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2017年05月27日(土) |  甘くてジューシー♪そして初めて見る野菜が…

リーダー
「もぎたてのチンゲン菜です。
 いただきま~す」

シャリッ!!

佐藤さん「良い音したなあ~」

キアラ
「すごいシャキシャキしてて
 みずみずしくて甘い!」

リーダー
「ゴウ。噛んだ時どうだった?」

ゴウ「シャキッて言った!」

リーダーも一口…

リーダー
「超みずみずしい!うまーい」

リーダー
すごい水分だ。
 かじるっていうより飲んでる感じ。
 ごくごく飲める。水分多いんだけど、
 ちゃんとシャキシャキして歯ごたえが良い!」

バリッバリッバリッ

もうリーダー止まりません…


「リーダー!お馬さん化してます」

リーダー
「これは贅沢な食べ方ですよ」

じゃじゃん もんすけです!
シャキシャキした食感の中国野菜チンゲン菜。
その栄養について札幌保健医療大学・栄養学科の
荒川教授に聞いてみたよ。
「チンゲン菜はビタミン類でいうと…
 体内でビタミンAに変わるβカロテン、
 ビタミンCが入っています。
 普通、葉物野菜は火をかけると
 ビタミンCが壊れてしまうんですが
 チンゲン菜のビタミンCはしっかり
 残っていることが分かっています。
 葉物野菜の中でダントツに多いのが
 カルシウムなんですね。
 体の中で骨や歯を作る成分です。
 加熱してもシャキシャキ感は残るが
 あまり加熱しすぎないのが大事ですね」

ピーマンのおよそ5倍もあるベータカロテンや、
野菜の中でもトップクラスのカルシウムを含む、
チンゲン菜!食感も良くて、栄養も豊富なんて
うれしいよね~!!


「20種類くらい野菜を育てていらっしゃいますが
 チンゲン菜の隣!何だと思う??」

ゴウ「ワサビ?」

キアラ「パセリ?」

リーダー
「ゴウ何っていった?」

ゴウ
「ワサビみたい」

キアラ
「確かに!下のほうが…」 

キアラ「ワサビみたいになってる!」


「でもワサビってこんな葉っぱある?」

キアラ
「ないけど、なんか下らへんがそんな…」

リーダー「下(した)らへん…」

チンゲン菜以外にも様々な葉物野菜を
育てる佐藤さん。この野菜は何なのか?
試食して、その味を確かめてみることに…。

キアラ
ワサビみたいな味がする!
 なんか!すごい辛いのが出てくる…」

リーダー
「ゴウどうしてちょっとしか食べないの?」

森「確実に警戒してますね…」

佐藤さん「警戒してるわ~(笑)」

ということで森アナウンサーに
ガブリといってもらいましょう。

ガブリッムシャムシャムシャ

「あっ!!!!!!」

ツーーーーーン


「辛いです(冷静に)。
 辛いですけど、いい香りです。
 食べ終わったあとはさわやかです」

正解は??


2017年05月27日(土) |  ツーンとくる野菜にカラフル野菜も…!

佐藤さん
「正解は…ワサビ菜!」

キアラ「ワサビナン?」
ゴウ「ナン??」

佐藤さん「菜!!」

キアラ「葉っぱだから!」

北海道では珍しい「ワサビ菜」。
ワサビと同じアブラナ科の野菜ですが、
実は全く関係ない別物の野菜!
サラダやおひたしに使われるんです。

リーダー
「ワサビを植えたらニョキニョキ
 生えてくる訳ではないですね」

ゴウ「葉っぱを食べる!」


「ただ一気に食べるのは
 おススメしないですね(笑)」

他にも赤水菜赤タマネギなど
20種類近くの野菜を栽培する佐藤さん。
さらに、冬のイメージが強いこの野菜も…
佐藤さん
「小さいね…白菜なの。ミニ白菜!

実際に見てみると…

あぐりっこ
「本当だ!ちっちゃい」

佐藤さん「小さいしょ~♪」

リーダー
「岩見沢で白菜を収穫した時は
 ボクの顔ぐらいありましたよ」

森「比べてみましょう」

ゴウ「縦はいっしょだあ」

ひとり暮らしや少人数の家族でも
一度に使い切れる、
重さ1キロほどのミニ白菜。
伊達は道内でもいち早く、
5月から11月にかけて出荷しています。

森「甘い!味が濃い!」

リーダー
「5月にこんなに美味しい白菜が食べられるなんて
 ビックリです!」

北の湘南・伊達で栽培される、様々な野菜。
湘南野菜とも呼ばれる、
その野菜の生産体制について、
JA伊達市の方に話を聞いてみたよ!

JA伊達市 営農生産部 梶田岳史さん
「湘南野菜部会というグループで
 80品目近くの野菜を
 生産者88名で生産してます。
 チンゲン菜は年間出荷量は約36トンです」
 
伊達の野菜は、どこに出荷されるの?
「道内の市場を中心に、
 苫小牧・岩見沢・札幌・函館に
 通年で出荷しています。
 北広島市のくるるの杜でも販売してます。
 これからですと露地野菜も出荷されて
 いくようになります」

暖かい気候に恵まれ、
一年中、野菜が栽培できる伊達!
スーパーで見かけたら、
ボクも買ってみよ~っと!!


2017年05月27日(土) |  伊達野菜をいただきましょう♪
JA伊達市女性部の皆さんに、
普段からよく作るという簡単料理を
教えていただきます!!
宍戸さん
「チンゲン菜と言えば中華料理
 多いんですけど
 私達は和食に使って食べます」

リーダー
「ふ~~ん…って言う事が
 ここにメモで書かれてますね!」

森「いやあああ」

宍戸さん「素人なもんで…」

リーダー
「これ。いります??このカンペ?」

チンゲン菜と伊達野菜を使ったお料理が完成!

今回は特別に…

宍戸さん
「チンゲン菜の粕漬けです!」

リーダー「粕漬けなの?」

宍戸さん
「おにぎりに巻いているのが
 粕漬けの葉っぱです」
 
3週間ほど漬け込んだ粕漬け。
普段からよく食べると言う、
女性部とっておきの一品なんです。

【お詫び】
放送の中で「粕漬け」の作り方に
誤りがございました。
本来は茹でずに調理するところを
間違えて「一度茹でる」とご紹介致しました。
深くお詫びいたします。
なお訂正した作り方はレシピコーナーにて
ご紹介させていただいております。

では、いただきま~す!
まずはチンゲン菜の粕漬けのおにぎり。

ゴウ
「甘みがすごくて…
 もちもちのお米と一緒になって
 すごくおいしかった!」

カリカリカリ…

リーダー
「何これ?茎部分の粕漬け。歯ごたえすごいね。
 3週間漬けても、こんなにシッカリしている!
 うま~~い!!」

続いて「チンゲン菜の塩こんぶ和え」を。


「すごい!シャキシャキ!
 甘さとうま味が強くなってる!」

リーダー
「本当に茹でたんですか?ってくらい
 イキイキしていますね」

最後に彩り豊かな「伊達野菜のサラダ」。

キアラ
シャキシャキ感っていうのか
 ゴリゴリ感があっておいしい♪」

リーダー
「しっかりと食感が残っているんですね」

リーダー
「佐藤さんは農家として何年ですか?」

佐藤さん「私は今年で52年です」

リーダー「うわ~おつかれさまです」

森「半世紀以上ですね」

佐藤さん
「作った野菜を喜んで食べてもらえれば
 何よりですから」

佐藤さん
「ほかの地域で作られていない野菜を
 先駆けて自分で作ってみて
 みなさんに教えようかなって思ってます!」
 
とってもダンディーな佐藤さん。
チームワーク抜群の女性部のみなさん。
おいしい伊達野菜をこれからもたくさん
作ってくださいね~♪

2017年05月27日(土) |  お・ま・け 森アナウンサー編

お・ま・け~ (常習化してる??)

さてクッキングコーナーの収録中のこと。
宍戸さんの包丁さばきを見たリーダーが…

リーダー「上手だねえ~」

宍戸さん
「いえいえ!
 こんなの誰でも切れますよ」

リーダー
「じゃあ森さんやってみましょうか?」

イヤイヤ…と首を振っていた
森アナウンサーですが
意を決して「はい!」と腕まくり。

…と、ここまでは良かった。

よーく手首を見てみると…

ディレクター「輪ゴム(笑)」

「あっ輪ゴム…ちぇっ…」

リーダー
やめてくださいよ
  おばさんみたい。
 何の輪ゴム?それ?」

「朝のお弁当の輪ゴム…」

リーダー
朝のお弁当の輪ゴム!
 ずっとそこにつけたまま収録してんの?
 やめてっ!もうそういうの~!!
 オシャレな番組にしたいの!
 輪ゴムずっとそこにしてるの
 やめてちょうだい」

なぜかオネエ言葉で訴えるリーダー(笑)

「ごめんなさい…」

どんどん天然っぷりが明らかになる
森アナウンサー…
この先いったい、どうなるのでしょう…


2017年05月20日(土) |  ♯430 あの大水害から9か月…南富良野の生産者と農作業の現状を追う編

森結有花アナウンサー
南富良野町にやってきました~。
 私は初めてなんですが…」

森崎リーダー
「何回も訪ねている場所です」

森アナウンサー
「北海道の農業、そして道民にとっても
 すごく重要なテーマを学びます。そして…
 リーダーと南富良野町にゆかりのある
 ゲストを呼んでいます」


「ではこちらにお願いしま~す」

あぐりっこ「リーダー~!!」

リーダー
「君たちは…懐かしいなあ~
 忘れもしないあぐりっこだよ!」

今回はあぐりっこOBが参加!
札幌の中学校に通う、
中学3年生の大谷彩莉(アヤリ)さん。

あぐりっことして南富良野町を訪れたのは4年前。
農業を営む上で大切な存在である、
農家の女性たちの仕事について学びました。

そして札幌の高校に通う、
高校2年生の森彩華(サヤカ)さん。

6年前、当時小学5年生だったサヤカさんは、
南富良野町のポテトチップス工場を訪れ、
その製造工程などを学んでくれました。


「どうですか?
 久しぶりに見たリーダーは?」

アヤリ「変わらず…」

サヤカ「若いです…」

リーダー苦笑い
そうか~!! (笑)」


「二人のあぐりっこ時代の写真も
 ご用意しました」

リーダー
かわいい~~♪
 どうですか自分たちで見て」

アヤリ「はずかしい~」

リーダー
「久々のあぐり王国は照れますか?」

サヤカ「緊張してます!」

久々の出演に、緊張した様子の
アヤリさんとサヤカさん。
そんな二人に再び南富良野町に
来てもらったのは、
とっても大切なことを学んでもらうためなんです。


「思い出深い場所ですけども
 去年の8月災害があったことは
 ご存知ですか?」

あぐりっこ「はい」

リーダー
「とんでもない大雨台風と…
 去年は夏の間中、農家さんは悩まされました」

去年8月
北海道を襲った台風の大雨による水害。
南富良野町では、空知川の増水で堤防が決壊。
濁流によって、家屋や畑が水に浸かり、
大きな被害をもたらしました。

あの水害から9カ月ほど経った今も、
町内のいたるところで、
復旧工事が行われているのです。

リーダー
「特に南富良野町は壊滅的な大被害。
 十勝の方も酷かったんですけどね…
 う~~~ん。
 見てらんないぐらいの被害…」

言葉を詰まらせるリーダー。

そして語り出しました。


2017年05月20日(土) |  南富良野の春は今年も大忙し…


「リーダーは実際にボランティアで
 訪れたんですよね」

リーダー
「うーん…」

所属事務所のメンバーたちと
支援ボランティアに参加したリーダー。
泥や瓦礫を取り除く作業を行いながら、
大きなな被害を負った被災地の光景を、
目の当たりにしていたのです。

リーダー
「道路の低い所なんかは
 川から全部流れてきて、
 それがそのまま全部残っちゃっている。
 泥とか物とか木とか石とか岩とか…
 2人は見たりしたかな?」

アヤリ
「ニュースでたくさんやっていたので…」


「災害から半年以上が経っているんですが
 南富良野町の農業が今どういう状況なのか?
 皆さんが以前お世話になった方に
 お話を伺いたいと思います」
 
ということで一行は、
これまで3度にわたって番組でお世話になった、
南富良野町北落合地区の生産者のもとへ-

あぐり一行
「こんにちは~お久しぶりです!」

ニンジンやジャガイモなど、
5種類の作物を生産する岩永かずえさん。
4年前はニンジンの栽培について。
そして6年前には生産者ならではの
お手軽料理を教えていただきました。

リーダー
「あれから相方が随分変わりましてね…
 今日連れてきたのは
 え~次の次のパートナーです」

2代目MCが佐々木佑花アナウンサー
3代目MCが金井憧れアナウンサー
です!

岩永さん「テレビでは見てましたよ」

リーダー
「そして二人!見覚えありますか?」

岩永さん
「あの時も大人しい感じだったけど…
 今も物静かな…私とは正反対です」

リーダー
「誰もそんなこと言ってないしょや!」

岩永さんとの久々の再会に盛り上がったところで、
話は本題へ…

リーダー
「今の時期はどういう作業をしているの?」

岩永さん
「スタッフがやっているんですけど
 ポテトチップスの原料のジャガイモの
 種イモをまく準備をしています」

リーダー「品種は?」

岩永さん
トヨシロですね。
 ポテトチップの加工用の品種ですね」

種イモと呼ばれる植え付け用のジャガイモを、
機械での植え付けがスムーズに進むよう、
大きな袋へ移し替えるという作業。
種イモが入った袋の重さは、およそ20キロ。
それを大きな袋へ32回分も移し替えるそう。
どれだけ重労働なのか、
あぐりっこOBが挑戦してみることに!

あぐりっこ「せ~~のっ」

ぐらぐら…

リーダー「がんばれ~」

全然持ちあがりません。

森「ファイト-」

女子中高生ふたりの力でも、大変な作業。
ここで大学時代は
バスケットボール部キャプテン
務めていたという体力に自身のある、
森アナが挑戦!すると…

スルスルスル…いきなり持てちゃいました(笑)

リーダー
「おおおーカッコイイ!
 行けるイケル!やれてんじゃん」

岩永さん 
「すごい。いいわ。うちでやってほしい」

あっという間に移し替えちゃった!!

リーダー
「出来てる…自分が一番ビックリしている!?」

すると-
森「(みんな)しっかりしなさい!!」

あぐりっこに一喝!


2017年05月20日(土) |  災害の爪痕は深く…


「今年の作付けで災害の影響は
 受けていないんですか?」

岩永さん
「受けたのは受けたんですが…
 水害で(畑が)陥没したり流されたり…
 (幾寅地区の)生産者に比べたら
 被害にあったなんて…ちょっとおこがましい」

南富良野町の高台にある
北落合地区では、
河川の氾濫こそありませんでしたが、
大量の雨水で、
畑の一部が大きく陥没したり、
土や作物が流される、
という被害に見舞われました。
岩永さん
「辛かったのは何年もかけてできた
 良い土が流された事…」
リーダー
「これも美味しいニンジンになる…
 はずだったのに…」
アヤリ
今までの苦労も流されてしまって
 すごい残念に感じます」
岩永さん
「でも本当にね…
 ひとりの離農者も出ず
 農家の人ってすごいなって
 私も農家なんですけど…」

岩永さん
「大きな被害を受けて幾寅地区も…」


「私たちなかなかテレビでしか
 災害の様子を見て来なかったので
 今回は実際に幾寅地区にも行って
 災害時や今の状況を伺いましょう」

幾寅地区へ移動してきました-


「岩永さんがお話していた
 被害が徳に大きかった幾寅地区です」

リーダー「景色が違いますね…」


「木がスゴイことになっている…」

リーダー
「土嚢ですかね。
 川を土嚢によって調整しているのかな」

リーダー「サヤカあれ見て」

サヤカ「木が倒れている」

森「普通の光景ではないですよね…」

昨年の水害で、大きな被害を受けた
南富良野町の幾寅(いくとら)地区は、
空知川の氾濫によって、
多くの畑や家屋などが浸水。

あぐり一行は、その空知川のすぐ近くで
農業を営んでいる生産者を訪ねました。


2017年05月20日(土) |  就農10年目に起きた災害だが…
リーダー
「間違いなく新しいビニールハウス。
 今、制作中ってかんじかな?」

リーダー
「お邪魔しま~す。
 今まさにマルチングの上から
 苗を植えているところだあ」

ミニトマトや大豆などを生産する鳥羽光生さん。
ハウスではミニトマトの苗を植える作業が
始まっていました。

リーダー
「ハウスがとても新しいなあと思って」

鳥羽さん
できたばっかりです!
 12棟ほどハウスがあったんですけど
 昨年の水害の時に
 全部ペタンコに潰れて…
 まだ全部できていないんですけど
 できたハウスから苗を植えている所です」

リーダー
「ここは水害時はどんな状況だったんですか」

鳥羽さん
「ハウスのある場所には
 川の砂が堆積していたんですよね。 
 のところは3mくらいの深さの 
 川になっていた…」

鳥羽農園では、水害によって
12棟すべてのビニールハウスのほか、
倉庫1棟とトラクターなどの重機
も、
濁流にのみ込まれてしまいました。

順調に生育していた大切な作物も
すべて失った去年の水害。

実は被災した2016年は鳥羽さんにとって
大きな節目となる年でもあったんです。

リーダー
「鳥羽さんは南富良野町出身の方?」

鳥羽さん「静岡から来たんです」

リーダー
「一から農業を始められてですね
 農業を初めて何年くらい?」

鳥羽さん
去年で10周年だったんです」

あぐり一行「ええええ

鳥羽さん「記念の年だったんですけど…」

静岡県から移住し、
去年で営農10年目を迎えた鳥羽さん。
ゼロから始まった農業でしたが、
ビニールハウス12棟4ヘクタールの畑
営農できるまでになった矢先…
今回の水害が発生。

それでも鳥羽さんは、
農業を諦めることはありませんでした。

鳥羽さん
「農業を10年やっていて、
 仕事として楽しいっていうのもあったし。
 他の仕事は考えられなかった」

鳥羽さん
「水害でやられて農業が終るのは…
 ちょっと面白くないないなあって、
 意地みたいなのもあって」

リーダー
「今私たちがいる土はどうなっているの?」

鳥羽さん
「(水害で)堆積した砂は完全には
 取り除かれてはいないので
 今まで通りか?といわれれば
 そうではないけど
 もとの土が残っていたのは…
 不幸中の幸いだったと思います」

鳥羽農園では今年、5棟のビニールハウスに、
ミニトマトの苗、およそ9000株
植える予定。
1日も早い復旧と、
豊作への願い
を込めながら、
あぐりメンバーも苗植えをお手伝い。

2017年05月20日(土) |  ポテトチップス工場も見事復活!

リーダー
「トマトの匂いをかぐと始まったなあ~って
 気持ちになりますね」

鳥羽さん「本当になります」

リーダー
「7月はいったら香りがうわっとして
 赤い鈴なりに実った状況も
 今年もなりますね!!」

鳥羽さん「その予定です!」

リーダー「さやかどう思った?」

サヤカ
「いまの状況を知らなきゃいけないと思うし
 多くの人にこんな状況でも
 頑張っている人がいるってことを
 知ってもらいたい」 

リーダー
「さらに思いのこもったトマトになりそう」

鳥羽さん
「そうですね。災害の後なんで…
 ちょっと気合いは入っています!」

続いて訪れたのは、幾寅地区にある
地元産ジャガイモなどを原料に
ポテトチップスを作る「シレラ富良野」。

こちらも去年の水害で大きな被害を受けた
施設なんです。

あぐり一行「こんにちは~」

リーダー
「及川さんだよおお~」

サヤカ
覚えてます!お久しぶりです!」

シレラ富良野の工場長を務める及川真也さん。
2011年にリーダーと当時小学生だった
サヤカさんは、及川さん案内のもと、
ポテトチップスの製造に
ついて教えていただいたのです。

リーダー「大変でしたね」

及川さん
「そうですね。結構…まあ~かなり
 3か月あまり工場が
 止まってしまったんですけど、
 今は通常通り稼働しております!」

シレラ富良野では、
自社製品の「農協チップスふらのっち」のほか、
コイケヤブランドの委託製造品など、
1日およそ30万袋を製造しています。

そんなシレラ富良野を、
操業停止にまで追い込んだのが、
去年8月の水害でした。

工場のすぐとなりを流れる
空知川の堤防が決壊し、
工場の周辺が冠水。
原料のジャガイモ倉庫や製造する機械など、
壊滅的な被害を受けたのです。

及川さん
1m50センチくらい水没していたので…」


「じゃあここも水没していたんですか」

及川さん「そうです。ここ全部です」


「それが3か月で復旧できた…」

及川さん
「多くの方の協力をいただき
 3か月で復旧する事ができました」

水害発生からわずか3ヶ月で操業を
再スタートさせたシレラ富良野ですが、
工場周辺の道路や堤防は、
未だ復旧作業が続けられています。


2017年05月20日(土) |  40分で製品に!変わらぬ美味しさ♪

あぐり一行は、通常通り稼働しているという
工場内を案内していただき、
ポテトチップス製造の様子を見学。

サヤカ「懐かしい」

リーダー
「すごい速さでとめどなく流れてくる!」

ポテトチップスの製造は
まず原料のジャガイモを、
機械で洗浄して皮をむきます。

その後、手作業で選別や加工に適した
サイズにカット。

続いて、高速で回転する機械によって
ジャガイモを薄くスライスしたら、
180度の油が入った大きなフライヤーで
3分揚げると、見慣れたアノ姿に!

リーダー
「うわ~なんか来てる来てる」

森「きゃああ~滝みたい!

リーダー「何か迫って来てるね」


「これが他のうす塩やのり塩になる時は
 隣のレーンで…」

及川さん
「そうです。味を変えます。
 同時に3種類の味にできます」

リーダー
「さっきまでジャガイモだったんですよね」

及川さん
「約40分で製品になります」

リーダー「ジャガイモから袋まで」

及川さん「ジャガイモから箱詰めまで!」

リーダー
「ダメだっ!食べたくてしょうがない」

この工場では、味付けやスライス方法を変え、
3種類の商品を製造。
ジャガイモ本来の美味しさを活かすため、
原料加工から箱詰めまでを、
わずか40分で行なっているのです。

ここで特別に製造したばかりのポテトチップスを、
試食させていただけることに!

サヤカ「おいしい!」

アヤリ
「色々な事を学んできたから
 いつもよりおいしく感じる!」

「おいしい!」

リーダー
「ここシレラ富良野が再稼働したのは
 まちの大ニュースですよね」

及川さん
「そうですね。
 煙突から水蒸気が上がるんですが
 水蒸気が上がっているのを見ると
 安心するという声も頂きました」
リーダー
「それをずっと守って下さっているって事が
 改めてすごいなあ~って思いました」



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