森崎 「生きることは食べることだあ!!」
2008年7月の番組スタートから2年9カ月。 これまで北海道各地の 食や農業の現場にお邪魔して、 みなさんの想いを伝えてきました…
佐々木 「みなさんこんにちは!」
河野 「いきなりのあいさつでしたね~」
佐々木 「今日は4人そろっておりますけれど… 食と農のふれあいファーム“くるるの杜”に やってきましたよ…」
■くるるの杜 住所:北広島市大曲377-1 電話:011-377-8700
これまで全道各地を訪れたあぐり王国北海道。 あんな事こんな事、色んなことがありました。 そこで今回は…
藤尾・河野「オープン~~!!」
二人がテーブルの上の布を開けると- 大量のビデオテープが!!
森崎 「全部放送テープですか?」
佐々木 「136本すべてのテープですよ」
森崎 「いや~やって来ましたね~」
佐々木 「我々が頑張ってきた 軌跡でもありますから!」
森崎 「これまでを振り返っちゃおう!とね! 懐かしくね・・・なんか 最終回みたいですね・・・」
河野 「違いますよ! これからも頑張って行こう という気持ちを込めていくんですからね」
佐々木 「続きますからね!!」
森崎 「我々が行った所ですね!!」 河野 「スゴイですね」
藤尾 「これスゴイ移動距離ですよね?」
佐々木 「そうなんです。 総移動距離はおよそ5万Km!」
森崎 「うわおお~地球を1周してんじゃん」
佐々木 「まずは北海道ならではの栽培・生産方法を みてみましょう」
北海道ならでは・・・といえば、みんなが驚いた “越冬”する野菜たちでしょう!
比布町“千本ネギ”は、冬の間、 雪の下で苗を休眠、栄養を蓄えさせて その後、ビニールハウスに移植。 3週間ほどで出荷を迎えます。 (2011年1月29日OA)
美瑛町のじゃがいもが貯蔵されていた “雪ムロ越冬馬鈴薯”。 雪原から無数に煙突が出現! これはジャガイモが呼吸するための 通気口でしたね。 (2008年3月7日OA)
函館の“雪の下大根”。 みずみずしくてまるで 甘~~いシャーベットのようでした! (2010年2月6日OA)
そして和寒町の“越冬キャベツ”。 和寒小学校の三年生と一緒に 雪の中を収穫しましたね (2009年2月14日)。
河野 「本当に真冬でしたよね」
佐々木 「さあ続いては、 こんな収穫もあった!という…」
藤尾 「えっ!次行っちゃいます?? ボク、雪の下大根の感想、 メッチャあったんですけど…」
森崎 「だったら早く言えよ!!」
さてお次はビックリ仰天! 迫力満点の収穫シーンです。
中札内村の枝豆収穫では およそ10分で6トンもの枝豆を 収穫するコンバインが大活躍!
ドンドン刈り取り、 そして要らない葉っぱなどを、 同時に捨てていきます。
そして最後に枝豆だけが、 白魚のように飛び出して 集められていました! (2009年10月10日OA)
ココでは藤尾が大興奮!!
森崎 「あの時、出演者のほうが興奮しちゃってさ」
もう藤尾もジェスチャーを交えて その収穫のすごさを伝えようとしてました!
森崎 「今見るとうっとうしい!」
藤尾 「ハ・・・ハズカ・・シイ…」
藤尾 「 “阿波踊り”踊っているみたいな!」
お次は生産者の工夫や 栽培の知恵に驚いた!!編です。
藤尾 「いやあ“なばな”は茹でると 甘味が増しましたね!」
森崎 「農家の方々が知っている イチバンおいしい食べ方で 我々がいただいている…」
さてお次は豪快・ハイテク! こんなのあったの?工場・施設編です。
あまりの大きさに驚いたのは- 生乳を運ぶ釧路の“ほくれん丸”。 ほくれん丸は2隻あり、 毎日釧路と茨城県日立港を 航行しているんです。 (2009年2月7日OA)
また当麻町の“でんすけすいか”は ハイテク機械を使って厳格に品質を チェックしていましたね。 (2009年8月1日)
リーダー・藤尾ともに 強烈に記憶にあるのが 清水町のビート・製糖工場。 ビートを積んだ20tトラックが 荷台を傾けるのではなく、 トラックごと傾いていく!! ここで名言 「ビートが止まらねえぜ!by藤尾」
またビートの山に向って放水銃、発砲? ビートを洗ったり水に流して 工場内に運んだりと いろんなメリットがあるんだそうです。 それにしてもあまりの規模に 驚きの連続でした。 (2008年12月6日OA)
森崎 「これだけじゃなくって… 北海道はビートの生産量が ほぼシェア100%! それだけのモノが この工場に集まっているから (ビートの山が) 城壁ぐらいあるの! もうその上に天守閣 のせたいぐらい。スゴイ数!」
さあ続いてはあぐりっこの頑張りや 面白いトコロを見て行きましょう。
まずはハプニング続出! 沼田町での“ゆめぴりか”の田植え。 あぐりっこがまるでムツゴロウのように 水田に横たわる… まるで泥んこ大会のようでした。 (2010年6月5日OA)
地熱発電の廃熱でハウスの 温度管理をしていた森町の“キュウリ”。 リーダーの「食べてみたい!」に、 なんとキュウリをもぐ前に試食… (2009年4月11日OA)
また南幌町の“キャベツ”は 地面に生えている状態でパクリ! しかしコチラのキャベツは 生育不足で出荷できないモノ。 産地の責任として 「良くないものは出せない」 と語った生産者さん。 トラクターで土の中に すきこんでしまう予定だった 命あるキャベツを リーダーが責任をもっていただきました。 (2009年9月12日OA)
足寄町の“ラワンぶき”では 河野の面白さが炸裂! ふきが根から吸い上げた水を 飲んでみよう!とチャレンジすると…
じょ~~~~~♪
森崎 「10年付き合ってきて イチバン面白い瞬間でした。 あの時、抱きしめようと思ったもん。 キミ面白い!! って抱きしめたかった」
次は番組の中でも反響の大きい 料理コーナーから。 北海道バンザイ! これぞご当地メニュー編です。
美幌町の「玉ネギいっぱいハンバーグ」。 シャキシャキの歯ごたえがたまりません! (2010年5月8日OA)
新得町の共働学舎では ラクレットチーズをいただきました。 牛よりヨダレが出る自信がある (by河野)名言です (2010年1月16日OA)
清里町の食材をたっぷり使った 野外でのピザ作り(2010年9月11日OA)、 大根のうま味タップリの函館の 雪の下大根のみぞれ鍋(2010年2月6日OA)、 あぐりっこがパニックになるほど 大喜びした留寿都の大根を使った “マーボー大根”(2010年8月7日OA)。 生産者ならではの工夫あるレシピ。 いつも大反響です。
佐々木 「お腹が空きましたね!というコトで 用意しちゃいました~」
知内町でいただいた“ニラしゃぶ”。 知内産ニラ「北の華」をしゃぶしゃぶして あとはお好みでお肉などを召し上がれ! (2009年2月28日OA)
森崎 「もう色が鮮やか! シャッキシャキのトロトロ!!」
藤尾 「うま~い」
さて最後は「ジーンときた! 生産現場での想い!」編です。
平取町トマト生産者の松原邦彦さん。
「イチバンの食育は家庭からなんですよ。 やっぱり家庭の味、お母さんの味。
今、共稼ぎでみんな大変だと思うんですよ。 なかなか料理作れない! うーんお惣菜買ってこう! それで終わらせようってあると思うんです。 でもね、休みの日、 一品でもイイから子供らに お母さんのホントの味を作ってほしいな。 それが一番の食育です」 (2008年7月12日OA)
チーズの魅力をアツイ情熱をもって 教えてくださった大樹町、 半田ファームの酪農家・半田司さん。
「訪ねてくれたあぐりっこ達の時代が、 次、始まるワケですよね! 可能性がイッパイあるってコトですよ! 農業は終わりじゃないんです! これからドンドン行けるよってコトを あぐりっこの彼ら・彼女たちが 表現してくれることを期待したいね。 大丈夫!北海道は! 農業はなくなりっこない!!」 (2011年3月5日OA)
標茶町で牛乳や乳製品などの取材を していた時、牛のお産が始まりました。
感動の出産に立ち会ったあぐりっこたち。 この数時間後に元気に立っている子牛を見て その力強さに強く感銘を受けていました。 (2010年3月13日OA)
あぐり王国の7回目の放送では 食と命、そして酪農や自然について 学ぶことが出来る牧場に行きました。
浜頓別町の「文(ぶん)ちゃんの里」、 オーナーの小川文夫さん。
「なぜ“いただきます”と言うか、 我々は牛さんから命をいただいている。
私達がさりげなく肉を食べているコトによって 失われている、ひとつの命がある。 野菜食べてもそうですよね、 米食べてもそうです。 みんな生きているモノの命をいただいて 私たちは生きている。 だから命を大切にしよう。 だから食べ物を大切にしよう」
(2008年8月23日OA)
河野 「こっから始まった気がしますね。 ぶんちゃんのこの話・・・ コレって放送始まって すぐだったじゃないですか。 ココからずっとコレを基本に 今まで来てるなって感じしますね」
佐々木 「天候によって、とれない年があったり という苦労はあるんですけども、 農業は楽しいんだなって。 みんな楽しそうになっているコトに 元気をもらいました」
河野 「おじいちゃんになってもね!」
森崎 「生きることは~~ 食べることじゃあ~~!! (リーダーなりのおじいちゃん風)」
これからもあぐり王国北海道を よろしくお願いします!!
来週4月9日(土)の放送は 4時30分からです。
※今回ご紹介した過去の放送内容は ホームページ上で確認できます。 是非ご覧下さいね!