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[+10] >>

2015年04月11日(土) |  日本一の玉ネギ産地の底力を見る!
JAきたみらいエリアは日本一の玉ネギ産地。
このエリアで農業を営んでいるいるうち
およそ45%、500戸の生産者さんが、
玉ねぎを栽培しているんです。
その生産量は年間23万トン!

佐々木
「23万トンをわかりやすく言うと
 玉ネギ1玉1玉つなげていくとする。
 すると…なんと…
 地球2周しちゃうのっ!」

あぐりっこ「えええええ~~っ!」 

地球2周分もの玉ネギを生産している
JAきたみらいエリア。このエリアには
玉ネギの貯蔵庫が大小合わせて
およそ60か所もあるんです。
大量の玉ネギを貯蔵し管理するのは
大変なことなのですが、
そのポイントは温度と湿度。
温度は常に0度~1度をキープし、
湿度は50%~60%を保つように
担当者が毎日、
貯蔵庫の状態を確認しているんです。
そして長期の保存に適した品種を選び
栽培するなど工夫しているんです。

森崎
「これはいつの玉ネギですか?」

小澤さん
去年作られた玉ネギで
 収穫したのは9~10月です」

森崎
「ものすごい量がとれるんだけど
 一気に食べられないよね。
 だからこうやってちゃんと
 保管しておくことが必要なんだね」

このように貯蔵された玉ネギは
全国へ出荷されているのですが、
その前にとっても大事な作業があるんです。
それは…

小澤さん「ここからは箱詰めをします!」

日本一の玉ねぎ産地JAきたみらいエリアで
玉ネギについて学んでいるあぐりっこ。

続いては選果場にやってきました。

貯蔵庫からコンテナごとに運ばれてきた玉ネギは、
傷がついているものがないか?
腐ってしまっているものはないかなどを
チェックしていきます。
およそ70名のスタッフが
玉ネギ一つ一つに目を光らせているんです。

厳しいチェックを通った玉ネギは、
5つの大きさに分けられ、
サイズごとにダンボールへ―
こちらの選果場では1日に230トン
ダンボール箱で1万1500箱もの玉ねぎを
全国に出荷しているんです。

エマ
「約1万箱も玉ネギを箱詰めするのが
 すごいなあと思いました」

森崎「エマなら何箱できるかな?」

エマ「途中で飽きてやめそう…」

リョウスケ「1箱も出来ないと思う…」


2015年04月11日(土) |  美味しさの秘けつを聞こう

佐々木
「みんなが見てきた選果された玉ネギは 
 日本全国に流通されているんです。
 このエリアでとれた玉ネギは
 3つの方法で全国に運ばれていきます」

小澤さん
「まずはトレーラーです。
 みんなが住んでいる札幌には
 1週間で100トンくらい
 毎週出荷しています」

森崎「それだけ消費している!」

小澤さん
「あとは貨物列車。
 鹿児島まで列車で行ってますよ」

森崎「すごい!鹿児島まで何日?」

小澤さん「1週間ぐらいです」

実は2年前にあぐり王国でも取材していました。
このコンテナのなかには、
20キロの玉ネギが入った段ボール箱が
5万箱も入っていて、
8月中旬から4月下旬までは
ほぼ毎日、200台以上ものコンテナを
輸送しているんだとか…
ちなみにこの列車は「玉ネギ列車」と
言われているんです。

小澤さん
「日本全国に出荷していると言っても
 過言ではないですよね」

小澤さん
「あとフェリーも利用してます」

森崎
「釧路から日立港。
 我々も以前取材したことのある!
 ほくれん丸!」

小澤さん
「そう!ほくれん丸です。
 生乳と一緒に乗ってくるんです」


森崎
「へえ~あちこち行ってるね。
 リョウスケだったら何処に行きたい?」

リョウスケ「千葉県!」

森崎「何で千葉に行きたいの?」

リョウスケ
「ディズニーランド!」

みんな大笑いでした…

森崎
「改めて、このきたみらいエリアの玉ネギを
 全国のみんなが待っているんだなって。
 どんな想いで出荷されていますか?」

小澤さん
「8月から4月まで長期間に渡って
 安定的に出荷しなければならないんで
 本当に国内のみなさんに美味しく
 食べてもらって喜んでもらえるような 
 産地作りに少しでも貢献していきたいと
 思います」

ここからは生産者のお宅にお邪魔しました。
小野洋一さんは玉ネギ栽培に携わって
35年の大ベテラン。
今年一年間 お世話になります!

まずここであぐりっこからの質問タイム!

アヤノ
「どうして玉ネギを育てようと思ったんですか?」

小野さん
「三代目というのもあるかな。
 それと玉ネギを作っていると
 どうも玉ネギとボク
 相性が良いんですね」

森崎「つまりどういう事?」

小野さん
インパクトがある!
 辛くて炒めると甘くなる…という特徴が
 ボクの性格と似ているんです」

森崎
「確かに小野さんにもインパクトあります」

さてお次はエマちゃん。

エマ
「美味しく作る秘けつは何ですか?」

小野さん
「難しいなあ~情熱愛情!」

森崎
「奥さんと玉ネギ
 どっちが好きですか?」

小野さん
「あああ~
 答えないほうがいいん 
 じゃないですかね…」

森崎「そんな悩むことですかあ~笑」


2015年04月11日(土) |  シャキシャキ食感に感動♪

それでは小野さんが作る玉ネギが
どれほどおいしいのか、
生産者直伝レシピで美味しさを学ぼう。
メニューは玉ネギの胡麻揚げです。

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さい。

みんな「串刺し完了!」

あとはゴマをまぶして揚げるだけ!

さてここで小野さんが玉ネギ鍋も
ご用意してくださいました!

小野さん
「中に玉ネギがいっぱい入っています。
 玉ネギは熱を加えるとあま味が出る特徴が
 ありますので鍋に使ってみたんですよ」

※作り方はレシピコーナーへ!

ではいただきま~す!

森崎
「この歯ごたえ聞こえる?
 すごいシャキシャキだ」

アヤノ「シャキシャキしておいしい!」

続いては、
みんなで作った玉ねぎの胡麻揚げ!

カケル
「玉ネギの甘さとしょう油あんかけの甘さが
 合わさって、ものすごい美味しい

エマ
「お鍋の玉ネギとはまた違う
 シャキシャキ感があって美味しいです」

森崎「すごい!ゴマいいね」

佐々木「玉ネギがゴマに負けないですね」

森崎
「…って何個食べるの?

あぐりっこ、食欲が止まりません…

由美子さん
「自分たちで作ったから
 余計においしんだよね」

さて食べ終わったところで…

森崎
「いま食べた玉ネギは去年収穫した玉ネギです。
 今年の玉ネギはどういう状態なんでしょうか?」
 
小野さん
ハウスの中でスクスク育ってきています」

ということで、
この時期の玉ねぎがどのような状態なのか
ハウスに向かってみると…

あぐりっこ
「うわ~全部、緑!」
雑草?長ネギ?」

小野さん
「2月17日に種をまいて約1か月過ぎた状態」

森崎
「今の状態は何と言うんですか?」

小野さん
育苗(いくびょう)期と言います」
 
ハウスの中ですくすく育つ苗ですが、
そもそもどうして畑に直接種を植えず、
苗として育てているのでしょうか。

2015年04月11日(土) |  春よ来い~!

エマ「雪の重さで苗が潰れちゃうから?」

森崎「潰れちゃう以前に…」

カケル「生えない!」

森崎「生えない以前に…」

アヤノ「寒いから育たない」

森崎「その前に雪があると…」

あぐりっこ
「植えられない!土がない」

小野さん
「オホーツク管内は厳寒地といわれる地域で
 少しでも身体を大きく育った玉ネギの
 畑に植えることによって
 秋の玉ネギの大きさに影響がでるんです」

佐々木
「育苗の段階で気を付けていること
 大切なことは何ですか?」

小野さん「水管理温度ですね」

その日の気温などを参考に
水を与える回数や時間を決めています。
丈夫な苗を育てるためには慎重な見極めが
必要なのです。

佐々木「温度管理はどうされる?」

小野さん
「それはです!
 ハウスに入って暑いと感じたら
 それは温度が高すぎになっている」

理想の室温は25℃以下。
この日はハウス内の気温は下げたいけれど、
下げるために入れる風が苗を枯らす恐れが
あるという状況でした。
これが自然を相手に農業をする難しさなのです。

ここで玉ネギ作りのスケジュールを確認しよう。

佐々木
「玉ネギ栽培は2月から始まっています」

小野さん
「この苗を畑に移します。
 そのことを定植と言います。
 できれば4月中旬から下旬から畑に
 定植していきたいな~」

定植後は草取りや水やりなど行い、
玉ねぎを育てます。
そして根切りといった
玉ねぎ特有の作業をした後、
8月上旬からは収穫がスタートします。
これが玉ねぎの栽培スケジュールなんです。

森崎
「何か今できる事ありますか?」

小野さん
「今はねえ~
 畑の雪を融かす粉をまくぐらいかなあ」

カケル「やりたい…」

小野さん「顔真っ黒になるぞ」

カケル
「ぜひよろしくお願いします!」

小野さん「よし、わかった!」

ではみんなでまだ雪が残る畑へ!

小野さん
「これが融雪剤です。
 石灰分とススなどを混ぜたものです。
 黒いものは光を吸収するので
 それを利用して雪を溶かします」

ということであぐりっこも
直接、融雪剤をまくことに!

「雪とけろ~」
「雪とけろおおおお」

融雪剤まきに夢中のあぐりっこ!
「うわっ手が真っ黒だ」

みんなの熱意が雪も早く溶けてくれるかな~

あぐりっこ日誌
「3月26日
 今日は玉ネギを勉強しました。
 玉ネギを保管する貯蔵庫には
 上から下まで玉ネギがあってビックリした。
 小野さんの家で玉ネギを食べた。
 温めるとあまくなった!
 玉ネギは不思議だなあ~と実感した。
 次も楽しみだなあ~」

皆さんこんにちは
「もんすけ」がお伝えする
週刊あぐりニュースの時間です。
今回はJAバンクが取り組む食農教育について
お伝えします!

JAバンクでは2008年から子供たちへ向けての
食農教育を行ったり、
田植え体験などをサポートをしたりするなど
農業に対する理解を深めてもらうための
地域貢献活動に取り組んでいます。

先月24日には北海道庁別館で
食と農業のつながりを分かりやすく解説した、
教材本やDVDの贈呈式が行われました。
昨年、教材本を見た子どもたちからは
「教科書では勉強できないコトがのっていて、
 とても勉強になりました」っていう
声もあったみたい!

道内の1121校の小学校や特別支援学校の
みんなを対象に贈呈されるんだって~

地域に密着した農業専門金融機関として、
とっても積極的な取り組みだね。

以上、週刊あぐりニュースでした。


2015年04月04日(土) |  ♯332 道産野菜でスイーツ作り編

さて今回のあぐり王国は
あるショップからスタートです。

佐々木
「みんなで北海道野菜を探すぞ~!」

あぐりっこ
ひとびろ?
「あったぞ。カンオウきゃべつ???」

森崎
「寒玉(かんだま)キャベツだな笑
 こういうのが北海道産で出てくると
 春が来たな~って感じるね。
 野菜が春の便りだよね」

■ホクレンショップ グリーンコート店
住所:札幌市中央区北5西2 EAST地下1階
電話:011-213-2106

お店の野菜売り場を見てみると、
北海道産のものが少しずつ増えてきたことに 
お気づきですか?

新鮮な北海道産野菜が大好きなみなさん!
大地から届いた‘おいしい便り’
旬の野菜をいつもとは違う目線で
楽しんでみませんか?

「色・香り・食感・味」を堪能できる
オシャレで驚きの方法があるんです。
今、野菜を味わう新しい体験が始まる!

今回のあぐりっこは4年生、
竹内悠星(ユウセイ)君と
山崎愛生(メイ)ちゃんです。

佐々木
「さてみんなが買ってきた北海道産野菜で
 あるものを作ってもらいます!」

<ロケ場所>
北ガスショールームサガティック

教えてくださるのは野菜ソムリエの
小川理代さんです。

小川さん
「今日は野菜を使ったスイーツ
 “ベジスイーツ”を作りたいと思います」

森崎「ベジスイーツの“ベジ”って何だ?」

ユウセイ「野菜!ベジタブル!」

ベジスイーツとはまさに、
野菜をふんだんに使ったスイーツの事。
小川さんは野菜の魅力を伝えたい!と、
ベジスイーツの料理教室で講師をしています。
カボチャやサツマイモなどを使ったケーキは
想像できますが、
小川さんが作るベジスイーツは、
もっと大胆に野菜が使われているんです…

ではそのスイーツを見てみましょう♪

メイ「うわ~すごい!」

ユウセイ「すごい!美味しそう」

森崎
「美味しそう♪
 ベジスイーツと言われた、
 そのレベルを軽く一瞬で超えました…」

小川さん
「こちらは菜の花のケーキ。
 スポンジに菜の花が練り込んでいます。
 ウドとグレープフルーツのケーキは
 同じ苦味がある同士を合わせました」

さらにチーズを使ったスイーツ
‘ティラミス’にも
北海道の特産品‘ゆりね’
たっぷり使われています。

そしてあぐりメンバーが一番驚いたのが…

森崎「何だこれ?」

藤尾「これは野菜っぽいぞ」

ユウセイ「トマトかな?」

小川さん
「これはカラーピーマンのカップケーキ!
 上の赤は赤ピーマンゼリー。
 次にヨーグルトムース、
 ミントゼリー、黄ピーマンムースです」

藤尾「ユウセイ、ピーマンは?」

ユウセイ「嫌い!」

森崎
「じゃあこのゼリーはどうかな?」

ユウセイ
「ええ?分かんない。
食べてみないと…」

森崎「食べてみようとは思う?」

ユウセイ「うん!」

と苦手な野菜にも興味を持ってしまう
ベジスイーツ。それもそのはず!
小川さんのスイーツには
みんなが手を伸ばしたくなる
コンセプトがあるんです!


2015年04月04日(土) |  旬を取り入れたスイーツ♪

ではその食べたくなる
コンセプトは何でしょう?

小川さん
「まずは“彩り”ですね」

森崎
「パッと見たときに
 おっさんの女子的な部分がうわっと
 出てきちゃいましたよ」

小川さん
「野菜を使ったってことで
 敬遠されることがあるので
 見た目は大事にしています。
 あと野菜と果物を組み合わせることによって
 色合いとか風味を豊かにしています」

まずは「食べてみたい」
思ってもらえるように、
洗練された「見た目作り」
こだわりを持っている小川さん。
野菜の色を生かす事はもちろん、
果物を組み合わせる事で
より見せ方のバリエーションが広がります

そして一番大切にしている事はというと…

小川さん
「果物は年間を通してありますが
 野菜は旬がハッキリしていますので
 スイーツでも旬を味わって頂ける!」

森崎
「そうか!だから今は春のものが多いんだ」

藤尾
「まあ分かりますよ。
 スイーツで野菜の栄養も一緒に取っちゃお♪
 そういう洒落た視点も分かりますけど
 ただ…美味しいのか?」

森崎
「もちろんだよ。見た目は鮮やかでも
 食べたときにそうでもないと思ったら
 私達それなりのリアクションしますよ」

藤尾「ユウセイ食べてみる?」

ユウセイ「食べたい!」

藤尾
「苦手なピーマンを使ったスイーツだけど?
 食べてみたい?」

ユウセイ「うん!」

あぐり一同の想像をはるか超えたベジスイーツ。
見た目には魅了されましたが、
肝心の味はどうなのか?
まずはカラーピーマンのスイーツにチャレンジ!

ひと口食べてみると…

ユウセイ
おいしい!(ニッコリ)
 ヨーグルトとピーマンの苦さがすごい良い♪」

藤尾「ピーマンの苦さが苦手なんだよね?」

ユウセイ「それでも美味しい!」

藤尾「えええ~すごくない?!」

メイ
「ピーマンの味もヨーグルトの味もして
 すごいおいしい」

森崎「ピーマンにはヨーグルトだね!」

藤尾
「みずみずしいピーマンの風味が残りますね♪」

山菜であるウドとさわやかフルーツの代表
グレープフルーツがコラボした
こちらのスイーツは!?

佐々木「野菜の苦味が残っています!」

森崎
「角切りになったウド、美味しい!
 グレープフルーツの酸味にあってる」

小川さん「相乗効果ですよね」

菜の花ケーキのスポンジは
菜の花だけで色を付けています。
白あんが隠し味のクリームと合わせて
和風テイストなものです。

そして粗くマッシュしたユリ根と
チーズと組み合わせたティラミスなど、
とことん野菜の色・味・食感を
生かしているのがベジスイーツなんです!

森崎「うわっっ!うまい!」

佐々木
「野菜の甘さが活きている!」


森崎「うまいっコーヒーいれません笑」

みんなベジスイーツの魅力にはまったよう。
ではここからはみんなでベジスイーツを
作っていきますよ。

2015年04月04日(土) |  ベジスイーツで苦手野菜を克服!?

さて何も野菜を使ってスイーツを作ろうか?

ユウセイ「キャベツ!」
メイ「玉ねぎ!」

小川さん
「初心者でも作りやすい
 トマトホウレン草を使った
 ベジスイーツを作りたいと思います」

森崎「トマトです…」

苦笑いするあぐりっこ

実はこの二人、
苦手な野菜がトマトなんです!

しかし大丈夫!苦手な野菜でも美味しく
食べられるコツをふまえた
ベジスイーツを教えて頂きます!

佐々木
「今日は何のベジスイーツを作りますか?」

小川さん
「ホウレン草とトマトを使った
 ベジスイーツパフェを作りたいと思います」

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください。

トマトとホウレンソウのベジスイーツパフェ!
早速ホウレンソウを使ったスポンジを
作って行きます。
あらかじめ茹でておいたホウレンソウを
粗めのみじん切りにする事からスタート。

森崎「このホウレン草はどこのだ?」

ユウセイ「北海道産!」

ホウレン草ペーストを作りました。

キレイな色ですよね。
この後、生地を作っていきます。

佐々木
「メイちゃんはスイーツ作りしたことある?」

メイ「クッキーを作ったことあります」

藤尾
「その時クッキーには何の野菜を入れたの?」

メイ「野菜は入れていない!」

藤尾
「入れてないの?野菜いれなきゃ」

森崎「今日知ったんだ!」

ホウレン草の生地が出来たよ~
では焼いて行きますよ~

2015年04月04日(土) |  パフェを仕上げていこう♪

北海道の旬の野菜を使ってベジスイーツ作りに
チャレンジしているあぐりっこ!
続いてはトマトを使ったゼリーを作って行きます。

森崎「いよいよ出てきたぞ」

佐々木
「2人はちょっとトマトが苦手…」

ユウセイ「けっこう嫌い!」

今回教えて頂くのはトマトが苦手でも
美味しく食べられるゼリー。
まずは湯むきしたトマトとグラニュー糖・
オレンジジュース・トマトジュースを
鍋に入れ中火にかけます

佐々木
「オレンジジュースが入りました。
 これはポイントですか?」

小川さん
「トマトを食べやすくするポイントです!」

佐々木
「ユウセイ君はトマトのどこが苦手?」

ユウセイ「酸っぱい!」

メイ「めいも酸っぱいところ!」

オレンジジュースがどのようにトマトを
食べやすくさせるのか完成が楽しみです!

じゃ~ん もんすけです!
ゼリーが固まるまでの間に
あぐりっこも苦手だと言っていたトマトが
どんなふうに体に良いのか教えてもらいましょう!

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「トマトは緑黄色野菜の1つ。
 特徴的なのはリコペン。
 体内で酸化という現象がおきると
 いろんな病気になってしまうのですが
 その酸化を抑える働きがあります。
 もう1つはトマトのうま味成分の1つ、
 ガンマアミノ酪酸。
 ストレス緩和や血圧を下げるとして
 いま注目を浴びています」

昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる!」
って言われるぐらい
栄養が豊富なんだってさ!
さらにホウレンソウもすごいんだよ。

「ホウレン草は野菜の王様と言っていいぐらい
 いろんな栄養素を含んでいます。
 ミネラル・鉄分、ビタンミンCや
 ベータカロテンも豊富です。
 注意したいのがシュウ酸やホウ酸という
 成分が入っているので
 体にあまり取り入れないように
 しっかり湯がいて食べて下さい」

これから北海道産のトマトとホウレンソウが
どんどん出てくるよ!美味しく食べようね!

あぐりっこが作ったトマトのゼリーと
ホウレンソウのスポンジが焼きあがった
ということでパフェに仕上げましょう。

今回は先生が用意した下さったのが
トマトスポンジやホウレン草のホイップ!

それではデコレーションをしていこう!!!

色んな材料を使って自由な発想で
デコレーションしていこう!

メイは苦手がトマトゼリーもたっぷり!
いれましたよ。

ユウセイも苦手なトマトのコンポートを
入れてみました。

どんな味がするのか想像しながら
パフェ作りを楽しんでいるあぐりっこですが、
そもそも小川さんがベジスイーツを作ろう!
と思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

小川さん
「もともとお菓子作りが好きだったんですが
 結婚を機に北海道に来まして
 北海道の野菜の美味しさにビックリしまして
 スイーツに野菜を入れない手はないと思って!
 そこから野菜スイーツを作っています」

2015年04月04日(土) |  大切な人にスイーツをプレゼント♪
北海道産のトマトとホウレンソウを使った
ベジスーツパフェ完成しました。
あぐりっこが苦手なトマトがたっぷりだけど、
美味しく食べられるかな!?

ユウセイ「おいしいっ!」

森崎
「トマトの酸味が生きている!
 甘いだけじゃない。
 野菜の主張が強く残っています」

オレンジジュースが隠し味のトマトゼリーは?

メイ「トマトの味がするけど甘くて美味しい!」

佐々木
「甘さは控えめで野菜らしさが残っていて
 美味しい!」

小川さん
「トマトやホウレン草が苦手な方が
 いらっしゃったら
 スイーツにすることによって
 酸っぱみなど酸味も軽減されますよ」

森崎「これは大成功ですね」

野菜の色が鮮やかなパフェが出来あがったね!
なんと、このキレイな色にも
体にいい事があるんだってさ

荒川先生
「緑黄色野菜に含まれている色素は
 我々は体内で作ることが出来ないんです。
 元気に成長していくためには
 野菜は欠かせないものなんです。
 野菜にふくまれているビタミンやミネラルは
 目の疲れを回復させたり
 子どもの成長を助ける働きがあるので
 成長期の子供には野菜を欠かさないように
 していただきたいと思います」

森崎
「北海道の新鮮な野菜をそのまま食べるのも
 贅沢なことなんですよ。
 でもこうやってひと手間もふた手間もかけて
 デザートにして食べるのも贅沢ですね~♪」

野菜はもちろん!
小麦粉に乳製品、砂糖など、
北海道はスイーツに使う材料の
宝庫でもあるんです。
安全安心な北海道産の作物を
みんなで楽しみましょう♪

と、あぐりメンバーでの撮影はここまで!
実はメイちゃんは作ったベジスイーツを
食べてもらいたい人がいたんです!
ということで、撮影が終わってから
お宅にお邪魔しちゃいました!

~メイちゃんご自宅にて~
佐々木「誰にプレゼントしたいの?」

メイ
「おじいちゃんとおばあちゃんに
 プレゼントしたいです!
 誕生日なんです」

佐々木「今の気持ちは?」

メイ「ワクワクしてます」

メイちゃんが大好きな
おじいちゃんとおばあちゃん。
お誕生日をお祝いするために、
大事に持ち帰ったベジスイーツを主役に
内緒でバースデーパーティーを
する事にしました!
お2人には‘ただの食事会’と
言って呼んであります。

さておじいちゃんの雅彦さんと
おばあちゃんのひとみさんがやって来ました。

さっそくメイちゃんのケーキが登場!

ひとみさん「かわいい」
雅彦さん「すごいじゃん!」

メイ
「トマトのスポンジで
 こっちはホウレン草のスポンジ」

雅彦さん
「そうなの?ホウレン草のケーキなの!」

嬉しそうに写真を撮るお二人。

と、その後ろから佐々木アナが登場しましt!
「こんばんは~突然すみません!」

ここで種明かしをすると!!

雅彦さん
「これは分からんかったなあ~」

隠しカメラの場所を知って…
「まずいじゃーん(笑)」

メイ
「お誕生日おめでとう!」

ひとみさん「泣くかもしれない!」

雅彦さん「うるうるだな」

さてお味は…
「おいしい!」「頑張ったね!」

佐々木「大成功だね」

雅彦さん「いや~嬉しい!ありがと」

野菜スイーツで家族もほっこりしましたよ♪


2015年03月28日(土) |  ♯331 酪農の仕事・乳牛の生活をシリーズで学ぶ編

雄大な自然環境を舞台に
展開される北海道農業。
これまであぐり王国では、
シリーズ企画と題して、
四季折々で行われる農作業を学び、
作物生産の仕組み、
さらには生産者のたゆまぬ努力と情熱に
触れてきました。そして今年もまた、
新たなシリーズ企画。それは…

森崎
「1年を通じて酪農をみんなで学ぼう!」

生乳生産量日本一を誇る北海道。
365日、絶えず行われる酪農の仕事。
そして美味しいミルクを生み出す牛たちの暮らし。
日本のミルク生産を支える北海道の『酪農』。
その魅力をシリーズで学びます!
佐々木
「酪農シリーズということで
 釧路市にやって来ました。
 360度すばらしい景色です」

佐々木
「このエリアは酪農シリーズにピッタリの町!」

森崎
「何度も酪農を取材していますけど
 シリーズで学ぶのは初めてですよね」

佐々木
「今回のシリーズですが
 今までと違うことがあります!
 まずはあぐりっこをよんでみましょう。
 あぐりっこ~~!」

あぐりっ娘「は~い♪」

藤尾「大きいぞ?」

森崎「えっ何年生?」

あぐりっ娘「高校1年生です!」

今回は札幌大谷高校
女子高生が初参加!
食べることが何より大好き!という
砂押祐貴子(ユキコ)さん。
そして夢はデザイナー! 
美術が得意な藤村七海(ナナミ)さん。
以上のあぐり女子高生です。

佐々木
「女子高生の2人にぜひ酪農を
 学んでもらおうと思うのですが
 2人はそもそも酪農に興味は?」

ユキコ・ナナミ「あります!」

ユキコ
「牛乳を作る過程から知ったら
 もっとおいしんじゃないかと思う」

ナナミ
「搾乳をしたことがないんですよ!
 それと加工の仕組みを知りたいです

佐々木「食べることは?」

ユキコ
「大好きです♪
 牛乳は大じゃいけど好きです」

藤尾「ナナミちゃんは?」

ナナミ「嫌いです(笑)!」

森崎
「いや~気持ちいいな。どこが苦手?」

ナナミ
「においと味です」

藤尾「それでも酪農に興味あるんだ」

ナナミ
「色んなことを知りたい!
 ジャンル問わず色んなことを知ることで
 自分のチカラになると思うから!」

では女子高生と一緒に酪農を学んでいこう!

レッツ牛(ぎゅうう~)♪




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