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2020年07月25日(土) | ニンニクって…時間がかかるんです!
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[+10] >>

2016年07月09日(土) |  十勝の農業風景を切り取る!

…ということでクッキーに描く
農村風景を探すため、
教えてもらったその生産者のもとへ―

「こんにちは~」

こちらが芽室町で小麦やてん菜などを
生産する粟野秀明さん。
農作業の傍ら撮影しているというその写真とは?

憧れ
「写真コンテストでグランプリを
 とったとお聞きしました」

森崎「すげートップじゃん!」

粟野さん
「え~と…これが私が最初に応募して
 グランプリをとった…」

あぐり一行
「うわああ~すごい」

粟野さん
「ちょうど朝日がでる瞬間…
 いい色加減だったんで
 トラクターから降りて撮影しました」

森崎「カッコイイ!」

粟野さん
「これは秋…初冠雪だったんですけど
 収穫間際の大豆。そしてビートです」

森崎「これが十勝だ!すごいね」

四季折々の農村風景を写真に収めている
粟野さん。
そんな粟野さんも毎年応募している
「とかち農業・農村フォトコンテスト」は、
十勝の魅力を写真で発信するイベント!

今年で6回目を迎え、
プロ・アマ問わずに参加できるから、
いろんな写真が送られてくるんだって~

こんな景色、ボクも撮ってみたいな…

森崎
「畑って毎年風景が変わりますよね?」

粟野さん
「輪作っていう農業技術なんですけど
 同じ畑に同じ作物を作り続けると
 病気になってしまうんです。
 それで病気を回避するために
 我が家の場合でしたら
 4作物ビート・豆類・ジャガイモ・小麦を
 4年をローテーションでまわして
 作付けをしているんです。
 私だけじゃなくて十勝・北海道の
 畑作農家の人はみんなやっています」

森崎
「だから毎年同じ風景じゃないんだよ」

憧れ
「今の季節、粟野さんのオススメポイントは
 ありますか?」

粟野さん
「ビュースポット地図です!
 我が家から半径2キロのスポットです」

…ということでクッキーに描くモチーフを探しに、
リーダーとテルミちゃん、
金井アナとアヤカちゃんのペアに分かれ、
粟野さんおすすめのビューポイントを
自転車で巡ることに…

森崎
「じゃあステキなビュースポットを探そう!
 したっけ!行こうぜ」

憧れ「いってきま~す」

見渡す限りの農村風景。
普段、札幌で暮らしている
高校生あぐりっこにはどう映るのかな?

森崎
「トラックが一列に入って…
 ここはビートだと思うんだけど…」

テルミ「畑をバックに撮りますか?」

森崎
「そうだな!
なんとなく俺も撮っておくか…」

パシャ

テルミ「OKで~す」

森崎
「何とってるのよ?!
 クッキーに森崎がいるってのは
 斬新かもしれないな…」

サイクリングを続ける2人。

テルミ「うわ~広い!!」

※みなさん2人がどこにいるか分かりますか?
 画面右上にちっこくいるんですよ…

森崎
「柔らかな小麦の穂…うおおおお」

テルミ「じゃあいきます。パシャ」

森崎「何やってるんだ…」

テルミ
「これはもうすごく良いですよ…
 素晴らしい!」

その後も広大な景色となぜかリーダーも
一緒に写真に収めるテルミちゃん。

一方その頃、金井アナとアヤカちゃんは?


2016年07月09日(土) |  十勝の景色をクッキーに描こう♪

白樺並木を写真に収めては…

憧れ
「いいじゃん。でもここの部分
 どうやってアイシングで表現するよ?」

2人で自転車を走らせては…

憧れ「あの曲線がキレイじゃない?」

アヤカ
「グラデーションがかかっててスゴイ!」

すると2人道路に座って…

アヤカ「靴を入れる…」
憧れ「可愛くない?」
アヤカ「なんか青春っぽい…」

こちらも独特の感性で写真を撮る、
アヤカちゃんと金井アナ。
十勝の農村を自転車で巡るという、
初めての体験を終えた一行は?

アヤカ
「行きはキレイな広い景色が
 見えるんですけど
 帰りはまた違う景色に見える!
 360度に目を付けたいな」

テルミ
「見るだけじゃなくて匂いとか…
 自転車に乗っている感覚が伝わってきた時に
 今を生きてるんだ!
 と感じました」

それぞれが見た十勝の景色を、
その感性のまま…
いよいよクッキーに描いていきます!

森崎
「甲賀さん、ただいま!
 自転車でぐるぐる回ったんだよ」

甲賀さん
「坂道とか大丈夫でしたか?」

森崎
「ボクは電動自転車だったんで!」

まずは描きたい色を天然色素を組み合わせて、
アイシングに混ぜていきます。

そして、そのままクッキーへ…

テルミは大胆に乗せていきます。

森崎「おービックリ!いいんじゃない!」

テルミ
「こんな感じでやってみたかったんで!」

アヤカは優しくゆっくりと…

作業に没頭する3人。
それぞれの個性が
一体どんなクッキーとなるのか…。

爪楊枝や筆、指を使って
自由に描いていきます。

森崎
「なんだろう…
 さっきの先生の見本を
 誰も忠実に守っていない!
 みんなとんでもない
 オリジナリティですね」

甲賀さん
「だから良いんじゃないですかね!
 すごく良いと思います」

こうしてベースの絵を描き終え1日目が終了。

しっかりと乾燥させ
アイシングが固まるのを待ちます。

そして翌日…、
この日も淡々とデコレーション作業を
進めていきます。

憧れ
「すごい悩んでいるんです…」

テルミ
魔界チックになってきてしまってる…」

アヤカ
「ここに明るい色を入れたいなって」

そして、

ついに…。


2016年07月09日(土) |  当たり前すぎて見えなくなっていたこと…

森崎
「アイシングクッキー完成したんですね。
 僕見ていないんで楽しみです!
 誰からいきますか?」

憧れ
「はい!いいですか?」

森崎「随分前のめりですけど…」

憧れ
「じゃん!金井憧れ作『続く』」

森崎「すげー」

憧れ
「この赤いトラクターのわだちですね。
 十勝の農村風景の魅力が
 ゴールがないとの一緒で
 アイシングクッキーの工夫の仕方も
 無限大だと思ったので
 『続く』にしました」

森崎「ちょっと…」

甲賀さん
「どうしましょう…
すごい言葉が出てきました」

森崎「十勝が止まらない!」

続いてアヤカちゃんの作品は?

アヤカ「ちょっとベタなんですけど…」

タイトルは『青春』です。

森崎「カワイイ!」

アヤカ
「コンクリートだけじゃなくて
 靴があることによって
 会話が聞こえてくるような感じに…」

甲賀さん
「2人の話が聞こえてきそう。
 可愛らしく見てて心地いい♪」

森崎「テルミどうですか?」

テルミ
「いや~羨ましいですね。
 わたしもこの中の一人になりたかった…」

憧れ「そうだよね!」

森崎
「いや…テルミはほら…
 オレと一緒に楽しく…」

テルミ
「わたしも一緒にいたかったなあ」

森崎「あれ??」

そんなテルミちゃんですが…

森崎
「じゃん!うわ~でた!
 テルミと言えばムカデ!」

憧れ
「リーダーもちゃんと書いていますよ」

テルミ
「実はこの絵の中に2匹のムカデがいるんです」


憧れ「分かったかも!」

憧れ「リーダーの背中にムカデが!」

森崎「背中にムカデついてたの?」

テルミ
「気づいていらっしゃらないですけど
 実は背中にムカデがついていました!」

森崎「ウソを言うなって!」

三者三様に仕上がったアイシングクッキーに、
菓子アーティストの甲賀さんは?

甲賀さん
「十勝にいて十勝を絵にしているんですが
 長年住んでいると
 だんだん非日常の景色が日常になって…」

甲賀さん
「こんな風に(みんなに)すごい色
 だしてくれたように
 十勝にはまだ色があるのに
 私はそこを見なくなっていたかもしれないと
 すごく気づかせてくれたので
 めちゃくちゃ良い機会になりました」

憧れ
「甲賀さんがこの農村風景を
 アイシングクッキーで表現する
 ということを生み出してくれて
 ありがとうございますと伝えたい!」

甲賀さん「ありがとうございます」

アヤカ
「今回お菓子で描くのもアリなんだと思ったし
 それ以外にも描く方法があると思うので
 もっと探していきたいなって!」
テルミ
身近にある物の素晴らしさを
 知ることができたので…
 それをどんどん…一緒にね!」

森崎
「一緒になんだ!」

テルミ
一緒に広げていきたいなって!」


2016年07月09日(土) |  あぐりクッキー!食べて完成させましょう!
そして3人の作品に感化されたと、
甲賀さんからサプライズが…!

甲賀さん
「行きます!はい!」

あぐり一行
「うわああああすごい!!」

森崎「すごい~」

憧れ「おいしそう!」

森崎「食べたいねえ」

甲賀さん
「いいですよ!
 ガシッ!行ってみましょう!」

森崎
「そうだよな。
 食べて完結だからな!」

森崎
「それではアイシングクッキー
 いただきます!」

バリバリバリ…

ちょっと勿体ない…という空気も流れましたが
食べて完結するアートです。

みんなで仲良くいただきます♪

森崎「おいしい!」

口いっぱいに頬張ったテルミ。

話ができなくて
アヤカの耳元でボショボショと伝言ゲーム。

テルミ「…●△■…」

アヤカ
「おいしい!だそうです!」

-----------------------
十勝アートクッキー感動の2日間。
甲賀さんの「十勝愛」が
その作品に凝縮されていました。
カワイイ・ステキ・ずっと眺めていたい…
誰もが引き込まれ、
そして心癒されました。

そして素晴らしい作品を作り上げた
高校生あぐりっこ!
自由な感性で、ここまでの作品に仕上がるとは
誰も思っていませんでした。
あなたたちだから
「見られる」「感じられる」「描ける」
十勝があるんだとスタッフも感動しました。
一緒に学ぶことができて良かったです。

甲賀さん、そして女子高校生あぐりっこ。
どうもありがとうございました。

~週刊あぐりニュース~
みなさんこんにちは!
今日はホクレンが主催する
「北海道牛肉王国2016焼肉ガーデンフェスタ」の
お知らせだよ!

7月19日~22日までの4日間、
札幌パークホテル駐車場の特設会場で
「北海道牛肉王国2016 焼肉ガーデンフェスタが
開催されるんだって。

開催初日には「道産牛肉応援PR大使」の
アンジェラ佐藤さんが来場して、
焼肉丼の大食い対決を開催。

お得な前売り券は札幌市内の道新プレイガイド、
大丸プレイガイドで発売中だよ。
ボクも行ってみよっ~

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。

【北海道牛肉王国2016焼肉ガーデンフェスタ】
日時:7月19(火)~22(金)16:00~20:30
場所:札幌パークホテル 駐車場特設会場
問い合わせ:
焼肉ガーデンフェスタ事務局
℡011-241-6526

お・ま・け

実はオープニングではこんなことが…

テルミ
「1ついいですか?
 実はもう1枚絵があるんです…」

なんとリーダーの似顔絵!

まずはアヤカの絵を見て…

森崎
「爽やかな好青年じゃないですか!
 嬉しいです。ありがとう…で??」

森崎
「(こっちは)どうした??」

とても個性的なリーダーに仕上げたテルミ。

テルミ
「元気のあるリーダーです!」

森崎
「俺の顔どうなってるの?」

とても芸術的なリーダーだったのでした!

-----------------------------------
来週7月16日の放送はお休みです

次回の放送は23日午後5時です!
お間違いなく~♪

7月2日のクイズ
「北斗市で進められている田んぼを使った
 アートを何といったかな?」

正解は「田んぼアート」


2016年07月02日(土) |  ♯390 新幹線開通で賑わう北斗市を田んぼアートで盛り上げる編

今年3月、新青森駅と新函館北斗駅を結ぶ
北海道新幹線が開業。
北海道の陸の玄関口となった
新函館北斗駅がある北斗市など
道南エリアは今、
日本全国から注目を集めています。

そんな北斗市で新幹線開業を農業で
さらに盛り上げようと、
一大プロジェクトが動き始めているんです!

JA新たこだて大野基幹支店
営農センター長 田山光幸さん
「北斗市民を含めた地域全体が
 観光施設の少ない北斗市で
 ●●を通じて
 北斗市を日本一の新名所にしたい」

北斗市で進められている
日本一の観光名所作りとは一体何なのか?
今回のあぐり王国ネクストは、
道南エリアが誇る農産物を使った、
一大プロジェクトに注目します!

憧れアナウンサー
「きもちいいですねえ~
 今日は新函館北斗駅がある
 北斗市にやってきました」

森崎「良い場所!」

森崎
「あれが!新函館北斗駅!」

憧れ
「3月26日に北海道新幹線が開業した日に
 中継をしてたんですが…
 人・人・でものすごい賑わいでした」

森崎
「その時は人・人だったけど
  今はどうですか?
 新緑の季節でさあ。
 山も目の前の田んぼもいいねえ~
 見どころいっぱいですね
 ところで金井さん新幹線に乗ったの?」

憧れ「乗ってないです…」

森崎「いつか乗りたいなあ~」

憧れ
「ではあぐりっこを呼んでみましょう!
 あぐりっこおおおお」

あぐりっこ「はーい!」

今回のあぐりっこは3人
小4の菅原春乃(ハルノ)ちゃんと、
小5年の石崎朋愛(トア)ちゃん

そして頼りになる6年生の男の子。
佐伯世響(セナ)くんです。

憧れ
「今この辺りは日本全国だけではなく
 海外からも観光客が来ています」

森崎「めっちゃ注目されてるよお」

セナ「最高!」

憧れ
「北斗市で新函館北斗駅をより盛り上げようと
 JA青年部と地域の方々
 道南ならではのアートの一大プロジェクト
 進めている!」

森崎
「えー?なんかステキだな…
 人を呼び込めるといったら
 どんなことが考えられるかな?」

トア
「あっ!はいはいはい!
 例えば、
 田んぼの水に空が映っている
 から…??」
森崎
「田んぼの水に空が映っている…詩人!」

憧れ
「実際に新函館北斗駅に
 その一大プロジェクトの代表の方が
 いらっしゃるので聞いてみましょう」

森崎「よし!じゃあ行こう!」

あぐりっこ「いええええい!」


2016年07月02日(土) |  新函館北斗駅から見えたアートとは?

ということで一行は、
開業間も無い新函館北斗駅へ。

森崎「かっこいいなあ~」

セナ「未来感がすごい!」

森崎
「もう君たちの時代の駅だよ」

トア「かっこいい!」

憧れ
「ガラス越しに見える白い柱は
 トラピスト修道院のポプラ並木をイメージ!
 中は道南杉をふんだんに使った
 自然のぬくもりを感じる駅舎なんですよ」

森崎
「入りたい!入りたい!」

さて駅の中に入って来ました。

どこを見てもピカピカ!
ひろーい!
新しい建物のにおいもします…

森崎
「このエスカレーター長い!!」

憧れ「外の景色もいいですね」

森崎「景色が最高じゃん!」

憧れ「遮るものが何もない!」

トア「明るいね」

そして…みんなが期待していた
新幹線もちょうど待機しているところ!

あぐりっこ
「あっ!いた!新幹線!ながーい」

森崎「良かったね。見えたよ」

憧れ「緑色が鮮やかですね」

森崎「動いた!」

あぐり一行「いってらっしゃーい」

タイミングよく北海道新幹線の発車の様子も
見学したところで一行は、
一大プロジェクトの代表者が待つ場所へ―

あぐりっこ「あっ!いたかな…?」

北斗市で進められている一大プロジェクトの
代表を務める斎藤哲也さん。
米農家でありJA新はこだて北斗地区青年部の
部長も務めています。
果たして一大プロジェクトの正体とは?

斎藤さん
「会場はこちらになりますので…どうぞ!」

森崎「会場って?」

憧れ「ステージがあるのかな?」

あぐりっこ
あーーーー!
 すごーーーい!」

何かを発見して走り出すあぐりっこ。

森崎「みんな何が見えてるの?」

あぐりっこ
「ずーしーほっきー!!」
「すごーーーい」

森崎
「ずーしーほっきー。よく知ってるね。
 これは田んぼですか?」

斎藤さん
「これは観賞用の苗を使って描く
 田んぼアートです!
 JA新はこだて北斗地区青年部が
 中心となって進めております」

憧れ
「一大アートプロジェクトとは
 田んぼアートだったんですね!」

森崎「田んぼアート!」

新函館北斗駅北口の2階部分にある
展望スペースから外を眺めると―

北斗市公認キャラクターである
“ずーしーほっきー”や、
“ようこそ北斗市へ“という文字。

そして道南エリア名産米の「ふっくりんこ」の
文字とイラストが田んぼに描かれています。

これが北斗市で行なわれている
一大プロジェクト「田んぼアート」なんです。


2016年07月02日(土) |  米どころをPR!田んぼアート!

憧れ
「改めて田んぼアートとはこういうものです」

セナ「すごい」
トア「きれい」
ハルノ「めちゃ色がハッキリしてる!」

森崎
「色の組み合わせで見せてるんだね」

ハルノ「田んぼだとは思えない!」

森崎
「こちらの旭川の田んぼアートは
 あぐり王国ではヘリコプターに乗って
 見に行ったんだよ」

色の異なる複数の鑑賞用の稲を植えて、
田んぼに絵や文字を描く「田んぼアート」。

1993年に青森県の田舎館(いなかだて)村で
村おこしの一環としてスタートしたのを機に
道内でも旭川の東鷹栖(ひがしたかす)地区が
10年前から田んぼアートに取り組むなど、
現在、全国20箇所以上で行なわれています。

憧れ
「田んぼアートをやろうと思った理由は?」

斎藤さん
「北海道の水田発祥の地であり
 道内有数の米どころ 
 ということを
 PRするために取り組みました」

森崎
「へ~でも大変ですよね?」

斎藤さん
「GPSを使ってピン刺し…
 函館高専の協力を得てGPS測定器で
 ピンを刺して糸を引っ張って、
 ここに何植える…という目安をする。
 委員みんなで2日間かけてやりました」

森崎
「うわ~大変だったね…
 辞めてもいいと思いませんでしたか?」

斎藤さん
「辞めても良かったかなあ…(笑)」

森崎「正直!」

では田んぼをまじかで見てみましょう。

セナ「広い!広すぎる!」

ハルノ
「上から見るとちょっと狭くみえたけど…」

トア
「下から実際に見ると大きさが全然違う」

セナ
「こう見ると気が遠くなる…」

森崎
「こんな細かい絵だと機械が入らない?」

斎藤さん
「田植え機は広い部分です。 
 あとは手植えです!」

森崎
「さっきは上から見た絵だったけど
 もともとどういう設計図?」

斎藤さん「こちらが原画です」

あぐりっこ
「伸びてる!?」「縦に長い!」

森崎
「さっき上から見たときより
 原画で見たほうが
 デッサンおかしいよね??」

じつはすごい仕掛けがあるんです。

憧れ
「正面からみると伸びてるけど
 こうして傾けるとどうでしょう?」

立てていた原画を寝かしてみると…

あぐりっこ「うわ~直ってる!」

憧れ「どうなった?」

あぐりっこ
「さっき(上から)見たのと同じ!」

森崎「全然変わった!」

斎藤さん
「これは遠近法を使っています!」

斎藤さん
「上から見るとキレイなデザインに
 なるように植えています」

田んぼアートの技法は大きく2種類に分かれ、
絵に奥行き感を出す“遠近法”と、
奥行き感を出さない“均等法”があります。

斎藤さんたちは原画のデザインが
縦長であること、
そして絵に立体感を出したいということから、
遠近法を取り入れました。


2016年07月02日(土) |  どうやって色をつけるのかな?

憧れ
「色んな色がありますが
 色の違う稲を植えるんですか?」

斎藤さん
「そうです!5種類の稲を使って
 描いてきます」

コチラが田んぼアートに使う苗、5種類。
道南エリア名産米のふっくりんこ以外は、
全て観賞用の品種となります。

あぐりっこ
「想像つかない!」「不思議…」

セナ
「この観賞用の米は食べられるんですか?」

斎藤さん
「残念ながら…食べられません!」

森崎「観賞用は食用ではないんだ」

トア
「じゃあこのふっくりんこの普通の緑も
 食べられないんですか?」

斎藤さん
「観賞用と一緒に植えるので
 今回は食べられません」

セナ
「おいしいアートではないんだ…」

食べられないという事実に、
寂しそうな表情を見せるあぐりっこでしたが、
斎藤さんからあぐりメンバーへ
重要なミッションが…

斎藤さん
「今回みなさんには
 『ふっくりんこ』という文字
 植えていただこうかなと思ってます」

森崎
「これはかなり大事なところですよ!!」

森崎
「ふっくりんこというのは
 生産者にとって誇りのブランド!
 その名前を植えさせてもらうって…
 重大なことだよ」

セナ「プレッシャー感じる」

森崎
「間違ったら大変だよ
 ふっくりんて!なったら大変だよ」
 
何とふっくりんこの文字をあぐりメンバーで
植えさせていただくことに!
駅の2階から眺めた時は、
小さく見えていた文字ですが…

あぐりっこ
「『こ』が分かる!」
「『ん』が分かる!」
「『り』が分かる!」
「『く』が分かる!」

もうもう大興奮のあぐりっこ!

森崎
「正直この中に植えるって大変だよ…」

憧れ
「田植えって四角い田んぼに植えるイメージ。
 これは丸みを帯びていると難しそう…」

森崎
「相当難しいと思うぞ、今年は」

トア
「ちょっとレベルが高いけど…がんばる!」

セナ・ハルノ「がんばる!」
 
憧れ「できそう?」

セナ「やるしかないから!」
ハルノ「頑張れば出来るから!」
トア「頑張ったら出来る!」

森崎「すごいなあ~」

ということで…

森崎
「あぐり王国ネクスト初の
 田植えを執り行います!」

あぐりっこ「いええええ~い」

もう大興奮でございます…

北斗市の一大プロジェクト田んぼアートを
あぐりメンバーがお手伝い!
ふっくりんこの文字を手植えで
完成させるという責任重大な作業。
植える苗は“べにむらさき”と呼ばれる
観賞用品種を使います。

森崎
「あぐりっこ!
 田植えしたことあるか?」

あぐりっこ「ない!!」

森崎「初めての田植え?」

あぐりっこ「はい!」

森崎
「そうか…
やる気はあるかーっ?」

あぐりっこ「ありまーすっ!」

森崎
「あははは!金井さん。あなたは?」

憧れ「初めてです…」

森崎
「そんなので
農業アナウンサーとは言えない!」

さあ頑張りましょう♪


2016年07月02日(土) |  田植えスタート!

森崎
「手植えのコツはありますか?」

斎藤さん
「縦横の幅を15cm間隔で植えます。
 このように苗を少し刺して
 少し土を寄せる感じで…」

森崎
「まわりの土をぎゅっと集めてあげる!」
 
あぐりっこ&憧れ
「へえ~なるほど!」

斎藤さん
「最初に目印の縁取りを2列。
 それが終ったら内側に植えます」

植え方を教わったところで、
まずはあぐりっこから田んぼの中へ。

あぐりっこ「せ~のっ!」

ぎゃはははは~

「気持ちいい!」
「いいーね。面白い」
「(土が)やわらかい。動けない!」
「すべる!」「ぬるぬる!」

森崎
「それでは金井アナウンサー
 これが農業アナウンサーへの第一歩です」

勢いよく田んぼに入った憧れアナでしたが…

憧れ「(足が)抜けない!」

すぐにあぐりっこが助けに行きますが
逆にバランスを崩して長靴が脱げちゃった!

憧れ「進めないです~~!」

スイスイ歩くあぐりっことは対照的に、
全く動くことができない金井アナ。
このあと何とか自力で歩いてみますが…

こんどは両手をついてしまいました(笑)

森崎「ベチャベチャだ…」

あっという間に顔にはどろんこに!

森崎「いい顔になりました~!」

なぜかみんなから拍手が!

農業アナウンサーにようこそ♪

金井アナが無事、
田んぼと友達になれたところで
いよいよ田植えスタート!
まずはあぐりっこから―

セナ「土めっちゃ柔らかい」
トア「難しい…」

森崎「田植えどうですか?」

トア「楽しいです!」

セナ「腰が痛くなってきた…」

憧れ「もう早?」

田植え初体験とは思えないほど、
上手に手植えをするあぐりっこ達。
リーダーと金井アナも加わって、
さらに作業を進めていきます。

森崎
「文字をキレイに見せるのは
 なかなかデリケートですね。難しいよね」

1列の直線で植える一般的な植え方とは違い、
より慎重な作業が求められる、
田んぼアートの手植え作業。
しかもリーダー以外の全員が田植え初体験。

このままでは日が暮れてしまう…

ということでJA新はこだて北斗地区青年部の
方々にも手伝っていただくことに…

森崎
「人数増えたなあ~」

するとみんなも…
トア「けっこう慣れてきたよ」

JA青年部の方々の協力もありつつ、
作業開始からおよそ1時間半。
何とか「ふっくりんこ」の文字の手植えが終了。
果たして全員泥だらけになりながら、
一生懸命完成させた文字の出来栄えは…?

森崎
「それじゃあみんなが植えた
 ふっくりんこの文字をみてみよう!」

トア「すごい!」
セナ「予想よりキレイにできてる」

圧巻です!


2016年07月02日(土) |  ふっくりんこ!元気に育て~!

森崎「どうだった?」

セナ
「腰が痛いけど…
 これを見たら疲れが抜けました!」

トア「足が痛い…」

ハルノ「腕が疲れた…」

森崎
「やりきったね…
 みなさんお疲れ様でした!」

さて田植えが終わったあとは…

憧れ
「斎藤さんからふっくりんこを使った
 おにぎりの差し入れをして頂きました」

道南の名産米“ふっくりんこ”のおにぎりと、
ふっくりんこの玄米を使った
JA新はこだてオリジナル緑茶を頂きます。

セナ
「もちもち!ふっくりしている!」

ハルノ「もちもちしていておいしい!」


■玄米緑茶(120円)
販売先/
JA新はこだてファーマーズマーケット
あぐりへい屋
住所/北斗市東前62
問い合わせ/0138-77-7779

森崎
「フワフワ!弾力がすごいわ」

斎藤さん
「ふっくりんこは冷めても美味しいので
 お弁当に持って冷めても美味しいです」

憧れ「具が入ってなくてもおいしい」

森崎
「お茶もいただきました!」

斎藤さん
「玄米と緑茶を混ぜた玄米緑茶」

森崎「香ばしい!すっきり」

憧れ「疲れが一気に取れますね」

森崎
「これからが楽しみだなあ~
 いつぐらいから見ごろですかね?」

斎藤さん
「この後は地元の小学生40人、
 中学生100人、函館の高校生…
 他にも地元の市民のみなさんに
 協力を得て植えていきます。
 見ごろは7月中旬!
 あとは9月中旬も黄金に実って見ごろです」

斎藤さん
「それとプロジェクトの協力の証しに
 田んぼの周りに旗を立てています」

森崎
「あの旗ですか?畑を囲むんだ!素敵」

じゃじゃん!もんすけです。
新函館北斗駅を日本一の名所にする
一大プロジェクト、田んぼアート。
地域一丸となったこの取り組みには
道内有数のお米産地としてのある思いも
込められているんだよ。

JA新たこだて大野基幹支店
営農センター長 田山光幸さん
「現在は全国的に米の消費が減退している…
 この田んぼアートでご飯を表現して
 もっともっとご飯を食べてほしい!
 というメッセージも含まれてます。
 そのためには地域をまとめてやっていこう
 という体制でやってます。
 末永くやっていきたいと思っております」

森崎
「たくさんの人が植えていくんだ…
(旗を見ると…)みんな違うよ。
 北斗市立大野小学校とか…色々だ」

森崎
「それでいま…あれ?」

あぐりっこ「あ~あぐり王国だ!」

森崎
「あぐり王国北海道NEXTって
 書いてあるね!作ってくれたんだ」

何と協力の証となるあぐり王国の応援旗まで
作って頂いちゃいました!

さっそく見頃までの順調な生育を願って
田んぼへ…

憧れ
「これからどんな色に変化して
 どんな風に完成するのか…
 定期的に見にきちゃう?」

セナ「見に来るしかない!」

あぐり一行「わははは」

ではみんなでエールを送ります

あぐり一行
「ふっくりんこ~」

お・ま・け~♪

あぐりっこに支えられ
長靴に入った泥を出そうとする憧れアナ!

しかーし再びバランス崩し

憧れ「ぎゃあああああ」

万事休す!

田んぼにジャポーン!





と思ったら…

憧れアナウンサーみごとな開脚!

リーダーもあぐりっこも大爆笑。

さすが運動神経バツグンの憧れアナ!

さてこの後はどうなったのか?
みなさんのご想像にお任せします…(笑)

6月25日のクイズ
「ニラと行者ニンニクをかけ合わせた、
 網走市の新しい野菜は何だったかな?」

正解は「行者菜」




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