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2011年06月25日(土) | ♯149 190万都市に野菜が!都市と農業の共存編
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2011年06月25日(土) |  ♯149 190万都市に野菜が!都市と農業の共存編
佐々木
「こんにちは!あぐり王国です。
 さてココで…北海道で
 札幌が収穫量NO.1の野菜
 アチラのお店にあるんです!
 ご覧ください!」

森崎
「なんともう並んでるよ!」

河野
「スゴイですね!」

日本の食料基地・北海道。
その農業が盛んな北海道の中で、
190万都市札幌が収穫量
全道ナンバーワンの野菜
があるのです!

その野菜を求めてやって来たのが
札幌市南区の《とれたてっこ南》。
安全安心、地元札幌産の野菜が揃う
人気の直売所なのです。
ではあぐりっこ隊と一緒に
お店を入ってみると…

《とれたてっこ 南》
住所:札幌市南区石山2条9丁目7-88
電話:01--592-6141

森崎
「スゴイ~にぎわっているよ!」

河野
「長蛇の列ですよレジが!」

森崎
「皆さんカゴがいっぱい!
 お安いですし~」

森崎
「どうしてこんな人気があるのですか?」

とれたてっこ南 運営協議会長
荒井和哉さん
「やっぱり朝取りが一番のメインですから!
 だいたい農家の皆さんは
 朝の4時頃から畑に出てやってますよ」

森崎
「札幌にこんなにいっぱい畑があって
 野菜が売っている所があるなんて…」

レン君
「札幌って街中で
 全然そういうモノ(野菜)が
 無いイメージだった」

鮮度バツグンの野菜はもちろん、
地元産の豚肉や玉子、
お米も人気を集めています。
こちらの商品の価格は、
生産者自らが決めて
販売されているのです。

さてお店にあった野菜を並べてみると-

森崎
「実はこの中に…札幌市が
 北海道の中で生産量NO.1をほこる
 野菜があるんですよ!それが…これだ!」

あぐりっこ
「ホウレンソウ?小松菜??


森崎
小松菜!
 札幌市が一番多く採れるんだって」


2011年06月25日(土) |  住宅街に広大な畑が出現!

ということで一行は札幌市南区の
小松菜生産者・坂尻さん親子を
訪ねることに-

そこで見た風景に…

河野
「いや~住宅のすぐそばにこの絶景!」

森崎
「そして広がってます!
 うわ~転がりたい!」

出荷期間は4月~12月。
札幌産小松菜は道内の
4割近くのシェアを占めているのです。

早速とれたての小松菜を食べてみると-

あやりちゃん
「みずみずしい!」

レン君
「水分がいっぱい!」

森崎
「おいしいねコレ!」

親子で農業を営む坂尻さん。
これからは25才
キャリア5年の信裕さんが
4代目として継いでいくのだとか。

河野
「畑なんですけど
 キレイにちょうどビッシリで。
 込みすぎてもないし、空いてもない!
 これはお父さんの技ですか」

信裕さん
「職人技ですね!」

河野
「息子さんに褒められましたが…」

明芳さん
「何て言ったらいいんでしょう…」

河野
「どういう所に出荷してるんですか?」

明芳さん
「おもに札幌の中央市場、
 それと学校給食にも出しています」

河野
「まさにココで坂尻さんが育てた
 小松菜かも知れない!
 お礼言っておこう!」

あぐりっこ
「ありがとうございます!」

さてココからは札幌の
ほかの野菜についてお勉強です。

佐々木
「札幌は小松菜だけでは無いのです。
 こちらの図をご覧下さい。
 札幌市は各地で野菜や果実が
 育てられているんです」
 
あぐりっこ
「すご~い」

森崎
「こんなにあるんだね~」

佐々木
「中にはブランド化、
 価値をつけているモノがあるんです」

河野
「地名がついてる所もある!」

佐々木
「こうしたブランド化にも
 札幌では取り組んでいるんですよ」


2011年06月25日(土) |  札幌だから大変なコトも・・・
ということでチームに分かれて、
190万都市・札幌で行われている
農業を徹底調査。
リーダー達が向かったのは手稲区。 
こちらにブランド野菜が!

森崎
「キレイな花が咲いてコレがズラ~と
 向こうまでなっています。
 まさに大通り公園みたいな…
 さてこの野菜は?」

ノゾミちゃん
「カボチャ!」

これは“大浜みやこ“という
ブランド名のカボチャ。
海岸に近く水はけの良い
砂のような土壌で育てているのが
特徴なのです。

生産者 松森剛さん
「ここはドリームビーチっていう
 海岸ですけど
 昔は大浜だったので、
 大浜でとれるみやこ(品種)だから
 “大浜みやこ”
 イイんじゃないって話なんです~」
こちらではカボチャの他にも、
人気のブランド“札幌スイカ“を育てています。
砂のような土壌は、水やりなどの手間が多く
栽培コストも高くなってしまいます。

森崎
「コストをかけても意義のある
スイカなんですね」

松森さん
「コレを作ることが自分達の意地とか
 プライドみたいなモノがあります。
 だから作り続けるっという感じです!」

さて河野達が訪れたのは北区。
こちらにはサラダでおなじみ、
あの葉野菜の赤ちゃんが!

河野
「みんなコレ何かわかる?」

レン君
「レタスかキャベツ??」

生産者 関戸大輔さん
「これはレタスの苗です。
 この後、耕した畑に植えつけて
 大きくして収穫します。
 およそ45日ですね」

河野
「見るかぎり近くに学校があって
 コッチ側には家があるじゃないですか。
 畑やるって大変じゃないですか?」

関戸さん
「大変ですね!」

関戸さん
たい肥ってあるじゃないですか。
 まくと臭いがスゴイので
 すぐ畑にすきこんだりして
 苦情が来ないようにしています」

じゃーん、もんすけです。
地産地消!札幌でもたくさんの野菜が
育てられていたって、みんな知ってた?
実はこうした「都市型農業」には
都会のオアシスとしての効果があるんです。

住宅街の中の水や緑は住んでいる人たちの心に、
ゆとりやうるおいを与えているんだって。
これからも続けていってほしいなぁ!


2011年06月25日(土) |  札幌の野菜には歴史がある!

続いては北区の玉ネギ畑へ。 
札幌での広大なスケールにビックリ!

河野
「スゴクない?!」

驚きのスケールに笑い出すあぐりっこ!

生産者 澤田喜幸さん
「見えているのは全部、玉ネギです

河野・あぐりっこ「ブハハハハ!!」

河野
「来る途中まで普通に家とか
 いっぱい並んでいたでしょ!
 その家の裏来たら、
 畑広がっているというこのギャップ。
 面白いです

澤田さん
「秋になったら立派な玉ネギになるからね!」

玉ネギ栽培発祥の地と言われる札幌。
“札玉“(さつたま)や
”札幌黄”(さっぽろき)などの
ブランドを継承するべく、
近頃は息子さんもお手伝いしているそうです。

一方リーダー達は、清田区有明へ。 
こちらで育てられている野菜とは…

森崎
「うわ~フッカフカ!」

生産者 柳瀬徹さん
「全部ホウレンソウで、
 “ポーラスター”というブランドです」

森崎
「ポーラスターってカッコイイですね」

柳瀬さん
「スターっぽいですよね。
 まっリーダーもすでに
 スター
ですけど

森崎
そんな~(ニヤニヤして謙遜する)
 ぜんぜんですから~(ニヤニヤ)」

ホウレンソウの収穫方法は?

森崎
「うちの子供の遊び道具みたいのが
 でてきましたけど…」

柳瀬さん
「これに座ってお尻で進みながら収穫です。
 4株くらいとって、いらない葉っぱをとって
 キレイにして揃えて箱にいれます」

森崎
「手間かかってますね」

森崎
「札幌で農業をやる意義って何ですか?」

柳瀬さん
「札幌から出発した作物とかって色々あって
 歴史があるので、その歴史を守りたい
 あとは、やっぱり…楽しい!
 農業は楽しいってことを
 もっとみんなに知ってもらいたい!」

森崎
「カッコイイです!」

柳瀬さん
「ありがとうございます!
 けどリーダーには負けますよ

森崎
そんな~(再びニヤニヤ)
 ぜんぜんですから~(ニヤニヤ)」

佐々木
「何なんですか?この今日のほめ合いは?」

森崎
「必ずほめてもらえる!」


2011年06月25日(土) |  全て札幌の食材でお料理しましょう!

佐々木
「地元のお米を使って
 オリジナル太巻きを作ろう!!」

JAさっぽろ女性部の板倉慶子さん、
荒井三和さん、大高澄江さんから
太巻きの作り方を教えてもらいました。
笑いが絶えないお料理タイムでしたよ~

※詳しい内容はレシピコーナーへ

板倉さん
「それではご飯をのりの上にのせます」

酢水を手につけてご飯をのせて
のりの隅までシッカリのばしていきます。

板倉さん
「お手てにいっぱいついて…なめたいわね

森崎
お手て、なめたいわね~って
 言いましたけど…」
 
全く動じず淡々とあぐりっこに
教え続ける板倉さん。

河野
ハハハハハ(大爆笑)」

ご飯に具をのせて巻いていきます。

森崎
「こっからですね大切なのは!
 巻きに入りますよ~

板倉さん
「(静かに)頑張ってください…

森崎
…??…わからないと思います」

河野
「最後の最後で
 ブン投げましたね!」

もちろん手取り足取り
最後までしっかり教えてもらいました!

あぐりっこ
「特製太巻き 完成~~!」

そして札幌産の野菜や豚肉を使った
《地産地消しゃぶしゃぶ》も
いただきました。

「おいしい~」の大合唱!

森崎
オール札幌ってスゴイですね」

地産地消!JAさっぽろでは子供達に農業を
身近に感じてもらおうとの思いから、
地元の小学生を対象に田植え教室など
「食農教育」に力を入れています

大はしゃぎの田植え体験。 
最後に感想文を書いて終了。
都会で農業ができるなんて貴重な体験だね!

こんにちは週刊あぐりNEWSです。
今日は中標津からファームステイのお誘い、
ビデオレターが届きました。

中本信幸さん
「あぐり王国をごらんのみなさんこんにちは!
 中標津で酪農を営んでいる中本です。
 夏休みの思い出にファームステイに
 来ませんか?待ってます~」

根室地区農協青年部連絡協議会では、
根室管内の牧場にファームステイして、
搾乳やエサやり、牛乳・乳製品の加工を体験する
「夏休み子供農業体験ツアー」の参加者を
募集しています。

参加資格は小学4年生から6年生まで。
ひとりはもちろん友だち同士でも兄弟でも
参加できます。
ファームステイは貴重な経験ですね。
農家の人や生き物と触れ合うことで
「食べ物や命を大切にする心」を
育んで欲しいですね。

《道東で美味しいミルク牧場体験》
日程:平成23年7/29(金)~31(日)札幌発着
内容:ファームステイ、乳製品加工体験など
参加資格:小学4~6年生
費用:ひとり1万2000円(交通費・宿泊費込み) 
問合せ:TEL 0155-24-4360(農協観光帯広支店)
主催:根室地区農協青年部連絡協議会

続いては甘~いの大好き~という方は
道北の士別へGO!
士別ビートまつりのお知らせです。 
 
ビートは「お砂糖」の原料で、
国内産のほぼ100%が道内で栽培されています。
あぐり王国でも何度も取材させてもらっています。

このビートが主役のイベントが明日、
士別町の日甜(にってん)士別製糖所で
初開催されます。
ビートを使ったシロップづくり、
砂糖を使ったお菓子づくり体験のほか
工場見学やトラクター試乗などの
イベントがいっぱい。
スイーツカフェも登場します。

毎日使う砂糖とその原料のビートについて、
あま~く楽しみながら学べる
1日になりそうです。 

以上、週刊あぐりNEWSでした。


《士別ビートまつり》
開催日時:6月26日(日)午前10時~午後2時
場  所:日本甜菜製糖 士別製糖所
     士別市西3条北4丁目




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