さんも大喜び。

森崎「多田さんどう?」

多田さん
「すごい!イモ作りより難しいっ

スタッフもみんな大爆笑。

最後の最後まで優しくておおらかで
まるで私たちを見守ってくれた
羊蹄山のように大きい存在だった多田さん。

どんな時も
「自然にいかされている…」という
謙虚さを忘れず、真摯に
そして楽しく農業に向かう姿に
あぐりっこもたくさんのことを
学んだようです。

美味しいものには人柄がでる!
本当にそう思えたロケでした。

これからもたくさん美味しいものを
作ってくださいね!応援してます!

半年間ありがとうございました!

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
オホーツクの農畜産物が大集合! 
「オホーツク農業祭」のお知らせです。

10月18日(土)に北見市の「サンドーム北見」で
【オホーツク農業祭】が開催されます。

これはオホーツク地区の農協青年部が中心となり
直売などを通じて、より多くの方にオホーツクの
農業や農畜産物を知っていただこう
というイベントです。

会場ではジャガイモ・ニンジン・玉ネギの
詰め放題やオホーツクの農産物を使った
カレーライスなどを販売します。

目玉コーナーはお子様限定「バター作り体験」と
かぼちゃで作る「ランタン作り」。
また青年部の方が、作物が出来るまでや
牛乳が出来る仕組みなどを面白
おかしく話してくれるユニークな
コーナーなどもありますよ。

毎年大好評の大抽選会も開催しますので、
来週の土曜日はぜひ北見まで!

以上、週刊あぐりニュースでした!!

『オホーツク農業祭2014』
日時:10月18日(土)10時~14時

場所:サンドーム北見 北見市東三輪5丁目

問い合わせ:
オホーツク農協青年部協議会
℡0157-23-6151


2014年10月04日(土) |  ♯307JAたいせつで米作りを学ぶ 最終章稲刈り編

「米作り頑張ろう~おお!」

JAたいせつエリアで始まった米作り企画。
5月に米作りの第1歩となる
「育苗」と「田んぼ作り」を学びました。

森崎
「みんな荒くり頑張るぞ~!」

昔ながらのクワを使った荒くり作業の後は、
あぐりっこが一人一列、
長さ100メートルの田植えにチャレンジ!

しずく「めっちゃ曲がってる…」

芸術的な曲線を描きながらも、
何とか100メートルを達成!
その後、生産者の高橋さんが、
稲を大切に育ててくれました。
あれから、およそ4ヶ月。
田んぼは、どうなっているのでしょうか?

佐々木
「ちょっと景色が変わりましたね!
 みんな覚えているかな?」

ミチル「すっげ~曲がってた

佐々木
「番組史上最高の曲がり具合でしたね」

米作りをシリーズで学んでいるあぐりっこは、
旭川から参加の小学3年生
木村愛実(アミ)ちゃんと、
小学4年生の若竹未知琉(ミチル)くん、
そして札幌から参加の小学4年生
斉藤しずくちゃんと、
小学5年生の小倉真斗(マナト)君です。
さて近づいてみると…
緑色だった苗が黄金色に!

マナト「おいしそう!」

森崎「早いなっ!」

佐々木
「前にみんながここに来たのは
 5月ですから
 4か月が経ちましたよ」
米作りをシリーズで教えて頂いている、
生産者の高橋雄二さん。
5月にあぐりっこが植えた稲を
大切に育ててくれました。
ではよ~く稲を観察してみましょう!

2014年10月04日(土) |  首(こうべ)を垂れる稲穂…いよいよだっ!

しずく
「ちょっと(稲穂が)固くなっている」

森崎
「その中にお米が入っているんでしょうね」

佐々木「高橋さん、実ってますね」

高橋さん
「お陰様で今年は気温も高くて…」

森崎「良かった?」

高橋さん「ハイ!」

森崎「あ~良かった!美味しく実ったって」

アミ「今すぐ食べたい気持ち!」

しっかり成長した見事な稲穂に、
あぐりっこも興奮気味!

ところであぐりっこが植えた稲は、
どうなっているのでしょうか?

高橋さん
「若干曲がっている所です」

佐々木「分かるかな?」

田んぼ作りをした5月。
水を張った田んぼを整えて、
田植えを行いました。
7月には植えた稲が青々と元気に成長。
そして9月。田んぼが黄金色の稲穂で輝く、
収穫の秋を迎えたのです。

佐々木
「今日はいよいよ稲刈りです

森崎
「みなさんどうします?
 刈りますか?刈りませんか?」

あぐりっこ「刈ります!」

いよいよ待望の稲刈り…その前に、
高橋さんと奥様の維子(まさこ)さんに
鎌の使い方を教えて頂きます。

稲の下から5センチ辺りに鎌をあてて
手前に引くようにして刈ります。

初めて稲刈りに挑戦するあぐりっこ。
束になった稲はなかなかの厚みがあって
そう簡単には刈れませんが…

森崎「出来そうかい?」

しずく「出来そう!」

鎌の使い方もわかったところで、
田植えに続いて今回も一人一列、
長さ100メートルの稲刈りにチャレンジ。
頑張れ~~あぐりっこ!

森崎
「よ~い!スタート!」

あっと言う間にコツをつかみ
どんどん進んでいきます。

森崎
「しゃがんで作業しているもんだから
 稲穂とあぐりっこの背丈が同じぐらいで
 全然見えないですね」

佐々木
「かくれんぼしてるみたいですね」

森崎「ミチル疲れてないか?」

ミチル「全然疲れていません!」

森崎「どこまで行ける?」

ミチル「100メートル以上いけますね」

疲れた表情も見せず、
黙々と作業を進めるあぐりっこ。
稲刈り初体験とは思えない速さで、
どんどん収穫していくなか、
刈りとった稲を束ねるスタッフも大忙し!

2014年10月04日(土) |  稲刈りスタート♪
森崎
「え~子供たちが頑張ってですね
 間もなくゴールするんじゃないか
 というところなんですけど、
 大量の稲穂の片づけが追いつかなくて
 いま全ての大人が田んぼに入って
 回収を手伝っているところです!」

森崎
「大変です…たくさんのあぐりスタッフ。
 いま田んぼに入って頑張ってます。
 最後まで頑張って!
 みんな~~」という呼びかけにも…

「シーン(…)」

森崎「(みんなに)声が届かないっ!」

心地よい汗を流しながら、
収穫の喜びを感じる稲刈り。
一度も休憩することなく作業を続け、
40分が経過したところで、
何と男子チームはゴール目前!

しずく「疲れたっ!」

すると…

森崎
「マナトゴールだね!
 ゴール!
 うわあ汗だくだ。スゴイ」

マナト
「疲れたけどまだやりたいです!」

ミチルもゴール!

森崎
「お前、いい顔になったなあ」

全員で力を合わせて女子チームも、
100メートルの稲刈り終了!

稲の成長とともにあぐりっこ達も
大きく成長できた米作りは、
彼らにとってかけがえのない
体験となりました。

 

森崎
「さあ見てください!こんだけ刈ったぞ!
 私はミスターコンバインと言って
 稲刈りは毎年活躍しているんですけど
 今年は出番がありませんでした!」

佐々木
「初めてですよね」

森崎「手伝わなかった!」

佐々木
「こんなに手刈りする事ってあるんですか?」

高橋さん「ありません!」

みんな大笑い。

高橋さん
「こんなに出来ると思わなかったので
 すごいと思います!」

森崎
「きみらスゴイ!お疲れさん」

パチパチパチ(拍手)

みんなで声をかけながら
支え合いながらやり遂げた稲刈り。
とってもいい顔していたよ!


2014年10月04日(土) |  新米をいただくまでの楽しい道のり♪

続いてはコンバインでの収穫を
見せてもらいましょう!

森崎
「みてみて刈られているよ~
 何列いっぺんに刈っている?」

あぐりっこ「6列ぐらい」

しずく「早いっ!」

森崎
「コンバインはお米を機械の中に入れて
 余計なものは捨てていくの!」

コンバインの収穫では稲の根元を刈り取り、
稲穂に沢山実った籾(モミ)だけが収穫されます。

一周してコンバインが戻ってきました。
するとなが~い首のようなものを出しました。

森崎「なに?キリンみたいな」

するとお米がザザ~ッとトラックの中に。

森崎「うわ~お米の滝です!」

高橋さん
「いまだけで(一周で)
 1000キロぐらいですかね…」

あぐりっこ「すげえ~」

収穫した籾(もみ)は、しっかり乾燥させてから、
籾摺り(もみすり)、
精米(せいまい)という作業が行われて
白いお米となります。
実際に収穫した籾を使って、その流れを学習。

 

高橋さん
「もみすり機に乾燥させた殻のついた
 お米を入れます」

お米を入れると…

玄米が出てきましたっ!

玄米はさらに精米機で
表面の皮を落とします。

すると…
あぐり一行「うわ~~」

森崎「ピッカピカ!」

やっと白米ができました。

森崎
「みんな大好き!新米です。
 しかも精米したての新米ですよ」

じゃーん もんすけです。
稲刈り真っ最中のJAたいせつエリアでは
収獲したお米の厳しい品質検査を行ったり、
低温の倉庫にお米を入れて鮮度を保ったり、
安全安心な高品質米を全国の消費者に
届けています。道内トップクラスの米どころ
「JAたいせつエリア」のおいしい新米。
僕も早く食べたいな~
佐々木
「それでは高橋さんの奥さんの
 マサコさんと一緒に
 新米きらら397を使って
 塩むすびをつくりましょう!」
ということであぐりっこが大切に収穫した
新米「きらら397」を、
土鍋で炊いて“塩むすび”を作ります。
まずは新米の研ぎ方から…

2014年10月04日(土) |  新米を土鍋で炊くぞっ!

佐々木「新米を研ぐポイントは?」

マサコさん
「ゴシゴシせずに優しく研ぎます。
 今は精米の技術が発達しているので
 昔のようにゴシゴシやると
 美味しくなくなるので優しく…」

お米を研ぐ前に軽い水洗いで
汚れを落とすのもポイント!
水洗いが済んだら優しくお米を研ぎますが、
さらにワンポイントが…

マサコさん
「優しく20~30回研ぎます」

佐々木「水って入れないんですか?」

マサコさん
水は入れないです
 この後に入れます」

佐々木
「水を入れてやると匂いとかついちゃうので」

研いでから水を入れて流す。
この作業を数回繰り返したあと、
しっかり水をきったら
30分程度お米に水を吸わせる吸水を行います。

マサコさん
「新米の吸水させる時間は短くて良い!」

マサコさん
「(吸水は)水をしっかり吸って
 お米が真っ白になればベストです」
吸水が終わったら水を切っていよいよ土鍋へ。

このとき水はお米に対して
1対1の割合で入れるのがベスト!
あとは火にかけて炊きあがりを待つだけ。

火加減のポイント)
強火にして沸騰して吹いたら弱火にする。
15分間経ったら火を止めて15分蒸らす。
(絶対フタは開けませんよ)

春の田んぼ作りから学んで収穫した新米!
いったい、
どんな炊きあがりになるのでしょうか。
佐々木
「土鍋で新米が炊き上がりました。
 蒸らしも完了しました…
 では土鍋のフタを開けます。
 オープン!!」
あぐりっこ
「うおおお~~」

「美味しそう~」
「ヤバイ~」

もうピッカピカのきらら397に
あぐりっこも大興奮です。

匂いを嗅いだだけで「うまあいい!」

さらにみんなで塩むすびを作ります。
マナトがおにぎり作りがうまいことに
みんなビックリ!

愛情込めてニギニギニギ…

土鍋で炊いた新米きらら397の
“塩むすび”が完成しました。


2014年10月04日(土) |  美味しい!ありがたみを感じて…
では田んぼをバックにみんなで
塩おにぎりを
いただきま~す!

バクッバクバク…

「うま~~~いっ!」

高橋さん「いい顔してんなあ」

森崎
「うまいっ!甘い甘い甘い!」

森崎「一年待ったぞ~」

佐々木「モッチリしている」

森崎
「高橋さん、うまいねえ。
 このみずみずしさ、甘さ。
 中の具はいらないね」

もう男子はおにぎり止まりません。

しずく
「1年間、頑張ってきたから
 おいしいです
高橋さん
「1番ありがたいですね」

ココで、何と天候が突如急変!
(あられが降ってくるほど…)
場所を変えて“塩むすび”と
“地元産食材のバーベキュー”を
味わいながら米作りを振り返ります。

あみ
「お肉の味もお米の味も
 一緒に味わえて良い!」

しずく
「この組み合わせ最高♪

佐々木
「いろいろ勉強してお米に対する想いは
 変わったかな?」

しずく
「いつも普通に食べていたご飯だけど 
 残さないでありがたみを感じて
 ちゃんと食べたいと思った!」

森崎
「生産者さんの目からみて子供たちが
 体験することってどう思いますか?」

高橋さん
「どういうことをしたら物が出来るのか?を
 知ってもらえると、より一層ごはんとかも
 美味しく食べられると思います。
 ボクたちもそのために一生懸命
 1年間を通して仕事をしているんで…
 ボクたちもすごい良い経験を
 させてもらいました」

あぐりっこにとっても生産者にとっても、
かけがえのない体験となった
今回の米作り企画。
マナト君が高橋さんへの感謝の気持ちを
手紙に書いてくれました。

~手紙の内容~
5月から僕たちは3回にわたって
高橋さんに色々なことを教えてもらいました。

最初は荒くりでクワが重くて
体のあちこちが痛くなって
昔の人はこれを手作業でやっていたと聞いて
すごいなあと思いました。

それから田植えをやりましたが
まっすぐに植えられないし
腰も痛くて大変だったのに
トラクターはその2倍の量を
たったの5分でやってしまい
悔しい想いもしました。
でもとても楽しい思い出になりました。

そして今日収穫して辛くて
でもハラが減った!

普段出来ない経験をさせてくれて
本当に勉強になりました。
面白い高橋さん、優しい奥さん、
これからも体に気を付けて
美味しいお米を作ってください。
本当にありがとうございました。

高橋さん
「ありがとうございます。
 大事にします!」

こんにちは。週刊あぐりNEWSの時間です。
留萌地方の農畜産物を紹介する
「留萌フェア」のお知らせです。

今月12日(日)に北広島市の
「ホクレン くるるの杜」で
「るもいフェア」が開かれます。

「うまいぞるもい」をキャッチフレーズに
JA留萌地区青年部のメンバーが、
ゆめぴりかやななつぼしの新米をはじめとした
留萌産のおいしい農産物と
地元の新鮮な牛乳で作った発酵バターを
販売します。

留萌地区漁協青年部の皆さんが
エビやホタテなどの新鮮な海産物も販売しますよ。

このほか搾乳体験、エビやホタテの殻むき体験、
クイズも実施します。

更に購入して頂いた方を対象に
似顔絵パフォーマー
おえかきっこmyu(ミユ)さんによる
似顔絵のプレゼントもあります。

また、この日は留萌地区の
JA女性部の皆さんが考えたピーマンの佃煮が
くるるの杜の農村レストランのメニューに
加わりますので、こちらもお楽しみに。

以上、週刊あぐりニュースでした!!


2014年09月27日(土) |  ♯306 農業に詳しい消費者を育てる!標茶高校編

さて今回あぐり一行がやって来たのは
標茶高等学校です。

まずは校長先生にご挨拶に伺いました。

佐々木「生田校長先生です!」

生田仁志校長「よろしくお願いします」

森崎「同じ名前なんですね」

藤尾仁志「あっよろしくお願いします」

森崎
「同じ名前ですけどかたや校長、
かたや15年下積みの…」

藤尾
「苗字の画数で運勢が違うんでしょうね!」

こんな高校生活、送りたかった…
本当に将来役立つものとは?
十代で学ぶべきこととは?

ということで標茶高校に体験入学!

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根釧原野開拓のパイオニアを育成するため
1946年に設立された「標茶高等学校」。
一般的な高校とはちょっと違う
ダイナミックな魅力があるということで
校長先生に話を伺ってみましょう!

フリップ『ここがスゴイよ標茶高校』を
使いながら解説してもらいましょう!

生田校長
「まず1つ目。
敷地面積が日本一です」

森崎・藤尾「ええええ~」

生田校長
「こちらをご覧ください。
 この弟子屈に向かう国道から西側、
 そして山も含めてこの南側、
 全部含めて本校の敷地です」

森崎「そんなウソでしょ?」

生田校長
「本校はだとかだとか。
 軍馬山と言うですが…」

森崎
山??
 山持ってるの?学校で??」

佐々木「動物もいるんですよね」

生田校長
「乳牛は全部で70頭ほど…
 あと豚ですね」

敷地面積は255ヘクタール、  
札幌ドーム43個分もの広さがあるんです。

学校で飼っている牛70頭のエサを賄う
牧草地は8つ!(①)

もちろん 牧草だけではなく、
牛用のトウモロコシ・デントコーンも
栽培していて、
校内で収穫した牧草とデントコーンで
牛のエサ作りもしているんです。(②)

さらに町民に貸し出している開放農場。
毎年多くの町民が様々な作物を
栽培しているんだとか!(③)

そしてずーっと奥に見えているのが
軍馬山(ぐんばやま)。
標高120メートル!
敷地面積のおよそ半分を占める
大きな山です。(④)

もちろん生徒の実習用の畑もあり、
ハウスで夏野菜を栽培したり、
トウモロコシを作り学習しています。
とにかくとっても広~い標茶高校なんです!

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佐々木
「農業に関係するものが
 いろいろある高校なんですが
 こちらは農業高校ではないんですよね」

生田校長
「はい。農業高校ではございません。
 本校は総合学科の高等学校です」

生徒が興味・関心・能力に合わせて
授業を選択出来るという「総合学科」。
進学に必要な一般的な教科はもちろん、
酪農や農業機械、食品加工や
自然環境などに関係した
全部で約70の選択科目の中から
2年生は週20時間分、
3年生は22時間分の授業を
自分で選ぶことが出来るんです!

ということで3年C組
同じクラスの2人の時間割を比べてみよう!

まず富田さんの時間割は-
佐々木
「1・2時間目は化学、
 3・4時間目は生物、そして体育」

森崎「なんとなく分かるわ」

佐々木「福戸くんは?」

福戸くん
「ボクは将来家を継ごうと思っているので
 酪農系の授業を多くとっています」

森崎「お家は何をやっているの?」

福戸くん「酪農です!」

森崎
「そうかそうか…
 だからより専門的な
 “農業経営”とか“食品流通”とか
 学んでいるんだね」
 
開校当時は農業高校だった標茶高校。
牛の育成・野菜の栽培・食品加工・販売など
専門的なノウハウがあるからこそ
学べることがあると校長先生は言います。
生田校長
「動物や植物の命で
 私達の命が繋がっていることを
 勉強できる。
 これは農業を目指す生徒でなくても
 そういうことが体験できるので
 それを大事にしていることが1つです」

生田校長
「もう1つは北海道の第一次産業を支えるのは
 生産者だけではなくて、それを買って食べる
 消費者も大事だと思います。
 その消費者も安いものを食べるだけじゃなく
 安全安心で美味しい食べものを選んで
 食べる事が大事だということを勉強する
 生徒を育てたいと思っています」
 
森崎
「校長!それは私達の
 番組テーマの根幹でもあります。
 私たちこそが北海道の食べ物を
 しっかり応援して
 北海道のものを美味しく食べる!
 旬のもの、土地のものをいただく
 というのもテーマです。
 根底は一緒だなと思いました」

体験を通して選ぶ力を養うという標茶高校。
では実際にどのようなことを学んでいるのか?
ある場所にやってきました。


2014年09月27日(土) |  敷地内に湿原がある??

佐々木
「私達着替えました~♪
濡れてもいい格好に着替えました」」

藤尾「これ胴長ってやつでしょ?」

佐々木
「私達は軍馬山の入口にいるんですが
ここで何をするかというと…」

釧路湿原再生プロジェクトリーダー
児玉康輝くん(3年)
「軍馬山の奥にあるミニ湿原に行って
標茶高校の豊かな自然を実際に
体験してほしいと思います」

森崎「ミニ湿原?」

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日本一の敷地面積を誇る標茶高校!
その敷地内にある自然豊かな軍馬山で
生徒があるプロジェクトを進めているということ!
一体どんな内容なのかな?

児玉くん
「酪農業による水質の汚染が問題となり
 発足しました。現在はこのミニ湿原で
 水質の調査生態系の調査を行い
 自分たちで実践して、
 自然と環境との両立を目指して
 活動を続けています」

森崎「プレゼン力ある」

瀬川卓磨先生
「農業は一次産業で自然から恵みを
 もらう側面もあるので 
 しっかり自然の基盤を学ぶという意味で
 環境学習にこの山を利用しています」

森崎「環境学習なんだ」

じゃ~ん もんすけです。
ココがすごいよ標茶高校!
敷地内に湿原があるなんて
ビックリだよね~
標茶町には国立公園になっている
釧路湿原があり、
かつては地域の酪農業による水質汚染が
問題となっていました。
それを受けて農業と自然環境の
よりよい関係を考えていくために、
児玉君を始めプロジェクトメンバーのみんなは
地域の自然について学んでいるんです!
かっこいいな~
森崎
「なんだろう…
 つまらなそうと思ったんですけど
 すみません。しつげん(湿原)でした。
 (ヒヒヒヒヒ一人笑)」

児玉くん
「…行きますか!」

藤尾「行きましょ行きましょう」

では早速 山に入っていきます!
すると…

佐々木「まず最初に現れたコチラは?」

児玉くん
「上流からきた水を落ち葉などに含まれる
微生物の力により窒素分を分解して
水質をキレイにする
“脱窒(だつちつ)湿地”というものです」

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児玉くん
「例えばあそこにある草のようなもの、
 あれはオオカタズケと言いまして
 あれの水質浄化能力が高いことを
 僕たちで調べて植えたりしました」

森崎「へえ~」




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