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[+10] >>

2014年08月30日(土) |  トマトが苦手な子でも…これなら大丈夫!

ここで情報をいったん整理しましょう。

森崎
「整理しよう。オレ図にまとめたから。
 品種・糖度・栽培方法、まとめました」

あれ?誤字があったの?
手書きで修正してる!

つかさずツッコム藤尾君
藤尾「作り直してきてくださいよ」

森崎「フッフッフッ(笑)」

藤尾
「ちょっとフルーツトマトやからって
 甘いんじゃないですか?番組に対して!」

森崎「上手!上手!今年一番上手」

藤尾「ありがとうございます~」

さて冗談はここまでにして…

森崎
「さて品種をみていこう。
 フルーツトマトって品種はあったかな?」

あぐりっこ「ない!」

森崎「特定の品種はありません」

セナ「糖度は8度以上!」

森崎「栽培方法は?」

ヒロキ「水をあんまりあげない」
セナ「根っこの成長を制限する!」

森崎
「そういうふうに厳しい環境で育てる!
 甘いトマトを育てるためには
 意外や意外!
 厳しく育てたほうが甘くなる!」

フルーツトマトの秘密を知ったところで
収穫体験!

三島さん
「このぐらいの背丈だったら
 糖度は8度以上ありますね」

森崎「背丈だけでわかるんだ」

セナ「採りましたよ~」

ヒロキ「おいしょっ!」

美味しそうなトマトを収穫しました。

ヒロキ・セナ
「フルーツトマト!」

あぐり一行
「イエ~イ!取れた取れた!」

佐々木「真っ赤ですよね」

ではみんなでいただきま~す!

セナ「甘いっ」
ヒロキ「甘い」

森崎
「トマトは酸っぱくて
 ちょっと苦手と言っていましたよ。
 このトマトなら…?」

ヒロキ「いける!」

藤尾「トマト克服やん!」

さて大人チームの試食しますが…

藤尾「甘い!これはすごいわ」

森崎
「しかもトマトパンパンね。
 歯を入れたらトマト汁が弾けてくる!」

三島さん
「酸味とのバランスが良いでしょう」

森崎
「甘みだけじゃないですね。 
 ちゃんと酸味もあって味の濃いトマト!
 美味しいトマトを育ててますねえ~」

三島さん「ありがとうございます」

森崎
「出荷適期のトマトで糖度が8度あるんです。
 完熟したものだと?」

三島さん「9度になっているかな?」

森崎「出荷の時は厳しくチェックしてる」

三島さん
「こういうトマトは甘くて美味しいですけど
 なかなかちょっと…お高いですよね…
 それを我々生産者がたくさん作って
 価格を安くなるように
 頑張りますので
 是非見かけたらお買い上げください!」

JA北はるかでは今年から
フルーツトマトの安定供給を目指して
新しい栽培方法を取り入れています。
その方法は塩分を加えた液肥で
トマトにストレスを与え
糖度を上げるのというもの。

水分を切ることで糖度は上がりますが、
花落ちや尻腐れなどが出やすいため、
この問題を解消できるのでは…
と期待されている栽培方法なんです。

現在14戸の生産者が取り入れていて
今後は増やしていくそうです。

森崎
「もっと安く食べるためには
 オレたちがいっぱい食べること!
 じゃあもう1個ずつい食べよう!」

佐々木
「これ絶対ファンになると思う」


2014年08月30日(土) |  フルーツトマトのお料理をいただこう♪

フルーツトマトを使った料理を
みんなで作りましょう!

そのまま食べても美味しい
フルーツトマトを食べごたえのある
絶品メニューに変えてくれるのは、
うどんと創作料理のお店を営む
南匡和さん。その料理はというと…

しもかわ手延べめん 創作料理みなみ
南さん
「トマトカツを作りたいと思います。
 トマトは生で食べるのも美味しいですが
 火を通しても美味しいので
 変わった食べ方をしてもらおうと思います」

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください

さて完成したのは
トマトカツ&ナポリタン焼きうどん!

南さん
「下川町のフルーツトマトでケチャップを
 お母様がたがいるんですけど
 そのケチャップを使って作りました」

佐々木
「このケチャップを作っているのが
 フルーツトマト生産者でもある
 本田洋子さんと中田麻子さんです」

中田さん
「フルーツトマトの甘みと酸味とうま味が
 ギュッと濃縮されているので
 ほとんど調味料を追加しないで作ってるので
 美味しいと思いますよ」

■しあわせけちゃっぷ 1瓶680円
 下川町NPO法人地域おこし協力隊
 TEL01655-6-7878

ではみんなでいただきま~す!

まずは焼うどんを―

ヒロキ
「おいしい!トマトの味がして
 ナポリタンみたいな感じ!」

セナ「おいしい!」

リーダーはトマトカツを頂きました。

森崎
「すげ~うまみがぎっしり!
 チョ~うまいっ!
 フルーツトマトは比較的固いですから
 揚げ物に向いてるかもしれない!
 これうまいなあ~」

じゃ~ん もんすけです!
真っ赤で美味しそうだな~
なんでもフルーツトマトって
美味しいだけじゃなくて、
栄養的にもいいことがあるんだって。
荒川先生! おしえて~

天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
「普通のトマトも美味しいし
 栄養的にも非常に優れていますけど
 フルーツトマトの場合には
 さらに甘みが強くなったり
 歯ごたえがあったり
 栄養的な成分や色素成分が
 ギュッと凝縮したような形で入っています」

特に多く含まれている栄養素が
ベーターカロテンとリコペンなんだって!

「ベータカロテンというのは
 体中に入るとビタミンAに変わる。
 視力を高めたり丈夫な粘膜を作ったり。 

 リコペンはベータカロテンの仲間で
 様々な生活習慣病予防に効果があると
 言われていますね」

美味しいだけじゃないフルーツトマト。
僕も食べた~い

その後サラダも頂きましたが…

藤尾
「ヒロキはちょっと
 トマトが苦手だったんですって。
 でも見てください!
 まずトマトから無くなっちゃってます!」

中田さん
「(トマトが)好きな人が
 美味しいって言ってくれるのも
 嬉しいんですけども
 嫌いな人が美味しいって言ってくれるのは…

中田さん
 「すっごい幸せ!」

森崎
「甘さを育てるには厳しさが
 いることが分かりました…
 ファンクラブを作ります!」

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
新鮮な農産物が盛り沢山な
直売会のお知らせです。

来週の日曜日、9月7日に
苫小牧の「道の駅ウトナイ湖」で
日胆地区の農協青年部協議会による
「農産物直売会」が開かれます。

これは胆振・日高の各JAが一同に集まり、
各地で生産した農産物を
知ってもらうためのイベントです。
平取産のトマトや新冠産のピーマンをはじめ、
各地自慢のご覧の農産物を格安で購入できます。

会場では500円以上ご購入いただくと
地元の農産物などが当たる
抽選会に参加できます。
胆振・日高地区の旬の味を
堪能してみてはいかがでしょうか?

以上、週刊あぐりニュースでした!!

【農産物直売会】
日時:9月7日(日)10:00~
場所:道の駅ウトナイ湖
   住所:苫小牧市植苗156-30
問い合わせ:011-232-6445


2014年08月23日(土) |  ♯302 農業経営支援編

あぐりっこがソフトクリームをペロリ♪

藤尾
「今日は暑いから
 冷たいアイスは美味しいな」

シュウヤ「美味しい!イモ?紅イモ?

佐々木「正解!なんで分かった?」

シュウヤ「“色”的に?」

佐々木
「今日来ているのは石狩市にあります
 『JAいしかり地物市場 とれのさと』。
 あぐり王国でも何度かお邪魔してますね。
 今時期は地元で取れる旬の野菜が
 65種類も並んでいるんですよ」

新鮮野菜はもちろん、
今時期は地元で採れたさつまいもを使った
ソフトクリームも大人気!
原料になっている紅芋(ベニイモ)を始め、
ちょっとユニークな野菜も
実はこちらで販売されているんです。
それが…

佐々木
「畑で“わかめ”とか“アイス”
 採れるんだって!」

森崎
「だいだいワカメってどこにあるものだ?」

あぐりこ「とか…」

畑に生えるわかめにアイス!?
あぐり王国初登場野菜を
今回はあぐりっこが全力リサーチします。

今回のあぐりっこは-
初登場の毛利公耀(タカアキ)くん。
野菜大好きで好奇心旺盛な小学三年生。
そして採れたての野菜を食べてみたい!  
齊藤柊哉(シュウヤ)くん!
初登場の小学三年生コンビで頑張ります。

さて畑に生えるわかめとアイスとは
どんなものなのでしょう?

シュウヤ
ウミブドウとかがあるから
 ヤマワカメとかもあるんじゃないかな?」

佐々木「よく知ってるねえ」

森崎
「畑からぼこぼこアイスが生えてきたら
 嬉しいなあ~」

タカアキ
「うん…けどすぐ溶けると思う

謎を解くべくあぐりっこがやってきたのは
石狩市の勝藤真智子さんの畑。

勝藤さんは主にグリーンアスパラや
長芋を栽培しているのですが、
数年前から畑に生えるわかめと
アイスの栽培も始めたということなんです!

佐々木
「ではワカメの場所に連れて行ってください!」

勝藤さん
「ハイ!こちらですからどうぞ!」

勝藤さん「ハイ!これがワカメです!」

あぐりっこ「何?葉っぱ」「似てない」

森崎「それワカメじゃないですよ~」

シュウヤ
「これもしかして根がワカメ?

藤尾
「土の中にワカメがあると思う?」

勝藤さん
「名前はオカワカメと言います」

オカワカメは南アメリカの熱帯地域
原産とされていて、
別名「雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)」
とも呼ばれ、「百薬」の字の通り
とても栄養価が高いと言われています。


2014年08月23日(土) |  畑にアイスやワカメがあるって??

勝藤さん「どうぞ触ってみて下さい!」

シュウヤ「なんかワカメみたい!」
タカアキ「ツルツル」

森崎「ワカメみたい?」

シュウヤ「すげえ、やわらかい」

佐々木
「普通の植物の葉っぱと
 ちょっと感触違いませんか?」

森崎「柔らかいです。キレイなハート型」

勝藤さん「生で食べてみますか?」

ということで恐る恐る食べてみることに…

シュウヤ
「(もぐもぐもぐ)…ん??
 やっぱり野菜だ!」

佐々木「お味噌汁に入ってるワカメと違う?」

シュウヤ「多少ちがう!苦味がある」

タカアキ
シャキシャキしている…
 でも段々ネバネバになってきている!」

そのまま食べると苦くてネバネバ
しているというオカワカメ。
ある事をすると驚くべき変化が起こるのですが、
その前に畑に生えるアイスを調べてみることに…

勝藤さん
「これがアイスです! 
アイスプラントという
 洒落た名前がついている野菜です」

シュウヤ「どうもアイスには見えない」

タカアキ「葉っぱが厚そう」

森崎「子供たちガッカリしてますけど…」

勝藤さん
「そうですね。ごめんねえ~」

さてよ~くアイスプラントを観察しよう。

藤尾「(葉っぱ)冷たい?」

シュウヤ「あっつ~~~い!」

森崎
「よ~く見ると特徴ないかい?」

タカアキ
氷みたいのが付いてる??」

勝藤さん
「氷みたいなかんじでしょ!?」

佐々木「キラキラしているよね」

勝藤さん
「これを取って食べてみたらいいかも…」

シュウヤ一口食べて
「なんか酸っぱい??なんだ??」

森崎「しょっぱい?」

勝藤さん「塩味があるんですよね」

しかしあぐりっこは
「ムシャムシャムシャ…(無言)

森崎「訝しげですねえ」

アイスプラントとは南アフリカ原産の植物で、
地中のミネラルを吸い上げる力がある
吸塩(きゅうえん)植物。
粒々は水滴ではなくミネラル分を多く含む
ブラッター細胞と呼ばれる葉の一部。

ほのかに感じる塩味と
サクサクとした食感がポイント!
名前の由来についてシュウヤが閃きました。

シュウヤ
アイスって氷の意味なのかな?
 氷は英語でアイスだから…」

勝藤さん「たぶんそうだと思います!」

藤尾
「アイスってアイスクリームを想像したけど
 氷って意味だったんだね」

シュウヤ「氷って意味だったんだ」

畑に生えるアイスの正体は
凍っているように見える
アイスプラントという作物。

ワカメの正体はつるつるとした葉っぱ
オカワカメでした。
ちなみにオカワカメの名前の由来は
湯がいてみるとわかるということで
実際に茹でてみると-


2014年08月23日(土) |  初めての野菜!そのお味は…

サッとオカワカメを湯がいてみると
シュウヤ「色が濃くなった!」

■右―茹でる前 左―茹でた後

シュウヤ
「これ形がワカメだったら完全にワカメだ」

茹でたオカワカメを食べてみると…

タカアキ
ネバネバになっている!」

シュウヤ
「茹でたほうがめっちゃネバネバ!」

森崎「さっき苦かっただろ。今度はどう?」

タカアキ「全然!」

勝藤さん「苦くない?」

タカアキ「うん!」

藤尾
「噛んでると粘り気が増えてきて
 飲み込むときにはワカメになってる!」

佐々木
「粘り気があって不思議!」

勝藤さんオススメの
ポン酢で頂いてみると…

タカアキ「すごい美味しい!」

シュウヤ「さっきより美味しい!」

森崎
「ワカメ超えだな…
 ワカメの粘りに+シャキシャキ感!」

森崎
「新しい野菜って先駆者いませんから
 作り方とか大変じゃないですか?」

勝藤さん
「オカワカメとかアイスプラントに関しては
 すごく作りやすかったんですよね。
 手間がかからないんです。
 アイスプラントは虫も付きづらいんです。
 と言うことは無農薬で作れて
 安心して食べて頂ける野菜かなと思います」

勝藤さんはツルムラサキという
ツルが紫色の野菜も今年から作っています。
これらの珍しい野菜を栽培する
きっかけはというと…

勝藤さん
石狩市農業総合支援センターと言う所で
 色んな野菜を作っているんです。
 珍しい野菜もそうですし
 一般的な野菜まで色んな種類がある!」

藤尾
「珍しい野菜があるかもしれない!」

と言うことで早速、
石狩市農業総合支援センターへ!

藤尾「トンネルがあるぞ~」

緑のトンネルをくぐってみると…

シュウヤ「カボチャ?」

森崎「カボチャだね」

JAいしかり 
農業総合支援センター担当
熊倉 誠さん
「こちらは新しい野菜の試験栽培をする
 畑になっています!」
あぐり一行がやってきたのは石狩市の
農業総合支援センター。
オカワカメやアイスプラントを始め
200品種以上もの作物を試験栽培し
石狩の気候や土壌で育つがどうかを
テストしているんです!
どんなものを栽培しているかと言うと…

2014年08月23日(土) |  珍しい野菜のテーマパーク?!

例えばこの珍しい花は…
南国の果物パッションフルーツ。
去年は甘くならなかったということで、
今年はハウスで再チャレンジしているんだとか。

さらにこの作物は…しょうが。
高温を好む作物なので
それほど大きくならないということですが
しっかり収穫できるということです。

他にもユニークな野菜が
たくさんあるということで、
案内していただきましょう。

藤尾
「何か新しいブロックにやってきたな…」

熊倉さん
「こちらがピーマンを栽培している列です」

熊倉さん
「このピーマンは“こどもピーマン”
 と言う名前でお店で売っていると思います」

森崎
「子供でも生で食べられるピーマンという
 ことですか?」

熊倉さん「そうです!」

早速、こどもピーマンを食べてみると…

パリッシャキッ…

藤尾「いい音するなあ~」

シュウヤ
「んっ甘いっ!
シャキシャキ
して美味しい」

森崎「子どもが嫌う味がないです」

熊倉さん「エグミなどが取り除かれてる」

シュウヤ「これすげえ甘い…」

佐々木「感動してるね」

熊倉さん
「ここからはナスになります。
 またちょっと変わったナスですね…
 “縞ムラサキ”と言いまして
 フライパンでそのまま焼いて 
 ステーキのような形でいただく!」

シュウヤ「なんか丸い!」

あぐりっこ何かを発見したようです。

シュウヤ「トマトみたいな形している!」

タカアキ「本当だあ」

シュウヤ「紫色のトマトみたい!」

熊倉さん「これもナスです!」

と珍しい野菜があるなかで、
石狩の土壌や気候に合い
来年から生産者に作ってもらおうという作物が…

熊倉さん
「次は加工用、調理用のトマトです。
 この“らくゆたか”は省力化、
 あまり手をかけないで生産することを
 重要視しています」
熊倉さん
「ここまでの高さ(70cm)しか伸びません。
 普通は脇芽が出てきたら取りますが
 それも取らないで全部の茎に
 トマトをならせて収量を確保する!」
一般的なトマトは
茎が縦に伸びるのでわざわざ支柱をたて
さらに余分な芽を取り除き栽培しています。
しかし、この“らくゆたか”は
これらの作業をしなくても
たくさんの実を収穫できるのです。

熊倉さん
「収穫するときはヘタが付いてきますよね。
 しかす加工用はヘタが必要ないので
 収穫するとヘタが茎のほうに付いてきます。
 実にはヘタがつかない 
 という特性も兼ね備えたトマトですね」

シュウヤ
「収穫も簡単だし育てるも
 あんまり手間がいらないし
 すごいラクなトマトだと思った!」

さらに特別な体験をさせてもらいました… 


2014年08月23日(土) |  農家さんと野菜をマッチング!

熊倉さん
「ここにあるスイートコーン。
 収穫にはほど遠いほどの状況です。
 未熟なスイートコーン
 ヤングコーンという形で直売所で出てます」

ただこのヤングコーン
どこを食べるのかというと…

熊倉さん
毛ごと…食べれるかな?」

あぐりっこ「ええ~~毛ごと!?」

触ってみると「髪みたい!」

さて恐る恐る食べてみると…

シュウヤ「ん!ちょっと甘いっ

タカアキ
「これめっちゃ甘い!」

森崎
「甘い!食感はネギっぽい」

熊倉さん
「スイートコーンの1粒に対して
 毛が1本ついてきます」

佐々木
「ひげの数だけ粒があるんですね」

熊倉さん
「1ヘクタール1ヘクタール
 一戸当たりが手掛けられるような
 新しい作物の紹介をしたい!
 また高齢でリタイヤされた方にも
 生きがいを見つけられる作物を紹介して
 “とれのさと”に出荷していただく。
 そういう形の使命だと思います。
 少しでも情報発信を心がけていきたいです」

シュウヤ
「作っている人(熊倉さんが)
 なんか忙しそうな感じがする…」

熊倉さん
「そうですか。ありがとうございます」

熊倉さん
私は野菜を作るのが好きです!
 作る楽しさを味わうと
 やめられないですね」

あぐり一行「へえ~~」

きっぱりとそして自信を持って
お答えくださった熊倉さんに
あぐり一行も感動!

森崎
「私達は食べる喜びしか知りませんけど 
 作る喜びもしってらっしゃる。
 生産者側の方が得な用な気がします!」

じゃ~ん、もんすけです!
これはサツマイモの畑
北海道では珍しいサツマイモだけど、
JAいしかりの青年部は4年前から
力を入れて栽培しているんです。

番組冒頭であぐりっこが食べたソフトクリームは
去年ここで作ったサツマイモを使って
作ってるんだって。

他にもお酒や羊羹など加工品を
作って販売したり
秋にはサツマイモの直売もやってるんだって!

今まで支援センターが試験栽培し
生産者に栽培を勧めた作物はおよそ10種類。
10名程の生産者が栽培をして、
そのほとんどがJAいしかりの
直売所とれのさとに出荷されています。
今ではリピーターもたくさんいるほど
人気なんだって!僕もたべてみた~い

石狩の美味しいものを食べよう!

アイスプラント生産者でもあり
おやふる工房の代表の宮北貞子さんに
アイスプラントの天ぷらを
作っていただきましょう!

宮北さん
「生でも食べれますけど
 天ぷらの方がまたひと味違います」

※詳しい作り方はレシピコーナーへ。

宮北さん
「われわれ農家は珍しい野菜との出会いが
 ないんですよ。
 石狩市農業総合支援センターで栽培して
 その後農家に指導して作ることができる。
 栽培の仕方から収穫の仕方まで
 指導して頂いているので
 農家の方はすごく助かっていますね」

シュウヤ
「テレビに出るのも初めて、
 見る野菜も初めて!
 食べる野菜も初めて!
 初めてづくしだ!

タカアキ
「まだ成長していないトウモロコシとか
 食べるのも初めてだったし
 おいしかったのも初めて知ったから
 楽しかったしビックリしたことも
 色々あって楽しかった!」

なんだかこの二人を見ていると
みんながホンワカしてしまい…

森崎
「ナイスキャラだねえ」
 
野菜のテーマパークのような支援センター。
野菜大好きなあぐりっこも
もっと野菜に興味を持ってくれたようです。
農家さんにとって心強い存在の支援センター。
その野菜をぜひとれのさとで買ってみてね~

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
今が旬の後志地方の食が満喫できる
ランチバイキングのお知らせです。

後志をもっと知るべしフェア2014が
今月25日から来月28日までの約1か月間、
札幌のホテルニューオータニイン札幌で
行われます。

これはランチバイキング形式で
後志の農産物を多くの人たちに知ってもらおうと
後志地区JA青年部が主催するイベントです。

イベント期間中、
羊蹄山麓地域のジャガイモを使った料理や
共和町のフルーツを使ったデザートなどが
登場します。

また期間中の毎週月曜日には、
アンケートに答えて頂いた先着30名様を対象に、
ブドウやジャガイモ、お米などの
後志自慢の農産物プレゼントもありますよ。

ご家族やお友達らと
後志の味を味わってみてはいかがでしょうか?

以上、週刊あぐりニュースでした!!

------------------------------------
【後志をもっと知るべしフェア2014】
開催期間:8月25日(月)~9月28日(日)
時間:1130~14:40
場所:ニューオータニイン札幌1階 
   ランデブーラウンジ
   札幌市中央区北2西1-1-1
問い合わせ:011-222-1111


2014年08月16日(土) |  ♯301 放送300回突破スペシャル!農業景観ツアー編

佐々木
「今日はいつもとちょっと違います…」

まずはあぐりっこのご紹介。

札幌から参加の小学5年生
小倉真斗(マナト)君と
帯広から参加の小学6年生、
新谷信仁(ノブヒト)君。
そして旭川から参加の小学3年生、
木村愛実(アミ)ちゃん。
バスに乗って今回は、
どこへ向かうのでしょうか?

佐々木
「みんなとは畑や田んぼで
 お勉強してきましたが
 今回は特別な放送になります」

ということでくす玉登場!
リーダーヒモを引っ張ると…

佐々木
「あぐり王国放送300回突破~!」

≪生きることは食べることだあ~≫

2008年7月の番組開始から7年目を迎えた
あぐり王国北海道。広大な大地で行われる
北海道農業の様々な現場を訪れ、
農業に関わる人たちの思いや
食の大切さを学んできました。
そしてついに今回の放送で
300回突破しました~~!

佐々木
「私たちはこれまで色んな北海道農業を
 見てきましたが、今回は私達にとって
 大切な北海道農業が作り出す
 夏の雄大な北海道の農業景観を眺める
 スペシャルツアーに
 出かけたいと思います」

パチパチパチ…!

今回は行く先々で美しい景色を
写真に撮影してもらおうと
あぐりっこにはカメラを持参してもらってます。

またスペシャルならではの体験も…

森崎
「じゃあいくぞ!
 あぐり王国放送300回突破記念!
 スペシャルツアー出発~!」

ツアー最初の目的地は
旭川市と鷹栖町にまたがる
JAたいせつエリア。
のどかな田園風景が広がる
道内トップクラスの米どころです。

そんな鷹栖町で夏の時期にだけ見られる
田んぼの絶景とは一体何なのか。
一行はさっそく、
その景色が眺められるという場所へ…

ご案内して頂くのは鷹栖町のお米生産者、
開田(カイダ)優作さん。
田んぼアートと呼ばれる絶景スポットの
管理・運営を行っています。

■田んぼアート所在地
旭川市東鷹栖7線18号 東和農場

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番組上、「田んぼアート」の所在地を
「鷹栖町」と紹介しましたが、
正しくは「旭川市東鷹栖」の誤りでした。
謹んで訂正させて頂きます。

森崎「やぐらが組んであるぞ」

藤尾「観光客の人がたくさんいる~」

開田さん
「1日で多い時には
500人以上の方が来ます」

多い時で1日500人以上の観光客が
訪れるという「田んぼアート」。
あぐり一行も展望台にのぼり、
その絶景を眺めることに…

ノブヒト「うおお~すげ~!」

あぐりっこ
「すごいっ!
 スズメ…アカトンボ…カエル…」

森崎
「いろんな動物がいるね。前からやっている?」

開田さん
「今年で田んぼアートを初めてから
 9年目になります。
 農家の人しか通らない田園風景に
 色んな地方の方が
 この地域に来て頂けるので
 大変うれしいですね」

今年で9年目を迎えた「田んぼアート」。
米どころのPRを目的に、
地元のお米生産者達が
6色の稲を田んぼに植えて、
毎年、様々なアートを描く取り組みです。

開田さん
「今年のテーマは
 “田んぼと共に生きる動物たち”。
 田園風景から見られる
 動物たちを描きました」

スズメ・アカトンボ・ニホンアマガエル
アオサギが大地に描かれています。

佐々木「大きさにもビックリですね」

開田さん
「全国でもやっていますが
 比較的大きいほうですね」

奥行き40メートル、幅170メートルの
田んぼに描かれる巨大アート。
藤尾くんとマナト君が田んぼの近くに立つと、
そのスケールがわかりますよね。
さらにこの田んぼアート会場では、
特別な体験も行われているんです。

開田さん
「田んぼの中には多くの生物が生きています。
 どんな生き物がいるのか生き物調査をしてます」

ということで田んぼアートの隣にある
小さな田んぼで、
あぐりっこが生きもの調査を体験!

マナト「気持ちいい~」

もう大興奮です。

カエルやアメンボをつかまえましたよ。

開田さん
稲にとってよくない虫などを
 食べるのがカエルなので、
 田んぼにはカエルがいっぱいいたほうが
 稲にとっては良いです」

田んぼアート会場では、
こうした生き物と田んぼとの関わりを
生産者が消費者に伝える取り組みも
行っているんです。

マナト
「普段、家の近くでは見られないカエルや
 色んな虫が見られてゲット出来なかった
 ものもあるけど楽しかった!」

藤尾
「田んぼってお米を取るために人が作った
 場所ですけど虫たちにとっては
 生活する場所なんですね」

森崎
「生き物が健やかに育っているということは
 安心安全の証拠にもなりますよね」

このあと会場内で思い思いの田園風景を
カメラにおさえたあぐりっこ。
農業景観を巡るツアー1箇所目で、
早くも大満足の様子ですが、
ここでスペシャルならではの体験が
発表されることに…

2014年08月16日(土) |  空から農業景観を眺めてみよう♪

佐々木
「みんなで田んぼアートを見学して
 生き物調査もしました。
 たくさん満喫したと思いますが…
 スペシャルということで
 番組史上初の特別な体験をご用意しています。
 なんと…田んぼアートを
 空から眺めてもらいます!」

あぐりっこ「えええ~~っ」

ノブヒトは我慢できずガッツポーズ!

佐々木「ヘリコプターに乗って…」

あぐりっこ
うわああああ(大興奮)」

ノブヒトとマナト、ハイタッチ♪

あぐり王国、放送300回突破スペシャルツアー!
夏の時期にだけ見られる絶景
「田んぼアート」を見学したあぐり一行は、
このあと鷹栖町を離れて旭川空港へ移動。
ヘリコプターで空からの絶景を眺めることに!
まずはリーダーとマナト君、
そしてアミちゃんが体験。

ヘリコプターがいよいよ離陸。

マナト「浮いた~~っ!」

森崎「飛んだ飛んだ~」

マナト「自分が飛んでるみたいっ!」

マナト君は飛行機自体が今回初めて。
もう嬉しくて嬉しく大興奮です。

森崎
「まさかあぐり王国で空に飛べるなんて
 思わなかったよ…」

森崎
「空からみる上川盆地…キレイだなあ
 田んぼの緑が目立ちますなあ」

マナト「思ったより高く飛んでるっ!」

ヘリコプターは、旭川市上空を超えて
田んぼアートのある鷹栖町へ。
いったいどんな絶景が広がるのでしょうか。

森崎「見えた見えたっ」

マナト
「階段登って(やぐらから)見るより
 上空からの方がいつも僕たちが見ている
 スズメやカエルのように普通に見えた!」

アミ
「めったに目れない田んぼが見られて
 (心の)アルバムに入れたいぐらい!」

森崎
「アミの心に焼き付けた光景を入れましょう」

続いて、佐々木アナと藤尾君、
そしてノブヒト君が体験!

ノブヒト
「すごい浮いた時も分かるから
 一心同体みたいな感じになって楽しい!」

落ち着いた小学6年生を後目に隣では…
 
佐々木「うおお~興奮する!」

さて田んぼアートの上空へ。

ノブヒト
「あった!あった!あった!」

佐々木「あった?」

ノブヒト「うわっ。ちっちぇ~

大人大爆笑。

藤尾
「あんなにでっかかったのにな。
 ヘリコプターから見たらちっちゃいな」

ノブヒト
「すごい小さい~」

佐々木「上空からの様子はどう?」

ノブヒト
「田んぼが並べられてるから
 すごい大きなじゅうたんに見える!」

佐々木
「見えてる田んぼは全部
 私たちの食に関わるものですから」

ノブヒト「すごいなあ」

佐々木
「田んぼアートを空からみるなんて
 そんなにないと思うよ」

ノブヒト
「今度はね…大人になったらね
 もっともっとお金を稼いでね
 絶対もう1回見る!この景色を…」

佐々木
「おっ!そういう想いあるの、いいよね」

北海道有数の米どころが取り組む、
夏の風物詩「田んぼアート」。
その美しい田園風景を空から眺める
ヘリコプターでの体験は、
北海道農業の壮大さ
改めて実感する貴重なものとなりました。

佐々木「さて空の旅はいかがでしたか?」

あぐりっこ
「すごい楽しかった~」
「めっちゃ楽しかったで~す」

藤尾「メッチャ楽しんでるんですよ~」

ノブヒト
「佐々木アナウンサーよりは、
 全然!」

森崎
「そうでしょ、そうだよね。
 この人ね、差し置いて楽しむ人だから!」
 
佐々木
「ちょっと興奮してしまいました…」


2014年08月16日(土) |  美瑛の絶景スポットへ…

さて続いての場所は…美瑛町。

全国から多くの観光客が訪れる
「丘のまち美瑛」。
小麦やビート、そしてジャガイモなどの畑が、
まるでパッチワークのように
丘を彩る美しい農業景観が魅力のまちです。

絶景スポットを案内してくださるのは
JAびえいの友田博明さんです。
美瑛の農業景観を知り尽くした方です。

佐々木「みんなの目の前に咲いてる花は?」

あぐりっこ「ラベンダー」

佐々木
「ここはみんなが見られる場所ですよね」

友田さん
「観光客の方でも自由に出入りできる場所です。
 普段は農家さんしか入れない場所
 今日は特別にご案内します!」

普段は決して立ち入ることの出来ない
特別な場所。一行は友田さんの案内のもと、
目的地を目指します。
車を走らせること15分。
深い森を抜けたところで、
絶景スポットまでは歩いて向かいます。

佐々木
「ではごらんくださ~い!」

あぐりっこ「うおおお~すっげえ~」

森崎「雄大!」

友田さん
「観光地はもっと低い場所にありますので
 それより高い位置に(丘が)ありますから
 景色を一望できる場所で、
 遠くの畑まで見渡すことが出来ます

森崎
「やっぱり心和むのって畑ですね!
 北海道LOVE。
 これはラブだろう」

農作物で彩られた美瑛の丘が一望できる、
スペシャルな絶景スポット。
さらにこの場所では美瑛の美しい景観を作りあげる
大切な作物も見られるんです。

友田さん
「この花はキカラシです。
 これは緑肥作物で麦やジャガイモのように
 収穫して食べ物になるのではなく
 ある程度まで育ったら土にすきこんでしまう。
 有機物を土の中にすきこむんです。
 景観作物になってまして
 綺麗な花を楽しみことができるので
 魅力あるまちづくりに役立っています」

佐々木「あえてキレイな花を選んでるんだって」

ノブヒト
「北海道に生まれてきて良かった!」

友田さん
「私は小さい時からこの景色をみて育ったので
 逆に感じたことがなかったんですけど
 観光客の方から聞いて知ったような… 
 なので美瑛のこの景色を
 守っていきたいなと思います」

さあツアーの楽しみの一つは“食”。

佐々木
美瑛選果での人気商品をご用意しました」

今年の1月にあぐり王国で
紹介したJAびえいが運営する
アンテナショップ「美瑛選果」。
美瑛産の美味しい生鮮品から加工品まで、
幅広いラインナップが魅力です。
その中から今回はお店の人気商品3品を
用意して頂きました。

佐々木
「まずは美瑛選果の牛乳からですね」

■美瑛牛乳 320円

ではみんなでカンパーイ!

ノブヒト「はああ~~っうまいっ!」

森崎「うま~~い!ありがとおお」

続いてはパンの中に5種類の野菜とチーズを
挟んだホットサンド。

■野菜とチーズのホットサンド 360円

ノブヒト「…(右手でgoodサインする)」

藤尾
「言葉いらないよ…
 右手の親指だけで表現できるもんな!」

佐々木
「ズッキーニとは色々入ってますね」

藤尾
「風を感じながら地元の野菜を使った
 パン食べて…一番の贅沢してる」

最後に頂くのは
地元産の小豆を使ったロールケーキ。

■美瑛産えりも小豆のロールケーキ 260円

さてここでもノブヒト一気に食べて… 

藤尾「また出るんじゃないの??」

すると
ノブヒト「(無言で右手を立てて)GOOD!

藤尾「でたっ!最高級の美味しい頂きました」

森崎「小豆の食感がすごくいい!

美瑛産の食材を使った絶品スイーツを
堪能したところで、
スペシャルツアー恒例のベストショット撮影。
それぞれが感じる美しい美瑛の丘陵地帯を
カメラで切り取ります。
大人顔負けの写真センス! 
さすがあぐりっこ~~っ

佐々木
「さて今度は十勝・芽室町へ向かいます。 
 十勝と言えば大型農業をしていますよ」

森崎「十勝も畑…すばらしいよ」

一行が向かったのは
食料自給率1000%を超える「十勝エリア」。
日本の食料基地とも呼ばれ、
広大な十勝平野を舞台に
大規模農業が行われています。
そんな十勝の中でも
トップクラスの農業地帯「芽室町」では、
ある作物の収穫が最盛期を迎え、
迫力のある風景が見られるそうなんです。
その景色とは…




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