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2021年03月06日(土) | ♯607 十勝・砂糖編③砂糖のチカラ&おいしく食べよう!
2021年02月27日(土) | ♯606 栗山町・こうじ編①
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2021年02月20日(土) | ♯605 岩見沢農業高校編②家業の経営を考える高校生!?
2021年02月20日(土) | ♯605 岩見沢農業高校編③ここは夢をかなえる場所!
2021年02月13日(土) | ♯604 新札幌乳業編 ①
2021年02月13日(土) | ♯604 新札幌乳業編 ②循環型酪農の凄さ!
2021年02月13日(土) | ♯604 新札幌乳業編 ③食べると幸せになる!

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2020年06月13日(土) |  えみまるの実力やいかに!?
こうして、丁寧に落穂も拾い終え…

リーダー
「ざーっと刈って、ここまでやりました」
ナオコ
「刈る時にガリッという感覚がスッキリして
 1つ1つのお米の大切さも
 最後に落穂を拾って思いました」

リーダー「そうだよね」

リンタロウ
「何本もやっていくと大変で
 昔の人はこういうやり方…
 今みたいな機械がないから
 手刈りですごい大変だったんだなと思った」
リーダー
「横で見ていて森さんの稲刈りはどうだった?」

リンタロウ
「こんなに簡単にできるのに
 何でできないの…??」

リーダー「わははははは」
このあと千歯扱き(せんばこき)という道具を使って、
昔ながらの脱穀を体験させてもらいました。
千歯扱きは、江戸時代に発明され、
昭和まで使われていたという、
長きにわたり、日本の農業を支えてきた道具です。
そんな、あぐりメンバーが手作業で体験した、
稲刈りと脱穀は
今は機械で同時に行っています。

ナオコ「すっごい!」

森アナ「はやい!」

リーダー「スピードが全然違うもんね」
リンタロウ
「手でやるより何倍も早くて
 機械ができて良かったなって思う」
ナオコ
「一気にできて全然ラクだなと思いました!」
一連の取材を通じて、
品種の進化と農業技術の進化を、
肌で感じたあぐり一行。

その進化の結晶である「えみまる」。

果たして、その味は?
森アナ
「私達の前にはつやつやと輝く
 えみまるのおにぎりが!」

作っていただいたのは
JA北いぶき女性部妹背牛支部の栗原明美さんです。
「よろしくお願いします!」
栗原さん
「塩おにぎりなのでお米の味がすると思います!」

リーダー
「田植えから稲刈り、脱穀まで体験しました。
 お米にはたくさんの手間がかかっているのが
 分かりました。その分、感謝もこもりますね。
 しっかりいただきましょう!」

いただきま~す!
ナオコ
「おいしい!
 なんかすごいモッチリしてて美味しい♪」

リンタロウ「すごい!おいしい」

リーダー
「早い!口に入れた瞬間に感想がでますね」

リンタロウ
「普通のお米よりモチモチしてて
 すごい美味しい!」
リーダー
「今年デビューのえみまる!いただきます…
 ななな…なまらうまい!
 すごい!粘りと同時にあまみが芳醇に広がる!
 うまいわあ~~」

森アナ「モチモチですね!おいしい~」
リーダー
「直播き米に早く取り組んだ妹背牛町が
 北海道米をリードしていくんじゃないかと思う」

熊谷さん
「北海道は特に規模が大きいので
 省力化を取り入れていかなければ
 水稲の規模拡大ができないという
 壁にぶつかっていますので、
 どんどん直播きの栽培を確立した
 つくり方にしていかなければと思います」

リーダー
「ぜひ妹背牛町の技術をどんどん北海道に広めて
 この【えみまる】という新品種を
 みんなにPRしていってほしいなと思います。
 ありがとうございました!」
森崎博之リーダー

「えみまる、本当においしかったです!
 上川農業試験場によると、
 食味の評価は「ななつぼし」と同等らしいです。
 モチモチとしたふくよかな食感が特徴です。
 本当に美味しかった!
 また食べたい! お腹いっぱい食べたい!

 あぐり王国はこれからも、
 北海道が誇る農畜産物や食べ物を、
 生産者の皆さんへの感謝と応援を込めて
 紹介いたします!
 では、また来週お会いしましょう!」

-----------------------------------

6月6日のクイズ
「北海道の肉牛飼育頭数は、
 全国で何位だったかな~?」

正解は「1位」でした。


2020年06月06日(土) |  ♯572 北海道の肉牛特集 編
森崎博之リーダー
「今回のあぐり王国は北海道の肉牛に注目します。
 北海道は酪農王国として乳牛の数が多いのは
 よく知られてるんですけど、
 実は肉牛の飼育頭数も全国第1位なんです。
 生産者のみなさんが工夫と努力を重ねて
 美味しい北海道産の牛肉を全国にお届けしています。
 その生産現場の様子と最高の味わいを
お届け致します。
 
 そして今回は日本の食料自給率問題にも
触れていきます」
肉用牛…

全国の飼育頭数、およそ250万頭。
そのうち50万頭以上を飼育する、
肉牛王国・北海道。
そんな中、年間出荷頭数わずか300頭ながら、
全国で最優秀と認められた
少数精鋭のブランド和牛が北海道にはある!
その和牛とは?!
つべつ和牛!

ということで…
2018年に「つべつ和牛」を取材した回を
ご覧いただきます。
森結有花アナ
「そのつべつ和牛というのが
 去年開催された全国的な牛肉の品評会で
 最優秀賞をとったんですって!」

リーダー
「ええええ!すっごい事じゃないですか!」

森アナ
「では美味しさの秘密に迫っていきますよ」
さて今回のあぐりっこはー

感受性豊かでよく笑う小学5年生(当時)、
高谷涼々(スズ)ちゃんと、
将来は農家のお嫁さんになりたい4年生(当時)、
山口未來(ミクル)ちゃんの2人です!

リーダー「お肉好きですか?」

あぐりっこ「は~い!」

リーダー「何の肉が好きですか?」

スズ「牛肉!」

ミクル「全部好きです!」
面積の9割を森林が占めるという、
自然豊かな津別町。
そこで育つ、つべつ和牛とは? 
さっそく牧場へ!
森アナ
「つべつ和牛が生産されている牧場にやってきました。
 あちらで生産者の迫田さんがお待ちです。
 こんにちは~お邪魔いたします!」
全国最優秀の牛を育てたのが、
この迫田(さこた)牧場。
迫田悟さんに、つべつ和牛について、
詳しく教えて頂きます!

2020年06月06日(土) |  子牛から出荷まで…こだわる一貫生産!
リーダー「この子たちがそうなんですか?」

迫田さん
「この子たちはつべつ和牛を生んでくれる親牛!」

リーダー
「お母さんたちなんだ」
迫田牧場では、親牛に子牛を産ませ、
その子牛の育成から肥育までを、
一貫して行っています。

リーダー

「普通の酪農家さんとか肉牛農家さんは
 子牛と親牛を別の生産者が育てることが多いの。
 こちらは子牛も親牛も全部めんどうをみてる!」
産まれてから同じ環境で育てることで、
牛のストレスを減らし、
健康に成長させられるのが、
一貫生産の大きなメリット。

そして、つべつ和牛は、
さらに環境に恵まれているようで…
迫田さん
「むこうに雌阿寒岳がありまして
 そこから流れるミネラル豊富な
 おいしい水を飲んでいるのが特徴です」

リーダー「天然水を飲んでいる!」

迫田さん「本当においしい津別の水です」
つべつ和牛の年間出荷頭数は、およそ300頭。
生産戸数は、迫田牧場含めて町内に4軒。
まさしく少数精鋭のブランド牛。
一通り勉強したところで、
子牛を育てる牛舎を見せて頂くことに!

あぐりっこ
「うわ~ちっちゃ~い」
「かわいい~」

リーダー
「おじさん目がハートです♪」

迫田さん
「すぐ体調を壊してしまうというか
 寒さに特に弱いんですよね」

リーダー「だって津別寒いじゃ~ん」

迫田さん
「だから防寒対策がすごく大切になるんです」

スズ「どうやって?」
迫田さん

「天井にヒーターがあるんです。
 冬になるとこのヒーターが下がってくる!」

森アナ
「でもこれだけでは
 冬の寒さは厳しくないですか?」

迫田さん
「そうですね。あとはベストを着せたり!」

あぐりっこ「ええええっ???」

迫田さん
「牛専用のベストを着せて
 少しでも暖かくしてあげる!」
あぐりっこも子牛にベストを着させてあげました。

そして普段はしていないことなのですが、
今回特別に「子牛のお散歩」をすることになりました!

早速、外に出ていくとー

森アナ「すごいすごい」

スズ「大丈夫?行こっ!」

スズ「かわいい~♪」

思いっきり引っ張られます。
親牛舎に近づくと…

スズ
「お母さ~んじゃないよ~(笑)」
子牛のお世話をたっぷり手伝わせてもらった一行。
続いて、大きくなった牛の牛舎におじゃまします。
森アナ「え~すごい」

あぐりっこ「うわ~太っちゃった!」

迫田さん「何キロぐらいあると思う?」

ミクル「200キロぐらい?」

迫田さん「200キロ?」
迫田さん
「実際にはですね800キロくらいある!」

あぐりっこ「ええええええ」

スズ「うっそー」

2020年06月06日(土) |  美味しすぎて…涙がポロリ!
リーダー
「この子たちは出荷を待つ状況なんですね」

迫田さん「そうです」


リーダー 「2人とも出荷するってどういうことかわかる?」

ミクル「人が食べる…」

スズ「お肉にする…」


リーダー「そうだよね」
リーダー

「あんなに可愛かった子牛が
 2年半でここまで大きくなって
 それでお肉になる。
 我々がおいしくいただくために飼育されて
 大きく大きく育てられている」
ミクル「ちょっと悲しいけど…」

スズ「かわいそうだけどね…」
リーダー
「いつも参加してくれるあぐりっこに
 言っていることがあって
 私たちは命をいただいている。
 牛だけじゃなくて鶏や豚や羊、魚。
 野菜だって実は全部、命なんだよね。
 私たちは命を食べて生きているんだから
 しっかりと感謝をして食べようね」
迫田さん
「この子たちは肉牛で
 肉になるために生まれてきた牛なので、
 かわいそう…と思って
 食べられたくないと思う。
 分からないですけどね、牛の気持ち…
 でも消費者の皆さんに

 おいしいと言ってもらえるのが
 多分一番嬉しいと思うんです」
迫田さん
「2年半という長いようで短い期間を
 精一杯生きている牛ですので…」

リーダー
「すごく大切に育ててくださった牛なので
 美味しく食べて頂きたいという
 生産者さんの思いだと思います。
 そして愛ですよね!
 やっぱり人なんですよね。
 人の心が育ててるんだなってことが分かりました」
そんなつべつ和牛を、ステーキでいただきます。

スズ「うわ~いい色!」
リーダー
「子牛から出荷前の牛まで見せて頂きました。
 大切なことは何だったかな?」

あぐりっこ
「命を大切においしくいただく…」

リーダー
「そうだ!ではいただきま~す」
ミクル
「すっごいトロトロで
 すっごいおいしい」
リーダー「とろけるかあ」
スズ「いただきます!う~ん」

視線が固まるスズ。

リーダー
「どこ見てるんだ。あの子」

スズ
「おいしい~
 すっごいおいしい~!!」
リーダー
「泣くの?感動してるの?」

ポロリと涙を流しちゃうスズ。

リーダー「なんで泣いてるんだ」

スズ「おいしい…」

2020年06月06日(土) |  日本の食料自給率を考える!
森アナ
「ここからは緊急討論!
 今こそ考える日本の食料自給率!
 ゲストにはJA北海道中央会の飛田会長に
 お越しいただきました」

リーダー「よろしくお願い致します」

JA北海道中央会
飛田稔章会長
「ありがとうございます」

リーダー
「お待ちしていましたよ。
 実はあぐり王国、12年前に始まったんですが
 会長もちょうど12年前に就任されたと
 いうことですよね」

飛田会長「そうです、そうです!」
 
森アナ
「では日本の食料自給率についてみてみましょう。
 現状はこのようになっています。
 カロリーベースで食料自給率を
 諸外国と比べてみました」

カロリーベースとは、
国民が生活するのに必要なエネルギーを、
どの程度国産の食品でまかなっているか、
という考え方の数値。
この基準で言うと、
日本は先進国の中で、最低の水準にあります。
 
森アナ
「ただですね、消費者の側からすると
 食料自給率を見ると
 日本のもの食べてないんだなあと
 思うんですけど、
 でも食料に困っているか?と言えば
 そんなことは無い…と思うんですよ。
 じゃあ食料自給率が低いと
 何が問題なのか?というのが
 今いち分からない…」
飛田会長
「一番心配なのが
 大輸出国であるアメリカやオーストラリア、
 カナダ、フランス…
 こういう国々がいま干ばつや大洪水とか
 農業生産をするための環境が
 非常に厳しくなってます。
 すでにコロナウイルスで各国は
 『輸出をしませんよ』という体制が
 かなり進んでいるんです。
 人の国より自分の国を守りましょうという…
 そうすると日本がこれほどの
 低い自給率しかない…ということは、
 それで近い将来、
 国民のみなさんの命を守ることができるのか
 ということが私自身生産者として
 非常に心配な状況です」
では、食料自給率の向上に向けて、
消費者と生産者は、
どのような心がけが大切なのでしょう。
飛田会長
「大事なのは日本の食料というのは
 一番、安心安全です!
 これは私共生産者としては
 本当に自信をもって
 消費者のみなさまにおススメをしたい」
飛田会長
「ぜひ日本の消費者のみなさんに
 理解をしていただきたい…
 そして私共生産者も旧態依然とした捉え方よりも
 いかに生産を高め、
 安心安全の農畜産物を生産する、
 合わせて生産コストをどう下げるか、
 消費者の方々に少しでも安い食料を
 供給していくんだという思いも
 生産者は持たねばいけないんです!」
森崎リーダー
「なんか馬鹿が言ってると思って
 勘弁してほしんですけど
 農家のみなさん、
 あれだけ手をかけて
 安心安全なものを作って下さってるときに
 そこをコスト下げて
 安くしましょうって…動きよりは
 しっかりと今のラインで
 安心安全なものを誇り高く作ってもらいたい、
 安いものも出てくるけれども
 私たち消費者は良い物を手に取りたいんだという
 こっちを応援していきたいんですよね」

飛田会長
「ありがとうございます。
   ぜひ生産者として、その言葉を噛みしめて
 生産に努力するというのが大事なことですね」

安全で安心な日本の農業を牽引しているのが、
ここ北海道。
食料自給率を向上させるために、
とても重要な役割を担っています。

飛田会長
「北海道は食料自給率200%を越えますから」

森アナ
「こんなデータもあるんです。
 北海道の食料自給率は206%。
 食で支える人数が1102万人」

森崎リーダー
「自分たちも良いところ、ありがたい場所に
 住ませてもらってるなあと思うよ。
 これを誇りにしていかないとなあ」

森アナ
「なおさら日本の食料自給率の現状をみると
 北海道農業が日本においての役割というのが
 ものすごく大きいってことですよね」
飛田会長
「そうですね。
 広大な面積を活用して
 生産を高めるというのが
 北海道農業の特徴ですから
 それをどう活かしていくのかということですね」
森アナ
「では最後にテレビをご覧の消費者のみなさんに
 メッセージお願いします」

飛田会長
「北海道農業は日本の国民のみなさまのために
 しっかり取り組んでいこうと考えていますので
 ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
 そして北海道の農畜産物を
 しっかり食べていただきたいな…と
 これも付け加えていただきたいと思います。
 ありがとうございます。宜しくお願いいたします」
リーダー
「握手もハグも出来ないご時世でねえ…
 ちょっと残念なんですけど、
 気持ちだけは、ずっと(ハグ)してます!
 ありがとうございました」

2020年06月06日(土) |  国内初のJGAP認証牧場 大野ファームへ!
あぐり王国、北海道の肉牛特集。
番組ではこれまで、
数多くの肉牛を取材してきましたが、
生き物が相手だけに、
予期せぬハプニングはつきもの。

こちらは、浜中町で生産している、
黒毛和種とホルスタインの交雑種、
浜中黒牛(はまなかくろうし)を取材した時…

リーダー
「あなた今、腹筋大丈夫ですか?
 すげー反ってますけど!」
そしてこちらは、池田町のご当地牛、
いけだ牛を取材した時…。

森アナ
「いやちょっと待って!いやーーーー」

リーダー「なにやってんの!!」
どの牛肉も、極上の味わい。
そして、安全で安心な品質が保証されています。
ところで、GAP(ギャップ)という言葉を
ご存知でしょうか?

GAPとは、農畜産物の生産に対する、
安全基準の認証。
日本独自の基準であるJGAP(ジェイギャップ)は、
120項目ほどある基準をクリアしたものだけに
与えられています。
森アナ
「JGAPを肉牛の生産としては
 国内で初めて認証を受けた大野ファームで
 飼育環境を見せてもらいます」

ということで、芽室町にある、
JGAP認証の牧場、大野ファームへ。
生産者の大野泰裕さんにJGAP認証を取得した
肉牛を見せて頂きます。
大野さん「子牛がいる牛舎です」

参加してくれたあぐりっこは5年生(当時)。
農業のことを勉強したい!
齊藤帆風(ホカゼ)ちゃんと、
なんでもチャレンジしたい!
鎌田佳樹(ヨシキ)君です。

あぐりっこ
「かわいい~♪」
「おもったより大きいかも~」

リーダー「あどけないね」
大野さん
「これは和牛とホルスタインの交雑種」
あぐりっこが初のほ乳体験!

ホカゼ
「吸い付くチカラが強くて引っ張られそう」

大野さん
「うちは基本的にミルクもエサの中にも
 抗生物質を入れ続けることを
 一切やってないんですよ。治療はしますよ」

子牛への配慮は、ミルクだけではありません。
子牛たちそれぞれが生活するゲージの管理にも、
大野さんのこだわりが…
大野さん
「一回使ったら、必ず洗って、消毒して
 石灰を塗布するってやってます」

リーダー「この小部屋ですね?」

大野さん
「月に1回くらいですかね。
 ここ10棟あるんで!」
森アナ&あぐりっこ「えっ???」


大野さん
「この建物10棟あるんです!」

2020年06月06日(土) |  全ての情報を公開する!
続いて少し大きくなった牛を飼育する牛舎へ。
するとそこで、JGAP認証に関わる重要な作業が
行われていました。
森アナ「それは…注射ではないですか?」

大野さん「治療とかもするんです」

リーダー「風邪の症状とかですか?」

森アナ
「じゃあ風邪をひいてる牛に
 秋山さんが注射を打つってことですね」

秋山壮さん「そうです」
秋山さん
「昨日からちょっと打ってたんですけど
 今日も継続で…」

リーダー
「昨日も打ったからより分かるんですね…
 …あれ?
 注射まだしてないですよね?」
秋山さん「今、打ちました!」

えっ!はっ??(出演者&スタッフ一同)

リーダー
「ブラックジャックだ!打ってたんだ…」
森アナ
「こういう器具にも気を使って
 いることはあるんですか?」

大野さん
「注射針の管理ですね。
 使ったものをキチンと廃棄しているか
 全部チェックしています。
 例えば折れてしまったのに忘れてね、
 肉の時に初めて発見するっていうのが…」

リーダー「あったら大変なことですね」
大野さん
「それを全て今はこの端末で
 どの牛に何をしたかを
 全部システムで管理しています」
そもそも肉牛や乳牛は、
耳標(じひょう)と呼ばれる
個体識別番号を付けて飼育されます。
その耳標をもとに、
治療で使った薬剤や治療履歴など、
1頭1頭の情報をデータに残して管理することが、
JGAP認証には必要不可欠なんです。

しかも、大野ファームではさらに…
大野さん
「どういう治療をしたかだとか
 ホームページで全て公開しています」

リーダー「すげええええ」

リーダー
「何かあった時の為にデータを残してるが
 それを前もって開示してるって
 すごいなって思いました」

森アナ「素晴らしい取り組みですね」
リーダー
「これギャップ関係ないでしょ?」

大野さん
「関係ないかもしれないね」

リーダー「大野GAP!!」

大野さん「いやいやいや…」

リーダー
「大野GAP。世界で一番厳しいかも」 
森崎リーダー
「日本の牛肉の自給率はカロリーベースで
 11パーセントです。
 そう聞くと、もっと国産の牛肉…
 北海道産の牛肉を食べていきたいですよね。
 安全で安心!何と言っても美味しいですから!
 あぐり王国は、
 これからも北海道が誇る農畜産物を
 生産者への感謝と尊敬を込めて
 紹介してまいります!では来週もお会いしましょう」
みなさん、こんにちは!今日は盛りだくさん!
まずは旬を迎えたラワンぶき販売のお知らせだよ

JAあしょろでは、
今年も生ラワンぶきの販売を始めたんだって!
高さ2メートルから3メートル、
太さ10センチ以上に育つ日本一大きなフキ。
塩漬けや煮物にして食べるとおいしいよね♪
JAあしょろのホームページでは、
おすすめのレシピも公開しているよ~

旬の味覚をお取り寄せして、おうちで楽しんでみてね!

【問い合わせ】
Aコープあしょろ店(TEL 0156-25-4321)
続いて、道内各地の生産地から、
作業の様子が届いているよ~!

こちらは、JA北いぶきの岡田さんが、
田植え作業をしているところ!
田んぼは全部で27ヘクタール、
札幌ドームが5個以上も収まる広さだって~!

空知農業協同組合青年部連合会 
会長 岡田和久さん
「あと4か月もすれば、
 みなさまのもとにお米を届けられると思います。
 これから北海道は美味しいものがたくさん出てきます。
 それらをいっぱい食べて、
 ごはんももりもり食べて下さい!
 それではみなさん!お楽しみに~!」

奥さま 明日美さん「お楽しみに~!」
そしてこちらは、JA中札内村、
船田さんのジャガイモ畑!
ジャガイモが育ちやすいように、
根元に土を盛っているところだよ~!

十勝地区農協青年部協議会
会長 船田和也さん
「みなさまの食卓に美味しいものを届けるために
 日々営農に励んでいます。
 道産バレイショの収穫までは
 今しばらくかかります。
 それまでは楽しみにお待ちください」

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

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5月30日のクイズ
「北海道のバター生産量は、
全国で何位だったかな?」

正解は「1位」でした。

2020年05月30日(土) |  ♯571 北海道の乳製品特集編
森崎博之リーダー
「ここ北海道は、生乳生産量が全国で断トツの1位です!
 そして、量だけじゃない!
 品質だって最高なんです。
 生乳の質が良ければ、乳製品もとっても美味しい!
 バター、チーズ、ヨーグルトなどなど…
 北海道の乳製品が、道民はもちろん、
 全国、そして世界を虜にしています!」

リーダー
「ということで今回のあぐり王国は、
 北海道の乳製品に注目します!」

今回のあぐり王国ネクストは、
北海道の乳製品特集です。
北海道はバター生産量が
全国でダントツ1位のバター王国。

その北海道の中でも、
特にバター生産が盛んなオホーツクエリア。
そこに、あるゲストをお招きしました。

森結有花アナウンサー
「ではお呼びしましょう。どうぞ~!!」

ゲスト「は~い」

森崎リーダー
「美しいというか可愛いなあ~」

ゲスト「はじめまして!」

森アナ
「パティシエの中山理絵さんです」
東京・日本橋蠣殻町(かきがらちょう)に
お店を構える、
フランス菓子専門店「オクシタニアル」。

店内のショーケースには、
高い技術に独創性を織り交ぜた、
色とりどりの商品が並び、
多くのスイーツファンを魅了しています。

そんなオクシタニアルのパティシエのひとりが、
中山理絵(なかやま りえ)さん。

世界トップレベルのパティシエによる
洋菓子コンクールで見事、
世界一に輝いた経験を持つ、
才色兼備の女性パティシエなんです。

様々な乳製品を扱う菓子作りのなかで、
バターが担う役割とは…?

中山さん
「お菓子には欠かせない存在で
 味も食感も独特なもの。
 特に香りはバターでしか出せない部分があるので
 大事にしています」
菓子作りには
香りや味わいに優れているということで、
すべて「北海道産のバター」を使用している中山さん。
食材だけではなく、
その産地にも強い思いがあります。
中山さん
「原材料として今まで使わせて頂いたバターが
 どうやって出来るのか?
 実際に見た事がないので
 行って・見て・感じて、
 新しい引き出しが増えるのかなって
 とても楽しみにしています」
森アナ
「オホーツクエリアですが
 実はバターの生産量日本一!」
森アナ
「絞りたての加工前の生乳や乳製品は
 北海道が生産量の半分以上を占めています」

中山さん
「納得ですよね。
 農業王国というイメージなので!」
さらに乳製品の中でも、
北海道におけるバター生産量は、
およそ5万5000トンを誇り、
全国シェアの85%を占めています。
森アナ
「実際にバターを作っている工場に来ました。
 こちらの工場は色々な乳製品を作っていますが
 中でもバターの生産量が日本一なんです」

一行がやって来たのは、
脱脂粉乳やバターなどの乳製品を製造する、
よつ葉乳業オホーツク北見工場。

その敷地面積は
札幌ドームおよそ2個分の広さがあり、
バターの生産量日本一を誇る巨大工場です。
さっそく工場についての詳しいお話を、
上野副工場長(当時)に教えていただきます。

2020年05月30日(土) |  大迫力のバターづくりを見学!
森アナ
「さっきからトラックが行き交って
 いるんですけど。あれは何ですか?」

上野副工場長
「ミルクローリ-と言いまして
 酪農家さんから集めた生乳を
 入れているトラックです。
 あのトラックで工場まで運んできます。
 1日でミルクローリが53台!」
上野副工場長
「1日に約620~630トンの生乳が
 集まってきます」

リーダー「トンですよ…」

中山さん「すごいですね」

牛乳パックに換算すると、
1日62万本ほどの
生乳が運ばれてくるコチラの工場。
オホーツクエリアの酪農家から生乳を受け入れ、
1日およそ20トン、
年間で7千トンを超える
バターを製造しているのです。
森アナ「さあ工場の中に入ってきました」

リーダー「社会見学みたいですね」

バター製造を見学する前に簡単な製造工程を解説!

まず酪農家からミルクローリーで
受け入れた生乳は、
計量や品質検査が行われたあと、
貯乳タンクへ一時的に保管されます。

続いて50度に温めてから、
バターのもとになるクリームと
脱脂粉乳のもとになる液体に分け、
殺菌したあと、冷却。

そしてクリームをタンクで一晩寝かせた後、
バターマシンと呼ばれる機械で、
バターが作られていくのです。
バターマシーンを見てみると…

森アナ「あれだ~大きい!」

中山さん
「うわっああっ!出てきてますよね、バター」

リーダー「むにょーって出て来てる」

森アナ「うわああああ」
リーダー
「あんなバター見た事ない!!」

森アナ「ひあっうわっ」
バターのもとになるクリームを
撹拌してできる脂肪分の粒を集め、
それを連続で練り上げて作るバターマシン。
なんと1時間に4トンものバターが
製造できるそうなんです!

生産量日本一を誇り、
国産バターを支えているオホーツク北見工場。

バターの重要な製造基地であるほかに、
こんな大切な役割も担っています。
上野副工場長
「この工場は大きな冷凍庫を持っていまして
 約700~800トンの貯蔵が可能です」

上野副工場長
「例えば東日本大震災の時など
 道外に生乳を送るのが止まってしまいます。
 そうなると生乳の廃棄が発生します。
 生乳をバターや脱脂粉乳に変えて貯蔵しておく。
 そういう需給調整の役割を担っています」

リーダー
「そうか生乳のままだと
 どうしても傷みがあるから
 加工して貯蔵しておくということなんだ」
じゃじゃん!もんすけです!
北海道には、およそ30の乳製品工場があり、
道内で搾られた生乳は、
およそ80%がバターなどの乳製品に加工されます!
各工場は、生乳が無駄にならないように、
ホクレンなどと相談して、
牛乳と乳製品の生産量のバランスを
調製しているんだよ~

中山さんは、工場と牧場で生乳からバターが作られる、
一通りの工程を見学した後、
北海道産のバターを使って洋菓子を作ってくれました。
パンプキンパウダーを水で戻したペーストと、
たっぷりのバターで作った
「スイートパンプキン」!

■詳しい作り方はレシピコーナーへ!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20171014&selectmonthforcal=201710

リーダー
「う~~ん♪
 バターの塩味でカボチャの甘みが
 ぐ~~っと!うま~~~い!!」
リーダー

「中山さん!ありがとうございます。
 今日はどんな事が印象に残ってますか?」

中山さん
「普段原材料として使わせていただいてますが
 原材料の前に色んな方の熱い想いとか
 結晶のバターだなという事を改めて感じたので
 自分達がお菓子作りや色んな形で
(その想いを)伝えていけたらなと思います」


日本一のバター生産地、北海道。
生産者たちの熱い思いが込められたそのバターが、
全国の消費者の元へ、今日も届けられているのです。

2020年05月30日(土) |  森アナ!バターづくりに挑戦!
ここで突然ですが…
森アナの
「バターづくりチャレンジ!」

森アナお得意の紙芝居でーす!

さあみんな!ついてきてよ~~♪ 
準備するもの
・純生クリーム 200ml
・ペットボトル(350ml~500ml)
・木べら ・はさみ
まずはペットボトルに
よく冷やした生クリームをいれます!

森ちゃん…ここまでは失敗なくなんなくクリア!
さあ次行こう♪
キャップを閉めて「激しく振る」

はい。
森ちゃんの髪型注目。
乱れにみだれます(笑)
森ちゃん「どや?」
いやいや!
全体が固まっても、やめない!
さらに振る!!

森ちゃん「おりゃああああ」
森ちゃん「固まった…?」
(森ちゃんの表情も固まってる…笑)
さてお次は…
乳脂肪のかたまりと白い液体に分かれたら
「液体のみ」取り出す!

いい感じですよ~
お次は…
ペットボトルをハサミで切り、
かたまりを取り出す!

じゃじゃーん!ほぼバターになってきた!
最後は…
余計な水分を押し出すように
木べらで練る!!

森ちゃん…腕まくりしていよいよクライマックス!
できた~完成!
森ちゃんでも出来ちゃうバターづくり。
みなさんもやってみてね♪



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