今月
2021年04月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930
       
アーカイブ
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
ページ内検索

   表示:全て(3473件)
<< [-10]
2021年03月13日(土) | ♯608 新生活を応援!お弁当作りに挑戦編③詰めるポイント!
2021年03月06日(土) | ♯607 十勝・砂糖編①砂糖っができるまで…
2021年03月06日(土) | ♯607 十勝・砂糖編②名物館長が伝えたいこと…
2021年03月06日(土) | ♯607 十勝・砂糖編③砂糖のチカラ&おいしく食べよう!
2021年02月27日(土) | ♯606 栗山町・こうじ編①
2021年02月27日(土) | ♯606 栗山町・こうじ編②
2021年02月27日(土) | ♯606 栗山町・こうじ編③
2021年02月20日(土) | ♯605 岩見沢農業高校編①日本一の高校生?
2021年02月20日(土) | ♯605 岩見沢農業高校編②家業の経営を考える高校生!?
2021年02月20日(土) | ♯605 岩見沢農業高校編③ここは夢をかなえる場所!
2021年02月13日(土) | ♯604 新札幌乳業編 ①

[+10] >>

2020年07月04日(土) |  なんと…花をジャブジャブ洗う??
さて続いては、収穫したカラーを倉庫で選別します。
大江さん
「まずカラーを洗うんですよ!」

リーダー
「えええええ~
 お花ジャブジャブ洗ってる~~」

森アナ「大胆!!」

リーダー「見たことない!こんなの!!」
リーダー
「花じゃなくて“がく”だから
 しっかり強いんだ!」
これを並べていきます。

リーダー「机に数字が書いてますね」

大江さん
「これは80センチ…
 同じ長さでそろえていきます」

森アナ
「長さを10センチ単位で計って
 それによって値段が変わるんですか?」

大江さん
「そうです。長い方が高い値段がつきます」
 
1本ずつ長さを測り仕分けた後、
10本ずつ束ねて箱詰め。
ピーク時には、
1日におよそ3000本のカラーを出荷します。
ただ今年は、新型コロナウイルスの影響で
結婚式が激減するなど、
カラーの消費量が落ちてしまっています。
ここからはJA北いしかりの高重裕次さんも
ご一緒していただきます。
森アナ
「こちらをご覧ください。
 花き生産全国上位3県と
 北海道の月別取扱数量の推移のグラフです。
 上位3県が愛知県・千葉県・静岡県、
 この赤い線が北海道です」

リーダー
「冬場・春先は北海道はほぼない…
 しかし夏場の急激な盛り上がり。
 その時に他の府県さんが
 ガクッと収量が落ち込んでいます。
 夏、日本の花を救うのは北海道なんだ!
 という風に期待できるんですけど、どうですか?」
JA北いしかり 高重裕次さん
「そうですね!いまは温暖化ですから
 夏は標高の高い長野県でも
 なかなか花の生産が難しいと言われていますので
 森崎さんが言われるように
 夏は寒暖差があり色がよく出る北海道の花は
 今後ますます期待されると思っています」
リーダー
「今年は状況が変わるかな…と思います。
 コロナウイルスの影響で世界が一変してしまいました。
 記憶に新しいですけど4月5月は
 まさにカラーの球根植えが始まっている頃は
 なかなか見えなかったんじゃないですか?
 そういう時ってどんな想いだったんですか?」

大江さん
「(お花を)待っている人がいてくれたら…
 という気持ちですよね。もしかしたら
(植えているのは)売れないかもしれないけれど…
 だけど…作っている以上は
 この球根はキレイに咲いてほしいという気持ちで
 育てています」

リーダー
「やっぱりうつむき加減になってね…
 そういう期間が長かったから
 僕ら疲弊しちゃってるところもあるんです。
 こういった生活を華やかに飾ってくれるものこそが
 お花の役割かなと思います。
 日本中が待っていますので
 今年の花づくりも期待しています。
 ありがとうございました!!」
みなさん、こんにちは!
今日はJAバンクからのお知らせだよ。

JAバンクでは、北海道農業応援!
「記録に残したい子どもフォトギャラリー」
と題して、子ども達の写真を募集するよ~!
子どもたちが、ご飯を食べている時や、
親子で料理をしている時の「笑顔の写真」を
ホームページから投稿し、農業クイズに答えると、
抽選で、美味しい北海道産の牛肉や乳製品が
もらえるんだって~~!

みんなもJAバンク北海道のホームページから
応募してみてね!

【応募期間】7月1日(水)~8月31日(月)
【応募方法】
 web応募フォーム
 http://www.jabank-hokkaido.or.jp

-----------------------------------

6月27日のクイズ
「学生たちが商品開発した食材は
 何というイモだったかな?」

正解は「よくねたいも」でした。

2020年06月27日(土) |  ♯575 北星学園女子中学生の商品開発に密着編
~森結有花アナウンサー~
今月13日。北広島市にある
『食と農のふれあいファーム
 くるるの杜 農村レストラン』。
(住所:北広島市大曲377-1)

~森崎博之リーダー~
いつ来ても旬の道産野菜を使った
おいしい家庭料理が楽しめるレストランですよね。
でもこの日は、いつもとはちょっと違うテイストの料理が
出されたんです!みなさん、その料理いかがでしたか?
お客様の声
『見た目も美しくて食べやすかったです』
『野菜の色合いがおいしそうに見えました』
『見た目がデザートのようだったので
 どうしてここにデザートがあるのかなと思いました!』
~リーダー~
みなさんが口を揃えて『見た目がキレイ!』とこたえる、
この色鮮やかな料理を考えたのは…
なんと、4人の女子中学生です!
今回のあぐり王国ネクストは、
北星学園女子中学高等学校に通う
中学3年生の商品開発を
10ヶ月に渡り密着しました。
 
中学生ならではの柔軟な発想から生まれる
道産食材を使ったアイディア料理。
その完成までの道のりに迫ります。
森アナ
去年の8月19日。夏休みが明けたこの日、
3年生がある課題を持って集めらました。
菅野倫子教諭「では商品開発の課題を回収します」
森アナ
彼女たちが提出したのは、
『くるるの杜・農村レストラン』で
 提供するメニューのアイディアシートです。
これは、北星学園女子中学高等学校が、
生徒の発想や思考力を磨くことを狙いとした
総合学習のひとつ「商品開発の第一歩」です。
この商品開発とは、学校と企業が協力し、
企画から商品化まで、
およそ1年に渡り取り組まれるプロジェクト。
今回は、ホクレンとタッグを組み、
『くるるの杜・農村レストラン』で提供する、
お惣菜メニューを開発します。
~リーダー~
みんなどんなメニューを考えてきたのか、
ちょっと拝見しましょう!
これはボリュームがありそうなハンバーガーだね!
こっちはサクサク生地のタルトかな!
いや~おいしそう!
どれも気になる料理ばかりです!

2020年06月27日(土) |  各グループで大議論!さあどんな商品にする?
2019年8月22日

菅野倫子教諭
「みなさん。こんにちは。
 グループが決定したので渡します」  
~森アナ~
前回の授業で提出したアイディアシートを元に、
4人から5人のチームを結成。
より具体的に中身を決めていきます。
メニュー開発するお惣菜。そのテーマは、
道産食材「よくねたいも」と
「てんさい糖」を使うことです。

~リーダー~
「よくねたいも」とは、
秋に収穫したじゃがいもを、
「CA貯蔵」という特殊な技術で保管。
空気中の酸素や二酸化炭素、
窒素の量を調整することで、
鮮度や品質が保たれているんだよね!
さらに、うま味やあま味が増して、
僕も大好きな食材です!

そしてもう一つは、天然のオリゴ糖を含む、
お腹に嬉しいお砂糖「てんさい糖」。

生徒は、この2つの食材を使ったメニューを考えます。
さぁ教室に戻り、グループで話し合いがスタート!
『【色とりどり】を入れてキッシュにする…?』
『分かった!チーズポテトを上にしよう!』

~リーダー~
盛り上がっているところお邪魔します!
みんな今、どんなメニューを考えているの?

『あげの中に(給食でおなじみの)チーズポテトを入れて
 新しいびっくりする感じの料理を
作ろうと思ってましたが
 味がちょっと想像できないので…(うふふ笑)
 今ちょっと違うものを考えています!』
さてこちらのグループは?

『“よくねたいも”のあま味を活かしたタルトを考えてます』
こちらのチームも議論がすすみます。

『いももち系?』

『カレーを入れるか…ピザの具材を入れるか…?』

『いももち…やめれば?』

『いやいやいやいや…』


『“いももち”じゃなくて、シャーッて潰して…』
~リーダー~
“いももち”をシャーーーって?
つまり、潰しちゃうってこと?
でも、こういう所から
アイディアって広がっていくんだよね!
まだまだ議論は続きます…

『“いももち”を薄っぺらく伸ばしてから
 ソースを塗って…分かんないよ…分かんないけど…
 ソース塗って、野菜のっけて巻くの!』

『ロールケーキみたいな?』

『そうそう!それ!!!』

~リーダー~
ロールケーキ風のいももち!気になるな?!
~森アナ~
そして、この商品開発は、
レシピの他に、商品のターゲットやキャッチフレーズなど、
考えなければいけないことが山積みです!
『キャッチフレーズに“ひとくち”って入れたい!』

『どうする?(キャッチフレーズを)
 めっちゃ長くする?それともズバッと短くする?』
『なんかそういうのって
 長々読む気にならないじゃん!
 パッとみた時にさ、ワッてなるのがすごいと思う』
~森アナ~
生徒たちの真剣なやりとり。
その先にあるのは、
「商品化されたい!」という強い思いです。
というのも、実際に商品化されるのは、
予選、本戦を勝ち抜いた、たった1つのみです。

2020年06月27日(土) |  商品開発から学ぶ意義とは?
~森アナ~
北星学園女子中学高等学校が商品開発を始めたのは、
2013年から。その狙いを教頭先生に伺いました。

小師文子教頭
「社会で活躍している多くの大人との出会いを
 生徒に与えたいと思ったんです」
「家庭や学校でしか、
 子供たちが出会う大人っていないと思うんですが
 そうじゃない社会で活躍している大人と出会うことで
 そこから生徒が得る成長は大きいと感じてます。
 企業の方も教員とは違う視点で
 生徒の良い所を見つけて褒めてくれたりする中で
 子供たちの自信にもつながっていきますし
 とにかく『出会い』ということを大きな狙いと考えました」
~森アナ~
これまでに、
『北海道キヨスクとパン』
『きのとやとケーキ』
『よつば乳業とパフェ』など、様々な企業と協力。

そして今回は、ホクレンと共に道産野菜を使った
メニューを開発します。
小師文子教頭
「生徒に期待していることとしては
 色々な力を身につけて
 未来に対して期待を持ってほしいという事なんです。
 あっ自分もこんなことが出来るんだ!とか、
 これってすごい楽しみだなとか、
 大人になることに対して前向きにプラスのイメージを
 膨らませてほしいなと期待してます」


~リーダー~
大人との出会いや交流を通じて、
社会で働くことの楽しさややりがいを体感する!
生徒の未来を見据えた教育ですね!
2019年9月5日

~森アナ~
去年の9月5日。

商品開発のパートナー「くるるの杜・農村レストラン」から
小田店長と菅野シェフがやってきました。
それぞれのチームがまとめた、
メニューのコンセプトシートをもとにアドバイスをします。
~森アナ~
まずは、いももちを薄く伸ばし丸めるという、
ユニークなメニュー「3種のいももちろーる」を考えた、
高橋さん、八代さん、寺澤さん、山西さんのチームへ!

~リーダー~
このチームは、「いももちをシャ~って潰す!」って
言ってたチームだよね!
菅野シェフ「いももちろーる」いかがですか?
菅野シェフ
「すごい面白いなって思ったんですよ。
 多分ね…いももちを薄くすると割れてきちゃう…
 それで思ったのが、巻くんじゃなくて
 太巻きのように一気に巻く!
 そうなってくるとあとはソースを固めにしたり…」
菅野シェフ
「できれば(ソースは)1種類でお願いしたいかな…」
生徒『あ~頑張って書いたのに…』

~リーダー~
そうだよね、頑張って書いたんだよね。
でも、メニューを考えるうえで、
シェフが一品にどのくらいの時間をかけられるのか?
調理する側の環境を考えなければいけないってこと、
勉強になりましたね!!
~森アナ~
さぁ続いては
色鮮やかな「野菜たっぷりのキッシュ」を考えた
堀部さん、中野さん、櫛部さん、朝倉さんのチームの元へ!
櫛部さん
「色を入れたくてパプリカにしたんですけど…味とか…?」

菅野シェフ
「パプリカじゃない方が…多分いいと思うんだ…。
 パプリカだと青臭くなりすぎるかなって」
小田店長
「レッドビートを使って、
 色を出すように手を加えられると思う」

~リーダー~
なるほど!
パプリカの変わりに「レッドビート」!
こうやって、生徒のアイディアに、
大人がちょっと知識を加えることで、
またそこから発想は広がっていくんだよね!
さぁみんな、いよいよ決戦が近づいてきています!
準備頑張って下さいね~
 

2020年06月27日(土) |  緊張の本選プレゼン!
2-19年12月12日

~森アナ~
冬休みを控えた、去年の12月12日。

北星学園女子中学高等学校に通う
3年生にとって一大イベント、
商品開発の本戦が行われました。

予選を勝ち抜いた、5組によるプレゼンで、
商品化するメニューが決まります。
生徒
『それでは本日審査してくださる方々をご紹介致します』

ホクレン 市村さん
「今日は頑張ってください!」

審査員には、商品開発のパートナーである
ホクレンから5名が参加。
いよいよプレゼンが始まります!
~リーダー~
緊張してるのかな?こちらまでドキドキしてきました…
みんな頑張って!
『みなさんこんにちは!
 今回我々がターゲットにしたのは
 子どもから大人までの全ての人達です!』
持ち時間は各チーム5分。
その中で、レシピや、食材に関する情報、
ターゲットなどをプレゼンします。さらに…

『今回私たちは審査員の方々に
 “シチュアリゴ”を作ってきたので
 今から配ります!』
~リーダー~
なるほど!審査員に試食を配るなんて!!
これは高評価じゃないですか!
次のチームは?

『私達が考えたジャガイモ料理は…
 バラエティガレットです!』

~リーダー~
他のチームも「よくねたいも」の特徴を活かした、
これまでにない発想のメニューだね!
『みなさんこんにちは!!』

~リーダー~
お!彼女たちは、色にこだわりを持っていた
「キッシュ」を考えてたチームだね!
『私たちが考えた商品は、
 野菜たっぷりじゃがいもキッシュです』」
『色とりどりの野菜が層になっていて
 見た目がかわいくなるようにしました』
『レッドビートはむくみ予防に効果的』

~リーダー~
シェフからのアドバイス「レッドビート」を、
ただ材料に加えるだけではなく、
栄養素についても勉強してきたんだね!エライ!

2020年06月27日(土) |  アイデアとユーモアいっぱいのプレゼン!
お次のチームは…

『私たちが考えた商品名は…
 くるるのコロコロポテトコロッケ!』
~リーダー~
このチームは誰もが大好きなコロッケを、
ひと工夫したってわけだね!
さてお次は…
『みなさんこんにちは…』

~リーダー~

お!このチームは、いももちを丸めた
「いももちロール」のチームですね!

『みなさんは、いももちにどのようなイメージを
 もっていますか?
 お腹がいっぱいになる。
 ちょっとした時に食べやすい!などの
 意見がありました。
 一方で見た目が可愛くない…
少し地味などの意見も出ました』
『そこで私たちはこの問題を解決するために
 いももちを巻いてみました!
 その名も…ジャン!いももちろーる!』
『見た目が地味ないももちを可愛らしくし…』

~リーダー~
なるほど!「いももち」を選んだ理由が明確で、
料理への期待感が湧きますね!
『ご清聴ありがとうございました!』
パチパチパチ…

~リーダー~
どのチームもアイディアとプレゼン力、
素晴らしいです!!

~森アナ~
5組の発表が終わり、審査へ。
メニューの独自性や、テーマである
「よくねたいも」と「てんさい糖」を
工夫して使っているかなどが評価されます。

~リーダー~
さあ、どのチームが選ばれるのか?結果発表です!
ホクレン 市村敏一さん
「惣菜レシピは…
 【野菜たっぷり!じゃがいもキッシュ!】。
 こちらに決定させていただきました」
~森アナ~
ということで、商品開発されるのは、
中野さん、櫛部さん、朝倉さん、堀部さんの
チームが考えた
「野菜たっぷり!じゃがいもキッシュ」です!

ホクレン 市村敏一さん
「非常に色どりが鮮やかで
 インスタ映えという言葉もありましたけども
 非常に発信力が強いんじゃないかと
評価いたしました」
~リーダー~
みんな、おめでとうございます!
今どんな気持ちですか?
朝倉未萌里さん
『選ばれると思っていなかったので
 驚いたけどすごくうれしかったです!』
堀部有香さん
「絵だけのキッシュだったので
 それが商品化されるのがすごく楽しみです」

2020年06月27日(土) |  イメージイラストが実物に…!
~森アナ~
商品開発の本戦から2ヶ月後の2月中旬。
選ばれたチームが先生と一緒に
「くるるの杜・農村レストラン」を訪れました。
この日は、生徒のレシピを元に、
シェフが作った料理の試作会です。

~リーダー~
このイラストが、彼女たちが書いた絵なんです。
味はもちろんなんですけど、
見栄えにも強いこだわりを感じますよね。
さあこのイラストがシェフの手でどう仕上がったのか…?
さあ~来たぞ来たぞ…料理がきましたよ!

菅野シェフ
「こんな感じでできましたので食べてみてください!」

『ありがとうございます!』
~リーダー~
彼女たちのアイディアをシェフが再現してくれました。

それがこちら!
キッシュの断面もきれいに見えてて美味しそう!
みんなどう?
って、もう早速食べちゃってるね。
味の感想を聞こう!
朝倉さん『すごくおいしい!』

中野さん『めっちゃおいしい!』

堀部さん
『ちゃんとジャガイモが残ってて
 野菜ともあっていて美味しい!』

朝倉さん『満足!』

菅野シェフ
『満足ですか…よかったです!!』

~リーダー~
みんな満足してくれてますねえ。
フォークが止まらないもの!
シェフに聞きたいこととかないのかな?
櫛部さん
『難しかったところとかありますか?』
菅野シェフ
『(ジャガイモの)半月切りを敷き詰める作業が難しい』
菅野シェフ
『隙間があったりしたら、すぐ上に出てきちゃうんで…
 それがちょっと難しい…』

~リーダー~
それも全ては、彼女たちがイメージする料理に、
より近づける為…ですよね。
シェフ、頑張って再現してくれました!
櫛部未久さん
「絵に描いたものができちゃうって、スゴイと思います」
堀部さん
「インスタ映えするのがポイントなので
 たくさんの人に食べてもらいたいと思います」
~リーダー~
さぁ、料理も完成!
後は3月20日、レストランに並ぶ日を待つのみ!
~森アナ~
ちょうどその頃、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、
レストランは休業。
学校も臨時休校。
料理が提供される日は、無期限の延期となったのです…

2020年06月27日(土) |  待ちに待ったお披露目の時…
~森アナ~
今月13日。2月に行われた試食会から4ヶ月後。

営業を再開した「くるるの杜・農村レストラン」で、
待ちに待った生徒が開発したメニューが並びました。
当初は生徒による店頭販売を予定していましたが、
ソーシャルディスタンスに配慮し、立ち合いは中止に。
~リーダー~
販売まで立ち会えなかったのは残念だけれど、
彼女たちが完成させた
「よくねたいも」と「てんさい糖」を使った「キッシュ」!
きれいな断面もしっかり見えた状態で
レストランに並べられました!

菅野シェフ、ここまでたどり着いてよかったです!
今どんなお気持ちですか?
菅野シェフ
『だいぶ緊張しています。
 ちゃんと…(思いに)応えられるように…』

~リーダー~
そうですよね!
菅野ェフが作る「キッシュ」には、
彼女たちの思いが詰まっています!
プレッシャーかもしれませんが、頑張ってください!
そして店頭には、生徒から届いた、
手書きのメニュー表も飾られました。
~森アナ~
そして、11時にお店はオープン!
開店と同時に続々とお客さんがやってきました!

~リーダー~
こちらの男性、キッシュを気になってるようですが…
お!手に取ってくれました!

こちらの女性も迷わずお盆にのせました!
オープン早々、お客さんの反響が良さそうです!
お食事中失礼します!「キッシュ」いかがですか?

『見た目がすごくきれいだし、食べたいと思いました』
『よくねたいもが、とっても甘さがあって美味しかった。
 見栄えもよかったですよ。コントラストがキレイだった!
 見た目的に◎(マル)だと思います!!』
『見た目がデザートのようだったけど
 食べると野菜がたくさん入っていたので
 デザートではないんだと分かりました!』

~リーダー~
食べたお客さんから、
たくさんのお褒めの言葉をいただいて
無事に販売が終わりました!
シェフもお疲れ様でした!
6月17日

~森アナ~
先週水曜。放課後の北星学園女子中学高等学校に
お邪魔しました!

~リーダー~
みんなが考えたメニューが、どんな風に提供されたのか。
お客さんからどんな感想があったのか。
その様子を見てもらいました!
みんな、ちょっと安心したかな?
お客さんの反応、どうだった?

朝倉さん
「色あいなど見た目にこだわっていたので
 そこを良かった!と言ってもらえてすごい嬉しかったです」

中野莉来さん
「小さい子やお年寄りの方にも食べてもらえて
 すごくうれしかったです!」

~リーダー~
1年に渡る商品開発が無事に終了!
先生が期待する、これからの生徒の成長とは?
菅野倫子教諭
「商品を考えるって
 どこの企業さんも提案されてると思うんですが
 世に出るものと出ないものでは
 出ないものの方が多くんだと思うんです。
 出るものは本当にわずか…ですよね。
 今回の商品開発はまさしくそうで
 涙をのんだ作品の方がとても多くて
 世に出たのはたった1品。
 だけど、その違いは何だったのか?ということを
 生徒たちがどこかで気が付いたら
 きっとそれが人生の大きな糧になると思う」
~リーダー~
学校と企業が一つとなり、
新たな商品を生み出したこの経験で、
生徒たちは何を学んだのでしょうか。

堀部さん
「いろんな大人の方と一緒に作り上げることで
 協力する大切さや楽しさと難しさを味わって、
 ちょっと大人になってみたいなと思いました」

櫛部さん
「自分たちの立場で考えるんじゃなくて
 喜んでもらえるように
 相手の立場で考えることを学びました!」
~リーダー~
北星学園女子中学高等学校のみなさん、
1年間お疲れ様でした!

この商品開発で得た知識や経験は、
これからの長い人生で必ず役に立つはず!

みんな、高校生活も楽しんでください!

-----------------------------------

6月20日のクイズ
「今回取材した実証農場は、
 なんてマチにあったかな~?」

正解は「訓子府町」でした。

2020年06月20日(土) |  ♯574 最先端酪農技術を学ぶ!ホクレン訓子府実証農場編
日本の牛乳・乳製品を支えている、
酪農王国北海道。

しかし、酪農で働く人の数は、
長期的に少しずつ減り続けています。

一方、酪農家1軒あたりの乳牛飼育頭数は、
増え続けています。

これからの酪農は、
作業の効率を高めるための技術が必要なのです。

今回のあぐり王国ネクストは、
酪農の最先端を探っていきます。
森結有花アナウンサー
「訓子府町にやってきました!!」

森崎博之リーダー「うわ~い」

森アナ「テンション上がってますねえ」

リーダー
「久しぶり~~!!久しぶり~
 これですよっ!!あぐり王国!」

森アナ
「やっぱり空の下っていうのは
 気持ちがいいですね」

リーダー「最高ですよ~嬉しいですよ!」
森崎リーダー
「でも森さん!おだってちゃいけないんです」

森アナ「リーダーに言われたくない」

リーダー
「北海道弁で言いますけど…なまらおだった!
 調子に乗ってしまいました…違うんです。
 私達、新しい生活様式に合わせて距離をとりながら
 安全に安心に収録を進めましょう!
 おだってる場合じゃないぞ!」

森アナ
「そっくりそのまま、その言葉、お返しします」
森崎リーダー
「今日は訓子府!
 訓子府といえば…玉ねぎですよ!
 北海道と言えば玉ねぎの名産地。
 中でも北見エリアですよね。
 訓子府はすごい玉ねぎの生産量!
 他にはカントリーサインにもありますけど
 メロンが有名です!『くんねっぷメロン』。
 6下旬くらいから出荷が始まりますから…
 行きましょうか!!」

森アナ「残念ながらメロンじゃないんです…」
森アナ
「今回は最先端の酪農について学んでいきます。
 訓子府町には酪農などを研究している場所があり
 なんと『国内初』とか『日本最優秀』という
 気になるワードもあるんです」

森崎リーダー
「確かに高齢化の問題とか後継者の問題などで
 どのように人材を確保していくのか…
 課題がある中で、どうやって問題をクリアするか?
 時代に即してニーズに合った酪農が
 必要になってくると思うんです」
森崎リーダー
「そういったことをしっかり勉強していきましょう」

森アナ「ではよろしくお願いします」

リーダー「よろしくお願いします…いええええい♪」

森アナ「おだたな~い!おだたな~い」
ということで早速、お目当ての施設、
ホクレン訓子府実証農場へ。
その広さ、およそ250ヘクタール。
札幌ドームが50個も収まる広大な敷地で、
酪農や農業の研究が行われています。
今回は、酪農の最先端の研究を、
場長の篠原禎忠さんに紹介して頂きます。
森崎リーダー
「実証農場とは何ぞや??」

篠原さん
「1963年に酪農後継者の教育をするために
 作られた施設です。
 ただ近年は酪農・畜産だけじゃなく
 農産…畑ですね。
 両方の研究をしています。
 数年先に農家さんが役立つであろう技術開発などを
 実証している施設になります」
 
森アナ
「今日はその研究を見せてもらうんですけど
 どんなものがあるんですか?」

篠原さん
「まず最初は『日本初の乳牛』を
 見ていただこうと思います」

リーダー「日本初の乳牛??」

日本初という乳牛?
今年の春に産まれたそうですが、
なにが日本初なのでしょう?

2020年06月20日(土) |  日本初の乳牛とは?
哺育舎にやってきました。

森アナ「この辺ですか?」

篠原さん「あそこら辺です」

森崎リーダー
「見る限りいつも私達が出会ってる乳牛ですけど?
 どれがってことですか?みんながですか?」

篠原さん「2頭だけいます」

リーダー&森アナ「2頭??」
リーダー
「この子…何か…違うような違わないような…」

篠原さん「顔の辺りが…」

リーダー「白い!まつ毛が白い!」

森アナ
「あと毛も少し普通より茶色がかっている気が…」

リーダー
「そうだね。白黒というよりは…
 ちょっと茶色みがあってオシャレ髪だね。
 でも注意して見れば、ちょっと違うかなくらい…」
篠原さん
「そうですね。この乳牛は顔が白くて
 フランスのモンベリアードという
 顔が白く体が茶色い牛の血をひいているので
 白い顔がでてきている」

リーダー「フランスとのハーフということ?」

篠原さん「今回はカナダも入っているので…」

リーダー「カナダも!!」

篠原さん
「3か国(日本・フランス・カナダ)の
 血が入ってます!!」
こちらは、日本で初めて3種類の牛を交配させた牛。
そのような異種交配を
『クロスブリーディング』と言いますが、
詳しく説明して頂きましょう。
篠原さん
「北海道の場合は99%ホルスタイン種になります。
 このホルスタイン種に
 フランスのモンベリアードという
 顔が白くて体が茶色い牛をかけ合わせます。
 するとF1(エフワン)交雑種が生まれます」
リーダー
「ここで生まれたF1(エフワン)交雑種は
 日本とフランスのハーフになりますよね」
篠原さん
「このハーフのF1交雑種のメスに
 カナダのエアシャー種という
 茶色い牛をかけ合わせて『三元交配種』という
 3つの血が入った乳牛が出てきてる!」
リーダー
「三元交配種…よく三元豚と言いますが…」

篠原さん「同じです!」

では、なぜこのような交配を行うのでしょうか?
篠原さん
「それぞれの品種の特徴があります。
 それをかけ合わせることで『雑種強勢』と言って
 良い所ばっかりが出てくる事があります。
 ホルスタインって素晴らしい牛乳が出て
 良い牛なんですけど、
 その反面、繁殖成績が下がっていたりとか
 ちょっと病気に弱い部分もある…。
 そういうのをホルスタインと全然違う種類を
 かけ合わせることで、
 繁殖成績が良くなって、病気も少なくなって
 結果的に長生きになって生涯乳量も増える!」
リーダー
「優秀のまま長くいてくれるってことですね」

篠原さん
「そうです!ほどほどの乳量を出しながら
 長生きしてくれるんじゃないかということです」

リーダー
「それは牛にとってももちろん酪農家にとっても
 いいことですよね?」

篠原さん
「できれば病気とかなければ楽に飼えますので
 治療とかの手間も減りますし、
 病気の薬代とかも減りますから
 経済的に人間的も楽になるだろうといわれてます」
森アナ「今はまだ研究段階?」

篠原さん
「そうです。
 実はこの牛にホルスタインをかけるんです!」

リーダー「えっ!もう1回??」

篠原さん
「実はその後にモンベリアードをかけて…
 ず~っとグルグルかけていきます。
 3種類をずっとかけ続けていくことで
 バラつきのない牛ができてくると言われてます」

リーダー「へ~~」

森アナ「なるほど~」
篠原さん
「実は根室管内の生産者のもとで
 F1種が今年の秋に産まれてくる予定です。
 我々のほうが少し進んでやってる感じです」

リーダー
「いやあ~近い将来、北海道の酪農が様変わりというか
 牛たちがガラリと変わっちゃうというか…」

篠原さん
「ひょっとすると色んな模様の牛が道路から
 見れるようになるかもしれません」

リーダー
「将来を背負っているように見えてきました!」

酪農家にとっては、飼育作業の軽減や
利益率の向上が期待される、三元交配種。

これからどのように発展していくのか、
とても楽しみです。



TOP(全件表示)