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2014年08月16日(土) |  十勝のド迫力の収穫風景とは…

畑にやってきた一行がみたのは…

森崎「あれ見てみてみて~」

佐々木
「ここで皆さんに見て頂くのは
 小麦の収穫です!」

森崎「今まさに収穫しているんだ」

ノブヒト「すご~~い」

マナト「かっこいい!」

藤尾「ザ・十勝だ」

芽室町でダイナミックに行われていたのは、
小麦の収穫作業。
畑一面を黄金色に染める小麦…
そして豪快に刈り取る巨大なコンバイン…
大規模農業を展開する
十勝の夏本番を告げる風景です。

ここからは小麦の収穫について、
生産者の高野満さんに詳しく教えて頂きます。

高野さん
「これは“きたほなみ”という品種で
 今年は早めの刈り取りになりました。
 天気にも振り回されたんですけど
 良い収穫時期を迎えられたと思います」

高野さん
「このコンバインが入っている畑は
 4.6ヘクタールの畑になります」

森崎「札幌ドームなみの…」

藤尾「ひとまわり大きいですね!」

小麦を下しにコンバインが近づいてきました。

あぐりっこ「すげ~」

佐々木「小麦が滝のように!」

高野さん
「だいたい100俵。6トン

藤尾「一回で6000キログラムだよっ」

高野さん
「このトラックには10トンぐらいを積んで
 工場の方に運んでいます」

佐々木
「ここではこの広い畑の小麦を
 スムーズに収穫するための
 画期的な収穫方法があるそうなんです…」

広大な畑で行われる十勝の農業。
芽室町が小麦の収穫で取り入れている、
画期的なシステムとは…

高野さん
「このタブレットです。子の中には
 芽室町の小麦畑の情報
 全て入っているんです。データとして!
 今まさにいる場所がこの黄色の所」

佐々木
「これは実際の畑と連動しているんです」

高野さん
「今まさに刈っている所が
 少しだけ色が変わっているんです」

森崎「うおっどうしてそうなるの?」

高野さん
コンバインにGPSの端末が付いていまして
 GPSとタブレットが連動しているんです。
 これを持つことでJAのコンバインが
 38台動いているんです」

森崎
「すげえあるっ!」

藤尾「あんな大きいの38台もあるんですか!」

高野さん
「全体で6500ヘクタールの小麦畑があるので
 コンバインをスムーズに動かすためにも
 必ず必要になってくるアイテムです」

JAめむろでは衛星画像をもとに
作成したマップデータを
タブレット端末と連動させて
小麦の生育情報を管理しています。
小麦の生育段階ごとに色分した
マップを活用することで、
収穫する畑を効率良く選定できるのは勿論、
常に最適なタイミングで収穫できるんです。

高野さん
「これで刈り順番・熟期がわかります!」

マナト
「あの大きなコンバインだけでも
 すごいと思ったのに
 タブレットと連動していて
 もっとすごいと思った!」

ハイテクな小麦の収穫作業を学んだところで
石臼を使った小麦の製粉体験!

製粉するのはコンバインで
収穫したばかりの小麦と、
製品にする為にしっかり乾燥させた
小麦の2種類。まずは乾燥させた小麦から…

マナト「なんか白い粉が出てきた!」

石臼で細かくした小麦は、
かき集めてふるいにかけると
小麦粉が出てきましたよ~。

高野さん
「これが全粒粉と言います。
 みんなが見る粉っていうのは
 小麦粉しかないですよね。
 実際は乾燥させて、ここまですり潰すと
 こういう粉になることを知って欲しかった」

ちなみに収穫したばかりの小麦は
水分が多いので粉にはならないんです。

藤尾「十勝の畑と台所が繋がったね」

収穫した小麦はトラックで
乾燥施設へと運ばれます。
そして水分量など様々なチェックを行ってから
乾燥作業へ。収穫量は芽室地区だけでも
およそ3万トン!10トントラックにすると
3000台分もの小麦が運ばれて来るんです。
北海道の小麦生産の半分近くを占めるという十勝。
改めてそのスケールが実感できますよね。

森崎
「十勝においては小麦は特別な感じがあります」

高野さん
「そうですね。十勝の中(畑作4品の小麦・
 馬鈴薯・豆類・てん菜)でも
 4割近い小麦の作付け面積があるので
 それが小麦粉になるところまでの責任と
 自信もありますし…
 その思いが消費者に伝わっていけば
 いいなと思います」

森崎
「この景色大好きだよ。そういう十勝に
 住んでるノブヒトはどう思う?」

ノブヒト
「十勝に住んでることが嬉しい!」

森崎
「そうだね。十勝だけじゃないよ。
 ここ北海道に暮らせている誇り。
 自慢がありますね!」

石臼での製粉体験のほか収穫中の
コンバインにも乗せてもらったあぐりっこ。
大規模農業を展開する
十勝の生産者の一人として、
高野さんが子供達に伝えたかった思いとは…

高野さん
「(小麦の)殻にまみれたり
 コンバインに乗ったりしながら
 十勝の日差しと風と
 におい・空気

 感じて分かってもらえたら
 それが大事なことだなって。
 それが日本中の人に使ってもらえる
 小麦になれば、
 こんなに嬉しいことはないと思います」

森崎
「におい…空気
 こういったものを含めて十勝の農業!
 まさに今回我々がツアーで見ている
 農業景観ということなんですよね」

北海道農業の豊かさを
体で感じることが
食への関心を高める。

これこそ高野さんが子供達に伝えたかった
一番の思い。

あぐりっこそれぞれの心に
深く刻まれたことでしょう。

小麦の殻にダイブする子供やリーダーを見て…

佐々木
「高野さん、やったことあります?」

高野さん「これはないですね…」

ということでやってもらいました♪

高野さん
「300回スペシャルばんざ~い♪」

森崎「いかがですか?」

高野さん
「気持ちいいです!
これは気持ちいい!」


2014年08月16日(土) |  うどん作り!ツアーで見えてみたことは?

最後は十勝の小麦畑をバックに
うどん作りを体験しましょう!

ということでJAめむろ女性部の皆さんに
ご協力頂き、十勝産小麦の「はるゆたか」で、
うどん作りを体験!

小麦粉に食塩を加えてねかせた生地を
ビニール袋に入れて足で踏む工程から。

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください

コシのあるうどんを作るため
生地をフミフミするあぐりっこ。

佐々木
「後ろには小麦畑が広がってますよ」

藤尾
「小麦畑みながらうどん踏むっていいね」

佐々木
「これが小麦粉になって
 手を加えたものが生地になる!」

さて生地を切りましょう。

鈴木さん
「当て板で押さえて…切る。
 軽く押さえれば切れます。
 この太さは自分で好きに考えてください。
 イヒヒヒ…」

藤尾
「鈴木さん、その大きな包丁を持ちながら
 『イヒヒ』と言うのはね…」

このあとそれぞれのうどんを茹でて、
水でしめたら出来上がり!
あぐりっこの個性が光る絶品うどん。
どんな食感に仕上がっているのか楽しみ!

マナト
「こんなに太いと思わなかった!」

ではみんなでいただきま~す!

ノブヒト「うまい!」

マナト「ぶっとい!」

アミ
「固いのとやわらかいのが
 一本のうどんに混ざっていて…
 おもしろい食感!」

森崎
「ほのかなあま味があってうまいじゃん!
 味はすごく良い!」

川瀬さん
「とても嬉しい!
 これからもどんどんきたほなみを
 使った料理を食べてほしいです!」

あぐり王国、放送300回突破記念!
スペシャルツアー!!と題して
北海道農業のスケールと、
その大地が織りなす豊かな景観を、
体いっぱいに感じたあぐり一行。

普段、当たり前のように目にしていた
その景色はどのように映ったのでしょう…

ノブヒト
「色んなものを作ったりしているのは
 裏で支えている人がいるから
 なんだと思って
 すごい感心しました」

アミ
みんなと麦畑ではしゃいだこと!
 思い出に残って
 すごい良い体験をしたと思います!」

マナト
「ヘリコプターにのってみた!
 空からだと迫力があった!
 いつも朝ごはんとかで食べているものが
 こんなふうに出来てるというのが
 分かったのも良かったし
 作っている人たちに
 『ありがとう』を言いたいな…

あぐりっこそれぞれの心に、
北海道農業の食の関わりを深く刻んだ
今回のツアー。
放送300回突破という節目を迎え
リーダーがこの旅を締めくくります。

森崎
「番組が始まって6年が経過して
 7年目を迎えているんです。
 もう1回目に来ていたあぐりっこは
 18歳になっているんですよ。
 その子たちが社会にでて
 ひょっとしたら中には農業を営む子もいたり
 そうじゃなくても北海道の農業を心から
 応援する子がいたり…
 そこに僕たちが新しいあぐりっこを
 引き連れて行くんじゃないか!?
 じゃまたそのあぐりっこが
 北海道農業に刺激を受けて
 食べる事・農業が大好きになってって…
 というふうに回っていく!
 オレたちに課された責務は大きいよ。
 これは300回だからって浮かれて
 ツアーなんかしてちゃダメですよ。
 これはあくまで通過点!
 500回、1000回!
 頑張っていこう!」

放送300回を迎えましたが
まだまだ北海道農業を応援する旅は続きます!

今後もますますパワーアップする
あぐり王国北海道を
どうぞよろしくお願いします!

こんにちは。週刊あぐりNEWSの時間です。
ジャガイモで社会問題が解決できるのか? 
「じゃがい問題研究所」のお知らせです。

「じゃがい問題研究所」とは、おととし8月、
ホクレンなどが北海道産ジャガイモの
消費拡大を目的に、
少子化・食糧問題など様々な社会問題を
「ジャガイモで解決したい!」と
設立した組織です。

活動内容は道産ジャガイモの
消費拡大に向けたPRや
ジャガイモの特徴・食味の違いを感じてもらう
イベントを開催するほか
じゃがいもレシピ、生産者日記などを
ホームページで情報発信しています。

そして更なる消費拡大に向けナビゲーター役として
新所長キャラクターに「いもろう所長」。
新しい助手に別海町出身で
アイドルグループAKB48の
川本紗矢(かわもと さや)さんが就任!
気持ちも新たに3年目の活動を行っていきます。

パワーアップした
「じゃがい問題研究所」に注目です!

以上、週刊あぐりニュースでした。

最後に…

森崎
「この番組のモットーでもありまして
 初回の放送から言わせてもらっている
 言葉があるんです。
 それをみなさんと一緒に
 叫ばせてください。では…

 生きることは食べる事だああ~」


2014年08月09日(土) |  ♯300 苦手野菜を育てて克服しよう Vol2 編

今回のあぐり王国が
疲れ切ったあぐりっこからスタート?

森崎
「おいおい?疲れ切ってないか?
 これみんなで作ったの?」

あぐりっこ「ハイ!大変だった…」

こちらの畑はあぐりファーム。
野菜が苦手なあぐりっこが農作業を通して
野菜嫌いを克服するために
自ら数種類の作物の栽培体験を
行っているのです。

森崎「モモカまだ頑張れる?」

モモカ「がんばれる!」

自分で育てて収穫しよう!
苦手な野菜ばかりが育つあぐりファームで
今回は何を学んでいくかな?

あぐりファーム2014!
苦手な野菜克服にチャレンジしているのは
ブロッコリーとピーマンは宿敵!
小学5年生・中川太壱(タイチ)くんと、
特にミニトマトは大嫌い!
小学4年生・吉村摩耶(マヤ)ちゃん。
そしてミニトマトは苦手だったけど…の
小学3年生・稲田百花(モモカ)ちゃんに、
そのお兄ちゃん小学5年拓斗(タクト)君のです。

じゃ~ん、もんすけです。
野菜が苦手なあぐりっこに栽培体験を通して
少しでも野菜を好きになってもらおう!
と始まった今年のあぐりファーム。

だから育てる野菜もみんなが苦手な野菜が
ラインナップされています。

5月18日。あぐりファームでの初めての
農作業は土の温度を保つための「マルチはり」でした。
初めての農作業に四苦八苦したけれど、
予定通りの作業をこなした4人。
あれから一ヶ月後の畑はというと…

指導員は高橋ルミ子さんです。

作物カレンダーを見ると
この日の作業はミニトマトとピーマンの定植。
そしてニンジンの間引きです。

実はあぐりっ子には苦手な野菜と
少しでも距離を縮めてもらうために
ノートを渡してあります。

好きなことを書いていい、このノート。
あぐりっこは何を書いてきたかな?

佐々木「ピーマンの植え方の予習ですね」

タクト
「植え付けて1週間ぐらいで
 背が高くなるから支柱を立てる!
 放っておいたら1メートル以上成長するから
 脇芽という芽が出てくるから摘んでしまいます」

高橋さん「すごいですよ。あっています」

ほかにもマナちゃんのように、
どんなことをするのかな?頑張るぞ!
と気持ちを書いてくれた子や
タイチくんやモモカちゃんのように
作業について調べてあったり
みんな積極的に書いてきてくれました。

前回種を植えたのはニンジンと枝豆。
どれぐらい成長してるかな?

さてニンジン畑にいくと
緑色の芽が出てました。

タイチ
「前、モモカちゃんがタネをこぼして、
 ここに芽がたくさん生えてる

高橋さん「よく覚えてるねえ」

そう!前回モモカちゃんが種を大量に
落としてしまったところは、
やはり大量の芽が出ていました。

発芽にバラつきありますが順調に育ってます!

続いては枝豆。高さが15センチ以上にも成長し、
葉っぱの数も10枚以上に!
順調に育っている事を確認したあとは…

佐々木「ピーマンの苗植えです」

高橋さん
「このマルチカッターを使って
 40センチ間隔で穴を開けていって下さい」

それでは作業開始!
この作業で才能を開花させたのはタイチくん。
みんなが手こずる中、
手早く作業を進めていきます。

さてタイチからモモカへのアドバイスは…
タイチ
「(マルチカッターに)
 全体重をかけるとやりやすいと思う」

ということで全体重をかけますが…
全然穴が開きません!
(というか力の入れ方が違う?!)

みんなもモモカを手伝ってるのか?
邪魔しているのか?

モモカを上から押してます!

ガクッと潰れるモモカ。

佐々木アナも大爆笑です♪


2014年08月09日(土) |  これまでの農作業を見てみよう♪

さてピーマンの苗を見て気付くことは?

マヤ
「葉っぱがピーマンの皮に似ている感じ!」

ここでも宿敵ピーマンの苗を
サクサクと埋めていくタイチくん!
頼もしいぞ~

続いては苗がまっすぐ伸びるように 
支柱を立て風防止のビニールで囲います。

モモカ「ピンとなった!」

風よけのビニール張り完成!

ピーマンの苗植えが完成した後も、
まだまだ作業は続きます。

マヤちゃんとタクトくんは
ニンジンの間引き作業!

マヤ
「(芽を)数えたり土を寄せたりするのが
 すごい楽しい!」

タイチくんとモモカちゃんはトマトの苗植えを
頑張ります!みんな苦手な野菜だけれど、
真剣に作業してくれました。

あぐりっこ
「大きく育ちますように…」

それから一か月…
7月、あぐりファームが劇的な変化を
迎えていました!

佐々木
「キャベツとブロッコリーは
 播種や定植できる時期にきています。
 もしかしたらミニトマトと
 ピーマンは収穫できるかも…?」

タクトくんとタイチくんには今回も
予習をしてきてもらいました。
ノートを見てみると…

タクト
「キャベツはグリーンボールと
 レッドキャベツという種類があって
 ビタミンU・ビタミンK・ビタミンCなどの
 栄養が入っています」

佐々木アナ「すごいじゃん!」

タイキ
「ブロッコリーはアブラナ科の緑黄色野菜」

しっかり予習してきてくれた男子ふたり。
それでは、一ヶ月ぶりのあぐりファームは
どんな変化しているかな?

あぐりっこ「ニンジン大きくなった~」

掘って抜いてみると…細いニンジンが!

モモカ
「少し小さいけど…
 もうちょっとしたら食べられそうな感じ」

20センチほどに成長しているニンジン。
順調といえる成長具合です!

そしてみんなが大好きな枝豆と
みんなが苦手なピーマンも
スクスク成長してくれていました!

さてお次はキャベツの苗ですが…

タクト
「たぶん(自分たちが持っているほうが)
 レッドキャベツで(女子のほうが)
 一般的なキャベツだと思う!」

高橋さん
「当たりです!よく分かったね
 女子のほうが“涼波(すずなみ)”といって
 サラダや生食でも柔らかくて美味しい!
 男子のほうは“ルビーモールSP”、
 葉が紫色。彩よいのでサラダがおススメ」
ということで早速苗植え開始!
この作業はあぐりっこのみんなはお手の物!
キャベツ同様ブロッコリーも植えたら…

2014年08月09日(土) |  トンネル工事??できるかな~

高橋さん
「次はトンネルをかける作業をします!」

あぐりっこ「トンネル?」「トンネル?」

タクト「工事するの?今から?」

虫よけのために作るトンネル。
まずは支柱を土にさすのですが、
土が固くてなかなか中に入っていきません…

ギュッギュッギュ…

もうみんなで力を合わせる
どころではありません。
もう寄り添って作業です!

さて支柱を立てたあとはネットを被せますが
どうやっても隙間が出来てしまいます。

佐々木
「これだと虫がいっぱい入っちゃう感じ…」

この布を固定するビスも…
モモカ「(ムスッと小声で)刺さらない…」

タクトも疲れ切って座り込み。

あっちをやり直すとこっちがダメになったりと
あぐりっこは硬い土に大苦戦…
と、その時!

森崎「おいおいおい!」

河野「こんにちは~」

リーダーと河野くんが合流!

そこで力を振り絞り急ピッチで
トンネルを完成させました!

なぜならば…

佐々木
「なんとあぐりファームの
 ミニトマトが実りました!」

森崎
「みんなが植えたミニトマト!
 やっと実ったんだ~
 ということは…ついに!」

あぐりっこ「食べる!」

森崎
「今日野菜嫌いのあぐりっこが
 特にトマトが嫌いなあぐりっこが
 実ったばかりのミニトマトを食べますね

トマトが大の苦手なマヤちゃん。
この日のためにミニトマトの種類や特徴を
予習してきたんです。

2014年08月09日(土) |  果たしてトマトを食べられるか…?

森崎
「さあ目の前のミニトマト、
 マヤ、食べますか?」

マヤ「食べます!」

河野「ムリしてない?」

マヤ「はい!」

箸でつまむことさえ嫌がっていた
マヤちゃんですが
ここでトマトチャレンジ!

高橋さん「両手で取ってみて…」

ポロッ

森崎「簡単にとれた!」

高橋さん
「完熟しているとヘタが取れやすくなります」

佐々木「さあ収穫しました…」

とここでマヤちゃん覚悟を決めて…

マヤ「いただきます!」

パクッ

森崎「おっ」

パクパクパク…

マヤ「食べられました!」

森崎
食べられた!食べられたよ~
 大嫌いと言っていたミニトマトが
 食べられましたよ~」

河野
「どんな感じだった?食べた味は?」

マヤ「やっぱり酸っぱい!」

森崎「どんな気持ち?」

マヤ「うれしい!」

森崎
「そうかっ食べられて嬉しいか。前向き」

見事食べられたマヤちゃん!
ちょっと酸っぱくて、
ビックリしということですが、
よくチャレンジしてくれました。

そして前回はミニトマトが苦手だと
言っていたモモカちゃん。
なぜかこの日の前に克服が出来て、
食べられるようになったということ!
二人共よく頑張りました。

佐々木
「この後は札幌に戻って頭を使って
 苦手野菜を克服したいと思います」

ということで、やってきたのは
JA北海道厚生連 札幌厚生病院。
ここは私たちの食べ物を生産する
JAグループの病院。
この病院の栄養科で栄養科長を務める
出村富美恵さんに
お話をうかがっていきます。

出村さん
「病院の患者さんに食事を出したり
 人間ドックの受信者の方の
 栄養指導などを中心に行っています」

それでは野菜が苦手なあぐりっこに
改めてどんなところが苦手なのか
発表してもらいましょう!

まずはモモカちゃん。
克服したミニトマトはゼリーの食感が
苦手だったということ。キャベツはというと…

モモカ「少し苦いような気がする」

マヤ
「ミニトマトは酸っぱいところと
 グジュグジュしている所。
 ピーマンは苦いところと
 火を通した時のよわよわしている所」

タイチ
「ピーマンは単純に苦味
 ブロッコリーは花蕾の所が苦手」

と言うように「苦いから」「酸っぱいから」
苦手という感想が多数。
これには子供ならではの理由があったんです。

出村さん
「子どものときは味覚が大人より
 すごく敏感だと思います。
 実は酸っぱいとか苦いとか
 実は体の中に入れてはいけないっていう
 感覚を持っているんです。
 だからそれが苦手意識に繋がる…
 という事もあるかもしれない」

佐々木
「あぐりっこは自分で野菜を育てている段階で
 食べよう!という気持ちも出てきている」

出村さん
「自分で育てて収穫して食べる。
 色んな意味で感謝の気持ちも出るでしょう」

森崎
「親御さんもとても悩まれる事でしょう。
 だったら食べさせるより
 ベランダでもいいから苗を植えさせてみる、
 愛でる気持ちを育ませようということも
 好き嫌いの克服なのかもしれないですね」

出村さん
「それも1つの方法だと思いますね」
 
小学生は味覚を磨く大事な時期。
たとえ一口でも食べ続けることが
大事だということです。
農作業体験を通して苦手な野菜に
興味を持たせたり、
食卓での工夫も重要と言います。


2014年08月09日(土) |  トマトパーティーでウキウキ♪

出村さん
「口で食べる前に目で食べて頂きたいので
 ちょっと工夫して頑張ってみました!
 今日はトマトパーティーです」

森崎「トマトパーティー??」

目で食べるということは!?
トマトパーティーがスタート!

さてパーティーにお呼ばれした
あぐりっこの目の前には…
あぐりっこ「おおお~~」走り寄る。

出村さん
「トマトの酸味を意識して
 そこを抑えた料理が多いかもしれません」

もうカラフルキュート
テーブルコーディネートに
あぐりっこ大興奮!

モモカ
食べたい!食べたい!食べたい!」

マヤ
「変えたもの(料理したもの)だと美味しそう」

佐々木「わくわくしてるねえ」

出村さん
「こちらはシロップにつけた
 トマトのコンポート。
 トマトも色んな仲間がいるじゃない!
 黄色や赤…色々混ぜてみました」

他にも赤・オレンジ・黄色の
カラフルなトマトを使って作ったジャムは、
甘みを強めて食べやすい工夫をしていたり、
あっさり食べられるように、
レモン汁と砂糖で軽く煮たゼリーなど、
酸味を抑えつつ、見ているだけでも
楽しい気分になるカラフルなメニューが
並びました。さらに、このドリンクにも
工夫がされていて…

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください

出村さん
「トマトに果物のジュースを
 混ぜてみました。すぐ簡単にできます」

湯むきした中玉トマトをミキサーに入れて
お好みのジュースを加えてミックス!
とても飲みやすくなるという事なんです。

佐々木
「みんなが楽しく食べられるように
 料理だけじゃなく、マスコットがあったり」

トマトのマスコットを見てみると…
みんなの名前が刺繍してました!

出村さん「うちの妹がこういうの好きでね!」

森崎
「出村さんの妹さん
 ありがとうございます!」

森崎
「トマトが苦手な子に
 食べなさいって口で言うんでなく、
 まず目でみて楽しもう、トマトを愛でよう
 こういうサプライズと喜びがあると
 手を伸ばしたくなるね」

モモカ「早く食べたい!」

今回はビュッフェスタイルです。
どんどんお皿に盛っていきます。

マヤ「デザートだから美味しそう」

河野「確かに顔キラキラしてる」

森崎
「色とりどりでいいよね~」

河野「楽しいですね」

森崎
「こりゃ楽しいや。大丈夫かな?
 今おっさん2人しかときめてないけど…」

それではみんなで「いただきま~す」

モモカ「おいしい~!」

タクト「ジャムがとっても甘い!」

トマトジュースは?
佐々木「飲みやすい!」

出村さん
「トマトジュースのドロドロした感じはない」

マヤ(コンポートを食べて…)
おいしい!酸っぱくない。甘くて
 ゼリーの所がデザートのゼリーみたいな
 感じがする!」

佐々木
「なんかこんなにマヤちゃんがトマトを
 食べられるんだ~」

森崎
「結局トマトを食べられたし
 こうやってデザートとしても味わってる」

マヤ
「デザートのトマトは甘みがあって
 食べられるから
 甘いトマトは好きだと思う!」

森崎
「そうかあ~こうしてちょっとずつ
 トマトに慣れていく、
 距離を縮めていく事が出来る…」

森崎
「さあみんなパーティーはまだ
 終わらないぞ!みんな!
 おかわりしたいか?」

男子「はい!」

森崎「行っていいよ」

一気に椅子から立ち上がり
あまりに慌てて
タイチ君の椅子が倒れる…

河野「慌てんでいいよ~」

トマト大好きになってくれてよかった♪

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
来週から2週間「あぐり王国」の
データ放送を見ると
旬の道産野菜が抽選で50名に当たる
プレゼントのお知らせです。

HBCの番組連動データ放送
「でじたぶるガーデン」。
皆さんはもうご存知ですか?
データ放送上で育てた野菜が抽選で
プレゼントされるお得な企画なんです。

今回、育てるのはメロン。
来週と再来週の「あぐり王国」や
「今日ドキッ!」などの対象番組をご覧の際、
リモコンのdボタンを押して
「でじたぶるガーデン」に参加してください。

番組を見れば見るほどメロンが育ちます。
育ったメロンを収穫するとプレゼントに応募できます。

詳しくはリモコンdボタン、
またはHBCのホームページをご覧ください。
 
特に来週16日は放送300回突破記念の
1時間スペシャル。番組を見て
「でじたぶるガーデン」のメロンを育てて、
プレゼントに応募してください。

以上、週刊あぐりニュースでした!

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来週(8/16)のあぐり王国は
1時間スペシャル!
放送300回突破を記念した
バスツアーにでかけます。
絶景、極上グルメ、番組初の体験など
大興奮の連続!お楽しみに!

放送時間は
16:30~17:30です!
お間違いなく~♪


2014年07月26日(土) |  ♯299 馬鈴薯の栽培方法と役割を学ぶ第2弾
様々な料理に利用され国内生産の
およそ80%を北海道産が占める作物!
それは…
ジャガイモ~!

北海道を代表する名産地、
『JAようていエリア』で始まった
ジャガイモシリーズ企画。
前回5月17日は春の種イモ植えを学びました。

あぐりっこ「イモ落ちてる」「半分に切れてる」

一同大興奮だった機械植えを見学したあと、
種イモを補充する重労働にも挑戦!
さらに生産者の畑をお借りして、
貴重な手植体験も行いました。


ジャガイモの名産地で、
春の大切な農作業を学んだあぐりっこたち。
季節は春から夏へ…

畑はこの時期にしか見ることのできない、
美しい景色に変わっていました!

さて今回は2ヶ月ぶりに訪れたジャガイモ畑で、
何が起こっているのでしょうか?

まずはいつものあぐりっこをご紹介!

好奇心旺盛な今井大賀(タイガ君・小5)と
人を笑わせるのが大好き!
佐藤駿成(シュンセイ君・小3)。
そして肉じゃがが大好物!
岡田舞花(マイカちゃん・小4)と
何事も全力投球!澤田花(ハナちゃん・小4)
以上の4名です!

佐々木
「あれから2ヶ月が経ちました…
 どうなっていると思う?」

タイガ「30センチぐらいになってる」

佐々木「タイガ君の膝くらいだね」

タイガ「そして花は白いと思う」 

河野「花は咲くの?」

タイガ「花は咲くと思う」

シュンセイ「うん!咲くと思う」

では早速ジャガイモ畑へ―

と生産者の多田さんを見かけると
あぐりっこ大興奮!

あぐりっこ
たださ~ん!たださ~ん!」

多田さん「どうもこんにちは!」

JAようていエリアのジャガイモについて
教えてくれる生産者の多田修さん。

さっそく前回訪れた時とは
景色が一変しているというジャガイモ畑へ…

多田さん
「春に来たときは土の色一面だったけど…」

シュンセイ
「いまは緑しかない!」

と歩いていると…

シュンセイ
「あれ?これだ!これだ!」

森崎「この畑が何だ?」

シュンセイ
「ジャガイモ!ジャガイモ!
ジャガイモ!」

シュンセイ
「ジャガイモ!ジャガイモ!」

大興奮のあぐりっこ♪

河野「ジャガイモジャガイモジャガイモ」

森崎
「多田さん、どうですか?」

すると…

多田さん
ピンポーン!(◎正解!)」

あぐりっこに影響されてか
とってもカワイイ多田さんなのです♪

あぐりっこ「イエ~~~イ!」


2014年07月26日(土) |  男しゃくの花を愛でる…

河野
「すごい花が咲いてますやん!」

前回訪れたのは5月上旬。
わずか2ヶ月でジャガイモ畑は
ピンクが彩る美しい景色に
変わっていました。

河野「こんなに花が咲くんですか?」

シュンセイ
「ピンクっぽい白に真ん中が黄色だ!」

多田さん
6月の末から7月の頭ごろに
 花が咲き始めて今から散っていく。
 あと1週間ぐらいすると段々散っていく」

じゃがいもは春に種イモを植えて
20日ぐらいで芽を出します。
その後、さらに30日ぐらい経過した初夏には
美しい花を咲かせて、秋の収穫となるのです。

河野
「なんか花を見るための植物みたいなくらい
 花が見事に咲いてますよね」

多田さん
「今年は天候が良い影響もあって
 花のつきが良いんです

森崎
「北海道のジャガイモ畑の花の見事さは
 観光になると思うんですよね。
 それを狙いにお客さん来てほしいくらい!
 すごいキレイなんだよね」

さてここで河野くんから質問。

河野「みんな品種は何を植えたの?」

あぐりっこ「男しゃくイモ!」

河野
「品種によって花が違ったりする?」

多田さん
「イモの品種によって
花の色が違うんです

ということで男しゃくとは違う
別の品種の花を見学しに行きました。

すると目の前にはジャガイモの
花・花・花!

河野「うわ~満開!すごいよ」

多田さん
「これは“きたかむい”という品種です」

佐々木「すごい!」

河野「絨毯みたいやな」

あぐりっこ「クリーム色みたい」

佐々木「まさに満開?」

多田さん「良い時期に来ましたよ♪」

森崎
「いや~これから夏の花はジャガイモだ」

それぞれの品種で色とりどりに咲く、
美しいジャガイモの花。
広大な畑を彩る初夏の景色も
ジャガイモ生産の魅力のひとつです。

森崎
「夏には花を見て楽しんで 
 秋には収穫の喜びがある」

マイカ「…落ち着く…!」

河野
「小学生が落ち着く景色…
 初めて聞くフレーズですよ」

花畑のようなジャガイモの花。
愛でる楽しみもここにはありました…


2014年07月26日(土) |  畝を作ってイモを育てる
春の種イモ植えから2ヶ月が経過した京極町。
広大な畑は初夏にだけ見られる
美しいジャガイモの花で彩られていました。
あぐりっこが植えたジャガイモは、
しっかりと成長しているのでしょうか??

あぐりっこ
「ここだ!」「あった!これだ」
「元気だ!元気だあ~!」

多田さん「元気だったか~」

多田さん
「花が咲くまでは地上部分の成長
 進むんです。
 花が散ると地中部分が育つんです!」

よくみるとクキは太くなっていました。

小さな種イモから芽を出し60センチを超える
長さに成長したジャガイモの茎。
花が咲くまでの間、
様々な栽培管理が行われていました。

佐々木
「みんなが来た時は土が真っ平だったよね?
 今はどうなってる??」

マイカ
「山みたいになっている!」

森崎「そうか…この畝(うね)ってなかった?」

多田さん「平らでした」

森崎「後からこの畝を作ったってこと?」

多田さん「そうなんです」

あぐりっこ「ええ??」

多田さん
倍土(ばいど)といってイモのふちに
 土を寄せて青イモを防いだり
 雨水を茎に入らないようにするために
 土を寄せているんです」

土の表面に茎が顔を出しておよそ1週間後に、
畝の間の土をかき混ぜる
「中耕(ちゅうこう)」という作業を行います。

雑草を取り除いたり、
地中の通気性を高めたりします。

その後、数回にわたって
「培土(ばいど)」という作業も行い、
成長したジャガイモが土の表面に出ないよう、
畝にしっかりと土を盛ることが大切なんです。

多田さん
「ここに高さがあることによって
 雨が降っても上まであがってこないし
 そしたらイモが腐りずらくなる

佐々木
「水はけをよくしているんですね」

では現時点で地中でイモがどうなっているか?
特別に多田さんが植えたジャガイモを
掘り出して頂くとすでにゴロゴロと
イモが実っていました。

あぐりっこ「1、2、3…7個ある!」

多田さん
「土を盛らないと未熟なイモが茎になって
 葉っぱになるんだよね」

森崎
「放って置くと地上に出ちゃって葉っぱになる。
 だから培土をして未熟なジャガイモを地中に
 戻すことでジャガイモが育っていく…」
 
河野「おもしろいですねえ」

じゃ~ん、もんすけです。
北海道各地で沢山作られているジャガイモ。
その生産は3種類の目的別に行われているのは、
みんな知っていたかな?

まず一つは、
そのまま食べる為の生食(なましょく)用。
そして二つ目は
お菓子などに加工する為の加工用。
最後にデンプンにする為の
デンゲン用と呼ばれる種類があるんだよ。

その生食用と加工用をメインに
生産するJAようていエリアでは、
「ようていブランド」という
4品種のブランド化に取り組んでいて
北海道産の美味しいジャガイモを
全国の消費者に届けています!

目的別に作られていたり、
ブランド化に取り組んでいたり…
僕たち消費者のことを考えた生産が
行われているんだね!




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