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2020年02月15日(土) | 熟成させた酒かすの甘酒をいただく!
2020年02月15日(土) | 酒かす料理を作ろう♪
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2020年02月08日(土) | ♯556 11年ぶりに再訪 和寒越冬キャベツ編
2020年02月08日(土) | シャキシャキのキャベツが雪の下から登場!
2020年02月08日(土) | 森アナ作「越冬キャベツの歴史」紙芝居!
2020年02月08日(土) | 大胆だけど繊細な作業!
2020年02月08日(土) | バケツリレー形式でキャベツを運ぼう!
2020年02月08日(土) | キャベツをもってトライ!?

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2011年04月02日(土) |  がんばった!驚いた!笑った!編

さあ続いてはあぐりっこの頑張りや
面白いトコロを見て行きましょう。

まずはハプニング続出!
沼田町での“ゆめぴりか”の田植え。
あぐりっこがまるでムツゴロウのように
水田に横たわる…
まるで泥んこ大会のようでした。
(2010年6月5日OA)

あぐりっこがカメラの前で
豪快に尻もち!
置戸町“ヤーコン”収穫での1コマ。
ヤーコンは果物みたいな野菜。
生で食べるとフルーツの梨のような味覚、
ビタミンやミネラル、
食物繊維も豊富で低カロリーです。
ぜひ食べてみてくださいね!
(2009年11月14日OA)
「こんなコトがこの世に
存在しているなんて…」
とリーダーもビックリ!
牛たちの美人コンテスト
「ホルスタイン共進会」。
牛の骨格など良い所を
ハッキリ見せるために、
キレイに毛刈りをする
必要があるんですね。
その繊細な作業に感動!
(2009年8月22日OA)
鶴居村では酪農についてお勉強。
牛のコト・牛乳のコト・牧草のコト…
たくさん学んで最後に
ストリングチーズ作りにチャレンジ!
教えてくれたのは、
JAくしろ丹頂女性部の吉田さん。
熱いっ熱いっ…(2009年8月8日OA)
紋別の“オホーツクはまなす牛”を
いただいたときのハプニング。
おもいっきりコショウの電動ミルを
ステーキの上にゴロン!!
あぐりっこも大爆笑!!
(2009年12月19日OA)

地熱発電の廃熱でハウスの
温度管理をしていた森町の“キュウリ”。
リーダーの「食べてみたい!」に、
なんとキュウリをもぐ前に試食…
(2009年4月11日OA)

また南幌町の“キャベツ”は
地面に生えている状態でパクリ!
しかしコチラのキャベツは
生育不足で出荷できないモノ。
産地の責任として
「良くないものは出せない」
と語った生産者さん。
トラクターで土の中に
すきこんでしまう予定だった
命あるキャベツを
リーダーが責任をもっていただきました。
(2009年9月12日OA)

足寄町の“ラワンぶき”では
河野の面白さが炸裂!
ふきが根から吸い上げた水を
飲んでみよう!とチャレンジすると…

じょ~~~~~♪

世界で初めてラワンぶきに
溺れたのは河野君でしょう!
(2009年7月4日OA)

森崎
「10年付き合ってきて
 イチバン面白い瞬間でした。
 あの時、抱きしめようと思ったもん。
 キミ面白い!!
 って抱きしめたかった
 

次は番組の中でも反響の大きい
料理コーナーから。
北海道バンザイ!
これぞご当地メニュー編です。


2011年04月02日(土) |  ご当地メニュー編&感動!生産者の想い編

美幌町の「玉ネギいっぱいハンバーグ」。
シャキシャキの歯ごたえがたまりません!
(2010年5月8日OA)

新得町の共働学舎では
ラクレットチーズをいただきました。
牛よりヨダレが出る自信がある
(by河野)名言です
(2010年1月16日OA)

清里町の食材をたっぷり使った
野外でのピザ作り(2010年9月11日OA)、
大根のうま味タップリの函館の
雪の下大根のみぞれ鍋(2010年2月6日OA)、
あぐりっこがパニックになるほど
大喜びした留寿都の大根を使った
“マーボー大根”(2010年8月7日OA)。

生産者ならではの工夫あるレシピ。
いつも大反響です。

佐々木
「お腹が空きましたね!というコトで
 用意しちゃいました~」

知内町でいただいた“ニラしゃぶ”。
知内産ニラ「北の華」をしゃぶしゃぶして
あとはお好みでお肉などを召し上がれ!
(2009年2月28日OA)

森崎
「もう色が鮮やか!
 シャッキシャキのトロトロ!!」

藤尾
「うま~い」

さて最後は「ジーンときた!
生産現場での想い!」編です。

平取町トマト生産者の松原邦彦さん。

「イチバンの食育は家庭からなんですよ。
 やっぱり家庭の味、お母さんの味

 今、共稼ぎでみんな大変だと思うんですよ。
 なかなか料理作れない!
 うーんお惣菜買ってこう!
 それで終わらせようってあると思うんです。
 でもね、休みの日、
 一品でもイイから子供らに
 お母さんのホントの味を作ってほしいな。
 
 それが一番の食育です」
 (2008年7月12日OA)

チーズの魅力をアツイ情熱をもって
教えてくださった大樹町、
半田ファームの酪農家・半田司さん。

「訪ねてくれたあぐりっこ達の時代が、
 次、始まるワケですよね!
 可能性がイッパイあるってコトですよ!
 農業は終わりじゃないんです!
 これからドンドン行けるよってコトを
 あぐりっこの彼ら・彼女たちが
 表現してくれることを期待したいね。
 
 大丈夫!北海道は!
 農業はなくなりっこない!!」
 (2011年3月5日OA)

標茶町で牛乳や乳製品などの取材を
していた時、牛のお産が始まりました。

感動の出産に立ち会ったあぐりっこたち。
この数時間後に元気に立っている子牛を見て
その力強さに強く感銘を受けていました。
(2010年3月13日OA)

あぐり王国の7回目の放送では
食と命、そして酪農や自然について
学ぶことが出来る牧場に行きました。

浜頓別町の「文(ぶん)ちゃんの里」、
オーナーの小川文夫さん。

「なぜ“いただきます”と言うか、
 我々は牛さんから命をいただいている。

 私達がさりげなく肉を食べているコトによって
 失われている、ひとつの命がある。
 
 野菜食べてもそうですよね、
 米食べてもそうです。
 みんな生きているモノの命をいただいて
 私たちは生きている。
 
だから命を大切にしよう。
 だから食べ物を大切にしよう

(2008年8月23日OA)

河野
「こっから始まった気がしますね。
 ぶんちゃんのこの話・・・
 コレって放送始まって
 すぐだったじゃないですか。
 ココからずっとコレを基本に
 今まで来てるなって感じしますね」

佐々木
「天候によって、とれない年があったり
 という苦労はあるんですけども、
 農業は楽しいんだなって。
 みんな楽しそうになっているコトに
 元気をもらいました

森崎
「あぐり王国北海道は今年
 4年目をむかえます。
 
 これからも…
 っていうかずっとずっと農業は
 続いていくワケですから!
 農業が続く限り、
 あぐり王国北海道は
 やっていきましょうよ!永久的に!」

河野
「おじいちゃんになってもね!」

森崎
「生きることは~~
 食べることじゃあ~~!!
 (リーダーなりのおじいちゃん風)」

これからもあぐり王国北海道を
よろしくお願いします!!

来週4月9日(土)の放送は
4時30分からです。


※今回ご紹介した過去の放送内容は
 ホームページ上で確認できます。
 是非ご覧下さいね!


2011年03月26日(土) |  ♯136 ペーパーポット発祥地で“てん菜”を学ぶ
「食材を腐らせずに保存する」
「どら焼きの皮に美味しそうな焼き色をつける」
「生クリームやスポンジをフワフワに保つ」 
 
これらの効果があると言われているものな~んだ?
正解は、砂糖!
砂糖の原料である「てん菜」。
実は、あのスポーツで有名な町と
ふか~い関係があったんです。
森崎
「スキッパー森崎博之!
 目指せ金メダル!
 ヤ~~ヤ~~ヤ~~!!」

佐々木
「盛り上がってきましたね。
 今日はカーリングの町、
 北見市常呂町にやってまいりました。

 本日はジャーン!これに注目です。
 日本の砂糖づくりに大きな
 影響を与えたモノですよ~」

ホタテ・流氷・カーリング。
魅力いっぱいの北見市常呂町。

実は常呂町は日本の砂糖生産を支える
ある栽培術を開発した地。

労力軽減で収量アップ!
その栽培術を勉強しちゃいます!

まずは砂糖の原料は何でしょうか?

森崎
「この農産物からできているんです!ジャーン」

ヒカル君
「じゃがいもみたい…」

森崎
「これは“てん菜”という農作物です!」

森崎
「さて、コレ1キロあります。
 1000gのてん菜から砂糖は何g
 できるでしょうか?」

あぐりっこ
「500g!100g!200g!」

色々な答えが出ましたが…

森崎
「正解はコチラ!170g
 これしか出来ないの!17%しかとれない」

ヒカル君
「貴重じゃん!」

森崎
「そうだね。北海道ではものスゴイ大量の
 砂糖をつくっていて、それ以上に大量の
 てん菜が農作物として収穫しているんだ」

あぐり王国でも以前
取り上げたことがある“てん菜”。
ビート砂糖大根とも呼ばれていて
北海道は日本で作られる“てん菜”の
ほぼ100%を賄っているんです。

今時期はてん菜栽培の肝心な時と言う事で、
あるセンターにお邪魔することに!

ご案内頂いたのは、
てん菜の栽培に深~い関わりがあるというお二人。
JAところの田渕収一さんと
砂糖を作る工場のセンター長 瓜生弘幸さんです。


2011年03月26日(土) |  立体絵本のように広がるポットとは?

JAところ
田渕さん
「コチラは“てん菜”の共同育苗センターです」

森崎
「みんなわかるかな?
 土に植える前の段階ですよね!
 苗を育てる幼稚園みたいな感じかな」

田渕さん
「ここはてん菜の苗を育てる
 ポットを作る施設なんです」

ペーパーポットを実際に手にとって見ると-

森崎
「ペーパーポットというだけあって
 紙ですね!コレをどうするの?」

田渕さん
「こうします…(と広げていく)」

森崎
「うわ~すげ~」

藤尾
「10倍以上に広がった!」

森崎
「ファッファーン♪ファファー♪」
(なんとなくアコーディオン、空気を送ってます・・・)

佐々木
「アコーデオンみたいな・・・ね!」

藤尾
「扇子みたいになる!」

リーダーポットを広げて-
森崎
「見えますか~~!?
 いやあ~この中に種を入れるってコトですか?」

田渕さん
「そうですよ」

藤尾
「1個が小さい鉢ってコトですよね」

あぐりっこも持ってみると-
グニョーーーンと伸びるペーパーポット

森崎
「伸びるねえ~~何個苗を植えれるの?」

田渕さん
「この一冊で1400本ありますよ!」

森崎
「苗は幼稚園みたいなモノで
 畑にデビューする前に苗として育てられる。
 なんで、これマンモス幼稚園ですよ!」

佐々木
「このペーパーポットを作られた 
 会社の方が、瓜生さんです!」

日本甜菜製糖 美幌製糖所
瓜生さん
「上質なてん菜を安定的に欲しいと言う理由で
 ペーパーポットを作ったんですが、
 北海道では雪どけが遅いので、
 生育期間が短いワケなんですよね。
 その中で思った通りの収穫量が上がらなかった
 っていうのが、1つの理由です。

 それで日本甜菜製糖の技術員が研究を重ね、
 開発したのが、このペーパーポットなんです」

雪が解ける前から苗を育てられるので
十分な生育期間を取ることができ、
安定した収量確保につながるのです。

ではどのように作っていくのか見てみよう。
まずは、ペーパーポットを広げ
突起がついた板にセットします。
この突起が後から
大切な仕事をするんですよ!

2011年03月26日(土) |  工夫と知恵がいっぱい!ポットの種入れ

続いては土を入れていきます。

佐々木
「うわ~土のシャワーみたいですね!」

こんもりと土が盛られました。
すると今度は10数センチ持ち上げられ、
ガンガンと下に落とされます。

田渕さん
「振動を与え、隙間無くキッチリ詰めます」

森崎
「ガンガン来たね~~」

森崎
「さあ次は~」

藤尾
「鉄板でフタがされましたねえ~。
 そして機械の中に入っていきましたよ」

と突然、機械ごとぐるりと大回転!
180度回転し鉄板でフタをしたほうが
下になりましたよ。

このようにひっくり返すと、
突起がついた板が上になります。

この板をハンマーでたたき土を固めると、
くぼみが出来ます。
さっきの突起は種を入れるための“くぼみ”
作るものだったんです。

お次はこの“くぼみ”に種を入れていきます。

種をいれる道具に着色した種を入れ、
スライドを引くと種が“くぼみ”に落ちます。

ヒカル君
「種ってピンクなんだ!」

田渕さん
「色がついてないと土だから目立たない!
 わざと色をつけているんだよ」

さて種を入れる道具の仕組みですが…

田渕さん
「秘密兵器です!」

森崎
「この道具すごい!
 穴に種を入れて、バーを引くと落ちる」

あぐりっこも持ってみると-

森崎
「小学生が持つとけっこう大きいね」

ペーパーポットの上に持っていき
スライドを引いて種を植えます。

森崎
「できた?できた!?どうだった?」

シンノスケ君
「おもしろい!!」

あるるちゃん
「気持ちイイ~」

さらに今年導入したスーパーマシンも活躍し、
一日に作るポットの量はなんと三万冊!
およそ4千2百万もの苗を作っているんです!

2011年03月26日(土) |  ペーパーポットの引越しに密着!

森崎
「どういった経緯で育苗センターが
 できたのでしょうか?」

JAところ 田渕さん
「小麦だとか馬鈴薯と同じように
 “てん菜”は重要な収入源なんですよ。
 量をたくさん取りたいとか
 良いモノを収穫したいと、
 そういう風な想いがあったワケですね」

森崎
「農業って言うと畑とか田んぼのイメージが
 あります。その以前のですよね!
 畑以前をしっかりやることで
 収穫量を上げることができる!」


瓜生さん
「育苗センターを建てて頂いたってコトは
 本当にあり難いコトだと思っています」

人手がかかり重労働である育苗。
個人でやると日数がかかり、
苗の成長にバラつきが出ます。

そこで一括して苗を作ることで
生産者の負担を軽くし、
さらに成長の誤差が出にくいという
メリットもあるんです。

実は常呂町はペーパーポットを使った
栽培法の発祥の地なんです。

町には記念碑が建てられています。

森崎
「さてペーパーポットに種が入りました。
 ここからはどうなるの?」

田渕さん
「委託している業者さんが、
 農家さんのお宅まで・・・ようは
 ハウスの中に入れるまで作業を行います」

てん菜生産者である
井川 靖敏さんのお宅へお邪魔します。
ハウスの中まで…とは、どういうことかな?

ハウスの中にペーパーポットが入ってきました。
すると流れ作業でポットがどんどん
運ばれていきます。

佐々木
「引越しみたいな感じ!」

藤尾
「ペーパーポットを運んで来てくださった方が
 こういう並べる作業もやってくださる・・・
 コレ、スゴイですね」

森崎
「井川さん、すごいシステムですね」

井川さん
「私も今年初めて、やっているんです」

さて藤尾もお手伝いに参加してみますが、
意外に小回りが利きません。

森崎
「みんなスイスイやってたよ!」

佐々木
「落とさないでくださいよ!」

ハウスに並んだペーパーポットには、
保温のためのシートを二枚かけ、
22度から25度をキープ。
およそ7日後には一斉に発芽します。
その後、4月の下旬、
立派に成長した苗はこのポットのまま
畑に植えるのです。そして10月、
青々とした葉っぱが茂り、
てん菜収穫となります。

森崎
「全部やっていただくことで
 どんなメリットがありますか?」

井川さん
「去年までは自分でやっていたんですけども、
 家族もだんだん年齢をとっていくし、
 人を探すのも大変になってくる。
 そういう機械に育苗センターを利用すると
 家族も楽にさせてあげられる
 大変良いと思います」

じゃ~ん、もんすけです!   
立派に成長した“てん菜”。
一体どうやって
砂糖になるのか簡単に紹介するね。
まずは“てん菜”の中の砂糖になる成分を
取り出すため、お湯に浸していきます。
そうしたら、糖分が含まれたその液体を
熱い水蒸気を使って煮詰めて、
濃度を上げていくんです。
そして結晶化したものが「砂糖」なんだよ。

工場では、毎年10月~3月までの5か月の間、
一日の休みもなく24時間体制で
作り続けているんだよ。


2011年03月26日(土) |  砂糖豆知識&お料理コーナー

佐々木
「お次は砂糖はエライよのコーナー!」

北海道てん菜協会事務局長
吉村清和さんに聞く
甘いだけじゃない!砂糖の底力~~

佐々木
「みんなの目の前に色んな砂糖が並んでます。
 主に北海道で多く作られているのは?」

吉村さん
「上白糖とグラニュー糖の二種類」

森崎
「白い砂糖ですね。なんでこんなに白いの?」

吉村さん
「光が乱反射して、ソレで白く見えるんです。
 本来は透明なんです!」

一同一斉に「えええ~~~」

吉村さん
「ひと粒ひと粒見ると透明なんです」

森崎
「漂白して真っ白って言う人もいましたね」

吉村さん
「全く漂白していない自然の甘味作物です!」

食卓に欠かせない砂糖。
実は私達の生活にとっても役立っているんです。

脳のエネルギー源は「ぶどう糖」。
砂糖に含まれる「ぶどう糖」は
消化吸収が早いので、
集中力や記憶力の持続に
効果的と言われています。

さらに傷みやすい果物などは
砂糖で煮ることで保存がききます。
これは砂糖が水分を包み込み、
カビや細菌が発生しにくくするから。
そして、ケーキのスポンジやクリームを
フワフワに保っているのも砂糖の働き。
砂糖は適量を守っていれば
体に悪いものではありません。

吉村さん
「疲れたなっていったらよくあめ玉、
 昔なめていましたよね」

リネちゃん
「スキー授業の時とかに
 あめ玉持っていくのもそうかな?」

森崎
「そうだね!疲れるからだね」

もんすけです!
ホタテのマチ常呂町。
実はそのホタテが質の高い作物作りに
大活躍しているんです。

常呂町 産業振興公社
平池弘之さん
「ここではホタテの貝殻だけを
 ここの工場に持ってきて乾燥して、
 そして肥料を作っています。

 成分は主な部分はカルシウム。
 これは畑に投入すると
 作物の根の生育を良くするんです。
 したがって養分の吸収を
 助ける働きをするんですよ」

処理に困った貝殻を有効活用!
常呂町では地域に根差した取り組みが
行われているんだね。

JAところ女性部のみなさんに 
常呂町の美味しい食材をタップリ使った
お料理を教えてもらいましたよ!

※詳しい内容はレシピコーナーへ! 

今日一日タップリ
常呂の“てん菜”を学んだ一行。

藤尾
「いやあ~“てん菜”の未来は明るいなあ」

森崎
「今週は随分オレのコト、ほめられたなあ~」
 “てん菜”=天才=リーダー??

しばらく間があって・・・

佐々木
「えっ!!」

最後に【婚活中】の
JAところ青年部がご出演!
「常呂で一緒に農業やろう!!」

■常呂町に住みたい&農業に興味のある方は-
 JAところ TEL:0152-54-2121 まで

佐々木佑花の週刊あぐりニュース。

みなさん、お仕事として
おいしいフルーツの栽培はいかがでしょうか?
今日は農業のお手伝いさん募集のお知らせです。

そのフルーツとは、
北海道が誇る超人気ブランド・夕張メロン。

日本のメロンの代名詞ともいえる夕張メロン。
以前「あぐり王国」でも取材に訪れました。

2007年に財政再生団体となった夕張市、
高齢化や人口の減少が進み、
地元の特産である夕張メロンを栽培する人を
確保するのが難しくなっています。

そこで今回JA夕張市では、
将来、新規就農してもらうことも視野に入れて、
メロン栽培に関心のある人を大募集。

応募条件は、20歳から45歳までの健康な方。
雇用期間は今年の3月~8月で、
メロンの栽培から収穫までを
栽培農家の方が指導します。

ちなみに今時期は、メロンの育成期間を
短縮するために行う
「新芽の接ぎ木作業」が最盛期を迎えています。

メロンの出荷が始まるのは5月中旬を予定。
今年の目標は、猛暑の影響をうけた去年より、
売上で2億円を上回ることだそうです。

興味があるなぁ、やってみたいな、とお考えの方は
ごらんの電話番号、JA夕張市営農部まで
お問い合わせください。

■平成23年度 農作業スタッフ募集要項
 求める人材:20才~45才までの健康な方
 雇用期間:3月~8月
     (実働8時間・日給5800円・週休1日)
 メロンの栽培~収穫までを栽培農家が指導!
 未経験者大歓迎!

■お問合せは・申し込みは-
 JA夕張市営農部
 TEL:0123-57-3115
  HP:http://www.yubari-melon.or.jp/


2011年03月19日(土) |  ♯135 麦チェン!TPPについて考える編

本日のあぐり王国は、コチラから!

佐々木
「今日は室蘭にある人気ラーメン店
 《鉄平》さんにやって来ました!」

森崎
「やった~~早速いただきます~!」

鉄平店長 橋詰 晃さん
「こちらは二段仕込醤油麺です!」

森崎
「うまーい!」

河野
「このスープ全部飲み切ってイイ、
 スープだなっ!」

さて麺のほうは?

佐々木
ツルっとしていて、かなりコシがある!」

森崎
「おいしい!!」

ミサトちゃん
「味がおいしいから、
 何杯でもいけそうな気がします」

森崎
「止まらない美味しさだね!
 柔らかいのにコシがあるっていう
 この麺スゴイですね!」

橋詰店長
「この麺がイチバンのうちの店のコダワリ!
 北海道の小麦粉100%使って
 麺を作っています」

佐々木
「100%北海道の小麦の麺っていうのは
 スゴク珍しいコトなんですよ!」

お米と共に私たちの食生活を
支えているのが小麦!
パン、ウドン、ラーメンなどなど、
年間600万トンもの小麦を消費している日本で、
どのくらい海外からの輸入に頼っているか
知っていますか?

佐々木
「小麦85%以上が輸入なんです」

河野
「ほとんどですよね~」

佐々木
「というコトは我々が食べている小麦は
 海外のモノがほとんどなんです」

佐々木
「こういった動きを打破しよう!
  というコトで今、北海道では
 あるプロジェクトが
 行われているんです!
 リーダー分かりますか?」

森崎
「もちろん!麦チェン!!」

北海道が取り組む麦チェン
これは道内で加工・消費される小麦を
輸入品から北海道産小麦へチェンジする運動で、
地産地消の観点から道庁をはじめ
企業や団体が広く働きかけているのです。

森崎
「《北海道の小麦ですよ!
 お米ですよ》って言われて
 食べるのが大好きなんです!
 ずっと続けていただきたいです!」

■鉄平
住所:室蘭市輪西町2-5-1
電話:090-5959-8438

麦チェン、米チェン、酒チェンなど、
北海道の地産地消を勧める取り組み!
ところが、それらを根底から揺るがす事態が・・・
今、議論されているTPPです。

関税撤廃!? TPPで生活がどうなるの?
私たちの食の未来を、
今日はみんなで一緒に考えましょう!

まず一行がやって来たのは
登別の製麺会社、望月製麺所。
こちらは、ある想いから
北海道産小麦にこだわっているのです。

2011年03月19日(土) |  北海道産小麦にこだわる麺作り!
望月製麺所 社長 
泉田 覚さん
「元々海外で作っている《外麦》を
 ほとんど100%使っていたんですけど、
 北海道でとれているのに別に海外のモノを
 持ってきて、作ることもないなって
 思ったのが始まりなんです。
 今は70%以上
 北海道産
を使っています」
望月製麺所のモットーは地産地消。 
北海道産小麦へのチェンジは、
16年も前から取り組んできたことなのです。

というコトで北海道産小麦を使った
ラーメンの麺作りを見せていただきましょう。

まず小麦粉にかん水(炭酸ナトリウムなどの
アルカリ性の水)を加えて15分ほど
練っていきます。

あぐりっこ
「うわ~噴火している!!」

パサパサ状態の生地を
プレス機のような機械に入れると、
なんと、ながーい反物のように!

森崎
「うわー固まった!!」

この板状の物を4枚重ねて伸ばし、
1枚にしていきます。
こうすることで、
よりコシの強い麺になるのです。

最後にあの独特の縮れ状に
カットされて完成です!

森崎
「うわ~麺になった~!」

麺の購入は-
■望月製麺所 
HP)http://www.mochizuki-seimen.com/
電話)0143-85-2236
   通信販売もやっています

佐々木
「さて麺のコトも詳しくなってきたし・・・
 クイズを出すよ!!」
その国で消費される食料が、
どのくらい国内で生産されているかを
示す指数のことを【食料自給率】というのですが、
日本の食料自給率はカロリーベースで
何%でしょうか?

佐々木
「正解は40%です!」

日本の食料自給率は、
カロリーべースでおよそ40%と、
実に半分以上を輸入に依存しています。
ちなみに北海道は200%を超える
日本の食料基地なのです。

森崎
「今は40%で停滞しているんですが
 さらにコレが覆ってしまうかもしれない」

佐々木
「そうなんです。
 この状況が変わってしまうかもしれない・・・
 というのが、TPPという問題なんです」


2011年03月19日(土) |  TPPって何?北海道はどうなるの?
TPPとは「環太平洋パートナーシップ協定」
と呼ばれる貿易自由化を目指す経済的枠組みで、
工業製品や農産品など、すべての品目について
関税を原則的に100%撤廃しようというもの。
2006年にチリ、シンガポール、ニュージーランド、
ブルネイの4カ国で発行したのが始まりで、
その後も、アメリカやオーストラリアなど
5カ国が参加の意向や交渉への参加を
表明しており、
日本も経済の活性化を見据えて
「TPPへの参加を検討」しているのです。

佐々木
『関税』という言葉は
 聞いた事ありますか?」

ミサトちゃん
「聞いたコトはあるけど
 あんまりよくは知りません」

佐々木
「外国から入ってくる輸入品には
 『関税』というモノがかけられて、
 それが上乗せされて市場に出てきます」

森崎
「外国のモノは商品価格よりも
 ちょっと高く設定されているんだ。
 関税で国内のモノとバランスをとっている
 という風に考えてください」

関税は国内産業の保護・育成が
目的なのですが、現在、
日本へ輸入される農産物の
平均関税率はおよそ12%であり、
世界的に見ても決して高いわけではありません。
そんな中でも、
重要品目の米や小麦、バター、砂糖等には、
例外的に高い関税をかけているのです。
森崎
「今、この関税が無くなって
 しまうかもしれない。
 海外モノが安く買える!
 というコトが起こるんだ。
 そうなったらみんなどう思う?」
ヒカル君
「外国のモノが安くなって、
 そちらが買われるから
 農家の人儲からなくて、
 辞めちゃう人が増えて…
 そしたら外国のモノを
 イッパイ輸入するから
 また安くなっちゃってという
 悪循環になっちゃうと思う」

森崎
「すばらしいね!ヒカル!」

佐々木
「そうだね、そういうコトが
 起こるかもしれないね」

森崎
「海外で例えば干ばつが起こって
 小麦が全くとれませんっていう年は
 我々もひょっとしたら共倒れに
 なっちゃうかもしれませんもんね」

望月製麺所 社長 
泉田 覚さん
「少し高くても国産とか
 北海道産のモノを買ってもらうと
 何とかなるかなと思うんだけどね」

じゃーん!もんすけです。
関税を撤廃するTPPへの参加について、
生産者はどのように
考えているのでしょうか?




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