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[+10] >>

2015年09月05日(土) |  小屋のような収穫機??

では収穫したてのキャベツをちぎって
いただきましょう。

キリマ「おいしい!」

シュウヤ「甘い!」

森崎「うんめい!水分すごい!」

藤尾「キャベツの味も濃いですね」

森崎「なんでこんなに甘いの?」

堀籠さん
「大雪山が近く、ふもとにあるので
 昼夜の寒暖差が激しいんです。
 温度差があるので甘みをギューっと
 凝縮して出来上がっているんです」

鹿追町では減農薬や低化学肥料
エコ栽培にも心がけ、
安心安全なキャベツ生産に取り組んでいます。

堀籠さん
「鹿追町では交換耕作といって
 酪農家の畑畑作の畑
 何年かに一度交換して、土壌を改善しているんです。 森崎
「町独自の輪作体制ですよね」

土づくりから栽培管理まで、
すべてにこだわる鹿追産キャベツですが、
もっとも特徴的なのは、
その収穫方法なんです。

藤尾
「堀籠さん。キャベツ畑の中に
 さっきから大きな機械が行ったり来たりを
 繰り返しているんです…」

キリマ「お家だ!」

藤尾
「ちょっとした工場が動いてる…みたいな。
 後ろで作業されてる女性が5人いますね」

森崎
「段ボールではなくコンテナに入れてる!」

堀籠さん
「コンテナに入れてそのままトレーラーや
 トラックで運んで出荷するんですね」

森崎「このまんま出荷なの!?」

機械でのキャベツ収穫を行う鹿追町は、
生産者の労働負担を減らしながら
低コスト生産を実現する、
画期的な流通システム
確立しているのです。

森崎
「機械を導入しない限りは
 やっぱり腰を曲げて
 1個1個カットしていたわけですよね。
 こんな広くは出来なかったですよね」

堀籠さん「そうですよね」

森崎
「堀籠さんは生産者さんですよね…
 収穫しているのは??」

堀籠さん
JA委託の収穫を行っています」

生産者に代わりJA職員が行う機械収穫。
いったいどんな作業なのか?、
機械に乗って体験させていただきました。

刈り取ったキャベツがコンベアで
どんどん流れてきますよ。

それを一瞬で選別して
コンテナの中にキャベツが痛まないよう
スピーディーかつ愛を持って並べていきます。

いざ体験してみると
けっこうスピードです。
早くて早くて、もう追いつきません…

驚きの速さで収穫されていくキャベツは、
メッシュボックスと呼ばれるコンテナへ
傷を付けないように入れられ、
5分程度で満杯に。こうして大量のキャベツが
収穫されていくのです。

下の方は大丈夫かな?と思いますが…

堀籠さん
「そのために固いキャベツを選んでます」

森崎
「そうか!寒玉系の特性を活かした収穫方法」

佐々木
「チームワークというか達成感、ない??」

キリマ「ある!(すごく疲れた顔で)」

佐々木「疲れたかあ??」


2015年09月05日(土) |  ブルッブル…この寒さが美味しさをキープ!

じゃ~ん、もんすけです!
機械化収穫でキャベツの
生産効率を上げているJA鹿追町。
苗作りから流通システムに至る様々な分野で、
良質なキャベツの産地化を目指した
取り組みが行われたんだよ~。

JA鹿追町 今田伸二さん
「JA鹿追町では生産者の所得向上を図るため
 1991(平成3)年からキャベツの産地化に
 取組始めました。産地化に取り組むには
 均一な品質のキャベツを安定的に供給すること、
 生産者の労力を軽減することが必要と考え
 育苗施設・全自動移植機の導入など
 機械化により産地の生産工場をサポート 
 してきました。
 また流通面では段ボールの使用を
 大型コンテナに変更するなど費用の削減にも
 努めています」
 
生産コストを抑えられるってことは、
キャベツの価格も抑えることができるんだ。
JA鹿追町のキャベツ生産は生産者にも
消費者にも嬉しいシステムなんだね!

続いてあぐり一行がやってきたのは、
収穫されたキャベツの貯蔵と出荷が
行われている野菜集出荷予冷庫。
ここからはJA鹿追町の宮本省吾さんに
詳しく教えていただきます。

森崎
「鹿追町のキャベツはほとんどがここに集まる」

宮本さん
「全部集まってきます!
(多い時で)1日に100トンぐらい運ばれてきます」

森崎「何カゴくるんですか?」

宮本さん
「多い時で300~400ケースぐらいきます」

あぐり一行「すごい…」

ということで「予冷庫(よれいこ)」と呼ばれる
キャベツの貯蔵施設の中へ―

森崎「予冷庫オープン」

藤尾「なんか…白い煙が!」

森崎「冷気が!!」

シュウヤ「すげえ~」

キリマ「スッゲー!」

森崎「寒い…」

キリマ「涼しい(ジャンプ)」

キリマ君、大喜びです♪

藤尾「キャベツのにおいすごいね」

全て…キャベツ・キャベツ・キャベツ…

手に持ってみると-

シュウヤ「冷たいなあ」

森崎「そうだよね。冷えてるよね」

宮本さん「室温は1度です」

佐々木
「この温度が一番良いんですか?」

宮本さん
品質を長く保たせるには
 一番適している温度と言われています」

キャベツは収穫後の
品質低下が早い
作物と言われ、
収穫してすぐに
室温プラス1度の予冷庫で貯蔵します。
通気性の良いコンテナ貯蔵は、
ダンボールと比べて冷却性に優れているので、
より高い品質を保つことができるのです。
そしてさらに…

2015年09月05日(土) |  無駄なく時間短縮で全国へ-

森崎
「フォークリフトでキャベツが
 今度はトレーラーに運ばれていきます」

藤尾
「コンテナに直接積んじゃうんですか?」

宮本さん
「JRコンテナに直接積みます」

森崎「今からどこに行くの?」

宮本さん「大阪です!」

藤尾
「畑で収穫した状態のまま大阪に運ばれる!」

宮本さん
「昔は段ボールで積み込みしてたんですが
 (段ボールだと)380ケースぐらいの量になり
 所要時間も約1時間かかります。
 今だと10~15分ぐらいで
 積むことが出来ます」

森崎
「これだけ新鮮で温度管理がなされているものは
 早く積み込みたいですよね。
 鮮度維持にも時間短縮は役立っていますよね」

 

鹿追町のキャベツは、餃子やお好み焼き、
そしてカット野菜などに使われ、
道内はもちろん
南は沖縄まで全国各地に出荷されています。

森崎
「じゃあ鹿追町から大阪にむけて
 トレーラーが旅立ちます」

佐々木
「みんなに美味しく食べてもらいたいですね」

森崎
「いってらっしゃーい!」

藤尾
「おいしく食べてもらうんだよ~」

甘くてシャキシャキの食感がたまらないキャベツ。
美味しさはもちろん
栄養価にも優れた野菜なんだよね~

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「ビタミンだとビタミンC・ビタミンUが多い。
 ビタミンUは胃潰瘍の予防因子として
 見つけられたんビタミンなんですね。
 それとキャベツに含まれる辛味成分、
 イソチオシアネートは
 体の中の悪い菌をやっつけるとか、
 抗がん性・抗酸化性など期待できます。
 イソチオシアネートを有効に取るためには
 熱をかけないで生で食べる!
 細かく刻む“千切りキャベツ”は
 酵素がうんと作用して
 イソチオシアネートを増やして
 食べることが効果的です」
 
様々な料理に利用されるキャベツは、
多種多様な栄養価も併せ持つ、
万能食材なんだね!

鹿追町のキャベツでクッキング~♪

というこでジュワっトロッの
お好み焼きレシピを教えてもらいましたよ!

※詳しいつく方はレシピコーナーへ。

藤尾
「シンプルな食材ですけど
 キャベツの甘さだけでごちそうになりますね」

森崎
「寒玉系の特徴なのかな。
 しっかりとした味わい!ブタとキャベツの
 シンプルな取り合わせだけで
 とっても美味しい!!」

佐々木
「シャキシャキしていて
 歯ごたえがとてもいいですね」

シュウヤ
「生の時のあま味が残っているから
 より一層おいしい!」

とれたて新鮮キャベツを大量に
鮮度を落とさず消費者に届けるシステム。
ここに辿り着くまでには
多くの人達の並々ならぬ
努力と熱意がありました。
でもそのおかげで全国の人が
おいしいキャベツを
食べてもらえるんですね!

広大なロケーションの中、
みなさんの熱意に触れ
とても充実したロケになりました。

みなさん、ありがとうございました!

------------------------------
プレゼントになっていた
鹿追牛の問い合わせはコチラ!

【鹿追牛の販売情報】
●Aコープ鹿追店
 住所:鹿追町新町4-40
 電話:0156-66-2250


2015年08月22日(土) |  ♯350 知る人ぞ知る“幻のメロン”に注目編

森崎
美しいなあ~素晴らしい景色!
最高の景色。最高の景観!」

佐々木
「北海道を代表する湖“摩周湖”
しかも今日は快晴で遠くの山々まで
見えております」

森崎
「すげーな。摩周湖って言ったら
なかなか全貌を見られないのに」

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佐々木
「今回は素晴らしい場所ということで
 弟子屈町にやってきました」

森崎
「弟子屈町はキレイな所がいっぱいある!
 美味しいものもたくさんあるでしょう」

佐々木
「今日は全国から注目を集めるの作物!」

藤尾
幻のメロン?
 メロン自体、食べる頻度から行くと
 幻に近いですけど…
 そのメロンにさらに“まぼろし”が付く!」

佐々木
「そうなんです…そんなこと言ってると!!
 えええええっっっ!

突然、湧き上がってきた霧。
山の斜面を一気に駆け上がり
辺りを一瞬で覆いました。

藤尾
「こんな一瞬で変わるもんなんですか!」

森崎
「なんだか幻想的になってきたよ」

幻想的な摩周湖を有する、
弟子屈町の「幻のメロン」とは!?
今回のあぐり王国は、
その幻と言われる理由、
そして日本全国にファンを持つ
極上の味わい、
道内有数の観光地で生産される
“幻のメロン”の全貌に迫ります!
今回参加したあぐりっこは男子6年生。
野菜と果物が大好物という小倉真斗(マナト)君、
同じく好き嫌いなく食べることが大好きな
堀田晴斗(ハルト)君です。

森崎「みんな湖みてごらん!」

ハルト「キレイです!」

森崎「初めてみた?」

あぐりっこ「初めて見た!」

森崎
「摩周湖は世界で2番目に透明度が高いんだよ」

佐々木
「今日私達が弟子屈町に来ていますが
 この町は酪農とか畑作が盛んな場所。
 このエリアでは小麦やそば・トウモロコシ、
 色んな作物が盛んに作られていますが…

佐々木
「中でも今回勉強するのはメロン!」

森崎「やったね!」

ハルト「大好き♪」

佐々木
「しかもただのメロンじゃなく幻のメロン!」

藤尾「どんなのイメージする?」

ハルト「眩しいかんじ!?」

マナト「金色??」

藤尾
「めちゃくちゃ高いんだと思う。
 高級!すごい値のつくメロン!」


2015年08月22日(土) |  猛烈な暑さの中、メロンにご対面!

ということで一行は、
摩周湖から車でおよそ30分の屈斜路湖付近で、
幻のメロンを栽培している生産者のもとへ-

小麦やそばなども栽培している生産者の
藤田重太郎さんに幻のメロンについて
詳しく伺います。

森崎
「ハウスがいっぱいですね。
 全部メロン?」

藤田さん
「はい!全部で10棟ぐらいあります」

森崎
「ハウスが縦に長いよ~」

藤田さん
100メートルあるよ」

藤尾「えええ~長い!」

ハウスに入って幻のメロンといよいよ対面…

藤尾「どう?光ってる?」

あぐりっこ「光っていない!」

藤尾
「メロンあったよ。幻って書いてる?」

あぐりっこ「いや…書いてない」

藤尾「これは幻のメロンで良いんですよね」

藤田さん
「これは青果市場に出回らず
 ゆうパック直売所のみの販売なので
 “幻のメロン”と呼ばれています」

藤尾
弟子屈町でしか買えない!
 もしくはゆうパックで
 注文しない限り買えない!」

青果市場には一切出荷されず、
町内での直売と郵便局のふるさと小包でのみ
提供される幻のメロン。
わずか10軒の生産者で栽培され
「摩周レッド」という赤肉と
「ミラノ春Ⅰ(はるいち)」という青肉の
2品種で摩周メロンと呼ばれています。

森崎
「生産戸数が少ないけど
 人気があるんだ!すごいことだね」

藤田さん
「(栽培を始めて)今年で30年ぐらいになる。
 一番寒い地域で栽培されているメロン」

摩周メロンの栽培は、
雪が残る3月下旬の種植えからはじまり、
4月に育苗ポットに移してハウスに定植。
寒暖差の激しいこの地域では、
土の温度を高める為の
マルチシートを張って栽培します。
その後「受粉」をさせて「芽かき」などの
管理を行い、
7月下旬から収穫となるのです。

さてここで撮影を続けようとしたのですが…
あまりの暑さに、あぐり一行は一度外へ避難!

この日の気温は29度。ハウスの中は30度を越え
蒸し風呂状態。みんな汗ダラダラです。

十分にクールダウンします。

(出演者もスタッフも水分補給や
 氷で体を冷やしました…)

クールダウン完了!!

再びハウスに戻って、
摩周メロンの収穫をさせていただくことに…


2015年08月22日(土) |  メロンの収穫体験だ♪

森崎
「収穫の仕方を教えてください」

藤田さん
「いらないの(ツル)を切っていきます」

藤尾「2本ツルを残すんですね」

森崎「こんなに長く残すんですね」

藤田
「傷んだら困るから長めに残す」

あぐりっこも収穫しますよ。

チョキンチョキン

まんまるの摩周メロンをゲットです!

顔と同じくらいの大きさですよ。

このあと摩周メロンの青肉も収穫したあぐりっこ。
炎天下での大変な作業ですが、
藤田さんは摩周メロンを育てながら
様々な作物の管理も行っています。
藤田さん
「うちは畑作の作物も栽培している。
 麦・ビート(てん菜)・イモ・そば…」

藤田さん
「畑は50ヘクタールぐらいやってる」

藤尾「えええ~大変」

森崎
「夏メロンがめっちゃ忙しいじゃないですか?
 さらに50ヘクタールの畑もやっているの?」

藤田
「メロンの収穫は朝4時頃に起きてするの」

150ヘクタールを超える作付面積を持つ
農家もいるというJA摩周湖エリアでは、
生産者の収入安定を目的に1985年頃から
摩周メロンの栽培がスタートしました。

ほかの産地に比べ2万玉程度という
少量生産ですが、
摩周メロンは安全安心の証である
「Yes Clean!」も取得。
その品質の高さ、独特の美味しさ、
そして希少なことから、
幻のメロンとして注目を集めているのです。

※「Yes Clean!」とは-
化学肥料・化学農薬の使用をおさえた
安全安心な野菜を生産している証拠

佐々木
「摩周レッドの味の特徴は?」

藤田さん
あっさりしている!
 わりと日持ちもする」

藤田さん
「メロンってさ。
 なんぼたくさん食べても
 腹を壊したって人はいない
藤尾
「まっ!腹を壊すほど
 食べられないけどね。
 そもそも!」

2015年08月22日(土) |  熟すともっと美味しくなるうう~♪

森崎「さあ~切ってみよう!」

佐々木
「まず摩周レッドから切っていきましょう」

ザクッ!

森崎「オープン!」

あぐりっこ「うわ~~」

ピカピカの赤肉が現れました。

藤尾「光っているやん!」

幻のメロンと言われる「摩周メロン」は、
いったいどんな美味しさなのか?

一同「いただきま~す」

ハルト「みずみずしいです!」

森崎
「うまいっ!あっさりしてるけど
 メロンの濃厚さがすごいよ!」

佐々木「食べ応えがある!甘い♪」

藤田さん
「4~5日置いて熟したらまだ美味しくなる」

佐々木「ちなみにメロンの糖度は?」

藤田さん
「16度以上はある」

藤田さん
「追熟すると1%以上あがる」

ということで、
完熟させたメロンもいただくことに!

すると…

ハルト
「こっちのほうが甘くなりました!」

リーダーも一口食べてビックリ!

藤尾君も「この5日間に何があったんだ…」
というほどの甘さ♪

森崎
「芳醇!すごいフルーティー♪
 すごくあっさりした高貴なメロンという感じ」

森崎
「摩周レッドはどんな味かわかったよな」

マナト「春Ⅰ(ハルイチ)が…」

森崎「マナト。何だって??

マナト「まだミラノ春Ⅰが残っている…」

森崎
「こら?ダメだぞそんな。
 子供が言ったことなんでねえ」

藤田さん
「そっちも切って味みてみな」

森崎「いいんですかあああ」

続いて、摩周メロンの青肉も実食。
赤肉と同じく、
まずは収穫したてからいただくことに-

マナト
「赤肉より味が濃いというか…
 結構味が長続きします」

藤尾「のどの奥まで全部甘くなる!」

佐々木
「舌にまとわりつくような甘さ♪」

森崎
「まったりとした甘みですね。
 舌の上のジュースがたまんないね」

赤肉に増して、濃厚な甘みが特徴の青肉。
それが収穫したあと完熟させると…

森崎
「いやうんまい!
 あんなに濃厚なメロンを食したのに
 口の中がさっぱりしている!」

熟すとさらに美味しさアップです。

森崎
「メロンは甘みを増すためには
 大事な寒暖差があると思います。
 ここは気象条件は良いのでしょうか?」

藤田さん
「あまり良くないほうなの。
 はじめは適してなかったけど
 技術の発達生産者の努力によって
 メロンが出来るようになったんです。
 初めはこんなに出来なかった」

藤田さん
電熱線を土の中に入れて寒さを防いで…」

森崎
「土の中に電熱線を入れたんだ。
 定植してもハウスの中は温度が上がらない。
 で電気で温度をプラスして地温を上げる」
 
佐々木
「ブランドにするのは大変だと思うんですけど」

藤田さん
「大変だったけど楽しみもあって…
 消費者の方が待っていてくれて
 食べて『おいしい』と言って
 もらえることが楽しみです♪」

注目を集める摩周メロンは、
生産者の情熱が注がれた
極上の甘みと奥深さが味わえるメロンなんです。


2015年08月22日(土) |  弟子屈は美味しいものいっぱいだ♪

じゃ~ん。もんすけです。
毎年、弟子屈町内の直売所や
ふるさと小包で全国から注文を受ける幻のメロン。
今年もおいしい摩周メロンの販売が始まったよ

JA摩周湖 高橋和茂さん
「毎年初出荷に行われる
『摩周メロン豊穣祭』では
その年のメロンの出来を町のみなさまや
各関係機関のみなさまへ
1番に披露しております。
摩周メロンは2万玉出荷を目標に生産しており
町内でのみの販売となっております。
今年の摩周メロンも糖度が上がり
おいしいメロンになりましたので
消費者のみなさまに喜んで頂けるかと思います。
栽培から収穫まで手間暇かけて作られた
JA摩周湖のブランドメロンを生産者一同、
自信を持ってお届けいたします」

既に大人気の摩周メロンの販売は
ピークを迎えているので、
購入の際はJA摩周湖に問い合わせてみてね。
僕も幻のメロン食べてみたいな!

《摩周メロンの販売情報》
■弟子屈町農産物集出荷センター直売所
■Aコープてしかが店
問い合わせ:JA摩周湖 ℡015-482-2104

佐々木
「それではJA摩周湖の名産を
 いただきましょう~!」

森崎
「以前取材もしました!
 嬉しいなあ~摩周そば

佐々木
「藤田さんが作ったそばなんです」

森崎
「藤田さんが育てたそばで、打ったのは?」

藤田さん「ボクです!」

森崎「made in 藤田じゃん!すごい」

佐々木
「そして藤田さんの素晴らしい畑。 
 バレイショ畑ですけど
 このロケーションの中で
 摩周そばをいただきましょう」

ではいただきま~す。

マナト「うまいです!」

ハルト
ツルツルしていてモチモチしてます」

森崎「いいね、甘いな」

佐々木
「柔らかいのど越しですよね」

藤田さんの手打ち摩周そばを堪能したところで、
さらにもう1品。

JA摩周湖 佐藤閑さん
「摩周メロン(青肉)のシャーベットです」

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!

ハルト
「今の時期にピッタリですね」

希少な青肉の摩周メロンを凍らせたものに、
根釧牛乳を合わせて作った贅沢なデザート。
暑い夏にピッタリの逸品です。

マナト
「お口の中さっぱりです!」

佐々木
「やっぱり色んな方に食べて欲しいですか?」

藤田さん
「みなさんに食べてもらいたいですね」

藤尾
「みんなが食べるようになったら
 作る方も増えて札幌のスーパーに並ぶかも」

藤田さん
「若い人にももう少し作って欲しい」

森崎
「引き継いでいく、受け継いでいく。
 そういう課題はありますよね。
 こんな美味しいものだからなあ。
 想いのある人には作ってもらいたいね…」

8月29日の放送は
  特別番組放送のためお休みとなります。
  次回の放送は9月5日です。
  お間違えなく~~!

週刊あぐりNEWSの時間です。
新鮮な農産物が盛り沢山な
直売会のお知らせです。

これは胆振・日高の各JAで生産した農産物を
一同に集めてみんなに知ってもらうための
イベント!
平取産のトマトや新冠産のピーマンなど
各地自慢の農産物が格安で買えちゃうんだって~

さらに会場では買い物をした人の中から
抽選で100名に地元の農産物などが当たる
イベントも開かれるよ~
まさに胆振・日高地区の旬の味が
堪能できそうだね~

日胆(にったん)地区農協青年部協議会の
農産物直売会は来週の8月30日(日)、
苫小牧市の道の駅「ウトナイ湖」で開かれます。
詳しくはご覧の電話番号までお問い合わせ下さい。

以上、週刊あぐりニュースでした!!

《農産物直売会》
日時:8月30日(日)10:00~
場所:道の駅「ウトナイ湖」
   苫小牧市植苗156-30
問い合わせ先:
日胆地区農協青年部協議会事務局
℡011-232-6445


2015年08月08日(土) |  ♯349 逆境を逆手に誕生した‘大浜みやこ’のヒミツを探る編
北海道と言えば…
生乳の生産量日本一!
じゃがいもの生産量日本一!
他にも挙げればキリがないほどの
農業王国。
しかし、このような食の王国になるには、
深い森を開拓し、
その土地に合った作物と選び栽培するなど、
先人の不屈の精神
あってこそ…
例えば、この地域も例外ではなく、
開拓当初は
春先、日本海からの冷たい風のため
地域の半分ほどしか耕作ができませんでした。
しかも地力が乏しい‘砂地’での作物栽培を
余儀なくされたのです。
その地域とは札幌市手稲区手稲山口地域。
今回は様々な逆境を逆手に取り
知る人ぞ知る2つのブランド作物
産地になったその秘密を紹介します!!

190万都市・札幌! 
人口が全国第4位の大都市で
かつ北海道の政治・経済・文化の中心地ですが
実は農業も盛んに行われているんです。

JAさっぽろには1200名もの生産者がいて
25品目の作物を栽培し出荷しています。
ということで今回、
あぐり一行がお邪魔しているのが…

佐々木
「今回は札幌市手稲区手稲山口にやってきました!」

さて参加してくれたあぐりっこは
女子は小3チーム。
伊藤梅久美(メグミ)ちゃん、三上桃ちゃん、
男子は小4チーム。
田中晃汰(コウタ)君、角橋蒼生(アオイ)君。

佐々木
「この時期、この地域で旬の作物です!」

あぐりっこ
「スイカ!!」

森崎「スイカは好きかい?」

あぐりっこ「好き♪」

森崎「見てみてデッカイ~!」

スイカを持ってみると…

モモ「重い…」

コウタ「重いっ!」

森崎「食べたいな…誰に言えばいいかな?」

それは畑の持ち主の松森剛さんに
言ったらいいのかも!
スイカ栽培歴36年のベテランです。

松森さん
「これはサッポロスイカです。
 砂地で育てているので糖度は高いですよ」

森崎「みんな足元みて!」

アオイ「砂!」
モモ「サラサラ!」

森崎「畑って砂のイメージ?」

コウタ「ない!」
アオイ「土!」

森崎
「土だよね。
 砂地で作るとスイカはどうなるんですか?」

松森さん
「日中は裸足で歩けないほど
 暑くなります。
 長靴でもいられないくらい…
 だけども夜は逆にスッと(温度が)下がるので
 糖度が乗るんですよね」

森崎
「なるほど!土よりも砂のほうが
 寒暖の差が激しくなって
 結果、糖度がのるんだ」


2015年08月08日(土) |  砂地だから生まれる糖度

さて寒暖の差で糖度がのる
サッポロスイカですが
どれくらい甘いのでしょうか?

森崎
「どれぐらいの糖度になるんですか?」

松森さん
「今年の最高で13,4度です。
(糖度の高さは)12度ぐらいが
 平均だと思うんですけど
 今年はこのすごい高いんですよ」

森崎
「じゃあ今年のスイカはうまいっすね!」

ではこの甘い甘いサッポロスイカの
なり方を見てみましょう。

森崎
「ツルが伸びているでしょう。たどってみよう」

ツルが伸びる伸びる…

森崎
「これが株元。ここから何本なってる?」

松森さん
「この地域では放任なんですよね。
 放任して逆に実った玉を削除したら
 個数を決めるんです。
 悪いものを落とすんですよ」

松森さん
「(1株から)3個を収穫するのが目標です。
 最低でも2個は収穫する!」

とここで緊急事態が!

佐々木
「ちょっとが強くなってきましたので…
 いったん、ここで休憩

森崎「コマーシャル!!」

ちょ~っと待った!!コマーシャルの前に、
僕がこの地域のスイカについて紹介するよ。

ここでスイカの栽培が始まったのは1918年。
当時から砂地はスイカの甘みを引き出し、
質の良いものがとれると大注目を集めていました。

なんと「すいかのお祭」が開かれるほど
勢いがあったんだよ!
当時は手稲山口地域のスイカだから
‘山口すいか’って名前だったんだって!

1970年代からスイカ畑が徐々に増え
手稲山口地域の農業はスイカ一色に!
この地域でスイカの栽培が始まって97年。
名前は‘サッポロスイカ’に変わったけど
人気は変わらずたくさんの人が
この時期を楽しみにしているよね!

大雨のために撮影がストップ!
しかし1時間後青空が…
撮影再開です!

佐々木
「さてみなさんこの地域には、
 もう1つ有名で人気の作物があるのですが
 コチラです!」

あぐりっこ
「カボチャ!」「いるいる!」

森崎「スイカと葉っぱも違うね」

森崎
「それと…1時間近く雨が降ったんですよ。
 どう?この足場?」

モモ
「あんまり濡れていない!」

藤尾「そうだね」

森崎
「普通の畑だったらビッショビショだよ。
 水はけの良さにビックリだね」

藤尾
「水はけが良い方が
 おいしいカボチャが育つんですか?」

松森さん
「そうですね!特に雨が続く日…
 一番病気とかになりやすいが
 砂地だと水が下に入ってくれる」

森崎「砂地バンザイだね」




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