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2020年03月07日(土) | 異国で農業技術向上を目指す!
2020年03月07日(土) | パラグアイの農業発展を支える
2020年02月29日(土) | ♯559 北大ワイン・シードル編
2020年02月29日(土) | ワイン生産学の学びとは?
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2020年02月22日(土) | ♯558 ヤンマー・農業機械 編
2020年02月22日(土) | 巨大トラクターに感動!!

[+10] >>

2011年12月10日(土) |  のび~るのびる北海道のお餅

《北海道のもち米》と《他の県のもち米》の
違いを見ましょう。

森崎
「なんですか?このハンガーみたいの?
 (左上の)北海道のハンガーは
 何もかけられなさそうですよ」

高宮さん
「これは【曲がり法】と言いまして
 一定の条件で餅を作りハンガーにかけます」

高宮さん
「例えば新潟産のこがねもち。
 切り餅用に作られているもち米で
 非常に硬くなりやすくピンとしてますね」

“もち米”は涼しい条件で育つと
柔らかい餅になると言われています。
なので涼しい北海道では柔らかい“もち米”が
主力品種となっているんです。

(ちなみに切り餅は加工するために
 硬くなりやすい餅のほうが良いんです)

“もち米”にもいろんな品種があり
特徴があります。
北海道でずーっと主力品種として
栽培されていたのが「はくちょうもち」。
柔らかさが長もちするので、
大福やお団子など和菓子に向いているとのこと。
そして最近開発された「しろくまもち」。
北海道産の品種の中では早く固くなるので、
切り餅などの加工に重宝されています。

そして期待のニューフェイスが、
先ほどから紹介している「きたゆきもち」。

高宮さん
「平成21年に開発された新しい品種です。
 寒さに強く白くて味が良い

佐々木
「先生がいらっしゃる上川農業試験場で
 開発された品種なんですよ」

もち米界のエース!とも言われる「きたゆきもち」。
柔らかさ、粘り長持ち、白さが自慢で、
どんなメニューにも合いますが、
特におこわがオススメなんですよ。

北海道期待のもち米「きたゆきもち」を使って
調理実習です。

教えてくださるのは料理研究家の
坂下美樹さんです。

坂下先生には、
「きたゆきもち」の美味しさを生かすため、
「おこわ」を教えていただきます。
しかもレンジを使った超簡単レシピです。

詳しい内容はレシピコーナーをご覧ください!

あっという間に完成したおこわ。
そのお味は-

森崎
「おいしい!」

藤尾
「めっちゃうまい!」

ユリカちゃん
「もち米がモチモチしていてめっちゃうまい!」

藤尾
「毎年新米の季節はもち米も
 こうやっていただかなきゃいけないですね」

森崎
「見落としてたね…損していた!

藤尾「大損してましたよ」

坂下さん
「ご家庭でも簡単にできるので
 もっともっともち米を食卓の中に
 取り入れてもらえたらいいなって思います」


2011年12月10日(土) |  もち米の団地って何だ??

さてココで質問です!
“もち米(まい)団地”
という言葉を知ってますか?

もち米(まい)団地会長であり、
名寄で自ら“もち米”栽培もされている
中島道昭さんにもち米の栽培について
教えてもらいます。

もち米団地とは、
もち米の安定した生産と供給を行うため、
全国農業協同組合連合会が
指定した生産地の事。

品質向上を目指し取り組んでいます。

現在北海道では、もち米を生産している
14のJA全てが指定を受けているんです。

中島さん
「稲には花粉があります。
 混作すると稲が異形になります」

森崎
「花粉が混じらないように分けて作っている!」

中島さん
「そうなんです」

藤尾さん
「色が付いている町では
 うるち米は作っていないんですか?」

中島さん
「いえ。混作地帯といいまして
 作っているところもありますが
 作る段階で区分けして作付けしています」

森崎
「混ざらない対策を練っているんですね」

純度の高いもち米は北海道の自慢。
実は国内に出回っている“もち米”の
およそ2割が輸入品なんです。

北海道のもち米は道外にある
「おかき」などの加工品工場へ供給しています。
国内で生産されるもち米の
およそ6割が加工品になるのです。

今後は原料としての供給だけではなく、
北海道内での加工が増える事が
期待されているんです。

森崎
「今年のもち米はいかがですか?」

中島さん
「天候に恵まれて過去最高といっていいぐらい
 いいお米ができました!」

森崎
「お~もち食べたい~!」

荒川先生にもち米の栄養について
聞いてみました。

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「“もち米”の主成分はデンプン。
 デンプンの種類としては粘っこい
 アミロペクチンが多いです。
 これは非常に消化しやすいデンプンで
 うるち米に比べて胃に負担をかけずに
 エネルギーに変わるという特徴があります」

さてあぐり一行はとある場所へと移動してきました。

森崎
「みんなこの場所覚えていますか?」
あぐりっこ「くるるの杜!」

今回のあぐりっこは、
この夏くるるの杜の畑を借りて行っていた
「あぐりファーム」で、
野菜やお米の成長を体験リポートして
くれていたんです。
しかもレストランメニューを考え、
実際にお客さんに食べてもらうなど、
ちょっと忙しい夏を過ごした子達なんです。

森崎
「頑張ってくれたみんなにご褒美というか
 お楽しみを用意しました!
 卒業パーティーです」

2011年12月10日(土) |  あぐりっこ餅つき大会~!

あぐりっこ達へのご褒美-
それは餅つき大会でした!

あぐりっこ「やった~~」

杵と臼を使って初めての餅つき!

中島道昭さんにご指導うけ、
なんとか餅をついていきます。

藤尾
「もちに遊ばれているぞ!」

慣れない手つきのあぐりっこたちとは逆に
夫婦のような完璧なコンビネーションを見せる
森崎・佐々木コンビ。

藤尾
「いまだかつて
 この二人こんなコンビネーション
 見せたことありますか?」

つき立ての「きたゆきもち」は



ビヨーーーーン

こんなに伸びました!

「きたゆきもち」の粘りに四苦八苦しつつも、
上手にお餅を丸めていっくあぐりっこ
自分達でついた、出来たてのお餅を
きな粉や砂糖しょう油で食べました。
ケイちゃん
ビヨーーーン!
 (伸びて感想が言えない!)」

中島さん
「コシがあっておいしいですね~」

森崎
「砂糖醤油をつけても
 口の中に広がるのはお米の甘み!」

森崎
「あぐりリポーター
 今年一年間お疲れ様でした。
 卒業です!
 みんなお疲れ様!」

と礼をした途端

ゴツン!!

佐々木
「イタッ
 (ユリカちゃんと)ぶつかっちゃった…」

藤尾
「ちょっと~良いところだったのに!」

この1年くるるの杜でたくさんのことを学んだ
あぐりっこたち。
卒業しても「食べること」はずっと続きます!
くるるの杜で学んだことを時々思い出して
「食べること」や「作ること」を
大切にしてね。


2011年12月03日(土) |  ♯171 地域の活性化”米粉のまち美唄” 編

優れた栄養バランスを誇る、
日本人の主食”お米”

体を作る良質なタンパク質、
そしてエネルギー源となる炭水化物。

そのお米の新しい活用法があるというのです…

ということで今回のあぐり王国は
なぜか美唄市役所からスタート。

佐々木
「市役所にやって来たということは…
 美唄市長に会いに行きます!」

森崎
「ずいぶんトップまで行きますね」

河野
「ほほ~う!」

佐々木
「それには理由があるんです。
 地元の活性化のために“ある物”の普及
 美唄は力を入れているんです」

森崎
「ボクはこう見えても
 市長とか村長とか大好きですから!」

河野「肩書きに弱いから~」

森崎
「じゃあ行くか~夢の市長室だあ」

米の産地として有名な美唄市。
近頃は“ある物”を広めるために
力を入れているのだとか。

そこで陣頭指揮をとる
高橋幹夫市長を訪ねました!

森崎
「失礼します!」

あぐり一行、緊張しながら市長室に
入っていきます。

森崎
「こんにちは~あぐり王国です」

高橋市長
「よくいらっしゃいました」

森崎
「市長!今日はヨロシクお願いします!」

と勢いよく前進!
そしてガッチリ握手!
で、ものすごく良い笑顔(キマッタ~!!)

河野
「ちょっと~よくそういうの見ますけど!」

さて本題に入って-

佐々木
「美唄市では地域活性化のために
 ある物にチカラを入れています。
 市長もそれに向けて
 かなり気合が入っているんです」

森崎
「みんなある物って何かわかる?」

するとすぐさま
市長の机を指差すあぐりっこ。

その市長の机の上においてある半紙には
“米粉LOVE”と書かれています。

あぐりっこ
「米粉??」


2011年12月03日(土) |  お米の新しい付加価値…米粉!
高橋市長
「美唄は米粉の町ということで
 いろんな政策に取り組んでいます」
米粉とはお米を粉にしたもの。
昔からせんべいやだんご等に
使われてきましたが、
近年より細かい米粉を作る技術が
開発された事で、
パンや洋菓子・めん類などにも活用され
注目が高まっているのです。

森崎
「どうして《米粉LOVE》を謳う町になったの?」

高橋市長
「美唄は米どころでお米がたくさんとれます。
 北海道で4番目に多くとれる町です。
 なのでこのお米を加工して物を作っていきたい。
 そしてお米をみんなに食べてもらいたい!
 それで米を粉にして何かできないかなって
 始まったのです」

森崎
「お米をご飯用に出荷する物もあれば
 粉にして出荷する物もある?」

高橋市長
「そうです。
 普通に炊いて食べるのが1番美味しい食べ方。
 その他に米をどのように食べてもらうか?
 ということで粉にして
 ケーキやパン・麺を作ったり…
 そうした取り組みを
 平成17年からやっていたんですよ」

じゃーん もんすけです。

日本人の主食、元気の源お米。

実は日本国内での消費量は
減少傾向にあるって知ってた?
水田を守って日本の食料自給率を
これ以上、下げないためにも
お米の消費低下を食い止める必要があるんです。

そこで水田の一部を米粉用の栽培にあてるなどの
取り組みが進められています。

日本の食文化を守るためにも
米粉の活用に注目が集まっているんだね。

ではどのように米粉ができるのか?
貞廣(さだひろ)農場の貞廣樹良さんに
教えてもらいます。

佐々木
「貞廣さんは本業は農家さんですが
 もう1つの顔は
 《美唄こめこ研究会》の会長さんです」

森崎
会長さんですが!そりゃ~どうも!
 (と市長の前を通り過ぎて…)
 ハイちょっと前失礼するね」

貞廣さんの前にやって来て-

森崎
「ど~もど~も!」と固い握手!

河野「《長》が付く人に弱い!」

さて《美唄こめこ研究会》とはどんな会?

貞廣さん
「美唄の米粉を使った色んな商品を作って
 まちの活性化に繋げよう!という団体です」

平成17年に発足した《美唄こめこ研究会》。
メンバーは市内の食品製造会社などを含む29名で
用途や新商品の開発など
米粉の活用法を研究しているのです。

貞廣さん
「実は隣にいる市長が初代会長なんです!」

森崎
「市長~~!」

ではどういう経緯で発足したのでしょうか?


2011年12月03日(土) |  米粉作りを見学!サラッサラ~
高橋市長
「美唄の特産品、
 お米・麦・大豆・アスパラ・ハスカップ。
 これらをどのように付加価値をつけて
 商品にして販売するか?ということで
 取り組みを始めました。
 そのときにJAびばいさんや農業関係者、
 加工業者さんとの連携の中で
 美唄こめこ研究会が発足しました。
 
 雪でお米を冷やすJAびばいのお米貯蔵施設
 《雪蔵工房》のお米を仕入れて粉にしたり
 研究をしていますよ」

森崎
「こちらの米が米粉になる?」

貞廣さん
「今年の新米です!
 品種は《大地の星》です」

では米粉を作っていきましょう!

製粉機に米を入れていきます。

森崎
「ダイレクトに入れていくんですね~」

森崎
「お米は研いではいませんよね?」

貞廣さん
「乾いています!」

ではスイッチ・オ~ン!

ウイーン

製粉機の下のほうに真っ白い粉が!

佐々木
「できている!早いですね!」

出来立ての米粉を見てみると-

森崎「キレイ~~!」

河野「純白ですね!」

触ってみると-

あぐりっこ「すげえ」「気持ちいい!」

カリンちゃん「小麦粉みたい」

河野
「これだけ見たら米粉か小麦粉か
 わからないね!」

貞廣さん
「米粉独自のもちもちした食感とか
 油で揚げた時に油の吸収が少ないので
 腹持ちが良くヘルシーです」

もんすけです!

米粉のまち美唄では
地産地消にもチカラを入れています。
米粉を使ったパンやうどんなどを
市内の10校全ての小中学校の給食に提供。
ちなみに道内では旭川周辺の学校でも
行っていますが、中でも美唄は
いち早く平成15年から取り組んだ
パイオニアなんだって~


2011年12月03日(土) |  便利で美味しい米粉シチュー

栄養士の免許をお持ちになる
高橋市長から米粉を使ったお料理を
教えていただくことに!

高橋市長
「貞廣農場でとれた野菜を使った…
 米粉のシチューを作ります」

森崎
「米粉のシチュー??」

高橋市長
「家庭で1番作りやすい
 米粉料理ということで
 シチューをみんなで作りますよ」

米粉シチューの詳しい作り方は
レシピコーナーを見てくださいね。

みんなビックリするくらい…
カンタンなんです。

では市長と一緒に作ったシチューを
いただきます!

森崎
「おいしい!とろみがシッカリしてるのに
 後口サッパリしている」

ショウヘイ君
「固形のシチューの素で作ったものより
 とってもおいしくて食べやすい」

河野
「こんなに美味しくて…
 こんなカンタンにできて
 便利だな~と思いました」
高橋市長
「牛乳使わないでカレー粉を入れれば
 カレーになります!」

お料理にベストマッチの米粉。 
美唄には様々な商品も…

森崎
「これ…パンだね~」

河野「美唄の有名店!」

パンのもっちもちは
どんな感じでしょうか…

グニュ~ン

森崎「見るからにもっちり!」

お味のほうは?
森崎「おいしいっ!」

ショウヘイ
「舌とかくっつかないから食べやすい」
ナツミちゃん「シットリしてる」
カリンちゃん「お餅みたい」

美唄米粉商品お求めは-
■美唄市発!アンテナショップPiPA
 住所:美唄市進得町1区
 電話:0126-62-4343
  HP:http://www.pipaoi.jp/f/ 

美唄にはケーキや饅頭など米粉の製品が
およそ50種類もあります。

市長
「うどんもあります。
 実は美唄の学校給食にも使っています」

こめこうどんお求めは-
■角屋
 住所:美唄市西2条北1丁目2-3
 電話:0126-62-7321
 HP:http://xn--ogt727h.com/index.html


2011年12月03日(土) |  便利な米粉!
続いてやって来たのは、
JAびばいが管理する貯蔵施設。
こちらには大量のお米が保管されているのだとか。

貯蔵庫の扉を開けると-

一斉に「うわ~~」

河野「広いですね~」

森崎
「大型ショッピングモールみたい」

こちらでは、お米6,000トンを保管。
雪を利用して、
お米を夏場の暑さから守ることが出来ます。
ちなみにおよそ2%が米粉用のお米なのです。

森崎
「北海道産のお米から出来た米粉。
 これが各家庭に普及すると
 自給率が変わるんじゃないですか?」
 
JAびばい 新谷光昭さん
「国の示されている食糧自給率の向上の
 助けになるという方針のもと
 先進的に進めていきたいです」

森崎
「北海道で育った物か、
 もしくは遠いところの物か、
 みんなはどっちを食べたいか?」

あぐりっこ「北海道のモノ」

森崎
「僕らも食べて欲しいと思っています。
 だけどみんなが選ぶことだからね!」

JAびばい女性部部長の高橋志津子さんから
米粉を使ったお料理を教えてもらいました。

★詳しい作り方はレシピコーナーへ

★米粉は小麦粉感覚で使っているという高橋さん。
 キッチンにも常備してあるそうですよ。
 気軽に使ってみてくださいね!

手際よくお料理を教えてくれた高橋さんですが
とってもキュートな一面も…

河野「左手になんて書いてある…」

高橋さん
「メモです…玉ネギの種類です。
 北もみじって!」

森崎「ああ~なるほどって…」

森崎
玉ネギありませんけど!
 (今回は玉ネギは使ってません…)」

米粉のイモピザとババロアを頂きました!

みんな大絶賛の美味しさ!
表面はカリッ中はモチッ。

ぜひ皆さんも米粉料理チャレンジしてくださいね。

美唄産米粉のお求めは-
■JAびばいAコープ本店
 住所:美唄市大通り東1条北1丁目2
 電話:0126-63-0528

JAびばいでは近々イベントを予定してます。

《収穫祭 おぼろづき2011》
日程:12/8(木)
場所:コアびばい 市民ふれあいサロン
電話:0126-63-2165
女性部による「しめ縄づくり体験」や「展示即売」、
正午から先着200名に「美唄産おぼろづき」の
おびぎりと豚汁を無料で振舞います。

是非お越しくださいね!


2011年11月26日(土) |  ♯170 水田で収穫された米はどこに?編
あぐり王国では、今年
農家のコメ作りを勉強するため
5月末に「田植え」、
そして秋には「稲刈り」を体験しました。
では田んぼで収穫されたお米は、
どのように食卓に届くのか、
みんなは知ってるかな~?

という事で…
お米を勉強するならココ!

石狩市にある
ホクレンパールライス工場
今回はやって来ました。

こちらの工場では、
生産ラインの一部を見学することができ、
お米について学べる展示もあるんです。

このジオラマは水田で収穫されたお米が
どのように食卓に届けられるのかを
説明しています。

解説してくれたのは
ホクレンパールライス工場の
大江愛加さんです。

森崎
「まずここは収穫ですね!」

藤尾
「臨場感だすために動いてる!」

森崎
「収穫の次は何ですか?」

大江さん
「“モミ”のまま貯蔵して乾燥する
 《カントリーエレベーター》という
 乾燥貯蔵施設ですよ」

水田で収穫されたお米は
各地の「貯蔵施設」に集められます。

ここに集まるのはお米に
“モミガラ”がついたもの。
このモミガラを専用の機械で取りのぞき…
《玄米》となったものが、
ホクレンパールライス工場に
運ばれてくるんです。

2011年11月26日(土) |  振動・風・磁石?これで○○を除去!

乾燥貯蔵施設から玄米が運ばれてきた施設、
それがパールライス工場です。

森崎
「我々がいるのが、この場所です!
 この中にいるんです!」

ここでは様々なハイテク機器で
お米以外の異物を取り除きます。
さらに精米してお店に並んでいるような
商品も作っているんです。
森崎
「スーパーに来まして…
 …家庭にやって来ました。
 このミニチュアでよく分かりますね」

森崎
「玄米が工場に来て
 まずは何をするんですか?」

大江さん
「玄米にはお米以外の
 異物などが混ざっているので
 それを除去していきます」

大江さん
「まずは《振動》のチカラで
 お米よりも重い異物を取り除きます」

森崎
「振るうんだ~」

大江さん
「次にお米よりも軽い異物を《風》のチカラで
 取り除いていきます」

さらに万が一に備えて
金属を取り除くための機械も通ります。
このように《振動》《風》《磁石》を利用して
異物除去に万全を期しているのです。

続いて移動してきたのは-

大江さん
「ここでは《精米》を行っています。
 玄米という茶色のお米
 キレイにしていきます」

と精米機の上部に透明の筒が見えます。

大江さん
「筒の中に玄米が流れている様子が
 見えますね。
 あのように流れている玄米が
 お米どうしの“摩擦”で精米を
 行っていきます」

佐々木
「3つの精米機がありますが?」

大江さん
「1番機で小さな傷を少しずつ付けて
 (種皮を)脱ぎやすくしていきます
 そして2番3番機でゆっくり摩擦して
 キレイでおいしいお米に仕上がります」

人間で表現すると-

森崎
「こうやって(藤尾)とギュウギュウやって
 絡まっていると服が脱げる…みたいな」




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