今月
2006年12月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31
アーカイブ
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
ページ内検索

   表示:全て(3473件)
<< [-10]
2020年04月25日(土) | ニラだらけのとん平焼き!
2020年04月25日(土) | 春のニラは美味しさが止まらない!
2020年04月18日(土) | ♯565 むかわ町・春レタス編
2020年04月18日(土) | 乳草のワケとは…?
2020年04月18日(土) | リーダーのレタスうんちくが炸裂!
2020年04月18日(土) | レタスはサラダだけじゃない!
2020年04月18日(土) | レタスが漬物にもなる!
2020年04月18日(土) | 絶品レタス料理をいただきましょう!
2020年04月11日(土) | ♯564 真狩村・雪下ニンジン編
2020年04月11日(土) | 今日の食材は…えーい!!
2020年04月11日(土) | まるでフルーツのようなニンジン♪

[+10] >>

2013年04月20日(土) |  ♯239 JA新はこだてエリア産カブ 早出しの秘密編

朝6時半。
札幌市中央卸売市場では、
掛け声飛び交うセリの真っ最中!

毎朝、全国から新鮮な海の幸・山の幸が集まる、市

民の台所・札幌市中央卸売市場。
こちらに集まった魚や野菜が競り落とされ、
市内のお店に商品が並ぶのです。

この市場にある野菜が登場すると…

市場の声
「ようやく春が来たっていう感じ!
 道内物がきたってことはね…」
「道内野菜がスタートを切った…
 という感じだね」
「これからどんどん春の野菜が出回って
 くるのかなって思いますよね」

市場の人たちも「春が来た!」と喜ぶ
その野菜とは…

『カブ!!』

さて所かわって、すでに雪がとけ
ホカホカの土が見える畑の中…

森崎「オレの家、見えるかな~?」

藤尾「見えてるの七飯町ですから!」

森崎「景色がいいですねえ」

佐々木「良い所!しかも土が見えてますよ」

さあ一緒にお勉強するあぐりっこは
全員5年生、
佐藤優成(ゆうせい)君、
料理が得意な樫見育(はぐむ)ちゃん、
サッカー少年の長谷川詩音(しおん)君、
チャレンジ精神旺盛の山川詩奈(しいな)ちゃん
以上の4名です!

森崎
「みんな見て。草冠に無い!
 『カブ』ってこうやって書くんだよ」

カブは漢字で『蕪』

藤尾
「なんか漢字ってそのものを表すって
 言いますけど、《草冠》に《無い》って、
 カブ、大丈夫??

道産野菜のトップバッター 
道南・七飯町産のカブ。
その秘密に今回は迫っていきますよ。

さてここでカブクイズ~!

カブにまつわる面白い話や
ためになる話をクイズで出題、カブクイズ!

答えは2択ですがリーダー・藤尾君が
それぞれの回答にもっともらしい事を言うので
間違った回答に惑わされないように
正しいほうを選ぼう!

佐々木
それでは問題です。日本人はいつから
 カブを食べているでしょうか?
 A昭和時代 B奈良時代」

藤尾君はAの昭和時代を解説。
藤尾「間違いなく昭和から食べ始められました」

リーダーはBの奈良時代を解説。
リーダー「奈良と書いてカブと読みます!」

ではそれぞれの理由を聞いてみましょう。

まずはA:昭和時代の藤尾君の説です。

藤尾
「カブは戦後マッカーサーによって
 日本に持ち込まれました。
 メジャーリーグに『シカゴ カブス』という
 球団があるよね。実はカブから来てるんです。
 つまりカブというのはもともと
 英語からきているんですねえ~
 
と言う藤尾君に対しリーダーは!?

リーダー
「日本では色んな野菜を育てているけど
 その中でも、もっとも古い野菜のひとつが…
 カブなんです!
 僕たちは本当に長く長く親しんでいるのが
 カブという野菜です」

それでは、正しいと思う方に動いてみよう!

すると藤尾君にはシオン君とシイナちゃん、
リーダーにはユウセイ君とハグムちゃんが
移動しました。さて理由は何かな?


2013年04月20日(土) |  クイズに答えてカブ博士になろう♪

ではリーダーのB奈良時代を選んだ
ユウセイ君は?
「よく昔話の中でも食卓の絵で
 漬物と一緒に御飯を食べている 
 のがあったので
 そういう古い時代からカブがあると思って」

とここで藤尾君の一言…
「あの漬物、カブか判らないよっ!
 大根の漬物かもしれないよ!」

昭和にアメリカから入ってきたというAが正解か?
それとも奈良時代には食べられていたというBか?
さぁ~どっち!?

佐々木「正解は…B奈良時代です!」

森崎「やった~~~イエ~イ」

ユウセイ君、ハグムちゃん、ご名答!

カブは日本で最も古くから食べられている
野菜の一つと言われていて、
日本書紀には「主食を補う作物」として
栽培をすすめる“おふれ”を出したと
記されています。

日本に伝わったのは奈良時代より前の弥生時代。
原産地は2つあって
アフガニスタンや地中海沿岸の南ヨーロッパと
言われていてるんです。

ちなみに藤尾君が言ってたことは
ぜ~んぶウソ!
信じちゃダメだよ!
藤尾
「カブ(英語風に)じゃないんだよ~
 ごめんな~
続いて2問目!
カブにより近い野菜はどっちでしょう!?
A:ダイコン  B:キャベツ

藤尾君はAの大根、リーダーはBのキャベツを
それぞれ説明してくれます。

藤尾
「演技が上手じゃない役者のことを
 《大根役者》と言います。どういう事か?
 もともと大根というのはカブの仲間!
 カブって丸くてキレイじゃないですか?
 でも大根って長細い、どっちかって言うと
 大根はカブと比較したら
 形が悪いものとされていたんです。ですから
 形が悪い物演技が下手くその役者
 《大根役者》と言われたんです」

と藤尾説を聞いたリーダーは…

リーダー
「ワタクシ大根役者という言葉が
 大嫌いでして!
 煮ても・焼いても・おろしても
 生でも食える大根!そういう役者こそが… 
 やはり日本でステキな俳優なんじゃないか!」

じゃーんもんすけです!
なんと「大根役者」という言葉に
我を忘れてしまったリーダー。
ここ僕の出番だ~

植物はは大きく分けて
「○○科 ●●属」に分けられます。
「科」をさらに細かく分けたのが「属」。

実はカブも大根もキャベツも同じ「アブラナ科」。

そして「カブとキャベツ」は
アブラナ科アブラナ属に分けられます。

しかし大根はアブラナ属ではありません。

よってカブは見た目の似ている大根より
見た目の全然違うキャベツに
「より近い」と言えるんです!


2013年04月20日(土) |  どうやってカブははえているんだろう?

あぐりっこがよ~っく考えた結果、
藤尾君のA大根には
ユウセイ君、シオン君、ハグムちゃんの3人。
リーダーのBキャベツには
シイナちゃんの一人という結果になりました。

さて正解は…
見た目が似ている大根か? 
見た目が似ていないキャベツか?
さ~どっち!?

佐々木
「正解は…Bのキャベツです!」

森崎「やった~~イエーイ!」

藤尾
「大根役者はオレの作り話です。
 申し訳ない…」

カブやキャベツが属する
「アブラナ科アブラナ属」には
他にもブロッコリーカリフラワー、
小松菜
も含まれます。
ちなみに大根は「アブラナ科ダイコン属」。

見た目ではわからない野菜の不思議でした。

佐々木
「続いても問題です。 
 カブはどのようになるでしょうか?」
この問題は絵で答えてもらいます。

まずはシオン君。土からぽっこり
カブが出ているように見えますが…

シオン
「絵では(白い部分が)いっぱい
 出ているんですけど、本当は少ししか
 出ないよう書こうと思ったんだけど…

森崎
「実際は(カブを手で隠して)
 こう書きたかったのか~!出ちゃったねえ」

ハグムちゃん
「白い部分のほとんどが
 土の中に埋まっていて、
 下に根っこを書きました」

あぐりっこ全員が同じ意見!
白いところのほとんどが土の中である
と答えてくれました。

では正解は!?

佐々木
「正解は…みんなで見に行きましょう!

ということで一行はカブを栽培するハウスへ-
生産者の平野博章さんに協力して頂きました。

さてハウスの中をのぞいてみると-
あぐりっこ
「うわ~~」
「すご~~い!」
「すごっ!」
一面カブの葉っぱ!
みどりミドリ
フッサフサです!

シオン
「緑色のじゅうたんみたい!」

森崎
「いいねえ~~」


2013年04月20日(土) |  白い頭がポッコリ…畑で驚きの発見♪

平野さん
「今の時期だと“葉っぱ”ができているので
 実が大きくなるのを待つだけなんですけど」

森崎
「まだあまり大きくなっていないんですか?」

平野さん
「ちょっと早いんですけど…
 例年でいくと4月中旬に収穫なんです」

森崎
放送されている今の時期は…
 もうカブの…」

平野さん「旬です!」

森崎「旬ですねえ~」

ちょっと早かったみたいだけど、
クイズの答え合わせいってみよう!

森崎
「ではこのカブを見ますから覗き込んでね」

葉っぱに隠れたカブを見てみると-

ユウセイ「あらまっ!」

森崎「土の中かな?土の上かな?」

あぐりっこ「土の上!」

森崎
「シオンのあの絵!あれが一番近いのよ。
 あのまま行ってれば正解だったのよ!」

ではカブを抜いてみると-

スルッ…簡単に抜けました。

森崎
土の上に乗っかっている感じでした。
 抜くというよりは持ち上げるって感じ。
 スッて取れました」

佐々木
「ということで正解は
 白い部分のほとんどは土の上でした

ということでクイズ3問目終了。
正解者はいませんでしたが
初めて見るカブ畑に
あぐりっこテンションアップ♪

葉っぱを触って-
シイナ「でっかいの元気!」
ハグム「すごい!」
シオン「葉っぱも元気なんだ」

葉っぱがピンピンしているのにもビックリ!

とにかく興味津々のあぐりっこ。
収穫適期にはちょっと早いのですが
特別に収穫させてもことに!
シオン「いえ~い!」

ハグム「イエ~イ」

みんなから「おっきい~~!」

初めてのカブの収穫。
みんな大満足でした。


2013年04月20日(土) |  みずみずしいカブに感動♪

では取れたてのカブを贅沢にも
その場でいただいてみましょう。
さてそのお味は…

ユウセイ「美味しい!」
シオン「甘いっ!」
ハグム「あま~~い!」

森崎「甘いっ!これは美味しい!」

藤尾「水分量がすごいですね!

佐々木
「“渋み”とか“アク”が全然ない!」

平野さん
「ハウスでとっているので
 皮が薄くなってまるごと食べられる!

あぐり一同を魅了したカブ!
実は美味しいだけではないんです!

佐々木
「道内の春野菜の中
 出荷トップの野菜なんです」

あぐりっこ「へえ~~~!」

一年の半分が雪に覆われる北海道。
冬の間は作物の栽培や出荷数は激減します。
七飯町をはじめとする
JA新はこだてエリアのカブは
道産野菜がまだまだ品薄の4月中旬に、
出荷スタート。
北海道産の野菜を食べられる季節
春を知らせる野菜として知られているんです。

森崎
「全道トップを飾るためには
 雪の中での作業も必要ですよね?」

平野さん
このビニルハウスをかけるのが 
12月中旬!
 」
 
森崎「これから冬だよって頃じゃないですか!」

平野さん
「ハウスの中の雪がとけるのが1月なので、
 1月中旬には種をまくんです!

北海道の中でも温暖な気候に恵まれた七飯町。
どこよりも早く春が訪れる地域ではありますが、
雪を溶かすために融雪剤を撒くなど、
一番早い出荷を目指して努力しています。

平野さん
「JA新はこだての七飯地区では
 10数年前から『Yes!clean』という
 北海道の認証をいただいて低農薬、
 低化学肥料で作るように頑張ってます」

森崎
「その認証があれば我々は本当に心から
 安心できるものがいただけるってこと!」

春一番の出荷目指して努力する
平野さんに今後の抱負を伺いました。

平野さん
「1日でも早く道内・全国の人に
 おいしい野菜を食べてもらいたい一心で
 一生懸命、毎日働いて作物を育てています」

森崎
「これから一週間たったら、
 もっと大きくなって食べ応えがあって…
 う~~ん!楽しみだわ~」

地の利を活かし丹精込めて栽培されたカブ。
では、このカブを使って…

ユウセイ「みんなで~」

あぐりっこ「カブ料理を作ろう~!」

女子と男子に分かれてレッツクッキング!

JA新はこだて七飯支店所女性部の
中村和枝さんと渋谷道子さんに
生産者直伝のカブ料理を教えてもらいました。

※詳しい内容はレシピコーナーを
 ご覧下さい!

さて七草の一つでもあるカブ
一体どんな栄養がふくまれているのかな?

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「カブの最大の特徴は緑色の葉っぱの部分も
 地下の白い部分も両方食べることができて
 しかも両方に栄養素がいっぱい
 入っているのが特徴です。
 白い部分にはビタミンCが豊富に入っていて
 加熱しても壊れにくい特徴があります。
 茎・葉っぱの部分は太陽によく当たって
 ベータカロテン、
 これは体内でビタミンAにかわります。 
 目や粘膜を作ってくれるますが
 これがたくさんありますね」

へ~葉っぱも食べるといいんだね!
じゃあ男子チームが作ったゴマ和え、
もりもり食べちゃお~♪

森崎
「道南は一番、春が早い!
 だから土地柄恵まれている。
 それにあぐらをかかずに
 早くから野菜の栽培を始めている!
 改めてありがたいですね」

藤尾
「カブには『有る』ね。感動とか…」

そう思い出してください!
カブは漢字で書くと『蕪』。
草冠に無しと書くんですが
本当はたくさん『有』りました。

シオン「草冠に『良』の方がいい!」

藤尾
「そうだね。
 けど学校でそれを書いたらダメだよ。
 点数取れないよ」

この時期だからこそ味わえる
甘くて柔らかなカブ。
みなさんもお召し上がり下さいね!

こんにちは週刊あぐりニュースです。
今日はあぐり王国でも取材したことがあります、
米粉(こめこ)について。
中高校生たちの「北海道米粉料理コンクール」の
結果を発表いたします。

米粉とはお米を小麦粉のように粉にしたもの。
道内でもパンやスイーツのほか、
様々な料理に利用できることから、
人気が高まっています。

その米粉を使った中・高校生たちの
料理コンクールの結果発表が行われ、
最優秀作品などのレシピが
北海道農政事務所のホームページで
公開されているんです。

創作料理部門の最優秀賞は、
北海道三笠高等学校の
「サンマの揚げおにぎり~
 山わさびじょうゆのおろしだれ~」。

米粉の衣の食感が良く、
サンマの味が引き出されていること。
具材のバランスが良いことが評価されました。

ほかにもお菓子部門の受賞作品など、
50品以上の料理レシピが掲載されています。
米粉料理に挑戦してみたい方は、
参考にされてみてはいかがでしょうか。

以上、週刊あぐりニュースでした。

北海道農政事務所HP

http://www.maff.go.jp/hokkaido/index.html


2013年04月13日(土) |  ♯238 生産者を支える酪農ヘルパー 編

生乳生産量日本一を誇る我らが北海道。
その揺るぎない地位を支えている仕事、
それは… 『酪農』。
多くの生産者の手によって
大切に搾られた牛乳は、
当たり前のように私達の食卓へと
届けられています。
ところでみなさんは
『酪農』という仕事にどのようなイメージ
持っているのでしょうか?

街頭インタビュー
「自然の中でゆったり過ごしているイメージ」
「大事な仕事だと思うんですけど大変かな」
自由な時間があってないようなもの
「大事なものですから無くなっては困りますが
 やってる人は大変だと思います」

みなさんの『酪農』に対するイメージは様々。
特に多く見られたのは
「大変な仕事」という意見。
ですが、そのイメージを覆す
『酪農』の実態があったんです。

酪農家さんの声
「仕事を代わってやってくれるおかげで
 家族サービスもできるようになって
 本当に良いことだと思います」

酪農家の代わりに仕事を!?
家族全員で休日も!?
それらを可能にしてくれる頼もしい存在を
みなさんはご存知ですか?
それが…『酪農ヘルパー』

今回のあぐり王国は、
道内有数の生乳生産地・豊富町を支える
『酪農ヘルパー』に注目!

佐々木
「ということで道北の豊富町
 やって来ました」

森崎
「遠かったぞ~。もうすぐ稚内だからね」

藤尾
「車で5時間ですか?なんで僕はキッチリと
 睡眠学習やってきました」

佐々木
「さっそんな藤尾君はさておき…
 まずは今日のあぐりっこのみんなで~す」

今回のあぐりっこ隊は、
初参加の小学5年生ルラちゃんと、
同じく初参加の小学5年生コノハちゃん。
そして小学6年生のハヤト君と、
同じく小学6年生のヒビキ君、以上の4名です。

では早速、酪農ヘルパーが
どんな仕事なのかを学ぶため、
まずは事務所があるJA北宗谷へ向いました。

豊富町で酪農ヘルパーとして働く
32歳の好青年!
佐藤友彦さんに詳しくお話を伺います。

佐々木
「あぐりっこ!まずは『酪農』って、
 どんな仕事をするかわかるかな?」

コノハ「牛を育てる!」

森崎
「なんの目的のために牛を育てるの?」

ルラ「牛乳をとるため!」

森崎「そうだね」

佐々木
「酪農家さんは時間によって
 色んな仕事をしなければなりません。
 朝から哺乳・乳搾り・掃除・エサやり…」

藤尾
「ってことはヘルパーさんは
 全部できちゃう人ってことですよね!」

森崎
「酪農家さんはどういうときに
 ヘルパーさんをお願いするんですか?」

佐藤さん
「(酪農家さんの)冠婚葬祭とか
 病気とかケガのときとか、 
 あと旅行に行くときなどもありますよ」

森崎
「みんなも動物を育てているかもしれないけど
 これを育てるってことは休みが無い!
 夏休み・冬休みがない!お盆も正月もない!
 酪農家さんっていうのは本当に休みなく
 お仕事があるというイメージでした」

佐々木
「酪農ヘルパーとは酪農家さんを
 お手伝いする仕事と理解していいいですか?」

佐藤さん
「そうですね!
 牛舎の仕事を代わりにするってことですね。
 酪農家さんに休んでもらう!」

酪農家が行う様々な仕事を手助けする
『酪農ヘルパー』。
子供の学校行事参加、家族団らん、
事故や病気などの目的のほか、
定期的な休日を確保する為に
『定休制』を設けたり、
酪農家の負担軽減に欠かせない存在
なっているんです。

2013年04月13日(土) |  生産者を支える大切な存在…!

藤尾
「すごい責任感だと思うんですよ。
 酪農家さんが何年もかけて育てた
 自分の生活を支えている牛さんを
 いない間あずかる訳でしょ?
 すごいことやと思うんだよね」

森崎
集団ベビーシッター
 みたいな感じだよね。
 信頼がないとできないよね」

佐々木
「そもそも酪農ヘルパーさんって
 誰でもなれるものなんですか?」

佐藤さん
「誰でもなれると思います!
 まあ酪農家さんに実習してもらって
 ある程度の経験を積んでもらって
 それから…という話です!」

佐々木「資格とかは?」

佐藤さん「車が運転できれば!」

藤尾
「ってことは一応(僕も)なれる…?」

森崎
「おっ!やってみるか?この春から!

藤尾
「な・なんか…番組クビという文字も
 一緒に出てきたんですけど…!」

そんなことはないですよ~
さて詳しい酪農ヘルパーさんの仕組みについて
もんすけに聞いてみよう!

じゃ~ん もんすけです!
豊富町で行われる
『酪農ヘルパー』の取り組みは
平成元年からスタートしました。
現在では町内の酪農家の
およそ8割139戸が利用。
豊富町では12名の酪農ヘルパーが
働いていますが、
作業技術の向上に向けた定期的な
ミーティングを開いて、
酪農家が安心して依頼できる
体制作りに務めています。全道でも
およそ520人が活躍しているという
酪農ヘルパー。生乳生産量日本一の北海道は、
こうした人達にも支えられているんだね!

さて一行は酪農ヘルパーの
佐藤さんと一緒に牧場主が不在という
加藤牧場の牛舎内へ…

佐藤さん
「こちらで酪農ヘルパーの体験を
 してもらおうと思います!」

牛舎に入るのも初めてのあぐりっこ…
では早速お邪魔すると-

あぐりっこ「すげ~」

森崎「いっぱいいるね~」

あぐりっこ
「カワイイ!!」
「いっぱいいる~~!」

佐藤さん
「ここには60頭ぐらいいます」

佐藤さん
「まずフンを掃除して、
 新しい寝ワラを入れてあげます」

森崎
「今日は我々もヘルパーの一員として
 お手伝いできるかな?」

あぐりっこ「できる!!」

森崎「本当はじゃない?」

このは「うん…」

藤尾「顔が引きつってるぞ!」

ここからは佐藤さんと同じく
酪農ヘルパーとして働く
木村康貴さんにも協力して頂き、
あぐりっこが牛舎内の清掃に挑戦!

まずは“フンかき棒”で
牛の脚元に落ちたフンと
ワラをかき集めます。

森崎
「溝に入れていくような感じですね!」

まずはヒビキとコノハが挑戦!
順調に掃除していきますが
もちろん牛さんには
人間の都合は関係ありません…

森崎
「上手だね~あっ大変だ!
 今掃除が終わったところから、ヒビキ!」

ボトボトボト…(トイレタイム♪)

牛さん、あまりに綺麗になったので
気分が良くなったようです!

森崎「今終わったばっかりなのに~!」

藤尾「牛はこっちの動き見てくれないもんな」


2013年04月13日(土) |  酪農ヘルパー体験!働くぞ~♪
初めての体験に戸惑いながらも、
一生懸命に作業を進めるあぐりっこ。
しかし開始からわずか10分、
何やら女子チームが
クネクネしだしたました。

佐々木「どうしたの?疲れたの?

あぐりっこ「…うん…」

佐々木「先はまだ長いぞ!」

ルラ「疲れた!」

するとここでリーダーが颯爽と登場!

森崎「ルラ、オレやっていいか!

そう言ってルラから“フンかき棒”
しっかり受け取ったリーダー。
さあバトンはリーダーに渡されました!

森崎
「はい~掃除するからね~
 もっと寄って寄って~。
 後ろ下がってきてちょうだいね」

リーダー、牛さんと会話しながら
フンをかき集めていきます。

藤尾
「すげー牛さん指示に従ってる!
 佐藤さん!あの人…」

佐藤さん「うまいです!」

藤尾「めっちゃ手つきいいですね」

リーダーの手助けもありながら、
牛舎内の清掃が無事終了!

森崎「終わったよ~みんなお疲れ!」

コノハ「疲れた~」
ハヤト「疲れたけど…もっとやりたいです! 」

清掃が終わったところで、
今度はネワラの交換!
大きな牛を前に
あぐりっこも真剣に作業を進めます。

そして休むことなく続いてのお仕事へ移動!

やってきたのはフリーストール牛舎。

佐藤さん
「春先に初めて出産する牛なんです」

藤尾「おなかに赤ちゃんがいるんだ」

佐藤さん
「この牛にエサをあげる仕事をしますよ」

この牛舎ではコーンや大豆粕などを原料に
加工されたエサ『配合飼料』を
与える作業に挑戦!

小さなスコップにエサをとって
牛さんが食べ易い場所にエサをおきます。

そうして作業を終えたあぐりっこ。
いよいよ最後の仕事へ!

佐々木「まだお仕事があるんですよね」

佐藤さん「一番大事な搾乳ですね」

佐々木「どのようにやるんですか?」

佐藤さん「“前搾り”で何回かやります」

森崎「手でやるんですか?」

佐藤さん
「乳頭付近にたまっている
 汚れている乳を搾り出しということと
 『乳房炎』になっていないかチェックする」

ということでまずは藤尾君がチャレンジ!

藤尾君が乳房に触ろうとすると…
キック!
牛さんのキツイ一発が入りました。

藤尾「機嫌悪くないですか?」

もう1度チャレンジするも…
キック!

藤尾「こわい~~!」


2013年04月13日(土) |  ヘルパーさんのこだわり…

何とも残念な藤尾…
ここでリーダーがサポートして
あぐりっこも挑戦してみることに!

まずはヒビキが挑戦すると
お乳が出てきました!

森崎
「でたでたでた~やったなあ~」

ヒビキ「嬉しいです!」

ハヤトも出来ちゃいました。

ハヤト
「すごく温かくて…不思議な感覚!

佐藤さん「上手ですね」

全員初挑戦にも関わらず、
前搾りを何なくこなすあぐりっこ。

このあと乳房を消毒液に浸した布で
しっかり殺菌したら
いよいよミルカーと呼ばれる機械で搾乳です。

ハヤト「(お乳が)吸い取られてる!」

森崎
「一回搾ると何リットル出ると思う?」

コノハ「3リットル?」

ハヤト「2リットルくらい」

佐藤さん
「出る牛だと約30リットル!

あぐりっこ
「え~すごい~」

佐々木
毎日お乳をしぼらなきゃダメなんですよね?」

佐藤さん
「病気になったり体調を崩したりします」

森崎
毎日毎日の大切な仕事なんですよね。
 だから休めない!だからこういう
 酪農ヘルパーの存在が絶対必要なんだ

牛舎の清掃、ネワラの交換、エサやり、
そして搾乳。
酪農ヘルパーはこうした仕事を基本に、
派遣先の酪農家ごと夜と朝の2回出向いて
作業を行っているんです。

森崎
「ヘルパーに面倒を見てもらったら
 牛がストレスになっちゃったとか…
 そういうのは有り得ないわけですよね」

木村さん
「できるだけそのまま
 ストレスなく返してあげたい!」

こちらが今回お邪魔した牧場を経営する
加藤さんご夫妻。
酪農家として酪農ヘルパーを
どのように感じているのでしょうか?

2013年04月13日(土) |  超~簡単デザート作り♪

加藤 修さん
「こういう制度がない時は家族揃って
 一家団らんや1泊2日で旅行なんて
 ほとんど出来なかったんですよ
 
美保さん
「子供と一緒にいる時間がとれるので
 すごく嬉しいです!」

修さん
「僕ら子供の頃はさ、
 親と一緒にね家族揃って旅行なんて
 したことないですもん」

森崎
「今もしヘルパーさんがいないと…?」

修さん
困るね~遊びにいけない(笑)」

森崎「みんなどう思った?」

ヒビキ
「酪農ヘルパーさんが来るようになってから
 仕事が休めるようになったとか
 用事があるときとかも
 牛舎を任せることができるようになったから
 すごい酪農ヘルパーさんは
 重要な仕事だと思いました!」

修さん
いいコメントするね!将来楽しみだね!」

森崎「ありがとうございます!」

佐々木「褒められちゃったね」

町内で生乳生産を行っている
コチラの本間牧場。
実は5年間の酪農ヘルパー
経験した方が
営んでいる牧場なんです。

酪農家 本間哲也さん
「(就農することを)最初は考えて
 いなかったんですけれど、
 ヘルパーをやっていて
 色んなところを見るうちに
 やってみたい!と思いました。
 周りで教えてくれる人がいっぱいいるので
 全く何もわからなくても
 なんとかやっていける!と思うので
 ヘルパー経験したのは良かったと思います。
 色んな所を見させてもらったのは
 参考になったり勉強になりました」

新規就農もサポートする『酪農ヘルパー』。
こうした取り組みがもっともっと広まって、
ゆとりある生乳生産ができるといいよね~

お楽しみクッキングコーナー!
JA北宗谷女性部・豊富支部の
佐藤信子さんに
生産者ならではのお手軽スイーツ、
その名も『超~~簡単ティラミス』
教えて頂きます!

使用する材料は市販のプリンや
ビスケットを砕いたものなど
手軽に用意できる材料となっています。

※詳しい内容はレシピコーナーを
 ご覧下さい!

さて自分達で作ったティラミスの味は?

コノハ「美味しい!」

ハヤト
「程よい甘さになっておいしい!」

さて今日一日酪農ヘルパーさんの
お仕事を体験してみた感想は?

ハヤト
「酪農ヘルパーさんは
 大事な人達だと思ったし
 この牛乳やおいしい資源は
 酪農家さんもそうだけど
 酪農ヘルパーさんがあってこその
 牛乳じゃないかと思いました」

ルラ
「酪農ヘルパーの仕事をやっていくうちに
 大変だけどの牛さんのために
 色んな事が出来るんだなって思ったから…
 酪農家さんや酪農ヘルパーさんがいて
 おいしい牛乳が飲めるから
 毎日感謝したいと思いました」

美味しく飲んでいる牛乳には
ヘルパーさんたちの支えがあったことを
あぐりっこも学んだようです。
これからも美味しい牛乳を
届けてくださいね~!




TOP(全件表示)