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[+10] >>

2009年08月22日(土) |  枝幸町の石田牧場へ!

訪れたのは
枝幸町歌登にある石田牧場。
青いトラクターのオブジェが
門代わりになっていました。

今回お世話になる
酪農家の石田さんご一家。
まずは、ご家族を
紹介していただきましょう。
森崎
「コワモテですね~~
 怒られそう・・・」

松坂
「いえいえ 
 優しいお父さん・石田秀樹さん!」
森崎
「お隣は弟さんですか??」

石田さん
「いえいえ 息子です。」

高校1年生・悠太(ゆうた)くん

石田さん
「そして長女 小6の亜弥(あや)。」

石田さん
「双子の次女・三女は
 小学校5年生の
  朱里(あかり)と朱音(あかね)です。」


森崎
「今回、ホルスタイン共進会というものを
 取材に伺ったんですが、
  いったい何なんでしょうか?」

石田さん
「かんたんに言うと
 牛の美人コンテストです。」


一同びっくり仰天。


あぐりっこ
「そんなの予想もつかなかった・・・」

ホルスタイン共進会とは、
ホルスタインの美しさを競うコンテストのこと。
全国各地で開催されており、
飼養者(飼い主)の
家畜改良増殖の意欲を高め、
酪農経営の安定と向上を
図ることが目的なのです。

森崎
「どんなところが
   評価されるんですか?」

石田さん
「毛並みとか ツヤとか
       歩き方とか・・・」


森崎
「えっ!牛のウォーキング??」
石田さん
「トータルなバランスの
 とれている牛が評価されるんです。」


一同 唖然
石田さん
「うちの悠太は去年、おととしと
  リードマンコンテストで
     全道優勝しているんです。」

一同
「すごい!!」

松坂
「リードマンって何ですか?」

森崎
「リーダーでしょ!!つまりボクのことですね!!」


石田さん
「牛を引くリードする役の人のことをリードマン。
 牛と一体となって呼吸を合わせて
 一緒に歩けるかということが
 ポイントになるんです。」




2009年08月22日(土) |  崩れ落ちる松坂アナ・・・
石田さん
「かわいいでしょう!
 生後1~2か月くらいですね。」


あぐりっこ
「かわいい~~♪」
森崎
「みんな毎朝5時から
 学校行く前に
 牛舎の仕事してるんだってね。
 一番大変なお仕事って何?」

石田3姉妹
「石灰まきかな?」
森崎
「あ!コレ?
 病気の発生を予防するために
  牛舎の通路にまかれていますね。
 何がたいへんなの?」

石田3姉妹
「一袋20kgもあって重いんです・・・」
森崎
「お~~小学5年生!
 20kgの袋持ててるね~~
 じゃ~うちの同じ5年生も
 挑戦してみようか!かずさ!」

かずさちゃん
むり!むり!むり!!


森崎
「いや~ 
 うちの子より重いなぁ~
    これは大変だ!!
 ゆっこちゃんも持ってみる?」



松坂
「は~い。」





松坂
「ウェ・・・・・」

森崎
「ゆっこちゃん!ゆっこちゃん!
   ゆっこちゃーん 大丈夫???」

松坂
「予想外の重さで・・・」
あぐりっこ隊も
 牛舎の作業に挑戦!!

軽く見える干草。
   でも重い重い・・・
森崎
うぅ~~~~~ゥ~~

2009年08月22日(土) |  黒いところは刈っても黒い
森崎
「重い干草作業たいへんだね~
 亜弥ちゃんの将来の夢は何ですか?」
亜弥ちゃん
「将来は介護福祉士になりたいです。
 亡くなったおじいちゃんを
  自分が介護していて
  もうちょっと楽しい思い出が
   できたんじゃないかと思って・・・」
亜弥ちゃん
「それで介護福祉士になって
 いろんな人と触れ合って
   介護して長生きして
       もらいたいなと思って。」

森崎
「そっかぁ・・・6年生なのに立派だね・・・」

松坂
「お父さん、泣きそうじゃないですか?」
石田さん
「自分も介護されたいなって
        思うぐらいだね・・・」
森崎
「きれいな牛だね~~~
 これ、あさっての共進会への
        出場選手ですか?」

石田さん
「はい。そうです。」


森崎
「これから何か始まるんですか?」

石田さん
「無駄な毛を剃ってしまいます!」
森崎
「え~~~~ッ そんなに剃っちゃうの??
 余分なトコロだけって言ってたのに・・・・」


石田さん
「背中の毛以外は余分な毛なので
 全部剃ってしまうんです。」
森崎
「牛も気持ち良さそうだね~」
森崎
「みんな見てごらん!
  黒いところは刈っても黒いね~」
森崎
「お~繊細な部分の作業ですよ~」

松坂
「背中の毛を残して
 平らに見せるんですもんね!」


森崎
「どうしてこの毛刈り作業が
        必要なんですが?」
石田さん
「骨とかこういう部分を
  ハッキリ見せるためですね。
 この牛のいいところはココなんだ!と
 アピールするためなんです。」

2009年08月22日(土) |  こんなコトが世の中にあったんだ・・・
石田さん
「じゃあ~ やってみようか!」

森崎
「えッ?何を??」

石田さん
「毛刈りを。」

森崎
「無理です。」

松坂
「だって石田さん!
 共進会へ出す
  大事な牛さんじゃないですか!!」


森崎
「そうですよ!」

石田さん
「仕事は楽しく!!」


森崎
「意味が分かりません・・・」
といいながらもリーダーは
毛刈りに挑戦することに・・・


オールスタッフ  超ひやひや

松坂
「毛を刈ってブラッシングすると
 色がクッキリしますね~!」

石田さん
「そして背中の毛を
    ドライヤーで立てる!」

一同
「えーーーー!
     ドライヤー???」

松坂
「美容師さんみたい!!」


石田さん
「そして 次は コレ!!」









森崎
「まさかのヘアスプレー!!!」

石田さん
「牛用なんだけど
  コレかけるとね固まるんだわ」
石田さん
「そして最後に小さなバリカンで
      最終調整するわけです。」


松坂
「うわぁ 繊細な作業ですね・・・」
森崎
「こんなコトがこの世に
  存在しているなんて
    初めて知りました!!」


オールスタッフ 同意。
森崎
「悠太くんは共進会で
  頑張るお父さんの背中を見てきてどう?」


悠太くん
「最初はただすごいなぁと思って
          見ているだけでした。
でも今、帯広の農業高校に
 通っているんですけど・・・」
 
悠太君
「牛だけじゃなくて豚とか鶏とかもいるので
 いろいろな知識を身につけてから
 実家に帰ってきて
 後継ごうかなと思っています。」
森崎
「いや~ 嬉しいですね~お父さん!」

石田さん
「うん 嬉しい!」

森崎
「私達はあさっての共進会も
  全道の酪農家のみなさんも応援します!」

松坂
「応援します!!」


森崎
「決まった・・・」
次週のあぐり王国は、
いよいよ
ホルスタイン共進会へ出発!

酪農家の熱い戦いに
あぐりっこ隊も感動!?

悠太くんも出場、
はたしてその結果とは!?
お楽しみに~~~!!

2009年08月15日(土) |  #57放送分 麦チェン!道産小麦をもっと食べよう編

農業大国北海道!!
日本の生産量の
6割以上をまかなう農産物。

     小麦!

 

ウドンやパンなど
われわれの食生活に
欠かせない小麦。

ところが小麦の
自給率はわずか14%。

実はそのほとんどを
輸入に頼っているのです。

 

国内で作られる小麦の内、
6割以上が北海道産です。

 

松坂
「あぐり王国 イン 網走!!!」

森崎
「来たぞーーー  網走!!!」


今回やって来たのは網走地方。

網走地方は
 北海道産小麦の23%を生産する
  大”小麦地帯”だったのです。

 

松坂
「ではここで小麦についての
   ワンポイントレッスンですよ。
 小麦は種を蒔く時期で
    大きく2つに分かれます。」

松坂
「春に種を蒔いてお盆頃に収穫する
  ”春まき小麦”と
 秋に種を蒔いて、翌年のお盆前に収穫する
  ”秋まき小麦”です。」

森崎
「以前、番組で江別の小麦を取材したけど
 あれは本来は春に種を蒔く小麦を
 雪が降るころの初冬から育てるっていう
 珍しい方法だったよね。」

 


やって来ました小麦畑!!!

あぐりっこ
「広い!!」

 


森崎
「めちゃめちゃ広いですね~。
        この小麦は?」

 

小麦生産者・乾雅文さん


「ホクシンという品種です。」


森崎
「おー ホクシン。
  北海道産小麦の
   主力品種として超有名ですね!」

 

森崎
「ん?? 乾さん!!
 小麦からパチパチと音が聞こえます。」

 

乾さん
「これは太陽が照って小麦の殻が乾いて
 はがれて開く音なんですよ。
 そのまま放っておくと
    小麦の実が地面に落ちます。」

乾さん
「なので、実が落ちる前に
 急いで収穫しないといけないんです。
  このパチパチが刈り取り適期の
    1つのサインでもあります。」

一同
「へ~~~~~~!!」


2009年08月15日(土) |  麦刈り!!

そしてコレが殻をむいた小麦。
いわゆる麦チョコの形です。


森崎
「食べてみたい!!」

 


しおりちゃん
「そんなに硬くない!」

 

 

森崎
「ほのかな甘みがあっておいしい」


藤尾
「ちょっとしたおやつになりますね」

 

乾さん
「私たちは食べませんよ(笑)」

 

 

森崎
「ウドン1杯に
 どのくらいの小麦の
   面積が必要なんですか?」

乾さん
「聞くところによると
     23cm×1m。」

 

森崎
「こんな本数でウドン1杯か・・・
 そりゃ~広い畑が必要な訳だ!!」

 

じゃ~~~~ん、もんすけです!
みんなは米チェンに続く取り組み
「麦チェン」という運動を知っていますか?

これは北海道の小麦を
もっと道民のみなさんに
食べていただこうという運動で
学校給食で道産小麦100%のパンを
供給するなど
道産小麦の消費拡大を
目的としているんだって!」

「麦チェン」で安心安全な
  道産小麦をもっと食べようね!


そして小麦の手刈り講座。
あぐりっこが乾さんから
鎌の使い方を習います。

 

出ましたミスターコンバイン。
稲刈りは涼しくなる秋ですがいまは真夏!!
しかも小麦の茎は予想外に頑丈。固い!!
汗だくになりながらの麦刈りです。

 


ふと振り返ると
小6・ふみと君が凄いスピードで
リーダーに迫っていきます。

森崎
「もしふみとが勝ったら
 ふみとのあぐり王国北海道になるな!」


2009年08月15日(土) |  ホクシン→きたほなみ 秋まき小麦大革命!

ホクシンからバトンタッチ!
次期主力品種の呼び声高い”きたほなみ”
その開発者、北見農業試験場の吉村さんに
お話をお聞きしました。

 

道立北見農業試験場 吉村康弘さん
「北見農業試験場では、
 オーストラリアなどから大量に輸入される
 うどん用の小麦に対抗できる
 道産小麦の開発を
 50年前から行ってきました。」
 

吉村さん
 「これまでおよそ1000万種の
 試験栽培を行ってきた結果、
 ついに、北海道の主力品種”ホクシン”よりも
 病気や障害に強くて収穫量も多い期待の新品種
 ”きたほなみ”が生まれました。」
 

吉村さん 
「輸入小麦に負けない品質の”きたほなみ”の誕生により、
 安心安全な道産小麦でできた食品が
 たくさん皆様の食卓にあがって、
 食料自給率もアップすることを期待しています。」

 

乾さん
「コンバイン 動いてください!!」

森崎
「かっこいい!無線で指示してる」

 

一同
「うわぁ~~~
     キタァーーーーー!」


藤尾
「めちゃめちゃデカイですね!」


森崎
「ちなみにあのコンバイン、
     どの位の値段ですか?」

 

乾さん
「後ろのデカイので
     3000万円くらい。」
一同
「3000万!!!」

藤尾
「一軒家が動いているのと同じだ。」

 

小麦は短期間の晴天時を狙って
一気に収穫しなければなりません。
そのためこのような巨大なコンバインを
共同で所有して利用しているのです。

 

今年は日照不足や長雨、
低温の天候不順が続き、
農作物に大きな影響が出ています。

網走地方の秋まき小麦の収穫も
平年より遅れました。
短くなった収穫期間で
農家のみなさんは大忙しです。

 


2009年08月15日(土) |  1粒は小さいけど 設備は全部でっかいぞーー

藤尾
「スクリューの中に
 小麦が取り込まれているーーー!!」

 

しおりちゃん
「かっこいい!!」

みおちゃん
「少しこわいけど 面白い!」

 


森崎
「後ろから麦わらが出ている!!」

 


藤尾
「小麦がどんどん貯まってきてる!!」

 


しおりちゃん
「リーダーより速かった!」


藤尾
「ずっと リーダーより速い 
  リーダーより速い って言ってました」

 


次に訪れたのは
 収穫した小麦を集めて貯蔵、
  そして乾燥するための施設。

 

この日は小麦収穫時期として
初めて晴れた日でした。
そのため一斉に収穫がスタート!!
小麦を満載したトラックが
計量のために列をなしていました。

藤尾
「行列の出来る小麦貯蔵所ですね!」

 


計量が終わったトラックは
荷台の小麦を降ろします。

すごい迫力!!

ぜんぶ小麦です。

 

これがベルトコンベアーで運ばれ、
ゴミが除去されて
貯留タンクに入れられていきます。

 


2009年08月15日(土) |  世界の主食”小麦”パワー  

パンやウドン。
ぼくたちの食卓に欠かせない小麦。
ところで小麦には
どんな栄養があるのでしょうか?

天使大学 荒川先生
「小麦はお米と同じように
 主食として利用されています。
 デンプンを豊富に含んでいて
 体の中に入って
 エネルギーに変わります。」

 

天使大学 荒川先生
「また小麦の大きな特徴が
 グルテンという
  タンパク質を含んでいることです。
   このグルテンの特性によって
    麺やパンなど様々な食品に
      加工されて食べられています。」

 

さすが世界の主食・小麦!
栄養もしっかりとれるんだね!!

 


日に照らされた
ピッカピカの
「きたほなみうどん」の完成です。

 


みおちゃん
「いつも食べているのより
    おいしく感じる!!」

 

安心安全のマーク
『Fromオホーツク』

これはオホーツクのJAグループが、
野菜などの段ボールに
表示しているロゴマークで、
クリーンでさわやかな大地・オホーツクで
作られた安全・安心な農畜産物を表しているんです。

 

これまでは流通業者中心の
PRだけだったけど、
これからは消費者の皆さんにも
PRするのでお店で目にするかもしれないね。

 

 

うどんの次に登場したのは
JAオホーツク網走女性部の菊池さんに
教えてもらって作ったお好み焼き♪

 

ホタテのように見えるのは
「焼いたいもモチ」。
そのほか、じゃがいもスライス、ネギ、
そしてオホーツク網走和牛、卵と
具だくさんでボリューム満点の
お好み焼きでした!

 


しおりちゃん
「100点満点!!!」

 


2009年08月08日(土) |  #56放送分 鶴が居るから鶴居村!酪農を学ぼう編
森崎

「おっ!!ツルがっ!!」
河野
「つがいで来てくれましたね!」
松坂
「ツルがいるから鶴居村です!」

森崎
「鶴が居るから 鶴居村!!」

河野
「ツルって何て鳴くんだっけ?」
松坂
「キエ~ッ とか!」


河野
「ここにも天然記念物がいたわ」

松坂
「今回、鶴居村に来たのには
 大きな理由があります。
   ちょうど今日、東京や横浜などの
 首都圏に住んでいる家族が
   これから鶴居村にやってくるんですって」

森崎・河野
「ほーほー。 どんな家族?」


松坂
 「実はこちら鶴居村で作られた牛乳は
 首都圏に住んでいる方々に 届けられています。
 今回は14組の親子が
 その牛乳の生産地である 
   ココへやって来るというのです!」

森崎
「へーーー いつも飲んでいる牛乳の
 産地を訪ねる旅なんだ!!」
松坂
「そのご家族をきょう受け入れる
 夢牧場の武藤さんです!」


一同
「こんにちは!!」


森崎
「消費者の皆さんとの交流は
      ずいぶん長いんですか?」

武藤さん
「はい。もう10年になりますね。
 きょうは搾乳体験や哺乳体験など
 ふだん私たち酪農家がしている作業を
  見て体験してもらいますよ!!」

河野
「北海道に住んでいるわれわれでも
 なかなか出来ないですかね。
 首都圏のみなさんにはホントに
 貴重な体験になりますね。」
武藤さんとお話しをしていると、
ツアーのバスがやってきました!

武藤さんの作る生乳は、
“パルシステム“によって
首都圏で飲まれています。

パルシステムとは、
「安全で安心な商品」の
宅配事業を中心に、
首都圏の1都8県、
なんと104万世帯もの組合員がいるという
巨大な生協のグループなのです!

パルシステムでは、
「生産者と消費者の交流を通じて、
共に創る運動」を展開!

「生産者との顔の見える関係」を築くために、
組合員が日本全国の産地で、
実際の作業を見学・体験できるツアーを
たくさん実施しているのです。




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