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2020年02月15日(土) | ♯557 感謝企画!小樽・酒粕編
2020年02月15日(土) | 田中酒造で酒かすを学ぼう!
2020年02月15日(土) | 酒米「彗星」登場!
2020年02月15日(土) | 酒かすが…パラパラはがれる!?
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2020年02月08日(土) | シャキシャキのキャベツが雪の下から登場!
2020年02月08日(土) | 森アナ作「越冬キャベツの歴史」紙芝居!

[+10] >>

2011年05月14日(土) |  世界に誇る自信は安全安心から!

低温倉庫を覗いてみると-

河野
「めっちゃありますね」

森崎
「団地じゃん!」

常田さん
「現在あるのは7000ぐらいケースですね。
 多いときで15000ケース以上
 ありますね」

常田さん
「1日の出荷が約8000~9000ケース。
 多いときには10000ケース以上!
 なのでこれだけの在庫を持って
 いなければならないんです」

森崎
「そんなにいるんだ~」

製品の8割は日本国内へ出荷。
そして2割ほどを、台湾、アメリカ、
シンガポール、タイ、マレーシア
など
海外8か国へ輸出しています。
おいしいのはもちろん、
究極の安全安心を追求しているのも
人気の理由なのです。
常田さん
「中国の残留農薬問題以来、
 私たちが一番大切なことは何だろう
 考えました。その答えは
 “世界一安全安心な
 
農作物を目指そう”
 というコトだったんです。
 スゴク地味で目立たないことですけど、
 食品のなかではそれが一番大切なこと!」

森崎
「これからも信じています!!」

河野
「頑張ってください!」

森崎
「よっ、がっぷり四つ!」

じゃ~ん、もんすけです!
海外にもファンが増えている長いも。
実は、秘められた健康パワーも
人気の理由なんだって!

天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
「長いもは“でんぷん”が主成分で
 他のいもとも共通します。
 ところが、長いもは消化を助けてくれる
 酵素がいっぱい入っています。
 デンプンを分解するアミラーゼや
 タンパク質を分解するプロテアーゼ。
 例えば、ご飯に長いもをかけると
 この時にご飯のデンプンをすでに
 消化してくれていますし、
 マグロに長いもをかけると、
 この段階でタンパク質を消化してくれます。
 なので消化するチカラが弱っているとき、
 長いもは非常い助けになるんです!」

なるほど~。
消化酵素がすごいってことは
体調不良や夏バテの時にもバッチリだね!

最後は農村料理研究会
おびひろの味銀行の
林恵美子さんから“十勝川西長いも”を
使ったレシピを教えてもらいましたよ。

※詳しくはレシピコーナーへ

長いもジュースに長いも団子、
ピロシキ・つくねをご馳走になった
あぐり一行。

佐々木
「つくねを食べたんですけどね、
 シャキシャキした感じ
 入っていますね~!」

林さん
すってあるからシャキシャキは
 ならないと思いますけど!」

一同大爆笑!!

河野
「林さんハッキリしてる!」

佐々木佑花の週刊あぐりニュース!

今日はは道北の名寄から、
こちらピリッツーンッとおいしい
ビデオレターが届きました。

山わさび生産者 大西潔さん
『あぐり王国をご覧のみなさん、
 こんにちは。
 私が育てた「山わさび」が
 収穫になりました。
 このピリっとした味わいを
 楽しんでください』

JA道北なよろの山わさびは、
毎年5月と11月頃に
収穫が行なわれます。
もともとは山に生えていた
わさびの根を15年ほど前に
畑に植えて栽培が始まったそうです。

今収穫しているのは、
去年の5月に畑に植えたもので
1センチくらいだった直径が
1年で4センチほどに成長しました。

この名寄の山わさび、
国道40号線沿いにある「道の駅」でも
販売されています。
また札幌など道内の市場に
出荷されているほか、
道外では共同購入などで
人気なんだそうです。

大西さん
『最高においしいのは、
 わさびに醤油をたらし鰹節を混ぜて
 アツアツのご飯にのせて食べるのが
 おススメです。ぜひ1度お試し下さい』

こちらに用意して頂きました!
良い香りですね。いただきます!

(山わさびごはんを食べる佐々木アナ)

うっピリッと!けどすごい爽やかですね~
あっうっ、けどっ、やっぱり…
辛い…


2011年05月07日(土) |  ♯142 輪作体系について学ぶ!編
佐々木
「こんにちは!あぐり王国です。
 今日は更別村にやってきました!
 さて、我々の後ろに青々としている、
 今まさに頑張って
 育っているモノがあります…」

森崎
「それは小麦ですか!」

佐々木
「正解です!去年の9月に種をまいたモノ、
 秋にまいたモノ…」

森崎
秋まき小麦だ~!いや~だなあ

一行がやって来た更別村は
人口およそ3500人。
こちらは金時豆の作付面積、
日本一を誇る一大農業エリアです。

佐々木
「早速あぐりっこをよびましょう~」

一斉に「あぐりっこ~~」

畑を駆け出すあぐりっこたち!

あぐりっこ
ハア~ハア~(息が切れる)」

森崎
(若いのに)意外にヘトヘト?

佐々木
「息切れてますね~」

佐々木
「この春に農家のみなさんが
 どんなコトをやっているのか学びますよ」

森崎
「何だろうな?春といえば…」

河野
「はい!」

河野
冬モノをクリーニングに出す!」

森崎
「なるほどね~(アッサリ)」

十勝の大規模農業が展開される更別村は
農家一戸あたりの耕地面積が
平均約45ヘクタール。
北海道平均のおよそ2倍、
札幌ドーム8個分
もの広大な土地で
耕作しているのです。

今回は家族と共に大規模農業を展開している
生産者の角玄(かくげん)勝信さんに
色々教えていただきます。

河野
「畑すご~く広いですけど、
 これ全部、角玄さんのですか?」

角玄さん
「そうです!ここだけでなくて
 遠いところにもあるんですけど…」

森崎
「広い畑でどんな作物を作っているの?」

角玄さん
「ビート(てん菜)・小麦・豆・馬鈴薯を
 中心につくって、あとキャベツ・白菜を
 つくっていますよ」

日本トップクラスの耕地面積を誇る
更別の大規模農業は、
これら4種類の作物を中心に行われています。
そんな農業を支える仕組みが…

2011年05月07日(土) |  農作物をぐるぐる回す??

佐々木
「ジャン!(とフリッピを出す)
 読める人?」

ルルちゃん
「りんさく?」

角玄さん
ピンポーンです!正解!」

森崎
「輪作の意味はわかるかな?」

輪作とは数種類の作物を
毎年、畑を変えながら栽培すること。
おいしい作物を育てるのに大切なんです。
佐々木
「ある年はその畑で小麦を育てます。
 …そして収穫しました…
 その後、同じ畑でビートを作ります。
 次の年は豆類を作ります。
 その次の年はジャガイモを作ります。
 そしてまた次の年は…
 (最初に戻って)小麦を育てます。
 その年その年で違うモノを植えていく!

角玄さん
「同じモノをまくと連作障害がおきて
 作物がうまく育たないんです。
 健康に育たなくなって
 おいしいモノができないし、
 カタチが揃わないんです。
 グルグル回すコトによって
 おいしいモノができてカタチが揃う!」

森崎
「回すことで畑の養分を分散させて
 力強く育つんですね」

ひとつの畑で同じ作物を作り続けると、
畑の栄養分のバランスが崩れてしまいます。
さらに雑草や病原菌などが増えやすい状態に…

こうした“連作障害”とよばれる問題を
“輪作”によって回避しているのです。

お次にやってきたのがビニールハウス。
青々と何かが育ってます。

森崎
「育ったよ~コレ~!!」

こちらは種植えから45日経過したビートの苗。
ビニールハウスで温度や湿度など
厳重に管理し育てた苗なのです。
そして春のこの時期に行われるのが、
この苗を広大な畑に植え替える“移植作業”

苗を触ってみると-

あぐりっこ
「かたーい!」

森崎
「硬い!ホントだ~しっかりしてるね」

角玄さん
「丈夫に育てていますよ」

このビートの苗を、よ~く見てみると-

森崎
「これってひょっとして
 下にあるのってペーパーポットだ!
 僕ら常呂町で取材したんですよ!」

今年3月北見市常呂町で
取材したペーパーポット。
大量の苗を効率よく育てるために
開発された紙製の苗床。
役目を終えると、
土の中で分解される優れモノなのです。

河野
「コレをどうやって運んで
 畑に植えていくんですか?」

角玄さん
「アノ器具でやります!
 これでトラックに積み替えて運びます」

器具の先端にはフォークのように
尖ってします。
どのように積み替え作業をするのか
早速みせてもらうと-


2011年05月07日(土) |  驚きの専用器具出現!

まずは器具のフォーク部分を
ビート苗の下に
クククッと差し込みます。

先端がシッカリ苗に刺さったところで
グイッと苗を持ち上げ、
3つの野菜コンテナの前に移動。

河野
「そんな風に(地面と)分かれているんだ」

すると、ココで突然!!

パカッ!
なんとビートの苗が3つのブロック
キレイに分かれました。
手元のハンドルを操作するだけで
先端のフォーク部分が
3つに分かれるのです。

あぐり一同「すご~~い!」

森崎
「おもしれ~~」

芸術のような無駄のない器具の働きに
感動したリーダー!
早速リーダーもチャレンジしますが-

森崎
「重たいよ~」

河野
「3つに分けましょう!」

森崎
「よし!せーのっ。
 ぬわ~~ん!
 (ゆっくり3つに分断)」

河野
「分かれた分かれた!」

森崎
「うわ~おい~楽しいな!!」

なんとか野菜コンテナに苗を移動しました。

続いては畑に植え替える“移植作業”。
早速、畑に向かいます。ところが-

隣の畑に移動…
と言われましたが
実際かなり離れた場所にある
畑まで移動してきました…

森崎
ビックリですよ。
 隣の畑と言って
 これもう駅1個分ですよ!」

角玄さん
「ウチではすぐ近くなんですけど…」

一同「いやいや…」

森崎
「これJR1個分ありましたよ!
 遠いって!」

角玄さん
「畑、こんだけ広いからね」

河野
「確かに畑だけみても…」

森崎
「なんなんだ、この畑!!」

河野
「何mぐらいありますか?」

角玄さん
「360mですね!」

森崎
「全部ビートで埋まるんですか?」

角玄さん
「だいたいそうです!」

森崎
「すげえ~広いね~~」

広大な畑には欠かせない専用の移植機。
運んできたビートの苗を乗せたら、
移植作業スタート!

2011年05月07日(土) |  大規模農業に欠かせないマシーン登場!
後ろ向きに座った角玄さんを乗せ
移植機が動き出しました。

角玄さん
「こうやって(苗を)乗せれば
 機械が植えていきます」

森崎
「植えられてる~」

森崎
「スゴイ!等間隔に!」

こうして畑に移植したあと、
収穫の秋までに、およそ1キロに大きく成長。
砂糖の原料として出荷されるのです。

お次は河野が移植作業にチャレンジ!

河野
「うわっ速い!速い!
 あっホントにっ?
 そうかっうわっ!
 
 ハイハイハイハイハ~~~イ
 ハ~イ!
 いったんストップです」

森崎
「どうした?」

河野
「僕では無理ですね!素人では!」

じゃーん!もんすけです。
大規模農業の更別村は、
金時豆の作付面積が日本一。
そんな更別で活躍しているのが、
平成21年に完成したこちらの施設、
《穀類乾燥調整施設》。
安全な製品にするための
金属検出機やX線異物検査機を導入。
最後は人の目で厳重にチェック。
そして豆の品質を保つため
低温倉庫に保管して出荷。

最新設備と皆さんの頑張りによって、
高品質で安全安心な製品に
なっているんだね!

さてお次にあぐり一行がやって来たのは
土が山盛りになったような場所。

森崎
「何だと思う?」

あぐりっこ
「土?」

森崎
「もっと、ときめくモノだよ」

河野
「そのヒントわかるかな~~?」

小麦・ビート・ジャガイモ・豆類などの
大型農業が盛んな更別村。
こちらには良質な作物栽培を支えている
秘密があるのです…

ヒントはここに漂う、とある香り…

早速正解を教えていただきましょう!

森崎
「スゴイ香りですが、
 これはアナタの香りですか?」

河野
「チョット何ですか~」

森崎
「この黒い山の正体は?」

JAさらべつ堆肥製造施設
栗飯村(あいはら)正憲さん
たい肥なんです」

たい肥とは、有機物を微生物で
完全に分解した肥料のことで、
健康な農作物を育てるためには
欠かせないもの。こちらでは
牛ふん・鶏ふん・デンプンかすなどを原料に
大量のたい肥を作っているのです。

2011年05月07日(土) |  強烈な香りにノックダウン?!

栗飯村さん
「今は向こうの機械で
 かき混ぜながら配合しているんです」

森崎
「香りがよりリアル
 なってきましたね!」

河野
「ちょっと見に行きましょう」

森崎
「香りがよりリアリティー
 帯びてきました」

あぐり一同、
なぜか走って行きますが-

河野
「飛んできたぞ!」

プーーーン

強烈な香りに
心が折れそうになる大人チーム。

河野
「チョット!
 我々が力尽きてどうするんですか?
 
 子供らも帰ってきたでしょ!!」
森崎
「コレは…
 あぐり王国の中でもかなり
 しんどい取材ですね!」

なんとか、
たい肥を作る専用機械の前に到着!

栗飯村さん
「空気を入れながら配合しているので
 より良質な完熟したタイプが
 できあがりますよ」

栗飯村さん
「機械を通すことで空気が
 入りやすくなります。
 そして温度が上昇します。
 高い時で70℃~80℃ぐらいになります」

ルルちゃん
「それ今さわったら熱いんですか?」

森崎
勇気あるなあ~
 よし挑戦者・河野くん! 」

河野
「なんでやねん!」

というコトでたい肥にさわってみると-
河野
「メッチャあたたかい!」

ルルちゃんもさわってみると-
「あたたかい!」

更別村ではコントラクター支援が
行われています。
これは、ここで作られた堆肥を
依頼された農家の畑まで運搬して、
専用の機械を使って畑へ散布。
生産者の負担を軽減し、
美味しい農産物を作る
お手伝いをしているのです。

栗飯村さん
「この施設の大きさは
 札幌ドームと同じぐらいの大きさです!」

河野
「札幌ドームの中
 たい肥でいっぱいの状態ですね」

最後はJAさらべつ女性部の
松橋直子さんから地元のじゃがいもを
使ったレシピを教えてもらいましたよ。

※詳しくはレシピコーナーへ

藤尾仁志の週刊あぐりニュース!

今日は大空町東藻琴から、
「桜」と「焼き肉」の話題です。

東藻琴の「桜」といえば、
山の斜面一面に咲き誇る
「芝ざくら」が有名ですね。
毎年「芝桜まつり」が開催されています。

お祭りの楽しみは
芝桜だけではありません。
名物の「東藻琴牛の焼肉コーナー」が
大人気なんです。

東藻琴牛は、地元の牧場で生まれた
ホルスタインのオス牛を
JAの施設で半年間育てた後、
地元の農家が肥育する
「地域内一貫体制」の
生産を行なっています。
エサも地元産の馬鈴薯の
搾りかすを使うなどの徹底ぶり!
安全・安心でおいしいお肉と評判です。

今年はさらに、
この東藻琴牛のステーキが入った
「芝桜弁当」をJAとホクレンが共同開発。
近くお祭り会場の芝桜公園で
販売される予定ですので、
こちらもお楽しみに。

またJAオホーツク網走では、
「和風ステーキソース」も作っているんです。
名産の「あわゆき大根」の
大根おろしがたっぷり!

しっかりとした肉質、
そしてこの大根おろしのさっぱり感!
白いご飯プリーズ!

■芝桜まつり
 開催期間:6月5日まで
 場所:ひがしもこと芝桜公演
 問合せ:0152-66-3111

■和風ステーキソース
 一般価格:600円
 問合せ:Aコープ 東藻琴店
 電話:0152-66-2522
 ※網走市フードマスターベーシックでも
  購入可能です。


2011年04月30日(土) |  ♯141 肥料について学ぶ! 編

春到来!
ついに日本の食料基地、
北海道の農作業が本格スタート。

これまで様々な栽培方法や
収穫を見てきた一行だが、
実は雪解けのこの時期、
春に重要な作業があったのだ!

佐々木
「こんにちは!あぐり王国です。
 さて、こちらをご覧ください!
 土○○○と書いてあります。
 春から秋にかけて色んな
 農作物を育てますよね?
 春には種をまいたり苗を植えたり…が、
 その前に行う作業とは何でしょう?」

ユリカちゃん
「土おこし??」

藤尾
「あ~言われてみればそうかも」

森崎
「…曜5時!!」

佐々木
あぐり王国!小さい声で「正解!」)」

春、種まきや苗植えの前に行う
大切な作業とは何なのか?

「食と農のふれあいファーム くるるの杜」で
教えていただきましょう。

■食と農のふれあいファーム くるるの杜
住所)北広島市大曲377-1
電話)011-377-8700

佐々木
「さて正解ですが・・・
 《土づくり》です」

森崎
「《土づくり》ねえ~」

《土づくり》とは、
野菜などがよりおいしく育っていくために、
畑を最適な状態にすること。
春先の種まき前に行う大切な作業なのです。

では野菜作りのベテラン!
ホクレンの有村 利治さんに
《土づくり》について教えてもらいましょう。

まずはハウスの中の土がどうなっているのか
見せてもらいました。

有村さん
「これから肥料をやるんですけど
 肥料をやる前に、
 土をフワフワにしないといけない!」

有村さんが土を持ち上げると-

森崎
「うわーフワフワ!!」

藤尾
「やわらかそう~」

森崎
「ここ自体が大きなベットみたいだ」

有村さん
「やわらかいというコトは
 この中にイッパイ空気が入っているコト
 それと水をあげたときに、
 水をたくさん含むコトができる!

 そういう状態にしないとね!」


2011年04月30日(土) |  肥料は野菜のごはん!?

有村さん
「コレは“たい肥”です。
 植物や牛ふんなどを混ぜて発酵したモノ」

たい肥を土に入れるとフワフワになる
効果もあるそうです。

森崎
「土のベットをつくる時に、
 必要なモノを混ぜ合わせて、
 それでやわらかくしているんですね」

作物が美味しく育つ畑の条件は
ご覧のとおり。
フカフカで適度な保水性、
そして栄養分がバランス良く
含まれた畑が理想的なのです。

佐々木
土を起こすコト
 肥料を加えて混ぜ合わせるコトも
 全てが最初の準備段階で
 大事なコト!」

春の大切な作業「土づくり」
続いては実際にシッカリと土づくりをし、
栽培を行っているというビニルハウスへ。 
そこには-

あぐりっこ
「うわ~スゴイ!ミニトマト!」

森崎
「パラダイスだね~」

有村さん
「もう真っ赤に熟れてますよね。
 みんな1個ずつ食べてごらん!」

あまりの美味しさにコウノスケ君
驚きの表情!

コウノスケ君
「甘い!スゴイおいしい」

森崎
「甘いだけじゃない!味が濃い」

有村さん
「トマトの木がね、色んな養分を吸って
 バランス良く成長しているから
 おいしいんですね」

ここで有村さんから質問が-

有村さん
「みんな生きていくのにどういうコトをする?
 何が絶対必要だと思う?」

思案中のあぐりっこ・・・

有村さん
「どうしても空気が必要だよね。
 空気の中には酸素という大事な成分が
 入っているね、それが必要だよね!
 
 そしてトマトも空気が必要なんです。
 葉っぱの裏側の気孔から
 空気を取り込んでいるし、
 空気の中には酸素とか炭素、
 そういうモノが含まれているんだよね」

植物が成長するためには、
空気と水分が絶対に必要。
そしてスクスクと大きく育つために
欠かせないのが、
バランスの取れた栄養分

有村さん
「ちっ素とかリン酸とか、
 カリウム・石灰・マグネシウム…
 いっぱい色んな養分が必要なんです。

 みんな肉・野菜全部食べないと
 栄養がかたよるよって怒られない?」

佐々木
バランス良く食べなさいって言われるね」

吉村さん
「トマトも同じ!
 色んな要素がバランス良く土の中にあって
 ソレを吸っているんだね。
 作物が食べる
 バランスの良く栄養が高いごはん、
 そういうのが肥料だってコトだね」

2011年04月30日(土) |  肥料工場へ-用途によって肥料も変わる!

植物が育つには13種類の養分が必要。
その中でも、ちっ素・リン酸・カリウム
肥料の3大要素と言われ
重要な働きをするのです。

有村さん
「ちっ素は葉っぱや茎を作る材料になる。
 リン酸もそうで組織を作るのに必要なんです。
 カリウムは自動車で言うとオイル。
 部品にはならないけど、
 なかの活動をスムーズにするんですね」

有村さん
「ちっ素・リン酸・カリウムは
 一番大事な肥料の中の養分」

森崎
「3大要素ですね!
 いや~結構シビアですね。
 種をまいて水をまけば
 出来るってもんじゃない!!」

肥料について学ぼう!
訪れたのは三笠市にある肥料を作る工場
“ホクレン肥料空知工場”。
こちらで化学肥料について菊池信久さんに
教えていただきましょう。

森崎
「目の前にイッパイありますが
 コレが全て肥料ってコトですか?」

菊池さん
「そうですよ!」

菊池さん
「てん菜用肥料・水稲用の肥料・
 牧草用の肥料とあります」

森崎
「それぞれ全然違うモノに
 全然違う肥料をあげているんですね。
 肥料というのは同じモノじゃないんだね」

菊池さん
「後ろにある原料を混ぜ合わせて
 肥料にするんですよ」

こちらの工場では、
肥料の三大要素である、
窒素・リン酸・カリウムの3種類をベースに
様々な作物に適した肥料成分を配合。 
おいしい野菜づくりを支えているのです。

菊池さん
約200種類以上
 肥料の製品数があります」

藤尾
「そんなにあるんですか…」

森崎
「200種類以上?
 覚えられませんね、そんなに」

藤尾
「例えば同じ作物でも作る場所が違ったら
 同じ原料を混ぜ合わせても
 配合の分量が違っていたりするんですか」

菊池さん
「はい!そうですよ」

じゃーん、もんすけです。
安全安心な野菜作り、
大切なのはバランス良く
肥料を適正に与えること!

そのため、こちらの工場敷地内には、
“土壌診断”を行う施設があるんです。
土壌診断とは
人の健康診断のようなもので、
採取した畑の土の状態を分析調査すること

分析結果を元に、
畑と作物により適した肥料を
与えることが出来るんです。
こうした仕組みが、
美味しくて高品質な野菜作りを
支えているんだね。

2011年04月30日(土) |  巨大な肥料配合を現場を見学!
では実際に肥料を見てみましょう-
こちらに山積みにされた肥料は
20キロあるそうですが-

あぐりっこ
「けっこう重い…!!」

菊池さん
「1つのパレットの上に
 100袋あるんです」

森崎
「ってコトはココだけで2トン。
 1個(1パレット)2トンが
 何個あるんですか??」

菊池さん
「現在ココには8000トンの製品を
 ストックしてありますよ」

森崎
「8000トン!!」

20キロの肥料が40万袋
在庫されているんです。
ちなみに、こちらの工場では、
1日200トンもの製品を
作ることが出来るのです。

お次は実際に肥料を
配合している工場へ移動しました。

菊池さん
「ココで原料を貯蔵しています」

1区画に約100トンの原料を
貯蔵できる場所に
突然、重機が入ってきました。

森崎
「あ~一気にすくった~~」

藤尾
「大量に原料をすくったよ」

原料をすくったまま
移動するホイールローダー!!

バサーっと原料をタンクに
入れていきます。

当たりに煙が立ち上り迫力満点!

森崎
「配合っていうから
 試験管とかビーカーに入れて
 200トンかと思った!」

原料の配合量は製品ごとに
管理されています。
投入された後は、
タンクに運ばれ配合が行われます。
その後20キロに計量、
そして包装されるのです。
このあと製品は自動でパレットに
積まれていきます。
こちらの工場からは、
道央及び道南方面、
おおよそ北海道の左半分のエリアに
肥料を供給しているのです。

森崎
「改めて色んな肥料を並べて頂きました」

藤尾
「これには牧草用って書いてあるね!」

あぐりっこ
「玉ネギ用!とうもろこし用!
 てんさい用もある!」

佐々木
「豆類用もありますよ」

森崎
「それぞれによって配合も変わるし
 中に入る原料も変わるし・・・
 肥料も違うということが分かりました。
 これも大事な農業ですね」

菊池さん
「農産物にとって肥料は
 かかせない存在ですからね」

森崎
「ココがあっての北海道農業だね」




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