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2013年09月07日(土) |  笑顔が消えた…これは登山だあ~

森崎「もう近いね…牧草地!」

突然視界が広がった先には
牧草地の大パノラマが!

藤尾「すごいね!」

目の前に広がる牧草地帯に大感動。
しかし、みなさんお気づきですか?
牧草地帯が坂になっている事を!

実は、第2ステージで一番の難所
‘心臓破りの坂’
すでに始まっていたんです…

藤尾「息切れしてきましたよ~」

森崎
登ってるね…
 ハッハッハッ(なぜか笑いが…)
 山道だな~!はあ~」

森崎「大丈夫か?みんな?」

藤尾「はあ~はあ~」

森崎「一歩一歩大事にな!」

藤尾「登山ですね!」

佐々木「キツイ…」

森崎「これは急だわ」

想定外の上り坂!
あぐりメンバーの体力と気力を
どんどん奪っていきます。

やっと坂道を登り終えて一休み。

はあ~はあ~はあ~

出演者もスタッフも息が切れ切れ…

森崎
「いや~登るわっ!
 つまり牛の牧場もこうした斜面なんだ。
 結構な運動になる!牛にとっても」

ミズキ「思ったよりキツかった…」

さあ水分補給もOK!再びスタート!

すると先ほどの鬱蒼とした山道から
凛とした木々がそびえる回廊のような
道に変化していきました。

この林は北海道遺産でもある
「根釧(こんせん)台地の格子状防風林」。

なんと宇宙からも発見できるほど
広範囲にカラマツを植え人間や牛を
霧や吹雪から守ってきた林なんです。

再び休憩ポイント。

カーンカーン

クマよけのベルを鳴らします。

森崎「これでクマ出てこない!」

さてココからの道はまさに
アドベンチャー!

山道を下っては…

登る。

木をくぐりながら

また下って、

そして、また上るの繰り返し!
 
途中ぬかるみに足を取られたり、
蝶々が帽子にとまったり…

ハプニングやサプライズ、
大自然を満喫していると…


2013年09月07日(土) |  大自然も酪農の歴史も体感!

森崎「ひらけた~!」

あぐりっこ
「うわ~ヤッタ!」「ヤッホ~~」

森崎「スゴイきれいだ中標津!」

森崎
「それにしても佐伯さんに
 物申したい…嘘つき!!
 全然ランチウェイじゃない!
 マウンテンウェイでしょ!」

チームとして団結力が強まるくらい
表情豊かなランチウェイ。
あぐりっこにも最高の体験です。

じゃ~ん、もんすけです!
ミルク王国中標津町の雄大さを
体感しているあぐりっこ。
実はこの町の酪農の歴史を学ぶため、
中標津町郷土館に伺っていました。

お話を伺うのは名越成夫さんです。

佐々木「これ何だかわかる?」

レン「ミルク入れるタンク!」

名越さん
「これは“輸送缶”。
 背中に背負って会社まで運んだ。
 数が多くなるとソリ。
 馬が引っ張っていた!」

佐々木
「牛乳を運ぶために馬も一緒に
 働いていたんですね」

名越さん
「畑が荒地で木が立っていて
 牛が飼えない…
 一頭牛を飼うとなると相当な
 牧草地を作らなくてはならなかった…」

名越さんが酪農を始めたのは1938年(昭和13)。
牧草地帯などまだなく、辺りは森。
そこを開墾して牧草地を作っていったのです。
中標津町で酪農が盛んになったのは戦後。
外国からの機械の導入で一気に
広がったと言います。

それではランチウェイに戻りましょう!

いざ牧草地へ!

藤尾
「本当に牧場の中をお邪魔するんだ」

森崎
「いよいよ牛の近くを通るね

マンパスをくぐり抜け
牛さんを間近に感じながら歩きます!

札幌ドーム15個分もの
広い牧草地がある松岡牧場。
120頭の牛が飼育されています。
ランチウェイで通ることが出来る牧場は
全て酪農家さんのご好意で
コースに組まれているんです。

カナコ「牛さんカワイイ!」

ヒイナ「なんか酪農家になった気分!

森崎「まさにランチウェイだね」

広い牧草地を満喫しようとした
その時…

佐々木「シカ シカ シカ!」
森崎「野生のシカ」
藤尾「親子や!シカファミリー」
カナコ「メッチャ跳ねてる!」

シカだけじゃない!
佐々木「あっキツネじゃない?」
森崎「今度キツネ」
レン「すげえ~」
藤尾「キツネキツネすげ~」

あぐり一同、
大自然にお邪魔しているんだと
実感した瞬間でした。

ゴールはまだまだ! 
林と牧草地を仕切るマンパスを抜けたら、
見たことのない景色が広がっていました!

森崎
「うわ~気持ちいい!
 これランチウェイの醍醐味じゃない!」

レン「いいね!」

カナコ
「足がすっごい濡れました。
 けど草地を歩けることは
 あまりないので良かったです!

藤尾「中標津いいぞ~」

さてさて歩いていくと
牛さんのお出迎え。

森崎「どうも!お邪魔します!」
レン「こんにちは!」

たどり着いたのは沖牧場。
この先ちょっと危ない「仕掛け」
用意されていました…その仕掛けとは?


2013年09月07日(土) |  大自然は人も牛も育んでいる!

レン
くぐって!って書いてる。
 バラ線をくぐって通行ください」

森崎「低いな~このバラ線」

佐々木「大人にはつらいなあ」

いざ潜ろうとすると
レンが引っかかってしまいました…

しか~しバラ線を潜り抜けたら、
最終ポイントに到着。

ここからはラストスパートです。

森崎
「いよいよ最後の佐伯牧場さんです」

あぐりっこ「おおお~」

目の前には青々とした
ただただひろ~い牧草地が広がります。

さあ歩こう!

藤尾「ほっかいど~ナカシベツ!」
(なぜか叫びたくなる…)

シャカシャカシャカ…

少し濡れた草をしっかり踏みしめながら
一歩一歩前に進みます。

藤尾「いいね!草の匂い土の匂い
レン「いいね!」

後ろを振り返ってみると…

佐々木
「向こうの木あるでしょ。
 その奥から来たんだよ」

あぐりっこ「うわ~~」

森崎
「振り返るとスゴイ…
 気持ちいいところを通ってきたんだなあ」

小さな虫や野生の動物、
そして
そこに佇む多くの植物。
様々な命によって成り立つ大自然。

雄大な草地の中で牛たちは
解放感で満たされお腹も満たされ
過ごしているようでした。

さあゴールが見えました。

森崎
「いたんじゃないかな?佐伯さ~ん!

駆け寄るあぐりっこ!

イエ~イ イエ~イ
佐伯さんとハイタッチ!

やった~ゴールです!

森崎「みんなお疲れ~」

自然と拍手がわき、
笑顔があふれます。
それと同時にゴールした安堵感からか
ドッと疲れが出てきました。
しゃがみ込むあぐりっこ…

しかし最後までリタイアする人なく、
みんなで歩ききりました。お疲れ様~

それでは、
頑張ったご褒美として…

佐伯牧場内にある『レストラン牧舎』で
カレーライスをいただきました。

もうみんな良い顔で
食べる食べる…

藤尾
「五臓六腑に染み渡るって
 こういう事ですね」

森崎「一番楽しかったのは何?」

カナコ「マンパスかな!」

森崎
「マンパスが見えたら急いだもんね!」

ミズキ
「初めて草地とか牧草の種類がわかって
 勉強になった!」

レン
「牛乳を飲むときは牛もそうだけど
 牛の前に(人が苦労していることが)
 たくさんあるから感謝したい!

森崎
「中標津の牛乳を飲んだ時に感じた
 さわやかな爽快感。
 あれはフワッと開けた牧草地!

佐々木
「今回は体力勝負のあぐり王国でした」

森崎「たま~にやりましょう!」

≪北根室ランチウェイ問い合わせ≫
ランチウェイ事務局
電話:0153-73-7151

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
新鮮な農産物が盛り沢山な
直売会のお知らせです。

明日9月8日(日)、
苫小牧市の「道の駅ウトナイ湖」で
日胆(にったん)地区農協青年部協議会の
「農産物直売会」が開かれます。

これは胆振日高の各JAが一同に集まり、
各地で生産した農産物を知ってもらうための
イベントです。
平取産のトマトや門別産の軟白ネギをはじめ、
各地自慢の農産物を格安で購入できます。
詳しくは道の駅ウトナイ湖まで
お問い合わせください。

会場では500円以上ご購入の方に、
地元の農産物などが当たる
抽選会も開かれます。胆振日高地区の
旬の味を堪能してみてはいかがでしょうか?

以上週刊あぐりニュースでした。


2013年08月31日(土) |  ♯257 中標津町で酪農を学ぶ 秘密は草地更新?

中標津町にある『開陽台牧場放牧地』。
札幌ドームおよそ170個の広さの牧草地に
1000頭もの乳牛が放牧されています。
こんなに霧深い日でも牛は、
黙々とエサを食べています


佐々木「こんにちは!あぐり王国です」

森崎
「あぐりっこ達は牛を観察しているのですが
 牛がどういう風にエサを食べているのか
 注意深く見ているところです」

あぐりっこ
「(近くに)行っていいですか?」

藤尾「いいよ!食べてる所を注目して!」

指示を待っていたかのように
一目散に霧の中に走り出すあぐりっこ!

森崎
「あっ待って!みんなを失いそう!
 みんな行かないで行かないで~
 見えなくなっちゃう!」

今回は夏休み2週連続企画! 
あぐりっこ ≪酪農を学ぶin中標津町≫。

ではお勉強するあぐりっこをご紹介。
今回は間近で牛を見るのは初めての子ばかり!

サッカー少年・太田瑞貴(ミズキ)君と
スポーツ大好きムードメーカーの5年生
シンクル蓮(レン)君。
動物が大好きな松下紘己永(ヒイナ)ちゃん、
しっかり者の早川可奈子(カナコ)ちゃん
以上の4名です。

森崎
「さあ牛の食べる様子を近くで見ました。
 どんな事に気付いたかな?」

レン「(草を)ぐいって抜き取る!」

ヒイナ「草を口に近づけていた!」

森崎
「いろんな草を生えているよね!
 この牧草地!実はこの中に牛が
 積極的に食べたい草
 食べらがらない草があるんです!」

佐々木
「好んで食べる草は“牧草”、
 牛が好んで食べない草は“雑草”!
 そして牧草を栽培している所を
 『草地』と言います。
 『牧草地』って聞いたことあるよね」

森崎
「足元を見てみると何種類かの草があるが
 今の区分けで言うと
 これ“牧草”、こっちが“雑草”。
 牛さんはこのモシャモシャした牧草を
 食べたいんですね。
 まあ~霧で見えませんけど
 ここは広大な草地・牧草地なんだな!」
 
佐々木「そうなんですよね」

森崎
「ということで美味しいミルクを作る前。
 中標津の広大な草地
 今日はしっかりとお勉強しましょう!」

今回お邪魔している中標津町
人口2万人に対して牛が4万頭!
というより人より牛が多い町。

札幌ドーム約4250個分もの牧草地を有する
酪農の町なんです。8月中旬、町内の草地では、
ある『ダイナミックな作業』が行われている
とのこと…早速その現場にGO!

JA中標津の宮本博司さんに
お話を伺いました。

森崎
黒い部分黄色みがかった…こちらは
 草地だなって何となくわかるんですけど、
 これはどういった状態なんですか?」

宮本さん
「牧草地を『草地更新』している所です」

藤尾
免許の更新なら数年に1度してますが…」

森崎「免許更新ね!違う違う」

ソウチコウシン??どんなことをするのかな?


2013年08月31日(土) |  大地をひっくり返す!?

佐々木「草地更新ってどういうものですか?」

宮本さん
「牧草地は利用年数が経過すると
 牧草の数が減って
 その隙間に雑草が生えてきます。
 そうして牧草が少なくなって
 雑草だけになると、
 牛が草を食べなくなってしまい
 栄養価も減るので
 牛が牛乳を出す量が低下してしまいます!
 それで土を起こして種をまいて
 新しく牧草地を作る 
 というのが草地更新です」

 

宮本さん
「大きな機械が入って
 一気にやってしまいますので…」

森崎「って起こす訳?土を?」

宮本さん「ハイ!30センチほど…」

森崎「30センチ!」

森崎
「牛が安心安全な牛乳を出すために
 エサとなる牧草が必要になる! 
 で、草地更新をすることで
 雑草の数が減って牧草がいっぱいになる!
 そしたら牛さんは喜ぶわなっ!」

宮本さん
8年程で牧草の量は
急激に低下しますので
 多いところでは8割が雑草になってしまう」 

森崎
「8割も!そしたら牛さん…
 そこはモウいいよって…」

佐々木「牛だけにね」

藤尾「でました酪農ギャグです」

そこで重要になってくるのが草地更新。
早速、作業を見せてもらいましょう!
担当は北進工業の新濱(しんはま)彰さん。

森崎
「草地更新を行う前の畑が僕らの足元。
 こうした場所を更新してくんですが…」

新濱さん「行きますか?」

森崎「行きましょう!」

新濱さん「ユウト!起こし…来い!

森崎
「ちょっと~指示としてどうですか??」

新濱さん「イヤイヤこれで…来る!

第1工程 『土を起こす』

轟音を響かせて重機がやってきました!
「何あれ?スゴイ!」

チャレンジャーという重機が土を
起こしながらやってきました。

チャレンジャーには『プラウ』という
土をおこす農具が装着されています。
カッターのような刃が切れ目を入れ
土を掘り起こしているのが分かります。
マシンが通った後を見てみると…

あぐりっこ「うわ~すごい!」

あぐりっこ達がいる場所と
大きく段差ができています。

森崎「大地の裂け目!みたい」

黄色い草地から真っ黒な土が
あらわになりました。

土の中はこのようになっていて、
牧草の根が地中まで伸びて
いるのが分かります。
この根が届いていない土を
表面に起こすことが
草地が生まれ変わる第一歩なんです。

2013年08月31日(土) |  草地も野菜を作る畑と同じ!

第2工程 『ホタテ貝殻を散布』

お次はトラクター登場。
ブロードキャスターを装着して
真っ白い粉を散布してきました。

新濱さん「これはホタテの貝殻です」

次の草地更新はおよそ8年後。
その間しっかり牧草が育ってくれるように
ホタテの貝殻を加えて土の力を高めます。

新濱さん「海の匂いがすると思います」

藤尾「牧草地で磯の香りがするよ!」

第3工程 『土の塊を砕く!』

まだまだ色んなマシンが登場しますよっ。
お次はブルドーザーです!

レン「なんか付いてる」
藤尾「カッターみたいなものがいっぱい

大きな土の塊を砕き
種をまきやすくするディスクハロー。
このマシンが入ると…

「うわ~!フワッフワッ~~

藤尾「気持ちいい~」

固かった土が柔らかく
フワフワになりました。

ミズキ「さっきと全然違う!」

第4工程 『土をならす』

ブルドーザーがローラーをひいて
やってきました。

森崎
ローラーで押し固めてるの?
 結構な重さがないとね」

新濱さん「2トンぐらいありますよ」

藤尾「あれで2トンもあるの?」

さて押し固められた土は
どうなっているか?

あぐりっこ「かたっ!」 (即答)

レン「フワフワから…かたっ!

このあと牧草の種をまいて、
草地が生まれ変わるのです!

森崎
「さっき私たちがいた畑が
 すっかり新しい畑として再生されました」

藤尾「4工程もあるんですよ!」
 
森崎
起こしたカルシウム撒いた・
 細かくした・踏み固めた…

藤尾
「牧草だって僕らが頂いている野菜を
 育てるのと一緒なんですね。
 周りの雑草を処理しなくてはならないし
 畑と一緒で土を掘り起こして
 元気にしてあげなきゃならないし」

森崎
「自然にあるものを食べさせている
 訳じゃない!ちゃんと手入れされた
 牛さんが喜ぶ牧草を管理して育てている!
 ここまでが酪農の仕事なんですね」

レン
牛乳になる前に人がここまで
 頑張ってくれているのがわかったから
 感謝したいなと思った!」


2013年08月31日(土) |  牛さんの給食センターに潜入!
畑でランチ!JA中標津の生産者の
お母さん方に中標津ならではの料理を
届けて頂きました。
まずは「なかしべつ牛乳」をいただきます!

森崎
「美味しい土作り草作り…
 そうしてできた草を食べて
 美味しい牛乳が出来ているのを
 勉強したね。いただきま~す」

「う~ん!ウマイ!」 
「美味しい~!」

サラダやサンドイッチ、
ジャガイモチーズケーキなども
ごちそうになりましたよ~

詳しい作り方はレシピコーナーへ!

さて牛乳やチーズをたっぷり使った
ランチで充電完了!続いては…
牛がおなかいっぱい食べるほど大好きな
あるエサについてです。

やって来たのは…
巨大なタイヤが並ぶ公園??

佐々木「みんな足元どう?」

「フワフワ」「やわらかい!」

森崎「今日の取材に関係するものだよ!」

レン
牧草だ!
 冬用に貯めておくんだと思う」

森崎「いいね~レン!」

では酪農家である中本信幸さんに
牛を育てる上でとっても重要な
この中のものについて
教えてもらおう!

中本さん
「アレは牧草サイレージというもの!
 冬の間の保存用の牧草です」

佐々木「これがサイレージです」

中本さん
「牧草を細かく刻んで発酵させたもの。
 人間の食べ物で言うと
 “漬物”のようなものですよ」

匂いを嗅いでみると…

レン「くっさ(臭い)!!」

ところが女子チームは

ヒイナ「いい匂いする!」
カナコ「漬物に近い感じ」

このサイレージをどうしているのかな?

森崎「ここはどんな施設なんですか?」

中本さん
「人間でいうと給食センターのようなもの。
 サイレージや色々なエサを混ぜて
 各農家さんに配送するサービスを行ってます」
 
そうなんです。こちらの
開陽D・A・I(ディーエーアイ)
牛の給食センター。
このような施設をTMRセンターと呼んでいて
全道的に増えてきている施設なんです。
(TMRとはTotal Mixed Rationsで
 完全混合飼料という意味です)

牛のエサ作りは豪快!
色々なものをミキサー車
混ぜ合わせて作っていくんです。

今、入れているこの正体は…?

エサのもとを見に行くと…

ミズキ「味噌だ味噌!」

森崎「これ何の匂い?」

中本さん
「これはしょう油カスというエサです」

中本さん
「しょう油からできた副産物で
 塩分とか大豆が原料ですので
 タンパク質が豊富に入っています」

森崎
「普段は捨てるものなんですか?」

中本さん「そうなんです」

森崎
「それを牛のエサに転用している!
 素晴らしいエコな取り組みですよね」


2013年08月31日(土) |  牛さんに合わせて豪快にブレンド!

しょう油カスを入れたミキサー車は
他のエサを加えるため移動!

着いたのは…タンクエリア。

1つ1つのタンクに別々のエサが入っていて
決められた量を加えるんです。

どんなものを入れているのか?
ご用意いただきましたが…

森崎「これは?」 レン「木の枝」

森崎「こっちは?」 
レン「カレー粉に見える…」

森崎「っこちは?」
ミズキ「カツオ節?」

森崎
「みんないろいろ言うなあ~
 えっとね~
 みんなほとんど間違ってる! 」

中本さん
「それは“ふすま”と言って
 小麦粉を作る際にできた副産物です」

ふすまの他、砂糖を絞ったあとのビート、
コーンなどの穀物主体のものを
混ぜていきます。

森崎
「我々でいうご飯が牧草。
 いろんなおかずみたいなもので
 飼料を食べている!
 その飼料というものは
 ほとんどが何かの副産物。
 人間が食べるものではないけど
 牛さんが食べてくれる!」

牛の好物!コーンなどを加えた
ミキサー車はサイレージエリアへ…

こちらでは2種類のサイレージを
入れていきます。

「すごい~」
「たっぷりサイレージが入った!」

森崎
「右側にある重りのメーターを見て
 どれだけ入れたのかを把握している!」

さてエサが入ったミキサー車。
名前の通りタンクの中で
エサが混合されます。

森崎「すごい回りだした!」
藤尾「サイレージとキレイに混ざりだした」

こちらでは搾乳牛用、育成牛用など
牛の年齢などによってレシピが異なります。
サイレージやコーンなど
決められた分量を測って混ぜ合わたら、
エサの完成!

森崎
「大規模だからどんぶり勘定に
 なりそうなんだけど、そうじゃない!
 しっかり割合から量から管理されて
 スゴイなと思いました」

佐々木「だんだん匂いも慣れてきた?」

カナコ「うん!」

開陽D・A・Iでは毎日
朝と夕方、1300頭分のエサを作り、
牛が食べる時間に合わせて
出来たてをデリバリー!
中標津町にはTMRセンターが5か所あり、
牛の食事を支えています。

じゃーん、もんすけです。
コーンなど牛のエサに必要な穀物類。
実は輸入に頼っているのが実情。

近年、その穀物類の値段が高くなってきて、
酪農家さんの経営も厳しくなっています。

JA中標津は牧草の安定供給を目指した
牧草地の草地更新を行ったり、
牛のエサの自給率を上げる
努力をしているんだって~


2013年08月31日(土) |  優しい牛にあぐりっこ大興奮♪

早速できたてのエサが運ばれてきた
中本さんの牧場にやってきました。

美味しそうにエサを
モリモリ食べていました!

牛に触るのは初めての
あぐりっこもいますが…

なんとみんなの手から
エサをとって食べてくれました!

「すご~い!」「かわいい~」

牛さんも安心して食べているようです。

中本さん
「夏場の牧草時期になると(牧草の)収穫作業で
 なかなか牛を見るの目が
 行き届かなくなる欠点があったんですが
 (TMRセンターを利用することで)
 牛の健康チェックができる余裕ができて
 良い効果がありますよ」

佐々木
「それにしても美味しそうに食べてますね」

森崎
「そりゃそうだよ~♪」

間近で見る牛に大興奮のあぐりっこ。
牛の前から離れられません!

レン
「可愛いカワイイ!いい子だね」

カナコ「温かい!」
レン「耳が動く」
ヒイナ「これはツノだなあ~」
さて中標津で酪農を学んだ
1日目が終了しました…

2泊3日で酪農の町、
中標津町に来ているあぐりっこ。

今日は安全安心な牛乳の素になる
牛のエサについて学びました。

明日はひろ~い牧草地を体感する
ハードな撮影が待ってるぞ…

あしたも頑張れ~!

ここでJA中標津さんから
イベントのお知らせ!

9月8日(日)に
≪第26回じゃがいも伯爵祭り≫と
≪ふれあい広場≫が開催されます。

伯爵イモの収穫体験を始め乗馬体験、
ステージイベントでは牛乳の早飲み大会など
大人から子供まで楽しめる催しものが
たくさんありますので
みなさんどうぞお越しください!

日時:9月8日(日)10時~15時
場所:道立ゆめの森公園
   (翼とふれあいのゾーン)
住所:中標津町北中2-5


2013年08月24日(土) |  ♯256 お米作りを学ぶ③ 収穫日を予測しよう編

佐々木
「お米作り企画第3弾ということで
 またまた美唄市にやってきました!」

早速いつものメンバーをご紹介。
お米シリーズと言えば、この4人!
美唄から参加の後藤海斗(カイト)君と
スポーツ少年の6年生・山口航生(コウキ)君
地元美唄から参加の桑折侑寿(ユズ)ちゃん
農作業に興味津々・杉上水涼(ミスズ)ちゃん
以上の4名です。

森崎「何をするんだ今日は?」

カイト「“なんか”の体験!」

森崎「“何か”の体験!するどい!」

6月に田植えを終えたあぐり一行にとって、
今後待ち構えている、
ビックイベントと言えば…

河野
「9月ぐらいですか…?これじゃないですか!
 9月5・6・7日に札幌で行われる
 ≪DAIオクラホマSHOW 2013≫
 僕らのお笑いライブのことですか?」

森崎「あの全然売れてないやつ?」

河野「そこそこですよ!」

佐々木「違います!」

※DAIオクラホマSHOW2013に関しては
オフィスキューまで(011-219-0939)

ユズ「稲刈り?」

佐々木
「それは大事な大事なイベントですね!」

森崎「大正解だよね」

佐々木
「しかし今は稲刈りの日ではないですね…」

森崎「まだ早~い!」

佐々木
「では今日は何をするか?と言うと
 『稲刈りの日』を予想
 しちゃいます!」

ということで今回もお世話になるのは
美唄市中村地区の伊藤範明さんです。

あぐり一行「伊藤さ~ん!」

伊藤さん「お久しぶり!」

河野
「伊藤さん田んぼから生えた!
 みたいになってますよ」

約2カ月ぶりに水田を訪ねたあぐり一行。
自分たちで田植えをした場所は
どうなっているかな?

伊藤さん
「わかるかな?自分で植えた所?」

森崎
ポッカリと空いてる所
 河野君がおぼれたところかな?」

伊藤さん
「本当は誰かが植えてくれるはずだった…」

河野
「こんなわかりやすく結果が出てしまうんだ」

ミスズ
「こんな小さかったのに
 大きくなっていてスゴイ!
田植えの時は15センチ
だった苗ですがおよそ2カ月経つと
こ~んなに成長していました。

ではどのぐらい大きくなったかな?

伊藤さん「根本に定規を当てて!」

森崎「カイト何センチある?」

カイト「80センチくらい!」

森崎「おお~成長したねえ!」




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