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2020年08月22日(土) | リーダーの最高の笑顔撮影!?
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2020年08月15日(土) | 徹底した品質管理!
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2020年08月15日(土) | 収穫適期の見極めは?

[+10] >>

2017年05月06日(土) |  食べたら止まらない!ふくよかなゴボウ

洞爺湖町で春に収穫される「春掘りゴボウ」。
食用として「根」の部分を食べるのは、
日本人だけと言われています。

洞爺湖町では、秋に6割を収穫し、
残りの4割をそのまま畑で越冬させます。
雪解けを迎え二度目の収穫期を迎える春には、
さらに養分を吸収し、
丸々と太ったゴボウになっているのだとか。

さらにその太さには、ある栽培の秘密が…!

大西さん
「種を普通のゴボウよりも
 広い間隔にまくんです。
 そうすると太くなるんです」

リーダー「へええ」

大西さん
「普通は4センチの間隔でまきますが
 8センチでまきます」

リーダー
「普通の間隔の倍。すると倍以上になる」

主に加工用として出荷されることが多い、
洞爺湖町のゴボウ。
1本1本を太くすることで、加工しやすく、
使える分量も増えるように工夫しているんです。
そもそも、春に収穫する理由とは…?

大西さん
「秋にも収穫するんですが
 そのまま夏までおくと品質が低下したり
 腐ったりすることもあるので
 春にも掘って、それを貯蔵して
 年間が出荷できるようにしているんです」

リーダー
「通年出荷できるし鮮度持ちもいいんですね」


「春は春で新鮮なゴボウが食べられる!」

大西さん
「雪解け水を吸って
 みずみずしい感じはあります」

リーダー「いいですね」

リーダー
「今みたいに一本一本掘れる?」

リョウ「掘れない…」

カエデ「一日…2本!(笑)」

根がついたまま越冬させることで、
養分を吸収し、太くてみずみずしい
ゴボウになるのだとか…
あぐりメンバーも収穫してみます!

ボキッ

カエデ「あああ~折れちゃった…」

リーダー
「折れちゃったゴボウは商品としては…?」

大西さん
「短いサイズの規格があります」

カエデ「良かった!」

リーダー「中どうなってる?」

カエデ「水分がある!」

リーダー
「カエデが折ってくれたおかげで
 こうした所まで観察できたよ」

とれたての春堀りゴボウを素揚げにして、
試食してみることに!
果たして、その味は…?

リョウ「おいしい!甘いっ!」
カエデ「甘い」

リーダー
うま~~い!!大地の味だ…」

リーダー
「甘み・みずみずしさ、
 そしてふくよかさ。
 大地のパワーをしっかり閉じ込めている」

もうあぐりっこ止まりません…

リョウ「うまいっ!」

じゃじゃん!もんすけです!
洞爺湖町で収穫される、春堀りゴボウ。
その栄養価について、
札幌保健医療大学・栄養学科の教授、
荒川先生に聞いてみたよ。

荒川義人教授
「ゴボウに含まれる成分で注目されるのは
 イヌリンという食物繊維。
 これはお腹の働きを高めてくれたり
 お腹の中にすむ善玉菌を増やしてくれたりする
 作用があります。
 ポリフェノールも多く含まれていて
 体の中で酸化反応を抑えてくれて
 老化を防いでくれたり
 動脈硬化などの生活習慣病を防いでくれます。
 ポリフェノールみたいなものが
 アクとなって出てくるんですど
 ホウレン草のようにアクをしっかり抜く方が
 体にいいですよってものではなくて
 むしろアクのほうが体に
 いい成分も入っているので
 お好みに合わせて利用するのがいいですね。
 色々な食べ物が中国から伝わっていますが
 中国でさえゴボウを食べる習慣がない!
 ゴボウを食べるのは日本人だけなので
 世界でも珍しい国民と言えるかもしれない」

現代人に不足しがちな食物繊維!
ゴボウをたくさん取り入れて、
みんなも健康になろうね!


2017年05月06日(土) |  スピードアップ!でも丁寧に…収穫&選別
リーダー
「あれだけ大変だったゴボウ掘り。
 普段はどういう風にやっているのか
 大西さんに見せてもらいましょう」

さあ大西さんが機械を動かしますよ。

あぐりっこ「すごーい」

リョウ「なんか土を分けている」

リーダー
「土を分けて列ごとゴボウを引き抜いて
 エスカレーターで上に持ち上げています。
 この速さ、この勢いじゃないと
 一日に何千本も収穫できないね」

森「たしかに!早いはやい」

リーダー「迫力あるね」

森「見ていて気持ちいいですね」

こうして、多い時で1日およそ4トン、
なんと2万本ものゴボウを収穫するんです!

リーダー
「ところどころにおいたゴボウは?」

大西さん
「これを土を落としてコンテナにいれて
 農協に持っていきます。手作業です」

あぐりっこ「うわ~大変…」

リーダー「大変だなあ」

収穫したゴボウは、
JAとうや湖の集出荷センターへ。
コチラで長さや太さ別に選別されるのですが、
JAとうや湖の黄金崎順一さんの案内で、
その様子を見せていただくことに!

黄金崎さん
「これがゴボウの選別機。
 加工用のサイズで5種類、
 小売用のサイズで4種類の
 9種類の規格にそれぞれ選別します」

早速、ゴボウの選別機をスイッチオン!

黄金崎さん
「一本ずつ並べて…茎を切り落とします。
 カタカタ動いているの分かります?」

リーダー「針みたいの?」

黄金崎さん
「それがゴボウの長さを感知します。
 短いゴボウは手前の針しか動かないし
 長いゴボウは全部の針が動きます」

最後にゴボウの太さをセンサーが感知し、
それぞれのサイズに選別。こうして、
加工用と小売用で9種類に分かれるんです。

黄金崎さん
「この細いのが2Sサイズです」

リョウ「かわいい!」

黄金崎さん「こういうのも大事に!」

一方、最も太いサイズは…?

リーダー「太い!しかも長いね」

黄金崎さん
「これはお店ではなかなか見ることがない」

リーダー
「ちょっと待って…
 さっきリョウがとって方が太いぞ!」

黄金崎さん「すごいですね」

リーダー
「もっと褒めてもらっていいですか」

黄金崎さん
「それを手で掘り当てた…
 がんばりました!」


2017年05月06日(土) |  様々な料理に加工されるとうや湖のゴボウ
加工用に出荷するゴボウが多いJAとうや湖は、
いかに太くするかに全力を注いでいます。
そこには、こんな訳が…
黄金崎さん
「基本的には太い方が
 加工した時にロスが少ない」

黄金崎さん
「主にゴボウサラダやきんぴらゴボウなどの
 原料として使われています」

リーダー
「お惣菜としてスーパーとか…」

黄金崎さん
「あとは大きな加工工場に出荷してます」

こうして小売用は札幌や函館の市場を通して、
各スーパーへ。
加工用は、関西方面へと出荷され、
お惣菜などに形を変えます。
春と秋を合わせて、
年間およそ650トンものゴボウが、
各地へと出荷されるんです!
リーダー
「私たちってゴボウ好きですよね。
 あれですよ外国の人が見たら
 どうして日本人は木の枝を食べてるんだって
 言う人もいるんですよ」

リーダー
「信じられない!
 Unbelievable!
 みたいなことするんですから」


「そっちの方が信じられないですよねえ~」

リーダー
ねええ~~信じられないわよね~
 いっぱい食べたいですわよね~」

なぜか奥様会話になる2人(笑)


「ゴボウ生産者の若奥様に
 春掘りゴボウを使ったお料理を
 ご用意いただきました」

洞爺湖町のゴボウ生産者の若奥様お手製!
春掘りゴボウの料理とは?

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さい!

 

リーダー
「座っているだけでゴボウの香りが!!」

青野亜弥さん
「今回作ったのは炊き込みご飯と
 ゴボウのサラダとのり塩スナック!」

リョウ
「一番気になるのが
 ゴボウののり塩スナック!」

カエデ「私ものり塩スナック!」

リーダー
「それでは北海道のゴボウが冬を越えて
 春も食べられることに感謝をして
 いただきま~す」

リーダー「どうぞ」

すると…

リョウ君すぐさま
炊き込みご飯に!!

リーダー
「あっ!リョウ…」

森「ご飯だああ。わははは(大笑)」

リーダー「リョウ。話違うな(笑)」
 
いいですよ!
だってどれも美味しそうだよね!


2017年05月06日(土) |  絶品!ごぼう料理をいただきます!

まずは、輪切りにし、
片栗粉をまぶしたゴボウを揚げ、
のりと塩で味付けした
「ゴボウののり塩スナック」から。

カエデ
「あっ!おいしい!
 のりの味がすごいします」

リーダー
「何に似ている?」

カエデ「う~~~ん」

カエデ「ゴボウ!」

わははは。そりゃそうだ!

リョウ
「食感がいい!素揚げしたのと同じで
 甘いがあって美味しい!」

もう止まりません!!

続いて、春掘りゴボウがたっぷり入った、
ゴボウと鶏肉の炊き込みご飯を!


絶品!ゴボウの存在感!
 香りと甘みがご飯全体に染み渡っている」

リーダー
「シソを散らしてくれたのが
 すごくうれしいです。
 お料理上手ですね~若奥様~♪」

うんうん頷く若奥様たち(笑)

最後に、春掘りのみずみずしさを活かした、
ゴボウとニンジンのサラダを。

リーダー
「ゴボウが強い!
 ゴボウの踊り食いしている気分」

森「ゴボウが踊る訳ないじゃないですか」

リーダー「でた全部読める!」

食べると…

「うん!踊ってる!」

あぐりっこ「やっぱり!」

リーダー
「雪解け直後に農産物の収穫があるのは
 農家さんにはどういう思いですか?」

小林真実さん
「みずみずしくて香りがいいゴボウを
 誰よりも最初に食べられるのは
 贅沢だなって思います」

大西さん
「品質のいいものが
 たくさん収穫できるように
 心がけて作っていきたいです。
 消費者の方が喜んで買って頂いて
 おいしく食べてくれたらありがたい!」

リーダー
「だから見てください。
 こんなにきれいに!」

もう茶碗がピカピカになるほど完食です!

リーダー「嬉しいよね」

リーダー
「話ちょっとは聞いていたかい?」

大満足のゴボウ料理でした。

みなさんこんにちは!
今日は、北海道初導入!
「JAバンク移動店舗」の紹介だよ。

「JA新はこだて」と「JAオロロン」で
先月から運行がはじまった
JAバンクの移動店舗。
より便利に利用してもらうために、
店舗のない地域に出向いて、
JA貯金の入出金や通帳の繰越を
してくれるんだよ。
地域のみなさんには、
とっても助かるサービスだよね!

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!


2017年05月06日(土) |  お・ま・け 森アナウンサー編

お・ま・け

リーダー
「大変な収穫作業どうでしたか?」

森「疲れました!」


「でもそれだけ、立派なゴボウなんだなって」

と話している途中で
消える森アナウンサー。

リーダー
「どうして?」
リーダー「どうして?」
リーダー
「自分の掘った穴に落ちたの?」
リーダー
「えええ!?ウソでしょう!?」

リーダー
「ちょっと!!
 すごい人がパートナーに来たね。
 かつてないよ~~
 自分の掘った穴に埋まったよおおお」

-------------------------
4月29日のクイズ
「アスパラ栽培に使われる動物のたい肥は、
 なんだったかなぁ?」

正解は「馬」でした!


2017年04月29日(土) |  ♯427 軽馬種生産と循環型農業で栽培するアスパラを学ぶ

生産量・品質…
ともに日本トップクラスを誇る、
北海道の農畜産物。

稲作・畑作・酪農・野菜などなど、
そのジャンルは多岐にわたります。

そんな北海道で、
今回あぐり王国が注目するのは-

日本一の馬産地として知られる、
新ひだか町競走馬生産に注目します!

森有結花アナウンサー
「気持ちがいいですね!
 今回は新ひだか町三石エリアに来ています」

森崎リーダー
「三石といえば…」


馬(うま)です!
 サラブレット(競走馬)について学びます。
 どうですか?あぐり王国の中で牛はありますが
 馬に触れ合う事ってありました?」

リーダー
「馬を扱ったのは、これまで2回!」
(2009年10月31日OA日高町
 2011年6月4日OA新ひだか町)


「そうですか~
 じゃあリーダーも専門外!

リーダー
「いやそりゃね~
 そりゃあ~そうですね…
 まっ俺、牛専門でもないし!! 」

では今回のあぐりっこです。

今回、参加してくれたあぐりっこは5年生。
笑顔が素敵な小澤愛花(ナナ)ちゃんと、
食べることが大好きな中川理筑(リツ)君です!

リーダー
「今日は馬です!好きですか?」

ナナ「好きです!」

リツ「…ちょっと怖いけど…」


「今日はサラブレッドについて学びますが、
 まずはこちらをご覧ください。
 国内における軽種馬(競走馬)の
 生産頭数は約6900頭です。
 そのうち日高地方で約5500頭。
 さらに新ひだか町では約1600頭

リーダー「まさにお馬の名産地!」


「この名前聞いたことありますか?」

リーダー
「正直、競馬はわからないけど
 このオレだってオグリキャップ
 聞いたことある!!」

森「そうですよね」

あぐりっこ「分かんない…」

リーダー
「いや2人は分かんないさ~
 生まれるずっと前だもーん(笑)」

あぐり一行は、新ひだか町三石エリアにある、
競走馬の育成牧場へ-

2017年04月29日(土) |  大きくてビックリ!どうやって育てるのかな?

育成牧場のセールスプレップサービス
やってきました。

森「お話をうかがう前山さんです」

1歳までの競走馬を育成している前山友厚さん。
さっそく、厩舎(きゅうしゃ)に
お邪魔させていただくことに!

リーダー
「あの中にいるの?うわ~いたいたいた!」

「かわいい~」

リーダー「近いねえ~こっち見てるよ」

ナナ「でっかい!」

リーダー「挨拶して」

あぐりっこ「こんにちは…」

厩舎は1頭ずつの部屋が設けられ、
全部で12頭の1歳馬を飼育しています。

リーダー
「うおっ!見つけちゃった!お馬さんは
 お父さんお母さんの名前が書いてあって
 その中に知ってる名前がありました」

前山さん
「有名な…日本で一番有名な
 (ディープインパクト)」 

リーダー「超有名ですね」

森「やっぱり血統が大事なんですか?」

前山さん「競走馬は血統が重要ですね」

リーダー
「この馬が生まれるまで大変だったのでは?」

前山さん
「繁殖牧場で育った子馬をお預かりして
 ここで生育しています」
前山さんの牧場では、
繁殖牧場で6カ月から1年ほど
母馬とともに育てられた仔馬を預かり
競走馬のセールに出される1歳の夏まで
様々な飼育管理を行って、
良質な馬を育てているのです。


「この後はスケジュールは?」

前山さん
「放牧が基本です。
 朝6時に【収牧】と言って厩舎に戻すんです」

リーダー
夜は外で過ごすんですか?」

前山さん「そうです!」


2017年04月29日(土) |  馬さんにエサやり!とっても上機嫌に♪

リーダー
「エサはなんで12時までに3回も食べるの?」

前山さん
「回数を分けたほうが
 消化が良くなったり胃痛予防になるんで!」

エサは、それぞれの馬に適した量を調整して、
牧草・配合飼料、そして水分を含ませた
ビートパルプなど、
6種類を混ぜ合わせて与えるのですが、
中には、こんなものも…

前山さん「サラダ油です」

リーダー「サラダ油を…食べるの?」

前山さん「はい!」

あぐり一行「えええええ」

前山さん
「人間でいう成長痛が馬にもあり
 それの予防にサラダ油が効く!
 これは手離せないんです!」
毛艶も良くすると言われるサラダ油を
最後に加えたところで、
しっかりとエサを混ぜ合わせたら、
いよいよエサやりです!
重たいエサのバケツを抱え、
あぐりっこの二人が挑戦!

扉を開けてエサを壁に引っ掛けます。

パクパク…食べだしました。

ナナ「かわいい~~♪」

すると馬に思いが通じたのか?
ナナに急接近!

ナナ「うふふふ~♪」

あぐりっこ二人のエサやりに、
馬も上機嫌の様子!
しかもカメラマンにも興味津々。
レンズが鼻息で曇っちゃいました(笑)

エサやりに続いては競走馬の飼育管理で
非常に大切な作業と言われる、
ブラッシングもお手伝い!

前山さんが馬を部屋からだしました。

リーダー
「来た来た来た…かわいい…
 近くでみた感想は?」
ナナ
「とてつもなくでかい!です」

2017年04月29日(土) |  ツメのお手入れ!これで姿勢が変わる!

ではブラッシングの道具を見てみましょう。

ブラシは用途の違う2種類を使って行います。
まずは前山さんがゴムブラシのお手本を…

ゴシゴシゴシ…

リーダー
気持ちよさそう!うっとりしてない?」

前山さん「気持ち良いと思います」

まず毛の下の汚れを浮き立たせます。

前山さん
「これをやった後に、手入れブラシを
 縦に使うんじゃなくて横にして
 はらう感じです!
 毛並を整えながら残った毛を払う!」

リーダー
「ブラシをかけた所がキレイになってる。
 美しい~!」


「ブラッシングする・しないで
 市場での評価が変わってくるんですね」

前山さん「そうです!違うんです」

マッサージ効果もあるという大切な
ブラッシング作業。
あぐりっこは、上手にできるかな??

二人とも上手ですよ~

リーダー「カーペットみたいだねえ」

前山さん
「センスありますね。大きくなったら
 うちで働いてもらいたいですね」


「ブラッシングのあと他にはどんなことを
 やるんですか?」

前山さん
「競走馬にとってツメは非常に大事なので
 月に一度切ってもらいます」

森「えっ?この蹄を切るってことですか?」

これから見学するのは、
「削蹄(さくてい)」というヒヅメを切る作業。

まず、装蹄師(そうていし)の設楽巧喜さんが
馬の歩き方をチェックすることから始まります。


「股に挟んでやるんですね…
 馬は痛くないんですか?」

設楽さん
「痛くないような所を切ってます。
 古い角質をとっている感じです」

角質を削り、周囲をペンチでカット。
最後はやすりが出てきました。

設楽さん
「これで平らに仕上げていきますね」

リーダー「かっこいい~」

前山さん
「ツメを切りながら
 姿勢も直しているんですよ」

競走馬にとって蹄(ヒズメ)は、
第2の心臓とも言われるほど重要な部分。
この削蹄によって馬の歩く姿勢を矯正したり、
筋肉や関節などに関わる、
様々な病気を予防してくれるのです。

そしてさらにこのあと、重要な作業が…

前山さん
「このあとにウオーキングマシンです」

リーダー
「それ富裕層がジムでやるやつでしょ?」

ということで、
そのウォーキングマシンがあるという
厩舎の外へ出てみると…


2017年04月29日(土) |  メリーゴーラウンドの招待は…?

あぐりっこ「あれ?」

リーダー
「なんでしょう遊園地にあるような」

前山さん
「メリーゴーラウランド的な感じですが
 これがウォーキングマシンです」

さっそく馬をウォーキングマシンに入れて
その様子を見学!

ウォーキングマシーンの中は
小部屋のように仕切られており、
そこに馬を1頭ずつ入れます。
スイッチを入れると仕切りが動き
メリーゴウランドのようにまわり出します。
それで馬も走り出す仕組みになっています。

ウォーキングマシンでの運動は、
時速5キロ~10キロ程度で、
1日およそ20分間行なっています。

いったい、どのくらいの速さなのか?
あぐりっこが体感してみることに!

あぐりっこが仕切りの中に入ります。
馬と一緒に走り出す、あぐりっこ。
「楽しい~♪」

リーダー
「帰っておいでー。どうだった?」

リツ「ちょっと疲れる…」

じゃじゃん、もんすけです。
日本有数の馬産地として知られる新ひだか町。
ここでは、地元の子供たちを中心とした、
馬産地ならではの教育活動が行われて
いるんだって。

新ひだか町地域おこし協力隊
糸井いくみさん
「日本一の馬産地である新ひだか町では
 この町だからこそできる
 馬を通してのまちづくり事業
 『馬力本願プロジェクト』
 取り組んでいます。
 地域の子供たちを中心に身近な馬とふれあい
 馬の文化や歴史を学ぶ機会を作る活動を
 行っています。馬をきっかけに
 子供たちがこの町をより好きになり
 新ひだか町の魅力を誇りを持って多くの人に
 伝えてほしい!と思っています」
 
地域の大切な馬とのふれあいで、
住んでいる町の魅力を学びながら、
豊かな心も育む
「馬力本願(ばりきほんがん)プロジェクト」。
なんか、素敵な取り組みだね♪

さて-競走馬について学んだあとは、
馬産地ならではのアスパラ栽培
行われているという、生産者のもとへ!

リーダー「ハウスが何棟も並んでいます」

森さん「生産者の片山さんです」

アスパラ栽培について教えていただく、
生産者の片山英夫さん。
馬産地ならではのアスパラ栽培とは、
どういうことなのでしょうか?

リーダー
「何か撒いてますね…何かな?」

リツ「馬ふん!」

リーダー「ははは。それを撒いているの?」

片山さん「そうで~す!」

リーダー
「ハウスが並んでいますが、ここは?」

片山さん「露地栽培です」

かたやま農園では、
を取り入れて、ハウスと露地、
合わせて6000株以上アスパラを栽培。
アスパラの芽はまだ出ていない露地栽培は、
5月中旬からの出荷ということで、
今は畑の土に養分を蓄えている期間なんです。

リーダー
「アスパラの根がこの中に深くあるわけだ」


「私もうちょっと土に混ぜるのかなと…」

片山さん
「今から混ぜるんです!機械で混ぜます」

一般的に、
馬は咀嚼(そしゃく)の荒い動物と言われ、
牧草やエサなどの養分を豊富に含んだ、
質の高い堆肥ができるのです。

アスパラ栽培では、
芽が出る畝(うね)の部分
牛糞と鶏糞の堆肥を、
そして通路部分馬ふんの堆肥を、
それぞれ混ぜています。

片山さん
「なぜ畝に馬ふんを入れないかというと…
 それこそ馬は雑草の種も食べてますから」

リーダー
「なるほど!馬が食べてた雑草の種が
 またここから生えてきちゃうんだ!」

片山さん「そうそうそう…」

リーダー「種って生命力あるねえ」


「馬ふんを使う事でアスパラへの効果は?」

片山さん
「有機質を吸収しているので
 太くおいしいアスパラになってくれる!」

リーダー「へ~見たい!」

片山さん「いま見せます!」

ということで、ハウス栽培で育つ、
片山さん自慢のアスパラを
見せていただくことに!




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