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2020年08月01日(土) | ピーマンいただきます!
2020年07月25日(土) | ♯578 清水町・ニンニク編
2020年07月25日(土) | ニンニクって…時間がかかるんです!
2020年07月25日(土) | 1つ1つ丁寧にチェックしていく!
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2020年07月25日(土) | ニンニクがメロン並みの甘さ?
2020年07月25日(土) | ニンニク収穫&選別作業
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2020年07月11日(土) | ♯577 美唄市アスパラ編
2020年07月11日(土) | ハウスの中がもしゃもしゃの理由は…?

[+10] >>

2016年08月06日(土) |  ハーブは北海道に適している!
そもそもハーブとは香りが強く、
薬効がある植物全般を指し、
ラベンダーのように香りを楽しむものや、
バジルやパセリのように料理に使うものなど、
その用途も様々。

実は「シソ」や「ミツバ」「ワサビ」なども
『和のハーブ』と呼ばれ、
ハーブの一種に分類されるんです。

そして、そんなハーブにも実はがあったんです!

大澄さん
「花がちょうど咲く時期で
 ハーブによっては花ごと収穫するものや
 ラベンダーのように開花前に収穫して
 香りを楽しむものもあるので…

大澄さん
「トータルでみると夏が旬と言えますよね!
 今が旬です!」

北川「そうなんだあ~」

そうなんです!
摘みたての生の状態のハーブを
『フレッシュハーブ』といい、
葉が生い茂る夏こそが旬なんです。
大澄さん
「もともとハーブが育った地中海というのは
 とても湿度が低いところなんです。
 じめじめしていないんです。
 北海道はわりと湿度が低い地域ですから
 日本の中でほ北海道は
 ハーブ栽培に適しているといえます」
大澄さん
この風が来たり…
 ハーブが香よく育つのに適しているんですよ」

森崎
「先生がいい風が吹くと言いましたけど
 すごい強い風が吹いている~!」

憧れ
「でもこの風はハーブにとっては
 いい風なんですよね?」

大澄さん
「風で虫も飛び乾燥して
  香り良く育つんですよ」

じゃじゃん!もんすけです!
生産量は少ないながらも、
北海道でも栽培が行われているハーブ!
中でもハーブの生産に取り組んでいる、
東川町の生産者の方に話を聞いてみたよ。

東川町 高橋満さん
「ハウス1000坪、露地300坪でハーブを
 栽培しています。
 チャービル・ディル・イタリアンパセリ・
 セージ・タイム・マーシュ・パクチーの
 7種類を作っていまして、6月上旬から
 11月いっぱいまで収穫して本州に出荷。
 レストランや個人店で使って頂いてます。
 北海道産を指定して
 ぜひ欲しいとおっしゃる方もいらっしゃるので
 作っていてもやりがいがあり楽しいです!
 これから東川町でも生産者を増やして
 北海道といえばハーブ!
 ハーブと言えば東川町と言われるように
 頑張って知名度を上げていきたいです」

涼しい気候でハーブ栽培に向いた北海道!
もっともっと広まると僕たちもうれしいよね。


2016年08月06日(土) |  どんなハーブがあるのかな?

さてここからは大澄さんに
お肉料理に合うハーブから
教えていただきます。

大澄さん「ソーセージ好き?」

マナ「好きです!」

森崎
「好きです!お子さんだけでなく
 おじさんも好きです!」

大澄さん
「そのソーセージ
 ソー(=豚肉)
 セージがハーブのセージのことなんですよ」

北川
「そうなんですか!大人が好きな匂い!
 食欲をそそられる!」

森崎
「まさにセージを嗅いでいると
 豚肉が食べたくなります!」

大澄さん
「これはレモンバーム。
 バームって治療するって
 意味なんです」

マナ「あーレモン飴みたい!」

キリマ「好きな香り!!」

大澄さん
「お肉にレモンの香りをつける時に使用しますね」

お肉料理には他にも強い香りで、
臭みのある肉に効果的なローズマリー。

加熱しても風味が落ちず、
煮込みやオーブン焼きにオススメのタイムなど…

そして魚料理に合うハーブは?

大澄さん
ディルですね!ちょっと甘い香りします。
 パンチの効きすぎてないところ。
 そういうところが合うのかなと思います」

さらに使い方も見た目も、
あの野菜に似たハーブも…

大澄さん
「西洋ネギの仲間。チャイブです。
 ネギよりもフローラル。
 お蕎麦にも入れてもいいですよ!」

ここまで様々なハーブを学んだあぐり一行に、
その収穫に関する意外な話が…。

大澄さん
朝の10時前後くらいの
 陽が高くなる前に収穫した方がいい!
 紫外線とか虫から守るために
 香りを出すんです。
 その中にアロマオイルが含まれているんですが
 それを出すのが10時前後くらいなんです」

森崎「ちょうど今くらいだ!」

大澄さん
「そしたらですね…
 セージとチャイブとレモンバームの
 3種類をとってもらえますか?」

憧れ「あぐりっこ覚えてる?」

マナ
「セージと…レモンバームと…チャイブ!」

森崎
「あの…キリマ大丈夫かな?
 キリマもう一回いってみようか」

キリマ「セーブと…!」

森崎「セーブじゃない!」

あぐりっこには難しい名前かな?
さあ気を取り直して収穫しよう!

憧れ「ハーブの取り方のコツは?」

大澄さん
「青々しいところをプチッと取って下さい」

さあ収穫ですよ。
レモンバームはどれかな?と思ったら
匂いを嗅いでみたら、すぐ分かったよ。

その次は…
マナ「チャイム!あれ?チャイブだ!」
キリマ「ネギみたいなやつだ!」

なんとか目的のハーブを収穫。
この新鮮なフレッシュハーブを使って、
夏にピッタリのハーブ料理を作っていただきます!

2016年08月06日(土) |  ハーブ料理クッキングスタート!

憧れ
「フレッシュハーブを使った
 お料理を作っていきます!」

大澄さん
「バーベキューチキン用の
 レモンハーブソース
 ご紹介しますよ」

憧れ「聞いただけで美味しそうですね」

大澄さん
「鶏もも肉には塩・コショウ・
 ガーリックパウダーはもう振ってありますよ。
 ここまではみなさんよくやりますよね」


※詳しい作り方はレシピコーナーへ。

大澄さん
「まずはタイムの使い方です。
 指でしごきます」

パラパラとタイムが枝から離れますよ。

大澄さん
「レモンバームはクルクル巻いたら
 包丁で切っていきますよ。
 チャイブも切ってください。
 そして全部まぜま~す。まぜまぜまぜ…」

刻んだハーブに溶かしバター、
レモンの皮と果汁を加え、
混ぜ合わせればソースの完成!

チキンの両面に塗り込み、焼いていきます。

森崎
「お客さん呼んで庭でバーベキューする時とか
 盛り上がりますよね」

憧れ「これからの季節にいいですよね~」

北川「カリッとしている~」

森崎
「焼けたら完成ですね。
 切って混ぜて塗っただけ!」

マナ「手軽にできる料理だ!」

たったこれだけで普通のバーベキューが
本格派に変身。続いてもキャンプの定番メニュー!

大澄さん
「ハーブが決め手のルーカレーを作ります!」

森崎「言い切りましたね!」

大澄さん
「使うハーブは色々あります!」

大澄さん
「ブーケガルニです。
 ブーケ(=束)、ガルニ(=ハーブ)のこと。
 香草の束を作りたいと思います」


※詳しい作り方はレシピコーナーへ!

大澄さん
「ブーケガルニはどれか1つ入れすぎ!は
 おススメしません。
 その香りだけ強くなっちゃいます。
 色んな香りを少しずつ
 入れることによって
 香りがまとまるんですよ!」
大澄さん
「この沸騰していることろに
 ブーケガルニを入れます!」

大澄さん
「香り成分が水じゃなくて
 温まったところに出てくるので
 沸騰してから入れるのがポイントです!」

森崎
「そんなに難しそうじゃなかったなあ~
 配合が色々あるのかなって思ってたの」

大澄さん「ないんです!」

最後のひと品は乳製品との相性がいい
セージを使った「セージバターのペンネ」。

こちらはレシピコーナーをご覧くださいね。


2016年08月06日(土) |  ハーブ料理でより豊かな食卓を!

お料理が完成しました!
しかーし、その前にとってもステキな飲み物が!

大澄さん
「先ほど咲いていたブルーマロウを使った
 サプライズティーですよ。
 お皿に乗っているレモンをハーブティーに
 キュッと絞ってほしいんですよ」

さてハーブティーにレモンを入れると…

森崎
えええええ~マジック!
 色が変わりました!」

大澄さん
「アントシアニンという色素が入ってまして
 それがレモンの酸に反応してピンクになった!」

森崎
「この演出はすごい盛り上がりますねえ」

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!

ではいただきま~す。

憧れ
「キリマはカレーが大好きなんですって!」

キリマ「おいひいいい」

普通のカレーと味比べしました。すると―

森崎「厚みが違う!複雑な味ですよ」

北川
全然違う!
 コク香りの深みが全然違います。
 これお家で作って出されたら
 腕上げたねって言われますよね」

憧れ
「でも数種類のハーブを丸めて
 鍋に入れて煮ただけ!」

森崎「そんな難しいことはしていないね」

続いてレモンハーブソースのチキンも、
塩コショーのみのチキンと食べ比べてみますが…

森崎
「皮とか脂身とかがすごい美味しくなってる!
 皮がうまい!」

マナ「完璧!」

北川
「バーベキューって味が定番化しちゃうじゃない。
 塩コショウかタレか…ってね。
 そんな中でハーブソースはいいですよね。
 バリエーションがあって!!」

最後にセージバターのペンネも…。

キリマ「おいしい!」

大澄さん「苦くない?」

キリマ「うん!」

憧れ「あま味を感じますね。美味しい!」

ここでハーブの使い方をさらに深堀り!
札幌の北24条で自家製のハーブ料理を提供する
「ビストロ 菜(な) フェスタ」!
オーナーシェフの岩松宏之さんに、
家庭でできるプロの技を教えてもらったよ!

岩松さん
「デザートで使うミントを肉に合わせたソース」

岩松さん
「まずミント!うちの畑でとれたものです。
 荒めのみじん切り。ボールの中にマスタード
 ミントの香りを消さない程度のニンニク
 刻んだミントオリーブオイルを混ぜるだけ。
 フレンチではお肉料理にミントを使う事があり
 ミントの清涼感で食べてみるのも
 いいかなと思います」

岩松さん
「バジルを使って普段みなさんが食べている
 浅漬けを洋風にアレンジしてみます」

もうひと品もズッキーニやパプリカなど
夏野菜の浅漬けに刻んだバジルを加えただけ!
これだけでも、いつもの料理がひと味変わって
楽しめるんだよ!
簡単でオシャレで美味しいなんて最高だよね!

【ビストロ 菜 フェスタ】
住所:札幌市北区北24条3丁目1-1
電話:011-792-0875

北川
「今日はあぐりっこも喜んで食べてたので
 子どもにも向いたハーブを使えば
 食べくれるんだなと思いました」

憧れ「ハーブのイメージは変ったかな?」

キリマ「変わった!もっと食べたい!」

マナ
「食べる前と食べた後の
 苦手さのギャップがすごい!」
大澄さん
「少しずつスーパーとか八百屋さんでも
 ハーブが返るようになってきてますし
 新規就農者の方からハーブ栽培の相談を
 受けることもあります。
 これから北海道はますます
ハーブに注目かなって思います」

北川「何がオススメですか?」

大澄さん
「今日使ったハーブは一通りオススメです。
 ローズマリー…え~…ごめんなさい。
 タイム…ローズマリー…タイム…」

憧れ「2回タイム出ましたけど…」

大澄さん
「本当だ。すみません」

森崎
「このようにね。ハーブのプロでも
 わからなくなるぐらい
 種類があるんだよ!」

知れば知るほど楽しくなるハーブ!
みなさんのご自宅でも気軽に取り入れて
みてくださいね~♪

お・ま・け

いろんなハーブの香りを嗅いでいると-

大澄さん
「これはみんなに香りを嗅いで
 当ててもらいましょう!
 みんな大好きな食べ物ですよ」

くんくんくん…

キリマ「昆布?」

憧れ「こんぶ?昆布って言った?」

森崎
「まあ美味しいけどさ…
 子どもたちみんな大好きなもの。
 昆布!とはならないかな…」

カレーの香りがするハーブは
カレープラントでした~♪

7月30日のクイズ
「月形町で一番多く作られている
 スイカの名前は何だったかな?」

正解は「ダイナマイト」でした


2016年07月30日(土) |  ♯393 全国から注文殺到!月形町の変わり種スイカ編

「ゴジラのたまご」
「おつきさま」 「ダイナマイト」

実はこれらの名前、
ある同じ農作物の商品名なんです。
突然ですが、この一風変わったネーミングの
農作物、一体何かわかりますか?

街頭インタビュー
「…見当もつかない!」
「大きな卵でおつきさまのように丸くて…
カブラ(カブ)!違う?」
「全然分かんない…コーンとかですか?」
「カボチャ?」「ジャガイモ?」

今週のあぐり王国ネクストは、
月形町で収穫のピークを迎えた
農作物に注目!
全国から注文が殺到する、
そのブランド作物とは!?
暑い夏を爽やかに乗り切る!
みんな大好きな農作物の正体に迫ります。

憧れ
「今日は札幌から車で1時間!
月形町にやってきました」

森崎「ジャーン!夏服を着ました」

憧れ
「久しぶりの小橋さんとリーダーに
クイズを用意してきました」

憧れ
「こちらなんですけど、
 実は3つとも同じ農作物の商品名なんです。
 さてその農作物とは何でしょうか」

小橋
「水田の前ということは“米”

憧れ「ゴジラのたまごってどんなお米?」

小橋
「ゴツゴツした米でね…
 なんでしょ、この食味?!って。
 でも美味しいっていうね…」

では元気なあぐりっこを呼びましょう!

ごはんはいつもおかわり!
食べ盛りの今井椋河(リョウガ)君と、
好き嫌いがない五十嵐太一(タイチ)君の
小学4年生コンビ。
2人にも同じ質問をしてみますが…

リョウガ「うーん…お米

タイガ「お米だと思う」

小橋「リョウガ!タイチ!気が合うな

憧れ「どうしてお米と思ったの?」

リョウガ
「こっち側にお米があるから!」

小橋
「自分だったら何にこの名前つける?」

リョウガ「映画の名前とか」

タイチ「ゲームソフトとか!」

森崎
「そうだね!タイトルっぽいよね」

答えは果たして「お米」…、なのか?
早速、生産者のもとへ―

「こんにちは~」

こちらが気になる名前の農作物を育てている
柳彰憲さん。いよいよ、その謎が明らかに…

憧れ「その農作物は、旬は?」

柳さん「です」

憧れ
「それにしてもハウスがたくさんありますね」

柳さん
30棟くらいありますね。
 そこを見ていただければ…」

憧れ「見せてもらおっか!」

森崎「さあ何だ何だ?」

ハウスの中に入ってみると…

あぐりっこ「スイカ!!」

森崎「うわ~でかい!!」

タイチ「でかい!」

憧れ「これスイカなんですね!」

森崎
「この形といえば??」

リョウガ「ゴジラのたまご!」

柳さん「そう!正解!」

憧れ
「そのまんまですね」

森崎
「…いや?!
 そのまんまかどうかは
 わからない!!見たことないから(笑)」

…ということで月形町で
収穫最盛期を迎えていたのは「スイカ」!

こちらの楕円形のスイカが、ゴジラのたまご。
その見た目と美味しさから、
全国のデパートなどでも販売される、
人気のブランドスイカなんです!


2016年07月30日(土) |  スイカの特徴的なシマシマがない!?

森崎
「普通のスイカと比べてどこが違う?」

タイチ
「大きさとか皮の厚さとか?」

リョウガ「色が違う!」

森崎
「スイカと言えばさ、
緑色に稲妻のような黒いの
入るじゃない?」

憧れ「が入りますよね。模様がないですよね」

小橋「中は普通の赤い色?」

柳さん「赤い果肉ですよ」

憧れ
「1玉どれくらいの重さですか?」

柳さん
「これは小さいんですけど…」

憧れ「これで小っちゃいんですか?」

柳さん
「これで9kgくらいあるんじゃないですかね」

憧れ「そんなスイカあるんですね!」

憧れ
「柳さんは毎日どれくらいのスイカを
 収穫しているんですか?」

柳さん
30棟で1か月かかるんですよ。
 1日1棟ずつ収穫して、
 だいたい1ヶ月かかる」

小橋「何個とれるんですか?」

柳さん
「これで300~400玉くらいですかね」

あぐり一行「すごいねえ~」

森崎
「1個10キロ…3~4トン」

憧れ「大きいものだと…?」

柳さん「14Kgとか!」

あぐり一行「ええ~~」

そしてスイカの近くには、なぜか、あの野菜が…

あぐりっこ「ネギ??」

森崎「ネギに見えるよね」

柳さん
「スイカはすごく病気に弱いので
ユウガオ(かんぴょう)に挿して
こっから繋げているわけ!」

森崎「接ぎ木のような?」

柳さん「接ぎ木です」

柳さん
「そうするとネギの根から出る分泌物を
 かんぴょうを侵す病原菌が嫌いらしくて
 一緒に伸びる事で病原菌を抑える!
 という役目が分かったんです」

このようにネギを一緒に植えることで、
ムダな農薬を使わずに病害虫の予防ができ、
安全安心なスイカになるんです。

そして「ゴジラのたまご」以外にも…


2016年07月30日(土) |  情熱をかけた品種改良

森崎
「これが“おつきさま”?」

柳さん「そうです!」

森崎「ちょっとちっちゃめですね」

あぐりっこ「黒いスイカ??」

柳さん
「これ黒いけども、中は何色は分かる?」

タイチ「中?うーん?」

柳さん「おつきさまから連想して…」

タイチ「黄色??」

柳さん「そう!黄色!」

森崎「黄色スイカなんだ!」

柳さん
「皮が黒くて中が黄色。
 そして丸い!

 つきがた町なので、
 それにかけ合せて“おつきさま”!」

小橋「なるほど~」

憧れ「オシャレ!」

柳さん
「皮が黒くて中が赤いスイカは
 たくさんあったんですけど
 中が黄色のは無かったんですよ。
 それで自分で品種改良をやろうという事で
 約7年かかりました!」

森崎「うわっやっぱりかかるんだ…」

小橋「初期の頃は失敗もあって…」

柳さん「はい…」

森崎
品種改良ってすごいんだよ。
 失敗ってすぐに分からないんですよね。
 年を越えないと!」

小橋「すごいな」

なんと自ら品種改良を行い、
新たなスイカを生み出しているという柳さん。

黒皮で黄色い果肉の「おつきさま」の場合、
黒皮でオレンジ色の果肉と、
縞模様の黄色い果肉をかけあわせ、
安定して同じ品質のスイカができるまで、
7年かけて作りあげたんです。

そんな柳さんの品種改良から生まれたスイカは、
まだまだあるんです!

箱から出てきたスイカは?

小橋「すごい!」

森崎「導火線的なものがついてるよ!」

柳さん
「これは月形町イチオシの
 ダイナマイトスイカ!」

タイチ「すっごいでかい!」

ダイナマイトスイカを叩いてみると―

ポンポンポンポン

小橋「すごい良い音してる」

柳さん
「バッチリ詰まっています!」

憧れ
「これを切ると中は真っ赤なんですよね」

柳さん「そうです」

森崎
「あ~切ってみたい…
 切ったら今度は食べてみたい!」

小橋「それ催促(笑)!」

じゃじゃん!もんすけです。
月形町で生産されている様々なスイカ。

現在この「ダイナマイト」が、
町の主力品種として、
いっぱい収穫されているんだよ~

JA月形町 河原芳一さん
「月形町内11戸の生産者で
 年間約1万ケールを出荷しております。
 出荷の基準は大きく分けて秀品・優品、
 サイズはLから6Lまで。糖度は11度以上!
 道内のデパートやスーパーに出てます。
 一部、東京に出荷となっています。
 8月のお盆時期まで出荷しております」

「うまさ爆発!」がキャッチコピーの
ダイナマイトスイカ!
どんな味なのか早く食べてみたいな~


2016年07月30日(土) |  ビックリスイカ登場!収穫作業に…

森崎
「月形町ならではのスイカが
ダイナマイトスイカ!もう1個は??」

柳さん「見てみる??」

タイチ
「何かすごい!三角…
 ピラミッドみたい!」

小橋「何これ??」

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タイチ「ピラミッド型??」

柳さん
「これはピラミッドスイカ!」

憧れ「こんなスイカないですよ普通!」

小橋「なんでこうなるの?」
 
柳さん「いや面白いだろうと…」

森崎「いや…面白いですけど!」

柳さん
「一応観賞用なので食味は普通のスイカより
 落ちますけど、食べられる熟度まで置いて
 収穫していますので食べられます!」

観賞用として百貨店や
有名フルーツショップなどにも
出荷される「ピラミッドスイカ」。
その作り方は企業秘密なのですが、
スイカの成長に合わせて、
特製の型にはめて育てる、
熟練の技が必要な栽培法なのだとか…

柳さん
「札幌の市場からもう注文が入っていて
 出来上がる前から行く所が決まっています」

小橋「人気者!」

森崎「割ってみることは…」

柳さん
「今日はもうこれ1玉しか残っていないので…
 全部出荷しちゃったので…」

森崎「出来ないんだ」

憧れ「もう来年なんですね…」

柳さん「しかも高いから…」

森崎
「高い…?
 いくらくらいですが?」

柳さん「これは…●万円です」

あぐり一行「うわああああ~」

憧れ「リーダー!どうにかして下さい」

森崎「絶対ムリです!」

バラエティに富んだ様々なスイカを学んだ
あぐり一行。その中でも大きさと形が特徴的な
「ゴジラのたまご」の収穫をお手伝い!

柳さん
「取って運搬車に運んでもらおうと思います」

さて収穫にチャレンジするリョウガが
選んだゴジラのたまごは…

森崎
「この大きいゴジラのたまごの中でも
 これは大きいですねえ」

憧れ「おっきいいい」

ツルをカットして持ち上げますが…

森崎「いけるか?」

ぐいっと持ち上げ、
足を使ってスイカを抱えます。

リョウガ「よいしょっ!」

運搬車に置く時も慎重に…。

森崎「どうだった?」

リョウガ
「ものすごく重い!」

森崎「実感こもってる!」

お次はタイチ。

タイチ「よいしょ…はあ…」

ちょっとフラフラですよ…

なんとか運搬車まで持ち込んで―

タイチ「重い…」

よく頑張った!…ところがタイチに異変が!


2016年07月30日(土) |  熱い夏に最高!あま~いスイカ!

1個のスイカを収穫したあぐりっこ。
すると…

タイチ
「はあ…」


「はあ…」


……(沈黙)

小橋
「あなた達、
 一気に疲れているでしょ!!」

憧れ「大丈夫?」

憧れ「あと何個ぐらいお手伝いできそう?」

タイチ「あと2個…」

小橋「2個かいなあ~(笑)」

重たいもので14キロもあるゴジラのたまごに、
大人もヘトヘト…。
収穫の大変さを肌で感じた一行は、
このあと「おつきさま」も収穫し、
お待ちかねの食べ比べをしてみることに!

まずはゴジラのたまごをカット!

森崎
「行きますよ!これが月形町の
 ゴジラのたまごです!オープン」

あぐりっこ「うわ~すごい!」

憧れ「香り!香り!」

リョウガ「見た目でおいしそう!」

ではいただきまーす!

シャリシャリ…

リョウガ
うまい!
 今まで食べた中で最高!甘い!」

シャリシャリシャリシャリ…

憧れ「タイチ!黙々と食べてるけど」

森崎「そんなチョボチョボ食べるの?」

タイチ「うん!(ニコッ)」

さてリーダーも一口。

森崎
うまい!甘い!
 ゴジラのたまご甘い!
 食感もシャリシャリ!
 やわらかい感じの果肉だね。
 いや旨いね」

続いておつきさまも…

森崎「せーのっ!うわ~」

憧れ「眩しいくらい!」

森崎
「ぽっかりと満月が浮かびました」

憧れ「キレイな黄色…」

さてお味は?

小橋「なまら甘いね」

憧れ「砂糖かけた?ってくらい甘い」

小橋
「さっきのは滑らかな感じだったけど
 おつきさまはサクサク感が楽しめるね」

そして月形町の主力品種
「ダイナマイト」は?

タイチ「すごい!輝いている!」

森崎「汁がすごいなあ」

リョウガ「あま~い!」
タイチ「あま~い!」

森崎
「すごい甘みですね」

小橋
「果汁がまとわりつく感じ。
 三者三様のあま味だね。驚いた」

柳さんが作るスイカ「ゴジラのたまご」!
今や日本だけでなく
海外からも発注が来るほど、
注目されているんだって。

中でも品質の高いものは、
檻に入ったタマゴみたいに、
木箱で出荷されるんだよ!
細かい部分まで徹底的にこだわる、
柳さんのスイカ愛を感じるよね!


2016年07月30日(土) |  スイカでみんなを驚かせたい!

月形町で収穫最盛期を迎えたスイカ!
様々な種類のスイカを生産する柳さんから、
最後にうれしいデザートが…。

柳さん
「月形の名産品を利用したフルーツポンチ!」

あぐり一行
「うわああああ~すごおおおい!」

巨大な「ゴジラのたまご」をくり抜き、
そのまま器にして、
「おつきさま」と「ダイナマイト」の果肉、
さらには月形町の特産品「メロン」や
「カンロ」も加えた贅沢フルーツポンチ。

果物の種類が豊富な月形町ならではの一品です。

ではいただきま~す!

リョウガ「うまい!」

森崎「それは月形メロンだよ」

タイチはカンロ。

タチチ「うまいっ!甘い」

憧れ
「美味しすぎて止まらない!
  あれタイチ!
 もう完食していたのね!おかわりする?」

タイチ「うん!」

そのおいしさに大満足のあぐり一行に、
スイカ名人の柳さんから、
現在品種改良中だという変わったスイカが…

柳さん
「これは種を赤くしようと思っています」

森崎「赤いわ!」
小橋「小豆みたい!」

柳さん
「(名前は)タネアカシにしようかと思って!」
 
小橋「なんで?なんで?」

柳さん
種赤し種明かし!」

憧れ
「どうして種が赤くなるのか
 種明かししてほしい!」

柳さん
「タネアカシの
種明かしは出来ない!」

さらに…

森崎「白いスイカだああ~」

柳さん
「白いスイカに赤い種が来れば
 もっと面白いんじゃないかなって。
 将来は白い果肉赤い種を入れたい!」

小橋「みんなの驚く顔が見たい?」

柳さん「そういうのが1番たのしみ!」

森崎
スイカの演出家ですね。
 1個1個がね、サプライズを仕掛ける!」
柳さん
「なかなか実現するのは難しいんですけど
 スイカ屋としては色々なスイカを出して
 驚かせたい!」

小橋
「いや~今度は
 “酔”“果”《酔果スイカ》というのを
 作ってください!
 食べると酔っぱらうような…」

柳さん
スイカのワインって出ていますよ!」

小橋「あっ!そうか…そっちの方でね…」


ここでJA月形町さんよりお知らせ!
7月31日(日)皆楽公園で
つきがた夏まつり
開催されますよ!
スイカやメロンに代表される夏の月形の
特産品を数多く用意していますよ。
ぜひ遊びにきてくださいね~

みなさん、こんにちは!
今日はJAグループ北海道から
北海道の食と農を楽しめるアプリ、
「ジェイエイ・ジャンプ」の紹介だよ!

このアプリを使えば道内各地の直売所から
発信するオススメ農畜産物情報や
農業イベントがチェックできるんだって。

また直売所やイベントに出向いたときに
アプリのチェックインボタンを押すと、
道産のおいしい農畜産物が当たるプレゼントに
応募できるポイントもたまるんだよ。

是非「ジェイエイ・ジャンプ」をダウンロードして
道内各地にでかけてみてね。

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!

最後にお・ま・け!

みんなでゴジラのたまごのリレーが
始まったぞい!

小橋
「ほれ!渡していくからリレーで行くよ。
 はいっ!ほれ。次タイチ。リョウガ」

憧れ→タイチ ※もうここで半分倒れる

タイチ→リョウガ ※背中丸めてやっと持つ

リョウガ→リーダー ※ウロチョロしだす

森崎
「はいはい!はい!
 憧れ!(って戻るし!」

憧れ「戻ってこないで。あっち!」

森崎
「はいリョウガ。」

リーダー→リョウガ→運搬車へ(やっと)

森崎
「リレーする距離じゃないんだよ。
 ここでぐるぐるしてるだけだよ」

7月23日のクイズ
「東川町が生産するブランド野菜の総称は、
 何だったかな?」

正解は「ひがしかわサラダ」




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