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2020年04月11日(土) | 今日の食材は…えーい!!
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[+10] >>

2013年01月05日(土) |  実践を通して身につける知識!

器具を牛の口に入れて
三角フラスコの中に胃液を集めます。

藤尾「胃液が出てきました!」

織井先生「匂いするよ」

早速あぐりっこも生徒も
匂いをかいでみると…

生徒さん「うわっ!」

森崎
「人間の胃液とちょっと違う。
 牧草が発酵した香り!
 これはなかなか普通の高校では
 やらないい授業だよ…」

とここで胃液を採取された
牛さんの顔を見ると…

森崎
「牛さんちょっとグッタリ
 胃カメラ検査が終わった後です
 みたくなってる…」

藤尾
「牛ってグッタリした表情みせるんですね」

続いては場所を移して
胃液を観察していきます。

森崎
「見てください…
 生徒さん1人ずつ顕微鏡があるんですよ」

では胃液の中にいる微生物を観察します。
牛さんの胃液をプレパラートに移します。
急がないと微生物が死んでしまうので
時間との勝負です!

では観察してみると…

森崎
「うわ~~動いてますね!」

微生物が活発に動いていました。

織井先生
「この微生物が牛の食べた『エサ』を
 分解しているんです。
 そしてこの微生物自身が
 4番目の胃まで流れていって、
 タンパク源として消化されちゃうんです」

藤尾
「微生物が消化を助けて
 最終的にはタンパク源として
 牛に吸収されるんですか…
 この微生物がいないと牛は生きていけないし
 おいしい牛乳も飲めない!」

織井先生
「これは胃袋が4つある
 羊・ヤギ・牛・鹿などの仲間にみられます」

森崎
「こうやって実際に採取して観察するって
 全然実感が違うよね!」

生徒のみんなにも感想を聞いてみよう!

「最初はキモチ悪い!と思いました。
 (だけど先生の話を聞いて…)
 『いい働きをしているんだ』と思いました」

森崎
「この授業で感じて欲しいことは何ですか?」

織井先生
「エサを食べているのは牛なんで
 牛しか見てないんですけど…
 実は分解したりするのは微生物なんで
 エサを適当にやったら
 微生物に影響がでるっていう
感覚を
 将来的にもってもらえれば…と思います」
 
森崎
「生徒さんが酪農家デビューした後の
 ことまでも視野に入れている!へえ~」

じゃ~ん もんすけです!
帯広農業高校には専門的な機械や
道具がたくさん!
酪農科学科ではどんなものを
使っているのかというと…

織井先生
「こちらはミルキングパーラー。
 牛乳を搾って地下にある
 ミルクメーターで乳量を測定して
 パイプを通ってバルククーラーに入ります」

プロの酪農家が行う搾乳と
同じ作業が出来るのです!
ちなみにここでは
毎日500~600リットルの
ミルクを絞っているんだって!

続いては牛舎内に設置した
カメラを操作するマシン。
牛の行動を記録し
授業の教材として使っています。

そしてここ、顕微鏡が並んだ
まるで研究室のような場所は??

織井先生
「今後、家畜の改良も大事になるので
 受精卵の操作の基本・衛生管理など
 そういう事も勉強してほしいと思います」

こんなに恵まれた環境で学べるなんて
うらやましいよね~~!


2013年01月05日(土) |  寮生活をのぞいてみよう♪

さて放課後になりました…
あぐり一行はとある部活にやってきました。

森崎
「さすが農業高校だよ。
 ホルスタイン部だよ!
 聞いたことある??」

あぐりっこ「ない!」

体型などの牛の美しさを競う
コンテスト「共進会」に参加するため、
毛刈りや調教などを学んでいる
「ホルスタインクラブ」。
共進会には積極的に参加し
優秀な成績を収めているんです。

ホルスタインクラブ部員
「ぼくのうちも共進会に出ているので
 将来、自分の牛を出すために
 ホルスタイン部に入りました」

藤尾
「学校でやっている部活動が
 家でやっている仕事に直結しているのが
 スゴイですよね」

さてここであぐりっこも牛さんに
触れさせてもらうことに…

まずはマシロ。
慣れた手つきで牛さんを撫ぜていきます。

佐々木
「さすがマシロですね。
 おじいちゃんおばあちゃんのお家が
 牛を飼っているということですから!」

森崎「上手だなあ~」

では今日初めて牛にふれるモモカ。
ちょっと怯えていましたが…

ペロンペロン

舐められました…

モモカ「(笑って)スゴイ!スゴイ!」

牛と触れ合っているうちに、
すっかり日が暮れました。

次にお邪魔したのは《農業経営者育成寮》。

男女合わせて100人ちかくが
生活する寮とは!?
寮監長の柴田政二先生に話を聞いてみよう。

森崎
「厳しい決まりがあるんですか?」

柴田先生
「そりゃそうですね。
 携帯電話は夜8:20に預けて
 翌日の朝まで返しません!

森崎「今の子それは厳しいでしょ~」

柴田先生
お風呂の入浴時間は15分間。
 しかも入ってから!
 着替えが終わって出るまでです

厳しいルールは協調性を育むため!
先生たちも心を鬼にして指導しているのです。

柴田先生
「これを乗り越えてこそ
 帯農生の育寮生なんです!」

とここで廊下をよく見てみると
赤く線が引いてあります。

柴田先生
「ここからは女子出入禁止なんですよ。
 入ってしまうと大変なことになります!」

ということで、
ここからはリーダーと藤尾くんが
「男子棟」へ潜入!突撃訪問だ~

いざ訪問してみると…
生徒たち「えっ!えっ!!」

するとたまたま脱ぎ捨ててあった
ズボンを見つけてしまったリーダー!

つかさず柴田先生のチェックが入ります。

柴田先生
「なんだコレ?片付けろ!早くっ!

森崎
「うわ~怒られる~~
 オレがみつけたばっかりに…ゴメンな…

森崎
「ちなみに、この寮は厳しくない?」

生徒「厳しいです!」

森崎「逃げたいと思わない?」

生徒「逃げたい!」

ところが窓のカーテンを開けてみると…
鉄格子が!

森崎
「逃げられなくなっていますね!(笑)」


2013年01月05日(土) |  厳しさの中から育まれる帯農生根性とは?

さらに別の部屋をチェックすると…
なぜかベットにもぐりこむ男子2人!

森崎
「これ映しちゃっていいのかな?」

勿論ここでも柴田先生の厳しいチェックが…
いきなりベットメイキングスタート!

柴田先生
「向きがが違う!向きが!
 我々はベットメイクはお金の取れる
 ベットメイクをしなさいって言ってます」

(ちなみにルールを守らなければ
 罰直(ばっちょく)という
 ペナルティが課せられトイレ掃除などが
 待っているのです…)

その後も個性豊かな生徒さんとの
触れ合いがあり…
最後はお楽しみのお食事の時間!

夕方6時20分。
帯広農業高校の農業経営育成寮では
待ちに待った夕食!
一日の中でも一番楽しい時間です。
森崎
「すごいシステムだなって
 思ったんですけど2人部屋じゃないですか?
 1人がまず先に来る!
 そして自分の分とルームメイトの分の
 2つを準備して10分後にもう1人が来る」
森崎
「自分の分だけじゃなくて
 仲間の分も用意してあげるというのが
 すごくいいな~と思って!」

森崎
「子どもたちは日々規則の中で
 生活をしていますが…」

柴田先生
苦しい時期を乗り越える事が大事だし
 農家といえども
 1人ではできないですよね!
 地域のつながりとか…
 こういう集団生活の中で身に着けて
 将来地域の担い手になってくれれば
 良いかなって思っています」

織井先生
「やっぱり十勝の農家は
 日本の食料を支えていると言っても
 過言ではないので、
 色々試していける経営感覚
 必要だと思います。
 どんどん前向きに積極的に
 色んな事を吸収して、
 人の付き合いを大事にして
 生き物からも教えてもらってやっていけば
 これからの困難も充分乗り切って
 いけると思っています!」

森崎「将来の夢は?」

酪農科学科1年 松尾汐さん
「自分で牛を育てて
 美味しい牛乳を作って、
 たくさんの人に飲んでもらえるような
 酪農家さんになりたいです!」

今日1日、学校体験をしたあぐりっこは?

モモカ
「すごい大変そうだと思ったんだけど
 みんな笑顔で楽しそうだったから
 住んでみたい!と思いました」

マシロ
「こういうところで1回
 生活してみたと思いました」

森崎
「寮生はもうムリだから
 オレ今から寮監になるわ!!」

藤尾
「一番むいてない。
 取り締まれないでしょ?」

では最後に-
「姿勢を正しくしてください。
 ご馳走様でした」

「ゴチソウサマデシタ~」

すると一斉に立ち上がって
配膳コーナーに食器を戻しにいきます。

「早く!早く!」

先ほどの穏やかな様子一変!
少々殺気立っています!

藤尾
「なんだなんだ?
 お風呂の順番あるからか!」

藤尾
「寮生活は戦いですね」

佐々木「これが寮生活なんですね」

日本の農業を背負って立つ
未来の担い手たち…

みんなの夢が叶うよう応援しているよ!


2012年12月22日(土) |  ♯223 美味しいキノコを通年出荷・愛別町編

みそ汁やそばの具材として
調理される食材『なめこ』
独特の食感と風味が特徴のなめこには、
豊富な栄養価驚くべきパワー
秘められています!

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「なめこの“ぬめり”はムチンという成分。
 糖分・脂分・刺激の強いアルコールを
 包み込んでくれてお腹や体に
 優しい働きをしてくれるのが特徴です」

しかし道内で生産される“しいたけ”や
“えのき茸”に比べると
あまり食べられていないのが現状なんです。

街頭インタビュー
「2ヶ月に1回ぐらい(しか食べない)」
「1年に1回食べるか食べないかぐらい」
「大根おろしの上に乗せる…くらい?」
「お味噌汁に入れるしか無いと思う」
「思いつく料理…無いですね!」

調理法が少ない!?
いやいや栄養価に優れた食材を
もっともっと食べましょう!!
調理法はもちろん生産者ならではの料理など
コレを見ればバッチリです!

ということで今回のあぐり王国は
きのこの里・愛別町
1年中生産されているという
『なめこ』に注目します!
佐々木「愛別町にやって来ました」
森崎
「いや~久しぶりだなあ~
 以前番組で『まいたけ』を取材しまして…
 『えぞゆきのした』というきのこ!
 美味しかったです~
 お味噌汁に入れるんですけど
 コリコリした食感でうちの家庭では
 何度も食べるようになりました」

では一緒にお勉強していくあぐりっこ紹介!
小学5年生のソラちゃんと
小学6年生のナツミちゃん。
初参加の小学5年生のコウタロウ君と
小学6年生のヒカル君、以上の4名です。

河野「みんな、なめこ好き??」

ヒカル
「トロトロしているところに
 うまみが入っていて美味しい!」

ではまず“きのこ”についてお勉強!

佐々木
「きのこは菌類に分類されます。
 この菌というのは
 地球上にある種類が…
 7万種類もあるそうです」

一同「え~そんなに!!」

佐々木
「そして名前の付いているきのこは
 2000種類あるそうです」

佐々木
「なめこ以外にきのこの名前知ってる?」

ソラ「まつたけ」
ナツミ「ぶなしめじ」

佐々木
「みんながそうやって食べるきのこは
 50種類ぐらいなんだって!」

コウタロウ「少ないっ!」
河野「そんなものなんだ」

佐々木
「そのうち、ここ愛別町では
 “まいたけ”“しいたけ”をはじめ
 5種類のきのこを作っているんです」

佐々木
「こちらのフリップは愛別町を中心とした
 JA上川中央で出荷しているきのこ量です。
 なめこ・えのきだけは道内ナンバー1の
 出荷量となっています!」

森崎
「えのきだけは全体の80%越えですよ!」

とここまで順調に進んできたのですが、
あぐりっこのヒカルからピシッと一言!

ヒカル
「80%はギリギリ越えていないです!」

森崎「んっ…えっ…(凍るリーダー)」

暗算5段のヒカルは計算が大得意!
なので一瞬で計算して…

ヒカル
「80%だと3240トンだから…」

ヒカル
「50トン足りない!!」

森崎
あっそうだしまった!
 ウソをつくと糾弾される…」

河野「ダメですよ!」

ヒカルに指摘されて少々落ち込むリーダー。
ですがここ愛別町のキノコの出荷量は
とにかく「スゴイ!」というのは
一同納得できました。


2012年12月22日(土) |  なめこはどこで育っているの??

ではJA上川中央の正確な出荷数を
学んだところで、
愛別町のきのこ栽培のパイオニアと言うべき、
なめこ生産者のもと来ました。

お話を伺うのは中田栄一さん。
きのこ栽培をはじめて40年という、
愛別町のきのこ博士です。

さてあぐり一行がお話を伺っているのは
巨大な工場の前!

佐々木
「こちら建物でなめこを栽培している?」

中田さん
「ここはなめこの菌を育てる培養センター」

森崎
「体育館ぐらいの大きさがあるんじゃない?」

中田さん
広い場所が無いと健康ななめこを
 育てることが出来ないんです」

では早速“なめこ”工場を見学しましょう!

あぐり一行
「おじゃましま~す!うおお~~」
「キノコの匂いする!」
「見たことない機械がいっぱいある!」

中田さん
「ビンにおが粉を詰めているところです」

佐々木
「おが粉だけが入っているんですか?」

中田さん
「おが粉の他に“ふすま(麦のから)”、
 “おから”ウイスキーの搾りかすを混ぜて
 きのこの栄養になるようにしてあります!」
 
森崎
「なんか美味しそうですね!」

中田さん
「健康に育つように栄養も入れています」

栄養分をたっぷり含ませたおがくずは、
培養基(ばいようき)と呼ばれる
瓶に詰めて蓋をしたあと、
大きな窯で余分な菌などを
120℃で高温雑菌!

そして無菌状態に保たれた部屋で
なめこの菌を植え付けるんです。

中田さん
「これが殺菌が終わった後、
 菌を植えた“種菌”です」
中田さん
「この後もっともっと
 菌糸(きんし)を増やしていって、
 充分、体づくりをしたあとに
 きのこを発生させます!

中田さん
「その過程で約8割が
 良いキノコが出来るかどうかが
 決まります!
 だから一番大事な部分です」

河野
「野菜の土作りと同じ…ですね」

続いては菌を成長させる
《培養室》
を見学させてもらいます。

森崎
「それにしても愛別、寒い~」

扉オープン!

一同「うわ~~」

森崎
「うわ~すごい、マンション!」

中田さん
「(培養基が)約26万本あります!」

森崎「全部なめこですか?」

中田さん「そうです!」


積み上げられたなめこのビン。
中身は一体どうなっているのかな?


2012年12月22日(土) |  徹底した温度管理で季節を再現!

中田さん
「菌が回って
 きのこが発生させられるようになると
 黄色くなってきます

森崎
「なってる、なってる!」

河野
「あの…ここすごく暖かいですね」

中田さん
「春夏秋冬のの状態ですね。
 ここは空調栽培といって冷暖房が
 完備されている中でやっています。
 さきほどの施設はを想定していて、
 そして温度を段々と上げていきます

河野
「それぞれの場所で四季を想定して
 温度を設定しているんですね」

23℃に保たれた培養室で
およそ2ヶ月、菌を培養。
各施設で室温を変えて
人工的に夏や秋の季節を作ることで
一年中なめこが出荷できるのです。

佐々木
「ここ以外にも、このような施設が
 町内にはあるのですか?」

中田さん
「そうですね。きのこの種類によって
 温度や環境が少しずつ違ってくるんです」

森崎
「そうですよね。全然違いますもんね…」

ここで愛別町内で栽培されている
なめこ以外のきのこ4種類を
中田さんに詳しく教えて頂きます。

《えぞゆきのした》
森崎
「コリコリと風味がたまんないです!」

中田さん
「えのきだけの元がコレなんですよ」

《えのきだけ》
中田さん
「えぞゆきのしたを原種にして
 改良したのがえのき茸です」

《まいたけ》
中田さん
「愛別産のまいたけはクキの部分が多くて
 そこに“うまみ”があるんです!
 愛別町では特にそれにこだわって
 栽培しています」

佐々木
「それぞれ育つ環境は異なるんですか?」

中田さん
「えのき茸の場合、
 培養期間は25~26日でいいんですけど
 まいたけですと45~50日。
 なめこが60~65日ぐらいかかるんです」

一同
「え~そんなにかかるんだ…」

きのこについて学んだところで、
いよいよ、なめこが収穫される
発生室という場所へ移動します。

森崎
「さあ発生室だよ…うわ~~!」

目の前の棚には
モシャモシャとなめこが実ったビンが
並んでいます!

森崎
「これが見たかったんです~~」

河野
「ワッシャワシャッ!」

佐々木
「またちょっと気温が違いますね?」

中田さん
「ここがの気候を想定しています。
 13度くらいになってます」

中田さん
「温度が下がったら
 その刺激で出てくるんです!

あぐりっこ「へえ~刺激で…」

秋の気温を想定した室温13℃の発生室で、
およそ15日~20日間成長させて
なめこは収穫されるんです。

よ~く近くで見てみると…

ソラ「テカッている!」

ちょっと触ってみると
もうヌルヌルしていますよ。
さてこの後、
どうやって収穫するのでしょうか?


2012年12月22日(土) |  収穫はハサミでザクザク!

早速なめこの収穫を見せてもらうと、

大胆にハサミでザクザクザクザク…

森崎「うわっ、そんなに!」

ビンから飛び出たなめこを
ザクザク大胆に切っていきます。

中田さん
「これがなめこの収穫なんです!」

さてザクザク切る以外にも
こんな方法があるそうで…

中田さん
「今は株のまま取って包装して出荷する…
 ほらっこうやれば取れる!」

そう言って中田さんが培養基から
スポンとなめこを取り出しました。

森崎
「うわ~!まんま、とれたよ!」

中田さん
「これで包装して出荷できますよ」

あぐりっこ「へえ~」

佐々木
「じゃあ全部収穫は手作業なんですね」

収穫されたなめこは培養センター内にある
出荷施設に運んで洗浄します。そして、
程よい大きさのものだけを選別したあと
包装して出荷。
この工場からは毎日3トン、
100g入りの袋でおよそ3万袋

膨大な量のなめこが出荷されているんです。

ではあぐりっこがなめこの収穫に挑戦!

ナツミ
「なんか…ザクザク切れる!
 気持ちいい!! 

コウタロウ
「切っているときに
 シャックっていう感じがある!」

河野
「収穫後ははどうするんですか?」

中田さん
「中身を出して有機肥料
 変わっていきます」

収穫後のおが粉はたい肥として
再利用されているんです。

森崎
「今度はきのこ以外の
 何かしらの基礎になっていくんだね…」

じゃ~ん、もんすけです!
独特の食感とヌメリが特徴のなめこ。
一体どんな栄養があるのかな?

天使大学栄養看護学部 荒川教授
「なめこのヌメリは“ムチン”という成分。
 ムチンは糖とタンパク質が混ざって
 出来ている物で、糖分・脂分・刺激の強い
 アルコールを包み込んで吸収を抑え
 お腹や体に優しい働きをするのが特徴です」

そのほか消化吸収を助ける食物繊維や、
粘膜を保護してくれる
ビタミン(ナイアシン)も豊富なんだっ!
美味しくて栄養もたっぷりのなめこ。
僕も沢山食べよっと!

 

森崎
「きのこってシーズンは秋ですよね?
 でも年中いつでもなめこが楽しめる!
 それはこうして温度管理がなされて
 収穫してくれるからですよね?」

中田さん
「施設全体の中では
 春夏秋の気候を作っているんで、
 発生室はいつでも秋なので
 秋をみなさんにお届けしています
 
森崎
「体にいい、し美味しいし!」

中田さん
「まだまだ色んな食べ方があると思うので
 PRしていきたいと思っています!」

レシピコーナーになめこ料理の
アップしていますのでご覧くださいね!


2012年12月22日(土) |  きのことお餅でコラボ料理♪

みんなできのこ料理をいただきましょう!

佐々木
「愛別町はもち米の産地としても有名!
 お正月も近いということで…
 きのこを作っている方と
 もち米を作っている生産者の方々に
 来てもらいました」

ということで今回は愛別町名産の
キノコとお餅を使ったコラボ料理
「きのこ大福」を教えて頂きます!

まずは愛別産の「はくちょう餅」で
お餅作りから!

炊きたてのもち米をある程度
つぶしたところで、いよいよ餅つきです。

ペッタンペッタン…
あぐりっこも一生懸命もちつき!
最後はリーダーが仕上げて完成です!

続いて、なめこ・えのき茸など
4種類のキノコとひき肉が入った中華餡を
お餅で包んでいきます。
餡を包んだあとに軽く形を整えたら
「きのこ大福」の完成です。

※詳しい内容はレシピコーナーへ!

みんなで試食タイム!
とここでなんと「きのこ鍋」
ご用意いただきました。
フタを開けると…

あぐりっこ
「うお~~」「なめこ、でかっ」

森崎
「なめこ、大きいですね~
 これは絶対、オレ好きだ」

さてさてお味は?
ソラ
美味しい!
(お餅とキノコの相性は)抜群!!」

コウタロウ
「うまい!」

さて一日なめこ栽培を学んでみた感想は?

ソラ
「作っている所から見て
 段々学んでいって、最後にお鍋とか
 きのこのお餅も食べられて
 すごく美味しかったから、
 もっときのこを食べたいと思いました」

ヒカル
「きのこについてあいまいな
 イメージしかなかったけど、
 こうやって栽培方法とか
 きのこの色んな美味しさを知って
 よりきのこと身近になれた気がします」

みなさんも食卓に気軽に
なめこを取り入れてみてはいかがですか?

本当においしくてお腹が温まる一日でした!

さて今回が「あぐり王国北海道」の
年内最後の放送でした。
ここでリーダーからご挨拶を…

森崎
「2012年も北海道中で美味しいものを頂いて
 たくさんのステキな農産物を紹介させて
 いただきました。
 番組を支えてくださった皆さん、
 本当にありがとうございます。
 
 来年2013年もたくさん北海道の魅力を
 伝えてまいります。
 来年もよろしくお願いします

森崎・河野・佐々木
「よいお年を~~!」

来年の放送は2013年1月5日スタートです。

2013年もどうぞよろしくお願いいたします!


2012年12月15日(土) |  ♯222 商品開発! 食材を食品に変える苦労編

2012年 4月
それは、リーダーのこの一言から始まった。

森崎
「今年みんなにやってほしいことがあります。
 それは…
 2012あぐりファーム始動!

そこで四人のあぐりっこは
種の勉強からスタート。
畑で使う道具を調達。
ビニールでトンネルをつくり、
いろんな作物の成長を見守ってきました。
しかし彼らに課せられた任務は
これだけではなかったことを
皆さん覚えていますか?

森崎
「ジャーン!みんなが考えたものを
 商品化しようってこと

そうなんです!
「ホクレンくるるの杜 農畜産物直売所」で
販売する商品をプロデュースする事
あぐりっこに課せられた任務!
6月の放送で既にアイディアを発表していました。

 

ユウト
「もんすけじゃがいもクッキーです」

ナツキ
「トマトとカラーピーマンのクッキー。
 トマトクッキーって聞いたことないから!」

ナナカ
「道産の大豆を使った味噌で豚汁うどん!」

ヒイナ
「野菜が苦手な人でも食べられるものを作りたい」

みんなのアイディアをみると、
クッキーなどのスイーツが多数!そこで、
あぐりっこがプロデュースする商品は
「スイーツ」に決定します。

じゃ~ん もんすけです。
今年の春にスタートした
「商品プロデュース」企画。
夏の間あぐりっこは作物の栽培を体験し、
アイディアを膨らませていました。
そこであぐりっこが体験した 
今年のあぐりファームをご覧ください!

8月9日。この日は真夏の炎天下!
畑ではオクラが豊作でした。

オクラがなっているのを初めてみたあぐりっこ。
「うわっ唐辛子みたい」
「いつも食べているのよりデカイ!」とビックリ。

さらにハウスの中ではトマトが鈴なり!
熱い熱いハウス!収穫は大変!額には汗~

だけど収穫したてのトマトの味は?
「甘い!」「甘いしか出ないかな~」

まさにアメとムチ?を知った夏の体験でした。

9月4日。ハウスのラーピー
収穫適期。
こちらもちゃ~んと実ってくれました。
しかし、この日のメインは《スイカ》!

お味は「甘い~」「ジューシー!」

10月28日。あぐりファームに訪れた秋。
まだまだ美味しい野菜を運んできてくれます。

この日はジャガイモを収穫しました。
「でっかい!」
「《さやあかね》より少ないね…」

~あぐり絵日記より~
今日はじゃがいもと玉ネギを収穫しました。
風が強くて寒かったし
土が目に入って痛かった!でも
立派に育ってくれてありがと~!!

作物には旬があり品種によっても
いろいろな違いがあることを
じっくり体験できた時間でした。
この経験を糧に美味しいスイーツのプロデュース、
頑張ってよね~!

森崎(もんすけの声を真似しています)
「ジャーン もんすけです!
 今回は春から取り組んでいる
 商品プロデュース企画!
 野菜を使った商品を彼らがプロデュースして
 くるるの杜で販売する…というもの!」
今回やってきたのは栗山町
野菜を使った人気のスイーツを作る
達人がいるということでお邪魔しました。

河野(どうもこちらももんすけの真似をしてます)
「デハ、ミンナ、コッチダヨ!
 もんすけデス!」

森崎
「今のなんですか?なんですか? 」

もんすけのモノマネで喉も体も温めて
達人のところにレッツゴー!


2012年12月15日(土) |  雪の中のゴボウ抜きでアクシデント発生?

早速お会いしたのは長ネギなどを栽培している
水上勝敏(かつとし)さん。
「畑で待ち合わせ」ということでしたが-

水上さん
「ゴボウ堀り手伝いにきたのかな?」

森崎「なに掘り?」

水上さん「ゴボウ掘りだよ!」

一同「ゴボウ掘り??」

森崎
「こんな寒い中、ゴボウ掘り!!」

雪の下の畑を掘り起こすと
みっしりゴボウが列になっています。

水上さん
「ゆっくり引っ張ると折れないでとれるよ」

商品開発のヒントを聞きに来たのに、
あれよあれよと
ゴボウの収穫をお手伝いする事に!

ゴボウが傷つかないように
ギリギリまで掘り起こし、
力いっぱい引き抜いていきます。

うあ~と雄たけびをあげながらゴボウを
引っ張るナナカ。

みんなで手助けすると
すると丸々と太ったこん棒のような
ゴボウが出てきましたよ。

ここでリーダーもゴボウ抜きに挑戦!
「ヌヌヌオ~~!!」

河野「負けないで~」

森崎「うわっ」

スルッと最後は抜けました。
これもビックリするほど立派なゴボウが2本!

と…もっとビックリすることが!

なんとリーダーまさかの青っぱな!
力みすぎちゃったのかしら…

河野
「ちょっと!40過ぎてるんですから!
 そんな小学生みたいな青っぱな、
 ありますか?!」

まさかのハプニングもあり、
ゴボウの収穫に夢中になってる
あぐり一同ですが、
今回の目的を思い出したようで…

河野
「水上さんはこの“ゴボウ”を使って
 何を作りのですか?」

水上さん
「それはね~
 あとは奥さんの仕事だから!」

河野
「奥様がゴボウを使って
 色々な物を作っている!」

水上さん「うち来る?」

ということで早速…

佐々木
「水上さんのお宅にお邪魔しています!」

森崎
「お邪魔してま~す!寒かったね~外ね!」

水上さん
「そうでしょう~ハハハ
 寒いし泥は汚いし大変だったしょっ」

森崎「おうちは暖まります!」

今回お邪魔している水上農園は、
ゴボウだけではなく、
自家製の作物を使って
あるスイーツ
を作っているんです。
それは…

水上さん「おか~さん!」

するとキッチンから「ハ~イ!」

登場したのは奥様の由美子さん。

手には何やら持っていますが
一体コレは何なんでしょうか?




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