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[+10] >>

2013年04月06日(土) |  ♯237 くるるの杜 商品開発に挑戦!編

今回のあぐり王国は
おなじみあぐりっこからご報告!

村上 奈々香(ナナカ)ちゃん
「今日はお集まり頂きまして、
 ありがとうございます。」

松下 絋己永(ヒイナ)ちゃん
「私達がプロデュースした商品
 ついに完成しました!」

林 奈槻(ナツキ)君
「そのお披露目会を致します」

葛西 優斗(ユウト)君
「その商品とは…!?」

真っ赤な布に隠されている
その商品とは…な・な・なんと…

答えは、のちほど!!

さて今回のあぐり王国は、一年の集大成! 
あぐりっこがプロデュースしてきた商品が
なが~い道のりを経ていよいよ完成!

さあ本当に販売できるのか?
みていきましょう!

森崎
「みなさん、いよいよこの日がやってきました」

佐々木
「まだ我々はどんな商品なのか…
 大人チームはわかってはいません!

森崎「わかんない、わかんな~い」

佐々木
「今回は商品発表会ということで
 これまでの道のりを
 くるるの杜・農畜産物販売所の
 佐川真美江さんにも聞いてもらいます」

森崎
「宜しくお願いします。
 みんな佐川さんがOKださないと
 商品化にならないからね!
 とにかくこの人だよ!」

佐々木
「こちらはこれまでの道のりをカレンダーに
 したものです。みんなはちょうど1年前、
 商品を作ろう!ということで
 ここに集まりました…」
あぐりっこが野菜を使った商品を
プロデュースし、
ホクレンくるるの杜・農畜産物直売所で
販売するという、このビックプロジェクト。
あぐりっこの4人は去年の4月から 
「あぐりファーム」で様々な農作業を体験し
商品プロデュースのヒントを探していたのです。
まずは振り返ってみましょう!

6月には苗を植える「トンネル」を
部材から準備し、組み立て!
やっと苗植えが出来ました。

ナナカ
「トンネルとか作るのにも時間がかかって
 農家の人はそれをたくさんやっているから
 すごいな~って思いました」

8月にはハウスで栽培したミニトマトや
ピーマンを収穫。
この日のあぐりっこ日記には
こんなことが書かれていました。

あぐりっこ日記
今日はすごく暑かった~
 外も暑かったけど、
 ハウスの作業はスゴイ楽しかった。
 けど暑かった~
 今日の体験で自分で育てた野菜を
 使いたくなった

佐々木
「9月にはスイカの収穫もしたんですよね!」

森崎「いいねえ~羨ましいねえ」

あぐりっこ「すっごい甘かった!」

森崎
自慢ばっかり~~!チクショ~
 どんだけ食べたかったか!!」

2013年04月06日(土) |  商品開発の難しさを知る…

佐々木
「実りの秋の10月には
 ジャガイモと玉ネギの収穫!」
 
森崎「いっぱいやってるね~」

紫色のじゃがいも・シャドークイーンをはじめ
ちょっと珍しいじゃがいもを収穫。
紫色の玉ねぎもちゃんと実ってくれました。

ユウト
「ポテトサラダを作ったんですよ。
 すごい良い色になった!シャドークイーン」

藤尾
「けどみんなは一年前から今日の日に向けて
 いろいろ作業していたんだね」

そして12月。水上農園との出会いが
商品プロデュース企画を大きく前進させます。

水上さんは自分の畑で作っている作物を中心に
素材にこだわった野菜のクッキー
製造販売していたのです。

森崎
「クッキーのイメージが変わりました」

ナナカ
「全部、食感も違ってスゴイ美味しかった!」

水上さんの作る野菜クッキーに感動した一同は
水上農園とタッグを組むことにしました!
この日から商品開発への挑戦が
スタートしたのです。

ここからは水上さんにも同席していただき
今日までの道のりを追ってみよう。

森崎「大変でしたか?」

水上由美子さん「ちょっとだけ!」

森崎「えらい大変だったと思うよ!」

佐々木
「さて水上さんとタッグを組むなら
 こういう物を作りたい!という
 あぐりっこの最終アイデアを
 見せてもらいましょう」

あぐりっこはイラストで
商品イメージを水上さんに伝えていました。

森崎
「かわいいねえ~オニオンクッキー、
 トマトクッキー、人参とカボチャのクッキー。
 これが商品化になったわけではないの? 」

水上さん「そうですね(笑)」

森崎「(このアイデア)ダメだった!?」

水上さん
ダメではないんです。
 子供たちの意見も組み入れてます」

森崎
「みんなのアイデアがそのまま
 クッキーになるわけではない!
 商品開発ってパッと決まりませんよねえ

じゃ~ん もんすけです。
今年の2月、水上さんとあぐりっこは
販売する商品を決定するため
打ち合わせをしていました。
実は僕も参加していたんだよ!

ここであぐりっこは考えてきた
野菜クッキーのアイデアを水上さんに
それぞれ発表しました。

ユウト君は『オニオンチーズクッキー』。
玉ネギを入れ込んだクッキーに
クリームチーズを挟みます。

ナツキ君はトマトの果実入り『トマトクッキー』。
大きさはにぎりこぶしぐらいで“しずく”型。

ヒイナちゃんは『ニンジンクッキー』。
野菜嫌いな人でも食べられるように
ニンジンをおろしたものを生地に練りこみます。
上にのったのはニンジンを甘く煮たもの。

ナナカちゃんは『人参とカボチャクッキー』。
それぞれ四角く切って、
見た目も可愛らしいクッキです。

しかし…

ユウト「僕はオニオンクッキーです!」

水上さん
「食感を出すというのは
 難しいかなと思います。
 コゲたりするかな?」

ナツキ「僕はトマトの果実を入れたい!」

水上さん
果汁が出るんじゃないかと思います。
 そうすると生地に果汁がたれてしまって、
 う~~ん、難しいかなあ」
 
重要なのは水上農園で
製造が可能な範囲である事。
そこで各自が持ち込んだアイディアに縛られず
話し合いをしていると
あぐりファームで栽培した
「ある野菜」のことを思い出したのです!

そしてその野菜を使うことに決定!

どんな野菜かというと…

ナナカ
が変わっていたから興味が出くる!」

ユウト
が主張してくれるし
 つい手がのびそう!!」

さてさてその野菜とは一体??


2013年04月06日(土) |  試作を重ねて…やっと完成!

一体あぐりっこ4人のアイデア、
それに水上さんのアドバイスが
どのように反映されているのでしょうか?

いよいよ商品発表です。

森崎
「あぐりっこのみんなが作ってくれた
 渾身のクッキーです。オープン!」

お目見えしたのは
2つのカラフルなクッキー♪

藤尾「2種類?紫のクッキー?」

森崎「こちらはニンジンクッキーです」

藤尾「形はナツキのアイデアだ」

佐々木
「これは女子の2人のアイデアで
 形はナツキ君のアイデアです」

ナナカ
「紫色のクッキーはみんなで作った
 ジャガイモのシャドークイーンをいれた
 クッキーで独特の色を残そうと
 こういう風になりました」

森崎
「あぐり農園でみんなが育てた
 シャドークイーンを生かそうと!
 みんなのアイデアや一年間頑張ってきた事が
 全部ミックスされたクッキー」

佐川さん
「おイモでこれだけキレイな色が出るのは
 ちょっと驚きですね…
 でも本当に…大変だったのかなって。
 商品を作るのって何度も何度も作ったり
 しなきゃいけないと思うんですけど…」

シャドークイーンを使うと決めた2月。

あぐりっこと水上さんは早速試作に挑戦!

「蒸してマッシュしたもの」
「すりおろしたもの」
「生・角切り」「蒸した角切り」
4種類のシャドークイーンを用意。
どの調理法が一番素材を生かすのか
4タイプのシャドークイーンを使って
生地を作りました。
そうして出来た生地は成形しオーブンへ!

数分後、焼きあがったクッキーがこちら!
一番色が残っていたのは
マッシュしたじゃがいもを使った生地。

味はそれぞれどう違うのかな?

ユウト
「“角切り”よりも“すりおろし”の方が
 ジャガイモの味が出ている!」

ナナカ「シットリって感じです!」

ヒイナ「本当のジャガイモを食べてるみたい」

色や食感について話し合いをし、
じゃがいもの調理法は“粗めのマッシュ”に決定。
その後は水上さんがさらなる工夫をして
商品にしてくれました。

水上さん
「粉が多いと色が薄くなるので
 両方とも粉以上に
 たっぷり野菜が入っています

ナツキ
「色は不思議なのでみんなビックリして
 驚いてなんだろうって買ってくれそう!」


2013年04月06日(土) |  試食!さあ販売してくれるかな?

では大人チームに試食してもらいましょう!

森崎
「ぼく達は厳しいですよ。
 簡単に味については
 “OK”だせませんよ! 」

ナナカ「いや、大丈夫です」
ユウト「いけます!」

では肝心の味をチェックしてもらおう!
まずは、女子チームの意見が形になった
ニンジンのクッキーから…

佐川さん
甘い!
 砂糖の甘さではなくニンジンの甘さ。
 小麦粉の味ではなく野菜の味があるので
 ほんと野菜のクッキー!」

さてリーダーはどうでしょうか?

森崎
これはいけるな!!
 これは食べやすくて美味しいぞ~。
 ニンジンをお菓子感覚で食べられます
 というおやつ。
 シットリとした食感が特徴的ですね」

ではあぐりファームでの思い出を形にした
シャドークイーンのクッキーを
食べてもらいましょう。

佐川さん
「すごいシットリしてますね。
 さっきのクッキーと違って、
 おイモの味がすごく出ていますね。
 粉も違うんですか?」

水上さん
「違います!
 シャドークイーンはゆきひかり米の米粉。
 うちで挽いたお米です。
 ニンジンは小麦粉です」

森崎「うわ~イモだあ!」

佐々木
「色のインパクトもありますし
 食感も楽しめますね」

森崎
「お菓子ではなくて“野菜を食べている”
 という気持ちになるお菓子ですね」

さあ最後に商品化へのプレゼンです。

ユウト
「おいしい物を食べると笑顔になるんです。
 で、このクッキーを食べてもらって
 買ってくれた人が笑顔になってほしい…
 と思います」

森崎
「今この番組みている
 北海道のお菓子業界の人が
 “あいつほしい”って言ってるよ!」

森崎
「さあどうでしょうか?
 テレビだからと言って、そう簡単に
 認めなくてもいいんですよ…佐川さん!」

佐々木「商品になりますか?」

佐川さん
ハイ!販売させてもらいます」
 
あぐりっこ「やった~~」

佐川さん
「本当に1つの商品を作るというのは
 大変なことなんですけど、
 みなさんの想いは全部この中に
 入っていると思いますので是非
 くるるの杜で販売させて頂きたいと思います」

ナナカ「うれしいです!」
ヒイナ「泣きそう!」
ナツキ「なんも言えないです!」

あぐり一同大盛り上がりしていますが、
まだ販売できるわけではありません。
ここから準備しなければいけない
大切なことがあるんです。

1つ目は…

佐々木「『食品表示』です」

佐川さん
「ニンジンやおイモは見て判りますよね。
 でも加工された加工品というのは
 中に何が入っているのかっていうのは
 わからないですよね。
 なので必ず表示する義務があるんです」

ここを見れば、この商品に何が入っているのが
すぐわかるように、
使った原料はすべて書き出すことがルール。

今回は水上さんが作ってくれた
食品表示を貼って販売することに-

森崎
「このクッキーには自然のものしか
 入っていませんよね。
 子供にもお年寄りにも安心して
 食べてもらえるクッキーだと思います」


2013年04月06日(土) |  販売までやることいっぱい!

二つ目は値段』 です。

森崎「どうする?何万円にする?

藤尾「クッキー2枚に何万円って!!」

森崎「けどもうかるぞ~」

藤尾「やらしいなあ」

ユウト
「高すぎても買ってくれないし
 安すぎても赤字になっちゃうし…
 うー悩むううう~」

佐々木
「相場とかどのくらいですかね?」

水上さん「200円くらいが適当かな…」

佐川さん
「だいたい1枚100円で販売しているんです。
 それよりも野菜がいっぱい入っているので
 300円や400円で売りたいんですけど
 やはり200円がいいと思います」

森崎「では税込み200円で!!」

佐々木「値段は200円で決定です!」

藤尾
「スッゲー現実味、帯びてきた~
 商品になってきた」

森崎
「こうして商品になるんだなあ」

販売するための準備、
その3は「パッケージシール」。
お客さんに商品をアピールするためには
とっても大切ですが、
実はあぐりっこは既にデザイン済み!

みんなのアイディアを
そのままシールにしてきました。

ではみんなで最後の一仕事。
シールを貼って商品を完成させよう!

森崎
「このクッキーを200円で
 買う人がいるんだよ。
 そして家に帰って
 誰かと一緒に食べるんだよ

さあシール貼りも完成しました!

あぐり一同「やった~~」

あぐりっこプロデュースの
クッキー完成を記念して、
なんとテスト販売させていただけることに-

くるるの杜・農畜産物直売所の店内に
特設の売り場を設けていただきました。

森崎
「商品というものはPRが大事です。
 みんなに宣伝して“こういう商品です”
 “なので買ってください”と
 お客さんに伝えることが大事です。
 いいですね!これも大事な経験です。
 みんなでシッカリ頑張っていきましょう」

一同「がんばるぞ」

商品のことをちゃんと知ってもらうために
チラシも制作しました。
役割分担をしてテスト販売に望みます!
50個完売を目指して頑張ろう~

2013年04月06日(土) |  勇気を出して「いらっしゃいませ~」

店内では試食チームとPRチームが
活動開始しました。

森崎
「あぐり王国北海道クッキー
 本日限定発売です。いらっしゃいませ~」

佐々木「私達が作りました~」

森崎「どうぞ~」

一番最初のお客さんは
なんと小さな女の子。
試食を食べに来てくれました。
さて、気に入ってくれるかな!?

女の子「おいしい!」

早速、お母さんが購入してくれました!

森崎
「ありがとうございます第一号!
 うれしいねえ~~」

立て続けに2人のお客さんが2個ずつ
お買い上げ!
なかなか順調な滑り出しです。

佐々木「残り45個です」

森崎「順調だな。あっと言う間だな!」

この時はまだ『50個販売する』
その大変さを知らずにこんな発言を…

その頃ナツキくんは悪戦苦闘しつつも
初めてのチラシ配りを頑張っていました。

ナツキ
「店内で頑張って声出して売っているので
 良かったら買ってみてください。
 試食もやってます! 

しかしナツキくんの勇姿虚しく、
店内では人の流れが引いてしまったのか
カメラがあるせいなのか、
お客さんが近寄ってくれない状態に…

森崎「売れるまで帰られませ~ん…」

大人のお客様に声をかける緊張感、
売れるかどうかの不安感…
小さなあぐりっこに大きな重圧がかかります。

しかし…

あぐりっこ、意を決して動き出しました。
自分たちから試食を勧め、
積極的にPRを始めたのです。

ユウト
道産食材にこだわっているんです。
 砂糖とか少ないんです!」

ナナカ
噛めば噛むほど甘くなります。
 こっちは米粉でこっちは小麦粉です」

ユウト「無着色です。どっちも!」

すると…再び売れ始めたのです!

販売チームのヒイナも忙しくなってます。
ヒイナ
「ありがとうございます!」

1つ1つ丁寧に渡していきます。

はじめは声を出すのが
恥ずかしかったり、 
知らない人に話しかけるのが
怖かったようだけど
いつの間にかしっかり商品を
PRできるようになりました。

作物について学び、
アイディアを商品にする難しさを経験し、
買ってもらう事の厳しさを感じた
この一年掛かりのビックプロジェクトも
いよいよ終盤戦。


さあ最後の1個になりました…

女性の方が1個ご購入!

森崎
「ということは…完売しました!

あぐりっこ「やったー」

ヒイナ「達成感があってうれしい!」

ユウト
「最初はお客さんがあんまり来なくて
 不安だったけど、今スゴイうれしい!」

ナツキ「大変だと思いました」

ナナカ
「最初のほうに来てくれた小さい子が
 食べて美味しいと言ってくれたから
 すっごいうれしかったです!

森崎「お疲れ様~」

今回の販売はあくまでプレ販売。
正式に販売されるのは
4月7日(日)限定100個、販売です!

森崎「それではPRをどうぞ!」

ナナカ
「あぐりっこの想いもたくさん詰まってます。
 そして材料を作ってくれる農家さんの愛情も
 たくさん詰まっているので
 ぜひ食べてもらいたいです!」 

あぐりっこ「食べてくださ~~い!」


【あぐりプロデュース野菜のクッキー 200円】
日時/4月7日(日)《限定100個》
場所/ほくれんくるるの杜農畜産物直売所
   北広島市大曲377-1  TEL011-377-8700
時間/10:00~17:00


2013年03月30日(土) |  ♯236 総集編 あぐり王国で学んだこと編

森崎
「こんにちはあぐり王国です。
 3月、卒業式のシーズンです。
 実はこの番組で得た経験を糧に、
 この春、旅立ってしまう
 出演者がいるんです。その出演者とは…」

大勢のあぐりっこ
ぼくたち 私たちは…
 あぐり王国を卒業します!」

あぐりっこ6年生、大集合!
小学校卒業とともに、
あぐり王国を卒業するあぐりっこ。

今回はあぐり王国的卒業式で
あぐりっこの門出をお祝いします。

さて今回はこの1年出演してくれた
あぐりっこ31名に集まっていただきました。

藤尾「いや~集まったねえ」
河野「ようこんな青いツナギあったな」

佐々木
「今日こうして集まっていただいたので
 突然ですが、
 卒業試験を行いたいと思います!」
 
森崎
「卒業試験だぞ!
 簡単に卒業なんかさせないからな!
 答えられなかったら落第だ!
 あぐり王国を自分が来た回だけじゃなくて
 毎週見ていればちゃんと満点とれる試験。
 まあ間違えたほうがカメラに映るけど」

河野
オモシロ回答、受け付けております」

佐々木
「それでは卒業試験スタート!」

この一年間でお邪魔した市町村は45ヶ所。
48個の企画を取材しました。
さて、いくつ覚えているかな?
卒業試験、第一問!

佐々木
「まずはVTRを見てください」

■2012414OA「くるるの杜編」から-

去年の4月、くるるの杜の
体験農園をお借りして
作物を育てる企画の第一回目。
この日あぐりっこは
「あぐりファーム」で育てる作物を
種から学びました。

佐々木
「さてここで問題です。
 ミニトマトとジャガイモは種が似てますが
 何科の野菜でしょうか?」

森崎
「トマトとジャガイモは仲間なんです。
 食べるところが違うんだよね」

実際に取材に参加したナナカちゃんは
「なんとなく覚えている…」

1問目からちょっと難しいかな?
なかなかペンが進まない子も多いけど、
そろそろタイムアップ!

森崎「しんのすけ悩んでる!頑張れ~」

佐々木「3・2・1、終了~!」

回答を見せてもらいましょう。

河野「ヒカル、何て書きましたか?」

ヒカル君「ささきゆう科!」

森崎「いいねえ~~」

ヒカル君
「ミニトマトのようにみずみずしくて
 小さくかわいらしいところから
 “ささきゆう科”です」

森崎「おまえ~成長したなあ!」

河野「マシロ自信のほどは?」

マシロちゃん「あまりありません…」

河野
「だからこんな小さく書いたんやな!
 真ん中にドカンと書いていいからね」

■正解VTR-
解説するリーダー
『同じナス科の仲間なんです。
 トマトは花の後になる“実の部分”、
 ジャガイモは“茎が変形した所”を食べる。
 食べる場所は全然違うけど同じ仲間!」

ということで正解は「ナス科」でした。

続いての問題は?

■2012721OA「別海サイレージ編」から-

7月、別海町にお邪魔したあぐり一行は
牛のエサ・牧草を学びました。
牛は乾燥させた牧草や、
発酵させた「サイレージ」などを
食べている事を教えていただき、
大迫力の収穫シーンも間近で
見せてもらいました。
そして牧草はただの雑草ではなく
酪農家さんなどがそれぞれ工夫して
栽培している作物であるというお話を
聞いたのですが、
JA道東あさひの敷地にあったものが
ユニークでした!

白岩恵佳さん
約40種類の牧草を育てているです。
 これはマメ科の牧草、こちらはイネ科牧草」

森崎「どんな違いがあるんでしょうか?」

佐々木
「さ、ココで問題!
 牧草の違いを検証するためにとった
 リーダーが夢だった行動とは
 一体なんだったでしょうか?」

シンキングタイムスタート!


2013年03月30日(土) |  珍解答にリーダーもご満足!?

さてリーダーが牧草の違いを検証するために
取った行動とは何だったのか?

みんなの答えは?
ユウト「食す!」
ユメ「食う!」

佐々木「圧倒的に食べるという答えが多い…」

■正解VTR-
白岩さん
『食べてみたらわかるんですけど、
 甘味が違ったりですとか栄養価も…
 人間が食べることもできるんです!
 かじる程度なんですけど…』

森崎
『オレでした!牧草食べてみたいっす!

早速リーダー牧草を試食!
まずはペレニアルライグラス。
森崎『ほんのり甘いですね』
次にチモシーを食べて味比べ。

森崎『柔らかい!けど甘味は先ほどですね』

白岩さん『ハイ!牛も喜んで食べてくれます』

藤尾「スゲー牛と同じ味覚や」
森崎「オレ牧草ソムリエになるわ!」

佐々木
「ということで正解は“食べる”でした」

森崎
「これがね、オレ夢でした!」

実際にロケに行ったタクト君の感想は?
「リーダーが牧草を食べるなんて
 思わなかったんでビックリしたけど
 味の違いがあるなんて、
 思いませんでした!」

あぐりっこ、ほとんど正解!

森崎
「すげー正答率だ。みなさん正解です!」

河野
「けど間違えても全然恥ずかしくないよ。
 牧草を食べるなんて
 正直おかしいことだからね!」

続いて第三問。
■20121020OA「岩見沢・落花生編」から-
去年の10月に取材した岩見沢市の落花生。
どのように実るのか?

佐々木「さあ5秒前!4、3、2、1終了~」

森崎「さあ答えをオープン!」

図解で回答したアヤカちゃん。
「え~と落花生は
 “落下せい!(命令)”という意味で
 “落下”と“落花”をかけていて
 それで花が落ちてなると思う!」

森崎
「アヤカって 
そんなに面白い子だったっけ?」

■正解VTR-
落花生を土の中から抜いてみると…
森崎「うわ~めっちゃなってる~」

生産者の横山勝彦さん
「花が散ると“子房柄しぼうへい”という
 ツルがどんどん土の中に潜るんですよ。
 それが土の中で実って落花生になるんです」

森崎「この育ち方は面白いね」

佐々木「正解は土の中で実る!」

森崎
「みんなが食べている落花生の約90%が
 海外からの輸入なんです。
 国産の落花生は主に千葉県で作られてますが
 最近では岩見沢を中心につくっていますよ」
 
岩見沢では稲の育苗ハウスを有効利用するために
落花生の栽培がスタートしました。
現在8戸の農家で試験栽培に取り組んでいます。

佐々木「ここでゲストが登場いたします」

ジャジャーン!
食育栄養学が専門の
天使大学看護栄養学部の荒川義人教授です。

いつもテレビで見ている先生の登場に
あぐりっこもニッコニコ!

荒川先生には作物に含まれている
栄養についてのコメントして頂いてます。
さらに今年1月に放送した
「子供の食生活を見直そう」編では
食事の取り方について、
お話をいただきました。
この放送回から出題して頂きましょう。


2013年03月30日(土) |  北海道農業の奥深さを学んで…
荒川先生から出題です。
「早く食べると体に良くない事がある…と
 言われていますけど、
 ではそれを直すためには
 どうすればいいかな?って事を考えよう」
 
佐々木「1分です。よく考えて!」

荒川先生
ゆっくり噛んで食べることが大事ですね…」

藤尾
「今の大きなヒントじゃないですか!」

荒川先生
「そのためにこんな方法があるって事を
 是非書いてください!」

森崎
「早食いはどうして体に良くないんですか?」

荒川先生
「例えば《肥満》になったり…」

《肥満》という言葉に
敏感に反応したあぐりっこ。
(素直なんです…)
そう一斉にある方向に目線が集中します。
その先にあるのは…

河野
全員の目線が集まって、
 笑われました! 」

さて回答をオープン!

タイキ君の答えは…「あごをはずす」

森崎
「早食いよりエライ事になってる!」

他にも「利き手ではない方の手で食べる」や、
河野くんを反面教師にする!など
あぐりっこらしい回答が出たところで
荒川先生から正解発表!

荒川先生
一口食べたあとは“ハシを置く”。
 そしてまた食べ始める。
 そうすると自然にゆっくり食べる習慣が
 身につくので効果的ですよ」

たくさん噛むことによって
頭に伝わる「満腹」のサイン。
あまり噛まないと
サインが出るまで食べ続けてしまい、
結果食べ過ぎに!
一口ごとに箸を置くと
噛む事に集中できるので
早食いの予防に効果的
と言われています。

佐々木
「正解は一口食べたらハシ置く!」

サヤカちゃん、大正解!
ハヤテ君もリネちゃんも正解!

この問題はオンエアを見ていた子が多数!
ちゃんと覚えていてくれました。

今年度のあぐり王国は
食事の取り方や作物についてだけではなく
美味しいミルクの原点「牧草」や
米どころ空知を支える「用水路」など、
北海道農業の奥深さを学んだ一年でした。

さてあぐりっこのみんなは卒業できるかな?

森崎
「今日こうやって試験で
 覚えてくれたことは
 これからの食生活に
 役立ててくれると信じて
 みんなの卒業許可します!
 卒業試験は以上でごいざいます。
 お疲れ様でした」

2013年03月30日(土) |  番組と共に歩んできたあぐりっこ

いよいよあぐりっこ卒業式です。

森崎
「ただ今より平成24年度
 あぐり王国北海道卒業式を行います」

番組スタートから5年目を迎える
「あぐり王国北海道」。
卒業する6年生の中には開始当初から
出演してくれたあぐりっこも
たくさんいます。

番組と一緒に学び成長してきた
あぐりっこの新たな門出を
お父さんお母さんと一緒に
あぐり王国らしく祝ってあげたいと思います。

では荒川先生よりご祝辞です。

荒川先生
「あぐり王国で色んなことを
 勉強しましたよね。
 北海道農業の素晴らしさ、
 食べることの大切さ、
 北海道の農産物にどんな美味しいものが
 入っているかとか、栄養に役立つものが
 入っているか学びましたよね。
 その学んだ事を中学生になっても忘れないで
 またいろんなことを体験して
 もっともっと成長してほしいと思います」

続いてはあぐりっこの作文の発表です。
まずは塚原樹(いつき)ちゃん。
かわいい笑顔が印象的なイツキちゃん。
何度も番組に参加してくれたあぐりっこです。

『あぐり王国に参加して学んだ事』
私があぐり王国のオーデションを受けたのは
3年生の時でした…

夏に『でんすけすいか』のロケに行き、
暑かったけれど楽しくロケをしたのを
覚えています。
色々なロケに行かせて頂いて、
たくさんの事を学びました。

1つは農家の方の苦労です。
私たち消費者により良いものを届けるために
工夫をして頑張ってくれています。

もっと食の楽しさを学び、夢に向って
生きていきたいと思います。

※イツキちゃんやあぐりっこの作文は
「エンタメ情報」で全文掲載されています。
是非ご覧下さい。

お次は山根竜馬君。
6年生になってからの参加で
出演回数は少ないですが
個性的なコメントが光るあぐりっこでした。

『あぐり王国に参加して学んだ事』
ぼくがこの番組に出て学んだ事の1つ目は、
はしの持ち方です。

あぐり王国のオーデションが決まった時から
ずっと正しいはしの持ち方で
豆をつかむ練習をしていました。
オーデションの時は、あまり上手に
豆をつかむ事が出来なかったけど
なんとか合格して、出演が決まるまでも、
ずっとはしの持ち方を練習して、
本番にはきちんとはしを持てるように
なりました。

2つ目は体力温存の事です。
ぼくは休憩時間に友達とはしゃいでいたので
本番には体力が減ってしまい、
帰りの時には体力がほぼゼロになって
寝ていました。でもリーダーを見ていると
休憩時間はじっと目を閉じて体力を温存して、
本番の時には子供のようにはしゃいでいました。
「本物のプロはこうやっているのかな?」と
思いました。

森崎「えっ終わり!?」

もう大人チーム大爆笑!

佐々木
「以上、2人の思い出作文でした…」

森崎
「そこはあんまり
 学び取ってほしいとこじゃないな~!



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