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2020年03月21日(土) | ♯562 2019年度の総決算 クッキング祭り【前編】
2020年03月21日(土) | 森アナの印象に残ったロケは?
2020年03月21日(土) | クッキング祭りだあ~!!
2020年03月21日(土) | 北海道の農畜産物を料理しよう!
2020年03月21日(土) | 森アナの穴??
2020年03月21日(土) | 感謝を込めて…いただきます!
2020年03月14日(土) | ♯561 芽室町・冷凍食品編
2020年03月14日(土) | 冷凍野菜と北海道の深い関係♪♪
2020年03月14日(土) | 冷凍工場にやってきた!
2020年03月14日(土) | 素の美味しさを閉じ込める!
2020年03月14日(土) | フライドポテトが踊ってる!?

[+10] >>

2012年06月30日(土) |  注目の東京スカイツリーに人気の○○が…

いよいよ東京スカイツリーとご対面です…

森崎
我々後ろを振り返っておりません!
 さあ、いいかな?いきますよ!
 じゃあ後ろを振り返ってください。
 3~2~1!どうぞ~! 」

一斉に
「うわ~」「きゃー」

マオ「でっかい!」
アイカ「すご~い」

藤尾「よく建てましたね…」

佐々木
「空に繋がってるみたいだね」

森崎「来て良かったな!」

あぐりっこ「うん!良かった」

森崎
「今、世界中の人が注目しているタワーよ」

とココでマオに異変が…
目をしきりに押えています。

森崎「マオ、どうしたの?」

マオ「目が痛い!」

藤尾「まぶしいよな!ずっと空、見てたら」

マオ「ホントすごい!」

東京都墨田区にそびえる東京スカイツリー。
高さ634メートル、
電波塔の高さでは世界ナンバーワン。
周辺エリアは東京スカイツリータウンと呼ばれ、
観光・商業施設などが充実。
今東京で、もっとも注目されているスポットです。

森崎
「今や毎日15万人が訪れている場所ですから
 飲食店もいっぱいあるでしょう。
 そこも注目されているでしょう!」

佐々木
「そうなんです。
 我らが北海道の生乳を使った商品も
 コチラで売られているんです

藤尾
「すごい人気があるみたいですね」

森崎
「そうでしょ日本代表が集う店になるでしょ~」

藤尾
「世界中に日本の魅力を届けるこの場所で
 北海道の乳製品が人気があるって
 嬉しいよね?

あぐりっこ「ハイ!嬉しいです!」

牧場で搾られたままの牛の乳のことを
“生乳”といいます。
生乳は牛乳やヨーグルト・チーズなど
すべての乳製品の原料になります。

佐々木
「コチラをご覧ください。
 生乳生産量の割合なんですが…
 北海道52%!

森崎「圧倒的ですね」

アイカ「北海道すごいな!」

森崎
「そうなんだよ!
 僕達は誇りに思っているんだよ
 そのことを!」

じゃーん。もんすけです!
全国の半分以上52%もの
生乳生産を誇る北海道。
そんな北海道産の生乳は、
様々な乳製品に形を変え
人々の口に入ります。
北海道の生乳生産量の90%が、
北海道内の乳業メーカーで加工され、
牛乳やヨーグルト・バターや
クリーム等の製品になり道内外へ…
そして残り10%は生乳のまま道外へ出荷され、
消費地で牛乳等に使用されます。
北海道の生乳は牛乳をはじめ、
いろいろな製品になって道内はもちろん、
日本全国の食卓に届けられるんだね。

佐々木
「そして今日参加しているアイカとマオは
 帯広の酪農家の子どもたちなんです!
 二人はいつも牛さんを見ているし
 お世話もしているし…そんな様子を
 私と藤尾さんで取材してきました!
 とっても賑やかで明るい家族でした~」

ではみんなで一緒に「VTRスタート!」


2012年06月30日(土) |  酪農家に育ったあぐりっこ。普段の生活は?

訪れたのは帯広市川西地区の加藤牧場。
加藤さんファミリーと
酪農家仲間の竹市さんファミリーに
集まっていただきました。

加藤さんファミリーは
父:聖墾(まさはる)さん、母:加代子さん
そして長女の舞桜(マオ)、長男:太陽(7歳)
次男:朱晴(スバル5歳)、次女:優芽(3歳)

竹市さんファミリーは
父:忠央(ただお)さん、母:美麗さん
そして長女の愛華(アイカ)、
長男:俊太(7歳)、次男:タイジ君

みなさん大家族です!

加藤聖墾さん
「搾っている頭数はおおよそ100頭です」

藤尾「具体的にどんなお仕事ですか?」

聖墾さん
「まずは朝・晩の搾乳です。
 そして乳を出すためにエサを食べるます。
 そのエサ作りをやります。
 キレイな乳を出してもらいたいので
 キレイなベットで寝てもらいたい…
 ということで牛舎の中をキレイに管理します」

佐々木「手伝いはどんなコトするの?」

マオ
「子牛にミルクをあげたりエサ寄せをしたり」

藤尾「酪農家のおうちに生まれてきてどう思う?」

マオ「楽しい!」

藤尾「牛さん好き?」

マオ「スキ!大好き」

佐々木「大変なことってあるの?」

マオ「(弟をチラっとみて)面倒みること!

藤尾
「じゃあココだけの話ね…
 “牛さん”と“弟妹たち”どっちが大変?

マオ「う~ん…弟たち!

藤尾「お姉ちゃんって大変だね」

藤尾
「アイカはどう?」

アイカ
「お父さんとお母さんは忙しくて
 あまり旅行とか行けないけど
 牛さんもカワイイし
 お仕事も楽しいから…良かったです!」

藤尾
「シッカリしてるわ~」

牧場で生まれ育ったマオとアイカ。
普段のお手伝いぶりを見せていもらうことに…

マオ
「牛の寝るベットをキレイにして
 寝ワラを入れたりしてベットを作る!」

するとみんな一斉に仕事を始めました。
黙々と何にも相談せず
慣れた手つきが作業が進みます。

藤尾
すごい…普段のあぐりっことは違うね
 札幌の町なかの子とは違う!
 ベテランのオーラが出てますよね」

聖墾さん
「いつも手伝ってくれてますね」

さてここで藤尾くんが
マオに弟子入りすることに!

マオ
「固まったワラをバラバラ~っとほぐす!」

寝ワラをベットに移動させる藤尾。

藤尾「これで良いですか?」

藤尾君、何かが違うようで…
すると丁寧にやり方を実践するマオ。

佐々木「なるほど!空気を含ませるんだ」

藤尾「姉さん、教え上手ですね」

ベットメイキングの後は子牛へのミルクやり。
マオ「朝と夜の2回やります」

藤尾「マオにとっては普通のことなんだもんね」

するとマオ
「やってみますか?」

キョロキョロする藤尾
えっえっいいの?
 ってかどっちが大人で子供か
 全然わからんのですけど!」

子牛にミルクやり体験をする藤尾君。
なぜかいつものあぐり王国とは異なり
あぐりっこではなく
大人が体験させてもらうという逆転現象が!

藤尾
「けっこう吸うチカラ強いですね!
 ボクなぜか途中からマオさんに…
 ってマオさんって言ってるけど
 完全に敬語ですね!
 
あぐりっこに頭があがらない藤尾君でした!


2012年06月30日(土) |  北海道のミルクを追跡するぞ~!

さてここでご両親の想いを聞いてみました。

加藤聖墾さん
「ボクも生まれた時から牛屋でした。
 なので抵抗なくこれが自分の仕事なのかなって。
 自分が飲んで美味しい牛乳が良いと思って
 大変ですけど早起きして
 丹精込めて牛の世話をしている…
 これからも一生懸命頑張っていったら
 いいかなって…子供に手伝ってもらいながら!」

竹市忠央さん
「健康であれば良質な牛乳も搾ってくれますし
 それが一番酪農の基本というか
 根っこだと思うので、そこに気をつかってます」
竹市美麗さん
「搾乳やらエサやりやらなんやら…
 すごい時間がかかって安全面も考えていて
 こんなに大変なものなんだ!
 来た当初は思いましたねえ」

アイカちゃん
「私も将来
 牛を育てたいなあ~と思ってます」

佐々木「ん~(感動中)」
藤尾「ですって!」

美麗さん
「お願いします!」

照れ笑いする竹市さんご夫妻。

ほんわかした空気が流れます!

加代子さん
「自分の子供たちも搾りたてを
 飲んだりするんで
 責任はすごくありますね。
 おいしくて安全な牛乳を搾らないと
 ダメだなって思うので…
 ちゃんとしたモノをってのはあります」

マオちゃん
「今のを聞いて…
 やっぱり牧場で働くのがいいかなって

藤尾「絶対向いてると思う!」

とここでポロッと…
加代子さん「大変やで…」

藤尾
「お母さん、本音でましたね!(笑)」

加藤牧場では搾乳は朝晩1日2回。
しぼった生乳はJA帯広かわにしを通じて
音更町にあるよつ葉の十勝主管工場へ
運ばれます。
ここに搬入された生乳は、
厳重な品質検査や温度管理のもと、
牛乳やバターなどの乳製品になり、
北海道ブランドとして全国各地へ旅立ちます。
こうしたことが1年365日
毎日休まずに行われているんだって!

藤尾
「それでは北海道で作られた生乳が
 消費者のみなさんに
 どう受け入れられているのか?
 北海道の酪農家の子供を代表して
 マオちゃんとアイカちゃん、
 一緒に東京に行ってもらいたいと思います。
 お二人、行きたいですか?」

マオ・アイカ「ハ~イ!」

藤尾「それでは変身だ~」

赤いツナギを着た二人が勢いよくジャンプ!
すると…

青いツナギ姿に変身!
そうあぐりっこのトレードマークの
青いツナギです。

藤尾「あぐりっこに変身完了!」
佐々木「カッコイイ!」
藤尾「じゃあ東京に行くぞ~!」

おおお~~


2012年06月30日(土) |  美味しい東京のパフェ!しかし原料は…?

あぐりっこ二人の経緯が
よ~く分かったところで再び東京!
訪れたのは東京スカイツリーのふもと、
商業施設“東京ソラマチ”。
十勝の生乳が原料のメニューが人気!
というお店を訪ねました。

佐々木
「今回は特別に開店前にお邪魔しましたよ」

よつ葉乳業直営の
カフェ「よつ葉ホワイトコージ」。
良質なミルクを使用した
濃厚なソフトクリームや
パフェなどを取り揃えていて、
原料はもちろん
北海道産にこだわっています。

佐々木「ショーウインドーも美味しそう!」

ということでオススメパフェをいただきました。
森崎「美味しそう!」

ご用意いただいたのは
「道産ゑびすかぼちゃとあずきのパフェ(420円)」
「東京ソラマチ限定よつ葉の白いパフェ(580円)」
 

ではみんなで「いただきま~す」

一口ほお張ると-
ミオ「おいしい!」
アイカ「う~~~ん!おいしい!」
こぼれ落ちそうなほどの笑顔・笑顔笑顔!

藤尾「ものすごい乙女なリアクションだなあ」
森崎「おじさんだって、似合うんだよ」

さておじさん二人!パフェをほお張って…

森崎「おいしい~~♪♪」

藤尾「もうたまんない~モリー」

向かい合って手をパチパチさせる二人…
(これがどうやら二人の乙女リアクションです)

森崎
「牛乳の濃厚な味が広がりますね」

藤尾「やっぱ東京スゲエなっ!」

森崎
「東京がスゴイんじゃないんだよ。
 北海道がすごいんだよ!」

藤尾「モリ~良いこと言う~♪」
森崎「もうフジコ~」
藤尾「まだまだ私だめっ!」
佐々木「もう止めてくださいよ~」

さて北海道の評判を聞いてみましょう。

ミルク&パフェよつ葉ホワイトコージ
乾(いぬい)奈津子店長
「北海道の味が東京でも食べられるので
 とても喜ばれています!」

実は乾店長も北海道ご出身です。

乾店長
「ここ東京で北海道の味を
 いろんな方に味わってもらえて嬉しいです」

佐々木
「みんなが今『美味しい』って食べている
 このパフェ。実はこの原料は…
 二人のうちの牛乳が使われているんだって!

マオええ~スゴイ!けど本当?

森崎
本当だよ!!
 十勝の酪農家の生乳が音更の工場に行きます。
 そこで《北海道よつ葉のソフトミックス》になる。
 これは生乳を加工してできたもので
 これが東京にやってきて
 今食べているソフトクリームになってる!
 二人の(地域の)家からとれた生乳なの

マオ、アイカと顔を見合わせて…
「すご~~い」

アイカ「スッゴイ!」

森崎
「それが今ここでみんな行列を成して
 美味しいって食べているんだよ」

マオ「嬉しい!」

佐々木「ビックリしちゃったかな?」

アイカ
すごい!と嬉しいしか言葉がでない…

自分たちの地域の生乳が
大都市東京で大人気だと知ったあぐりっこ。
大好きな牛さんが作り出すミルクは
はココ東京でも愛されていたんですね!
すごいな~北海道!


2012年06月30日(土) |  パルシステムで人気の商品とは?

つづいては北海道の生乳や乳製品が
どのように道外に運ばれ、
全国の人に食べられているのか、
その一例を藤尾くんと佐々木アナウンサーが
それぞれリポートします。

最初にレポートしたのは佐々木アナ。
日本の52%もの割合をしめる
北海道産の生乳。
これらの中には
北海道で牛乳パックに詰められて
製品となり道外へ出荷される物もあります。
そんな北海道の牛乳を首都圏などで
積極的に流通販売を行っているのが
「パルシステム生活協同組合連合会」。 
一体どんな仕組みなのでしょう?

パルシステム連合会岩槻センターを訪れました。

佐々木
「パルシステムとはどういったものですか?」

パルシステム連合会 商品本部
産直推進部部長 高橋宏通さん
「パルシステムは生協の中でも特に
 食の安全や農業にこだわった生協で、
 お店を持たないで安全安心なものを
 直接組合員宅に届ける生協です」

安全で安心な品を宅配している「パルシステム」。
“パル“とは英語で友達や仲間という意味で、
首都圏や近郊の1都9県、
130万人もの組合員で構成されています。

佐々木
「130万人の会員向けの商品が
 ここに集まってくる!」

高橋さん
「昨日から今朝入ったものが明日には
 各家に配達される仕組みになってます」

佐々木
「全国各地から集まった食材が新鮮なまま…」

高橋さん
「鮮度を落とさないで明日には食卓にのぼる!
 もちろん北海道のものもフレッシュな状態で
 届けていますよ」

パルシステムの「セットセンター」では、
商品を温度帯に分けて管理し、
注文どおりに仕分けします。
その後60箇所以上ある配送センターを経由して
組合員のもとへ届けられます。

高橋さん
「ここは生協のセットラインで
 組合員さんが注文した商品が“個人別”に
 箱に入れられます。約1000アイテムあります」

佐々木
すごいですね!
 後ろに商品がズラ~っと並んでいて…
 1日どのくらいやるんですか?」

高橋さん
「8万世帯ぐらいです」

高橋さん
「これはパルシステム自慢の
“こんせん牛乳”。
 北海道の牛乳で今朝届いたばかりです。
 パルシステムでは30年ぐらいのお付き合いで
 クリーンな牛乳を求めて北海道の鶴居村などの
 生産者にお願いして作っていただいて
 品質を保って、栄養価がたっぷりある牛乳を
 飲んで欲しくて販売してます」
72℃で殺菌。
根室や釧路の生乳で作られる
風味豊かなこだわりの牛乳“こんせん72”。
パルシステムでは
「生産者と消費者の交流を通じて共に創る運動」
を進めています。

その1つが組合員が
こんせん72の生乳産地の1つ・鶴居村を訪れ
酪農現場などを見学体験する
“北海道こんせん酪農体験ツアー”。
こうした日本全国の産地を訪れる活動で
「生産者との顔の見える関係」
築いているのです。

 

佐々木
「かわいらしいキャラクターなんですけど!」

高橋さん
“こんせんくん”です。
こちらは人気商品ですよ」

組合員からの高い人気をほこる
 “こんせん72”。
マスコットの「こんせんくん」は、
今やパルシステム全体の
イメージキャラクターとなったのです。

佐々木「なんだか嬉しいです!」

佐々木
「パルシステムの役割とは?」

高橋さん
「パルシステムはただ物を売るんじゃなくて
 組合員の健康と豊かな暮らしを守ること。
 ひいては生産者と消費者が一緒になって
 農業を守って豊かな『食』を作って行く。
 生産者と消費者が結びついて
 共に安全な物を作っていくことが
 パルの役割だと思います」

130万人の組合員と生産者を結ぶパルシステム。
組合員は安全性や美味しさに納得して
購入することができ、
生産者は安定した出荷先を確保できるなど、
双方にうれしい仕組みなのです。

“こんせん72”をいただきましょう。

佐々木「これは美味しい!」

高橋さん
「非常にサラッとして飲みやすいのが特徴。
 牛乳が嫌いな子でも“こんせん72”なら
 飲めるって子もいます」

佐々木
「飲みやすくてゴクゴクいっちゃいます!

こちらでも多くの人たちに北海道の牛乳が
愛され支持されていることが分かりました。
すごいな~北海道!


2012年06月30日(土) |  頑張る藤尾!ほくれん丸密着取材!

平成23年度およそ389万4千トン
生産された北海道産の生乳。
その内の90%が北海道内の工場で
牛乳や乳製品になり道内外へ-
そして残りの10%は生乳のまま道外へ出荷。
続いては、その仕組みの一つを探ってみました。

藤尾
「さて釧路にやってきました。
 ここ釧路には北海道の生乳を
 本州に運ぶ仕組みがあるんです!」

藤尾
「その仕組みがあるのは海の上!
 そうアチラ!《ほくれん丸》です」

北海道の生乳を本州へ運ぶパイプライン、
《ほくれん丸》。
その役割を藤尾君が徹底リサーチ!

藤尾「ヨロシクお願いします」

ホクレン釧路支所 波多野雅之さん
「よろしくお願いします」

藤尾
「後ろに停まっているのが《ほくれん丸》!」

全長173.34m、幅26.60m、型深 21.75m。
巨大なビルが海上に浮かんでいるよう…

藤尾
「大きいですね~ショッピングモールみたい!
 これだけ大きい船を何に使うのですか?」

波多野さん
「北海道で生産されている
 生乳を関東まで運ぶため!そのほか
 北海道の農畜産物を
 運ぶために使ってます」

藤尾
「どんどんトラックが乗っていきます。
 これだけ大きな船が必要なんですね」

牧場で搾乳された生乳は乳業メーカーの工場や
クーラーステーションと呼ばれる
冷却施設に運ばれ、
品質検査に合格したものだけが保管されます。
その後オーダーに応じて
道内外へ届けられるのです。

2℃以下に保たれた生乳は、
魔法瓶構造の専用タンクローリーに
積み替えられ、
ほくれん丸で本州へ向かいます。
これらは「絞りたての鮮度を保ったまま」
素早く安定的に届ける輸送体制なのです。

藤尾
「おいしい状態で本州に
 北海道の生乳が届いている!」

ほくれん丸は2隻体制で、
釧路港と茨城県日立港から
双方向同じ時刻に出港。
太平洋上ですれ違いながら
800キロを20時間かけて
毎日運航しています。

藤尾「毎日生乳が運び出されている!」

ではここからは船内に潜入!

船内を見学したどり着いたのは
船の要・操舵室!

藤尾
「うわ~パノラマビュー!
 ココに立つと
 自分がこの船を背負ってる…
 みたいな重圧に押し潰されそう!」

紳士に笑う波多野さん。

こうして午後6時の出港の時間が
近づいてきた…

藤尾
「では釧路港から目指すは?」

波多野さん
「茨城県日立港!20時間です」

藤尾
では20時間密着させてもらいます!
 ヨロシクお願いします(敬礼)

波多野さん「よろしくお願いいたします」

ボオオオオ~(汽笛)

藤尾
「北海道との距離がちょっとずつできてる~
 行ってきま~す!」

手を振る藤尾…アレ?
何かに気がつきました。

藤尾
バイバーイ!あれ?波多野さん!?
 あれ?波多野さん行かないんですか?
 波多野さんが行かないのは
 チョットびっくりでした~

懇切丁寧にご説明いただいた
波多野さんとはここでお別れ…
ココからは藤尾君が頑張ってレポートを開始!

 


2012年06月30日(土) |  毎日毎日…生乳を届ける!

20時間もの船旅。
船内にはドライバーの疲れを癒す
こんな場所も-

藤尾
「揺れるとね…
お湯がもれるんです! 」

シッカリ疲れを取る藤尾
「ほくれん丸、サイコ~!」

ドライバーさん用のお部屋を
特別に使用させていただくことに…

ホッとした藤尾君。

「ほ~!船乗り!」

藤尾
「ボク・イマ・フナノリッ!(その通り!)

単独リポートで緊張した藤尾君。

生乳と共に揺られながら…
翌朝を迎えました。

藤尾
「朝の甲板です!一夜明けました。
 ただこれでまだ13時間しか経ってません
 日立港まであと7時間です」
 
毎日繰り返される20時間の運航。
乗組員さんにお話を伺いました。

藤尾
「ずっと船の上で食事をとっているんですか?」

乗組員さん「そうですよ!」

藤尾
「休みのタイミングっていつなんですか?」

乗組員さん
「2ヶ月働いて1ヶ月休みです!」

藤尾
「ええっ2ヶ月乗りっぱなしなんですか!
 ご苦労様です!

藤尾
「見てください!宮城県日立港です。
 ウレシイ~~
 おーい
 おいしいの持ってきたからなあ~
 
無事にほくれん丸が日立港に到着しました。

すぐにトラックが続々と
ほくれん丸から飛び出していきます。

藤尾
「生乳を積んだトラックが
 今、本州の地を踏みました!
 無事に着けてよかったね~
 そして… 
 いってらっしゃーい。お疲れ~」

こうして届いた北海道産の生乳は、
関東や近郊の乳業メーカーなどへ運ばれます。
そして各メーカーの工場で製品となり、
スーパーなどで販売されるのです。

港から旅立っていく生乳…
というコトはもちろん空っぽになった
タンクローリーも港にあるわけです。

藤尾
「後ろにあるのは空のタンクです。
 これから空のタンクをほくれん丸に積んで
 釧路に戻るんです!
 さてボクは第二ほくれん丸に乗ってきましたが
 ちょうど今頃、もう一隻ある『ほくれん丸』が
 釧路港に着いたころ!
 毎日この作業が繰り返されているんですね」

藤尾
「いや~すごいスケール!
 ありがとう!ほくれん丸!
 これからも頑張って~~

2012年06月30日(土) |  東京のスーパーで自分達の町の名前を発見!

あぐり王国イン東京!やって来たのは、
東京ドームの目の前
「東京ドームシティLaQua(ラクーア)」。
続いてはこちらのスーパーに伺います。

佐々木
「こちらのお店では北海道ブランドが
 人気だそうだということで、
 どんなものがあるか見に行きましょう!」

全国のこだわりの食品が並ぶ
スーパーマーケット「成城石井」。
こちらで人気の北海道ブランドとは?

■成城石井 東京ドームラクーア店
  ℡03-5805-0032

店内に入って陳列棚を見てみると…

森崎
「北海道の物あるかな?」

アイカ
「あっ!大豆!」

森崎
「そう大豆だ。金時、光黒大豆…」

マオ
川西って書いてある!」

森崎
「そうなんだよ~川西農協なんだよ」

なんとあぐりっこ二人の住む
帯広川西の大豆が
東京のスーパーで売っていました!

森崎「この大豆は見たことある?」

アイカ「北海道では何回も見たことあるよ」

森崎
「自分の住んでる町の名前を見たけど、
 どんな気持ちかな?」

マオ「うれしい!」

ここで店長さんにお話を聞いてみましょう。

森崎
「こちらで並ぶということは
 やはり人気があるということでしょうか?」

島村隆一店長
「関東地方でも東京でも
 北海道の商品はひとつの
ブランドなんです。
 野菜・乳製品・お豆…こういう物は
 東京の人から見ると
 北海道の物は何でもおいしくて
 健康にも良いというイメージがあるので
 “広大な大地で育ったおいしい物”
 ということで、手に取っていただけます」

豆だけではなくお肉売り場にも
北海道産を発見!
他には野菜などもありました。
そして最も充実しているコーナーがこちら-

森崎
「出た出た牛乳いっぱい並んでいるよ。
 見たことあるのあるかな?」

アイカ「これ!見たことある!」
マオ「見たことある~」

アイカ「これ給食で出ている!」

森崎「給食で?」

佐々木「同じもの?」

アイカ「全く同じ物です!」

藤尾「間違えありませんか?」

アイカ「ハイ!間違えありません!」

森崎
「十勝牛乳ってことは…
 みんなの牧場から取れた
 生乳から作った牛乳よ!
 東京でも売られている~!」

マオ「すご~い」

森崎「人気はどうですか?」

島村店長
大人気です。北海道は土壌が良いので、
 その良い牧草を牛さんが食べると
 当然おいしい牛乳がでますね。
 もちろんバターやヨーグルトとかも
 おいしくなりますってコトですよね」

牛乳のパッケージに書いてある
チャッチフレーズを読んでみました。

アイカよい土よい草よい牛

藤尾
「二人が世話している牛のことを
 こうやって“良い牛”と書いてあったら
 うれしいよね?」

あぐりっこ「ハイ!うれしいです!」

森崎
「バターにチーズ、牛乳…
 北海道のものがいっぱいだよね~」


2012年06月30日(土) |  やっぱり北海道は凄かったんだ!

島村店長
「乳製品=北海道というイメージがあります。
 北海道の商品だったら
 間違いない!美味しいと。
 だからみんな自信持ってね!
 本当においしいものばかりだから!
 ワンランク上みたいな」

アイカ「うれしいなあ~」

藤尾「いや~ずっと店長と話していたい!」

森崎「だね!めっちゃ褒めてくれる」

帯広の牧場で生まれ育った
マオちゃんとアイカちゃん。
自分たちの地域のミルクが、
東京の人にどのように思われているのか、
お母さんに報告することに-

アイカのお母さん美麗さん
「どうですか?元気でやってますか?」

アイカ
「元気でやってますよ!
 十勝の牛乳が東京で大人気
 ブランドにもなっているんだって~
 ホワイトコージとかスーパーに
 うちらの牛乳がいっぱいあったよ」

美麗さん
「牛乳たくさん飲んでくれるといいね!」

マオ「もしもし?ママ?」

加代子さん「マオ?どない?」

マオ「楽しい!」

加代子さん「良かったなあ」

マオ「東京タワーの下に行ってねえ~」

森崎「スカイツリー、スカイツリー」

マオ
「ああ!スカイツリーだ!
 下に店があって、
 そこで内の牛乳とかが
 ソフトクリームになってて、
 それを食べたの!おいしかったよ

加代子さん
「良かったなあ~気をつけて帰ってきてな」

とココで電話はリーダーに代わり…

森崎
「これまで以上に
 お父さんお母さんの仕事に誇りを持って、
 自分達が北海道の牛乳を支えていることを
 学んでくれたと思います!」

加代子さん
「そうですか!じゃあ私もこれから頑張ります!」

森崎
「きっと今まで以上に
 手伝ってくれるんじゃないかなあ~
 
加代子さん
「期待してます!どうもありがとうございました」
 

お母さんに報告してみて…
アイカ
「ブランドになっていることを
(お母さんとか)わかんなかったと思うので
 電話で伝えて知ってもらえて良かったです」

森崎
「お家に帰ったらもっと詳しく教えてあげてね!」

今回は大都市東京で北海道の農畜産物が
愛されているのかを調査してきました。

そしてその結果-
みんながビックリするほど
北海道の食材は愛され信頼され
楽しみにされていることを実感しました

森崎
「いや~改めて我々は
 道産子で良かったな…
 力強くわかってもらったと思います」

初めて東京にやってきたあぐりっこ二人。
この体験を通して牛さんや酪農というお仕事、
そして北海道がもっと大好きになったはずです。

食料基地・北海道!

これからもあぐり王国北海道では
「食や農業の現場」に携わる人を
どんどん応援していきますよ~!

※次週からは通常通り5時からの放送です。

週刊あぐりニュースのお時間です。
7月7日(土)帯広市でばんえい競馬と
新鮮野菜の直売が楽しめる
まさに十勝ならではのイベントが開催されます。

《農畜産物ふれあい感謝祭2012》
このイベントはJA幕別町の青年部が企画し
帯広競馬場内の施設「とかちむら」と
タッグを組んで開催されます。
メインはその日の朝にとれた
新鮮なレタスやキャベツ大根などの直売。
そのほか子供たちには搾乳体験や
巨大なトラクターとの記念撮影コーナーも
あります。なんとプロのカメラマンが
無料で写真をとってくれるんですよ。
さらに当日はばんえい競馬が開催されていて
《JA幕別 青年部杯レース》があります。
場内ではJA幕別の特産品などが抽選で
プレゼントされるイベントもありますよ。

続いては「食べたあなたが審査員!」
今年の新ご当地グルメグランプリが決定します。

7月7・8日に開催される
「第三回 新ご当地グルメグランプリ
 北海道2012イン別海」。
昨年2万人もの集客があったという
大人気イベントで、富良野オムカレーや
オホーツク塩焼きソバなど、
全道各地にある12の新・ご当地グルメが集結し
味やコストパフォーマンスなど
各項目の平均点の合計で順位を競います。

そもそもご当地グルメとは
地域の特産物を有効利用し
「はっきりしたコンセプト」
「定義・ルール」がある統一ブランド料理の事。

ふだんは各地域に行かないと食べられない
究極の地産地消メニューですが、
この日は会場で食べ比べもできちゃいますよ! 

このイベントは食の提供だけではなく、
地域の魅力を多くの人に伝えることが目的。
北海道の良さを再確認できること間違いなし!
生産者にとっても意義のあるイベントのようで…


野付漁協青年部 ホタテ漁師
安達隼人さんコメント
「獲る人間としてはこのホタテが
 ホタテバーガーになって
 食べる人との距離が縮まっているのかなって
 と実感している 」

JAめむろ青年部 黒田さん
「生産者が目指している地産地消を 
 まさに実現しているものだと思います。
 このような取り組みが広がることは
 生産者として嬉しいですし
 私たちも地域のみなさんと一緒に
 活動を盛り上げていきたいと思います」

ちなみに2年連続優勝なのは
「別海ジャンボホタテバーガー」。
前人未到の三連覇となるのか
他のメニューが初グランプリに輝くのか…

さらに会場内では根室管内の特産品などを集めた
「根室マルシェコーナー」があったり、
ご当地PRアイドル「ミルクガール」や
ミルクガールキッズキッズによるライブや
ダンスのステージも行われます。

一食500円!?全部食べちゃおうかな?
以上、週刊あぐりNEWSでした。

《第3回 新・ご当地グルメグランプリ 
 北海道2012in別海》

日時:7月7日(土)8日(日) 10:00~16:00
  (チケット販売は9:00~15:00まで)
会場:別海町農村広場
※当日は駐車場の混雑が予想されます。
 別海市街地のみ臨時の巡回バスが運行されます。
※当日はチケットの売り切れが予想されるので
 前売り券の購入をお勧めします。

《問い合わせ》
別海町観光協会  ℡0153-75-2111
別海町観光案内所 ℡0153-75-3651


2012年06月23日(土) |  ♯199 旭川農業高校で未来の農業人に出会う編

森崎
「キレイに旭岳が見えてるね~」

河野
「残雪もキレイです!」

森崎
「みなさん、こんにちは!
 今日はあぐりっこは二人で参加です」

佐々木
「というコトで我々がやって来たのは
 旭川市の旭川農業高校です!
 まずお話を聞くのは生徒会長の山川君です」

と話していると-

走る!
走る!
走る!

猛ダッシュであぐり一行に近づいてくる山川君。

山川君
こんにちは!お待ちしていました。
 ハア~
 森林科学科の山川芳樹です。
 (胸に手を当てて息を整える)

森崎
「山川君、良いキャラクターだなあ~」

さてまず案内されたのは校内にある多目的広場。

広場にはお揃いのジャケットを着て
ピッカピカの楽器を持った生徒たちがいます。

森崎
「なにか演奏する人たちですか?」

山川君
「うちの学校の吹奏楽部です!」

あぐり一行「うお~」

何かが始まる気配にあぐり一行も大興奮!

山川君
「では演奏スタート!」

♪カンパーイ感謝していーまーす!
 ごちそうさま ありがとう~♪

歌詞こそありませんが、
あぐり一行ならよく知っている、
あの曲が流れてきました!

森崎「この曲知ってるぞ!」
河野「すげえ~~」

そうなんです…

なんとこの日のために番組のテーマソング
練習してくれていた吹奏楽部!

実は70年以上もの歴史があるクラブなんです。

深い緑色のジャケット
農業高校らしさを表現しています。

今回はこの演奏をBGMに番組がスタート!

※実際の放送でもタイトル部分では
 吹奏楽部の演奏に効果音も重なり
 本格的なBGMになっていました!

森崎
「部長の那須さんに来てもらいました。
 素晴らしかった!

河野「素晴らしい!」

吹奏楽部3年 那須遥さん
「2週間ぐらい練習しました」

森崎
「いやあ~ありがとう!感動したよ。
 みんなありがとう!金賞だよ」

感動的な演奏で出迎えてくれた旭川農業高校。
一体どんな学校なのかな?




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