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2012年10月20日(土) |  落花生の収穫!楽しくて止められない♪

森崎
「どうやってこの作物は育つんですか?」

横山さん
「花が咲いて…」

森崎「クキの芽のところに咲くんですよね」

横山さん
「この花が散ると子房柄(しぼうへい)
 というのが
 どんどん下に下がっていって
 土の中にもぐるんです。
 それがになっていくんです」
 
森崎
「不思議だよね~」

じゃ~ん、もんすけです!
土の中で実が育つ作物「落花生」。
その生育方法を改めて説明します。
種をまいて成長した落花生は、
やがて花を咲かせます。
そして花の付け根にある
「子房柄」という部分が
土の中3~5センチぐらいまで潜ったあと、
その先にサヤが出来て、中に実が育つんだ。

ちなみに1つの株に実るサヤの数は
100個以上にもなるんだって~

落花生は、土に潜るその力強さと、
このような仕組みを踏まえて
名付けられた作物なんだよ!

さっそく落花生の収穫体験!

ユウタ
「ちょっと重いけど抜いたら
 いっぱい付いていて、ちょっとズッシリ!」

森崎「いっぱいついてて嬉しいよね」

ハルキ「スゴイ!!」

ズルッと抜ける、爽快感!
みんな喜びいっぱいです。
横山さんが栽培する落花生の作付け面積は、
およそ4アール。
72万ヘクタールを越える米どころ岩見沢では
生産量もごくわずか。
しかし落花生とお米作りには
大きな関わりがあるんです。
横山さん
「道内でも岩見沢市は米の有数な産地ですが
 近年、水稲(すいとう)の
 直播(ちょくはん)栽培というのが
 すごく普及してきたんです。
 種もみを水田に直接まく。
 結果、苗を育てるハウスや畑が 
 空いてきたわけなんですよ。
 その空いてる場所に落花生を作ってみた」
米どころ岩見沢市の
新たな農作物「落花生」。
水田の直播栽培の普及で
使わなくなった育苗ハウスに、
「何か作物が栽培できないか」と
考えて始められたのが、
落花生だったんです。
2年前から始まったこの取り組みも、
今年4月には“JAいわみざわ落花生研究会”や
“いわみざわ落花生振興会”も発足して
本格的に市場への出荷を開始。
現在はまだ18戸の農家、
わずか50アールでの試験栽培が中心ですが、
ここ北村豊正地区は「豊正FAM協議会」という
独自の組織を作り、落花生の積極的な栽培に
取り組んでいるんだぁ~

豊正FAM協議会 会長
北 良一さん
「《Future Agriculture Make》…
 《未来農業を作っていく》ためにも
 地域の活性化の1つとして協議会を作りました。
 ハウスものと露地ものと、
 今はまだ走りの第一歩として、みんな一生懸命
 地域の産物として位置づけないなと思って
 やっております!」

近い将来、岩見沢が落花生の名産地として
有名になる日も近いかもしれないね~


2012年10月20日(土) |  1つ1つ美味しさを手で確認!?

ここからは落花生の収穫した後の作業を
教えてもらいましょう。

まず目の前にある落花生ですが
これはどういう状態のものでしょう?

横山さん
「水で洗ったあとの落花生です」

佐々木
「クキの部分がいっぱい
 付いていましたけど
 そこから外して…
 それは手作業ですか?」

横山さん「そうです!」

佐々木「手間がかかりますね」

水洗いした落花生を
網の上で乾かしていきます。

横山さん
「1日ぐらい陰干しをするんです」

続いては陰干しを終えた落花生の選別作業。
ところが、この選別方法にも、
落花生ならではの特徴がありました。

横山さん
未熟な落花生は頭のほうを触ると
 “やわらかい”んです

あぐりっこも実際に触って確認。
確かにベコベコしたりしてます。

横山さん
「完全にいい物というのは
 真っ白くなって
 スジがハッキリ出ていますよね!」

森崎
「じゃあ~1個1個触って確かめるんですか?」

横山さん「そうです!」

森崎「えっ全部??」

横山さん
「ハイ!いい物を選別しようと思えば
 触っていかないと
 判らない部分があるんです」

森崎「手間がかかる~」

横山さん
「やっているうちに目がチラチラして
 判らなくなってくるんですよ~」

ではお次は別なお部屋に移動します…

佐々木「ココでは何をしますか?」

横山さん「落花生をゆでます」

森崎「ゆでる??」

横山さん
「みなさんのイメージからいくと…
 炒っている落花生をイメージしていると
 思うんですけど、
 塩ゆでの落花生を作っております」

森崎
「ゆでた落花生って食べたことある?」

あぐりっこ「ない!!」

森崎
「塩ゆでしているところ、初めてみました!」


2012年10月20日(土) |  落花生お料理をいただきま~す!

アクを取り除きながら、
およそ1時間、落花生を塩茹でしたら、
水気を落として十分冷まします。

そして一つ一つ手作業で袋に詰めたあと、
真空保存をして出荷。
収穫から加工まで全てに
手間ひまをかけた落花生なんです。

■塩ゆで落花生のご購入は-
JAいわみざわ Aコープ であえ~る店
住所)岩見沢市4条西3-1 
※数に限りがございます!ご購入はお早めに!

 

横山さん
「みなさん、食べてみてください」

森崎「もう食べられる状態ですか?」

横山さん「食べられます」

森崎
「剥いたら…
 なにコレ!カワイイんですけど!
 スイーツみたい!

さてお味は?
あぐりっこ「うまい!」「美味しい!」
サラ
「ちゃんとした落花生の味がする!」

藤尾
「シットリした感じも新鮮なシャキシャキ感も
 若干残っていますよね。何より甘い!」

森崎
「今まで食べた落花生の中で
 一番おいしいかもしれない!」

柔らかくて美味しい「塩ゆで落花生」。
でも美味しいだけじゃなく、
栄養価もすごいんだって~

荒川義人教授
「落花生はタンパク質(体を作る材料)や
 脂質(エネルギーや細胞膜などの材料になる)
 という成分が多くて、
 とくにビタミンE(抗酸化作用がある)が
 豊富です。ビタミンEは他のの野菜では
 取りにくくて、それがたくさん入っていて
 優れています。また特に注目したいのが
 食物繊維です。便秘などで悩みがちの女性には
 簡単に食物繊維がとれて、
 お通じ改善につながる…という作物ですね」
 
栄養たっぷりの落花生!
僕ももっと沢山食べよっと~

生産者直伝「塩茹で落花生」の絶品料理を
いただきましょう!
教えてくれるのは小西泰子さん。

落花生ごはんやサラダをいただきましたよ。

※詳しい内容はレシピコーナーをご覧ください。

 

さてお味は?

サラ「とっても美味しい!」

アリサ
「美味しい!豆って苦手だったんですけど、
 お母さんが作っても食べていなかったんだけど
 なんか美味しく食べられたから
 家でも挑戦してみようと思いました!」

 

横山さん
「今日みてもらったように
 手がかかる部分がありますので
 なかなか届けられない部分もありますが…
 知名度的に低いのかなと思いますので
 北海道内全域に塩ゆで落花生
 おいしいなって思ってもらえればいいな…
 と思っています」

こんにちは、週刊あぐりニュースです。
じゃがいもの消費拡大を狙った
ユニークなホームページが開設されました。

道内でジャガイモを生産している
77のJAで組織する馬鈴しょ取扱対策会議、
ホクレンなどが設立したホームページ、
その名は「じゃがい問題研究所」。

現在、日本が抱える多くの社会問題は
‘じゃがいも’によって
解決する事ができるのではないか。
という大胆な仮説のもとに、
様々な切り口からジャガイモの持つ力を
発信しています。
初代所長には、ジャーナリストの
鳥越俊太郎さんが就任しPR活動を展開!

大人も子供も楽しめる内容になっています。
是非、御覧ください!

HPアドレス じゃがい問題研究所  

http://www.jagaimondai.jp/

続いては秋を大満喫! 
農業祭のお知らせです。

明日サンドーム北見で行われる
《オホーツク農業祭2012》。
オホーツク産農産物を
どこよりも安く販売します。
さらにバター作り体験や
南瓜ランタン作成体験をはじめ、
小中学生を対象とした食育コーナーでは
スタンプラリーを実施!
達成者には様々なプレゼントを用意しています。
毎年恒例のオホーツク産農産物が当たる
大抽選会も開催します。
さらに地元の肉や野菜を使った
カレーライスや豚汁など
美味しい食事も販売していますので、
お腹を空かせてご来場ください。

入場料は無料です!
是非、ご家族みんなでご参加ください!
以上、週刊あぐりニュースでした!

《オホーツク農業祭2012》
日時:10/21(日)10:00~14:00
場所:サンドーム北見 北見市三輪5丁目1-10
問い合わせ:JA北海道中央会北見支所
TEL:0157-23-6151
入場料:無料


2012年10月13日(土) |  ♯213 ふっくりんこ 待望の収穫編

タクヤ(小5・札幌)「道南が育てた」
ハヤト(小5・札幌)「人気品種ふっくりんこ」
ルリ(小5・函館)「秋の収穫までを…」
アユ(小4・函館)「みんなでリポートします」

函館周辺など主に道南で栽培されている
北海道米「ふっくりんこ」を
あぐりっこ隊が春の種蒔きから学んできました。

4月は“水田栽培発祥の地”といわれる
北斗市で苗を育てる「育苗」を学びました。

まずはお米の種(もみ)を蒔いて
苗作りをお手伝い。
手作業は大変でしたが、
機械を使うとあっという間!
苗は知っていたけど
春先にこうしてハウスの中で
準備をしているのを初めて知りました。

そして「ふっくりんこ」の種を作る農家さんが
安全安心な種を作るための
温湯種子消毒もお勉強しましたよ。
(放送日:H24.4.21)

5月から厚沢部町の山田さんの畑で
いろいろ教わりました。
最初にお手伝いしたのが「苗積み」

ハウスの中でと青々育った苗。
地面に張り付いた苗の根っこをビリッとはがし
手に持ってみると…「重い!」
泥だらけになって一生懸命
トラックに運んでいきました。

そうしてやっとの想いで体験した「田植え」。

「気持ち悪い~」「歩けない~」
と言っていたあぐりっこも
最後には「まだやりた~い!」

疲れてヘトヘトですが
やりきった達成感でいっぱい!
お米作りがどんなに大変かを学びました。
(放送日:H24.6.16)

それから稲もスクスク育った
2ヶ月後の8月。

水田の水管理や稲の病害虫チェックなど
夏の農作業を体験。
さらには稲の花も学びました。
(放送日:H24.8.18)

そしていよいよ、
今回が最後のリポートです!

森崎
「今日は
 稲刈りだ~~!

今回のあぐり王国は、
厚沢部町で豊かに実った
「ふっくりんこ」の収穫体験です。

佐々木「色づいてますね~」
森崎「秋の北海道の空に黄金色の稲穂

前回、水田の水管理で厚沢部町を訪れてから
およそ1ヶ月。
あぐりっこが植えた稲を確認するため、
まずはアノ方のところへ…

あぐり一同「やまださ~ん!」

函館育ちふっくりんこ蔵部 副部会長
山田智稔さん
「お~しばらく!!」

田植えから水田の水管理まで
お世話になった山田さん。
あぐりっこが植えた「ふっくりんこ」を、
これまで大切に育ててくれました。
早速、山田さんと一緒に稲を拝見!

森崎
「良い色づきだ!
 頭(こうべ)を垂(た)れておりますよ

よ~く稲穂を観察してみましょう。

森崎
「中がパンパンじゃないですか!
 山田さん、これってもう収穫適期?」

山田さん「そうです!」

あぐりっこも稲穂を触ってみると
「わ~パンパン」「固くなってる」

森崎
「この中にお米が入っているのが、わかるね!」

森崎
「今年の夏は暑い日が続きました。
 今年のふっくりんこはどうでしょうか?」

山田さん
最高の出来で…
 きっと美味しいと思いますよ!」

森崎「やったね~」


2012年10月13日(土) |  稲刈り体験スタート!

あぐりっこが植えた稲の順調な生育を
確認したところで、
いよいよ待望の稲刈りに挑戦!
まずは稲刈りの基礎を教えてもらいます。

山田さん
「まず茎をひとつかみにします。
 下から5~6cmのところにカマを当てて
 引く感じで刈ります。そうすると自然に
 カマが食い込んでいきます」

さあハヤトがチャレンジ!
山田さんがやっていたのとは違って
サクッと簡単には刈れません。

ハヤト「アレ??」
カマが途中で引っかかってしまいます。

森崎
「ムリにやると足、ケガするぞ。
 ハヤト、カマはよく出来てるんだ。
 横にスーッと引くと刈れる様になってるぞ」
 
さあリーダーも手取り足取りあぐりっこに
指導していきます。

佐々木「ゆっくりでいいから!」

藤尾「タクヤ初めての稲刈りどうだ?」

タクヤ
「意外と切るのか固くて難しい

初めての稲刈りで苦戦していたあぐりっこも、
次第にコツをつかんできた様子。

ここで「ミスターコンバイン」
異名を持つ我らがリーダーの稲刈りを披露!

森崎「いくよ~ほい~」

なんとカマを引くと一気に5~6束
刈ることが出来てます!

森崎
「みんなね、カマの角度を間違えなければ
 これだけ刈れるんだよ」

さすがミスターコンバイン!
と思っていましたが…

山田さん
「速いですよね!でも…
 雑ですよね!
 速きゃ良い!ってもんじゃない」
4月の種まきから5月の田植え、
8月には病害虫チェックなど
稲の管理作業を学んだ今回の稲刈り。
収穫までの農作業を肌で感じて来た
あぐりっこ隊にとって、
改めてお米の有り難みを知る
貴重な体験となりました。

森崎
「みんなすごいね~良い汗!
 どうだったかな」

アユ
「最初は慣れない作業で
 ちょっと怖かったけど
 やっているうちに、
 だんだん楽しくなって
 田植えの溶きみたく
 もっとやりたかったです!」

森崎
「田植えのときもそうだったよね。
 今日もそうか!楽しかったか」

森崎「タクヤどうだった?」

タクヤ「早くご飯食べたいです

森崎
「ハハハ~今日はごはん美味いよ!」

じゃ~ん、もんすけです!
収穫した稲に実ったお米一粒一粒のことを
“籾(もみ)”と言って、
1本の稲穂からおよそ50粒がとれるんです。

ちなみに刈り取った稲を乾燥させてから
籾を取り出すことを“脱穀(だっこく)”。

そして籾の外側を覆っている
殻(から)を取り除くことを
“籾摺り(もみすり)”と言います。

今回は脱穀から白いお米にする
精米までを体験してみました!


2012年10月13日(土) |  食べるまでに色んな工程があるんだ!

まずは昔ながら脱穀作業の体験!

山田さん
「この機械は“千歯(せんば)こき”と言って
 稲をはさめて引っ張ると
 籾(もみ)だけがポロポロポロと外れます」

 

山田さん
「足で千歯こきを押えて稲を引っ掛けると…」

あぐりっこ
「うわ~落ちてる!」

森崎
「ポロポロ…と籾(もみ)が落ちていますね」

あぐりっこも体験!そしてリーダーも…
すると
気持ちいい~!!ワッハッハッハ」

稲穂から籾を取り出しました。

佐々木
「やっとお米の形に近づいてきましたね。
 でも…これだけじゃないですよね」

山田さん「あと2工程あります」

山田さん
「まずは“もみすり”です。
 これはもみすり機の小さいサイズのもの。
 ここに“もみ”を入れると
 “玄米”が出来てきます」

“もみ”をもみすり機に入れていきます。

山田さん「スイッチ・オン!」

グオ~~~ン

機械の反対側からもみ殻が放出されています。

森崎「よし!どうなったかな?」

あぐりっこ「茶色いのが取れてる」

佐々木「もみが取れてますよね」

森崎「コレを何って言うのかな?」

あぐりっこ「玄米!」

玄米にしたお米は“ふるい”にかけて、
不純物や籾殻を取り除きます。

そして精米機で玄米の外側を磨いたら
待ちに待った白いお米となるんです!

では最後の工程“精米”です。

森崎
「スイッチオン!うわ~出てきた~」

森崎「白いぞ~真っ白!」

佐々木「これがふっくりんこです!」

森崎「きれいだねえ~」

春の種まきから始まって…
やっとやっとお米になりました!


2012年10月13日(土) |  新米の研ぎ方は…

ここで藤尾君が質問。
「お米にも鮮度の大切さみたいのは
 あるんでしょうか?」

山田さん
「ありますよ。白米にしてらか
 2週間ぐらいで劣化が始まります。
 できるだけ1週間分などのかちで
 買っていただければと思います」

森崎
「こまめに食べる分だけ買う!というのが
 本当はおいしく食べられる方法なんですね」

もんすけです!
道南の高品質ブランド米「ふっくりんこ」。
各農家で収穫されたお米のその後を
追いかけてみました。

函館育ちライスターミナルへ運ばれた"もみ"には
品質を保つ為に各農家で品種の確認や
栽培履歴が付けられ、
大型の乾燥機でその生産者毎に乾燥されます。

そして更なる品質管理のため
乾燥した"もみ"は
低温に保たれた巨大なサイロで貯蔵して、
刈りたての鮮度を保ちます。

さらに工場内で「玄米の状態」で
水分量やタンパク量などの検査を行います。

その後“胚芽”や“ぬか”の部分を取り除いたら
真っ白いお米の出来上がり!

安全安心なお米「ふっくりんこ」は、
鮮度と美味しさを保ちながら
徹底した品質管理によって
生産されているお米なんだね!

佐々木
「それでは美味しい新米
 ふっくりんこをいただきましょう!」

あぐり一行「やった~」

今回は厚沢部町と同じく
「ふっくりんこ」の生産を行っている
JA新はこだて上磯支店女性部の方に
新米ならではの研ぎ方を学びます。
炊くお米の量は6合です。

山田房子さん
「上から下と言う感じで優しく研ぎます」

数回研いで水を捨てます。

また水を入れて優しく研ぎます。

これを2回ほどやったところで…

山田房子さん
「じゃあ炊きます!」

森崎
もう炊くの?研ぎ終わったの? 
 4~5回かき混ぜるのを
 3度やっただけですよ!」

山田房子さん
「刈りたてで本当においしい状態ですので
 十分だと思います」

森崎
「そうなんですね~
 米とぎというより米なでですね」

研いだお米に水を6合加えたら
いよいよ炊飯。せっかくの新米なので、
今回は炭火で美味しく炊いちゃいます!

2012年10月13日(土) |  美味しい!そして…感謝でいっぱい!

もんすけです。新米の季節到来!
およそ900人の「ふっくりんこ」生産者と
JAが組織する「ふっくりんこ蔵部」。
その部会長、木元さんに
今年の収穫状況を伺ってみました。

木本勉さん
「春先は雪が多くて心配していて
 春の作業が2~3日遅れたんですけど
 8~9月の好天に助けられて・・・
 いつもより一段と
 ツヤがあって甘みがあって、
 食べて“あ~うまい”って思うと思います。
 今までふっくりんこを食べてくれたお客様に
 さらに“今年はうまい”って言わせたいし
 今まで食べていなかったお客様にも
 “お客様になってもらいたい”と思ってます」

例年にはない甘みと粘りの強い
高品質なブランド米「ふっくりんこ」。
みんなも食べてみてね~

森崎
「お米が炊き上がったぞ~!
 光っているよ~!」

森崎
「香りがヤバイ!香りが~」

待ちに待った新米!
早速、頂いちゃいましょう。

一同「いただきま~す」

山田さん
「おいしいですよね!
 新米は光り方が違いますよね。
 香りも全然違いますよね」

あぐりっこはどうでしょうか?

ルリ
「すんごいネバネバしていてフワフワしてて
 すんごい美味しいです!」

タクヤ
「ツヤツヤしているし、おモチみたいに
 粘り気もあってスゴイ美味しい!」

炊きたての新米「ふっくりんこ」を
味わったところで、もう1品。
女性部の手作りみそを付けて
香ばしく焼いた焼きおにぎりです。

あぐりっこ「美味しい!」

佐々木「なかはふっくら、外はパリパリ!」

森崎
「うめえ~!こんな焼きおにぎり
 食べたことない!」

作業を終えて…
黄金色の稲穂を真っ赤な夕日が
照らし始めました…

この半年ふっくりんこを勉強してきた
あぐりっこ。感想を聞いてみましょう。

アユ
「この勉強をしてから、お米をひと粒も
 残さないで食べるようになりました。
 すごく美味しいお米でした」

タクヤ
「勉強してみて水管理とかしないと
 稲刈りもできないし
 田植えもできないことがわかったので
 山田さんだけじゃなくて
 色んなお米を作っている生産者さんに
 感謝します。ありがとうございます」

ルリ
「お米を育てるのに
 すごい苦労していることがわかって
 山田さんに感謝しています」

ハヤト
「本当に苦労が詰まったお米!
 本当にお米の大切さがわかったので
 これからも残さずに食べたり
 ちゃんとしていきたいと思っているので
 山田さんに感謝しています」

山田さん
「……(目を真っ赤にして大きくうなずく)」

森崎
アニキ!
 みんな食べることの意味を
 見つけてくれたかと思います!
 謝の想いが刺さっているよ!」

山田さん…何もいえません!

森崎
「すごい経験を今年1年させてもらいました。
 最後にもう1度、お礼を言いましょう
 山田さん本当にありがとうございました」

あぐりっこ「ありがとうございました」

最後のお別れのとき…

少し曇りかけていた空に
なんと…

この一年間たくさんのことを教えてくれた
生産者のみなさん。

みなさんの想いと努力があってこそ
お米が食べられること…
体で胃袋で心で学ぶことが出来ました。

貴重な体験をしたあぐりっこたちは
そうした想いをみんなにつなぐ
虹のような架け橋になるかもしれませんね…
みなさん ありがとうございました。


2012年10月13日(土) |  週刊あぐりニュース
こんにちは週刊あぐりニュースの時間です。
先日サッポロファクトリーで
道産野菜を応援しよう!
というイベントが行われ、
リーダーと私が取材してきました。

道産野菜つけものフェスタinサッポロファクトリーが
先月29日に行われました。
これは「白菜の浅漬け」を原因とする
食中毒事件の影響で、漬物の売り上げや、
道産野菜の卸売価格が急落したことを受けて
その信頼回復を狙ったイベントです。

主催者でもある道の食の安全推進局長である
土屋さんにお話を伺いました。

北海道農政部 食の安全推進局長 
土屋俊亮さん
「この事件があかるみになったのは
 8月のお盆前なんですけど、
 それまでの白菜の価格、
 札幌市中央卸売市場の価格から
 事件があかるみになったら
 半値になってしまったんです。
 一部の産地でも出荷したほうが
 損になるということで、
 トラクターで潰してしまって
 畑の肥料にしてしまったところもありました」 
「一般的な漬物や野菜には
 心配はないということが判ったので
 今回はこういう催しを実施しました」

佐々木
「今後どういう取り組みを
 していこうと思っていますか?」

土屋さん
「漬物会社のみなさんが組合を作りながら
 安全な物を作っていこうということを
 研修会を通してやっていく…ということで
 支援をしていきたいと思っています。
 それから安全な作り方、
 流通をしていくための確認というのを
 農家の方にわかりやすい資料を作りながら
 さらに進めていきたいと思います」

佐々木
「会場ではあぐり王国でもおなじみ
 荒川先生による講演も行われました」
天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
「しっかりと洗ったり切ったり、
 熱をかけたりしているでしょうか?
 調理というのは
 その食べ物を安全にすること!
 ここの所がポイントになります」

佐々木
「荒川先生の講演が一段落したところで、
 特別にステージに上げて頂きました。
 壇上ではリーダーが白菜を取材した時の
 エピソードをトーク」

森崎
「(以前取材したときのあぐりっこが…)
 需要が落ち込んでしまったから
 白菜を収穫せず全部畑にすきこむのを見たら
 どんなに残念に思うのかな…
 地元の野菜をもっと食べて『買い支え』…
 農家の方に守られてきたのだから
 今度は購入して農家の方を支えてあげたい」 

佐々木
「北海道でも有数の白菜の生産地で、
 あぐり王国でも取材をした岩見沢市。
 今時期は出荷の最盛期を迎えています」

JAいわみざわ 白菜部会 部会長
木川 久光さん
「私たちが丹精込めて作った白菜。
 大変立派にできました!
 これからだんだん寒くなってきますけれども、
 鍋もの・そして漬物と、皆さんにたくさん
 食べていただきたいと思います。
 安心安全な白菜、どうか全道の皆さん、
 たくさん食べてください!」

佐々木
「正しい知識を持って、
 道産野菜をもっと美味しく
 たくさん食べよう!と再認識しました。
 以上、週刊あぐりニュースでした」


2012年10月06日(土) |  ♯212 JAようていの馬鈴薯品種別リレー 編
今回やってきたのは、
羊蹄山のふもと、京極町。
あぐりっこは、畑でお絵かき中。
一体何を書いているのかな?
ユウタロウ君(小4)の絵は
ジャガイモがフライドポテトになる様子。
ユメちゃん(小6)はメークインと
男爵の運動会!
リョウ君(小4)もルルちゃん(小6)も
じゃがいも達が徒競走していますよ…

これらの画、
実は今回のテーマを聞いて
あぐりっこが
イメージを膨らませて書いたもの。

そのテーマとは~
あぐりっこ「ジャガイモリレー!」

この「じゃがいもリレー」って
一体何のことなんでしょうか?

さっそくヒントを探しにジャガイモ畑へ-

ユウタロウ
「これ全部ジャガイモ畑?
 あそこまで、ず~~っと??

森崎「そうだよ~全部だよ。広いだろ」

広大なジャガイモに感動!
しかし、ちょっと進んでみると、
見慣れないものを発見!

ユウタロウ「これ何ですか?」

リュウ「ウメ?」

ユウタロウ「イモにも見えるけど…」

ユメ「トマト??」

ウメのような丸いものが畑に
たくさん落ちています。

リーダーがその1つを割ってみると-
あぐりっこ「トマトだよ」 「ブドウだ!」

森崎「確かにブドウみたいにも見えるね」

森崎「味を確かめてみるかな…」

と一口…!

森崎
「甘酸っぱ苦い…」と渋い顔!

※ベリーは食べる物ではありません!

畑のいたるところに落ちているナゾの実。
この実は一体なんなのだ!?
本当にここはジャガイモ畑なの?
ジャガイモ生産者の粥川一也さんに
お話を聞いてみよう。



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