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2020年10月31日(土) | ♯590 新十津川町 スマート稲作編
2020年10月31日(土) | 効果抜群!体力温存&仕事量もアップアップ♪
2020年10月31日(土) | ここまで来た!収穫しながら味が分かるコンバイン!
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2020年10月24日(土) | 土の中からボス出現だ!
2020年10月24日(土) | まるで戦い?ショウガ収穫体験
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2020年10月24日(土) | 新ショウガ料理をいただきましょう!
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2020年10月17日(土) | 実力がすごい今金和牛!!
2020年10月17日(土) | 哺育名人!森アナ登場!

[+10] >>

2018年10月06日(土) |  店舗経営全てを学ぶ高校生レストランとは?

森アナ
「特別にオープン前のレストランの中に
 入らさせていただきました」

リーダー
おしゃれですよ…
 すごいいっぱい高校生がいる!」


「しかも客席から調理の様子が見える!」

リーダー
「テレビに調理してる姿がアップになってる!」

森「ホントだああ。面白い」

リーダー
「これはプレッシャーですよ」

森「斎田先生がお待ちです!」

リーダー
「斎田先生!ごぶさたしています!
 よく生徒と間違えられる斉田先生ですよ」

斎田雄司先生「ごふさたしております」

森「本当にお若いですよね」

リーダー
「2年前に来た時…こういうの無かった!
 あの時にこの話はあったの?」

斎田先生
「計画はあったんですけど
 生徒たちを交えて、
 ここの構想を組み立てていって
 7月22日にようやくオープンしました」

リーダー
「そうなんだ。
 2年前すでに計画はあったんだ…。
よくオレに黙ってましたね!」

三笠高校生レストランは、授業のない土日や、
春・夏・冬休みに、部活動の一貫として、
ランチタイムのみ営業しています。

地元の旬な食材を中心に、
十数品が並ぶ和食の御膳を、
生徒自らが考案し、
調理・接客・会計と店舗経営に関わる、
すべてのサービスを経験するんです。

リーダー
「みなさん、あぐり王国です!
 おはようございます!」

生徒「おはようございます!」

リーダー「声が若いわ…」

リーダー
「オープン前で忙しいですか?」

生徒「はい…はい…」
 
森「ちょっとそれは答えにくい…」

リーダー
「高校生のうちから、こういう体験が
 カリキュラムとしてできるというのは
 素晴らしいことですね」

斎田先生
実体験が一番の学びになる!
 私たち教員のほうで
 社会にでてこうだよ、ああだよと話しても
 現実味がないですから」

斎田先生
「そこを肌で感じる場所ということで
 いいステージになってると思います」

2018年10月06日(土) |  ツナギに着替え畑に飛び出そう!

リーダー
「高校生はお金もらっているんですか?」

斎田先生
「もらっていません!
 大切ないち営業日の学びの時間が
 1つのお給料だと考えてやっていますし
 またここの売り上げは
 次のお客様を喜ばせるため
 練習の材料に変わります!」

食のプロを目指す上で、
様々な経験が積める「高校生レストラン」。
しかし、日々のカリキュラムが忙しく、
こんな課題もあるそうなんです…。

斎田先生
「直接生産者のみなさんと触れ合う機会が
 そこまで多くないんです」

リーダー
「そこまではなかなか行けない…?」

斎田先生
「そうですね。そこが充実してくれば
 もっと食材への理解も深まって
 大事にする心も育つかなと思うんですけど」

リーダー
「料理人にとって素材が生まれてくる場所
 見るということは大事な経験ですよね」

斎田先生「そうです…もちろんです」

リーダー
「…どっか連れていきます??」

斎田先生「ぜひお願いします」

リーダー
「そのためのあぐり王国ですから。
連れていきますよ!全員を!」

斎田先生
「えっ…。今日一人で営業??」

森「そこまでは請け負えないです(笑)」

普段から使っている地元の食材に、
もっと触れてもらおうということで、
村越羽那さん(調理部部長 3年)と
山田桃果さん(調理部 2年)の
高校生シェフ2人を、
キッチンから畑へ連れ出すことに!

リーダー「畑に行った経験は?」

村越さん
「おばあちゃんの家ではあるんですが
 三笠市ではそんなにないです」

リーダー「三笠の畑、見てないのか!?」

山田さん
「自分も全然…行ったことないです

村越さん
「普段使っている野菜の生産現場を
 見れたらいいなと思います」

斎田先生
「成長した姿を楽しみにしています」

リーダー
「そうですね!しっかりと今日の経験で
 立派な高校生にして返します!」

斎田先生
「僕も教えてもらいたいので!ぜひ!」

地元の食材を扱うものの、
生産現場を見る機会は少ないということで、
高校生シェフ2人を引き連れ、
三笠が誇る「ある農作物」の畑へ…。

リーダー
「さあやってきたぞー
 広い畑だねえ~何の畑かな?」

村越さん「タマネギ!」

リーダー「そうですそうです!」

村越さん
「こんなにタマネギだと思ってなかった」


「確かに見渡す限りタマネギですからね」

リーダー
「今どういう状態なのか分かる?」

村越さん「枯れてる…??」

リーダー
「枯れてるじゃん…と。
 どうしてこうなっているのかを
 お聞きしましょう」

森「生産者の安藤さんがお待ちです」

「よろしくお願いしま~す」

タマネギ農家の3代目・安藤詠二さん。
三笠を含むJAいわみざわのタマネギ生産について
教えていただきます。


2018年10月06日(土) |  タマネギが枯れている!?

リーダー「どれくらいの広さですか?」

安藤さん
「この畑で1.6ヘクタールあります」

リーダー
「ってことはさ何m×何mでしょう?」

村越さん「分かんない…」

安藤さん
「タマネギを作っている畑はここ以外もあって
 全部で7ヘクタール作っています」

リーダー
「全部で7ヘクタール?タマネギだけで?」

安藤さん「タマネギだけです」

リーダー
「すごい!他の野菜も作ってますよね?」

安藤さん
「はい。全部で28ヘクタールです」

リーダー
札幌ドームが5個以上入ります」

村越さん
「すごい!ライブできる!

リーダー
「ライブするんだ…タマネギライブ…?
 オニノオオオオオン」

三笠では、21軒の生産者で
年間およそ5600トンを生産。
さらに、その三笠を含むJAいわみざわでは、
1241ヘクタールで、
およそ4万2千トンが生産され、
道内有数のタマネギ産地なんです!

山田さん
「なんか枯れてるようにみえるんですけど
 どうなんですか?」

リーダー
「どうして枯れてみえるようになってる?」

安藤さん
「収穫の約2週間前に根切りという作業をして
 タマネギの根を切るという作業をします。
 それをすることによって
 早く葉っぱを枯らしてあげることができ、
 形の整ったキレイなタマネギ
 仕上げる事ができます」

リーダー
「聞いた?
 枯れちゃったんじゃなくて
わざと枯れさせてる!」


「ちなみに根切りをする前の写真がコチラ」

山田さん「見えない!タマネギが!」

リーダー「確かにタマネギが見えないね」

村越さん「長ネギ…??」

リーダー
「ネギがわーっと倒れてるみたいだね」

タマネギの収穫前に行う、根切り作業。
あえて根からの栄養を止めることで、
肥大化を防ぎ、形がキレイに丸くなり、
皮が乾燥して、収穫しやすくなるんです。

2018年10月06日(土) |  収穫してみたら…タマネギカワイイ♪
いつもは機械で行うタマネギの収穫ですが、
収録前に降り続いた雨のため、
この日は畑に入れず・・。
特別に、昔ながらの手作業で
収穫してみることに!

リーダー
「これは資料館にあるような道具ですよね。
 昔ながらの…」

安藤さん
「これは箕(み)と言いまして
 作物を集めるのに使ったり
 収穫したものをここに一旦入れて
 移す時に使うものです。
 これでやってもらいます」

リーダー
「では畑に入ってもらいますよ」

安藤さん
「茎の所を持ってもらって…」

村越さん「意外とすぐ取れる…」

リーダー「いつも触っているタマネギと違う?」

村越さん
「ここの部分持つことないんで新鮮です」

村越さん「楽しい~!!」

山田さんもやってみますが…

山田さん「フフッ…フフッ…フフッ…」

リーダー
「山田!笑いがこぼれているな」

山田さん
「なんか…いつも見ているタマネギで
かわいい!!」

調理の時とは違うタマネギの姿に、
興奮気味の高校生シェフ2人。
次々とタマネギを収穫していきます!

リーダー
「昔はこのスタイルでやっていた?」

安藤さん
「自分が小さい時はこういう道具も使って
 大きいコンテナを1つ置いて
 そこにあけるっていう…やってました」

リーダー
「調理が好きで高校入ったと思うけど
 農業実習はどうですか?」

山田さん
「貴重な体験ですごい楽しい!!」

リーダー
「楽しい!良かったあ。
 だってそうだよ。
 このタマネギが全部カワイイんだから」


「カワイイタマネギ。いくらでもありますから」

さて収穫が終わり運んでみると-

村越さん「重い…だしより重い!

本来、収穫されたタマネギは、
この収穫機の中で、
枯れた葉を切り落とす作業まで
行ってしまいます。

特別に高校生シェフ2人が
収穫したタマネギを機会に流して、
その様子を見せていただくことに…?

リーダー
「さあタマネギが落ちてきます。
 どうなっているかな?」

村越さん「上が切られてる!!」

リーダー
「しっかりと葉っぱの部分が切られてる」

ちなみにこちらが、
後日撮影した、機械収穫の様子。

コンベアを流れるタマネギは、
回転するローラーの上を転がると同時に、
余分な葉が、巻き込まれながら
カットされていきます。

こうして収穫された、
JAいわみざわのタマネギは、
8月から翌年の4月まで、
全国各地の市場へと出回り、
もちろん、三笠高校生レストランでも
使われているんです。

リーダー
「近郊のもの特に三笠の野菜を大切に
 使っているとお聞きしました。
 この町のものを使っているんだ!という
 想いはありましたか?」

村越さん
「納品書とかに三笠産と書いてあると
 なんかすごく嬉しい気持ちになります。
 やっとこの時期が来たか!っていう感じ。
 今まで何となく三笠産と思ってたけど
 今日みてみて
 生産現場を思い出しながら
 調理ができると思います」

リーダー
「そうか!浮かぶか!畑と箕(み)が!」

山田さん
「初めての経験で本当に楽しくて
 これからもタマネギを大切にして
 使っていこうと思いました」


「生産現場をみて
 どんなお料理をしてくれるのか?」

リーダー「変わる?変わっちゃう?」

村越さん
「今回特別に玉ネギメニューに
 なるものがあります」

リーダー
「何か作ってくれるって。
 安藤さん行きましたか?」

安藤さん
「いや実はまだ行ってないんです」

リーダー
「大きなニュースになっただしょう。
 町を上げてのニュースですよね。
 まだ行ってない…
何してるんですか!」


2018年10月06日(土) |  タマネギ料理をいただきます
地元のタマネギ生産の一端に触れた、
高校生シェフ2人。
早速レストランに戻って、
特別にタマネギを使った料理も含め、
看板メニューの御膳を作ってもらうことに!
一体、どんな料理が出来上がるのか…!?

村越さん&山田さん「失礼します」

リーダー
「ええええ、これ作ったんですか?」

森「美しいですねえ」

リーダー
「すごいですね。高校生レストランって
 こうなんですか!?」

こちらが三笠高校生レストランの
看板メニュー「青春御膳」。

いつもは、三笠産ななつぼしのごはんですが、
今回は、みじん切りにしたタマネギと、
鶏肉を一緒に炊いた「とり飯」に。

ほかにも地元食材を使った
10品ほどのメニューを、
高校生たちが自ら考え調理しているんです。

ではいただきま~す。

安藤さん「おいしいです!」

安藤さん
「タマネギのあま味がうっすら感じます」

リーダー
あま~い!タマネギのあま味すごいね!
 おいしい!」

続いては、通常の御膳でも提供し、
店舗内でも販売している、
塩麹で漬けた「タマネギの漬物」を。

※店舗内でも410円(税込)で販売しています。

リーダー
「タマネギの食感が生きていて
 噛むごとにブシュブシュと
 あま味・旨みが染み出てきます」

安藤さん
「歯ごたえがあって美味しいですね。
 生産者も漬け物はあまり作らないので 
 とても参考になります」

リーダー
「タマネギの漬け物自体珍しいですよね」

村越さん
「こちらはだし巻玉子です。
 上に白老牛のしぐれ煮と
 南茅部産の花削り昆布を乗せています」


「おいしい~ですね!!
 噛んだ瞬間にジュワーッって
 ダシの美味しさが広がりますね。
 ホッとするんですけど
 高級な感じもするんですよ」

リーダー
「出し巻玉子もそうだし炊き合わせも…
 ダシがキレイですねえ」

村越さん
「どの料理でもだしは使うので毎日50Lとか…」

森「ええええ」

村越さん
「昆布だしは前日に水につけて
 一晩冷蔵庫に置いて
 朝来てすぐに火をつけて…って感じです」

リーダー
「学校でやることじゃない!」

森「本当に料亭ですね」

プロの料理人ではないものの、
お金をいただく以上、調理は妥協しないのが、
三笠高校生レストランの教え!

そんなレストランの存在は、
マチにも変化をもたらしました…。

安藤さん
「若い高校生が頑張っているというのが
 すごい感じられるし、
 それが励みになって
 自分ら生産者も三笠市に住んでる方々も
 より一層前に進んでいける!

リーダー
「そうですよね。
 10代の若者が頑張っているんだから
 俺らも頑張るべやって気持ちになりますよね」

斎田先生
「ここを拠点に色んな三笠市の魅力ある場所に
 みなさんに行っていただいたり
 楽しい所を探しにいこうとなってくれれば
 私たちにとっても、
 それが町のためになっていくので
 町に還元できるかなと思います」

山田さん
「新しい色んな知識も増えて
 こらからは生産者の気持ちも考えて
 料理をしていこうと思いました」

リーダー
「タマネギが美味しくなったら
 農家さんは喜んでくれるって分かった。
 普通の高校に行きたかったと思うことは?」

村越さん「いや全然思わないです」

山田さん
「思わないです。今がすごく充実していて
 すごい楽しいので!」

森「なんかやり直したくなってきた!」

リーダー
「そういう思いは青春御膳で取り戻して
 また明日からも高校生に負けずに
 がんばりましょう!!」

みなさんこんにちは!
今日は、来週開催される2つのイベントの
お知らせだよ!

8日(月)祝日に、道の駅あさひかわで
「かみかわ農業祭」が開催!
かみかわ産の農畜産物で作ったカレーが
食べられたり、豪華農畜産物が当たる抽選会や、
農産物詰め放題など、
楽しいイベントが盛りだくさんだよ!

続いては、13日(土)にサンドーム北見で
開催される「オホーツク農業祭」!
オホーツク産の小麦を使ったうどんやパンの販売、
さらにはハロウィンカボチャ作り体験など、
子供も楽しめるイベントがたくさんあるよ!
オホーツク産の特産品が当たる抽選会もあるから、
みんなも行ってみてね!

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!


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9月29日のクイズ
「その年に初めて収穫されたそばのことを、
 何と言ったかな?」
 
正解は「新そば」でした。


2018年09月29日(土) |  ♯493 25周年を迎える幌加内町のそば祭り 編

その食材の歴史は古く、
奈良時代よりも前から食べられていたと言われる、
日本の伝統食材…そば!

豊かな香りと食感、そしてなめらかな喉ごし…
今年も新そばの季節到来!
人口およそ1500人というそばのマチに
その30倍を超える来場者がやってくる
壮大なお祭りが!

今週のあぐり王国ネクストは、
全国各地のそばツウが集結する、
日本一のそば産地へ!
収穫量、品質ともにトップクラスの
そば生産に注目します。

森結有花アナウンサー
「道北の幌加内町にやってきました」

森崎博之リーダー
「最高だな。キレイなそば畑!」

森アナウンサー
「今回は幌加内のそばについて学びますが
 そばの町ならではのイベントに参加します!」

森崎リーダー
「あ~あ~分かります!」

では一緒に学んでくれるあぐりっこです。

初参加の小学5年生、
頑張り屋の岩間菜々子(ナナコ)ちゃんと、
農業についてたくさん学びたいという
小学6年生の岡田麻梨(アサリ)ちゃんです!

森崎リーダー
「これ何の畑か分かるかな?」

あぐりっこ「そば!」

リーダー
「そうだね。このそばの町で
 日本中から人が集まるイベントがある!
 何祭りだと思う?」

あぐりっこ「そば祭り!」

リーダー
「うわ~よく分かったなあ」

森アナ「簡単すぎます…」

森アナ
「実はここ北海道はそばの一大産地」

森崎リーダー
「このグラフをみて分かることは?」

あぐりっこ「幌加内町が一番取れる!」
 
リーダー「そうです」

森アナ
「その幌加内町で
 どのようにそばが生産されているか?
 そして大きな祭りを見せてもらいましょう」

一行はまず、これから収穫最盛期を迎えるという、
町内にある生産者のそば畑にお邪魔して、
幌加内町のそばについて学ぶことに-

「こんにちは~」

そば生産者部会の部会長を務める
岩本靖幸さんに幌加内町のそば生産について、
詳しく教えていただきます!

リーダー「こっから見えてるのそばですか?」

岩本さん
「ここから見えるのは全部そばです!」

リーダー「どれくらいの広さあるんですか?」

岩本さん
「今刈りとっているところが
 約2ヘクタールぐらい」

岩本さん
「私が作っているところは約80ヘクタール!

リーダー
80ヘクタール?
 今まであぐり王国でヘクタールの話を
 してきましたけど…
 かなりなヘクタールです」

幌加内町では110軒の生産者が、
札幌ドーム700個分ほど、
およそ3400ヘクタールもの
広大な畑でそばを生産しています。

2018年09月29日(土) |  そば作りのこだわり

リーダー以外は、
間近でそばの実を見たことがないということで、
観察させていただくことに。

岩本さん
「そばの花が咲いています」

森「キレイ!」

岩本さん
「咲いたのが青く実をつけて
 黒くなっていく!」


「ちょっとずつしか取れないって事ですか?」

岩本さん「そうですね」

リーダー
「だからそばは広い場所じゃないと出来ない!」


「敷地が広くないとたくさん取れないんですね」

リーダー「今年のそばはどうですか?」

岩本さん
平年の半分の収穫量…
 7月の長雨、春の大雪から始まっています…」

幌加内町のそば生産
6月の種まきから始まり、8月頃に開花を迎え、
9月には収穫となりますが、
今年2月の記録的な大雪の影響で、
例年より畑の雪解けが遅く、
悪条件の中での種まきとなったほか、
北海道に猛威を振るった
7月の豪雨にも見舞われたのです。

リーダー
「実ったものに関してはどうですか?」

岩本さん
「実ったものは悪いものではないです

リーダー
「でもそこまで危機的状況にも関わらず
 生き残ったそば!
 今年のそばは根性がありますね!」

森「コシが強い!」

リーダー
「白いものが黒に変わっていきますよね?
 どのタイミングで収穫するんですか?」

岩本さん
黒化率(こっかりつ)80%。
 一本の中に黒くなった実の割合が
 80%になったら刈り時です!」

森「育てる中でのこだわりは?」

岩本さん
「そばの種と一緒にクローバーもまいてます。
 緑肥と言って畑がよくなるように…
 春になると大きくなるので
 それを畑の中にすき込んで
 また来年ここはそばを植える!」

畑作では、畑の養分の偏りを防ぐために、
育てる作物と畑を毎年変える、
「輪作」と呼ばれる農法が一般的。

しかし、そばは同じ畑で育て続けても
養分の減少が少ないと言われ、
輪作をせずに栽培ができる 
という作物なんです。

そんな特性を活かしつつ、
土壌の養分を補給しながら栽培することで、
毎年、安定した品質を維持しているのです。

リーダー
「収穫する時はクローバーも
 全部刈るんじゃないの?」

岩本さん
「土の際まで刈るわけじゃないんで!」

リーダー
「あっ本当だ。そばだけ取られてる

岩本さん
「クローバーは残ってる!」

リーダー
「クローバーは残って
 来年度の緑肥になるんだ!
 すごい!器用に上だけもっていったね…」


「そんなことできる機械あるんだ」

リーダー
カレーライスのルーだけ
 取っていくようなことだよ」


2018年09月29日(土) |  大迫力の収穫とは?

いったい、どのように収穫されるのか、、
まずは収穫する機械を近くで見学することに!

「うわああああ」

アサリ
でっかすぎて…
 自分の何倍あるのか…」

リーダー
「俺たちが収穫されそうな勢いあるね」

森「迫力ありますね」

幅5メートル、高さ5メートルという
巨大な機械で行われるそばの収穫。
特別に、あぐりっこを乗せていただける
ということで、
そばの収穫を体験させていただきました!

ナナコ
「うわ~エンジンの音が!」

リーダー「来た来た~」

「すご~い」

あぐりっこ「すごいすごい!!」
ナナコ「全部刈られていく~~!」

岩本さん
「そばの実は自分達がいる下を通って
 後ろのタンクに溜められる!」

あぐりっこ「あ~ここか!」

コンバインと呼ばれる収穫機で
スピーディに行われるそばの収穫。
刈り取られたそばの実は、
コンバインのタンクに蓄えられたあと、
運搬用のトラックへと排出します。

そして町内にある巨大な施設へと運ばれ、
そばの実を一定の水分量になるまで
乾燥させたあと、袋に詰めて貯蔵。

日本一の幌加内そばは、
こうして産地から全国の消費地へと
出荷されているのです。

リーダー
「出来上がったそば…
 今年の収穫を喜ぶお祭りが
 いま幌加内町でやるんですよね」

岩本さん「新そば祭りです!」

リーダー
「楽しみだな!祭りが好き!」

では祭りを体感しにいきましょう。


2018年09月29日(土) |  世界のおそばってどんなの?


「毎年多くの観光客でにぎわう
 幌加内町の新そば祭りの会場に来ました」

リーダー「スゲー人来てる」

日本を代表するそばの名産地、幌加内町で
毎年2日間にわたって開催される新そば祭り!

道内はもとより、遠くは九州からも来場者が訪れ、
その数は5万人を超えるほど!

会場で振る舞われる新そばもおよそ4万食!
そばツウにはたまらないビッグイベントなんです!

会場内を、JAきたそらち幌加内支所の
嶺岸智也さんに案内していただき、
体感させていただきます。

森「今年って特別なんですよね?」

嶺岸さん
「1994年(平成6)から
 幌加内町新そば祭りがスタートし
 今年で25周年ということになりました。
 メモリアルイヤーの開催となりました」

リーダー「何か大々的な事も?」

嶺岸さん
世界そばマルシェが出店しています。
 ロシア・イタリアなどが来ています」

ということで一行は、
世界各国のそば料理が楽しめる、
「世界そばマルシェ」の出店ブースへ!

リーダー
「ロシアです!これ何ですか?」

タチアナ ハタエヴァさん
「そばの実とゴマだけで作ったものです。
 よく食べますよ」

森「ロシアでもそばって食べるんですか?」

タチアナさん
「みなさん意外だと思うんですけど
 ロシア人の主食なんです。
 消費量も生産量も世界一なんです!」

リーダー
「えええええ~ロシア??
 我々よく食べる、そば?」

タチアナさん「麺にはしません!」

そのほか中国からは皮の生地に
そば粉を練りこんだという
餃子が販売されていたり、、
フランスからは、そば粉で作る生地に
ソーセージを挟んだガレットが…

さらに、アメリカからは、、
そばの実が原料のヘルシーなそばビール!

そしてそして、スロベニアでは…?

リーダー「そば粉ピザ??」

イゴール ライラさん
「カッテージチーズと赤タマネギ!
 ピザに似ているでしょ?
 でも作り方が全然違うんです」

イゴールさん
生地はそば粉100%!
 それをミルクと一緒にこねて鉄板に広げて
 上にチーズと玉ネギを乗せて焼く!」

そば粉で作るピザ生地は、
いったい どんな美味しさなのでしょうか?

アサリ
「あっ!そばの味がするし、下がパリパリ!」

ナナコ
「新しい感じでおいしい!」


「そばの口当たりがなめらかな感じ!
 うまくチーズと混ぜ合わさっていくよう」

イゴールさん
「スロベニアはそばと乳製品の相性
 良いと思っている!」
イゴールさん
「ほとんどのそば料理に
 何かの乳製品がついています
コチラのデータが示す通り、
日本独特の食べ物と思いがちなそばですが、
実は、世界的に広く食べられている
食材でもあるんです。

2018年09月29日(土) |  そばだけじゃない!もち米も有名

世界そばマルシェをあとにした一行が、
続いて案内されたのは…

嶺岸さん
「幌加内はそばだけじゃなくて
 もち米も生産しています。
 そのもち米の生産組合さんです」

リーダー
「すごい!
 そば祭りでもちついています!」
そばの名産地として有名な幌加内町ですが、
実はもち米の産地でもあるんです。
そばに次ぐ名産品を多くの人に知ってもらうため、
もちつき体験も行なっていたのです。

ではここで森崎リーダーも!

リーダー
「ではみなさんご唱和お願いします。
 いきますよ~幌加内のもち米で
 よいしょーっ (よいしょーっ)

 よいしょーっ (よいしょーっ)

 よーし!食べていって~」

パチパチパチ…

みなさんから温かい拍手が…

じゃじゃん、もんすけです!
今年も多くの来場者で賑わった、
幌加内町の新そば祭り!

来場者の反応や
来年に向けたそば生産の抱負について、
実行委員会の方に伺ってみたよ!

幌加内町 そば祭り実行委員会
委員長 古屋一郎さん
「おかげ様で新そば祭りが無事に行われました。
 例年通り遜色のない品質になっております。
 今年の反省点を検証しなければならないが
 天候がすべてかと思っています。
 我々も来年については期待しています」

幌加内町の大自然で力強く育った新そば!
ボクも早く日本一の美味しさを味わいたいな!

さて祭り会場から場所を移しました。

「新そば祭りでは
 そば打ち体験も出来るということで
 私達も体験させてもらいましょう」
ということで、
講師である「そば食楽部北竜」加藤宰さんに
教えていただきながら
幌加内町の新そばで手打ちそばを体験!



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